JPS633400Y2 - - Google Patents
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- JPS633400Y2 JPS633400Y2 JP9934883U JP9934883U JPS633400Y2 JP S633400 Y2 JPS633400 Y2 JP S633400Y2 JP 9934883 U JP9934883 U JP 9934883U JP 9934883 U JP9934883 U JP 9934883U JP S633400 Y2 JPS633400 Y2 JP S633400Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance tube
- intake manifold
- carburetor
- branch
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、可変ベンチユリ型多連式気化器を備
えた多気筒内燃機関の吸気マニホルドに関する。
えた多気筒内燃機関の吸気マニホルドに関する。
従来の多連式気化器の吸気マニホルドにおいて
は、固定ベンチユリの例ではあるが、アイドル時
の脈動対策のために、第1図に示すように、気化
器の直下の部分がバランスチユーブ1にて連通さ
れることがあつた。すなわち、吸気マニホルド2
内では吸気のタイミングに合わして流速が変化
し、それに応じて圧力が変化して脈動が生じる。
この圧力変動は気化器まで伝わつてくるので、可
変ベンチユリを使用する場合は、可変ベンチユリ
が脈動を受けてばたつこうとする。このばたつき
は、エンジンの回転数が大の領域では、可変ベン
チユリが圧力の変動に追従できないので生じにく
いが、アイドリング時には、圧力の変動の周波数
が小なので追従しばたつき易くなる。このばたつ
きを抑えるためには、脈動を消す必要があるが、
吸気マニホルド2のそれぞれをバランスチユーブ
1にて連通させると、各気筒の圧力変動の位相差
が異なるので、互に圧力が干渉し合つて脈動が消
える方向に作用する。
は、固定ベンチユリの例ではあるが、アイドル時
の脈動対策のために、第1図に示すように、気化
器の直下の部分がバランスチユーブ1にて連通さ
れることがあつた。すなわち、吸気マニホルド2
内では吸気のタイミングに合わして流速が変化
し、それに応じて圧力が変化して脈動が生じる。
この圧力変動は気化器まで伝わつてくるので、可
変ベンチユリを使用する場合は、可変ベンチユリ
が脈動を受けてばたつこうとする。このばたつき
は、エンジンの回転数が大の領域では、可変ベン
チユリが圧力の変動に追従できないので生じにく
いが、アイドリング時には、圧力の変動の周波数
が小なので追従しばたつき易くなる。このばたつ
きを抑えるためには、脈動を消す必要があるが、
吸気マニホルド2のそれぞれをバランスチユーブ
1にて連通させると、各気筒の圧力変動の位相差
が異なるので、互に圧力が干渉し合つて脈動が消
える方向に作用する。
しかし、多連式気化器の各気化器に接続する吸
気マニホルドを連通するバランスチユーブ1は、
脈動抑止には効果があるものの、従来、気化器直
下の部分に設けられていたので、気化器を通つた
直後の吸気が一方の気化器に接続する吸気マニホ
ルドから他方の気化器に接続する吸気マニホルド
に流れこみ、気化器間の流量のアンバランスが生
じるという問題があつた。とくにスロツトルバル
ブ全開時には、第2図に示す如く、それぞれの気
化器を通る吸気量A,Bに高速域においてアンバ
ランスが生じ、吸気量の減少とそれによる出力低
下、および空燃比が出力空燃比からずれることに
よる出力低下を招くという問題があつた。
気マニホルドを連通するバランスチユーブ1は、
脈動抑止には効果があるものの、従来、気化器直
下の部分に設けられていたので、気化器を通つた
直後の吸気が一方の気化器に接続する吸気マニホ
ルドから他方の気化器に接続する吸気マニホルド
に流れこみ、気化器間の流量のアンバランスが生
じるという問題があつた。とくにスロツトルバル
ブ全開時には、第2図に示す如く、それぞれの気
化器を通る吸気量A,Bに高速域においてアンバ
ランスが生じ、吸気量の減少とそれによる出力低
下、および空燃比が出力空燃比からずれることに
よる出力低下を招くという問題があつた。
なお、第3図に示すようにサイドドラフト式気
化器に接続された吸気マニホルドの各分岐ポート
3をバランスチユーブ4にて連通するものもある
が、このように全分岐ポート3を連結した場合
は、脈動の抑制効果は大きいが、第4図に示すよ
うに、バランスチユーブで連通しない場合のトル
ク曲線αに比べて、連通した場合(トルク曲線
β)は、トルク、出力が約5%以上も低下すると
いう問題があつた。
化器に接続された吸気マニホルドの各分岐ポート
3をバランスチユーブ4にて連通するものもある
が、このように全分岐ポート3を連結した場合
は、脈動の抑制効果は大きいが、第4図に示すよ
うに、バランスチユーブで連通しない場合のトル
ク曲線αに比べて、連通した場合(トルク曲線
β)は、トルク、出力が約5%以上も低下すると
いう問題があつた。
このように、従来の吸気マニホルドでは、脈動
の抑制と出力の維持とが両立しなかつたのであ
り、その解決が望まれていた。
の抑制と出力の維持とが両立しなかつたのであ
り、その解決が望まれていた。
この目的を解決するために、本実用新案登録出
願人により、第5図に示したような、可変ベンチ
ユリ型気化器に接続した多気筒エンジンの吸気マ
ニホルドであつて、各々の気化器5,6に接続す
る複数の分岐ポート7,8、および分岐ポート
