JPS63311231A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

Info

Publication number
JPS63311231A
JPS63311231A JP14637287A JP14637287A JPS63311231A JP S63311231 A JPS63311231 A JP S63311231A JP 14637287 A JP14637287 A JP 14637287A JP 14637287 A JP14637287 A JP 14637287A JP S63311231 A JPS63311231 A JP S63311231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
film
ferroelectric
dielectric constant
crystal element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14637287A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsuboyama
明 坪山
Yutaka Inaba
豊 稲葉
Akio Yoshida
明雄 吉田
Yukio Haniyu
由紀夫 羽生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP14637287A priority Critical patent/JPS63311231A/ja
Priority to ES88109392T priority patent/ES2080046T3/es
Priority to AT88109392T priority patent/ATE131290T1/de
Priority to EP88109392A priority patent/EP0294852B1/en
Priority to DE3854751T priority patent/DE3854751T2/de
Publication of JPS63311231A publication Critical patent/JPS63311231A/ja
Priority to US07/415,971 priority patent/US5165076A/en
Priority to US07/702,124 priority patent/US5099344A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、液晶素子に関し、特に強誘電性液晶をセル内
に配置した液晶素子に関する。
〔従来技術〕
強誘電性液晶分子の屈折率異方性を利用して偏光素子と
の組み合わせにより透過光線を制御する型の表示素子が
クラーク(C1ark)及びラガーウオール(Lage
rwal+)により提案されている(特開昭56−10
7216号公報、米国特許第4,367.924号明細
書等)。この強誘電性液晶は、一般に特定の温度域にお
いてカイラルスメクチックC相(SmC*)又はH相(
SmH*)を有し、この状態において、加えられる電界
に応答して第1の光学的安定状態と第2の光学的安定状
態のいずれかを取り、且つ電界の印加のないときはその
状態を維持する性質、すなわち双安定性を有し、また電
界の変化に対する応答も速やかであり、高速ならびに記
憶型の表示素子としての広い利用が期待されている。
この双安定性を有する液晶を用いた光学変調素子が所定
の駆動特性を発揮するためには、一対の平行基板間に配
置される液晶が、電界の印加状態とは無関係に、上記2
つの安定状態の間での変換が効果的に起るような分子配
列状態にあることが必要である。たとえばSmC*また
はSmH’相を有する強誘電性液晶については、SmC
*またはSmH*相を有する液晶分子相が基板面に対し
て垂直で、したがって液晶分子軸が基板面にほぼ平行に
配列した領域(モノドメイン)が形成される必要がある
ところで、強誘電性液晶の配向方法としては、一般にラ
ビング処理や斜方蒸着処理などによる一軸性配向処理を
施した配向制御膜を用いる方法が知られ、これまで配向
制御膜としては、芳香族系ポリイミド、ポリアミド又は
