JPS63272612A - 包装体およびその製造方法と製造装置 - Google Patents
包装体およびその製造方法と製造装置Info
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- JPS63272612A JPS63272612A JP62107022A JP10702287A JPS63272612A JP S63272612 A JPS63272612 A JP S63272612A JP 62107022 A JP62107022 A JP 62107022A JP 10702287 A JP10702287 A JP 10702287A JP S63272612 A JPS63272612 A JP S63272612A
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- casing
- casing film
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/04—Articles or materials wholly enclosed in single sheets or wrapper blanks
- B65D75/06—Articles or materials wholly enclosed in single sheets or wrapper blanks in sheets or blanks initially folded to form tubes
- B65D75/12—Articles or materials wholly enclosed in single sheets or wrapper blanks in sheets or blanks initially folded to form tubes with the ends of the tube closed by flattening and heat-sealing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B51/00—Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
- B65B51/10—Applying or generating heat or pressure or combinations thereof
- B65B51/22—Applying or generating heat or pressure or combinations thereof by friction or ultrasonic or high-frequency electrical means
- B65B51/225—Applying or generating heat or pressure or combinations thereof by friction or ultrasonic or high-frequency electrical means by ultrasonic welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B9/00—Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
- B65B9/10—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
- B65B9/20—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Packages (AREA)
- Package Closures (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、ソーセージやハムなどの加工食品を被包装物
とする包装体に係り、特に筒状に成形されたケーシング
フィルムの両端のシール部が扁平形状となる包装体およ
びその製造方法と製造装置に関する。
とする包装体に係り、特に筒状に成形されたケーシング
フィルムの両端のシール部が扁平形状となる包装体およ
びその製造方法と製造装置に関する。
(発明の背景)
第6図は従来のソーセージなどを被包装物とする包装体
を示している斜視図である。
を示している斜視図である。
従来のこの種の包装体は、加工食品が、例えば塩化ビニ
リデンと塩化ビニールとの共重合体であって二軸延伸さ
れたケーシングフィルム1によって包まれている。ケー
シングフィルム1は、筒状に成形され、その縁部どうし
が接合され高周波溶着によるシール線2が形成される。
リデンと塩化ビニールとの共重合体であって二軸延伸さ
れたケーシングフィルム1によって包まれている。ケー
シングフィルム1は、筒状に成形され、その縁部どうし
が接合され高周波溶着によるシール線2が形成される。
そして、ケーシングフィルム1内に加工食品が充填され
た後、ケーシングフィルム1の両端部が絞られ、アルミ
ニウムなどのワイヤクリップ3によって止められる。
た後、ケーシングフィルム1の両端部が絞られ、アルミ
ニウムなどのワイヤクリップ3によって止められる。
このようにワイヤクリップ3によって両端部が止められ
ている包装体は、包装体の両端部のクリップ強度が高い
ため、後工程でレトルト(高温高圧殺菌)やボイルなど
の加熱処理を行なう際に、包装体内の圧力の上昇に耐え
ることができる。
ている包装体は、包装体の両端部のクリップ強度が高い
ため、後工程でレトルト(高温高圧殺菌)やボイルなど
の加熱処理を行なう際に、包装体内の圧力の上昇に耐え
ることができる。
第6図に示す形状の包装体は、過去長い期間に渡って、
ソーセージなどの外観として定着している。しかしなが
ら、加工食品は、その包装外観が購買意欲と無関係では
なく、購買意欲の促進を図るため、また内部に充填され
る食品の品質の向上をアピールするためにも、新たな包
装形態の開発が望まれている。
ソーセージなどの外観として定着している。しかしなが
ら、加工食品は、その包装外観が購買意欲と無関係では
なく、購買意欲の促進を図るため、また内部に充填され
る食品の品質の向上をアピールするためにも、新たな包
装形態の開発が望まれている。
また第6図に示すように、ワイヤクリップ3によって止
められている包装体では、上述のように外観の斬新性が
ないばかりでなく、クリップ部分の密閉性が悪く、加熱
処理工程における包装体内の圧力の上昇によって、加工
食品の水分がクリップ部分から浸出したり、あるいはハ
ムなどのように真空包装する場合に、クリップ部分から
真空戻りするなどのおそれがある。
められている包装体では、上述のように外観の斬新性が
ないばかりでなく、クリップ部分の密閉性が悪く、加熱
処理工程における包装体内の圧力の上昇によって、加工
食品の水分がクリップ部分から浸出したり、あるいはハ
ムなどのように真空包装する場合に、クリップ部分から
真空戻りするなどのおそれがある。
そこで、最近では、ワイヤクリップ3を使用せず、筒状
に成形されたケーシングフィルム1の両端部を集束させ
、この集束部分を超音波溶着しただけの構造の包装体が
考えられている。この種の包装体は例えば特開昭59−
26424号公報に記載されている。
に成形されたケーシングフィルム1の両端部を集束させ
、この集束部分を超音波溶着しただけの構造の包装体が
考えられている。この種の包装体は例えば特開昭59−
26424号公報に記載されている。
この包装体は、ワイヤクリップを無くした点で新しい包
装形態といえるが、第6図の従来のものと外観が類似し
、斬新なデザインとはいえないものである。またケーシ
ングフィルムの集束部を車純に超音波溶着しただけの包
装体では、密閉性の面で優れているが、ワイヤクリップ
3を使用しているものに比べて溶着部分の耐圧強度が低
下する欠点がある。したがって、単に包装するだけで良
い製品の包装には有効であるが、ソーセージやハムなど
のように、包装後にレトルトやボイルなどの加熱工程が
必要となる製品に使用した場合には、レトルトやボイル
などの加熱処理による内圧の上昇により、溶着部が破壊
されて密封性が低下し、外気の流入による腐敗の心配が
生じたり、被包装物の水分が浸出する可能性が高くなる
。また最悪の場合にはレトルト工程中に包装体がバース
トするおそれもある。またこの種の包装体において、ケ
ーシングフィルム1の集束部の溶着強度を高めるために
超音波ホーンとアンビルの接圧を高くするなどの対策を
講じると、溶着部が溶は過ぎてピンホールが生じ、ある
いは集束部が溶断されて完全な密封ができなくなるなど
の問題がある。
装形態といえるが、第6図の従来のものと外観が類似し
、斬新なデザインとはいえないものである。またケーシ
ングフィルムの集束部を車純に超音波溶着しただけの包
装体では、密閉性の面で優れているが、ワイヤクリップ
3を使用しているものに比べて溶着部分の耐圧強度が低
下する欠点がある。したがって、単に包装するだけで良
い製品の包装には有効であるが、ソーセージやハムなど
のように、包装後にレトルトやボイルなどの加熱工程が
必要となる製品に使用した場合には、レトルトやボイル
などの加熱処理による内圧の上昇により、溶着部が破壊
されて密封性が低下し、外気の流入による腐敗の心配が
生じたり、被包装物の水分が浸出する可能性が高くなる
。また最悪の場合にはレトルト工程中に包装体がバース
トするおそれもある。またこの種の包装体において、ケ
ーシングフィルム1の集束部の溶着強度を高めるために
超音波ホーンとアンビルの接圧を高くするなどの対策を
講じると、溶着部が溶は過ぎてピンホールが生じ、ある
いは集束部が溶断されて完全な密封ができなくなるなど
の問題がある。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、ワイ
ヤクリップを設けずに、超音波などの溶着手段だけで包
装体の両端部を十分な強度にてシールすることができ、
また従来のものに比べて斬新な包装外観を提供できるよ
うにすることを目的としている。
ヤクリップを設けずに、超音波などの溶着手段だけで包
装体の両端部を十分な強度にてシールすることができ、
また従来のものに比べて斬新な包装外観を提供できるよ
うにすることを目的としている。
〔問題点を解決するための具体的な手段〕本発明は、
ケーシングフィルムの縁部どうしが接合されて筒状に形
成され、その内部に被包装物が充填されており且つ、ケ
ーシングフィルムの両端部が押しつぶされて扁平状に形
成され、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚の
フィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含め
て3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィル
ムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルムを
含めて5層以上のフィルムが一緒に溶着されて成る包装
体、 ならびに、 ケーシングフィルムを円筒状に成形してその縁部どうし
を接合し、この円筒状のケーシングフィルム内に被包装
物を充填し、包装体の端部となる部分にて被包装物が充
填されているケーシングフィルムを押しつぶして扁平部
を形成し、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚
のフィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含
めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィ
ルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルム
を含めて5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の
製造方法、 および、 ケーシングフィルムを筒状に成形する成形部材と、成形
部材によって筒状に成形されたケーシングフィルムの縁
部どうしを接合するシール機構と、筒状のケーシングフ
ィルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、被包装物
が充填された筒状のケーシングフィルムを部分的に押し
つぶして扁平部を形成する絞り機構と、ケーシングフィ
ルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強フィ
ルム供給機構と、扁平部のケーシングフィルムと補強フ
ィルムを一緒に溶着する溶着機構とから成る包装体の製
造装置である。
成され、その内部に被包装物が充填されており且つ、ケ
ーシングフィルムの両端部が押しつぶされて扁平状に形
成され、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚の
フィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含め
て3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィル
ムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルムを
含めて5層以上のフィルムが一緒に溶着されて成る包装
体、 ならびに、 ケーシングフィルムを円筒状に成形してその縁部どうし
を接合し、この円筒状のケーシングフィルム内に被包装
物を充填し、包装体の端部となる部分にて被包装物が充
填されているケーシングフィルムを押しつぶして扁平部
を形成し、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚
のフィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含
めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィ
ルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルム
を含めて5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の
製造方法、 および、 ケーシングフィルムを筒状に成形する成形部材と、成形
部材によって筒状に成形されたケーシングフィルムの縁
部どうしを接合するシール機構と、筒状のケーシングフ
ィルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、被包装物
が充填された筒状のケーシングフィルムを部分的に押し
つぶして扁平部を形成する絞り機構と、ケーシングフィ
ルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強フィ
ルム供給機構と、扁平部のケーシングフィルムと補強フ
ィルムを一緒に溶着する溶着機構とから成る包装体の製
造装置である。
本発明による包装体は、筒状に成形されたケーシングフ
ィルムの両端部を扁平に押しつぶしたものであり、その
外観は第6図に示した従莱のものと大きく相違して、斬
新な包装形態となる。また、その製造方法ならびに製造
装置では、ケーシングフィルムの両端部を押しつぶした
扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚のフィルムであ
る場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層以上、
またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね合せ
である場合にはこのケーシングフィルムを含めて5層以
上のフィルムを超音波などの手段で溶着している。よっ
て隼にケーシングフィルムだけを溶着したものに比べて
溶着部の強度を高くできるようになり、レトルトやボイ
ルなどの加熱処理工程において、包装体の内圧が高くな