9,10のうちの何れか1本の分岐ポート8,9
を互にバランスチユーブ11にて連通した吸気マ
ニホルドが本実用新案登録出願より前に提案され
ている。
願人により、第5図に示したような、可変ベンチ
ユリ型気化器に接続した多気筒エンジンの吸気マ
ニホルドであつて、各々の気化器5,6に接続す
る複数の分岐ポート7,8、および分岐ポート
9,10のうちの何れか1本の分岐ポート8,9
を互にバランスチユーブ11にて連通した吸気マ
ニホルドが本実用新案登録出願より前に提案され
ている。
このような構造をとつた場合には、脈動が抑制
されるとともに、各気化器5,6を流れる吸気量
がバランスされる。そのために可変ベンチユリの
アイドリング時のばたつきが抑制されて性能が安
定化するとともに、吸気量のバランスにより吸入
空気量の維持、出力空燃比の維持、気筒間の均一
な混合気分配がはかられ、高負荷域においてもエ
ンジン出力が良好に維持されるという効果が得ら
れる。
されるとともに、各気化器5,6を流れる吸気量
がバランスされる。そのために可変ベンチユリの
アイドリング時のばたつきが抑制されて性能が安
定化するとともに、吸気量のバランスにより吸入
空気量の維持、出力空燃比の維持、気筒間の均一
な混合気分配がはかられ、高負荷域においてもエ
ンジン出力が良好に維持されるという効果が得ら
れる。
しかし、第5図に示したような吸気マニホルド
においては、ある条件、たとえば高負荷、高回転
のある条件になると急に気化器から燃料が吹出て
きて空燃比が10以下にもなり、過濃混合気になる
という問題があることが、試験を重ねるうちに判
明した。この燃料の急激な吹出しは、通常の燃料
の供給口とは異なる、すなわち燃料供給口用では
ない他の機能の穴、たとえば気化器のフロート室
の圧力を一定にするためにフロート室と大気との
間を連通するベントを通して燃料が吸気通路に吹
出してくるために生じる現象である。しかもこの
現象はオン、オフ的に起り、まつたく起らない
か、ある条件になつて一たん起ると多量の燃料が
急に吹出すということが試験により判明した。す
なわち、この現象は起るか起らないかの何れかで
あり、一たん起ると、吹出し量が次第に増えると
いうものではなく、多量の燃料が吸気通路内に吹
き出て混合気を過濃にし正常な運転の維持を不可
能にする。
においては、ある条件、たとえば高負荷、高回転
のある条件になると急に気化器から燃料が吹出て
きて空燃比が10以下にもなり、過濃混合気になる
という問題があることが、試験を重ねるうちに判
明した。この燃料の急激な吹出しは、通常の燃料
の供給口とは異なる、すなわち燃料供給口用では
ない他の機能の穴、たとえば気化器のフロート室
の圧力を一定にするためにフロート室と大気との
間を連通するベントを通して燃料が吸気通路に吹
出してくるために生じる現象である。しかもこの
現象はオン、オフ的に起り、まつたく起らない
か、ある条件になつて一たん起ると多量の燃料が
急に吹出すということが試験により判明した。す
なわち、この現象は起るか起らないかの何れかで
あり、一たん起ると、吹出し量が次第に増えると
いうものではなく、多量の燃料が吸気通路内に吹
き出て混合気を過濃にし正常な運転の維持を不可
能にする。
すなわち、第5図のような吸気マニホルドにお
いては、脈動の低減と流量バランスの維持という
従来相反すると考えられていた2つの事項が両立
されるにかかわらず、ある条件下で急激な燃料吹
出しによる混合気の過濃化のおそれがあるという
問題があつた。
いては、脈動の低減と流量バランスの維持という
従来相反すると考えられていた2つの事項が両立
されるにかかわらず、ある条件下で急激な燃料吹
出しによる混合気の過濃化のおそれがあるという
問題があつた。
本考案は、可変ベンチユリ型多連式気化器にお
いて、吸気脈動の減衰および気化器間の流量バラ
ンスの保持並びに高負荷域における急激な燃料の
吹出しのおそれを完全に除去し、しかもバランス
チユーブで連通した場合の出力の低下をできる限
り小に抑えることを目的とするものである。
いて、吸気脈動の減衰および気化器間の流量バラ
ンスの保持並びに高負荷域における急激な燃料の
吹出しのおそれを完全に除去し、しかもバランス
チユーブで連通した場合の出力の低下をできる限
り小に抑えることを目的とするものである。
この目的を達成するために、本考案の可変ベン
チユリ型多連式気化器に接続した多気筒エンジン
の吸気マニホルドにおいては、各々の気化器に接
続する複数の分岐ポートのうちの何れか1本の分
岐ポートが、互にバランスチユーブにて連通され
るとともに、各々の気化器に接続する吸気マニホ
ルドのライザ部が、もうひとつのバランスチユー
ブにて連通されている。すなわち、分岐ポート
は、全分岐ポートが連通されるのではなく、それ
ぞれの気化器に受持たれる分岐ポートのうち一本
のみが、それぞれバランスチユーブにより連通さ
れており、かつ各気化器に接続された吸気マニホ
ルドは分岐ポートとライザ部との2ケ所において
互に連通されている。そして、分岐ポートを連通
するバランスチユーブは、その通路断面積を、ラ
イザ部を連通するバランスチユーブの通路断面積
より小にされている。この通路断面積の大小はチ
ユーブの内径を大小にしてもよいし、チユーブ内
にオリフイスを設けることにより達成してもよ
い。
チユリ型多連式気化器に接続した多気筒エンジン
の吸気マニホルドにおいては、各々の気化器に接
続する複数の分岐ポートのうちの何れか1本の分
岐ポートが、互にバランスチユーブにて連通され
るとともに、各々の気化器に接続する吸気マニホ
ルドのライザ部が、もうひとつのバランスチユー
ブにて連通されている。すなわち、分岐ポート
は、全分岐ポートが連通されるのではなく、それ
