JPS6332619B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6332619B2
JPS6332619B2 JP5951084A JP5951084A JPS6332619B2 JP S6332619 B2 JPS6332619 B2 JP S6332619B2 JP 5951084 A JP5951084 A JP 5951084A JP 5951084 A JP5951084 A JP 5951084A JP S6332619 B2 JPS6332619 B2 JP S6332619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transparent conductive
pes
resin
wavelength
Prior art date
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Expired
Application number
JP5951084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60203435A (ja
Inventor
Setsuo Suzuki
Nobutaka Takasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP5951084A priority Critical patent/JPS60203435A/ja
Publication of JPS60203435A publication Critical patent/JPS60203435A/ja
Publication of JPS6332619B2 publication Critical patent/JPS6332619B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は透明導電性フイルムの製造方法に係る
ものであり、詳しくはポリエーテルスルホンフイ
ルムの少くとも片面に紫外線硬化樹脂を塗布し次
いで320nm以下の波長がカツトされた紫外光を
照射して該樹脂を硬化せしめ、更に硬化した樹脂
層上に透明導電性薄膜を形成して透明導電性フイ
ルムを得る方法に関するものである。 近年液晶デイスプレー透明電極、エレクトロル
ミネツセンス面発光デイスプレー電極透明スイツ
チ等の用途を目的とした透明導電性フイルムの研
究が盛んになり一部実用化の域に到達している。 従来該透明電極用支持フイルムとしてはポリエ
チレンテレフタレートフイルム、ポリカーボネー
トフイルム、セルロース誘導体フイルム、ビニル
系フイルム等が検討されて来たが耐熱性、非旋光
性、透明性、可撓性等の要求性能をすべて充すフ
イルムが無く、該性能を兼備したフイルムの出現
が待たれていた。この様な要求に応えるフイルム
として最近に到りポリエーテルスルホンフイルム
(以下PESフイルムと称する)が脚光を浴びて登
場した。本フイルムは衆知の如く非旋光性である
ため、液晶電極等の作製に際して偏光膜との光軸
を合せるという煩らわしい工程が削除出来る、耐
熱性を有しているため液晶配向処理を目的として
行なわれるラビング剤の硬化の如き熱加工工程に
耐える、適度の可撓性を有しているため導電フイ
ルムの可撓性が得られる、透明性に優れていると
いつた特徴を有している。 一方ポリエーテルスルホンフイルム(以下PES
フイルムと云う。)も含めて直接フイルム上に導
電性薄膜を形成した場合フイルムと薄膜の密着性
が悪いため得られた導電フイルムの耐擦傷性、耐
湿安定性、導電安定性、耐折り曲げ性といつた性
能が劣り、このため限られた分野にしか用いられ
ないか、或は使用上特別の注意を要するなどの問
題がある。 かかる欠点を解消する方法として支持フイルム
層と導電薄膜層の間に謂ゆるアンダーコート層を
介在せしめるという方法が提案され該方法により
大巾な性能向上が図られている。本願発明者等ら
もこの方法に準拠ししかもPESフイルムを支持フ
イルムとして選択し、加えて紫外線硬化樹脂によ
り該アンダコート層を形成する方法の検討を行つ
た。 紫外線樹脂を用いる理由は量産化を図る意味の
他、該塗膜は10μm以下の薄い塗膜が好ましいた
め塗布に際しては樹脂を溶剤で希釈した溶剤塗布
法によらざるを得ず、熱硬化性樹脂を用いた場合
樹脂中で存在する溶剤と高温加熱による熱との作
用で、耐溶剤性の悪いPESフイルムが劣化してし
まうという現象を極力避けようという意図による
ものである。 この様な方法で研究を行つた結果重大な欠点を
見い出すに到つた。即ち高圧水銀灯を用いてアン
ダコート樹脂を完全硬化させる為に必要な量の紫
外線を照射した場合PESフイルムの黄変が著じる
