JPS63303189A - ケミカル−サーモメカニカルパルプの製造方法 - Google Patents

ケミカル−サーモメカニカルパルプの製造方法

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JPS63303189A
JPS63303189A JP63128124A JP12812488A JPS63303189A JP S63303189 A JPS63303189 A JP S63303189A JP 63128124 A JP63128124 A JP 63128124A JP 12812488 A JP12812488 A JP 12812488A JP S63303189 A JPS63303189 A JP S63303189A
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00Pulping cellulose-containing materials
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ケミカル−サーモメカニカル(化学熱機械的
)パルプの製造方法に関するものである。
さらに詳細には、アルカリ水性媒体中で過酸化水素を使
用して漂白するのに適したケミカル−サーモメカニカル
パルプの製造方法に関するものである。
従来の技術 パルプを製造するためには、木材チップのようなセルロ
ース材料に機械的、化学的もしくは熱的な作用が単独ま
たは組合わせて加えられる。
砕木パルプすなわち高収率パルプは、例えば、砥石型粉
砕機、ディスク型粉砕機もしくはディスク型リファイナ
ー中でリグノセルロース材料を機械的に粉砕することに
よって製造される。
本発明で製造されるケミカル−サーモメカニカルパルプ
は、100℃もしくはそれ以上の温度で、飽和蒸気圧下
で、亜硫酸ナトリウムもしくは亜硫酸水素ナトリウム、
もしくは、より一般的には二酸化硫黄SO□と水酸化す
) +JウムNaOHとの混合物の存在下で実施する非
破壊蒸解を上記の方法と組み合わせることによって得ら
れる。
以下では、上記ケミカル−サーモメカニカルパルプをC
TMPパルプと略称する。また、以下の説明では、Na
2SO3、NaH3O3または5O2−aOHは区別せ
ずに亜硫酸塩と記載する。
上記CTMPパルプは、メカニカルパルプとケミカルパ
ルプとの効果的な妥協策であるので、工業的に興味が持
たれている。
例えば、CTMPパルプの収率は、乾燥パルプ重量であ
る乾燥した出発材料原料の重量に対して通常85%以上
であり、大抵の場合は90%以上である。この点から、
このパルプは純粋なメカニカルパルプに近く、非破壊蒸
解という用語はここからきている。
発明が解決しようとする課題 しかし、このCTMPパルプの漂白度は、このパルプか
ら製造される商品の分野で要求される品質から要求され
る値に達しないという問題点がある。すなわち、例えば
、アルカリ媒体中で過酸化水素を使用して行う漂白では
、上記の蒸解の間にリグノセルロース材料が有害な熱効
果を受けるため、十分な結果は得られない。
このことは、例えば、ジェームズ ピー、キャセイ (
James P、CASEY)著「パルプと紙の化学と
化学技術(Pulp and Paper Chemi
stry and ChemicalTechnolo
gy) 」第3版、第1巻、1980年、p、 242
−250゜654.655に記載されている。
本発明の目的は、過酸化水素H202を使用して通常の
ゼネラルエレクトリック(General Elect
ric)型またはエルレホ(Elrepho)型の分光
光度計によって測定した場合に、少なくとも80%すな
わち80”まで漂白するのに適したCTMPパルプの漂
白方法を提供することにある。この白色度は、当業者に
は自明な幾つかの特殊な条件下では、80”以下になる
このパルプの製造の方法は既にいくつか提案されており
、その白色度は、亜硫酸塩を使用した場合には満足でき
るものである。
例えば、フランス国特許第1.150.451号では、
酸性媒体中で亜硫酸塩と次亜硫酸塩の存在下で150℃