ポリビニルアルコール膜などが用いられていた。
本発明者らの実験から、後述する様に前述した如き常誘
電体を配向制御膜とした時、マルチブレクシレグ駆動時
に正常なスイッチング動作が得られないことが判明した
ところで、前述した強誘電性液晶素子は、双安定性を付
与するために、無電界時でカイラルスメクチックC又は
H液晶が固有しているらせん構造を消失させるセル厚に
設定されている。このためのセル厚は、従来から用いら
れていたTN液晶素子のセル厚に対して1/2〜1/1
0程度に設定されることになる。
したがって、こめ強誘電性液晶素子を大画面の表示パネ
ルに適用するためには、セル内に多数の電極が配線され
、しかも上下基板に配線した電極間の間隔が非常に狭い
ものとなっていた。このため、上下電極間のショートを
防ぐために、前述した配向制御膜の膜厚を十分に肉厚と
する方法が考えられていたが、後述で明らかにした様に
肉厚な配向制御膜をマルチブレクシング用液晶セルに配
置すると、スイッチング不良を生じることが明らかにな
った。
従って、本発明の目的は前述の問題点を解消した液晶素
子を提供することにあり、特に本発明は上下基板に多数
の電極を配線し、セル内に強誘電性液晶を配置したマル
チブレクシフグ駆動用液晶素子に対して上下電極のショ
ートとスイッチング特性を改善することを目的としてい
る。
すなわち、本発明は、透明電極が形成された2枚の基板
間に液晶物質の層を配置した液晶装置において、少なく
とも一方の透明電極と液晶物質の層との間に、該透明電
極の側から高誘電率をもつ物質又は強誘電物質で形成し
た第1の膜と500Å以下の膜厚で、且つ液晶物質の層
と接する面で一軸配向処理軸が付与された第2の膜とを
配置した液晶素子に特徴を有している。
〔発明の態様の詳細な説明〕
第1図は、本発明の液晶素子の平面図で、第2図(A)
〜(C)はそれぞれ異なる態様のA −A’ 断面図で
ある。
第1図で示すセル構造体10は、ガラス板やプラスチッ
クシートなどからなる一対の基板11aとllbがスペ
ーサ14で所定の間隔に保持され、この一対の基板をシ
ーリングするために、周囲を接着剤で形成したシール材
15を有しており、基板11aの上には複数の透明電極
12aからなる電極群(例えばマトリクス電極構造のう
ちの走査電圧印加用電極群)が帯状パターンで形成され
、基板11bの上には前述の透明電極12aと交差させ
た複数の透明電極12bからなる電極群(例えば、マト
リクス電極構造のうちの情報電圧印加用電極群)が形成
されている。この基板11aとllbとの間には、後述
する強誘電性液晶13が配置されている。
このセル構造体10は、第2図(A)に示す様に透明電
極11bの上に第1の膜21bと第2の膜22bが塗設
されている。又、第2図(B)に示すセル構造体では、
透明電極11aの上にもう1つの第2の膜22aが塗設
されており、第2図(C)に示すセル構造体では、透明
電極11a上にそれぞれもう1つの第1の膜21aと第
2の膜22aが塗設されている。
本発明で用いた第1°の膜21a及び21bは、高誘電
率をもつ物質又は強誘電物質を成膜したもので、その誘
電率を測定周波数20kHzで10以上、好ましくは2
0以上としたものである。かかる高誘電率をもつ物質又
は強誘電物質としては、例えばアルミニウム酸化物、マ
グネシウム酸化物、チタン酸化物、リチウム酸化物、ビ
スマス酸化物、有機金属化合物(チタン酸化合物、ニオ
ブ酸化合物)などの単独又は2種以上組合せて用いるこ
とができる。
この際の成膜法としては、電子ビーム蒸着法やスパッタ
リング法などを用いることができる。又、アセチルアセ
トナートスズ化合物の様な有機金属化合物の場合には、
有機金属化合物を含有した溶液を塗布(スピンナー塗布
法、浸漬塗布法、スクリーン印刷法、スプレー塗布法や
ロール塗布法による塗布)した後、所定温度で焼成する
ことによって成膜することができる。
かかる第1の膜21a及び21bの膜厚は、一般に50
人〜3000人、好ましくは100人〜2000人とす
るのがよい。
又、本発明で用いた第2の膜22a及び22bは、強誘
電性液晶13と接する面でラビング処理、斜方蒸着処理
や斜方エツチング処理などによって一軸性配向処理軸が
付与され、その膜厚は500Å以下、好ましくは10人
〜200Å以下に設定されている。
この第2の膜22a及び22bとしては、例えばポリイ