しく得られたフイルムは実用に耐えないものにな
つてしまうという現象である。この現象を回避す
る方法として樹脂中に紫外線吸収剤を混合すると
いう方法が通常の樹脂の場合常法であるがPESの
押出しフイルムの場合高温押出しで製造するた
め、吸収剤がフイルム製造時に分解してしまうと
いう問題が生じてしまうためこの方法の採用は全
く不可能である。 本願発明者らはこの欠点を克服すべく着色機構
の究明も含めて鋭意検討を進めた。その結果PES
フイルムの着色に関与する紫外線と樹脂の硬化に
関与する紫外線の波長が異なる波長領域に存在す
るという画期的事実を見い出した。即ちPESフイ
ルム黄変に寄与する紫外線は320nm以下の比較
的短波長領域に存在し、樹脂の硬化に必要な紫外
線は320nm以上の比較的長波長領域に存在する
という事実を見い出した。この様な事実に鑑み本
願発明者らは照射に際して短波長領域の紫外光を
カツトしPESフイルムの黄変を防ぎつつ長波長領
域の紫外光で樹脂を完全に硬化せしめるという方
法を見い出し本願発明を成すに到つた。 以下に本発明の詳細を述べる。本願発明に用い
られるPESフイルムは通常市販されている押出法
PESフイルムである。該フイルムは優れた透明性
を有し、耐熱性に優れ、就く非旋光性に優れたフ
イルムである。フイルムの厚さは50〜200μmで
あり好ましくは75〜125μmである。次いで前記
フイルムの少なくとも片面に紫外線硬化可能な樹
脂ワニスを塗布し乾燥により溶剤を除去する。こ
の際樹脂系としては溶剤除去後造膜性を有する樹
脂系即ち固形の樹脂を添加したワニスが均一塗布
という観点から好ましい。具体的にはエポキシジ
アクリレート、ウレタンジアクリレート、ポリエ
ステルジアクリレート等の謂ゆるアクリルプレポ
リマー、炭素−炭素二重結合を2個以上有する謂
ゆる架橋モノマー光増感剤およびPESフイルムに
対して溶解性の無い希釈溶剤を主成とするワニス
塗布し、乾燥せしめる。乾燥温度は増感剤の揮散
を防ぐ意味で可及的に低温が好ましいが乾燥速度
との関係で80℃〜100℃が好ましい。また光増感
剤の種類は重要な要素となるが320nm以上の波
長の紫外光により励起される範ちゆうに分類され
る増感剤が好ましい。また形成される塗膜厚みは
2〜10μmの範囲が好ましくこれ以下の場合は塗
膜の欠陥を生じ易くこれ以上の場合はフイルムの
可撓性を損う恐れが生じる。 次いで該塗膜に紫外光を照射するが本発明趣旨
にもとずき320nm以下の波長を選択的にカツト
した紫外光を照射することが肝要である。即ちフ
イルターを用いて照射を行う。このことにより塗
膜の硬化に必要な波長の紫外光を、PESフイルム
を黄変させることなく充分照射することが可能に
なるため完全硬化が出来る。次いで透明導電層が
かかる塗膜上に形成される。透明導電層は金属酸
化物の薄膜であり酸化インジウム、酸化錫、酸化
カドミウム等であり、これらのうち特に5〜10重
量%の酸化錫を含有した酸化インジウムの薄膜を
形成することが好ましい。これらの膜厚は50Å〜
500Åの範囲で適宜選定することが可能である。
これらの薄膜はスパツタリング法、イオンプレー
テイング法等の公知の手段により形成される。 かくして得られた透明導電性フイルムは全く着
色が無い優れたフイルムであつた。以下に実施例
を示すが本発明の主眼となる黄変度の尺度は便宜
的に400nm光の透過率を以つて代行せしめた。
又目視によつて黄変度合を評価した。 実施例 1〜3 (1) アンダーコート組成物の調製及びアンダーコ
ート層の形成 分子量1100、軟化点75℃のビスフエノールA
型エポキシジアクリレート500重量部とを50℃
にて混合して均一な溶液とした。 得られた溶液を用いて下記のようなコーテイ
ング組成物を調製した。 エポキシジアクリレート溶液 200重量部 ペンタエリスリトールトリアクリレート
40重量部 4,4′−ジエチルアミノベンゾフエノン(最大
有効吸収波長=365nm) 3重量部 酢酸ブチル 400重量部 上記コーテイング組成物は室温にて混合し、
均一な溶液とした。次いで100μm厚のPESフ
イルムの片面上にロールコーター法により該コ
ーテイング組成物を均一に塗布した後80℃にて
10分間加熱して3μm厚のコーテイング層を形
成させた。 (2) アンダーコート層の硬化 硬化に用いた紫外線ランプは通常の80W/cm
の高圧水銀灯1灯であり、このランプより発せ
られる紫外域の波長は主とし365nm、310nm、
300nm、250nm近辺に集中している。 硬化の際には照射距離を15cmとし、高圧水銀
灯とアンダーコート層との間に紫外光選択透過
フイルターを介して10秒間照射を行なつた。 この際用いた紫外光選択透過フイルターは3
mm厚のガラス製の市販品であり、用いた3種類
のフイルターの各波長での光線透過率を第1表
に記す。