未渦の温度で蒸解することを勧めている。この特許に開
示された方法では、後段の漂白を簡単にすることができ
るが、この漂白についてはこれ以上触れない。
フランス国特許第1.389.308号には、次亜硫酸
塩の代わりに硼水素化ナトリウムの存在下で、亜硫酸塩
を使用して飽和蒸気圧下でない状態で実施される酸処理
の前に、亜硫酸水素イオン503H−を使用した別の酸
処理を行うことが記載されている。しかし、最初の処理
で硼水素化ナトリウムを亜硫酸塩とともに存在させるこ
とは有害であり、得られる結果は硼水素化ナトリウムを
全く使用しない場合に得られる結果より悪い。この特許
に記載された最適条件に従ってリファインされたパルプ
を漂白した場合の白色度の結果は、H,0□を使用した
場合でも、80%よりかなり低い。
また、フランス国特許第2.186.984号を基にし
たアメリカ合衆国特許第3.981.765号には、硼
水素化す) IJウムと亜硫酸塩を作用させる媒体の初
期pHを13以上にして実施する方法が記載されている
。硼水素化物と亜硫酸塩との添加はSO□溶液や亜硫酸
水素ナトリウムの溶液等の酸性水溶液の添加の前または
好ましくは後に行われる。実際には、この発明の方法は
堅木の処理に限定される。
この特許では、上記特許記載のパルプのアルカリ処理と
H2O2アルカリ処理による相乗効果については全く記
載されていない。
従来技術では、亜硫酸塩とハイドロサルファイドもしく
は硼水素化ナトリウム等の試薬を使用してCTMPパル
プを製造する場合には、常に、酸性段階が必要であると
考えられていた。
亜硫酸塩を使用して作った未漂白パルプからH2O2を
用いて白色度の高いパルプを得ることが可能になってか
ら、この工業では、ハイドロサルファイドや硼化水素等
の試薬と亜硫酸塩との複合作用に対してはもはや興味が
持たれなくなっている。実際、上記の組合わせでは、結
果的に、プロセスが複雑になったり、SO2もしくは亜
硫酸水素塩の使用量が増加したり、汚染が増加したりす
る。
本発明は、上記従来の方法の欠点を解消して、公知のH
2O2を用いた漂白パルプ製造方法の白色度を高い値に
改良するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムも
しくは二酸化硫黄と水酸化ナトリウムとの混合物と、S
O,イオンよりも酸性の還元剤とを使用して、リグノセ
ルロース材料を100℃またはそれ以上の温度で非破壊
蒸解する機械的な粉砕を飽和蒸気圧下で行うCTMPパ
ルプ製造の方法において、初期pHが7から12.5で
ある媒体中で、上記の亜硫酸塩、亜硫酸水素塩または混
合物と上記還元剤とを上記の材料に同時に作用させるこ
とによってアルカリ性水溶液媒体中で過酸化水素を使用
して漂白するのに適したパルプを製造することを特徴と
する方法を提供するものである。
上記還元剤は、通常、チオ尿素ジオキシドもしくはホル
ムアミジンスルフィン酸、硼水素化ナトリウム及びナト
リウムハイドロサルファイドまたは亜ジチオン酸ナトリ
ウムから選択される。
例えば、1985年12月6日にオディール シャルマ
ンルイーアンドレ(Odile CHALMIN LO
UIS−ANDR[E)がクロード ベルナール(C1
aude Bernard)  リヨン(Lyon)第
1大学に提出した論文「相転移状態下での亜ジチオン酸
ナトリウムの還元特性(Reducingproper
ties of sodium dithionite
 under phasetransfer cond
itions) Jを参照して、亜ジチオン酸ナトリウ
ムとチオ尿素ジオキシドの電気陰性度を確かめることが
できる。
還元剤の使用量は、その種類に応じて変えることができ
る。チオ尿素ジオキシドもしくは亜ジチオン酸の場合に
は通常、0.1から5%の範囲である。この量は、この
明細書中の他の量と同様に、明記されていなくても、乾
燥したリグノセルロース材料の重量に対する重量パーセ
ントで表示されている。硼水素化ナトリウムは、0.0
1から0.5%の割合で使用される。この還元剤は、例
えば、ペントロン(VENTRON)社によって商品名