ミド、ポリアミドイミド、ポリニス゛チルイミド、ポリ
ビニルアルコール、エチルセルロース、ポリアミド(ナ
イロンなど)、ポリエステル、ポリエチレンなどの有機
高分子フィルムやSiO,SiO□などの斜方蒸着無機
フィルムを用いることができる。
本発明の好ましい具体例では、米国特許第2,710゜
853号公報、米国特許第2,712,543号公報、
米国特許第2,900,369号公報、米国特許第3,
073゜784号公報、米国特許第3,179,634
号公報などに記載されたポリイミドを用いることができ
るが、特に好ましくは、下記の一般式CI)で示される
構造単位を含有するポリイミド樹脂を用いることができ
る。
式中、R1は4価の脂肪族系有機残基、nはO又は1を
表わしている。前記一般式CI)で示される構造単位を
含有するポリイミド樹脂は、テトラカルボン酸ジ無水物
とジアミンとを重縮合させ、所謂ポリアミック酸とし、
次いで脱水閉環させることにより合成できる。
その重合方法は特に制限されるものではなく、溶液重合
、界面重合、塊状重合、固相重合等いずれも採用され得
る。又上記重合反応は生成するポリアミック酸を単離せ
ずにポリイミドとする1段法で行っても良く、或いは、
生成したポリアミック酸を単離し、次いで脱水閉環させ
て、ポリイミドとする2段法で行っても良い。
この際の重合方法は通常溶液法が好適である。溶液法に
用いられる溶媒としては、生成するポリアミック酸を溶
解するものであれば特に限定されるものではない、代表
的な例としては、N、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N
−メチルカプロラクタム、ジメチルスルホキシド、テト
ラメチル尿素、ビリ−ジン、ジメチルスルホラン、ヘキ
サメチルホスホルアミド、ブチロラクトン等が挙げられ
る。これらは、単独で用いても良く、又混合して用いて
もかまわない、更にポリアミック酸を溶解させない溶媒
であっても、ポリアミック酸を溶解させ得る範囲内で、
これを上記溶媒に加えても何ら差支えない。
ポリアミック酸生成のための重縮合反応の反応温度は−
20’C〜150℃の任意の温度を選択できるが、特に
−5°C〜100℃の範囲が好ましい。
本発明において、ポリアミック酸をポリイミドに転化す
るには、通常は加熱により脱水閉環する方法がとられる
。この加熱脱水閉環させる温度は、150℃〜400℃
、好ましくは170°c〜350℃の任意の温度を選択
できる。又この脱水閉環に要する時間は、上記反応温度
にもよるが30秒〜10時間、好ましくは5分〜5時間
をかけることが適当である。
又、ポリアミック酸をポリイミドに転化する他の方法と
して、脱水閉環触媒を用いて化学的に閉環する方法もと
り得る。これらの方法については、通常のポリイミド合
成において用いられる公知の方法をそのまま採用でき、
特に条件なども制限されるものではない。
以下に脂肪族系テトラカルボン酸ジ無水物とシアミ化合
物の具体例を示す。
(1)脂肪族系テトラカルボン酸ジ無水物O0 (2)ジアミン化合物 本発明において用いられるジアミンは、本発明の目的を
損なわない限り、特に限定されるものではない。その代
表的な例を挙げれば、前記ジアミンの具体例としては、
パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、4
.4’ −ジアミノジフェニルメタン、4.4’ −ジ
アミノジフェニルエタン、ベンジジン、4,4′ −ジ
アミノジフェニルスルフィド、4.4′ −ジアミノジ
フェニルスルホン、4.4’ −ジアミノジフェニルエ
ーテル、1,5−ジアミノナフタレン、3,3′ −ジ
メチル−4,4′ −ジアミノビフェニル、3.4’ 
−ジアミノベンズアリニド、3.4’−ジアミノジフェ
ニルエーテル、メタキシリレンジアミン、パラキシリレ
ンジアミン、エチレンジアミン、l、3−プロパンジア
ミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン
、オククメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4
,4′−ジメチルへブタメチレンジアミン、1,4′ 
−ジアミノシクロヘキサン、テトラヒドロジシクロペン
