JPS6327209B2 - - Google Patents
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- JPS6327209B2 JPS6327209B2 JP3362784A JP3362784A JPS6327209B2 JP S6327209 B2 JPS6327209 B2 JP S6327209B2 JP 3362784 A JP3362784 A JP 3362784A JP 3362784 A JP3362784 A JP 3362784A JP S6327209 B2 JPS6327209 B2 JP S6327209B2
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- lubricating oil
- gear
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- storage tank
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 78
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 59
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 21
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 18
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location or kind of gearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、前輪駆動車両用伝動装置、特に車両
の幅方向に向いたエンジンのクランク軸に連結可
能な入力軸および出力軸間に相異なる複数の変速
段を選択的に確立するための複数の歯車列が介装
されて成る変速機と、該変速機および車両の両前
輪間に介装される差動装置とを含む前輪駆動車両
用伝動装置に関する。
の幅方向に向いたエンジンのクランク軸に連結可
能な入力軸および出力軸間に相異なる複数の変速
段を選択的に確立するための複数の歯車列が介装
されて成る変速機と、該変速機および車両の両前
輪間に介装される差動装置とを含む前輪駆動車両
用伝動装置に関する。
従来かかる伝動装置では、ケーシング内に変速
機と差動装置とが上下ほぼ同じレベルで収容さ
れ、ケーシング内の潤滑油に同様に浸漬して潤滑
されている。このため、ケーシング内には比較的
大量の潤滑油が貯留されており、エンジン重量が
比較的重くなるとともに、撹拌抵抗が大きくな
る。
機と差動装置とが上下ほぼ同じレベルで収容さ
れ、ケーシング内の潤滑油に同様に浸漬して潤滑
されている。このため、ケーシング内には比較的
大量の潤滑油が貯留されており、エンジン重量が
比較的重くなるとともに、撹拌抵抗が大きくな
る。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので
あり、ケーシング内に上下に分割して潤滑油貯留
槽を設けて潤滑油量を低減し、エンジン重量の低
減および撹拌抵抗の減少を図るとともに、上方の
潤滑油貯留槽の油面低下を防止するようにした前
輪駆動車両用伝動装置を提供することを目的とす
る。
あり、ケーシング内に上下に分割して潤滑油貯留
槽を設けて潤滑油量を低減し、エンジン重量の低
減および撹拌抵抗の減少を図るとともに、上方の
潤滑油貯留槽の油面低下を防止するようにした前
輪駆動車両用伝動装置を提供することを目的とす
る。
かかる目的を達成するために、本発明によれ
ば、変速機の入、出力軸および差動装置から両側
に延出される駆動軸は、上下で平行に配置され、
前記変速機および差動装置を収容するケーシング
は、変速機収容部と、この変速機収容部の下部に
一体的に連設される差動装置収容部と、その両収
容部の境界部より起立して前記変速機と差動装置
との間に介在する隔壁とを備え、前記変速機収容
部の下部には、前記複数の歯車列の下部を浸漬さ
せるための潤滑油を貯留すると共に所定量以上の
潤滑油が供給されたときには前記隔壁上端よりオ