がボロル(BOROL■)で市販されている硼水素化ナ
トリウム12重量%を含む水溶液の形態で使用されるの
が好ましい。
本発明による蒸解過程の温度は、200℃まで上昇させ
ることができる。通常は、約120℃から160℃の範
囲となるように選択する。
圧力は、実際には、蒸解温度の蒸気圧に対応する圧力に
等しい。
蒸解過程の間、空中酸素、特にリグノセルロース材料に
含まれる酸素等の分子酸素の量は、最小限にしなければ
ならない。これは、公知の方法、例えば、特に前述のジ
ェームズ ビー、キャセイ(James P、CASE
Y)の著作の213頁に記されているように、水蒸気も
しくは圧力によって達成される。
この文献の219から229頁には、CTMPパルプの
製造に適した装置、特に、耐圧性装置についての記載が
ある。
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、もしくは3
02  NaOH混合物の使用量は、本発明の構成を含
まないCTMPパルプの製造に適した公知の方法で通常
使用される量である。従って、SO□として示すと、0
.1から10%であり、1から6%であることが最も多
い。
本発明による蒸解は、粉砕もしくは機械的精砕処理の前
でも、途中でも、後でも実施することができる。
例えば、本発明による木材チップ等のリグノセルロース
出発原料の蒸解過程は、大気圧で低温度で実施される粉
砕の前に行うことができる。
例えば、木材チップに本発明を実施するために必要な反
応剤の水溶液を冷たいままで含浸させ、次いで、本発明
によって蒸解し、前記のように粉砕する。
例えば、本発明による蒸解は、例えば、木材チップ等の
リグノセルロース出発原料、もしくは必要ならばそれ以
上に進めるために既に粉砕によってパルプ状にされた材
料を入れた粉砕機もしくは機械的リファイナー内で開始
する。
本発明による蒸解方法は、例えば、木材チップのような
リグノセルロース出発原料を粉砕/精砕した後のパルプ
に適用できる。
コンシステンシ、すなわち、乾燥状態で計算された混合
物中のリグノセルロース材料の重量パーセントは、本発
明を実施する際、決定的な因子ではない。実際上、本発
明の実施態様では、コンシステンシは、5から50%、
すでに粉砕されている素材の場合には、通常、5から2
5%である。
本発明による蒸解時間は、使用する装置の型を含む、他
の実施パラメー多によって変化する。通常は、1時間を
越えない。さらに一般的には、数団秒から30分の範囲
である。
本発明は、また、上記のように製造したパルプの漂白方
法にも関するものである。この漂白は、上記のパルプを
洗浄して可能な限り亜硫酸イオンと還元剤を除去し、ア
ルカリ水性媒質中でこの洗浄したパルプに過酸化水素を
反応させることからなる。
これによって白色度が向上した漂白ができるとハう本発
明の利点は確認されている。
亜硫酸イオンと還元剤を最大限除去するための先浄は、
例えば、水に希釈して、圧縮するような公知の方法で実
施される。この方法を繰り返すことも繰り返さないこと
もある。エッチ、クルーガ−(H,KRUGER) 、
エッチ、ニー、シュス(H,U、 S[1SS)著「タ
ッピ1982国際亜硫酸パルプ製造会!l(Tappi
19g2 International 5ulphi
te PulpingConference)トロント
 (Toronto)、10月20〜22日J 198
2年、143から148頁を参照すると、洗浄の重要性
が確認できる。
漂白は、例えば、コンシステンシを10から30%にし
て、pH約9から11で、約40から100℃の温度で
、0.5から2時間かけて、密度1.33の珪酸ナトリ
ウム溶液的1から6%の存在下で、約0.5から10%
の量の過酸化水素を使用して、公知の方法で実施される
。漂白溶液は、例えば、ナトリウム塩の形態のジエチレ
ントリアミンペンタ酢酸及びエチレンジアミンテトラ酢
酸のような1つもしくは複数の錯化剤もしくは金属イオ
ン封鎖剤等の添加剤を含むことがある。その量は、通常
、0.1から1%の範囲である。また、本発明の方法に
よって製造されたパルプは、漂白前に、上記の錯化剤も