タジエニレンジアミン、ヘキサヒドロ−4,7−メタン
イソダニレンジメチレンジアミン、トリシクロ(6,2
,1,0”)−ランデシレンジメチルジアミン等がある
又、本発明で使用されるポリイミド樹脂としては、その
ポリマー鎖の中に少量の共重合単位(例えばアミド単位
、一般に含まれる他の重合単位)などを含む共重合体単
位も含まれる。
又、これらのポリアミック酸又はポリイミド樹脂の被膜
の形成法としては、この樹脂を適当な溶剤に0.1重量
%〜20重量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%
の割合で溶解させた溶液、或いはその前駆体溶液をスピ
ンナー塗布法、浸漬塗布法、スクリーン印刷法、スプレ
ー塗布法やロール塗布法などの方法によって塗布した後
、所定の硬化条件(例えば加熱下)で硬化させる方法を
用いることができる。
これらの有機高分子フィルムに一軸性配向処理軸を付与
する方法としては、ラビング処理が好ましい。
又、本発明の好ましい具体例では、第1の膜21と第2
の膜22との間にポリオルガノシラン被膜を配置するこ
とができる。この際のオルガノシランは、一般式R”S
 r X4−m (rn =1 +2+3 )で表わさ
れる一種又は二種以上のオルガノシランである。式%式
% シ)やアセトキシで、R2はメチル、エチル、ビニル、
アルケニルなどの脂肪族炭化水素基又はフェニルなどの
芳香族炭化水素基である。ポリオルガノシラン被膜はオ
ルガノシランのモノマー又はプレモノマーをn−ヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの溶媒に0.1
〜20wt%の濃度で溶解し、この溶液を塗布後加熱す
ることによって調整することができる。
前述した強誘電性液晶素子を等価回路として考えると、
第1の膜21/第2の膜22/強誘電性液晶13の層の
それぞれに、対応するコンデンサが直列に接続した回路
となっているが、第1の膜21と第2の膜22の積層体
における電気容量と強誘電性液晶13の層における電気
容量との関係で、外部から印加された電圧に対して強誘
電性液晶13の層に印加される電圧波形が決定される。
つまり、上述の積層体の電気容量が大きい程、強誘電性
液晶の双安定性が改善されることになる。
本発明によれば、前述した積層体の電気容量を大きくす
ることができる。又、本発明によれば一軸配向処理を付
与した第2の膜22の膜厚を500Å以下とすることに
よって、電気容量の損失を抑えることができる。
本発明で用いることができる双安定性を有する液晶とし
ては、強誘電性を有するカイラルスメクチック液晶が最
も好ましく、そのうちカイラルスメクチックC相(Sm
C*)又はH相(SmH*)の液晶が適している。この
強誘電性液晶については、“ル・ジュルナール・ド・フ
ィシツク・レター”(“LeJournal  de 
 Physic  1etter’″)36巻(L−5
9)、1975年の「フェロエレクトリック・リキッド
・クリスタルJ (rFerroelectric  
LiquidCrystals’) ;“アプライド・
フィジックス・レターズ″) (”Applied  
Physics  Letters”)36巻(11号
) 、 1980年の「サブミクロン・セカンド・バイ
スティプル・エレクトロオプティック・スイッチング・
イン・リキッド・クリスタル」(「Submicro 
5econd B15table Electroop
ticSwitching  in  Liquid 
 CrystalJ) ;“固体物理16 (141)
1981 r液晶j等に記載されており、本発明ではこ
れらに開示された強誘電性液晶を用いることができる。
より具体的には、本発明法に用いられる強誘電性液晶化
合物の例としては、デシロキシベンジリデン−P′−ア
ミノ−2−メチルブチルシンナメー) (DOBAMB
C)、ヘキシルオキシベンジリデン−P’ −アミノ−
2−クロロプロピルシンナメート(HOBACPC)お
よび4−o−(2−メチル)−ブチルレゾルシリチン−
4′−オクチルアニリン(MBRA8)等の他に、米国
特許第4,561,726号公報、米国特許第4,59
2,858号公報、米国特許第4,596,667号公
報、米国特許第4.613,209号公報、米国特許第