ーバフローさせる第1潤滑油貯留槽が該隔壁によ
り画成され、また前記差動装置収容部の下部は、
差動装置の下部を浸漬させるための潤滑油を貯留
すると共に前記隔壁よりオーバフローした潤滑油
を受容する第2潤滑油貯留槽とされ、前記入力軸
に一体に回転するよう支持される第1の歯車、お
よびこの第1の歯車に常時噛合すべく前記出力軸
に嵌合支持される第2の歯車の各外周部は、前記
変速機収容部内に固定されるポンプハウジングに
より微小間隙をおいて覆われ、両歯車の噛合離脱
側には第2潤滑油貯留槽に連通する吸油管が接続
され、噛合開始側には第1潤滑油貯留槽に向けて
開口する吐出口が設けられる。
ば、変速機の入、出力軸および差動装置から両側
に延出される駆動軸は、上下で平行に配置され、
前記変速機および差動装置を収容するケーシング
は、変速機収容部と、この変速機収容部の下部に
一体的に連設される差動装置収容部と、その両収
容部の境界部より起立して前記変速機と差動装置
との間に介在する隔壁とを備え、前記変速機収容
部の下部には、前記複数の歯車列の下部を浸漬さ
せるための潤滑油を貯留すると共に所定量以上の
潤滑油が供給されたときには前記隔壁上端よりオ
ーバフローさせる第1潤滑油貯留槽が該隔壁によ
り画成され、また前記差動装置収容部の下部は、
差動装置の下部を浸漬させるための潤滑油を貯留
すると共に前記隔壁よりオーバフローした潤滑油
を受容する第2潤滑油貯留槽とされ、前記入力軸
に一体に回転するよう支持される第1の歯車、お
よびこの第1の歯車に常時噛合すべく前記出力軸
に嵌合支持される第2の歯車の各外周部は、前記
変速機収容部内に固定されるポンプハウジングに
より微小間隙をおいて覆われ、両歯車の噛合離脱
側には第2潤滑油貯留槽に連通する吸油管が接続
され、噛合開始側には第1潤滑油貯留槽に向けて
開口する吐出口が設けられる。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、エンジンEは車
両Vの前部におけるエンジンルーム1内で横置き
すなわちクランク軸2(第2図参照)が車両Vの
幅方向に向いた状態で配置される。このエンジン
Eの側部すなわち前記クランク軸2の端部に対応
する側部には、クラツチ3、変速機4および差動
装置5を備える伝動装置6が前記クランク軸2の
軸線方向外方に突出して支持される。エンジンE
の駆動力は、クラツチ3および変速機4を介して
差動装置5に伝達され、さらに差動装置5からの
駆動力は、両側の駆動軸7,8、等速ジヨイント
9,10、伝動軸11,12および等速ジヨイン
ト13,14を介して左右の前輪15,16に伝
達される。
明すると、先ず第1図において、エンジンEは車
両Vの前部におけるエンジンルーム1内で横置き
すなわちクランク軸2(第2図参照)が車両Vの
幅方向に向いた状態で配置される。このエンジン
Eの側部すなわち前記クランク軸2の端部に対応
する側部には、クラツチ3、変速機4および差動
装置5を備える伝動装置6が前記クランク軸2の
軸線方向外方に突出して支持される。エンジンE
の駆動力は、クラツチ3および変速機4を介して
差動装置5に伝達され、さらに差動装置5からの
駆動力は、両側の駆動軸7,8、等速ジヨイント
9,10、伝動軸11,12および等速ジヨイン
ト13,14を介して左右の前輪15,16に伝
達される。
第2図において、クラツチ3はエンジンケース
と一体的なクラツチケース17内に収容されてお
り、レリーズアーム18の不作動によりクラツチ
3が作動状態となつたときに、クランク軸2が変
速機4の入力軸19に伝達される。
と一体的なクラツチケース17内に収容されてお
り、レリーズアーム18の不作動によりクラツチ
3が作動状態となつたときに、クランク軸2が変
速機4の入力軸19に伝達される。
変速機4および差動装置5は、クラツチケース
17に一体的に結合されるケーシング20内にそ
れぞれ収容される。すなわち、ケーシング20
は、クランク軸2の軸線方向外方に向けて突出し
た変速機収容部21と、クラツチケース17寄り
の部分で変速機収容部21の下部に一体的に連設
される差動装置収容部22と、その両収容部2
1,22の境界部より起立して変速機4と差動装
置5との間に介在する隔壁36とを備えており、
両収容部21,22の内部相互は、隔壁36の上