しくは金属イオン封鎖剤によって処理されることがある
。この処理は、錯化剤もしくは金属イオン封鎖剤の種類
と量に応じて、錯化もしくは金属イオン封鎖速度が十分
に速い間は圧力下で操作する、必要がないように、20
から100℃、好ましくは50から100℃、さらに好
ましくは50から95℃の温度で、コンシステンシは5
から30%の範囲で、時間は5分から2時間の範囲で変
化させて、実施される。その後、洗浄後、例えば圧縮す
るのが好ましい。
また、本発明による蒸解の前に、上記のような型の錯化
剤もしくは金属イオン封鎖剤でリグノセルロース材料の
処理を実施することができる。その場合、コンシステン
シは、処理される材料があらかじめ粉砕作用を受けて約
25から30%を越えているのでなければ、5から50
%の範囲である。このような処理によって、最終的な白
色度及び過酸化水素の作用の有効性についての本発明の
固有の効果をさらに大きくすることができる。
また、本発明による蒸解過程の際に、リグノセルロース
材料を錯化剤もしくは金属イオン封鎖剤に接触させるこ
とができる。
実施例 以下の実施例によって、本発明の利点がより明らかにな
ろう。しかし、これらの実施例は、本発明を何ら限定す
るものではない。
これらの実施例では、 重量は、明記されていなくても、乾燥したリグノセルロ
ース材料に対する重量パーセントで表示されている。
一蒸解の前に、以下で金属イオン封鎖処理と呼ぶ錯化剤
もしくは金属イオン封鎮剤による処理を実施する場合に
は、この処理は、別に表示されていなければ、90℃で
、15分間かけて、コンシステンシ10%で、以下DT
PAと記すジエチレントリアミンペンタ酢酸ナトリウム
塩の力価40重量%の水溶液0.5%を使用して実施さ
れる。
一本発明による蒸解媒質の初期pH,及び場合によって
は亜硫酸塩と還元剤を含む含浸水溶液の初期pHは、7
から12.5である。
−硼水素化ナトリウムは、ボロル■(BOROL)の形
態で使用される。表示された量は、この形態での量であ
る。
−シリケートとは、密度が1.33の珪酸ナトリウト水
溶液を意味する。
型内色度は、カール ツアイス(KARl 2BISS
)社によって製造されるエルレホ(ELREPHO)型
分光光度計によって測定される(457nm)。
実施例1 白色度53.7%の粉砕された木材チップを、オートク
レーブ内で、飽和蒸気圧下で、120℃で、0.5時間
かけて、コンシステンシ20%で、亜硫酸ナトリウムN
、aa S 035.9%、ハイドロサルファイド2.
5%及び水酸化ナトリウム2%の存在下で蒸解する。
蒸解した後、水で洗浄して、亜硫酸イオン及び還元剤を
除去する。次に、得られたCTMPパルプを、90℃で
、2時間かけて、コンシステンシ20%で、過酸化水素
H2O25%、水酸化ナトリウム2%、シリケート4%
及びDTPAo、5%を使用して、漂白する。
このようにして得られた白色度は、82.8%である。
比較のため、ハイドロサルファイドを使用せず、このよ
うな場合のSO□/Na OHの比が実際上の最適条件
と考えられている比になるように、亜硫酸水素ナトリウ
ム5%とNaOH1,2%を使用して蒸解を実施する以
外は上記のように操作すると、得られた白色度は81%
にしかならず、さらにH20□を1.05倍以上消費す
る。
実施例2 実施例1と同じリグノセルロース出発原料を金属イオン
封鎖処理して、水で洗浄する。次に、実施例1と同様に
処理する。
漂白前の蒸解の際に、ハイドロサルファイドを亜硫酸塩
と同時に反応させた時、最後に得られた白色度は、83
.3%である。比較のために、実施例1と同様な蒸解条
件で実施すると、白色度は81%に過ぎない。さらに、
H2O2の消費量は1.12倍に増大する。
実施例3 ハイドロサルファイドと亜硫酸塩の同時の反応の場合の
実施例2と同様に操作する。但し、蒸解温度は、120
℃ではなく、140℃にする。
このようにして得られた白色度は、常に高く、82.6
%である。
実施例4 実施例1のリグノセルロース出発原料を金属イオン封鎖
処理し、水で洗浄し、120℃で、0.5時間かけて、
コンシステンシ20%で、ボロル■(BOROL)1.
