JPS63274309A - 磁気浮上式搬送装置 - Google Patents

磁気浮上式搬送装置

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Publication number
JPS63274309A
JPS63274309A JP10446787A JP10446787A JPS63274309A JP S63274309 A JPS63274309 A JP S63274309A JP 10446787 A JP10446787 A JP 10446787A JP 10446787 A JP10446787 A JP 10446787A JP S63274309 A JPS63274309 A JP S63274309A
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JP
Japan
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electromagnet
magnetic
gap
current
stator
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Application number
JP10446787A
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English (en)
Inventor
Koji Uemura
植村 宏治
Akihira Morishita
明平 森下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、書類等の小荷物を搬送する磁気浮上式搬送装
置に係わり、特に搬送車を加速減速するのに好適な磁気
浮上式搬送装置に関する。
(従来の技術) 近年、オフィスオートメーションの一環として、建屋内
の複数の地点間において伝票、書類、現金、資料等を搬
送装置を用いて移動させることが広く行なわれている。
このような用途に用いられる搬送装置は、搬送物を速や
かに、かつ静かに移動させ得るものであることが要求さ
れる。このため、この種の搬送装置においてはガイドレ
ール上で搬送車を非接触で支持することが行なわれてい
る。中でも、搬送車を磁気的に非接触支持する方式は、
ガイドレールに対する追従性や騒音2発塵防止効果に優
れている。
しかし、搬送車を磁気力によって支持する場合。
この磁気力を全て電磁石によって賄おうとすると。
電磁石を常時付勢しなければならず、消費電流が大きく
ならざるを得ない。
そこで、本出願人は先に電磁石で要求される起磁力の大
部分を永久磁石によって与え、消費電力の低減化を図っ
た、いわゆるゼロパワーフィードバック制御方式を提案
した。この制御方式は、搬送車の重量が変動しても常に
永久磁石による磁気力と搬送車の重量が平衡するように
両者間のギャップを制御しようとするものである。これ
により。
電磁石に殆ど電流を流すことなく磁気浮上させることが
でき、m送本に搭載する電池容量を小型化することがで
きる。また、この場合に搬送車の駆動は、1次側固定子
を搬送路側に適宜の距離を置いて離散的に配置する一方
、2次側導体であるリアクションプレートを搬送車側に
配置したリニアインダクションモータ駆動方式によって
いる(特開昭61−102105号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来方式によると、搬送車と搬送路
間のギャップは、搬送車の重量に応じて設定されるため
、搬送車への小荷物積載状況によりギャップが拡がった
場合に推力(本願明細書では停止力も含めていう)が不
足し、加減速に時間がかかる上、所定の位置への停止が
困難になる問題点がある。
また、前記ゼロパワーフィールドバック制御方式に依ら
ない通常の磁気浮上式搬送装置においても、WI送送本
重量の如何に拘わらず常に搬送路と搬送車間のギャップ
を狭く保とうとすると、電磁石の消費電力が増大し、こ
れを抑えようとするとギャップが拡がって推力が低下す
るという問題点があった。
そこで本発明は、電磁石の消費電力を抑制する一方で、
推力を増大し得る磁気浮上式搬送装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、搬送路側に離散的に設置される1次側固定子
の位置を検出する手段を搬送車側に搭載して搬送車の2
次側導体が上記1次側固定子を通過するときだけ電磁石
に必要な電流を流し、ギャップを狭ばめるようにしたも