方室間を介して連通される。
17に一体的に結合されるケーシング20内にそ
れぞれ収容される。すなわち、ケーシング20
は、クランク軸2の軸線方向外方に向けて突出し
た変速機収容部21と、クラツチケース17寄り
の部分で変速機収容部21の下部に一体的に連設
される差動装置収容部22と、その両収容部2
1,22の境界部より起立して変速機4と差動装
置5との間に介在する隔壁36とを備えており、
両収容部21,22の内部相互は、隔壁36の上
方室間を介して連通される。
変速機4は、クランク軸2と同一軸線の入力軸
19と、該入力軸19の下方で平行に配列された
出力軸23との間に、相異なる複数の変速段を選
択的に確立するための複数の歯車列、すなわち第
1速用歯車列G1、第2速用歯車列G2、第3速用
歯車列G3、第4速用歯車列G4、および後退用歯
車列Grが介装されて成る。これらの各歯車列G1
〜Grのうちの選択された歯車列を介して入力軸
19から出力軸23に伝達された駆動力は、出力
軸23のクラツチケース17寄りの端部に一体的
に設けられた出力歯車24から出力される。
19と、該入力軸19の下方で平行に配列された
出力軸23との間に、相異なる複数の変速段を選
択的に確立するための複数の歯車列、すなわち第
1速用歯車列G1、第2速用歯車列G2、第3速用
歯車列G3、第4速用歯車列G4、および後退用歯
車列Grが介装されて成る。これらの各歯車列G1
〜Grのうちの選択された歯車列を介して入力軸
19から出力軸23に伝達された駆動力は、出力
軸23のクラツチケース17寄りの端部に一体的
に設けられた出力歯車24から出力される。
差動装置5は、ケーシング20の差動装置収容
部22に回転自在に支承された歯車箱25と、同
一回転軸線を有して歯車箱25を回転自在に貫通
し該歯車箱25内で相互に対向配置される駆動軸
7,8と、両駆動軸7,8の端部でそれらの駆動
軸7,8に直交して歯車箱25に固定される支軸
26と、歯車箱25内で支軸26に固定される一
対の傘歯車27,28と、駆動軸7,8の端部に
それぞれ固定され前記両傘歯車27,28に噛合
する一対の傘歯車29,30とから成る。駆動軸
7,8は出力軸23の下方で平行に配置され、駆
動軸7,8と差動装置収容部22との間にはオイ
ルシール31,32がそれぞれ介装される。
部22に回転自在に支承された歯車箱25と、同
一回転軸線を有して歯車箱25を回転自在に貫通
し該歯車箱25内で相互に対向配置される駆動軸
7,8と、両駆動軸7,8の端部でそれらの駆動
軸7,8に直交して歯車箱25に固定される支軸
26と、歯車箱25内で支軸26に固定される一
対の傘歯車27,28と、駆動軸7,8の端部に
それぞれ固定され前記両傘歯車27,28に噛合
する一対の傘歯車29,30とから成る。駆動軸
7,8は出力軸23の下方で平行に配置され、駆
動軸7,8と差動装置収容部22との間にはオイ
ルシール31,32がそれぞれ介装される。
差動装置5における歯車箱25には減速歯車3
3がボルト34によつて一体的に結合されてお
り、この減速歯車33は前記出力歯車24に噛合
される。したがつて変速機4の出力は、出力歯車
24および減速歯車32を介して差動装置5に伝
達される。差動装置5では、減速歯車33と一体
的な歯車箱25の回転動作が、傘歯車27,28
を介して傘歯車29,30に伝達され、両駆動軸
7,8から出力される。
3がボルト34によつて一体的に結合されてお
り、この減速歯車33は前記出力歯車24に噛合
される。したがつて変速機4の出力は、出力歯車
24および減速歯車32を介して差動装置5に伝
達される。差動装置5では、減速歯車33と一体
的な歯車箱25の回転動作が、傘歯車27,28
を介して傘歯車29,30に伝達され、両駆動軸
7,8から出力される。
前記変速機収容部21と差動装置収容部22と
の境界部においてケーシング20内壁には、出力
歯車24と第1速用歯車列G1との間で上方に延
びて出力軸23に近接する前記隔壁36が一体的
に固着されており、この隔壁36の上端縁まで潤
滑油を貯留可能な第1潤滑油貯留槽35が該隔壁
36によつて変速機収容部21の下部に画成さ
れ、その第1潤滑油貯留槽35内の潤滑油面l1
は、隔壁36の上端縁以下に設定される。而して
その貯留槽35内の貯留油中に前記複数の歯車列