ぞれの気化器に受持たれる分岐ポートのうち一本
のみが、それぞれバランスチユーブにより連通さ
れており、かつ各気化器に接続された吸気マニホ
ルドは分岐ポートとライザ部との2ケ所において
互に連通されている。そして、分岐ポートを連通
するバランスチユーブは、その通路断面積を、ラ
イザ部を連通するバランスチユーブの通路断面積
より小にされている。この通路断面積の大小はチ
ユーブの内径を大小にしてもよいし、チユーブ内
にオリフイスを設けることにより達成してもよ
い。
このような構造の吸気マニホルドにおいては、
分岐ポート部とライザ部との2ケ所においてバラ
ンスチユーブにより連通されるので、各気化器間
に圧力が十分に伝幡し合つて圧力変動の山と谷と
が互に打ち消し合い脈動が抑制される。また、2
ケ所において連通されるため、1本1本のバラン
スチユーブの通路断面積を小にでき、第1図のよ
うな吸気マニホルドに比べてバランスチユーブを
通つて一方から他方に流れる吸気量が減少し、流
量のアンバランスも抑制される。また、ライザ部
もバランスチユーブにて連通したために、燃料の
異常吹き出し減少が止まる。
分岐ポート部とライザ部との2ケ所においてバラ
ンスチユーブにより連通されるので、各気化器間
に圧力が十分に伝幡し合つて圧力変動の山と谷と
が互に打ち消し合い脈動が抑制される。また、2
ケ所において連通されるため、1本1本のバラン
スチユーブの通路断面積を小にでき、第1図のよ
うな吸気マニホルドに比べてバランスチユーブを
通つて一方から他方に流れる吸気量が減少し、流
量のアンバランスも抑制される。また、ライザ部
もバランスチユーブにて連通したために、燃料の
異常吹き出し減少が止まる。
一般にバランスチユーブによる連通によつて脈
動を消すと第4図において説明したように出力が
低下するが、本考案では脈動の低下にとくに大き
な効果のある分岐ポート側のバランスチユーブの
通路断面積をライザ部側のバランスチユーブの通
路断面積より小にしたので、分岐ポート部におけ
る脈動の低下は比較的小に抑えられ、出力の低下
が防止されている。したがつて、出力の低下を小
に抑えた状態で、前記脈動防止、流量アンバラン
スの抑制、燃料の異常吹出しの防止の諸効果が達
成される。
動を消すと第4図において説明したように出力が
低下するが、本考案では脈動の低下にとくに大き
な効果のある分岐ポート側のバランスチユーブの
通路断面積をライザ部側のバランスチユーブの通
路断面積より小にしたので、分岐ポート部におけ
る脈動の低下は比較的小に抑えられ、出力の低下
が防止されている。したがつて、出力の低下を小
に抑えた状態で、前記脈動防止、流量アンバラン
スの抑制、燃料の異常吹出しの防止の諸効果が達
成される。
以下に、本考案の吸気マニホルドの望ましい実
施例を図面を参照して説明する。
施例を図面を参照して説明する。
第6図および第7図は本考案の第1実施例に係
る吸気マニホルドを示している。図はダウンドラ
フト可変ベンチユリ型2連式気化器を備えた4気
筒エンジンの吸気マニホルドを例にとつて示して
いる。図中21は吸気マニホルドの全体を示して
おり、22,23は2連式気化器のそれぞれの気
化器24,25に接続される吸気マニホルドの構
成部分を示している。吸気マニホルド22,23
は互に対称形であり、ダウンドラフト式可変ベン
チユリ型気化器24,25の直下に位置して気化
器24,25からの流れをエンジン側に直角に変
えるライザ部26,27と、ライザ部26,27
からエンジン側に向つてほぼ水平に延びる集合部
28,29と、集合部28,29の流れをそれぞ
れの気筒に分岐する分岐部30,31と、分岐部
30,31から下流側に互に独立に各気筒に向つ
て延びる分岐ポート32,33,34,35とか
ら構成されている。吸気マニホルド11の分岐ポ
ート32,33,34,35はシリンダヘツド3
6に形成されたそれぞれの吸気ポート37に接続
され、吸気弁を経てそれぞれ#1気筒、#2気
筒、#3気筒、#4気筒に接続される。
る吸気マニホルドを示している。図はダウンドラ
フト可変ベンチユリ型2連式気化器を備えた4気
筒エンジンの吸気マニホルドを例にとつて示して
いる。図中21は吸気マニホルドの全体を示して
おり、22,23は2連式気化器のそれぞれの気
化器24,25に接続される吸気マニホルドの構
成部分を示している。吸気マニホルド22,23
は互に対称形であり、ダウンドラフト式可変ベン
チユリ型気化器24,25の直下に位置して気化
器24,25からの流れをエンジン側に直角に変
えるライザ部26,27と、ライザ部26,27
からエンジン側に向つてほぼ水平に延びる集合部
28,29と、集合部28,29の流れをそれぞ
れの気筒に分岐する分岐部30,31と、分岐部
30,31から下流側に互に独立に各気筒に向つ
て延びる分岐ポート32,33,34,35とか
ら構成されている。吸気マニホルド11の分岐ポ
ート32,33,34,35はシリンダヘツド3
6に形成されたそれぞれの吸気ポート37に接続
され、吸気弁を経てそれぞれ#1気筒、#2気
筒、#3気筒、#4気筒に接続される。
吸気マニホルド21の分岐ポート32,33,
34,35のうち分岐ポート32,33は、気化
器24によつて吸気、燃料供給の大部分を受持た
れ、分岐ポート34,35は気化器25によつて
吸気、燃料供給の大部分を受持たれる。分岐ポー
ト32,33は分岐部30から分かれて下流にい
くに従い互に離れるように拡がり、そこからエン
ジン側に向かう方向に湾曲して互に平行に延び、
シリンダヘツド36の吸気ポート37へと連通し
ている。同様に、分岐ポート34,35は分岐部
31から分れて下流にいくに従い互に離れるよう