のである。
(作用) 搬送車側の2次側導体が搬送路側の1次側固定子を通過
するときだけ電磁石にギャップを狭くするに必要量の電
流が流れ、常時は浮上に必要な最低限の電流が流れるよ
うになるため、電力消費を抑えた上で大きな推力が得ら
れ、この種の磁気浮上式搬送装置の経済性と起動、停止
特性が大巾に改善される。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の一実施例による磁気浮上式搬送装置の
機構部の斜視図、第2図に同装置の断面図、第3図に同
装置の一部を切欠いた側面図を示す、これらの図におい
て1例えばオフィス空間に障害物を避けるようにして敷
設された断面が逆U字状の軌道枠1の上部壁下面には、
2本のガイドレール2が平行に埋設されている。一方、
軌道枠1の側壁内面にはそれぞれ断面が口字状の非常用
ガイド3が互いの開放側を対面させて敷設されている。
ガイドレール2の下側には、搬送車4が上記ガイドレー
ル2に沿って走行自在に配置されている。
また、軌道枠1の上部壁下面で上記ガイドレール2の間
の部分には、上記ガイドレールに沿って所定の距離を隔
ててリニアインダクションモータの固定子5が配置され
ている。。
搬送車4は、ガイドレール2の下面と対向するように配
置された平板状の基台6を備える。この基台6は、進行
方向に配置された2つの分割板7と、面分割板7を同進
行方向と直交する面内で回転可能に連結する連結機11
i8とで構成されている。この基台6の上面四隅位置に
は、磁気支持ユニット9がそれぞれ搭載されている。こ
れら磁気支持ユニット9は、ボルトおよび台座を用いて
前記基台6の上面に取付けられている。これら磁気支持
ユニット9には、同ユニット9とガイドレール2の下面
との111]の空隙長を検出する光学ギャップセンサ1
0が取付けられている。また、各分割板7の下面には。
連結部材11を介して搬送物の収容のための容器12が
それぞれ取付けられている。そして、これら容器12に
は、前記4つの磁気支持ユニット9をそれぞれ制御する
ための制御装置13と、定電圧発生装置14と、これら
に電力を供給する小容量の電源15とがそれぞれ2つず
つ計4つ搭載されている。また。
前記基台6の下面四隅位置には、磁気支持ユニット9の
磁気力喪失時などにおいて前記非常用ガイド3の上下壁
内面に接触して搬送車4を上下方向に支持するための4
つの縦車輪16と、同非常用ガイド3a 、 3bの側
壁内面に接触して搬送車4を左右方向に支持するための
4つの横車軸17とがそれぞれ取付けられている。更に
、基台6の上面の所定位置には、軌道側からの指令を搬
送車4に搭載された制御系に伝えるための7個のフォト
トランジスタ18が取付けられている。これらフォトト
ランジスタ18は、軌道枠lに取付けられた7個のLE
D (発光ダイオード)19と所定位If!(ステーシ
ョン)において対向する関係に配置されている。なお、
基台6は前述したリニアインダクションモータの駆動要
素である2次導体板を兼ねたものであり、装置の稼動時
においては、固定子16と僅かのギャップを介して対向
する高さに配置される。
磁気支持ユニット9は、第4図にも示すように上端部が
ガイドレール2の下面と対向するように搬送車4の進行
方向と直交する方向に配置された2つの電磁石20と、
これら電磁石20の各下部側面間に介在する永久磁石2
1とで構成されており、全体としてU字状をなすもので
ある。各電磁石20は1強磁性体で形成された継鉄22
と、この継鉄22に巻装されたコイル23とで構成され
ており、各コイル23は、電磁石20によって形成され
る磁束が互いに加算されるような向きで直列に接続され
ている。
次に、搬送車と搬送路間のギャップ即ちガイドレール2
と各継鉄22間のギャップ2を適正な値に制御してゼロ
パワーフィードバック制御を実現するため、搬送車4側
の制御袋!!13内に設けられた制御回路図を第5図に
示す。
この制御回路30は、第5図に示すように、センサ部3
1と、このセンサ部31からの信号に基づいてコイル2
3に供給すべき電力を演算する演算回路32と、この演
算回路32からの信号に基づいて前記コイル23に電力
を供給するパワーアンプ33とで構成されている。
パワーアンプ33には、電il!X34からの電力がメ
インスイッチ35.スイッチ36を介して与えられる。
また、演算回路32およびセンサ部31には、電源34
からの電力がメインスイッチ35、定電圧発生装置37
およびスイッチ38を介して与えられる。定電圧発生装
置37は、基I!!電圧発生装置37aと電流増幅器3