G1〜G4,Grの下部が浸漬され、また同貯留槽3
5に所定量以上の油が供給されたときにはその余
剰の油は隔壁36の上端より差動装置5側ヘオー
バフローする。一方、差動装置収容部22の下部
は、差動装置5の下部を浸漬させるための潤滑油
を貯留すると共に前記隔壁36よりオーバフロー
した潤滑油を受容する第2潤滑油貯留槽37とさ
れており、この第2潤滑油貯留槽37の潤滑油面
l2はオイルシール31,32の下部に対応して設
定される。
の境界部においてケーシング20内壁には、出力
歯車24と第1速用歯車列G1との間で上方に延
びて出力軸23に近接する前記隔壁36が一体的
に固着されており、この隔壁36の上端縁まで潤
滑油を貯留可能な第1潤滑油貯留槽35が該隔壁
36によつて変速機収容部21の下部に画成さ
れ、その第1潤滑油貯留槽35内の潤滑油面l1
は、隔壁36の上端縁以下に設定される。而して
その貯留槽35内の貯留油中に前記複数の歯車列
G1〜G4,Grの下部が浸漬され、また同貯留槽3
5に所定量以上の油が供給されたときにはその余
剰の油は隔壁36の上端より差動装置5側ヘオー
バフローする。一方、差動装置収容部22の下部
は、差動装置5の下部を浸漬させるための潤滑油
を貯留すると共に前記隔壁36よりオーバフロー
した潤滑油を受容する第2潤滑油貯留槽37とさ
れており、この第2潤滑油貯留槽37の潤滑油面
l2はオイルシール31,32の下部に対応して設
定される。
このように、ケーシング20内に第1および第
2潤滑油貯留槽35,37を上下に分割して設け
ることにより、ケーシング20内に必要とされる
潤滑油量は、分離していなかつた従来のものと比
べると大幅に減少され、エンジンEの重量低減が
可能になるとともに、撹拌抵抗を減少させること
ができる。しかもその潤滑性能は従来のものと同
程度の性能を確保することができるものである。
2潤滑油貯留槽35,37を上下に分割して設け
ることにより、ケーシング20内に必要とされる
潤滑油量は、分離していなかつた従来のものと比
べると大幅に減少され、エンジンEの重量低減が
可能になるとともに、撹拌抵抗を減少させること
ができる。しかもその潤滑性能は従来のものと同
程度の性能を確保することができるものである。
ところで、隔壁36に最も近接した第1速用歯
車列G1は、入力軸19に一体的に設けられたヘ
リカル歯車38と、該歯車38に噛合しかつ出力
軸23との間にラジアル軸受40を介装したヘリ
カル歯車39とから構成されている。しかも両ヘ
リカル歯車38,39の歯筋は、第3図で示すよ
うに、出力歯車24すなわち差動装置収容部22
側から相互に遠去かつて噛合状態を離脱するよう
に刻設されている。これは従来のものとは逆方向
である。
車列G1は、入力軸19に一体的に設けられたヘ
リカル歯車38と、該歯車38に噛合しかつ出力
軸23との間にラジアル軸受40を介装したヘリ
カル歯車39とから構成されている。しかも両ヘ
リカル歯車38,39の歯筋は、第3図で示すよ
うに、出力歯車24すなわち差動装置収容部22
側から相互に遠去かつて噛合状態を離脱するよう
に刻設されている。これは従来のものとは逆方向
である。
第4図において、変速機収容部21内におい
て、エンジンEのアイドル運転時に空転する歯車
列、たとえば第4速用歯車列G4は、ポンプハウ
ジング43で覆われる。すなわち、第4速用歯車
列G4は、入力軸19に一体的に設けられた歯車
44と、該歯車44に噛合しかつ出力軸23との
間にラジアル軸受46を介装した歯車45とで構
成されており、エンジンEのアイドル運転時には
歯車45が出力23のまわりに空転する。このよ
うな第4速用歯車列G4において、両歯車44,
45はその噛合部を除く全周にわたつて、微少た
とえば1mm程度の間隙47を介してポンプハウジ
ング43で囲繞され、該ポンプハウジング43は
ケーシング20の変速機収容部21に固定され
る。しかも両歯車44,45の噛合部において、
噛合離脱側には第2潤滑油貯留槽37に連通する
吸油管50が接続され、噛合開始側には第1潤滑
油貯留槽35に向けて開口した吐出口51が形成
される。このような構成により、両歯車44,4
5の回転動作に応じて、第2潤滑油貯留槽37か
ら第1潤滑油貯留槽35への潤滑油の汲み上げが
可能となる。この際、下方の歯車45の下部は第