5%と亜硫酸ナトリウム5.9%の存在下で蒸解し、水
で洗浄して、亜硫酸塩及び還元剤を除去する。
得られたCTMPパルプを、実施例1のハイドロサルフ
ァイドを亜硫酸塩と同時に反応させた後と同様にして、
漂白する。
このようにして得られた白色度は、84.5%である。
H202、NaOH、シリケートの量を各々2%、1%
及び3%に変更して、漂白を実施すると、白色度は、8
2%にしかならない。
実施例5 ボロル■(BOROL)の量を1.5から1%に変え、
亜硫酸ナトリウムをハイドロサルファイドに変えて、5
%の車使用すること以外は、実施例4と同様に操作する
得られたCTMPパルプを実施例1のハイドロサルファ
イドを亜硫酸塩と同時に反応させた後と同様にして、漂
白する。このようにして得られた白色度は、82.7%
である。
実施例6 ボロル■(BOROL)を1%ではなく、3%使用する
こと以外は、実施例5と同様に操作する。得られた白色
度は、83.8%である。
実施例7 粉砕された樹脂質木材チップ250kg/時を、90℃
で、DTPAo、5%を使用して、コンシステンシ40
%で錯化処理して、次にプレス機内で洗浄して、オート
クレーブ内で、飽和蒸気圧下で、ボロル■(BOROL
) 1.5%を水酸化ナトリウムで中和した亜硫酸水素
す) IJウム2.5%と同時に反応させて、蒸解する
。蒸解は、最初の5分間は140℃の温度で行われ、次
に、100℃の温度で1時間かけて実施される。水で洗
浄して、亜硫酸イオンと還元剤を除去した後、得られた
C T M Pパルプをコンシステンシ28%、80℃
で、1時間かけて、H2O25,1%、NaOH2%、
シリケート4%及びDTPAo、5%を使用して、漂白
する。
ディスク型リファイナーで精砕し、スフ−リングした後
、得られたCTMPパルプの白色度は80%である。引
っ張り強さ、すなわち、裂断長は、3.835m  で
ある。
ボロル■(BOROL)を使用しない以外は、上記の方
法で操作すると、H2O2を5.4%使用しても白色度
は77%にしかならず、この時、裂断長も3.290m
にしかならない。
試薬を全く用いずに粉砕/精砕した後の出発材料のチッ
プは、白色度55.5%で、裂断長2.755mである
実施例8 ハイドロサルファイド2゜5%、NaOHで中和した亜
硫酸水素ナトリウム5%及びNaOH1%を同時反応さ
せて、CTMPパルプの蒸解を実施することを除いて、
実施例7に記載したのと同様の本発明の方法を実施し、
H2O2を4.7%しか使用しないことを除いて、実施
例7と同様にして漂白したCTMPパルプの白色度は7
8.5%であり、裂断長は3.525mである。
実施例9 実施例1と同じリグノセルロース出発材料を金属イオン
封鎖処理して、水で洗浄する。次に、120℃で、0.