7bとで構成され、定電圧を出力する。この定電圧発生
装置1f37からの定電圧は起動装置39にも与えられ
る。起動装置i!39の出力は、スイッチ36,38お
、よび演算回路32に指令信号として与えられる。
センサ部31は、ガイドレール2と継鉄22とのギャッ
プZFI!定する光学ギャップセンサIOと、外部雑音
の影響を抑制するため光学ギャップセンサ10の信号を
変調する変調回路31aと、コイル23の電流値を検出
する電流検出器31bとで構成されている。
演算回路32の目標値発生器32aから出力されるギャ
ップ長設定値zoは、光学ギャップセンサ1゜で検出さ
れたギャップ長と減算器32bで減算される。減算器3
2bの出力は、直接および微分器32cを介してフィー
ドバックゲイン補償器32dおよび32aにそれぞれ入
力される。また、電流検出器31bからの電流検出信号
は、フィードバックゲイン補償器32fに入力される。
これらフィードバックゲイン補償器32d〜32fから
の補償出力は、加算器32gによって加算され、減!1
32hの一方の入力に与えられる。また、電流検出信号
は1w、算器32iにおいて目標値発生器32jからの
電流目標値(浮上制御状態では″O′″)と比較され、
その結果は、スイッチ32kを介して積分補償器32Q
に入力され、積分補償された後、減算器32hの他方の
入力として与えられる。そして、減算器32hの出力が
パワーアンプ33のゲイン調整に供せられる。これによ
って。
減算器32i→積分補償器32Q→減算器32hからな
るゼロパワーフィードバックループLが構成される。
なお、スイッチ32には、起動装置39からの指令に基
づいて積分補償器32Qの機能を選択的に停止させるも
のであり、0回路32+e側に接続されたとき。
その出力は0となると共に、積分補償器32Qはリセッ
トされ、ゼロパワーフィードバックループLの出力は無
くなる。
このスイッチ32には、具体的には、第6図に示すよう
に、積分補償器32Qを構成する演算増幅器OPIの入
出力間に接続されたコンデンサCを、起動装置39から
の出力によって短絡させるように構成される。このよう
な構成により、積分補償器32QのゲインK J =−
1/RCが起動装置39の出力に応じてOにされる結果
、演算増幅器OP1の出力も0になる。
また、目標値発生器32j、32aも、起動装置39の
出力によりその目標値を逐次変化する構成のものである
。これら目標値発生器32j、32aは、それぞれ第7
図、第8図に示すように構成される。
すなわち、目標値発生器32jは5第7図に示すように
、演算増幅器OP2.抵抗Ra、コンデンサCaからな
る一次遅れ系を構成するフィルタの入出力間に起動装置
39からの出力に応じて開閉するスイッチSWIが接続
されてなる。この構成で、予め決められた入力値VIO
をセットした上で、スイッチSWIを閉から開状態にす
れば0からVIOに徐々にその出力である目標値を変化
させることができる。
また、目標値発生器32aは、第8図に示すように。
演算増幅器OP3 、抵抗Rb、コンデンサCb、スイ
ッチSW2により構成される回路は第7図と同様であり
更にその出力に演算増幅器OP4が接続されてなる。
この構成で、各演算増幅器OP3.OP4の入力端にV
z D、V:l: 0をセットした上で、スイッチSW
2を閉から開状態にすれば、その出力である目標値をv
:DからVZOに徐々に変化させることができる。
一方、起動装置39は1例えば第9図に示すように、外
部指令変換器39aと、スイッチ動作器39bとから構
成される。外部指令変換器39aは、軌道枠l側に取付
けられた7個LHD 19を外部指令に基づいてドライ
ブする点灯袋[LDと、これらLIED19と対向する
搬送車4側に取付けられた7個のフォト1−ランジスタ
1Bと、このフォトトランジスタ18の出力に基づいて
2値の電圧を出力する電圧発生器VGとで構成されてい
る6また、スイッチ動作器39bは。
外部指令変換器39aからの5ビツトの出力の各ビット
ラス−1’ ッ%36.38.32に、SWIおよび5
V2(71各開閉状態と対応させてこれらスイッチの開
閉状態を制御する。なお、両側に配置された残りの2つ
のフォトトランジスタ18の出力は、LHD19とフォ
トトランジスタ18とが正しく対向しているかどうかを
検出するもので、上記2つのフォトトランジスタ18が
同時にLED19からの光を受光したときに限り軌道側
から搬送車側に外部指令が伝達されるようになっている
以上の構成で、搬送車4を浮上させるには、先ず、メイ
ンスイッチ51135を入れる。次いで、起動装置i!