1潤滑油貯留槽35の潤滑油内に浸されており、
これはポンプ始動時の呼び水としての機能を果た
す。
て、エンジンEのアイドル運転時に空転する歯車
列、たとえば第4速用歯車列G4は、ポンプハウ
ジング43で覆われる。すなわち、第4速用歯車
列G4は、入力軸19に一体的に設けられた歯車
44と、該歯車44に噛合しかつ出力軸23との
間にラジアル軸受46を介装した歯車45とで構
成されており、エンジンEのアイドル運転時には
歯車45が出力23のまわりに空転する。このよ
うな第4速用歯車列G4において、両歯車44,
45はその噛合部を除く全周にわたつて、微少た
とえば1mm程度の間隙47を介してポンプハウジ
ング43で囲繞され、該ポンプハウジング43は
ケーシング20の変速機収容部21に固定され
る。しかも両歯車44,45の噛合部において、
噛合離脱側には第2潤滑油貯留槽37に連通する
吸油管50が接続され、噛合開始側には第1潤滑
油貯留槽35に向けて開口した吐出口51が形成
される。このような構成により、両歯車44,4
5の回転動作に応じて、第2潤滑油貯留槽37か
ら第1潤滑油貯留槽35への潤滑油の汲み上げが
可能となる。この際、下方の歯車45の下部は第
1潤滑油貯留槽35の潤滑油内に浸されており、
これはポンプ始動時の呼び水としての機能を果た
す。
次にこの実施例の作用について説明すると、エ
ンジンEの駆動力は、クランク軸2からクラツチ
3を介して変速機4の入力軸19に伝達され、い
ずれかの変速機の確立時に、第1速〜第4速用歯
車列G1〜G4あるいは後退用歯車列Grを介して出
力軸23に伝達される。出力軸23からの駆動力
は出力歯車24から減速歯車33に伝達されて減
速され、さらに差動装置5から左右の前輪7,8
に伝達される。
ンジンEの駆動力は、クランク軸2からクラツチ
3を介して変速機4の入力軸19に伝達され、い
ずれかの変速機の確立時に、第1速〜第4速用歯
車列G1〜G4あるいは後退用歯車列Grを介して出
力軸23に伝達される。出力軸23からの駆動力
は出力歯車24から減速歯車33に伝達されて減
速され、さらに差動装置5から左右の前輪7,8
に伝達される。
エンジンEのアイドル運転時に第1速用歯車列
G1におけるヘリカル歯車39は出力軸23のま
わりに空転する。このため、第1潤滑油貯留槽3
5内の潤滑油は両ヘリカル歯車38,39によつ
て飛散せしめられるが、両ヘリカル歯車38,3
9の歯筋は差動装置収容部22側から相互に遠去
かつて噛合状態を離脱するように刻設されている
ので、その飛散方向は第1潤滑油貯留槽35側と
なる。したがつて両ヘリカル歯車38,39によ
つて飛散せしめられた潤滑油が、隔壁36を飛越
えて第2潤滑油貯留槽37内に落下することが極
力防止され、第1潤滑油貯留槽35内の潤滑油面
l1の低下が極力抑えられる。
G1におけるヘリカル歯車39は出力軸23のま
わりに空転する。このため、第1潤滑油貯留槽3
5内の潤滑油は両ヘリカル歯車38,39によつ
て飛散せしめられるが、両ヘリカル歯車38,3
9の歯筋は差動装置収容部22側から相互に遠去
かつて噛合状態を離脱するように刻設されている
ので、その飛散方向は第1潤滑油貯留槽35側と
なる。したがつて両ヘリカル歯車38,39によ
つて飛散せしめられた潤滑油が、隔壁36を飛越
えて第2潤滑油貯留槽37内に落下することが極
力防止され、第1潤滑油貯留槽35内の潤滑油面
l1の低下が極力抑えられる。
ところで、このようなヘリカル歯車38,39
の働きによつても、第1潤滑油貯留槽35から第
2潤滑油貯留槽37への潤滑油の落下は完全には
防止し得ないものであり、微少量の潤滑油の落下
は避け得ない。しかるに第4速歯車列G4の働き
により、その潤滑油の落下量に見合うだけの潤滑
油が第2潤滑油貯留槽37から第1潤滑油貯留槽
35に補充される。すなわち、両車両44,45
の回転動作により、第2潤滑油貯留槽37内の潤
滑油が吸油管50を介して両歯車44,45の噛
合部に吸上げられ、さらに間隙47を経て吐出口
51から第1潤滑油貯留槽35に吐出される。こ
れにより、第2潤滑油貯留槽37への落下分が第
1潤滑油貯留槽35に補充され、第1潤滑油貯留
槽35の油面l1の低下が極力防止され、変速機4
の良好な潤滑が維持される。