っても、十分に耐えることができるようになる。
ィルムの両端部を扁平に押しつぶしたものであり、その
外観は第6図に示した従莱のものと大きく相違して、斬
新な包装形態となる。また、その製造方法ならびに製造
装置では、ケーシングフィルムの両端部を押しつぶした
扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚のフィルムであ
る場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層以上、
またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね合せ
である場合にはこのケーシングフィルムを含めて5層以
上のフィルムを超音波などの手段で溶着している。よっ
て隼にケーシングフィルムだけを溶着したものに比べて
溶着部の強度を高くできるようになり、レトルトやボイ
ルなどの加熱処理工程において、包装体の内圧が高くな
っても、十分に耐えることができるようになる。
以下、本発明の実施例を第1図〜第5図の図面によって
説明する。
説明する。
第1図は本発明による包装体の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す斜
視図、第3図は第1図に示す包装体を製造する製造装置
の正面図、第4図は第3図の製造装置における溶着ユニ
ットを示す部分正面図である。
第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す斜
視図、第3図は第1図に示す包装体を製造する製造装置
の正面図、第4図は第3図の製造装置における溶着ユニ
ットを示す部分正面図である。
第1図に示すように、本発明による包装体は、塩化ビニ
リデンと塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーショ
ン法などによって二軸延伸したケーシングフィルム1の
縁部どうしがシール線2によって高周波シールされて筒
状に成形されており、その内部に加工食肉などが充填さ
れている。ケーシングフィルム1の両端部は押しつぶさ
れて扁平部1aとなり、この扁平部1aの両側に補強フ
ィルムテープ5が添えられて装着(添装)されている。
リデンと塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーショ
ン法などによって二軸延伸したケーシングフィルム1の
縁部どうしがシール線2によって高周波シールされて筒
状に成形されており、その内部に加工食肉などが充填さ
れている。ケーシングフィルム1の両端部は押しつぶさ
れて扁平部1aとなり、この扁平部1aの両側に補強フ
ィルムテープ5が添えられて装着(添装)されている。
この補強フィルムテープ5は、前記ケーシングフィルム
1に対して溶着可能な材料によって形成されており、例
えばケーシングフィルム1と同様に、塩化ビニリデンと
塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法など
によって二軸延伸したフィルムが使用されている。この
補強フィルムテープ5はケーシングフィルム1と溶着可
能な材質であることが必要であり、溶着可能であれば、
ケーシングフィルム1と異なる材質によって形成されて
もよい。そして、扁平部1aにて、ケーシングフィルム
1と補強フィルムテープ5とがシール線Aにて一緒に超
音波溶着されている。例えばケーシングフィルム1が、
折り幅22+11111で、またフィルム厚さが20μ
mのものを2枚重ね合せたもの、または厚さが40μm
のシングルフィルムである場合、補強フィルム5は、幅
寸法Wが4a+m、長さHが折り幅と同じ約22mm、
シール線Aの部分の厚さTが0.05〜0.1mm程度
となる。
1に対して溶着可能な材料によって形成されており、例
えばケーシングフィルム1と同様に、塩化ビニリデンと
塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法など
によって二軸延伸したフィルムが使用されている。この
補強フィルムテープ5はケーシングフィルム1と溶着可
能な材質であることが必要であり、溶着可能であれば、
ケーシングフィルム1と異なる材質によって形成されて
もよい。そして、扁平部1aにて、ケーシングフィルム
1と補強フィルムテープ5とがシール線Aにて一緒に超
音波溶着されている。例えばケーシングフィルム1が、
折り幅22+11111で、またフィルム厚さが20μ
mのものを2枚重ね合せたもの、または厚さが40μm
のシングルフィルムである場合、補強フィルム5は、幅
寸法Wが4a+m、長さHが折り幅と同じ約22mm、
シール線Aの部分の厚さTが0.05〜0.1mm程度
となる。
また、第2図に示すように、ケーシングフィルム1の両
端またはいずれか一方の扁平部1aの縁部にノツチ4を
切込んでおけば、このノツチ4の部分からケーシングフ
ィルム1を容易に裂くことができ、ケーシングフィルム
1を被包装物から簡単に剥すことができるようになる。
端またはいずれか一方の扁平部1aの縁部にノツチ4を
切込んでおけば、このノツチ4の部分からケーシングフ
ィルム1を容易に裂くことができ、ケーシングフィルム
1を被包装物から簡単に剥すことができるようになる。
次に、上記包装体の製造装置について説明する。
第3図において、符号11は供給ポンプ、符号12は充
填ノズルを示している。ソーセージを製造する場合の加
工食肉などは、この供給ポンプ11によって加圧され、
充填ノズル12から供給される。充填ノズル12の図示
上部の周囲には成形部材13が設けられている。原反1
4から引き出されるケーシングフィルム1は、ガイドロ
ール15aと15bとによって導かれ、上記成形部材1
3によって筒状に成形される。また成形部材13の下方
位置には対向する高周波電極16と17が設けられてお
り、成形部材13によって筒状に成形されたケーシング
フィルム1の縁部どうしが上記高周波型8116と17
とによって溶着される。この高周波電極16と17とに
よってケーシングフィルム1に第1図にて符号2で示す
シール線が形成され完全な筒状に成形される。そして前
記充填ノズル12によつて、この筒状のケーシングフィ
ルム1内に被包装物が充填される。
填ノズルを示している。ソーセージを製造する場合の加
工食肉などは、この供給ポンプ11によって加圧され、
充填ノズル12から供給される。充填ノズル12の図示
上部の周囲には成形部材13が設けられている。原反1
4から引き出されるケーシングフィルム1は、ガイドロ
ール15aと15bとによって導かれ、上記成形部材1
3によって筒状に成形される。また成形部材13の下方
位置には対向する高周波電極16と17が設けられてお
り、成形部材13によって筒状に成形されたケーシング
フィルム1の縁部どうしが上記高周波型8116と17
とによって溶着される。この高周波電極16と17とに
よってケーシングフィルム1に第1図にて符号2で示す
シール線が形成され完全な筒状に成形される。そして前
記充填ノズル12によつて、この筒状のケーシングフィ
ルム1内に被包装物が充填される。
充填ノズル12の下方位置にはフィルム送りローラ18
と19が設けられており、筒状に成形されたケーシング
フィルム1は、このフィルム送りローラ18と19によ
って下方向へ連続的に送り出される。さらに下側には一
対の絞りローラ21が設けられている。この一対の絞り
ローラ21は互いに圧接し且つ離れる方向へ駆動されて
おり、その圧接動作により、加工食品が充填されながら
下方向へ送り出されるケーシングフィルム1が間欠的に
扁平となるように絞られる。
と19が設けられており、筒状に成形されたケーシング
フィルム1は、このフィルム送りローラ18と19によ
って下方向へ連続的に送り出される。さらに下側には一
対の絞りローラ21が設けられている。この一対の絞り
ローラ21は互いに圧接し且つ離れる方向へ駆動されて
おり、その圧接動作により、加工食品が充填されながら
下方向へ送り出されるケーシングフィルム1が間欠的に
扁平となるように絞られる。
絞りローラ21の下方には溶着ユニット30が配置され
ている。この溶着ユニット30は、筒状のケーシングフ
ィルム1の下降速度に合わせて上下に往復動作するよう
になっており、この溶着ユニット30により、前記絞り
ローラ21によって扁平に絞られた部分が、溶着され且
つ切断される。
ている。この溶着ユニット30は、筒状のケーシングフ
ィルム1の下降速度に合わせて上下に往復動作するよう
になっており、この溶着ユニット30により、前記絞り
ローラ21によって扁平に絞られた部分が、溶着され且
つ切断される。
第4図は溶着ユニット30の構造を示している。符号3
1と32は押圧板である。片側に配置された一対の押圧
板31は上下に間隔を開けて配置されており、他方に配
置された一対の押圧板32は、前記押圧板31よりもわ
ずかに短い間隔にて上下に配置されている。一方の押圧
板31の先端は扁平な押圧面31aとなっており、他方
の押圧板32の先端も扁平な押圧面32aとなフている
。各押圧板31と32は駆動機構(図示せず)によって
往復駆動される。第4図に示すように、両押圧板31と
32とが互いに圧接する方向へ進出すると、第3図に示
す絞りローラ21によって挟圧されたケーシングフィル
ム1の扁平部1aが両押圧板31と32によってさらに
扁平状態に押圧される。
1と32は押圧板である。片側に配置された一対の押圧
板31は上下に間隔を開けて配置されており、他方に配
置された一対の押圧板32は、前記押圧板31よりもわ
ずかに短い間隔にて上下に配置されている。一方の押圧
板31の先端は扁平な押圧面31aとなっており、他方
の押圧板32の先端も扁平な押圧面32aとなフている
。各押圧板31と32は駆動機構(図示せず)によって
往復駆動される。第4図に示すように、両押圧板31と
32とが互いに圧接する方向へ進出すると、第3図に示
す絞りローラ21によって挟圧されたケーシングフィル
ム1の扁平部1aが両押圧板31と32によってさらに
扁平状態に押圧される。
また一方の押圧板31の中間には、アンビル33が設け
られ、他方の抑圧板32の中間には超音波ホーン34が
設けられている。第3図に示すように、超音波ホーン3
4は、高周波を超音波に変換するコンバータ36と超音
波を増幅するブースタ35とに連設されている。アンビ
ル33と超音波ホーン34は互いに駆動機構によって進
退動作できるようになっており、この駆動機構により両
者が進出動作すると、アンビル33の先端の加圧面33
aと、超音波ホーン34の先端の加圧面34aによって
、ケーシングフィルム1の扁平部1aおよび補強フィル
ムテープ5が所定の圧力にて挟まれるようになる。また
アンビル33の内側には第二の押圧板39が一対設けら
れている。この抑圧板39もその先端が扁平形状である
。第4図に示すように、一対の第二の押圧板39の間に
はカッター37が設けられている。このカッター37は
カッターベース38に支持されている。このカッターベ
ース38はアンビル33の前進動作かられずかに遅れて
前進するように駆動され、この前進動作によって、ケー
シングフィルム1の扁平部1aの中央部分が切断される
。
られ、他方の抑圧板32の中間には超音波ホーン34が
設けられている。第3図に示すように、超音波ホーン3
4は、高周波を超音波に変換するコンバータ36と超音
波を増幅するブースタ35とに連設されている。アンビ
ル33と超音波ホーン34は互いに駆動機構によって進
退動作できるようになっており、この駆動機構により両
者が進出動作すると、アンビル33の先端の加圧面33
aと、超音波ホーン34の先端の加圧面34aによって
、ケーシングフィルム1の扁平部1aおよび補強フィル
ムテープ5が所定の圧力にて挟まれるようになる。また
アンビル33の内側には第二の押圧板39が一対設けら
れている。この抑圧板39もその先端が扁平形状である
。第4図に示すように、一対の第二の押圧板39の間に
はカッター37が設けられている。このカッター37は
カッターベース38に支持されている。このカッターベ
ース38はアンビル33の前進動作かられずかに遅れて
前進するように駆動され、この前進動作によって、ケー
シングフィルム1の扁平部1aの中央部分が切断される
。
符号5は補強フィルムテープである。第4図に示す実施
例では、4枚の補強フィルムテープ5が、図示しないテ
ープガイドによって供給され、アンビル33の加圧面3
3aの前方と、超音波ホーン34の加圧面34aの前方
に供給される。また図示省略するが、溶着ユニット30
内には、アンビル33と超音波ホーン34とによってケ
ーシングフィルム1と共に溶着された補強フィルムテー
プ5を切断する切断部材が設けられている。また第4図
の実施例では、扁平部1aの両側に4枚の補強フィルム
テープ5が供給されているが、扁平部1aの両側に各々
1枚ずつ合計2枚の幅の広い補強フィルムテープ5を供
給するようにしてもよい。この場合には、扁平部1aと
ともに溶着された補強フィルムテープ5が、カッター3
7により、扁平部1aとともに切断されることになる。
例では、4枚の補強フィルムテープ5が、図示しないテ
ープガイドによって供給され、アンビル33の加圧面3
3aの前方と、超音波ホーン34の加圧面34aの前方
に供給される。また図示省略するが、溶着ユニット30
内には、アンビル33と超音波ホーン34とによってケ
ーシングフィルム1と共に溶着された補強フィルムテー
プ5を切断する切断部材が設けられている。また第4図
の実施例では、扁平部1aの両側に4枚の補強フィルム
テープ5が供給されているが、扁平部1aの両側に各々
1枚ずつ合計2枚の幅の広い補強フィルムテープ5を供
給するようにしてもよい。この場合には、扁平部1aと
ともに溶着された補強フィルムテープ5が、カッター3
7により、扁平部1aとともに切断されることになる。
次に上記製造装置を用いた包装体の製造方法について説
明する。
明する。
ケーシングフィルム1としては、例えば塩化ビニリデン
と塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法な
どによって二軸延伸したものであって、厚さが20μm
程度のフィルムが2枚重ね合わされたもの、または厚さ
が40μm程度のシングルフィルムが使用される。また
補強フィルムテープ5も例えば塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによっ
て二軸延伸したフィルムが使用される。補強フィルムテ
ープ5は2枚重ね合わされたものまたはシングルフィル
ムであフて、厚さが20〜90μm程度のものが使用さ
れ、溶着条件などに応じて厚さが任意に選択される。
と塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法な
どによって二軸延伸したものであって、厚さが20μm
程度のフィルムが2枚重ね合わされたもの、または厚さ
が40μm程度のシングルフィルムが使用される。また
補強フィルムテープ5も例えば塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによっ
て二軸延伸したフィルムが使用される。補強フィルムテ
ープ5は2枚重ね合わされたものまたはシングルフィル
ムであフて、厚さが20〜90μm程度のものが使用さ
れ、溶着条件などに応じて厚さが任意に選択される。
第3図に示すように、原反14から引き出されたケーシ
ングフィルム1は、成形部材13によって筒状に成形さ
れ、またケーシングフィルム1はフィルム送りローラ1
8と19とによって一定の速度にて下方向へ送り出され
る。筒状に成形されたケーシングフィルム1の縁部は互
いに合わせられ、高周波電極16と17とによって溶着
シールされる(第1図の符号2参照)。そして、筒状に
成形されたケーシングフィルム1内に、供給ポンプ11
と充填ノズル12から加工食肉などの被包装物が充填さ
れる。
ングフィルム1は、成形部材13によって筒状に成形さ
れ、またケーシングフィルム1はフィルム送りローラ1
8と19とによって一定の速度にて下方向へ送り出され