39に外部指令を与えて、スイッチ36 、38を閉す
る。また、スイッチ32kを閉することにより。
スイッチを32m側に切換えてゼロパワーフィールドパ
ックループLを無効にする。同時に、目標値発生器32
jのスイッチSv1は閉して目標値を0、目標値発生器
32aのスイッチSW2は開して目標値Z、)に設定す
る。なお、この目標値ZOは搬送車4を浮かすためにガ
イドレール2と継鉄22間に設けるギャップ値で、任意
に設定できるが、ここでは説明の都合上、搬送車4に荷
物を何も載せず、かつコイル23に一切電流を流さない
状態で、搬送車4の荷重と磁石の吸引力が釣合うギャッ
プ値に予め設定しておく。
これらのスイッチの設定により、第5図の制御回路は、
ゼロパワーフィードバックループLが無効となって、目
標値発生器32aからのZ、Jを目標値として光学ギャ
ップセンサ10により検出されるガイドレール2と継鉄
22間のギャップ2を制御する通常のフィードバック制
御回路となる。即ち、減算器32bでギャップ目標値Z
。と実際のギャップ長Zとの偏差Δz=z−zuが算出
され、その偏差ΔZはPD(比例・微分)演算されてパ
ワーアンプ33に加えられ、偏差Δ2を打消す方向に電
流をコイル23に流す。このとき、I’D演算されてパ
ワーアンプ33に加わる操作信号には、検出器31bか
らのコイル23電流検出信号も加わって偏差ΔZを打消
す方向に働く。これにより、偏差ΔZは極めて急速にO
に向かうが、コイル23に流れる電流によりギャップ値
Zは目標値Z。を越えれば、偏差は逆極性の−Δ2とな
る結果、今度はコイル23に逆方向の電流が流れ、ΔZ
=0で安定する。このとき、加算器32gに加わる検出
器31bからの信号は、パワーアンプ33の入力変化が
検出器31bの出力変化となって現れるのに多少の時間
遅れが生じるため、ダンパーとして作用する。このよう
にして偏差ΔZは0に収斂し、ガイドレール2と電磁石
20間のギャップ長は目標値20通りに制御される。前
述した通り、このギャップ長ZOは電磁石20のコイル
23に電流を流さないで、磁気吸引力と車体重量が釣合
うギャップに設置されているため、検出器31bの検出
値も0となる。
このようにして、電磁石20に電流を流さない状態で搬
送車4を浮上させることができる。この状態でスイッチ
32kを開してゼロパワーフィードバックループLを活
かす。しかし、このときには検出器31bの検出信号は
Oであるため、積分補償器32Qは動作せず、L出力も
0のままである。
次に、この状態で搬送車4に荷物を載せると、磁気吸引
力と車体重量とのバランスが崩れてギャップ長Zが増す
ことにより、偏差Δ2が生じる。これにより、前述同様
、この偏差Δ2をPD演算した値がパワーアンプ33に
加わり、コイル23にこの偏差ΔZを打消す方向の電流
が流れる。検出器31bからの検出信号はフィードバッ
クゲイン補償器32fから加算器32gに加わると同時
に、減算器32iにも加わる。
このとき、減算器32iには目標値発生器32jから電
流目標値0が与えられているため、この電流検出信号は
反転されて積分補償器32Qに加わり、そこで積分され
る。更にこの積分出力は、減算器32hに加算器32g
からの信号と同極性で加わり、パワーアンプ33に偏差
Δ2を打消す方向の信号として加わる。これにより、前
述同様にして電磁石20のコイル23に大きな電流が流
れてギャップを縮める方向に搬送車4が動き、偏差Δ2
は極め急速にOに向かう。しかし、このとき積分補償器
32Qには偏差を打消す方向の電流が積分されているた
め。
偏差ΔZがOとなってもパワーアンプ33の入力は0と
ならず、搬送車4はギャップ目標値Zuを越してギャッ
プ長を縮め、積分補償器32Q出力を打消す逆極性の偏
差−Δ2を生じる。この状態で磁気吸引力と車体重量が
釣合えば検出器31b出力0即ち電磁石20に一切電流
を流すことなく搬送車4を浮上させることができる。し
かし、このときに釣合いが得られず搬送車4がどちらか
へ移動すれば、再び減算器32h出力即ちパワーアンプ
33人力が生じ。
この結果生じる検出器31b出力により釣合い方向に積