の働きによつても、第1潤滑油貯留槽35から第
2潤滑油貯留槽37への潤滑油の落下は完全には
防止し得ないものであり、微少量の潤滑油の落下
は避け得ない。しかるに第4速歯車列G4の働き
により、その潤滑油の落下量に見合うだけの潤滑
油が第2潤滑油貯留槽37から第1潤滑油貯留槽
35に補充される。すなわち、両車両44,45
の回転動作により、第2潤滑油貯留槽37内の潤
滑油が吸油管50を介して両歯車44,45の噛
合部に吸上げられ、さらに間隙47を経て吐出口
51から第1潤滑油貯留槽35に吐出される。こ
れにより、第2潤滑油貯留槽37への落下分が第
1潤滑油貯留槽35に補充され、第1潤滑油貯留
槽35の油面l1の低下が極力防止され、変速機4
の良好な潤滑が維持される。
このような伝動装置6において、入力軸19、
出力軸23および両駆動軸7,8は上、下に平行
に配列されており、したがつて、車両Vの前後方
向に沿うエンジンルーム1の長さを短縮して、車
室の容量を極力大きくすることが可能となる。
出力軸23および両駆動軸7,8は上、下に平行
に配列されており、したがつて、車両Vの前後方
向に沿うエンジンルーム1の長さを短縮して、車
室の容量を極力大きくすることが可能となる。
以上のように本発明によれば、変速機の入、出
力軸および差動装置から両側に延出される駆動軸
は、上下で平行に配置され、前記変速機および差
動装置を収容するケーシングは、変速機収容部
と、この変速機収容部の下部に一体的に連設され
る差動装置収容部と、その両収容部の境界部より
起立して前記変速機と差動装置との間に介在する
隔壁とを備え、前記変速機収容部の下部には、前
記複数の歯車列の下部を浸漬させるための潤滑油
を貯留すると共に所定量以上の潤滑油が供給され
たときには前記隔壁上端よりオーバフローさせる
第1潤滑油貯留槽が該隔壁により画成され、また
前記差動装置収容部の下部は、差動装置の下部を
浸漬させるための潤滑油を貯留すると共に前記隔
壁よりオーバフローした潤滑油を受容する第2潤
滑油貯留槽とされるので、伝動装置のケーシング
内で第1および第2潤滑油貯留槽が上下に分割し
て設けられ、変速機および差動装置が第1および
第2潤滑油貯留槽内の比較的少量の潤滑油でそれ
ぞれ効率よく潤滑されることになり、エンジン重
量の低減と攪拌抵抗の減少とを図ることができ
る。しかも変速機の下方に差動装置が配設される
ことから、その両者を含む伝動装置を全体として
車両の前後方向に小型化することができ、車室を
前後方向に拡張する上で有利である。
力軸および差動装置から両側に延出される駆動軸
は、上下で平行に配置され、前記変速機および差
動装置を収容するケーシングは、変速機収容部
と、この変速機収容部の下部に一体的に連設され
る差動装置収容部と、その両収容部の境界部より
起立して前記変速機と差動装置との間に介在する
隔壁とを備え、前記変速機収容部の下部には、前
記複数の歯車列の下部を浸漬させるための潤滑油
を貯留すると共に所定量以上の潤滑油が供給され
たときには前記隔壁上端よりオーバフローさせる
第1潤滑油貯留槽が該隔壁により画成され、また
前記差動装置収容部の下部は、差動装置の下部を
浸漬させるための潤滑油を貯留すると共に前記隔
壁よりオーバフローした潤滑油を受容する第2潤
滑油貯留槽とされるので、伝動装置のケーシング
内で第1および第2潤滑油貯留槽が上下に分割し
て設けられ、変速機および差動装置が第1および
第2潤滑油貯留槽内の比較的少量の潤滑油でそれ
ぞれ効率よく潤滑されることになり、エンジン重
量の低減と攪拌抵抗の減少とを図ることができ
る。しかも変速機の下方に差動装置が配設される
ことから、その両者を含む伝動装置を全体として
車両の前後方向に小型化することができ、車室を
前後方向に拡張する上で有利である。
また前記入力軸に一体に回転するよう支持され
る第1の歯車、およびこの第1の歯車に常時噛合
すべく前記出力軸に嵌合支持される第2の歯車の
各外周部は、前記変速機収容部内に固定されるポ
ンプハウジングにより微小間隙をおいて覆われ、
両歯車の噛合部で噛合離脱側には第2潤滑油貯留
槽に連通する吸油管が接続され、噛合開始側には
第1潤滑油貯留槽に向けて開口する吐出口が設け
られるので、変速機収容部内において入力軸に駆
動されて回転する上記二つの歯車のポンプ作用に