る。筒状に成形されたケーシングフィルム1の縁部は互
いに合わせられ、高周波電極16と17とによって溶着
シールされる(第1図の符号2参照)。そして、筒状に
成形されたケーシングフィルム1内に、供給ポンプ11
と充填ノズル12から加工食肉などの被包装物が充填さ
れる。
被包装物が充填されたケーシングフィルム1は、一対の
絞りローラ21の圧接動作によって間欠的に扁平に絞ら
れる。
絞りローラ21の圧接動作によって間欠的に扁平に絞ら
れる。
さらに、上下に往復動作する溶着ユニット30では、ま
ず、フィルムケーシング1の両側に対向する押圧板31
と32とが互いに接近する方向へ駆動され、前記絞りロ
ーラ21によって挟圧された扁平部1aが、各押圧板3
1と32の押圧面31a、32aによってさらに押圧さ
れる。押圧板31と32の動作から少し遅れて、アンビ
ル33と超音波ホーン34が前進し、アンビル33の加
圧面33aと超音波ホーン34の加圧面34aとによっ
て、扁平部1aの側方に供給される補強フィルムテープ
5と平坦部1a部分のケーシングフィルムとが一緒に挟
まれる。そしてアンビル33と超音波ホーン34との接
圧の下で、ケーシングフィルム1の扁平部1aと補強フ
ィルムテープ5とが一緒に超音波溶着される。ざらに溶
着動作が完了した後、カッターベース38が進出し、ケ
ーシングフィルム1の上下の溶着部の中間が切断される
。
ず、フィルムケーシング1の両側に対向する押圧板31
と32とが互いに接近する方向へ駆動され、前記絞りロ
ーラ21によって挟圧された扁平部1aが、各押圧板3
1と32の押圧面31a、32aによってさらに押圧さ
れる。押圧板31と32の動作から少し遅れて、アンビ
ル33と超音波ホーン34が前進し、アンビル33の加
圧面33aと超音波ホーン34の加圧面34aとによっ
て、扁平部1aの側方に供給される補強フィルムテープ
5と平坦部1a部分のケーシングフィルムとが一緒に挟
まれる。そしてアンビル33と超音波ホーン34との接
圧の下で、ケーシングフィルム1の扁平部1aと補強フ
ィルムテープ5とが一緒に超音波溶着される。ざらに溶
着動作が完了した後、カッターベース38が進出し、ケ
ーシングフィルム1の上下の溶着部の中間が切断される
。
なお、上記カッター37の刃の一部分にVの字形状の補
助刃を一体に設けておけば、ラップフィルム1の扁平部
1aをカッター37によって切断する際に、補助刃によ
って第2図にて符号4で示すノツチを一緒に形成するこ
とが可能である。
助刃を一体に設けておけば、ラップフィルム1の扁平部
1aをカッター37によって切断する際に、補助刃によ
って第2図にて符号4で示すノツチを一緒に形成するこ
とが可能である。
この切断動作によって第1図に示すように個々に分離さ
れた包装体が製造される。第2図に示すように、製造さ
れた包装体では、ケーシングフィルム1の両端の扁平部
1aが補強フィルムテープ5と共に溶着されている。後
述の実験結果に示すように、この扁平部1aでは、ケー
シングフィルム1と補強フィルムテープ5とが一緒に溶
着されているので、溶着部の強度が、単にケーシングフ
ィルム1だけを溶着した場合に比べて高くなり、包装後
のレトルトやボイルなどの加熱処理において包装の内部
圧力が高くなっても、扁平部1aの溶着部は十分に耐え
ることができるようになる。このように補強フィルムテ
ープ5を使用することにより溶着部の強度を高くするこ
とができる理由のひとつとしては次のことが考えられる
。
れた包装体が製造される。第2図に示すように、製造さ
れた包装体では、ケーシングフィルム1の両端の扁平部
1aが補強フィルムテープ5と共に溶着されている。後
述の実験結果に示すように、この扁平部1aでは、ケー
シングフィルム1と補強フィルムテープ5とが一緒に溶
着されているので、溶着部の強度が、単にケーシングフ
ィルム1だけを溶着した場合に比べて高くなり、包装後
のレトルトやボイルなどの加熱処理において包装の内部
圧力が高くなっても、扁平部1aの溶着部は十分に耐え
ることができるようになる。このように補強フィルムテ
ープ5を使用することにより溶着部の強度を高くするこ
とができる理由のひとつとしては次のことが考えられる
。
補強フィルムテープ5を使用しない場合には、アンビル
とホーンとの接圧によってケーシングフィルム1の溶着
部の厚さがケーシングフィルムの元の肉厚以下となって
しまう、これに対し、補強フィルムテープ5を使用した
場合には、溶着部の肉厚をケーシングフィルム1の元の
肉厚以上に保ち得るからである。
とホーンとの接圧によってケーシングフィルム1の溶着
部の厚さがケーシングフィルムの元の肉厚以下となって
しまう、これに対し、補強フィルムテープ5を使用した
場合には、溶着部の肉厚をケーシングフィルム1の元の
肉厚以上に保ち得るからである。
なお上記の実施例では、ケーシングフィルム1の扁平部
1aに対し補強フィルムテープ5が両側から添装されて
溶着されているが、扁平部1aの片側のみに補強フィル
ムテープ5を添装したとしても、溶着部の強度をある程
度高めることはできる。
1aに対し補強フィルムテープ5が両側から添装されて
溶着されているが、扁平部1aの片側のみに補強フィル
ムテープ5を添装したとしても、溶着部の強度をある程
度高めることはできる。
また、上記各実施例において、ケーシングフィルム1と
補強フィルムテープ5との溶着手段が高周波溶着であっ
ても同等の効果を期待できる。
補強フィルムテープ5との溶着手段が高周波溶着であっ
ても同等の効果を期待できる。
次に第5図は本発明による包装体の第二実施例を示して
いる。この包装体では、第1図と第2図に示した包装体
のように筒状に成形したケーシングフィルム1の端部を
押しつぶして扁平部1aを形成するとともに、扁平部1
aの縁部を折り畳んでいる。そしてこの折り返し部1b
と扁平部1aとで4層(ケーシングフィルム1が1枚の
フィルムである場合)または8層(ケーシングフィルム
1が2枚重ね合わされたフィルムである場合)となフた
フィルムを超音波溶着し、シール線へ1を形成している
。すなわち、折り返し部1bを第2図に示した補強フィ
ルムテープ5と同等に機能させ、4層または8層のフィ
ルムを溶着することによって、扁平部1aの溶着強度を
高めているものである。
いる。この包装体では、第1図と第2図に示した包装体
のように筒状に成形したケーシングフィルム1の端部を
押しつぶして扁平部1aを形成するとともに、扁平部1
aの縁部を折り畳んでいる。そしてこの折り返し部1b
と扁平部1aとで4層(ケーシングフィルム1が1枚の
フィルムである場合)または8層(ケーシングフィルム
1が2枚重ね合わされたフィルムである場合)となフた
フィルムを超音波溶着し、シール線へ1を形成している
。すなわち、折り返し部1bを第2図に示した補強フィ
ルムテープ5と同等に機能させ、4層または8層のフィ
ルムを溶着することによって、扁平部1aの溶着強度を
高めているものである。
(実験結果)
上述した溶着部分を有する包装体の強度試験の結果につ
いて説明する。
いて説明する。
二二土人二旦I
ケーシングフィルム1は、塩化ビニリデンが80重量部
、塩化ビニールが20重量部の重合仕込み組成比よりな
る共重合体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地
化剤を混合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズ
ルから押し出し、急冷後、インフレーション法によって
二軸延伸したものを使用した。ケーシングフィルム1は
厚さ約2゜μmのフィルムを2枚重ね合わせたもの、ま
たは厚さが約40μmのシングルフィルムであって、折
り幅は約22mmのものを使用した。
、塩化ビニールが20重量部の重合仕込み組成比よりな
る共重合体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地
化剤を混合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズ
ルから押し出し、急冷後、インフレーション法によって
二軸延伸したものを使用した。ケーシングフィルム1は
厚さ約2゜μmのフィルムを2枚重ね合わせたもの、ま
たは厚さが約40μmのシングルフィルムであって、折
り幅は約22mmのものを使用した。
補強フィルムテープ5は、塩化ビニリデン77重量部、
塩化ビニール23重量部の重合仕込み比よりなる共重合
体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混
合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押
し出し、急冷後、インフレーション法によって二軸延伸
したものを使用した。補強フィルムテープ5の寸法は、
第2図に示す幅Wが約4mm 、長さHがケーシングフ
ィルム1の折り幅に合わせて約22mmのものを使用し
た。
塩化ビニール23重量部の重合仕込み比よりなる共重合
体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混
合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押
し出し、急冷後、インフレーション法によって二軸延伸
したものを使用した。補強フィルムテープ5の寸法は、
第2図に示す幅Wが約4mm 、長さHがケーシングフ
ィルム1の折り幅に合わせて約22mmのものを使用し
た。
またフィルムは2枚重ね合わせたものまたはシングルフ
ィルムであって、全体の厚さが、20μm〜90μmま
で10μmずつ違うものを8種類製作してそれぞれにつ
いて実験した。
ィルムであって、全体の厚さが、20μm〜90μmま
で10μmずつ違うものを8種類製作してそれぞれにつ
いて実験した。
溶着部のシール強 験の結果
上記の材質からなるケーシングフィルム1を筒状に成形
し、その一端を第2図の第一実施例に示すように、押し
つぶして扁平に成形し、且つ扁平部の両側に補強フィル
ムテープ5を添装して、40にHzで350Wの超音波
ホーンによって溶着し、溶着厚さTが約0.05mm〜
0.1mmの溶着部を形成した。これを本発明に相当す
る実験試料とした。また比較試料として、筒状に成形し
たケーシングフィルム1の一端を押しつぶして扁平にし
、補強フィルムテープ5を添装することなく、この扁平
部を40にHzで350Wの超音波ホーンによって溶着
したものを使用した。
し、その一端を第2図の第一実施例に示すように、押し
つぶして扁平に成形し、且つ扁平部の両側に補強フィル
ムテープ5を添装して、40にHzで350Wの超音波
ホーンによって溶着し、溶着厚さTが約0.05mm〜
0.1mmの溶着部を形成した。これを本発明に相当す
る実験試料とした。また比較試料として、筒状に成形し
たケーシングフィルム1の一端を押しつぶして扁平にし
、補強フィルムテープ5を添装することなく、この扁平
部を40にHzで350Wの超音波ホーンによって溶着
したものを使用した。
実験は、一端が前記方法によって溶着されている筒状の
フィルムの開放端部からエアーノズルを挿入し、扁平溶
着部から約3001離れた位置にてフィルムをゴム管に
て締め空気が洩れない状態にする。これを水中に埋没さ
せ、徐々に空気圧をかけ、エアー漏れが生じた時点のゲ
ージ圧(Kg /cm2)を測定した。
フィルムの開放端部からエアーノズルを挿入し、扁平溶
着部から約3001離れた位置にてフィルムをゴム管に
て締め空気が洩れない状態にする。これを水中に埋没さ
せ、徐々に空気圧をかけ、エアー漏れが生じた時点のゲ
ージ圧(Kg /cm2)を測定した。
実験結果は表−1の通りである。以下の表内において、
シール条件は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの
接圧(Kg /cm’ ) 、右側の数値は振幅(μm
)である。テープ厚さの単位は(μm)である。またシ
ール強度は前記ゲージ圧(にg/cm’ )であり、測
定限界は2.0 Kg/ cm2である。試料の数は各
条件毎50本ずつである。
シール条件は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの
接圧(Kg /cm’ ) 、右側の数値は振幅(μm
)である。テープ厚さの単位は(μm)である。またシ
ール強度は前記ゲージ圧(にg/cm’ )であり、測
定限界は2.0 Kg/ cm2である。試料の数は各
条件毎50本ずつである。
表−1
上記の表−1から、同じように扁平部を溶着してケーシ
ングフィルムの端部をシールしたとしても、補強フィル
ムテープ5を使用したものは、補強フィルムテープ5を
使用しないものよりもはるかにシール強度が高いことが
分る。またシール条件によっては、2.0Kg/cm2
以上の耐圧強度を得ることができるため、レトルト工程
に供される包装体に十分に適用できることが確認された
。
ングフィルムの端部をシールしたとしても、補強フィル
ムテープ5を使用したものは、補強フィルムテープ5を
使用しないものよりもはるかにシール強度が高いことが
分る。またシール条件によっては、2.0Kg/cm2
以上の耐圧強度を得ることができるため、レトルト工程
に供される包装体に十分に適用できることが確認された
。
包 体の破壊 の結果
前記の材質、からなるケーシングフィルム1を筒状に成
形し、その内部に水を充填して両端を第1図と第2図に
示す第一実施例のように押しつぶして扁平形状にし且つ
、扁平部1aの両側に補強フィルムテープ5を添装して
、40KHzで350Wの超音波ホーンによフて溶着し
て、長さ180mmの包装体を製作した。溶着部の厚さ
Tは約0.05〜0.1mmである。これを本発明に相
当する実験試料とした。また比較試料として、筒状に形
成したケーシングフィルム1に水を充填し、両端部を押
しつぶして扁平にし、この扁平部を、補強フィルムテー
プ5を添装することなく 40KHzで350Wの超音
波ホーンによフて溶着し、長さ180+1101の包装
体を製作した。
形し、その内部に水を充填して両端を第1図と第2図に
示す第一実施例のように押しつぶして扁平形状にし且つ
、扁平部1aの両側に補強フィルムテープ5を添装して
、40KHzで350Wの超音波ホーンによフて溶着し
て、長さ180mmの包装体を製作した。溶着部の厚さ
Tは約0.05〜0.1mmである。これを本発明に相
当する実験試料とした。また比較試料として、筒状に形
成したケーシングフィルム1に水を充填し、両端部を押
しつぶして扁平にし、この扁平部を、補強フィルムテー
プ5を添装することなく 40KHzで350Wの超音
波ホーンによフて溶着し、長さ180+1101の包装
体を製作した。
上記各試料に対し圧力2.2Kg/c+n2.温度12
0℃のレトルト殺菌を15分間行なった。実験結果は表
−2の通りである。以下の表内において、シール条件は
、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの接圧(にg
/ Cm’ ) s右側の数値は振幅(μm)である。
0℃のレトルト殺菌を15分間行なった。実験結果は表
−2の通りである。以下の表内において、シール条件は
、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの接圧(にg
/ Cm’ ) s右側の数値は振幅(μm)である。
テープ厚さの単位は(μm)である。また破壊比率の数
値は各条件における試料包装体の数50本に対して破壊
した試料包装体の本数を示している。すなわち破壊比率
は、分母が実験に供した試料の数で、分子が破壊した試
料の数である。
値は各条件における試料包装体の数50本に対して破壊
した試料包装体の本数を示している。すなわち破壊比率
は、分母が実験に供した試料の数で、分子が破壊した試
料の数である。
(以下余白 )
表−2
上記のように、ケーシングフィルムの両端部を扁平にし
て補強フィルムテープを使用することなく溶着したもの
は、レトルト工程においてそのほとんどが破壊されてし
まう。これに対し、本発明のように、補強フィルムテー