に拡がり、そこからエンジン側に向う方向に湾曲
して互に平行に延び、シリンダヘツド36の吸気
ポート37へと連通している。分岐ポート32,
33,34,35部を構成する部分と、ライザ部
26,27を構成する部分は一体の鋳造体であ
る。
34,35のうち分岐ポート32,33は、気化
器24によつて吸気、燃料供給の大部分を受持た
れ、分岐ポート34,35は気化器25によつて
吸気、燃料供給の大部分を受持たれる。分岐ポー
ト32,33は分岐部30から分かれて下流にい
くに従い互に離れるように拡がり、そこからエン
ジン側に向かう方向に湾曲して互に平行に延び、
シリンダヘツド36の吸気ポート37へと連通し
ている。同様に、分岐ポート34,35は分岐部
31から分れて下流にいくに従い互に離れるよう
に拡がり、そこからエンジン側に向う方向に湾曲
して互に平行に延び、シリンダヘツド36の吸気
ポート37へと連通している。分岐ポート32,
33,34,35部を構成する部分と、ライザ部
26,27を構成する部分は一体の鋳造体であ
る。
ライザ部26,27から上方には気化器24,
25のそれぞれのスロツトルバルブ38がある。
気化器24,25は可変ベンチユリ型気化器であ
り、構造自体は公知のものであるが、ベンチユリ
部39に発生する負圧がサクシヨンピストン41
の内壁とケース40で構成されるサクシヨンチヤ
ンバ48に導びかれ、サクシヨンスプリング42
とのつりあいにより、サクシヨンピストン41の
位置、すなわちベンチユリ部39の開口面積が決
定される。尚サクシヨンピストン41にはニード
ル43が固定されており、ニードル半径によつて
燃料量が制御されるようになつている。なお、4
4は可変ベンチユリ気化器のフロート室45を大
気に連通してフロート室45の圧力を一定にする
ためのベントである。
25のそれぞれのスロツトルバルブ38がある。
気化器24,25は可変ベンチユリ型気化器であ
り、構造自体は公知のものであるが、ベンチユリ
部39に発生する負圧がサクシヨンピストン41
の内壁とケース40で構成されるサクシヨンチヤ
ンバ48に導びかれ、サクシヨンスプリング42
とのつりあいにより、サクシヨンピストン41の
位置、すなわちベンチユリ部39の開口面積が決
定される。尚サクシヨンピストン41にはニード
ル43が固定されており、ニードル半径によつて
燃料量が制御されるようになつている。なお、4
4は可変ベンチユリ気化器のフロート室45を大
気に連通してフロート室45の圧力を一定にする
ためのベントである。
2連式気化器に接続される吸気マニホルド21
のうち、それぞれの気化器24,25に接続する
複数の分岐ポートのうちの何れか1本の分岐ポー
ト、すなわち気化器24に接続する分岐ポート3
2,33のうちの何れか1本の分岐ポート(図示
例では#2気筒に接続する分岐ポート33)と、
気化器25に接続する分岐ポート34,35のう
ちの何れか1本の分岐ポート(図示例では#3気
筒に接続する分岐ポート34)とは、互にバラン
スチユーブ46によつて連通されている。バラン
スチユーブ46は分岐ポート33,34の側壁の
間に設けられて水平方向に直線状に延びている。
バランスチユーブ46は、各々の気化器24,2
5に接続する分岐ポート、すなわち気化器24に
接続する分岐ポート32,33および気化器25
に接続する分岐ポート34,35のうちのそれぞ
れ1本のみの分岐ポート33,34を互に連通し
ており、全分岐ポート32,33,34,35を
連通するものではない。
のうち、それぞれの気化器24,25に接続する
複数の分岐ポートのうちの何れか1本の分岐ポー
ト、すなわち気化器24に接続する分岐ポート3
2,33のうちの何れか1本の分岐ポート(図示
例では#2気筒に接続する分岐ポート33)と、
気化器25に接続する分岐ポート34,35のう
ちの何れか1本の分岐ポート(図示例では#3気
筒に接続する分岐ポート34)とは、互にバラン
スチユーブ46によつて連通されている。バラン
スチユーブ46は分岐ポート33,34の側壁の
間に設けられて水平方向に直線状に延びている。
バランスチユーブ46は、各々の気化器24,2
5に接続する分岐ポート、すなわち気化器24に
接続する分岐ポート32,33および気化器25
に接続する分岐ポート34,35のうちのそれぞ
れ1本のみの分岐ポート33,34を互に連通し
ており、全分岐ポート32,33,34,35を
連通するものではない。
また、各々の気化器24,25に接続する吸気
マニホルド22,23は、それぞれのライザ部2
6,27においても、もうひとつのバランスチユ
ーブ47により連通されている。該もうひとつの
バランスチユーブ47はライザ部26,27の側
壁を貫通して水平方向に延びている。したがつて
吸気マニホルド22,23は気化器24,25の
直下の部分においてバランスチユーブ47により
連通され、気化器24,25の直下の部分からエ
ンジン側に離れた部分においてバランスチユーブ
46により連通される。
マニホルド22,23は、それぞれのライザ部2
6,27においても、もうひとつのバランスチユ
ーブ47により連通されている。該もうひとつの
バランスチユーブ47はライザ部26,27の側
壁を貫通して水平方向に延びている。したがつて
吸気マニホルド22,23は気化器24,25の
直下の部分においてバランスチユーブ47により
連通され、気化器24,25の直下の部分からエ
ンジン側に離れた部分においてバランスチユーブ
46により連通される。
バランスチユーブ46の通路断面積とバランス
チユーブ47の通路断面積の和は、脈動抑制と燃
料の吹出防止上からは大きい方がよいが、一方の
吸気マニホルド22,23から他方の吸気マニホ