より、下側の第2潤滑油貯留槽から上側の第1潤
滑油貯留槽内へ潤滑油を絶えず汲み上げて補給す
ることができると共に、余剰の補給油は隔壁より
オーバフローさせて第2潤滑油貯留槽側へ自動的
に排出することができ、従つて第1潤滑油貯留槽
内には常に適正量の潤滑油を過下足なく貯留でき
るから、その貯留潤滑油により変速機を常に的確
に潤滑することができる。しかも前記両歯車及び
ポンプハウジングよりなる潤滑油汲み上げ用ポン
プ機構が、ケーシングの変速機収容部内に収めら
れて変速機入力軸に直結駆動されることから、ポ
ンプ機構をケーシング外に設けたものに比べて装
置の全体構造がコンパクト化され且つポンプと変
速機間の連動構造が簡素化される。
る第1の歯車、およびこの第1の歯車に常時噛合
すべく前記出力軸に嵌合支持される第2の歯車の
各外周部は、前記変速機収容部内に固定されるポ
ンプハウジングにより微小間隙をおいて覆われ、
両歯車の噛合部で噛合離脱側には第2潤滑油貯留
槽に連通する吸油管が接続され、噛合開始側には
第1潤滑油貯留槽に向けて開口する吐出口が設け
られるので、変速機収容部内において入力軸に駆
動されて回転する上記二つの歯車のポンプ作用に
より、下側の第2潤滑油貯留槽から上側の第1潤
滑油貯留槽内へ潤滑油を絶えず汲み上げて補給す
ることができると共に、余剰の補給油は隔壁より
オーバフローさせて第2潤滑油貯留槽側へ自動的
に排出することができ、従つて第1潤滑油貯留槽
内には常に適正量の潤滑油を過下足なく貯留でき
るから、その貯留潤滑油により変速機を常に的確
に潤滑することができる。しかも前記両歯車及び
ポンプハウジングよりなる潤滑油汲み上げ用ポン
プ機構が、ケーシングの変速機収容部内に収めら
れて変速機入力軸に直結駆動されることから、ポ
ンプ機構をケーシング外に設けたものに比べて装
置の全体構造がコンパクト化され且つポンプと変
速機間の連動構造が簡素化される。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は本発明装置の搭載状況を示す車両の正面
図、第2図は要部拡大縦断面図、第3図は出力歯
車および減速歯車の噛合状態を示す簡略化した側
面図、第4図は第2図の−線に沿う簡略化し
た断面図である。 2……クランク軸、4……変速機、5……差動
装置、6……伝動装置、7,8……駆動軸、1
5,16……前輪、19……入力軸、20……ケ
ーシング、21……変速機収容部、22……差動
装置収容部、23……出力軸、35……第1潤滑
油貯留槽、36……隔壁、37……第2潤滑油貯
留槽、43……ポンプハウジング、44,45…
…歯車、47……間隙、50……吸油管、51…
…吐出口、E……エンジン、G1〜G4,Gr……歯
車列、V……車両。
1図は本発明装置の搭載状況を示す車両の正面
図、第2図は要部拡大縦断面図、第3図は出力歯
車および減速歯車の噛合状態を示す簡略化した側
面図、第4図は第2図の−線に沿う簡略化し
た断面図である。 2……クランク軸、4……変速機、5……差動
装置、6……伝動装置、7,8……駆動軸、1
5,16……前輪、19……入力軸、20……ケ
ーシング、21……変速機収容部、22……差動
装置収容部、23……出力軸、35……第1潤滑
油貯留槽、36……隔壁、37……第2潤滑油貯
留槽、43……ポンプハウジング、44,45…
…歯車、47……間隙、50……吸油管、51…
…吐出口、E……エンジン、G1〜G4,Gr……歯
車列、V……車両。
Claims (1)
- 1 車両の幅方向に向いたエンジンEのクランク
軸2に連結可能な入力軸19および出力軸23間
に相異なる補数の変速段を選択的に確立するため
の補数の歯車列G1〜G4,Grが介装されて成る変
速機4と、該変速機4および車両の両前輪15,
16間に介装される差動装置5とを含む前輪駆動
車両用伝動装置において、前記入、出力軸19,
23および差動装置5から両側に延出される駆動
軸7,8は、上下で平行に配置され、前記変速機
4および差動装置5を収容するケーシング20
は、変速機収容部21と、この変速機収容部21
の下部に一体的に連設される差動装置収容部22
と、その両収容部21,22の境界部より起立し
て前記変速機4と差動装置5との間に介在する隔
壁36とを備え、前記変速機収容部21の下部に