4,614,609号公報、米国特許第4,639,0
89号公報などに記載された強誘電性液晶が挙げられる
これらの材料を用いて素子を構成する場合、液晶化合物
SmC木相又はSmH*相となるような温度状態に保持
する為、必要に応じて素子をヒーターが埋め込まれた銅
ブロック等により支持することができる。
又、本発明では前述のSmC*、 SmH*の他に、カ
イラルスメクチックF相、■相、J相、G相やに相で表
わされる強誘電性液晶を用いることも可能である。
第4図は、強誘電性液晶セルの例を模式的に描いたもの
である。41aど41bは、In2O3,5n02やI
TO(インジウム−ティン−オキサイド)等の透明電極
がコートされた基板(ガラス板)であり、その間に液晶
分子層42がガラス面に垂直になるよう配向したSmC
*相の液晶が封入されている。太線で示した線43が液
晶分子を表わしており、この液晶分子43は、その分子
に直交した方向に双極子モーメント(P土)44を有し
ている。基板411と41b上の電極間に一定の閾値以
上の電圧を印加すると、液晶分子43のらせん構造がほ
どけ、双極子モーメント(P±)44はすべて電界方向
に向くよう、液晶分子43の配向方向を変えることがで
きる。液晶分子43は細長い形状を有しており、その長
軸方向と短軸方向で屈折率異方性を示し、従って例えば
ガラス面の上下に互いにクロスニコルの位置関係に配置
した偏光子を置けば、電圧印加極性によって光学特性が
変わる液晶光学変調素子となることは、容易に理解され
る。さらに液晶セルの厚さを十分に薄くした場合(例え
ば1μ)には、第5図に示すように電界を印加していな
い状態でも液晶分子のらせん構造はほどけ、その双極子
モーメントPa又はPbは上向き(54a)又は下向き
(54b)のどちらかの状態をとる。このようなセルに
第5図に示す如く一定の閾値以上の極性の異なる電界E
a又はEbを所定時間付与すると、双極子モーメントは
電界Ea又はEbの電界ベクトルに対して上向き54a
又は下向き54bと向きを変え、それに応じて液晶分子
は第1の安定状態53aかあるいは第2の安定状態53
bの何れか一方に配向する。
このような強透電性液晶を光学変調素子として用いるこ
との利点は2つある。第1に応答速度が極めて速いこと
、第2に液晶分子の配向が双安定状態を有することであ
る。第2の点を例えば第5図によって説明すると、電界
Eaを印加すると液晶分子は第1の安定状態53aに配
向するが、この状態は電界を切っても安定である。又、
逆向きの電界Ebを印加すると液晶分子は第2の安定状
態53bに配向して、その分子の向きを変えるが、やは
り電界を切ってもこの状態に留っている。又、与える電
界Eaが一定の閾値を越えない限り、それぞれの配向状
態にやはり維持されている。このような応答速度の速さ
と双安定性が有効に実現されるには、セルとしては出来
るだけ薄い方が好ましく、一般的には0.5μ〜20μ
、特に1μ〜5μが適している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上下電極間のショート防止と同時に双
安定性に基づくスイッチングが可能となった。
以下本発明を実施例に従って説明する。
〔実施例1〕 250μmピッチ、電極幅230μmの帯状の透明電極
が形成された基板上に二酸化チタンをEB(電子ビーム
)蒸着により1000人形成した。二酸化チタンはEB
蒸着で作成すると誘電率εは102であった(インピー
ダンスアナライザー:4192A:横河ヒューレットパ
ツカード社製)(測定周波数20kHz)。その上層に
ポリイミド(東し■: 5P710)をスピンコードに
より300人塗布・焼成して形成しラビング処理した。
上記のように作成した2枚の基板を帯状の透明電極が直
交し、かつラビング方向が平行になるようにセル組した
この液晶セルに以下の液晶を等吉相まで昇温して注入し
た。
Z L 13774  M e r c k   ’(
SmA;スメクチックA相、Ch;コレステリック相、
 Iso H等方相)この液晶セルを0.5℃/分の速
度で徐冷後、スイッチング特性を室温(約25°C)で
観察した。
第3図(B)に示すように双安定性を逆極性の単極性の
パルスの繰返しで評価した(パルス幅:50μsec、
波高値: 20V)。液晶の電気光学応答をクロスニコ
ル偏光子を介して測定したところ、無電界時に液晶の状