ルド23,22に流入する流量を抑えるためには
小の方がよく、分岐ポート32,33,34,3
5の何れか1本の通路断面積以下程度に設定され
る。そして、この必要通路断面積がバランスチユ
ーブ46とバランスチユーブ47に振り分けられ
る。そして、分岐ポート33,34を連通するバ
ランスチユーブ46の通路断面積はライザ部2
6,27を連通するバランスチユーブ47の通路
断面積より小さい。第1実施例においては、この
通路側面積の大小は、バランスチユーブ46,4
7の内径に差をつけることによつて達成されてい
る。
チユーブ47の通路断面積の和は、脈動抑制と燃
料の吹出防止上からは大きい方がよいが、一方の
吸気マニホルド22,23から他方の吸気マニホ
ルド23,22に流入する流量を抑えるためには
小の方がよく、分岐ポート32,33,34,3
5の何れか1本の通路断面積以下程度に設定され
る。そして、この必要通路断面積がバランスチユ
ーブ46とバランスチユーブ47に振り分けられ
る。そして、分岐ポート33,34を連通するバ
ランスチユーブ46の通路断面積はライザ部2
6,27を連通するバランスチユーブ47の通路
断面積より小さい。第1実施例においては、この
通路側面積の大小は、バランスチユーブ46,4
7の内径に差をつけることによつて達成されてい
る。
つぎに、上記のように構成された第1実施例の
吸気マニホルドにおる作用について説明する。
吸気マニホルドにおる作用について説明する。
まず、吸気はベンチユリ部39、スロツトルバ
ルブ38を通つて、吸気マニホルド22,23に
至り、吸気マニホルド22,23のライザ部2
6,27でエンジン方向に流れの向きを変え、集
合部28,29を通つて分岐部30,31に至
り、分岐部30,31で流れが各気筒に分割さ
れ、分岐ポート32,33,34,35を通つて
それぞれ#1気筒、#2気筒、#3気筒、#4気
筒へと流れる。このとき、#1気筒、#2気筒、
#3気筒、#4気筒には、吸気タイミングに合わ
せて互に位相の異なる吸気圧力変動すなわち脈動
が生じている。
ルブ38を通つて、吸気マニホルド22,23に
至り、吸気マニホルド22,23のライザ部2
6,27でエンジン方向に流れの向きを変え、集
合部28,29を通つて分岐部30,31に至
り、分岐部30,31で流れが各気筒に分割さ
れ、分岐ポート32,33,34,35を通つて
それぞれ#1気筒、#2気筒、#3気筒、#4気
筒へと流れる。このとき、#1気筒、#2気筒、
#3気筒、#4気筒には、吸気タイミングに合わ
せて互に位相の異なる吸気圧力変動すなわち脈動
が生じている。
この脈動は、バランスチユーブ46とバランス
チユーブ47を介して、それぞれの気化器24,
25に接続する吸気マニホルド22,23間を伝
わることができ、互に位相の異なる圧力変動は、
圧力変動の山と谷とが重なり合つて互に打ち消し
合うので、脈動は抑制される。圧力変動の伝幡は
バランスチユーブ46およびバランスチユーブ4
7を介しての圧力波の伝幡によつて行なわれ、圧
力波さえ伝幡できる連通路があれば、実際の吸気
のバランスチユーブ46,47内の流れを伴なわ
ずして一瞬にして伝幡できるので、#2気筒、
#3気筒の分岐ポート33,34とライザ部2
6,27とのみをそれぞれバランスチユーブ4
6、バランスチユーブ47にて連通しておけば、
全吸気ポート21内が連通できて効果的に脈動は
抑制される。ここでは#1,#4気筒に接続する
分岐ポート32,35内の脈動も、#2気筒、
#3気筒に接続する分岐ポート33,34および
バランスチユーブ46,47を介して一瞬に効果
的に干渉し合つて、抑制される。したがつてベン
チユリ部39に伝わる脈動が抑制され、アイドリ
ング時に生じやすいベンチユリ部39のサクシヨ
ンピストン41のばたつきが抑えられ、性能が良
好に維持される。
チユーブ47を介して、それぞれの気化器24,
25に接続する吸気マニホルド22,23間を伝
わることができ、互に位相の異なる圧力変動は、
圧力変動の山と谷とが重なり合つて互に打ち消し
合うので、脈動は抑制される。圧力変動の伝幡は
バランスチユーブ46およびバランスチユーブ4
7を介しての圧力波の伝幡によつて行なわれ、圧
力波さえ伝幡できる連通路があれば、実際の吸気
のバランスチユーブ46,47内の流れを伴なわ
ずして一瞬にして伝幡できるので、#2気筒、
#3気筒の分岐ポート33,34とライザ部2
6,27とのみをそれぞれバランスチユーブ4
6、バランスチユーブ47にて連通しておけば、
全吸気ポート21内が連通できて効果的に脈動は
抑制される。ここでは#1,#4気筒に接続する
分岐ポート32,35内の脈動も、#2気筒、
#3気筒に接続する分岐ポート33,34および
バランスチユーブ46,47を介して一瞬に効果
的に干渉し合つて、抑制される。したがつてベン
チユリ部39に伝わる脈動が抑制され、アイドリ
ング時に生じやすいベンチユリ部39のサクシヨ
ンピストン41のばたつきが抑えられ、性能が良
好に維持される。
一方、流量のバランスの観点から見ると、#1
気筒、#2気筒に接続する分岐ポート32,33
は互に対称になつているので、分岐ポート32,
33を流れる混合気の流量はほぼ均等になろうと
する。また同様の理由で分岐ポート34,35を
流れる混合気の流量はほぼ均等になろうとする。
これをバランスチユーブ46,47にて連通する
ことにより分岐ポート32,33,34,35
間、したがつて気化器24,25間の流量バラン
スがくずれようとする。
気筒、#2気筒に接続する分岐ポート32,33
は互に対称になつているので、分岐ポート32,
33を流れる混合気の流量はほぼ均等になろうと
する。また同様の理由で分岐ポート34,35を