は、前記複数の歯車列G1〜G4,Grの下部を浸漬
させるための潤滑油を貯留すると共に所定量以上
の潤滑油が供給されたときには前記隔壁36上端
よりオーバフローさせる第1潤滑油貯留槽35が
該隔壁36により画成され、また前記差動装置収
容部22の下部は、差動装置5の下部を浸漬させ
るための潤滑油を貯留すると共に前記隔壁36よ
りオーバフローした潤滑油を受容する第2潤滑油
貯留槽37とされ、前記入力軸19に一体に回転
するように支持される第1の歯車44、およびこ
の第1の歯車44に常時噛合すべく前記出力軸2
3に嵌合支持される第2の歯車45の各外周部
は、前記変速機収容部21内に固定されるポンプ
ハウジング43により微小間隙47をおいて覆わ
れ、両歯車44,45の噛合部で噛合離脱側には
第2潤滑油貯留槽37に連通する吸油管50が接
続され、噛合開始側には第1潤滑油貯留槽35に
向けて開口する吐出口51が設けられることを特
徴とする前輪駆動車両用伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3362784A JPS60176822A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 前輪駆動車両用伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3362784A JPS60176822A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 前輪駆動車両用伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60176822A JPS60176822A (ja) | 1985-09-10 |
| JPS6327209B2 true JPS6327209B2 (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=12391680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3362784A Granted JPS60176822A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 前輪駆動車両用伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60176822A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5265592B2 (ja) | 2009-06-05 | 2013-08-14 | 川崎重工業株式会社 | 歯車列の潤滑装置 |
| WO2011099105A1 (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | 川崎重工業株式会社 | 歯車列の潤滑装置 |
| DE102010036141A1 (de) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | Voith Patent Gmbh | Zahnradgetriebe |
| DE102017207584A1 (de) * | 2017-05-05 | 2018-11-08 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeuggetriebe mit integrierter Ölfördereinheit |
| US12025131B2 (en) | 2022-08-08 | 2024-07-02 | Deere & Company | Torque transfer gear pump |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3362784A patent/JPS60176822A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60176822A (ja) | 1985-09-10 |
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