5時間かけて、コンシステンシ20%で、チオ尿素ジオ
キシド1%と亜硫酸ナトリウム5.9%の存在下で、蒸
解する。
蒸解後、水で洗浄して、亜硫酸イオンと還元剤を除去す
る。実施例1でハイドロサルファイドを亜硫酸塩と同時
反応させた後と同様に、90℃で、2時間かけて、コン
システンシ20%で、H2O25%、水酸化ナトリウム
2%、シリケート4%とDT P Ao、 5%を使用
して、得られたCTMPパルプを漂白する。
このようにして得られた白色度は、83.5%である。
実施例1O 白色度が59.9%の落葉樹木材の粉砕されたチップを
オートクレーブ内で、飽和蒸気圧下で、120℃で、0
.5時間かけて、コンシステンシ20%で、ボロル■(
BOROL) 1.5%及び亜硫酸ナトリウム5.9%
の存在下で蒸解する。続いて、水で洗浄して、亜硫酸塩
と還元剤を除去する。次に、90℃で、2時間かけて、
コンシステンシ20%で、H2C。5%、水酸化ナトリ
ウム4%、シリケート4%及びDTPAo、5%を使用
して、得られたCTMPパルプを漂白する。
得られた白色度は、86.6%である。
比較のためにボロル■(BOROL)を使用せずに蒸解
することを除いて、上記と同様に操作すると、得られた
白色度は84,1%に過ぎず、H2O2は1.05倍消
費される。
実施例11 既に粉砕された樹脂質木材チップ250kg/時に90
℃で、コンシステンシ20%で、DTPAo、5%を含
浸させて、希釈と圧縮操作を連続することにによって水
で洗浄して、次に、飽和蒸気圧下で、120℃で、30
秒かけて、コンシステンシ28%で、pH8,4の混合
物中で、ボロル■(BOROL) 1.5%とS0□3
%を水酸化ナトリウムと同時に反応させて、蒸解する。
この蒸解は、100℃で、30分間かけて行われる。蒸
解後、希釈と圧縮操作を連続させて水で洗浄し、亜硫酸
イオンと還元剤を除去したパルプを、80℃で、2時間
かけて、コンシステンシ26.5%で、82025.2
%、NaOH2%、シリケート4%及びDTPAo、5
%を使用して、漂白する。
ダブルディスク型リファイナーで精砕し、スフ−リング
すると、漂白されたCTMPパルプの白色度は83.6
%である。
蒸解の際ボロル■(BOROL)を使用しないことを除
いて、上記と同様に操作すると、漂白されたCTMPパ
ルプの白色度は80.1%に過ぎず、H202は1.0
5倍消費される。
実施例12 落葉樹木材チップを出発原料とし、ボロル■(BORO
L)と同時に、pH11,5の混合物中で、水酸化ナト
リウムと一緒に30.2.45%を使用して蒸解を実施
することを除いて、実施例11と同様に操作する。
このようにして得られた漂白されたCTMPパルプの白
色度は87.3%であり、裂断長は3.235mであり
、引裂指数は352である。
ボロル■(BOROL)を使用しないことを除いて、上
記と同様に操作すると、精砕度が同じでも、白色度は8
6%にしかならず、裂断長は2.885 mに過ぎず、
引裂指数は310である。
実施例13 蒸解の前に金属イオン封鎖処理を実施せず、その代わり
に、亜硫酸塩及びボロル■(BOROL)に加えてDT
PAo、5%の存在下で蒸解を実施することを除いて、
実施例4と同様に操作する。
このようにして得られた、漂白されたCTMPパルプの
白色度は、86%である。また、ボロル■(BOROL
)を使用しないことを除いて、上記と同様に操作した場
合は、84%にしかならない。
実施例14 水蒸気であらかじめ加熱しておいた樹脂質木材チップを
、同時に、浸漬と排水によって、亜硫酸ナトリウム3%
、亜硫酸水素ナトリウム3%、ボロル■(BOROL)
 1.5%及びDTPAo、5%で含浸する。次に、オ
ートクレーブ内で、飽和蒸気圧下で、4分間、90℃で
蒸解し、その後、オートクレーブからダイス型を介して
急激に排出することによって粉砕し、ディスク型リファ
イナーで精砕する。
このようにして得られたCTMPパルプは、90℃で、
2時間かけて、コンシステンシ20%で、H2O25%
、水酸化ナトリウム2%、シリケート4%及びDTPA
o、5%を使用して、蒸解する。
精砕された出発原料のチップの白色度は56%でしかな
いが、このようにして最後に得られたCTMPパルプの
白色度は71%である。
ボロル■(BOROL)を使用しないことを除いて、上
記と同様に操作した場合は、白色度は66%に過ぎない
。裂断長も、上記の場合では3.900mだが、この場
合は引裂指数が実際に変化しなくても小さくなり、3.