流れる混合気の流量はほぼ均等になろうとする。
これをバランスチユーブ46,47にて連通する
ことにより分岐ポート32,33,34,35
間、したがつて気化器24,25間の流量バラン
スがくずれようとする。
しかし、このうち分岐ポート33,34を連通
するバランスチユーブ46に関しては、スロツト
ルバルブ38の全開時における大流量の吸気流れ
は分岐ポート33,34内でそのまま流れ方向に
流れ続けようとする方向性をもつており、バラン
スチユーブ46内に流れようとはしない。すなわ
ちバランスチユーブ46を通つて一方の気化器2
4の分岐ポート33から他方の気化器25の分岐
ポート34に流れるためには、バランスチユーブ
46への入力で流れの向きを変えなければならな
いが、分岐ポート33,34内の流れは既に方向
性をもつているので、バランスチユーブ46内へ
流れようとはし難い。
するバランスチユーブ46に関しては、スロツト
ルバルブ38の全開時における大流量の吸気流れ
は分岐ポート33,34内でそのまま流れ方向に
流れ続けようとする方向性をもつており、バラン
スチユーブ46内に流れようとはしない。すなわ
ちバランスチユーブ46を通つて一方の気化器2
4の分岐ポート33から他方の気化器25の分岐
ポート34に流れるためには、バランスチユーブ
46への入力で流れの向きを変えなければならな
いが、分岐ポート33,34内の流れは既に方向
性をもつているので、バランスチユーブ46内へ
流れようとはし難い。
また、もうひとつのバランスチユーブ47、す
なわちライザ部26,27を連通するバランスチ
ユーブ47に関しては、ライザ部26,27の底
壁面に突当つて流れの向きを変えた吸気はバラン
スチユーブ47内にも流れ込むから、他の気化器
側の吸気マニホルド内にバランスチユーブ47を
通つて流れようとするが、バランスチユーブ47
の通路断面積は第1図に示すようなライザ部のみ
で2つの吸気マニホルドを連通する場合のバラン
スチユーブ1の通路断面積に比べて小さいので、
流れ抵抗が大となり、実際にはバランスチユーブ
47を通つて他の気化器側の吸気マニホルドに流
れる量は第1図のような吸気マニホルドに比べて
はるかに小である。したがつて、従来問題となつ
ている気化器間の流量のアンバランスが抑制され
る。
なわちライザ部26,27を連通するバランスチ
ユーブ47に関しては、ライザ部26,27の底
壁面に突当つて流れの向きを変えた吸気はバラン
スチユーブ47内にも流れ込むから、他の気化器
側の吸気マニホルド内にバランスチユーブ47を
通つて流れようとするが、バランスチユーブ47
の通路断面積は第1図に示すようなライザ部のみ
で2つの吸気マニホルドを連通する場合のバラン
スチユーブ1の通路断面積に比べて小さいので、
流れ抵抗が大となり、実際にはバランスチユーブ
47を通つて他の気化器側の吸気マニホルドに流
れる量は第1図のような吸気マニホルドに比べて
はるかに小である。したがつて、従来問題となつ
ている気化器間の流量のアンバランスが抑制され
る。
第8図は本考案実施例における吸気マニホルド
を取付けたエンジン吸気系のエンジン回転数と各
気化器24,25の流量との関係を示している。
同図と第2図との比較から分かるように、本考案
では高負荷回転領域に至る迄流量のアンバランス
が生じ難く、たとえアンバランスが生じても僅か
である。
を取付けたエンジン吸気系のエンジン回転数と各
気化器24,25の流量との関係を示している。
同図と第2図との比較から分かるように、本考案
では高負荷回転領域に至る迄流量のアンバランス
が生じ難く、たとえアンバランスが生じても僅か
である。
分岐ポート32,33,34,35を流れる各
流量が安定してバランスされると、気筒への吸入
吸気量も大となり、したがつてエンジン出力も高
くなる。また、各気化器24,25を流れる吸気
流量も安定するので、空燃比も出力空燃比に保ち
易く、出力の低下防止がはかられ、かつ混合気の
過度のリツチ化、リーン化が抑制されて排気ガス
対策上も有利となる。
流量が安定してバランスされると、気筒への吸入
吸気量も大となり、したがつてエンジン出力も高
くなる。また、各気化器24,25を流れる吸気
流量も安定するので、空燃比も出力空燃比に保ち
易く、出力の低下防止がはかられ、かつ混合気の
過度のリツチ化、リーン化が抑制されて排気ガス
対策上も有利となる。
なお、バランスチユーブ46によつて分岐ポー
ト33,34を連通し、かつバランスチユーブ4
7によつてライザ部26,27を連通しても、第
3図の例の如く全分岐ポートを連通した場合に比
べて、出力の低下を抑えることができる。しか
も、出力の低下にとくに影響のある分岐ポート3
3,34を連通するバランスチユーブ46の通路
造面積がバランスチユーブ47の通路断面積より
小なので、分岐ポート部における脈動抑制が比較
的小であり、出力の低下が小になる。第4図に本
考案のトルク曲線γが示されているが、トルク曲
線γは分岐ポートを連通しない場合のトルク曲線
αに近い。
ト33,34を連通し、かつバランスチユーブ4
7によつてライザ部26,27を連通しても、第
3図の例の如く全分岐ポートを連通した場合に比
べて、出力の低下を抑えることができる。しか
も、出力の低下にとくに影響のある分岐ポート3
3,34を連通するバランスチユーブ46の通路
造面積がバランスチユーブ47の通路断面積より
小なので、分岐ポート部における脈動抑制が比較
的小であり、出力の低下が小になる。第4図に本
考案のトルク曲線γが示されているが、トルク曲
線γは分岐ポートを連通しない場合のトルク曲線
αに近い。
つぎに、燃料の吹出防止作用についてである
が、第5図に示した既に提案した吸気マニホルド