プ5を使用して扁平部を溶着した包装体の破壊本数はき
わめて少なく、シール条件によっては、レトルト工程に
よる破壊は全く生じなくなる。よって、本発明による包
装体によって、ソーセージなどのようにレトルト工程を
必要とする被包装物を包装したとしても、十分実用化で
きることが確認された。
て補強フィルムテープを使用することなく溶着したもの
は、レトルト工程においてそのほとんどが破壊されてし
まう。これに対し、本発明のように、補強フィルムテー
プ5を使用して扁平部を溶着した包装体の破壊本数はき
わめて少なく、シール条件によっては、レトルト工程に
よる破壊は全く生じなくなる。よって、本発明による包
装体によって、ソーセージなどのようにレトルト工程を
必要とする被包装物を包装したとしても、十分実用化で
きることが確認された。
なお、本発明はフィルム素材が塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体に限られるものではなく、他の樹脂で
あっても同じ効果を期待できる。
ニールの共重合体に限られるものではなく、他の樹脂で
あっても同じ効果を期待できる。
超音波溶着を行なう場合の他の樹脂としては、例えば塩
化ビニリデンと共重合可能な単量体とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体またはポリ塩化ビニールによるフィル
ムに対して実施可能である。
化ビニリデンと共重合可能な単量体とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体またはポリ塩化ビニールによるフィル
ムに対して実施可能である。
また本発明による包装は、ハムなどのように、真空包装
し、包装後にボイルする製品に適用した場合でも、シー
ル強度を高くでき、ボイル工程においてシール部の破壊
が生じなくなり′、真空戻りなどが生じるのを防止でき
るようになる。
し、包装後にボイルする製品に適用した場合でも、シー
ル強度を高くでき、ボイル工程においてシール部の破壊
が生じなくなり′、真空戻りなどが生じるのを防止でき
るようになる。
また、スティックチーズなどのように加熱処理を必要と
しない製品に対して本発明による包装体を使用しても、
斬新な包装形態を提供でき、また完全に密閉された包装
体を提供できるようになる。
しない製品に対して本発明による包装体を使用しても、
斬新な包装形態を提供でき、また完全に密閉された包装
体を提供できるようになる。
上記のように、本発明によれば、ソーセージなどの包装
体として、第6図のようにアルミなどによるワイヤクリ
ップを使用したものと異なる全く新たなものを提供でき
るようになる。その結果、ソーセージなどのイメージを
刷新して、包装体によって購買意欲を促進させることが
できるようになる。また、ケーシングフィルムの扁平部
に補強フィルムを添えて溶着することにより、扁平部の
シール強度を高くできるようになり、レトルトやボイル
などの加熱処理を行なう食品に対する包装体として実施
することが可能になる。
体として、第6図のようにアルミなどによるワイヤクリ
ップを使用したものと異なる全く新たなものを提供でき
るようになる。その結果、ソーセージなどのイメージを
刷新して、包装体によって購買意欲を促進させることが
できるようになる。また、ケーシングフィルムの扁平部
に補強フィルムを添えて溶着することにより、扁平部の
シール強度を高くできるようになり、レトルトやボイル
などの加熱処理を行なう食品に対する包装体として実施
することが可能になる。
第1図は本発明による包装体の第一実施例を示す斜視図
、第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す
部分斜視図、第3図は本発明による包装体の製造装置の
実施例を示す正面図、第4図は包装体の製造装置の溶着
ユニットを示す部分正面図、第5図は本発明による包装
体の第二実施例を示す部分斜視図、第6図は従来の包装
体を示す斜視図である。 1・・・ケーシングフィルム、la・・・ケーシングフ
ィルムの扁平部、5・・・補強フィルムテープ、12・
・・充填ノズル、13・・・成形部材、16゜17・・
・シール機構を構成する高周波電極、18゜19・・・
フィルム送りローラ、21・・・絞り機構を構成する絞
りローラ、30・・・溶着ユニット、31゜32.39
・・・押圧板、33・・・超音波溶着機構を構成するア
ンビル、34・・・超音波溶着機構を構成するホーン、
37・・・カッター。 第1図 5 補強フィlL/ムテーア 第3図 第6図 手続補正書、、え、 昭和63年 1月12日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 ぐ1
事件の表示 昭和62年特許願第107022号 2 発明の名称 包装体およびその製造方法と製造装置 3 補正をする者 代表者 高 橋 博 5 補正命令の日付 (自 発) 6 補正により増加する発明の数 な し全文訂正明細
書 1発明の名称 包装体およびその製造方法と製造装置 2特許請求の範囲 (1)f−tケーシングフィルムの縁部どうしが接合さ
れて筒状に成形され、その内部に被包装物が充填されて
おり且つ、亙旦ケーシングフィルムの両端部が押しつぶ
されて扁平状に底形され、この扁平部にて、ケーシング
フィルムが1枚のフィルムである場合にはこのケーシン
グフィルムを含めて3層以上、またはケーシングフィル
ムが2枚のフィルムの重ね合せである場合にはこのケー
シングフィルムを含めて5層以上のフィルムが一緒に溶
着されて成る包装体。 (2)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムがI便蓋1されて、扁平部にてケーシングフィルム
と補強フィルムとが一緒に溶着されている特許請求の範
囲第1項記載の包装体。 (3)扁平部にてケーシングフィルムの縁部が折り7工
畳まれており、扁平部にてこの折り返し部を含めて、ケ
ーシングフィルムが1枚のフィルムである場合には4層
、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね合
せである場合には8層のフィルムが溶着されている特許
請求の範囲第1項記載の包装体。 (4)扁平部にてフィルムが超音波によって溶着されて
いる特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
包装体。 (5) L!iケーシングフィルムを1試に成形してそ
の縁部どうしを接合し、この1旦ケーシングフィルム内
に被包装物を充填し、包装体の端部となる部分且l王工
至広工圭、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚
のフィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含
めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィ
ルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルム
を含めて5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の
製造方法。 (6)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムを供給し、ケーシングフィルムと補強フィルムを一
緒に溶着する特許請求の範囲第5項記載の包装体の製造
方法。 (7)扁平部にてケーシングフィルムを折り1畳み、扁
平部にてこの折り返し部を含めて、ケーシングフィルム
が1枚のフィルムである場合には4層、またはケーシン
グフィルムが2枚のフィルムの重ね合せである場合には
8層のフィルムを溶着する特許請求の範囲第5項記載の
包装体の製造方法。 (8)扁平部にてフィルムを超音波によって溶着する特
許請求の範囲第5項、第6項または第7項記載の包装体
の製造方法。 (9)faケーシングフィルムを筒状に成形する成形部
材と、成形部材によって筒状に成形されたケーシングフ
ィルムの縁部どうしを接合するシール機構と、1迭ケー
シングフイルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、
被包装物が充填された筒状ケーシングフィルムを部分的
に押しつぶして扁平部を1する絞り機構と、ケーシング
フィルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強
フィルム供給機構と、ケーシングフィルムの扁平部と補
強フィルムを一緒に溶着に以逝する溶着機構を含む包装
体の製造装置。 (10)溶着機構は、ケーシングフィルムの扁平部と補
強フィルムとを挟むホーンとアンビルとから成る超音波
溶着機構である特許請求の範囲第9項記載の包装体の製
造装置。 3発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は、ソーセージやハムなどの加工食品を被包装物
とする包装体に係り、特に筒状に成形されたケーシング
フィルムの両端のシール部が扁平形状となる包装体およ
びその製造方法と製造装置に関する。 〔発明の背景〕 第6図は従来のソーセージなどを被包装物とする包装体
を示している斜視図である。 従来のこの種の包装体は、加工食品が、例えば塩化ビニ
リデンと塩化ビニールとの共重合体であって二軸延伸さ
れた帯状ケーシングフィルムによって包まれている。こ
の帯状ケーシングフィルムは、筒状に成形され、その縁
部どうしが若干のマージンを残し高周波溶着される。な
お、高周波溶着によるシール線が符合2で図示されてい
る。 そして、円筒状に成形されたケーシングフィルム1内に
加工食品が充填された後、円筒状ケーシングフィルム1
の両端部が絞られ、アルミニウムなどのワイヤクリップ
3によって止められる。 このようにワイヤクリップ3によって両端部が止められ
ている(クリップされている)包装体は、包装体の両端
部のクリップ強度が高いため、後工程でレトルト(高温
高圧殺菌)やボイルなどの加熱処理を行なう際に、クリ
ップ部は包装体内の圧力の上昇に耐えることができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第6図に示す形状の包装体は、過去長い期間に渡って、
ソーセージなどの外観として定着している。しかしなが
ら、加工食品は、その包装外観が購買意欲と無関係では
なく、購買意欲の促進を図るため、また内部に充填され
る食品の品質の向上をアピールするためにも、新たな包
装形態の開発が望まれている。 また第6図に示すように、ワイヤクリップ3によって止
められている包装体では、上述のように外観の斬新性が
ないばかりでなく、クリップ部分の密閉性が悪く、加熱
処理工程における包装体内の圧力の上昇によって、加工
食品の水分がクリップ部分から浸出したり、あるいはハ
ムなどのように真空包装する場合に、クリップ部分から
真空戻りするなどのおそれがある。ちなみにここでいう
真空戻りとは、包装体内部へ外界の空気が侵入して真空
でなくなることをいう。 そこで、最近では、ワイヤクリップ3を使用せず、筒状
に成形されたケーシングフィルムの両端部を集束させ、
この集束部分を超音波溶着しただけの構造の包装体が考
えられている。この種の包装体は例えば特開昭59−2
6424号公報に記載されている。 この包装体は、ワイヤクリップを無くした点で新しい包
装形態といえるが、第6図の従来のものと外観が類似し
、斬新なデザインとはいえないものである。また円筒状
ケーシングフィルムの集束部を単純に超音波溶着しただ
けの包装体では、密閉性の面で優れているが、ワイヤク
リップ3を使用しているものに比べて溶着部分の耐圧強
度が低下する欠点がある。したがって、単に包装するだ
けで良い製品の包装−には有効であるが、ソーセージや
ハムなどのように、包装後にレトルトやボイルなどの加
熱工程が必要となる製品に使用した場合には、レトルト
やボイルなどの加熱処理による内圧の上昇により、溶着
部分の耐圧強度が不足のため溶着部が破壊されて密封性
が低下し、外気の流入による腐敗の心配が生じたり、被
包装物の水分が浸出する可能性が高くなる。また最悪の
場合にはレトルト工程中に包装体が溶着部より破裂する
おそれもある。またこの種の包装体において、円筒状ケ
ーシングフィルムの集束部の溶着強度を高めるために超
音波ホーンとア、ンビルの接圧を高くするなどの対策を
講じると、溶着部が溶は過ぎてピンホールが生じる場合
等があり、あるいは集東部が溶断されて溶着部分の耐圧
強度が低下し、完全な密封ができなくなるなどの問題が
ある。 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、ワイ
ヤクリップを設けずに、超音波などの溶着手段だけで包
装体の両端部を十分な耐圧強度にて溶着することができ
、また従来のものに比べて斬新な包装外観を提供できる
ようにすることを目的としている。 〔問題点を解決するための具体的な手段〕本発明は、 帯状ケーシングフィルムの縁部どうしが接合されて筒状
に成形され、その内部に被包装物が充填されており且つ
、筒状ケーシングフィルムの両端部が押しつぶされて扁
平状に成形され、この扁平部にて、ケーシングフィルム
が1枚のフィルムである場合にはこのケーシングフィル
ムを含めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚
のフィルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフ
ィルムを含めて5層以上のフィルムが一緒に溶着されて
成る包装体、 ならびに、 帯状ケーシングフィルムを筒状に成形してその縁部どう
しを接合し、この筒状のケーシングフィルム内に被包装
物を充填し、包装体の端部となる部分に扁平部を成形し
、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚のフィル
ムである場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層
以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重
ね合せである場合にはこのケーシングフィルムを含めて
5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の製造方法
、 および、 帯状ケーシングフィルムを筒状に成形する成形部材と、
成形部材によって筒状に成形されたケーシングフィルム
の縁部どうしを接合するシール機構と、筒状ケーシング
フィルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、被包装
物が充填された筒状ケーシングフィルムを部分的に押し
つぶして扁平部を成形する絞り機構と、ケーシングフィ
ルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強フィ
ルム供給機構と、ケーシングフィルムの扁平部と補強フ
ィルムを一緒に溶着し切断する溶着機構を含む包装体の
製造装置である。 〔作 用) 本発明による包装体は、筒状に成形されたケーシングフ
ィルムの両端部を扁平に押しつぶしたものであり、その
外観は第6図に示した従来のものと大きく相違して、斬
新な包装形態となる。また、その製造方法ならびに製造
装置では、ケーシングフィルムの両端部を押しつぶした
扁平部において、ケーシングフィルムが1枚のフィルム
である場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層以
上、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね
合せである場合にはこのケーシングフィルムを含めて5
層以上のフィルムを超音波などの手段で溶着している。 すなわち、単に扁平部を超音波ホーンとアンビルを挟ん
で溶着するとホーンとアンビル間の圧力により、溶融部