755mになる。
発明の効果 本発明は、樹脂質木材もしくは軟材からでも、落葉樹木
材すなわち堅材からでも、H2O2の消費量を減少させ
て、白色度の高い、漂白されたCTMPパルプが製造で
きるだけでなく、この漂白されたCTMPパルプの機械
的性質を保持させ、さらには向上させることができる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムもしく
    は二酸化硫黄と水酸化ナトリウムとの混合物と、SO_
    3イオンよりも酸性の還元剤とを使用して、リグノセル
    ロース材料を100℃またはそれ以上の温度で非破壊蒸
    解する機械的な粉砕を飽和蒸気圧下で行うCTMPパル
    プ製造の方法において、初期pHが7から12.5であ
    る媒体中で、上記の亜硫酸塩、亜硫酸水素塩または混合
    物と上記還元剤とを上記の材料に同時に作用させること
    によってアルカリ性水溶液媒体中で過酸化水素を使用し
    て漂白するのに適したパルプを製造することを特徴とす
    る方法。
  2. (2)上記還元剤が、チオ尿素ジオキシド、硼水素化ナ
    トリウムまたは亜ジチオン酸ナトリウムの中から選択さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. (3)上記のチオ尿素ジオキシドもしくはナトリウムハ
    イドロサルファイドが、0.1から5%の量使用される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. (4)上記硼水素化ナトリウムが、0.01から0.5
    %の量使用されることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  5. (5)上記の蒸解温度が、200℃を越えないことを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)上記の蒸解温度が、120から160℃の範囲に
    あることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. (7)上記の亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム
    、もしくは、二酸化硫黄と過酸化水素の混合物の量が、
    二酸化硫黄で示した場合、0.1から10%の範囲にあ
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記
    載の方法。
  8. (8)上記リグノセルロース材料を、蒸解前に、錯化剤
    もしくは金属イオン封鎖剤によって処理することを特徴
    とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)上記リグノセルロース材料を、蒸解の際に、錯化
    剤もしくは金属イオン封鎖剤と接触させることを特徴と
    する請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)上記錯化剤もしくは金属イオン封鎖剤がDTP
    Aであることを特徴とする請求項8または9に記載の方
    法。
  11. (11)上記蒸解が、粉砕の前、途中または後で実施さ
    れることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項
    に記載の方法。
  12. (12)上記亜硫酸イオンと還元剤とを除去するために
    上記パルプを洗浄し、水溶性アルカリ媒体中でこの洗浄
    後のパルプに過酸化水素を作用させることを特徴とする
    請求項1から11のいずれか一項に記載の方法によって
    製造されたパルプの漂白方法。
  13. (13)pHが9から11である媒体中で上記過酸化水
    素を用いることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. (14)上記過酸化水素を2〜6%の量用いることを特
    徴とする請求項12または13に記載の方法。
JP63128124A 1987-05-25 1988-05-25 ケミカル−サーモメカニカルパルプの製造方法 Granted JPS63303189A (ja)

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