【表】 (3) 透明導電層の形成 (2)で得られたアンダーコート層上に酸化イン
ジウム90%−酸化錫10%よりなる透明導電層を
通常のスパツター法により厚み300Åにて形成
させた。得られた透明導電性フイルムの諸特性
を第3表に記す。 以下の比較例1〜4に於いては、実施例1〜3
の(1)の方法により形成されたアンダーコート層を
有するPESフイルムを用いており、照射の際の条
件だけが異なるものである。 また紫外線照射を施こした後の透明導電層の形
成方法も実施例1〜3の(3)と全く同様である。 比較例 1 実施例1〜3の(2)に於いて、高圧水銀灯とアン
ダーコート層との間に何らのフイルターを介さず
に照射を行なつた以外は実施例1〜3と全く同様
な操作を行なつた。 得られた透明導電性フイルムの諸特性を第3表
に記す。 比較例 2 実施例1〜3の(2)に於いて、高圧水銀灯とアン
ダーコート層との間に何らのフイルターを介さ
ず、かつ高圧水銀灯とアンダーコート層との距離
を30cmとした以外は実施例1〜3と全く同様な操
作を行なつた。 得られた透明導電性フイルムの諸特性を第3表
に記す。 比較例 3〜4 実施例1〜3の(2)に於いて、用いた紫外光選択
透過フイルターがフイルター〜の替わりにフ
イルター、とした以外は実施例1〜3と同様
な操作を行なつた。これらフイルター、の各
波長での光線透過率を第2表に示す。 得られた透明導電性フイルムの諸特性を第3表
に示す。
【表】 比較例 5 100μm厚のPESフイルムの片面上に直接透明
導電層を形成した。スパツター法の条件は実施例
1〜3の(3)と全く同様であつた。 得られた透明導電性フイルムの諸特性を第3表
に示す。 実施例1〜3に於いては320nm以下の波長を
カツトした紫外光を照射することにより、PESフ
イルムを黄変させることなく、アンダーコート層
が充分硬化するために、透明性を初め諸特性の優
れた導電フイルムが得られる。 一方、何らフイルターを介さずに照射を行なつ
たものは、他の特性は良好なものの黄変性が著し
い(比較例1)。これを防止するため紫外線照射
強度を低下させたものは、アンダーコート層の硬
化が不充分となり、他の特性を満足させない(比
較例2)。更に、320nm付近の波長をカツトせず
により短波長側だけをカツトしたものについては
黄変性を防止出来ず(比較例3)、逆により長波
長側からカツトしてしまつたものについては、ア
ンダーコート層が未硬化となる(比較例4)。ま
た、PESフイルム上に直接導電層を形成したもの
は透明性は良好なものの、アンダーコート層と導
電層の密着性の低下に由来する他の特性の劣化を
示す(比較例5)。
【表】 * 黄変度合 ○;実用上問題なし
△〜×;実用上問題を生ず
る。
以上のように、本発明によれば、PESフイルム
の透明性を損なわず、かつ優れた諸特性を有する
透明導電性フイルムの量産が可能となることが明
らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリエーテルスルホンフイルム上の少なくと
    も片面に紫外線硬化樹脂硬化物層が設けられ、該
    硬化物層上に金属酸化物の透明導電薄膜が形成さ
    れて成る透明導電性フイルムの製造方法において
    該紫外線硬化樹脂を紫外線光の320nm以下の波
    長がカツトされた紫外光で硬化することを特徴と
    する透明導電性フイルムの製造方法。
JP5951084A 1984-03-29 1984-03-29 透明導電性フイルムの製造方法 Granted JPS60203435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5951084A JPS60203435A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 透明導電性フイルムの製造方法

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JP5951084A JPS60203435A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 透明導電性フイルムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60203435A JPS60203435A (ja) 1985-10-15
JPS6332619B2 true JPS6332619B2 (ja) 1988-06-30

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ID=13115321

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