分の厚みは薄くなり溶着部の強度は低下する。また極端
な場合は集束部を形成するケーシングフィルムが溶断す
る場合もあって、このような場合には溶着部の強度低下
は著しい。本発明では、集束部の外側に補強フィルムを
添付装着してこれをホーンとアンビルで挟んで溶着して
いるために溶融部の厚みは元の厚みと同じか、あるいは
それ以上とすることが可能である。よって車にケーシン
グフィルムだけを溶着したものに比べて溶着部の強度を
高くできるようになり、レトルトやボイルなどの加熱処
理工程において、包装体の内圧が高くなっても、十分に
耐えることができるようになる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図〜第5図の図面によって
説明する。 第1図は本発明による包装体の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す斜
視図、第3図は第1図に示す包装体を製造する製造装置
を正面から見た概略図、第4図は第3図の製造装置にお
ける溶着ユニットを示す部分正面図である。 第1図に示すように、本発明による包装体は、塩化ビニ
リデンと塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーショ
ン法などによって二軸延伸したケーシングフィルムの縁
部どうしが高周波溶接されて、(この高周波溶接による
シール線が符号2として図示されている)筒状に成形さ
れており、その内部に加工食肉などが充填されている。 筒状に成形されたケーシングフィルム1の両端部は押し
つぶされて扁平部1a、となり、この扁平部1aの両側
に補強フィルムテープ5が添付装着されている。この補
強フィルムテープ5は、前記筒状ケーシングフィルム1
に対して溶着可能な材料によって成形されており、例え
ばケーシングフィルムと同様に、塩化ビニリデンと塩化
ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによ
って二軸延伸したフィルムが使用されている。この補強
フィルムテープ5はケーシングフィルムと溶着可能な材
質であることが必要であり、溶着可能であれば、ケーシ
ングフィルムと異なる材質によって成形されてもよい。 そして、扁平部1aにて、ケーシングフィルムと補強フ
ィルムテープ5とがシール線Aにて一緒に超音波溶着さ
れている。例えばケーシングフィルム1は、折り幅22
mmである。ちなみに折幅とは、当業者用語であって円
筒状ケーシングフィルム1を扁平に折り畳んだ場合の幅
、換言すれば円筒の周の長さの172である。 またケーシングフィルムはフィルム厚さが20μmのも
のを2枚重ね合せたもの、または厚さが40μmのシン
グルフィルムが使用される。補強フィルム5も2枚重ね
合わせたもの、またはシングルフィルムが使用される。 補強フィルムテープ5は、例えば、幅寸法Wが4mm、
長さHがケーシングフィルムの折り幅と同じ約22mm
の寸法のものが使用される。補強フィルムテープ5を扁
平部1aに超音波溶着した後の、シール線Aの部分の厚
さTは0.05〜0.1mm程度が理想的である。 また、第2図に示すように、ケーシングフィルム1の両
端またはいずれか一方の扁平部1aの縁部にノツチ4を
切込んでおけば、このノツチ4の部分からケーシングフ
ィルム1を容易に裂くことができ、ケーシングフィルム
1を被包装物から簡単に剥すことができるようになる。 次に、上記包装体の製造装置について説明する。 第3図において、符号11は供給ポンプ、符号12は充
填ノズルを示している。ソーセージを製造する場合の加
工食肉などは、この供給ポンプ11によって加圧され、
充填ノズル12から供給される。充填ノズル12の図示
上部の周囲には成形部材(フォーミングプレート)13
が設けられている。原反14から引き出される帯状ケー
シングフィルム10は、ガイドロール15aと15bと
によって導かれ、上記成形部材13によって筒状に成形
される。また成形部材13の下方位置には対向する高周
波電極16と17が設けられており、成形部材13によ
って筒状に成形された帯状ケーシングフィルム10の縁
部どうしが上記高周波電極16と17とによって溶着さ
れる。この溶着されたシール線が第1図に符号2で表わ
されている。以上の工程を経て筒状ケーシングフィルム
1が形成される。そして前記充填ノズル12によって、
この筒状ケーシングフィルム1内に被包装物が充填され
る。 充填ノズル12の下方位置にはフィルム送りローラ18
と19が設けられており、筒状に成形されたケーシング
フィルム1は、このフィルム送りローラ18と19によ
って下方向へ連続的に送り出される。さらに下側には一
対の絞りローラ21が設けられている。この一対の絞り
ローラ21は互いに圧接し且つ離れる方向へ駆動される
。加工食品が充填されながら下方向へ送り出されること
になるケーシングフィルム1は、絞りローラ21の間欠
的な圧接動作によって内容物がしごかれ、一部のケーシ
ングフィルムだけがフラット(扁平)となるように絞ら
れる。 絞りローラ21の下方には溶着ユニット30が配置され
ている。この溶着ユニット30は、上下に往復運動をす
るテーブル(図示せず)に組込まれており、特に下降時
の速度は円筒状ケーシングフィルムの下降速度とほぼ同
じである。この溶着ユニット30により、前記絞りロー
ラ21によつて扁平に絞られた部分が、溶着され且つ切
断される。 第4図は溶着ユニット30の構造を示している。符号3
1と32は押圧板である0片側に配置された一対の押圧
板31は上下に間隔を開けて配置されており、他方に配
置された一対の押圧板32は、前記押圧板31に対向し
て上下に配置されている。一方の押圧板31の先端は扁
平な押圧面31a・どなっており、他方の押圧板32の
先端も扁平な押圧面32aとなっている。各押圧板31
と32は駆動機構(図示せず)によって往復駆動される
。第4図に示すように、両押圧板31と32とが互いに
圧接する方向へ進出すると、第3図に示す絞りローラ2
1によって挟圧扁平化されたケーシングフィルム1の扁
平部1aが両押圧板31と32によってさらに扁平状態
に押圧される。 また一方の押圧板31の中間には、アンビル33が設け
られ、他方の押圧板32の中間には超音波ホーン34が
設けられている。第3図に示すように、超音波ホーン3
4は、高周波を超音波に変換するコンバータ36と超音
波を増幅するブースタ35を経て連設されている。アン
ビル33と超音波ホーン34は互いに駆動機構によって
進退動作できるようになっており、この駆動機構により
両者が進出動作すると、アンビル33の先端の加圧面3
3aと、超音波ホーン34の先端の加圧面34aによっ
て、ケーシングフィルム1の扁平部1aおよび補強フィ
ルムテープ5が所定の圧力にて挟まれるようになる。ま
たアンビル33の内側には第二の押圧板39が一対設け
られている。 この押圧板39の先端は、超音波ホーン34の加圧面3
4aに対向している。この押圧板39もその先端が扁平
形状である。第4図に示すように、一対の第二の押圧板
39の間にはカッター37が設けられている。このカッ
ター37はカッターベース38に支持されている。この
カッターベース38はアンビル33の前進動作かられず
かに遅れて前進するように駆動され、この前進動作によ
って、ケーシングフィルム1の扁平部1aの中央部分が
切断される。このとき第二の押圧板39と加圧面34a
とが扁平部10を挟むことにより、カッター37が扁平
部1aを切断する動作を補助する。また、超音波ホーン
34に形成された溝34bがカッター37に対する受は
刃としての機能を発揮するようになる。 符号5は補強フィルムテープである。第4図に示す実施
例では、4枚の補強フィルムテープ5が、図示しないテ
ープガイドによって供給され、アンビル33の加圧面3
3aの前方と、超音波ホーン34の加圧面34aの前方
に供給される。また図示省略するが、溶着ユニット30
内には、アンビル33と超音波ホーン34とによってケ
ーシングフィルム1に溶着された補強フィルムテープ5
を第2図に示す長さHにて切断するための切断部材が設
けられている。また第4図の実施例では、扁平部1aの
両側に4枚の補強フィルムテープ5が供給されているが
、扁平部1aの両側に各々1枚ずつ合計2枚の幅の広い
補強フィルムテープ5を供給するようにしてもよい。こ
の場合には、扁平部1aに溶着された補強フィルムテー
プ5が、第二の押圧板39と加圧面34aで挟まれつつ
カッター37によって、扁平部1aとともに切断される
ことになる。 次に上記製造装置を用いた包装体の製造方法について説
明する。 ケーシングフィルム1としては、例えば塩化ビニリデン
と塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法な
どによフて二軸延伸したものであって、厚さが20μm
程度のフィルムが2枚重ね合わされたもの、または厚さ
が40μm程度のシングルフィルムが使用される。また
補強フィルムテープ5も例えば塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによっ
て二軸延伸したフィルムが使用される。補強フィルムテ
ープ5は2枚重ね合わされたものまたはシングルフィル
ムであって、厚さが20〜90μm程度のものが使用さ
れ、溶着条件などに応じて厚さが任意に選択される。 第3図に示すように、原反14から引き出された帯状ケ
ーシングフィルム10は、成形部材(フォーミングプレ
ート)13によって筒状に成形され、ケーシングフィル
ムはフィルム送りローラ18と19とによりて一定の速
度にて下方向へ送り出される。筒状に成形された帯状ケ
ーシングフィルム10の縁部は互いに合わせられ、高周
波電極16と17とによフて溶着される(第1図の符号
2参照)。そして、このようにして形成された筒状ケー
シングフィルム1内に、供給ポンプ11と充填ノズル1
2から加工食肉などの被包装物が充填される。 被包装物が充填された筒状ケーシングフィルム1は、一
対の絞りローラ21の圧接動作によって間欠的に扁平に
絞られる。 さらに、上下に往復動作する溶着ユニット30では、ま
ず、ケーシングフィルム1の両側に対向する押圧板31
と32とが互いに接近する方向へ駆動され、前記絞りロ
ーラ21によって挟圧された扁平部1aが、各押圧板3
1と32の押圧面31a、32aによってさらに押圧さ
れる。押圧板31と32の動作から少し遅れて、アンビ
ル33と超音波ホーン34が前進し、アンビル33の加
圧面33aと超音波ホーン34の加圧面34aとによフ
て、扁平部1aの側方に供給される補強フィルムテープ
5と平坦部18部分のケーシングフィルムとが一緒に挟
まれる。モしてアンビル33と超音波ホーン34との接
圧の下で、筒状ケーシングフィルム1の扁平部1aと補
強フィルムテープ5とが一緒に超音波溶着される。ざら
に溶着動作が完了した後、カッターベース38が進出し
、ケーシングフィルム1の上下の溶着部の中間が切断さ
れる。切断の際には、扁平部1aは第二の押圧板39と
加圧面34aによって挟まれる。 なお、上記カッター37の刃の一部分にVの字形状の補
助刃を一体に設けておけば、ラップフィルム1の扁平部
1aをカッター37によって切断する際に、補助刃によ
って第2図にて符号4で示すノツチを一緒に成形するこ
とが可能である。この場合、超音波ホーン34の受は刃
となる溝34bの縁にVの字形状の補助刃に対向する刃
を設けることが必要である。 この切断動作によって第1図に示すように個々に分離さ
れた包装体が製造される。第2図に示すように、製造さ
れた包装体では、筒状ケーシングフィルム1の両端の扁
平部1aが補強フィルムテープ5と共に溶着されている
。後述の実験結果に示すように、この扁平部1aでは、
ケーシングフィルム1と補強フィルムテープ5とが一緒
に溶着されているので、溶着部の強度が、単にケーシン
グフィルム1だけを溶着した場合に比べて高くなり、包
装後のレトルトやボイルなどの加熱処理において包装の
内部圧力が高くなっても、扁平部1aの溶着部は十分に
耐えることができるようになる。このように補強フィル
ムテープ5を使用することにより溶着部の強度を高くす
ることができる理由のひとつとしては次のことが考えら
れる。 補強フィルムテープ5を使用しない場合には、アンビル
とホーンとの接圧によってケーシングフィルム1の溶着
部の厚さがケーシングフィルムの元の肉厚以下となって
しまう、これに対し、補強フィルムテープ5を使用した
場合には、溶着部の肉厚をケーシングフィルム1の元の
肉厚と同等またはそれ以上に保ち得るからである。 なお上記の実施例では、ケーシングフィルム1の扁平部
1aに対し補強フィルムテープ5が両側から添付装着さ
れて溶着されているが、扁平部1aの片側のみに補強フ
ィルムテープ5を添付装着したとしても、溶着部の強度
をある程度高めることはできる。 また、上記各実施例において、ケーシングフィルム1と
補強フィルムテープ5との溶着手段が高周波溶着であっ
ても同等の効果を期待できる。 次に第5図は本発明による包装体の第二実施例を示して
いる。この包装体では、第1図と第2図に示した包装体
のように筒状に成形したケーシングフィルム1の端部を
押しつぶして扁平部1aを成形するとともに、扁平部1
aの縁部を折り返して畳んでいる。そしてこの折り返し
部1bと扁平部1aとで4層(ケーシングフィルム1が
1枚のフィルムである場合)または8層(ケーシングフ
ィルム1が2枚重ね合わされたフィルムである場合)と
なったフィルムを超音波溶着し、シール部A、を形成し
ている。すなわち、折り返し部1bを第2図に示した補
強フィルムテープ5と同等に機能させ、4層または8層
のフィルムを溶着することによって、扁平部1aの溶着
強度を高めているものである。 〔実験結果〕 上述した溶着部分を有する包装体の強度試験の結果につ
いて説明する。 込工土人二μI 帯状ケーシングフィルム10(筒状ケーシングフィルム
1)は、塩化ビニリデンが80重量部、塩化ビニールが
20重量部の重合仕込み組成比よりなる共重合体樹脂に
、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混合し、溶
融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押し出し、
急冷後、インフレーション法によって二軸延伸したもの
を使用した。ケーシングフィルムは厚さ約20μmのフ
ィルムを2枚重ね合わせたもの、または厚さが約40μ
mのシングルフィルムであって、折り幅は約22mmの
ものを使用した。 補強フィルムテープ5は、塩化ビニリデン77重量部、
塩化ビニール23重量部の重合仕込み比よりなる共重合
体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混
合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押
し出し、急冷後、インフレーション法によって二軸延伸
したものを使用した。補強フィルムテープ5の寸法は、
第2図に示す幅Wが約4mm 、長さHがケーシングフ
ィルム1の折り幅に合わせて約22+nmのものを使用
した。 またフィルムは2枚重ね合わせたものまたはシングルフ
ィルムであって、全体の厚さが、20μm〜90μmま
で10μmずつ違うものを8種類製作してそれぞれにつ
いて実験した。 溶着部のシール強 の結果 上記の材質からなる帯状ケーシングフィルム10を筒状
に成形して筒状ケーシングフィルム1を製作した。その
一端を第2図の第一実施例に示すように、押しつぶして
扁平に成形し、且つ扁平部の両側に補強フィルムテープ
5を添装して、40KHzで350Wの超音波ホーンに
よって溶着し、溶着厚さTが約0.05[111!1〜
0.1mmの溶着部を成形した。これを本発明に相当す
る実験試料とした。また比較試料として、筒状に成形し
たケーシングフィルム1の一端を押しつぶして扁平にし
、補強フィルムテープ5を添装することなく、この扁平
部を40K)Izで350Wの超音波ホーンによって溶
着したものを使用した。 実験は、一端が前記方法によって溶着されている筒状ケ