分補償器32Q出力が修正される。そして最終的には検
出器31b出力Oで磁気吸引力と車体重量が釣合うギャ
ップを生じる偏差−Δ2で制御系は安定する。即ち、搬
送車4に載せる荷物の重量に応じて積分補償器32Qの
出力が変り、荷物が軽ければ偏差Δ2が生じても、この
値はコイル23に流れる電流により生じる磁気吸引力の
増加ですぐに打消されることから積分補償器32Ωの値
も小さなものとなり、ギャップ目標値Zuから僅かに縮
まった偏差−ΔZsのギャップで平衡する。一方、荷物
が重ければ、偏差Δ2の解消に時間がかかって積分補償
器32Qの値が太き(なり、大きな偏差−ΔZL(ΔZ
L>ΔZs)に対応する小さなギャップ2で平衡する。
このようにして、ゼロパワーフィードバック制御方式に
より、車体重量が変化してもギャップ長を自動調節して
電磁石への供給電流0で平衡することが理解できたと思
うが、これを更に数式を用いて詳細に述べれば以下の通
りである。
先ず、上記磁気支持ユニット9とその周辺のガイドレー
ル2.ギヤツブ長Z、継鉄22.永久磁石21からなる
磁気回路における漏れ磁束は無視することにする。この
磁気回路の磁気抵抗Rmは。
で表わすことができる。ここでμ。は真空の透磁率、S
は磁気回路の断面積、μSは空隙部分以外の非透磁率、
Ωはギャップ以外の磁気回路長である。
また、コイル23に励磁電流が流れていない時にギャッ
プ2に生じる磁界の強さをIf、永久磁石21の長さを
Qm、コイル23の総巻数をN、コイル23への励磁電
流を1とすると、この磁気回路に発生する全磁束Φは。
Φ= (N I +HmQm) /Rm       
  −(2)となる。従って、ガイドレール2と各継鉄
22とので表わせる。ここで、2で示す向きを重力方向
として搬送車4の運動方程式を導くと。
となる、なお、ここにmは前記磁気支持部に加わる負荷
および当該磁気支持部の全質量1gは重力加速度、1m
は搬送車に印加される外力である。
一方、直列に接続されたコイル23が鎖交する磁束数Φ
11は。
ΦI4 = (N I +8m Q m) N/Rm 
      −(5)であるから、コイル23の電圧方
程式は、コイル23の全抵抗をRとして、 ・・・(6) となる。
ここで、 R+++は、(1)式から明らかなように空
隙長Zの関数である。そこで、いま、工=0の時に吸引
力Fと重力Imgとが釣合う際のギャップ長をZ6゜全
磁気抵抗をRmoとして、上記(4) 、 (6)式を
空隙長Z=Zu、速度dz/dt = 0、電流I=0
の近傍で線形化する。この場合、 z、dz/dt、I
は、それぞれの微小量をΔ2.Δ2.Δiとして、 Z”Zu+Δ2 z −一=0+ΔZ t ■=0+Δi で表わせる。
そこで、上記(4)式の吸引力Fを定常点(z、dz/
dt、I) = (Z 13.0.0)の近傍で線形化
すると。
(以下余白) となり、 とおくと。
となる、したがって、前記(4)式は次のようにまとめ
ることができる。
同様に、前記(6)式を定常点(z*dz/dtyI)
=(zo+otO)の近傍で線形化すると。
・・・(8) となる。上記(7)、(8)式は、次のような状態方程
式にまとめることができる。
・・・(9) ただし、azl、 az3. a:+z、 a:++、
 b:+x、 dzxは、それぞれ、 である、ここで簡単のため上記(9)式を、X = A
 X + BE+ DUm         −(10
)と表わす、この(9)式で表わす線形システムは。
一般には不安定な系であるが、上記(9)式の状態ベク
トル〔Δ2.ΔazlΔi〕および加速度Δ2より、印
加電圧Eを種々の方法で求め、系にフィードバック制御
を施すことによって安定化を図ることができる。例えば
Cを出力行列(この場合単位行列)とし、x’=x−Δ
X a 、ΔXo=(ΔZa、0.0)として印加電圧
Eを。
E=−[Fl、F2’、F3] X CX X’ + 
e 。
= −FCX’+eo           −(11
)(ただし、Fl、F2.F3フィードバック定数、Δ
Z。
は空隙長の目標値Zoと空隙長Zaとの偏差(ΔZll