態がパルスによって規定された状態を保つていることが
確認され、双安定性があることが確認された。
〔比較例1〕 実施例1で用いた300人のポリイミド膜に代えて、8
00人のポリイミド膜を用いたほかは、実施例1と同様
の方法で液晶セルを作成し、同様のテストを行った。そ
の結果を第3図(A)に示す。
第3図(A)は、本発明外の強透電性液晶セルに対する
印加電圧と光学応答特性を表わし、第3図(B)は本発
明の強透電性液晶素子に対する印加電圧と光学応答特性
を表わしている。図中、tは時間、■は電圧、Tは透過
率(単位任意)を表わしている。
前述の特性図から判るとおり、本発明外の液晶セル(第
3図(A))では、パルス電圧印加時に急激な電圧降下
を生じ、そのパルス電圧を解除した時には、逆極性の大
きな電圧が印加され、その結果電圧を解除した時にはも
との暗レベルとなった。
つまり電圧20V、パルス幅50μsecでの反転スイ
ッチングは行なわれていなかった。これに対し、本発明
の液晶セル(第3図(B))ではパルス電圧印加時には
電圧降下が小さく、パルス電圧を解除した時には、逆極
性の電圧はあまり大きな値を示していなかった。従って
本発明の液晶セルは、第3図(B)の光学応答特性に示
す様に、パルス電圧を解除した時に、電圧印加時の明状
態がそのまま維持されていた。つまり、本発明の液晶セ
ルでパルス電圧20v9幅50μsecで反転スイッチ
ングが行なわれた。
〔実施例2〕 実施例1において用いた液晶を以下のものに代えた他は
、実施例1と同様の方法で液晶セルを作成し、同様のテ
ストを行った。
C51018ツ゛(+ 実施例1と同様双安定性が保持されていることが確認さ
れた。
〔実施例3〕 実施例1と同様の透明電極付基板上に触媒化成■社製の
有機スズ化合物(アセチルアセトナートスズ)のイソプ
ロピルアルコール溶液(5%溶液)をスピナーによって
塗布焼成し、SnO□膜soo人を形成した。透電率は
26(測定周波数20kHz)であった。
その他は、実施例1と同様のセル構成と液晶材料で液晶
セルを作成した。
実施例1と同様良好な双安定性が得られた。
〔実施例4〕 実施例1で用いた300人のポリイミド膜に代えて、3
00人のポリビニルアルコール膜を用いた他は、実施例
1と同様の方法で液晶セルを作成し、同様のテストを行
ったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
〔実施例5〕 実施例1で用いた300人のポリイミド膜に代えて、下
記単位を繰返し有する200厚のポリイミド膜を用いた
他は、実施例1と同様の方法で液晶セルを作成し、同様
のテストを行ったところ、実施例1と同様の結果が得ら
れた。
このポリイミド膜は、下記の処方で調製することができ
た。
2.2−ビス(4−(4−アミノフェノキシフェニル)
プロパン12.3gをN、N−ジメチルホルムアミド1
89mj!に加え、撹拌して均一溶液とした後、3゜5
.6− トリカルボキシ−2−カルボキシメチルノルボ
ルナン−2:3,5:6−ジ無水物7.5gを加え、室
温で6時間撹拌を続けたところ、薄(茶色味を帯た粘稠
な液体となった。この粘稠液体を大量のトルエン中に沈
殿させたところ白色の固体17.6gポリアミック酸が
得られた。
得られたポリアミック酸を2重量%の割合でジンチルホ
ルムアミドに溶解し回転数300Or、p、mのスピン
ナーで180秒間塗布した。成膜後、250℃で1時間
加熱焼成処理を施し、下記式(VI)の(り返して表わ
されるポリイミド樹脂の塗膜を形成した。このときの塗
膜の膜厚は約200人であった。
〔実施例6〕 実施例1の液晶セルを作成する′際、ポリイミド膜を塗
設するに先立って、EB蒸着で形成した二酸化チタン膜
の上にジェトキシジメチルシランの5%トルエン溶液を
浸漬塗布し、80℃の温度で30分間の加熱処理を施し
てポリオルガノシラン膜を形成したほかは実施例1と同
様の方法で液晶セルを作成し同様のテストを行ったとこ
ろ、実施例1の液晶セルの場合と比較して光学応答特性
に改善が見られた。この光学応答特性の改善は、米国特
許第4,655゜561号公報に開示されたマルチブレ
クシング駆動を適用した時に画面でのちらつきを低減す
ることができるものであった。
又、前述したジェトキシジメチルシランの他に、他のシ