ーシングフィルムの開放端部からエアーノズルを挿入し
、扁平溶着部から約300mm #れた位置にてフィル
ムをゴム管にて締め空気が洩れない状態にする。これを
水中に埋没させ、徐々に空気圧をかけ、エアー漏れが生
じた時点のゲージ圧CKg /cm’ )を測定した。 なお筒状ケーシングフィルム1の折り幅は22mmであ
った。 実験結果は表−1の通りである。以下の表内において、
シール条件は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの
接圧(Kg /cm2) 、右側の数値は振幅(μm)
である。補強フィルムテープの厚さの単位は(μm)で
ある。またシール強度は前記ゲージ圧(Kg /cm2
)であり、測定限界は2.0 Kg/ Cm2である。 試料の数は各条件毎50本ずつである。 表−1 上記の表−1から、同じように扁平部を溶着してケーシ
ングフィルムの端部をシールしたとしても、補強フィル
ムテープ5を使用したものは、補強フィルムテープ5を
使用しないものよりもはるかにシール強度が高いことが
分る。またシール条件によっては、2.0Kg/cm2
以上の耐圧強度を得ることができるため、レトルト工程
に供される包装体に十分に適用できることが確認された
。 包装体の 壊 験の結果 前記の材質からなるケーシングフィルムを筒状に成形し
、その内部に水を充填して両端を第1図と第2図に示す
第一実施例のように押しつぶして扁平形状にし且つ、扁
平部1aの両側に補強フィルムテープ5を添付装着して
、40KHzで350Wの超音波ホーンによって溶着し
て、長さ180mmの包装体を製作した。溶着部の厚さ
Tは約0.05〜0.1mmである。これを本発明に相
当する実験試料とした。また比較試料として、筒状に成
形したケーシングフィルム1に水を充填し、両端部を押
しつぶして扁平にし、この扁平部を、補強フィルムテー
プ5を添装することなく 40KHzで350Wの超音
波ホーンによって溶着し、長さ180mmの包装体を製
作した。 上記各試料に対し圧力2.2Kg/cm2、温度120
℃のレトルト殺菌を15分間行なった。なお筒状ケーシ
ングフィルムの折り幅は22mmであった。実験結果は
表−2の通りである。以下の表内において、シール条件
は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの接圧(にg
/cm’ ) 、右側の数値は振幅(μm)である。 補強フィルムテープの厚さの単位は(μm)である。ま
た破壊比率の数値は各条件における試料包装体の数50
本に対して破壊した試料包装体の本数を示している。す
なわち破壊比率は、分母が実験に供した試料の数で、分
子が破壊した試料の数である。 (以下余白 ) 表−2 上記のように、筒状ケーシングフィルムの両端部を扁平
にして補強フィルムテープを使用することなく溶着した
ものは、レトルト工程においてそのほとんどが破壊され
てしまう。これに対し、本発明のように、補強フィルム
テープ5を使用して扁平部を溶着した包装体の破壊本数
はきわめて少なく、シール条件によっては、レトルト工
程による破壊は全く生じなくなる。よって、本発明によ
る包装体によって、ソーセージなどのようにレトルト工
程を必要とする被包装物を包装したとしても、十分実用
化できることが確認された。 なお、本発明はフィルム素材が塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体に限られるものではなく、他の樹脂で
あっても同じ効果を期待できる。 超音波溶着を行なう場合の他の樹脂としては、例えば塩
化ビニリデンと共重合可能な単量体とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体またはポリ塩化ビニールによるフィル
ムに対して実施可能である。 また本発明による包装は、ハムなどのように、真空包装
し、包装後にボイルする製品に適用した場合でも、シー
ル強度を高くでき、ボイル工程においてシール部の破壊
が生じなくなり、真空戻りなどが生じるのを防止できる
ようになる。 また、スティックチーズなどのように加熱処理を必要と
しない製品に対して本発明による包装体を使用しても、
斬新な包装形態を提供でき、また完全に密閉された包装
体を提供できるようになる。 (発明の効果〕 上記のように、本発明によれば、ソーセージなどの包装
体として、第6図のようにアルミなどによるワイヤクリ
ップを使用したものと異なる全く新たなものを提供でき
るようになる。その結果、ソーセージなどのイメージを
刷新して、包装体によりて購買意欲を促進させることが
できるようになる。また、ケージ、ングフィルムの扁平
部に補強フィルムを添えて溶着することにより、扁平部
のシール強度を高くできるようになり、レトルトやボイ
ルなどの加熱処理を行なう食品に対する包装体として実
施することが可能になる。 4図面の簡単な説明 第1図は本発明による包装体の第一実施例を示す斜視図
、第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す
部分斜視図、第3図は本発明による包装体の製造装置の
実施例を示す正面概略図、第4図は包装体の製造装置の
溶着ユニットを示す部分正面図、第5図は本発明による
包装体の第二実施例を示す部分斜視図、第6図は従来の
包装体を示す斜視図である。 1・・・筒状ケーシングフィルム、1a・・・ケーシン
グフィルムの扁平部、5・・・補強フィルムテープ、1
0・・・帯状ケーシングフィルム、12・・・充填ノズ
ル、13・・・成形部材、16.17・・・シール機構
を構成する高周波電極、18.19・・・フィルム送り
ローラ、21・・・絞り機構を構成する絞りローラ、3
0・・・溶着ユニット、31,32.39・・・押圧板
、33・・・超音波溶着機構を構成するアンビル、34
・・・超音波溶着機構を構成するホーン、37・・・カ
ッター。 第1図 5 ゛≠剖強フイルムテーア 第3図 第6図
、第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す
部分斜視図、第3図は本発明による包装体の製造装置の
実施例を示す正面図、第4図は包装体の製造装置の溶着
ユニットを示す部分正面図、第5図は本発明による包装
体の第二実施例を示す部分斜視図、第6図は従来の包装
体を示す斜視図である。 1・・・ケーシングフィルム、la・・・ケーシングフ
ィルムの扁平部、5・・・補強フィルムテープ、12・
・・充填ノズル、13・・・成形部材、16゜17・・
・シール機構を構成する高周波電極、18゜19・・・
フィルム送りローラ、21・・・絞り機構を構成する絞
りローラ、30・・・溶着ユニット、31゜32.39
・・・押圧板、33・・・超音波溶着機構を構成するア
ンビル、34・・・超音波溶着機構を構成するホーン、
37・・・カッター。 第1図 5 補強フィlL/ムテーア 第3図 第6図 手続補正書、、え、 昭和63年 1月12日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 ぐ1
事件の表示 昭和62年特許願第107022号 2 発明の名称 包装体およびその製造方法と製造装置 3 補正をする者 代表者 高 橋 博 5 補正命令の日付 (自 発) 6 補正により増加する発明の数 な し全文訂正明細
書 1発明の名称 包装体およびその製造方法と製造装置 2特許請求の範囲 (1)f−tケーシングフィルムの縁部どうしが接合さ
れて筒状に成形され、その内部に被包装物が充填されて
おり且つ、亙旦ケーシングフィルムの両端部が押しつぶ
されて扁平状に底形され、この扁平部にて、ケーシング
フィルムが1枚のフィルムである場合にはこのケーシン
グフィルムを含めて3層以上、またはケーシングフィル
ムが2枚のフィルムの重ね合せである場合にはこのケー
シングフィルムを含めて5層以上のフィルムが一緒に溶
着されて成る包装体。 (2)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムがI便蓋1されて、扁平部にてケーシングフィルム
と補強フィルムとが一緒に溶着されている特許請求の範
囲第1項記載の包装体。 (3)扁平部にてケーシングフィルムの縁部が折り7工
畳まれており、扁平部にてこの折り返し部を含めて、ケ
ーシングフィルムが1枚のフィルムである場合には4層
、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね合
せである場合には8層のフィルムが溶着されている特許
請求の範囲第1項記載の包装体。 (4)扁平部にてフィルムが超音波によって溶着されて
いる特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
包装体。 (5) L!iケーシングフィルムを1試に成形してそ
の縁部どうしを接合し、この1旦ケーシングフィルム内
に被包装物を充填し、包装体の端部となる部分且l王工
至広工圭、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚
のフィルムである場合にはこのケーシングフィルムを含
めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィ
ルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィルム
を含めて5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の
製造方法。 (6)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムを供給し、ケーシングフィルムと補強フィルムを一
緒に溶着する特許請求の範囲第5項記載の包装体の製造
方法。 (7)扁平部にてケーシングフィルムを折り1畳み、扁
平部にてこの折り返し部を含めて、ケーシングフィルム
が1枚のフィルムである場合には4層、またはケーシン
グフィルムが2枚のフィルムの重ね合せである場合には
8層のフィルムを溶着する特許請求の範囲第5項記載の
包装体の製造方法。 (8)扁平部にてフィルムを超音波によって溶着する特
許請求の範囲第5項、第6項または第7項記載の包装体
の製造方法。 (9)faケーシングフィルムを筒状に成形する成形部
材と、成形部材によって筒状に成形されたケーシングフ
ィルムの縁部どうしを接合するシール機構と、1迭ケー
シングフイルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、
被包装物が充填された筒状ケーシングフィルムを部分的
に押しつぶして扁平部を1する絞り機構と、ケーシング
フィルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強
フィルム供給機構と、ケーシングフィルムの扁平部と補
強フィルムを一緒に溶着に以逝する溶着機構を含む包装
体の製造装置。 (10)溶着機構は、ケーシングフィルムの扁平部と補
強フィルムとを挟むホーンとアンビルとから成る超音波
溶着機構である特許請求の範囲第9項記載の包装体の製
造装置。 3発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は、ソーセージやハムなどの加工食品を被包装物
とする包装体に係り、特に筒状に成形されたケーシング
フィルムの両端のシール部が扁平形状となる包装体およ
びその製造方法と製造装置に関する。 〔発明の背景〕 第6図は従来のソーセージなどを被包装物とする包装体
を示している斜視図である。 従来のこの種の包装体は、加工食品が、例えば塩化ビニ
リデンと塩化ビニールとの共重合体であって二軸延伸さ
れた帯状ケーシングフィルムによって包まれている。こ
の帯状ケーシングフィルムは、筒状に成形され、その縁
部どうしが若干のマージンを残し高周波溶着される。な
お、高周波溶着によるシール線が符合2で図示されてい
る。 そして、円筒状に成形されたケーシングフィルム1内に
加工食品が充填された後、円筒状ケーシングフィルム1
の両端部が絞られ、アルミニウムなどのワイヤクリップ
3によって止められる。 このようにワイヤクリップ3によって両端部が止められ
ている(クリップされている)包装体は、包装体の両端
部のクリップ強度が高いため、後工程でレトルト(高温
高圧殺菌)やボイルなどの加熱処理を行なう際に、クリ
ップ部は包装体内の圧力の上昇に耐えることができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第6図に示す形状の包装体は、過去長い期間に渡って、
ソーセージなどの外観として定着している。しかしなが
ら、加工食品は、その包装外観が購買意欲と無関係では
なく、購買意欲の促進を図るため、また内部に充填され
る食品の品質の向上をアピールするためにも、新たな包
装形態の開発が望まれている。 また第6図に示すように、ワイヤクリップ3によって止
められている包装体では、上述のように外観の斬新性が
ないばかりでなく、クリップ部分の密閉性が悪く、加熱
処理工程における包装体内の圧力の上昇によって、加工
食品の水分がクリップ部分から浸出したり、あるいはハ
ムなどのように真空包装する場合に、クリップ部分から
真空戻りするなどのおそれがある。ちなみにここでいう
真空戻りとは、包装体内部へ外界の空気が侵入して真空
でなくなることをいう。 そこで、最近では、ワイヤクリップ3を使用せず、筒状
に成形されたケーシングフィルムの両端部を集束させ、
この集束部分を超音波溶着しただけの構造の包装体が考
えられている。この種の包装体は例えば特開昭59−2
6424号公報に記載されている。 この包装体は、ワイヤクリップを無くした点で新しい包
装形態といえるが、第6図の従来のものと外観が類似し
、斬新なデザインとはいえないものである。また円筒状
ケーシングフィルムの集束部を単純に超音波溶着しただ
けの包装体では、密閉性の面で優れているが、ワイヤク
リップ3を使用しているものに比べて溶着部分の耐圧強
度が低下する欠点がある。したがって、単に包装するだ
けで良い製品の包装−には有効であるが、ソーセージや
ハムなどのように、包装後にレトルトやボイルなどの加
熱工程が必要となる製品に使用した場合には、レトルト
やボイルなどの加熱処理による内圧の上昇により、溶着
部分の耐圧強度が不足のため溶着部が破壊されて密封性
が低下し、外気の流入による腐敗の心配が生じたり、被
包装物の水分が浸出する可能性が高くなる。また最悪の
場合にはレトルト工程中に包装体が溶着部より破裂する
おそれもある。またこの種の包装体において、円筒状ケ
ーシングフィルムの集束部の溶着強度を高めるために超
音波ホーンとア、ンビルの接圧を高くするなどの対策を
講じると、溶着部が溶は過ぎてピンホールが生じる場合
等があり、あるいは集東部が溶断されて溶着部分の耐圧
強度が低下し、完全な密封ができなくなるなどの問題が
ある。 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、ワイ
ヤクリップを設けずに、超音波などの溶着手段だけで包
装体の両端部を十分な耐圧強度にて溶着することができ
、また従来のものに比べて斬新な包装外観を提供できる
ようにすることを目的としている。 〔問題点を解決するための具体的な手段〕本発明は、 帯状ケーシングフィルムの縁部どうしが接合されて筒状
に成形され、その内部に被包装物が充填されており且つ
、筒状ケーシングフィルムの両端部が押しつぶされて扁
平状に成形され、この扁平部にて、ケーシングフィルム
が1枚のフィルムである場合にはこのケーシングフィル
ムを含めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚
のフィルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフ
ィルムを含めて5層以上のフィルムが一緒に溶着されて
成る包装体、 ならびに、 帯状ケーシングフィルムを筒状に成形してその縁部どう
しを接合し、この筒状のケーシングフィルム内に被包装