=zD−Zo)、eoは付加電圧)とすれば、(lO)
式は、X=AX−BFC(X−ΔXo) + DU*+
 Bee・・・(12) となり、さらに、この(10)式をラプラス変換してX
を求めると。
X=  ”” ((sl−A+BFC)−”(Xn+D
Um(s)+BFCΔXo(s) + Boo(s) 
    ・・・(13)となる、なお、ここに1は単位
行列、XoはXの全期値である。
上記(13)式より、状態推移行列v(s)すなわち、
’F(s)=(sl−A+BFC)−”      =
−(14)を用いてU■、ΔZoおよびeOに対するX
(s)の伝達関数G(s) 、 H(s) 、 P (
s)を表わすと、これらはそれぞれ、 G(s)= v(s)D H(s) =マ(s)BF’C P(s)= W(s)B ただし、 Δ3(s)=s3+(bixF3−C33)s”+(−
azx+az3(b3tFz −a3z))s+aza
bsxFx−azt(b3tF3−a3s)である、こ
こで、’F (s)の特性方程式は、Δ3(s)=0で
求められる。したがって、Fl、F2.Flの値を適宜
決定することにより、マ(s)の特性機を複素平面の左
半面上に任意に配置して磁気浮上系の安定化を達成する
ことができる。
磁気支持部にこのようなフィードバック制御を施した場
合の磁気浮上系のブロック図を第10図に示す、この図
は第5図のゼロパワーフィードバックループLを無効に
した場合の構成に対応するもので、 C1は制御対象、
 C2はフィードバックゲイン補償器を表わし、前記(
12)式に相当する。
次に、ゼロパワーフィードバックループLを付加した第
5図の構成に対応するブロック図を第11図に示す、こ
の場合は第10図の構成に更に積分補償器C3および目
標値発生器C4、Csを付加すると共に、積分補償器C
3を任意に機能停止できる手段を付加したものとなる。
ここで、C4が第5図の目標値発生器32a、 C3が
積分補償器、C5が目標値発生器32aに対応する。こ
の積分補償器C3のゲインにおよび目標値発生器C4の
目標値rは、K = (0,0,に3)およびr=〔0
,09r3〕なる行列で表わされ、K3は電流偏差Δi
の積分ゲイン、F3は励磁電流目標値である。したがっ
て、この磁気浮上系における印加電圧Eは。
・・・(18) で表わせる。前述と同様にして状態推移行列ψ(s)を
求めると、 ψ(s)=(s”1−sA+5BFC+BKC)−”・
・(19)となる。ここでUn、Zo、 eおよびr:
Iを入力とし、y=CXで表わされるyを出力とした時
のそれぞれの伝達関数G (s)、 H(s) = P
 (s)およびQ(s)は、G(s) = s重(s)
D H(s) =ψ(s)B(sF+K) P(s) = ’F(s)Bs Q(s)= v(s)BK ただし、 Δa(s) =s’ + (b+1F3−a:++)s
’ + (b3tに2− a 21+az3(b:+x
Fz−avz)a”+ (az3b3xFt−azt(
b:+IF+−a:+:+))s−az1batK3・
= (24) と表わすことができる。伝達関数G (s) 、 H(
s)。
P(s)およびQ (s)の特性機は、上記(24)式
で表わされるΔ4(S)をΔ4(s)=0として求める
ことができ、Fx、Fz、F3.M3を適宜決定するこ
とにより、第11図の磁気浮上系の安定化を実現できる
ここで、もし同図の磁気浮上系が安定であり、ΔZo、
soおよびr3が同時に零であるとすれば、外力Umに
対する偏差電流Δiの応答は、ラプラス変換を用いて。
と求めることができる。
この(25)式において前記外力Usがステップ状外力
であることから、Foを外力の大きさとすれば、011
(S)=Fll/Sとなり、(25)式は、t−4o。
のであるから、結局、外力Usの有無に拘らず、電流を
零に近付ける手段は、現実に存在することは明らかであ
る。
以上のようにしてゼロパワーフィードバック制御が実現
されるが、このとき、ガードレール2と 。
継鉄22間のギャップ長2が車体重量に応じて変ること
になる。このギャップ長2が狭ければ良いが拡がると推