ランモノマー(ジメチルジクロルシラン。
ジェトキシジフェニルシラン、メチルトリエトキシシラ
ン/ジメチルジェトキシシラン(=1/1)など)又は
ブレモノマーを用いても同様の結果が得られた。
〔実施例7〕 実施例1の液晶セルを作成する際に用いたEB蒸着によ
る二酸化チタン膜に代えて、スパッタリングにより成膜
した1000人厚のBaTiO3膜を用いたほかは実施
例1と同様の方法で液晶セルを作成し、同様のテストを
行なったところ、実施例1と同様の結果が得られた。又
、実施例1と同様の方法で透1率の測定を行ったところ
、1000人厚のBaTiO3膜の誘電率は150であ
った。
〔実施例8〕 実施例1の液晶セルを作成する際に用いた300人厚0
ポリイミド膜に代えて300人のSiO斜方蒸着膜を用
いたほかは、実施例1と同様の方法で液晶セルを作成し
、同様のテストを行ったところ、実施例1と同様の結果
が得られた。この際の斜方蒸着角度は5°に設定された
〔比較例2〕 実施例1の液晶セルを作成する際に用いたioo。
入庫の二酸化チタン膜に代えて蒸着形成した1000人
厚のBa化シリコン膜を用いたほかは、実施例1と同様
の方法で作成し、同様のテストを行ったところ、第3図
(A)に示す結果と同様の結果が得られた。この際の1
000人厚のBa化シリコン膜の誘電率を実施例1と同
様の方法で測定したところ、誘電率は3.1であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液晶素子の平面図で、第2図特性を
示す特性図で、第3図(B)は本発明の液晶素子の電気
−光学特性を示す特性図である。 第4図及び第5図は本発明で用いた強誘電性液晶素子の
斜視図である。 呂) (Bン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明電極が形成された2枚の基板間に液晶物質の
    層を配置した液晶装置において、少なくとも一方の透明
    電極と液晶物質の層との間に、該透明電極の側から高誘
    電率をもつ物質又は強誘電物質で形成した第1の膜と5
    00Å以下の膜厚で、且つ液晶物質の層と接する面で一
    軸配向処理軸が付与された第2の膜とを配置したことを
    特徴とする液晶素子。
  2. (2)前記液晶が強誘電性液晶である特許請求の範囲第
    1項記載の液晶素子。
  3. (3)強誘電性液晶がカイラルスメクチツク液晶である
    特許請求の範囲第2項記載の液晶素子。
  4. (4)カイラルスメクチツク液晶の膜厚が、無電界時に
    カイラルスメクチツク液晶が固有するらせん構造を消失
    する薄さに設定されている特許請求の範囲第3項記載の
    液晶素子。
  5. (5)前記高誘電率をもつ物質又は強誘電物質の誘電率
    (測定周波数20kHz)が10以上である特許請求の
    範囲第1項記載の液晶素子。
  6. (6)前記高誘電率をもつ物質又は強誘電物質の誘電率
    (測定周波数20kHz)が20以上である特許請求の
    範囲第1項記載の液晶素子。
  7. (7)前記高誘電率をもつ物質又は強誘電物質がチタン
    酸化物、アルミニウム酸化物、マグネシウム酸化物、リ
    チウム酸化物、ビスマス酸化物、チタン酸化合物及びニ
    オブ酸化合物からなる群より選択された少なくとも1種
    の化合物である特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  8. (8)前記第1の膜と第2の膜との間にポリオルガノシ
    ラン膜を配置した特許請求の範囲第1項記載の液晶素子
JP14637287A 1987-06-12 1987-06-12 液晶素子 Pending JPS63311231A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14637287A JPS63311231A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 液晶素子
ES88109392T ES2080046T3 (es) 1987-06-12 1988-06-13 Dispositivo de cristal liquido ferroelectrico.