物を充填し、包装体の端部となる部分に扁平部を成形し
、この扁平部にて、ケーシングフィルムが1枚のフィル
ムである場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層
以上、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重
ね合せである場合にはこのケーシングフィルムを含めて
5層以上のフィルムを一緒に溶着する包装体の製造方法
、 および、 帯状ケーシングフィルムを筒状に成形する成形部材と、
成形部材によって筒状に成形されたケーシングフィルム
の縁部どうしを接合するシール機構と、筒状ケーシング
フィルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、被包装
物が充填された筒状ケーシングフィルムを部分的に押し
つぶして扁平部を成形する絞り機構と、ケーシングフィ
ルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補強フィ
ルム供給機構と、ケーシングフィルムの扁平部と補強フ
ィルムを一緒に溶着し切断する溶着機構を含む包装体の
製造装置である。 〔作 用) 本発明による包装体は、筒状に成形されたケーシングフ
ィルムの両端部を扁平に押しつぶしたものであり、その
外観は第6図に示した従来のものと大きく相違して、斬
新な包装形態となる。また、その製造方法ならびに製造
装置では、ケーシングフィルムの両端部を押しつぶした
扁平部において、ケーシングフィルムが1枚のフィルム
である場合にはこのケーシングフィルムを含めて3層以
上、またはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね
合せである場合にはこのケーシングフィルムを含めて5
層以上のフィルムを超音波などの手段で溶着している。 すなわち、単に扁平部を超音波ホーンとアンビルを挟ん
で溶着するとホーンとアンビル間の圧力により、溶融部
分の厚みは薄くなり溶着部の強度は低下する。また極端
な場合は集束部を形成するケーシングフィルムが溶断す
る場合もあって、このような場合には溶着部の強度低下
は著しい。本発明では、集束部の外側に補強フィルムを
添付装着してこれをホーンとアンビルで挟んで溶着して
いるために溶融部の厚みは元の厚みと同じか、あるいは
それ以上とすることが可能である。よって車にケーシン
グフィルムだけを溶着したものに比べて溶着部の強度を
高くできるようになり、レトルトやボイルなどの加熱処
理工程において、包装体の内圧が高くなっても、十分に
耐えることができるようになる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図〜第5図の図面によって
説明する。 第1図は本発明による包装体の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す斜
視図、第3図は第1図に示す包装体を製造する製造装置
を正面から見た概略図、第4図は第3図の製造装置にお
ける溶着ユニットを示す部分正面図である。 第1図に示すように、本発明による包装体は、塩化ビニ
リデンと塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーショ
ン法などによって二軸延伸したケーシングフィルムの縁
部どうしが高周波溶接されて、(この高周波溶接による
シール線が符号2として図示されている)筒状に成形さ
れており、その内部に加工食肉などが充填されている。 筒状に成形されたケーシングフィルム1の両端部は押し
つぶされて扁平部1a、となり、この扁平部1aの両側
に補強フィルムテープ5が添付装着されている。この補
強フィルムテープ5は、前記筒状ケーシングフィルム1
に対して溶着可能な材料によって成形されており、例え
ばケーシングフィルムと同様に、塩化ビニリデンと塩化
ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによ
って二軸延伸したフィルムが使用されている。この補強
フィルムテープ5はケーシングフィルムと溶着可能な材
質であることが必要であり、溶着可能であれば、ケーシ
ングフィルムと異なる材質によって成形されてもよい。 そして、扁平部1aにて、ケーシングフィルムと補強フ
ィルムテープ5とがシール線Aにて一緒に超音波溶着さ
れている。例えばケーシングフィルム1は、折り幅22
mmである。ちなみに折幅とは、当業者用語であって円
筒状ケーシングフィルム1を扁平に折り畳んだ場合の幅
、換言すれば円筒の周の長さの172である。 またケーシングフィルムはフィルム厚さが20μmのも
のを2枚重ね合せたもの、または厚さが40μmのシン
グルフィルムが使用される。補強フィルム5も2枚重ね
合わせたもの、またはシングルフィルムが使用される。 補強フィルムテープ5は、例えば、幅寸法Wが4mm、
長さHがケーシングフィルムの折り幅と同じ約22mm
の寸法のものが使用される。補強フィルムテープ5を扁
平部1aに超音波溶着した後の、シール線Aの部分の厚
さTは0.05〜0.1mm程度が理想的である。 また、第2図に示すように、ケーシングフィルム1の両
端またはいずれか一方の扁平部1aの縁部にノツチ4を
切込んでおけば、このノツチ4の部分からケーシングフ
ィルム1を容易に裂くことができ、ケーシングフィルム
1を被包装物から簡単に剥すことができるようになる。 次に、上記包装体の製造装置について説明する。 第3図において、符号11は供給ポンプ、符号12は充
填ノズルを示している。ソーセージを製造する場合の加
工食肉などは、この供給ポンプ11によって加圧され、
充填ノズル12から供給される。充填ノズル12の図示
上部の周囲には成形部材(フォーミングプレート)13
が設けられている。原反14から引き出される帯状ケー
シングフィルム10は、ガイドロール15aと15bと
によって導かれ、上記成形部材13によって筒状に成形
される。また成形部材13の下方位置には対向する高周
波電極16と17が設けられており、成形部材13によ
って筒状に成形された帯状ケーシングフィルム10の縁
部どうしが上記高周波電極16と17とによって溶着さ
れる。この溶着されたシール線が第1図に符号2で表わ
されている。以上の工程を経て筒状ケーシングフィルム
1が形成される。そして前記充填ノズル12によって、
この筒状ケーシングフィルム1内に被包装物が充填され
る。 充填ノズル12の下方位置にはフィルム送りローラ18
と19が設けられており、筒状に成形されたケーシング
フィルム1は、このフィルム送りローラ18と19によ
って下方向へ連続的に送り出される。さらに下側には一
対の絞りローラ21が設けられている。この一対の絞り
ローラ21は互いに圧接し且つ離れる方向へ駆動される
。加工食品が充填されながら下方向へ送り出されること
になるケーシングフィルム1は、絞りローラ21の間欠
的な圧接動作によって内容物がしごかれ、一部のケーシ
ングフィルムだけがフラット(扁平)となるように絞ら
れる。 絞りローラ21の下方には溶着ユニット30が配置され
ている。この溶着ユニット30は、上下に往復運動をす
るテーブル(図示せず)に組込まれており、特に下降時
の速度は円筒状ケーシングフィルムの下降速度とほぼ同
じである。この溶着ユニット30により、前記絞りロー
ラ21によつて扁平に絞られた部分が、溶着され且つ切
断される。 第4図は溶着ユニット30の構造を示している。符号3
1と32は押圧板である0片側に配置された一対の押圧
板31は上下に間隔を開けて配置されており、他方に配
置された一対の押圧板32は、前記押圧板31に対向し
て上下に配置されている。一方の押圧板31の先端は扁
平な押圧面31a・どなっており、他方の押圧板32の
先端も扁平な押圧面32aとなっている。各押圧板31
と32は駆動機構(図示せず)によって往復駆動される
。第4図に示すように、両押圧板31と32とが互いに
圧接する方向へ進出すると、第3図に示す絞りローラ2
1によって挟圧扁平化されたケーシングフィルム1の扁
平部1aが両押圧板31と32によってさらに扁平状態
に押圧される。 また一方の押圧板31の中間には、アンビル33が設け
られ、他方の押圧板32の中間には超音波ホーン34が
設けられている。第3図に示すように、超音波ホーン3
4は、高周波を超音波に変換するコンバータ36と超音
波を増幅するブースタ35を経て連設されている。アン
ビル33と超音波ホーン34は互いに駆動機構によって
進退動作できるようになっており、この駆動機構により
両者が進出動作すると、アンビル33の先端の加圧面3
3aと、超音波ホーン34の先端の加圧面34aによっ
て、ケーシングフィルム1の扁平部1aおよび補強フィ
ルムテープ5が所定の圧力にて挟まれるようになる。ま
たアンビル33の内側には第二の押圧板39が一対設け
られている。 この押圧板39の先端は、超音波ホーン34の加圧面3
4aに対向している。この押圧板39もその先端が扁平
形状である。第4図に示すように、一対の第二の押圧板
39の間にはカッター37が設けられている。このカッ
ター37はカッターベース38に支持されている。この
カッターベース38はアンビル33の前進動作かられず
かに遅れて前進するように駆動され、この前進動作によ
って、ケーシングフィルム1の扁平部1aの中央部分が
切断される。このとき第二の押圧板39と加圧面34a
とが扁平部10を挟むことにより、カッター37が扁平
部1aを切断する動作を補助する。また、超音波ホーン
34に形成された溝34bがカッター37に対する受は
刃としての機能を発揮するようになる。 符号5は補強フィルムテープである。第4図に示す実施
例では、4枚の補強フィルムテープ5が、図示しないテ
ープガイドによって供給され、アンビル33の加圧面3
3aの前方と、超音波ホーン34の加圧面34aの前方
に供給される。また図示省略するが、溶着ユニット30
内には、アンビル33と超音波ホーン34とによってケ
ーシングフィルム1に溶着された補強フィルムテープ5
を第2図に示す長さHにて切断するための切断部材が設
けられている。また第4図の実施例では、扁平部1aの
両側に4枚の補強フィルムテープ5が供給されているが
、扁平部1aの両側に各々1枚ずつ合計2枚の幅の広い
補強フィルムテープ5を供給するようにしてもよい。こ
の場合には、扁平部1aに溶着された補強フィルムテー
プ5が、第二の押圧板39と加圧面34aで挟まれつつ
カッター37によって、扁平部1aとともに切断される
ことになる。 次に上記製造装置を用いた包装体の製造方法について説
明する。 ケーシングフィルム1としては、例えば塩化ビニリデン
と塩化ビニールの共重合体樹脂をインフレーション法な
どによフて二軸延伸したものであって、厚さが20μm
程度のフィルムが2枚重ね合わされたもの、または厚さ
が40μm程度のシングルフィルムが使用される。また
補強フィルムテープ5も例えば塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体樹脂をインフレーション法などによっ
て二軸延伸したフィルムが使用される。補強フィルムテ
ープ5は2枚重ね合わされたものまたはシングルフィル
ムであって、厚さが20〜90μm程度のものが使用さ
れ、溶着条件などに応じて厚さが任意に選択される。 第3図に示すように、原反14から引き出された帯状ケ
ーシングフィルム10は、成形部材(フォーミングプレ
ート)13によって筒状に成形され、ケーシングフィル
ムはフィルム送りローラ18と19とによりて一定の速
度にて下方向へ送り出される。筒状に成形された帯状ケ
ーシングフィルム10の縁部は互いに合わせられ、高周
波電極16と17とによフて溶着される(第1図の符号
2参照)。そして、このようにして形成された筒状ケー
シングフィルム1内に、供給ポンプ11と充填ノズル1
2から加工食肉などの被包装物が充填される。 被包装物が充填された筒状ケーシングフィルム1は、一
対の絞りローラ21の圧接動作によって間欠的に扁平に
絞られる。 さらに、上下に往復動作する溶着ユニット30では、ま
ず、ケーシングフィルム1の両側に対向する押圧板31
と32とが互いに接近する方向へ駆動され、前記絞りロ
ーラ21によって挟圧された扁平部1aが、各押圧板3
1と32の押圧面31a、32aによってさらに押圧さ
れる。押圧板31と32の動作から少し遅れて、アンビ
ル33と超音波ホーン34が前進し、アンビル33の加
圧面33aと超音波ホーン34の加圧面34aとによフ
て、扁平部1aの側方に供給される補強フィルムテープ
5と平坦部18部分のケーシングフィルムとが一緒に挟
まれる。モしてアンビル33と超音波ホーン34との接
圧の下で、筒状ケーシングフィルム1の扁平部1aと補
強フィルムテープ5とが一緒に超音波溶着される。ざら
に溶着動作が完了した後、カッターベース38が進出し
、ケーシングフィルム1の上下の溶着部の中間が切断さ
れる。切断の際には、扁平部1aは第二の押圧板39と
加圧面34aによって挟まれる。 なお、上記カッター37の刃の一部分にVの字形状の補
助刃を一体に設けておけば、ラップフィルム1の扁平部
1aをカッター37によって切断する際に、補助刃によ
って第2図にて符号4で示すノツチを一緒に成形するこ
とが可能である。この場合、超音波ホーン34の受は刃
となる溝34bの縁にVの字形状の補助刃に対向する刃
を設けることが必要である。 この切断動作によって第1図に示すように個々に分離さ
れた包装体が製造される。第2図に示すように、製造さ
れた包装体では、筒状ケーシングフィルム1の両端の扁
平部1aが補強フィルムテープ5と共に溶着されている
。後述の実験結果に示すように、この扁平部1aでは、
ケーシングフィルム1と補強フィルムテープ5とが一緒
に溶着されているので、溶着部の強度が、単にケーシン
グフィルム1だけを溶着した場合に比べて高くなり、包
装後のレトルトやボイルなどの加熱処理において包装の
内部圧力が高くなっても、扁平部1aの溶着部は十分に
耐えることができるようになる。このように補強フィル
ムテープ5を使用することにより溶着部の強度を高くす
ることができる理由のひとつとしては次のことが考えら
れる。 補強フィルムテープ5を使用しない場合には、アンビル
とホーンとの接圧によってケーシングフィルム1の溶着
部の厚さがケーシングフィルムの元の肉厚以下となって
しまう、これに対し、補強フィルムテープ5を使用した
場合には、溶着部の肉厚をケーシングフィルム1の元の
肉厚と同等またはそれ以上に保ち得るからである。 なお上記の実施例では、ケーシングフィルム1の扁平部
1aに対し補強フィルムテープ5が両側から添付装着さ
れて溶着されているが、扁平部1aの片側のみに補強フ
ィルムテープ5を添付装着したとしても、溶着部の強度
をある程度高めることはできる。 また、上記各実施例において、ケーシングフィルム1と
補強フィルムテープ5との溶着手段が高周波溶着であっ
ても同等の効果を期待できる。 次に第5図は本発明による包装体の第二実施例を示して
いる。この包装体では、第1図と第2図に示した包装体
のように筒状に成形したケーシングフィルム1の端部を
押しつぶして扁平部1aを成形するとともに、扁平部1
aの縁部を折り返して畳んでいる。そしてこの折り返し
部1bと扁平部1aとで4層(ケーシングフィルム1が
1枚のフィルムである場合)または8層(ケーシングフ
ィルム1が2枚重ね合わされたフィルムである場合)と
なったフィルムを超音波溶着し、シール部A、を形成し
ている。すなわち、折り返し部1bを第2図に示した補
強フィルムテープ5と同等に機能させ、4層または8層
のフィルムを溶着することによって、扁平部1aの溶着
強度を高めているものである。 〔実験結果〕 上述した溶着部分を有する包装体の強度試験の結果につ
いて説明する。 込工土人二μI 帯状ケーシングフィルム10(筒状ケーシングフィルム
1)は、塩化ビニリデンが80重量部、塩化ビニールが
20重量部の重合仕込み組成比よりなる共重合体樹脂に
、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混合し、溶