においては、前記の如く高負荷域においてある条
件下で急に燃料が正規の燃料口以外のベントから
吹出すおそれがあつたが、本考案実施例のように
ライザ部26,27をもバランスチユーブ47に
て連通した場合は、高負荷領域において種々条件
を変えて試験した結果、前記の燃料の異常吹出し
は全たく起きないことが判明した。この現象は前
記の如くオンオフ現象であつて、起きるか起きな
いかの何れかであり、程度の大小ではなく、起き
ない場合はまつたく起きない現象であることも判
明した。したがつて燃料の異常吹出しによる空燃
比(A/F)の異常低下とそれに伴なう正常な運
転継続不能の事態も生じない。このように、バラ
ンスチユーブ47は、ベント44等からの燃料の
異常吹出しを阻止する作用を果たすが、通路断面
積が第1図のものに比べて小さいので、流量のア
ンバランスを起すこともない。
が、第5図に示した既に提案した吸気マニホルド
においては、前記の如く高負荷域においてある条
件下で急に燃料が正規の燃料口以外のベントから
吹出すおそれがあつたが、本考案実施例のように
ライザ部26,27をもバランスチユーブ47に
て連通した場合は、高負荷領域において種々条件
を変えて試験した結果、前記の燃料の異常吹出し
は全たく起きないことが判明した。この現象は前
記の如くオンオフ現象であつて、起きるか起きな
いかの何れかであり、程度の大小ではなく、起き
ない場合はまつたく起きない現象であることも判
明した。したがつて燃料の異常吹出しによる空燃
比(A/F)の異常低下とそれに伴なう正常な運
転継続不能の事態も生じない。このように、バラ
ンスチユーブ47は、ベント44等からの燃料の
異常吹出しを阻止する作用を果たすが、通路断面
積が第1図のものに比べて小さいので、流量のア
ンバランスを起すこともない。
第9図は本考案の第2実施例に係る吸気マニホ
ルドを示している。本実施例においては、分岐ポ
ートを連通するバランスチユーブ46とライザ部
を連通するバランスチユーブ47の通路断面積の
大小をバランスチユーブ46,47内にそれぞれ
オリフイス48,49を設け、分岐ポートを連通
するバランスチユーブ46内のオリフイス48の
開口面積を、ライザ部を連通するバランスチユー
ブ47内のオリフイス49の開口面積よりも小に
することによつて達成している。その他の構成、
作用は、第1実施例に準じるので、準じる部分に
第1実施例と同一の符号を付すことにより、その
説明を省略する。
ルドを示している。本実施例においては、分岐ポ
ートを連通するバランスチユーブ46とライザ部
を連通するバランスチユーブ47の通路断面積の
大小をバランスチユーブ46,47内にそれぞれ
オリフイス48,49を設け、分岐ポートを連通
するバランスチユーブ46内のオリフイス48の
開口面積を、ライザ部を連通するバランスチユー
ブ47内のオリフイス49の開口面積よりも小に
することによつて達成している。その他の構成、
作用は、第1実施例に準じるので、準じる部分に
第1実施例と同一の符号を付すことにより、その
説明を省略する。
以上の説明から明らかなように、本考案の吸気
マニホルドにおいては、各気化器の受けもつ吸気
マニホルドの分岐ポートのそれぞれ1本の分岐ポ
ートをバランスチユーブにて連通するとともに各
吸気マニホルドのライザ部をもうひとつのバラン
スチユーブにて連通し、しかも分岐ポート側のバ
ランスチユーブの通路断面積をライザ部側の通路
断面積より小にしたので、本考案によるときは、
バランスチユーブ連通のための出力の低下を小に
保つたままアイドリング時の脈動の低減とスロツ
トルバルブ全開時の流量のアンバランスの抑制を
同時にはかることができ、それを、通して結果的
にはエンジンの出力の向上をはかることができ、
しかも、燃料の異常吹出しのおそれも全く除去で
きるという効果が得られる。
マニホルドにおいては、各気化器の受けもつ吸気
マニホルドの分岐ポートのそれぞれ1本の分岐ポ
ートをバランスチユーブにて連通するとともに各
吸気マニホルドのライザ部をもうひとつのバラン
スチユーブにて連通し、しかも分岐ポート側のバ
ランスチユーブの通路断面積をライザ部側の通路
断面積より小にしたので、本考案によるときは、
バランスチユーブ連通のための出力の低下を小に
保つたままアイドリング時の脈動の低減とスロツ
トルバルブ全開時の流量のアンバランスの抑制を
同時にはかることができ、それを、通して結果的
にはエンジンの出力の向上をはかることができ、
しかも、燃料の異常吹出しのおそれも全く除去で
きるという効果が得られる。
なお、上記説明においては、ダウンドラフト式
気化器に接続される吸気マニホルドを例にとつた
が、サイドドラフト式気化器に接続される吸気マ
ニホルドであつてもよく、また4気筒用気マニホ
ルドに限らず2連式気化器の各気化器に3本の分
岐ポートが接続される6気筒用吸気マニホルドで
あつてもよく、さらに2連式以外の多連式気化器
であつてもよく、これらは本考案の技術的思想に
含む。
気化器に接続される吸気マニホルドを例にとつた
が、サイドドラフト式気化器に接続される吸気マ
ニホルドであつてもよく、また4気筒用気マニホ
ルドに限らず2連式気化器の各気化器に3本の分
岐ポートが接続される6気筒用吸気マニホルドで
あつてもよく、さらに2連式以外の多連式気化器
であつてもよく、これらは本考案の技術的思想に
含む。
第1図は先行技術としての、固定ベンチユリ型
多連式気化器のバランスチユーブ付吸気マニホル
ドの平面図、第2図は第1図の多連式気化器のバ
ランスチユーブ付吸気マニホルドにおけるエンジ
ン回転数と各気化器の吸気流量との特性図、第3
図は全吸気ポートをバランスチユーブにて連通し
た場合の断面図、第4図はバランスチユーブを設