AT88109392T ATE131290T1 (de) 1987-06-12 1988-06-13 Vorrichtung mit einem ferroelektrischen flüssigkristall.
EP88109392A EP0294852B1 (en) 1987-06-12 1988-06-13 Ferroelectric liquid crystal device
DE3854751T DE3854751T2 (de) 1987-06-12 1988-06-13 Vorrichtung mit einem ferroelektrischen Flüssigkristall.
US07/415,971 US5165076A (en) 1987-06-12 1989-10-02 Ferroelectric liquid crystal device with particular primer alignment, and liquid crystal layers
US07/702,124 US5099344A (en) 1987-06-12 1991-05-16 Ferroelectric liquid crystal device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14637287A JPS63311231A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 液晶素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63311231A true JPS63311231A (ja) 1988-12-20

Family

ID=15406227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14637287A Pending JPS63311231A (ja) 1987-06-12 1987-06-12 液晶素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63311231A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04133020A (ja) * 1990-09-26 1992-05-07 Fujitsu Kiden Ltd 強誘電性液晶表示素子
JPH04133024A (ja) * 1990-09-26 1992-05-07 Fujitsu Kiden Ltd 強誘電性液晶表示素子
EP0789261A1 (en) 1996-02-09 1997-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal device
US5936689A (en) * 1997-03-14 1999-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04133020A (ja) * 1990-09-26 1992-05-07 Fujitsu Kiden Ltd 強誘電性液晶表示素子
JPH04133024A (ja) * 1990-09-26 1992-05-07 Fujitsu Kiden Ltd 強誘電性液晶表示素子
EP0789261A1 (en) 1996-02-09 1997-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal device
US5936689A (en) * 1997-03-14 1999-08-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0629893B1 (en) Liquid crystal device
EP0259761B1 (en) Liquid crystal device
EP0400635A2 (en) Liquid crystal device
JPH04212127A (ja) 液晶素子および表示装置
DE3909704A1 (de) Fluessigkristallanzeigezelle und verfahren zu ihrer herstellung
JPH02287324A (ja) 液晶セル用配向処理剤
US5464668A (en) Liquid crystal device
JPS63191129A (ja) カイラルスメクチック液晶素子
JPS63311231A (ja) 液晶素子
JP2556590B2 (ja) 液晶素子
JPS62231937A (ja) 液晶素子
DE69021258T2 (de) Chiralsmektische Flüssigkristallvorrichtung.
JPS62231936A (ja) 液晶素子
JP2556586B2 (ja) 液晶素子
JP2556585B2 (ja) 液晶素子
JPS62231935A (ja) 液晶素子
JP2556584B2 (ja) 液晶素子
JP2556581B2 (ja) 液晶素子
JPH0261614A (ja) 液晶素子
JP2556583B2 (ja) 液晶素子
JP2556587B2 (ja) 液晶素子
JP2728947B2 (ja) 液晶素子
JPS62170938A (ja) 液晶素子
JPS61186932A (ja) 液晶素子
JP2567092B2 (ja) 液晶素子