力が低下し、搬送車4の起動、停止特性が低下すること
は前述した通りである。これを防止して電力消費を抑え
た上で起動、停止特性を改善するため、本実施例では、
第3図に示したように軌道枠1に適宜の間隔を置いて設
置される固定子5の前後にLED19を配置すると共に
、このLED19からの指令に応じて各スイッチを切換
え搬送車4が固定子5を通過する間だけガードレール2
と継鉄22間のギャップ長2を強制的に狭いギャップ’
loにしている。
すなわち、搬送車4の2次側導体が軌道枠1の固定子5
に達する手前で、 LED19からの指令をフォトトラ
ンジスタ18で受けて目標値発生器32jのスイッチS
WIを開状態に固定する。このとき、演算増幅器OP2
の入力端子には、所望の最小ギャップZbを生じさせる
ための設定電圧VIOが印加されている。従って、スイ
ッチSWIが開くことにより目標値発生器32jの出力
は0から目標値VICIに変化する。これにより、コイ
ル23にその目標値に対応する電流が流れたところで車
体重量と電磁吸引力が平衡するようになり、キャップ2
は最小キャップZDに変化する。一方、搬送車4の2次
側導体が軌道枠1の固定子5を通過するとき、再びLH
D19からの指令をフォトトランジスタ18で受けて今
度は目標値発生器32jのスイッチSWIを閉状態にリ
セットする。これにより、目標値発生器32jの出力は
再び0状態となってコイル23に流れる電流は0となり
電力消費は無くなる。
以上はゼロパワーフィードバックループLを活かしたま
までキャップ長2をZDに変更する場合の例について示
したが、これはゼロパワーフィードバックループLを切
り、目標値発生器32aの出力をZDに変換することに
よっても実現できる。
すなわち、(11送車4の2次側導体が軌道枠1の固定
子5を通過する際、その入口側でLHD 19からの指
令をフォトトランジスタ18で受けてスイッチ32kを
閉、目標値発生器32aのスイッチSW2を閉にセット
し、出口側でリセットすれば、ガードレール2と継鉄2
2間のギャップZを固定子5を通過する間だけ最小キャ
ップzDに変更することができる。
このようにして、搬送車4の2次側導体が軌道枠1の固
定子5を通過する期間だけ、ガードレール2と継鉄22
間のキャップ2を最小キャップZDに変更することによ
り、電力消費を最低限に抑えた上で。
大きな推力を得ることができるようになり、搬送車4の
起動、停止特性が大巾に改善される。
なお、本発明は上述の実施例にのみ限定されることなく
、特許請求範囲の記載内でその構成は任意に変更可能で
ある1例えば1本発明はゼロパワーフィードバック制御
方式を採用しない磁気浮上式の搬送装置にも適用可能で
ある。
また、磁気浮上は磁気吸引力の代り磁気反発力を利用す
るようにしてもよい。
また、起動装置39は第9図の構成にのみ限ることなく
例えば第12図に示すように指令信号の受は渡しを送信
器Tと受信器Hによって行なうようにしてもよい。ある
いは第13図に示すようにスイッチレバーを用いてメカ
ニカルに実現することもできる。
また、上記実施例では、外力Umの有無に拘らずコイル
23に流れる電流0で車体重量と磁気吸引力とを平衡さ
せるため、電流偏差Δiを積分補償器32Qで積分し、
その出力値に適当なゲインを持たせて磁気浮上系にフィ
ードバックする例について示したが1本発明はこれに限
らず、 ■ 外力Umを状態観測器によって観測し、この[11
111値U11に適当なゲインを持たせて磁気浮上系に
フィードバックする方法。
(2)  ギヤツブ長偏差ΔZ、速度偏差ΔaZおよび
電流偏差Δjに全てが同時に零でない適当なゲインを持
たせ、それぞれの値を2の一次系を構成するフィルタを
介して磁気浮上系にフィードバックする方法。
(ル 上記■、■の方法を併用する方法。
等が採用できる。
[発明の効果] 以上に説明したように本発明によれば、常時は経済的な
ギャップを保って搬送を行ない、搬送車の2次側導体が
リニアインダクションモータの固定子を通過する間だけ
その2次側導体と固定子間のキャップを狭ばめるように
したので、fft力消費を抑えた上で推力を増すことが