けた場合と設けない場合との比較を示すエンジン
回転数とトルクとの特性図、第5図は本出願人が
先に提案した吸気ポートをバランスチユーブにて
連通するタイプの吸気マニホルドの平面図、第6
図は本考案の第1実施例に係る吸気マニホルドの
平面図、第7図は第6図の吸気マニホルドとその
近傍の断面図、第8図は第6図の吸気マニホルド
を取付けたエンジン吸気系のエンジン回転数と各
気化器の吸気流量との特性図、第9図は本考案の
第2実施例に係る吸気マニホルドの一部を断面に
して示した平面図、である。 21……吸気マニホルド(全体)、22,23
……各気化器に接続される吸気マニホルド(部
分)、24,25……気化器、26,27……ラ
イザ部、28,29……集合部、30,31……
分岐部、32,33,34,35……分岐ポー
ト、36……シリンダヘツド、37……シリンダ
ヘツドの吸気ポート、38……スロツトルバル
ブ、39……ベンチユリ部、41……サクシヨン
ピストン、44……ベント、46……バランスチ
ユーブ、47……もうひとつのバランスチユー
ブ、48,49……オリフイス。
多連式気化器のバランスチユーブ付吸気マニホル
ドの平面図、第2図は第1図の多連式気化器のバ
ランスチユーブ付吸気マニホルドにおけるエンジ
ン回転数と各気化器の吸気流量との特性図、第3
図は全吸気ポートをバランスチユーブにて連通し
た場合の断面図、第4図はバランスチユーブを設
けた場合と設けない場合との比較を示すエンジン
回転数とトルクとの特性図、第5図は本出願人が
先に提案した吸気ポートをバランスチユーブにて
連通するタイプの吸気マニホルドの平面図、第6
図は本考案の第1実施例に係る吸気マニホルドの
平面図、第7図は第6図の吸気マニホルドとその
近傍の断面図、第8図は第6図の吸気マニホルド
を取付けたエンジン吸気系のエンジン回転数と各
気化器の吸気流量との特性図、第9図は本考案の
第2実施例に係る吸気マニホルドの一部を断面に
して示した平面図、である。 21……吸気マニホルド(全体)、22,23
……各気化器に接続される吸気マニホルド(部
分)、24,25……気化器、26,27……ラ
イザ部、28,29……集合部、30,31……
分岐部、32,33,34,35……分岐ポー
ト、36……シリンダヘツド、37……シリンダ
ヘツドの吸気ポート、38……スロツトルバル
ブ、39……ベンチユリ部、41……サクシヨン
ピストン、44……ベント、46……バランスチ
ユーブ、47……もうひとつのバランスチユー
ブ、48,49……オリフイス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 可変ベンチユリ型多連式気化器に接続した多
気筒エンジンの吸気マニホルドにおいて、各々
の気化器に接続する複数の分岐ポートのうちの
何れか1本の分岐ポートを互にバランスチユー
ブにて連通するとともに、各々の気化器に接続
する吸気マニホルドのライザ部をもうひとつの
バランスチユーブにて連通し、さらに前記分岐
ポートを連通するバランスチユーブの通路断面
積を前記ライザ部を連通するバランスチユーブ
の通路断面積より小にしたことを特徴とする吸
気マニホルド。 (2) ダウンドラフト可変ベンチユリ型2連式気化
器に接続した4気筒エンジン用の吸気マニホル
ドにおいて、#2気筒に接続する分岐ポートと
#3気筒に接続する分岐ポートとを互にバラン
スチユーブにて連通するとともに、各々の気化
器に接続する吸気マニホルドのライザ部をもう
ひとつのバランスチユーブにて連通し、さらに
前記分岐ポートを連通するバランスチユーブの
通路断面積を前記ライザ部を連通するバランス
チユーブの通路断面積より小にした実用新案登
録請求の範囲第1項記載の吸気マニホルド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9934883U JPS608456U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 吸気マニホルド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9934883U JPS608456U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 吸気マニホルド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608456U JPS608456U (ja) | 1985-01-21 |
| JPS633400Y2 true JPS633400Y2 (ja) | 1988-01-27 |
Family
ID=30235477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9934883U Granted JPS608456U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 吸気マニホルド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608456U (ja) |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP9934883U patent/JPS608456U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608456U (ja) | 1985-01-21 |
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