融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押し出し、
急冷後、インフレーション法によって二軸延伸したもの
を使用した。ケーシングフィルムは厚さ約20μmのフ
ィルムを2枚重ね合わせたもの、または厚さが約40μ
mのシングルフィルムであって、折り幅は約22mmの
ものを使用した。 補強フィルムテープ5は、塩化ビニリデン77重量部、
塩化ビニール23重量部の重合仕込み比よりなる共重合
体樹脂に、可塑剤、安定剤、滑剤ならびに梨地化剤を混
合し、溶融押出機により加熱溶融し、管状ノズルから押
し出し、急冷後、インフレーション法によって二軸延伸
したものを使用した。補強フィルムテープ5の寸法は、
第2図に示す幅Wが約4mm 、長さHがケーシングフ
ィルム1の折り幅に合わせて約22+nmのものを使用
した。 またフィルムは2枚重ね合わせたものまたはシングルフ
ィルムであって、全体の厚さが、20μm〜90μmま
で10μmずつ違うものを8種類製作してそれぞれにつ
いて実験した。 溶着部のシール強 の結果 上記の材質からなる帯状ケーシングフィルム10を筒状
に成形して筒状ケーシングフィルム1を製作した。その
一端を第2図の第一実施例に示すように、押しつぶして
扁平に成形し、且つ扁平部の両側に補強フィルムテープ
5を添装して、40KHzで350Wの超音波ホーンに
よって溶着し、溶着厚さTが約0.05[111!1〜
0.1mmの溶着部を成形した。これを本発明に相当す
る実験試料とした。また比較試料として、筒状に成形し
たケーシングフィルム1の一端を押しつぶして扁平にし
、補強フィルムテープ5を添装することなく、この扁平
部を40K)Izで350Wの超音波ホーンによって溶
着したものを使用した。 実験は、一端が前記方法によって溶着されている筒状ケ
ーシングフィルムの開放端部からエアーノズルを挿入し
、扁平溶着部から約300mm #れた位置にてフィル
ムをゴム管にて締め空気が洩れない状態にする。これを
水中に埋没させ、徐々に空気圧をかけ、エアー漏れが生
じた時点のゲージ圧CKg /cm’ )を測定した。 なお筒状ケーシングフィルム1の折り幅は22mmであ
った。 実験結果は表−1の通りである。以下の表内において、
シール条件は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの
接圧(Kg /cm2) 、右側の数値は振幅(μm)
である。補強フィルムテープの厚さの単位は(μm)で
ある。またシール強度は前記ゲージ圧(Kg /cm2
)であり、測定限界は2.0 Kg/ Cm2である。 試料の数は各条件毎50本ずつである。 表−1 上記の表−1から、同じように扁平部を溶着してケーシ
ングフィルムの端部をシールしたとしても、補強フィル
ムテープ5を使用したものは、補強フィルムテープ5を
使用しないものよりもはるかにシール強度が高いことが
分る。またシール条件によっては、2.0Kg/cm2
以上の耐圧強度を得ることができるため、レトルト工程
に供される包装体に十分に適用できることが確認された
。 包装体の 壊 験の結果 前記の材質からなるケーシングフィルムを筒状に成形し
、その内部に水を充填して両端を第1図と第2図に示す
第一実施例のように押しつぶして扁平形状にし且つ、扁
平部1aの両側に補強フィルムテープ5を添付装着して
、40KHzで350Wの超音波ホーンによって溶着し
て、長さ180mmの包装体を製作した。溶着部の厚さ
Tは約0.05〜0.1mmである。これを本発明に相
当する実験試料とした。また比較試料として、筒状に成
形したケーシングフィルム1に水を充填し、両端部を押
しつぶして扁平にし、この扁平部を、補強フィルムテー
プ5を添装することなく 40KHzで350Wの超音
波ホーンによって溶着し、長さ180mmの包装体を製
作した。 上記各試料に対し圧力2.2Kg/cm2、温度120
℃のレトルト殺菌を15分間行なった。なお筒状ケーシ
ングフィルムの折り幅は22mmであった。実験結果は
表−2の通りである。以下の表内において、シール条件
は、左側の数値が超音波ホーンとアンビルの接圧(にg
/cm’ ) 、右側の数値は振幅(μm)である。 補強フィルムテープの厚さの単位は(μm)である。ま
た破壊比率の数値は各条件における試料包装体の数50
本に対して破壊した試料包装体の本数を示している。す
なわち破壊比率は、分母が実験に供した試料の数で、分
子が破壊した試料の数である。 (以下余白 ) 表−2 上記のように、筒状ケーシングフィルムの両端部を扁平
にして補強フィルムテープを使用することなく溶着した
ものは、レトルト工程においてそのほとんどが破壊され
てしまう。これに対し、本発明のように、補強フィルム
テープ5を使用して扁平部を溶着した包装体の破壊本数
はきわめて少なく、シール条件によっては、レトルト工
程による破壊は全く生じなくなる。よって、本発明によ
る包装体によって、ソーセージなどのようにレトルト工
程を必要とする被包装物を包装したとしても、十分実用
化できることが確認された。 なお、本発明はフィルム素材が塩化ビニリデンと塩化ビ
ニールの共重合体に限られるものではなく、他の樹脂で
あっても同じ効果を期待できる。 超音波溶着を行なう場合の他の樹脂としては、例えば塩
化ビニリデンと共重合可能な単量体とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体またはポリ塩化ビニールによるフィル
ムに対して実施可能である。 また本発明による包装は、ハムなどのように、真空包装
し、包装後にボイルする製品に適用した場合でも、シー
ル強度を高くでき、ボイル工程においてシール部の破壊
が生じなくなり、真空戻りなどが生じるのを防止できる
ようになる。 また、スティックチーズなどのように加熱処理を必要と
しない製品に対して本発明による包装体を使用しても、
斬新な包装形態を提供でき、また完全に密閉された包装
体を提供できるようになる。 (発明の効果〕 上記のように、本発明によれば、ソーセージなどの包装
体として、第6図のようにアルミなどによるワイヤクリ
ップを使用したものと異なる全く新たなものを提供でき
るようになる。その結果、ソーセージなどのイメージを
刷新して、包装体によりて購買意欲を促進させることが
できるようになる。また、ケージ、ングフィルムの扁平
部に補強フィルムを添えて溶着することにより、扁平部
のシール強度を高くできるようになり、レトルトやボイ
ルなどの加熱処理を行なう食品に対する包装体として実
施することが可能になる。 4図面の簡単な説明 第1図は本発明による包装体の第一実施例を示す斜視図
、第2図は第1図に示す包装体の端部の溶着部分を示す
部分斜視図、第3図は本発明による包装体の製造装置の
実施例を示す正面概略図、第4図は包装体の製造装置の
溶着ユニットを示す部分正面図、第5図は本発明による
包装体の第二実施例を示す部分斜視図、第6図は従来の
包装体を示す斜視図である。 1・・・筒状ケーシングフィルム、1a・・・ケーシン
グフィルムの扁平部、5・・・補強フィルムテープ、1
0・・・帯状ケーシングフィルム、12・・・充填ノズ
ル、13・・・成形部材、16.17・・・シール機構
を構成する高周波電極、18.19・・・フィルム送り
ローラ、21・・・絞り機構を構成する絞りローラ、3
0・・・溶着ユニット、31,32.39・・・押圧板
、33・・・超音波溶着機構を構成するアンビル、34
・・・超音波溶着機構を構成するホーン、37・・・カ
ッター。 第1図 5 ゛≠剖強フイルムテーア 第3図 第6図
Claims (10)
- (1)ケーシングフィルムの縁部どうしが接合されて筒
状に形成され、その内部に被包装物が充填されており且
つ、ケーシングフィルムの両端部が押しつぶされて扁平
状に形成され、この扁平部にて、ケーシングフィルムが
1枚のフィルムである場合にはこのケーシングフィルム
を含めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚の
フィルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフィ
ルムを含めて5層以上のフィルムが一緒に溶着されて成
る包装体。 - (2)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムが添装されて、扁平部にてケーシングフィルムと補
強フィルムとが一緒に溶着されている特許請求の範囲第
1項記載の包装体。 - (3)扁平部にてケーシングフィルムの縁部が折り畳ま
れており、扁平部にてこの折り返し部を含めて、ケーシ
ングフィルムが1枚のフィルムである場合には4層、ま
たはケーシングフィルムが2枚のフィルムの重ね合せで
ある場合には8層のフィルムが溶着されている特許請求
の範囲第1項記載の包装体。 - (4)扁平部にてフィルムが超音波によって溶着されて
いる特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
包装体。 - (5)ケーシングフィルムを円筒状に成形してその縁部
どうしを接合し、この円筒状のケーシングフィルム内に
被包装物を充填し、包装体の端部となる部分にて被包装
物が充填されているケーシングフィルムを押しつぶして
扁平部を形成し、この扁平部にて、ケーシングフィルム
が1枚のフィルムである場合にはこのケーシングフィル
ムを含めて3層以上、またはケーシングフィルムが2枚
のフィルムの重ね合せである場合にはこのケーシングフ
ィルムを含めて5層以上のフィルムを一緒に溶着する包
装体の製造方法。 - (6)扁平部の片側の外面または両側の外面に補強フィ
ルムを供給し、ケーシングフィルムと補強フィルムを一
緒に溶着する特許請求の範囲第5項記載の包装体の製造
方法。 - (7)扁平部にてケーシングフィルムを折り畳み、扁平
部にてこの折り返し部を含めて、ケーシングフィルムが
1枚のフィルムである場合には4層、またはケーシング
フィルムが2枚のフィルムの重ね合せである場合には8
層のフィルムを溶着する特許請求の範囲第5項記載の包
装体の製造方法。 - (8)扁平部にてフィルムを超音波によって溶着する特
許請求の範囲第5項、第6項または第7項記載の包装体
の製造方法。 - (9)ケーシングフィルムを筒状に成形する成形部材と
、成形部材によって筒状に成形されたケーシングフィル
ムの縁部どうしを接合するシール機構と、筒状のケーシ
ングフィルム内に被包装物を充填する充填ノズルと、被
包装物が充填された筒状のケーシングフィルムを部分的
に押しつぶして扁平部を形成する絞り機構と、ケーシン
グフィルムの扁平部の外側に補強フィルムを供給する補
強フィルム供給機構と、扁平部のケーシングフィルムと
補強フィルムを一緒に溶着する溶着機構とから成る包装
体の製造装置。 - (10)溶着機構は、ケーシングの扁平部と補強フィル
ムとを挟むホーンとアンビルとから成る超音波溶着機構
である特許請求の範囲第9項記載の包装体の製造装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107022A JPS63272612A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 包装体およびその製造方法と製造装置 |
| KR1019880003767A KR880012443A (ko) | 1987-04-30 | 1988-04-04 | 필름에 의한 통형상의 포장체 및 그의 제조방법 및 제조장치 |
| CN88102513A CN1013566B (zh) | 1987-04-30 | 1988-04-29 | 用薄膜制成的筒形包装体及其制作方法和制作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107022A JPS63272612A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 包装体およびその製造方法と製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63272612A true JPS63272612A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14448529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62107022A Pending JPS63272612A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 包装体およびその製造方法と製造装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63272612A (ja) |
| KR (1) | KR880012443A (ja) |
| CN (1) | CN1013566B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0329714A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-02-07 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 自動充填包装装置 |
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| US8590279B2 (en) | 2003-08-20 | 2013-11-26 | Mars, Incorporated | Method and device for packaging products and array of packaged products |
| JP2018083209A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 株式会社キーレックス | 超音波接合装置 |
| US11040814B2 (en) | 2007-03-05 | 2021-06-22 | Mars, Incorporated | Array or bandoleer of packaged products |
| IT202200011198A1 (it) * | 2022-05-27 | 2023-11-27 | New Plast S R L | Procedimento per la fabbricazione di un contenitore flessibile chiuso e relativo contenitore flessibile chiuso |
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-
1987
- 1987-04-30 JP JP62107022A patent/JPS63272612A/ja active Pending
-
1988
- 1988-04-04 KR KR1019880003767A patent/KR880012443A/ko not_active Ceased
- 1988-04-29 CN CN88102513A patent/CN1013566B/zh not_active Expired
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| KR100737624B1 (ko) | 2004-02-17 | 2007-07-10 | 가부시끼가이샤 구레하 | 포장체 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880012443A (ko) | 1988-11-26 |
| CN88102513A (zh) | 1988-11-16 |
| CN1013566B (zh) | 1991-08-21 |
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