でき、経済的にして起動、停止特性の良い磁気浮上式搬
送装置が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る磁気浮上式搬送装置の
構成を示す斜視図、第2図は同装置の縦断面図、第3図
は同装置を一部切欠した側面図。 第4図は同装置の磁気回路を説明するための断面図、第
5図は第1図の磁気浮上系を実現する制御装置とその周
辺の電気的構成を示すブロック図、第6図は同制御装置
における積分補償器とその周辺を示す回路図、第7図は
同制御装置における電流目標値発生器とその周辺を示す
回路図、第8図は同制御装置におけるギャップ目標値発
生器とその周辺を示す回路図、第9図は同搬送装置にお
ける起動装置の電気的構成を示すブロック図、第10図
は第5図の制御装置のゼロパワーフィードバックループ
を切り離したときの制御ブロック図、第11図は同制御
装置の制御ブロック図、第12図、第13図は更に他の
実施例における起動装置の構成をそれぞれ示すブロック
図である。 10・・・光学ギャップセンサ、18・・・フォトトラ
ンジスタ、19・・・IJD、 23・・・コイル、3
0・・・制御回路、31・・・センサ部、31b・・・
電流検出器、32・・・演算回路、32a、32j・・
・目標値発生器、32b、32h、32i−減算器、 
32c ・−・微分器。 32d、32f・・・ フィードバックゲイン補償器。 32g・・・加!(器、32k・・・スイッチ、32Q
 ・・・1分補償器、32m・・・0回路、33・・・
パワーアンプ。 代理人 弁理士  紋 1) 誠  :第2図 第3図 旦 第4図 第6図    第7図 第8図 枚皐牌Φ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強磁性体のガイドレールが敷設された搬送路と、
    この搬送路に所定間隔を置いて配設された1次側固定子
    と、この固定子と組合わされてリニアインダクションモ
    ータを形成する2次側導体と、前記ガイドレールとの間
    で磁力作用を生じる電磁石と、この電磁石に流す電流を
    調節する制御装置と、前記2次側導体と電磁石と制御装
    置とを搭載し前記磁力作用により浮上し前記リニアイン
    ダクションモータの形成により前記搬送路に沿って走行
    する搬送車とを備える磁気浮上式搬送装置において、前
    記搬送路上に配設される前記固定子の少なくとも前後に
    設置され所定の指令信号を出力する指令信号出力手段と
    、前記搬送車側に設けられ前記指令信号を入力する指令
    信号入力手段およびこの指令信号に応じて前記2次側導
    体が前記固定子を通過する間のみ前記電磁石に流す電流
    を変化させて前記ガイドレールと電磁石間のギャップを
    狭くする電磁石電流調節手段とを備えることを特徴とす
    る磁気浮上式搬送装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載において、前記電磁石
    の他に永久磁石を備えると共に、通常は電磁石に電流を
    流すことなく車体重量と磁気力が平衡するギャップ長に
    制御する手段を備えることを特徴とする磁気浮上式搬送
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029008A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Yaskawa Electric Corp 磁気浮上システム

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JP2010029008A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Yaskawa Electric Corp 磁気浮上システム

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