JPS6334320B2 - - Google Patents
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- JPS6334320B2 JPS6334320B2 JP17414281A JP17414281A JPS6334320B2 JP S6334320 B2 JPS6334320 B2 JP S6334320B2 JP 17414281 A JP17414281 A JP 17414281A JP 17414281 A JP17414281 A JP 17414281A JP S6334320 B2 JPS6334320 B2 JP S6334320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- chamber
- hole
- working chamber
- gas
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- Expired
Links
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 22
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 15
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 15
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
- F04C28/16—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using lift valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用空調装置等に使用される可変容
量型ベーン圧縮機に関するものである。
量型ベーン圧縮機に関するものである。
一般に、車両用空調装置においては車室温度が
高くて冷房負荷が大きいときには、圧縮機を100
%容量で運動し、車室温度が下がつて冷房負荷が
小さくなると、圧縮機の容量をダウンさせること
が検討されている。このような可変容量型のベー
ン圧縮機として、従来特開昭55−125992号公報に
示すようにシリンダ、ロータ及びベーンによつて
形成され、吸入行程から圧縮行程へ経時的に変化
する作動室が圧縮開始状態になつたとき、この作
動室と吸入室を連通する還元孔の開閉弁を開い
て、ある程度圧縮されたガスを吸入室へ戻して再
膨張させる構造のものがあつた。
高くて冷房負荷が大きいときには、圧縮機を100
%容量で運動し、車室温度が下がつて冷房負荷が
小さくなると、圧縮機の容量をダウンさせること
が検討されている。このような可変容量型のベー
ン圧縮機として、従来特開昭55−125992号公報に
示すようにシリンダ、ロータ及びベーンによつて
形成され、吸入行程から圧縮行程へ経時的に変化
する作動室が圧縮開始状態になつたとき、この作
動室と吸入室を連通する還元孔の開閉弁を開い
て、ある程度圧縮されたガスを吸入室へ戻して再
膨張させる構造のものがあつた。
ところが、上記ベーン圧縮機にはある程度圧縮
されたガスをそのまま吸入室へ戻して再膨張させ
てしまうため、再膨張時の動力を利用することが
できず、動力損失が大きいという欠陥があつた。
されたガスをそのまま吸入室へ戻して再膨張させ
てしまうため、再膨張時の動力を利用することが
できず、動力損失が大きいという欠陥があつた。
本発明は上記欠陥を解消するために案出された
ものであつて、その目的は吸入室を2つの第1吸
入室と第2吸入室とに分割し、第1吸入室には外
部からガスを吸入する吸入口を開口するととも
に、作動室へガスを供給する主吸入孔を設け、一
方圧縮動作途中の作動室と前記第2吸入室とを還
元孔により連通し、同第2吸入室と吸入行程初期
の作動室とを副吸入孔により連通して同作動室内
で圧縮ガスを再膨張させることにより、小容量運
転時にある程度圧縮されたガスを吸入行程初期の
作動室に流入させて再膨張させ、そこで再膨張エ
ネルギーをロータの回転運動を促進する力として
利用し、動力損失を小さくすることができかつ回
路からの吸入ガスの吸込み量を減らす可変容量型
ベーン圧縮機を提供することにある。
ものであつて、その目的は吸入室を2つの第1吸
入室と第2吸入室とに分割し、第1吸入室には外
部からガスを吸入する吸入口を開口するととも
に、作動室へガスを供給する主吸入孔を設け、一
方圧縮動作途中の作動室と前記第2吸入室とを還
元孔により連通し、同第2吸入室と吸入行程初期
の作動室とを副吸入孔により連通して同作動室内
で圧縮ガスを再膨張させることにより、小容量運
転時にある程度圧縮されたガスを吸入行程初期の
作動室に流入させて再膨張させ、そこで再膨張エ
ネルギーをロータの回転運動を促進する力として
利用し、動力損失を小さくすることができかつ回
路からの吸入ガスの吸込み量を減らす可変容量型
ベーン圧縮機を提供することにある。
以下、本発明の可変容量型ベーン圧縮機を具体
化した第一実施例を第1図〜第3図について説明
すると、肉厚円筒状のシリンダ1の前後両端面に
はフロント及びリヤのサイドプレート2,3が接
合固定され、フロントサイドプレート2の前端面
にはフロントハウジング4が接合固定され、両部
材により吸入室5が形成されている。前記シリン
ダ1及び両サイドプレート2,3の外周面には有
底円筒状をなすリヤハウジング6が嵌合固定され
ており、シリンダ1、フロントサイドプレート2
及びフロントハウジング4は第2図に示す複数本
のボルト7により互に締付固定されている。又、
シリンダ1及びリヤサイドプレート3と、フロン
ト及びリヤのハウジング4,6はそれぞれ複数本
のボルト(図示略)により締付固定されている。
化した第一実施例を第1図〜第3図について説明
すると、肉厚円筒状のシリンダ1の前後両端面に
はフロント及びリヤのサイドプレート2,3が接
合固定され、フロントサイドプレート2の前端面
にはフロントハウジング4が接合固定され、両部
材により吸入室5が形成されている。前記シリン
ダ1及び両サイドプレート2,3の外周面には有
底円筒状をなすリヤハウジング6が嵌合固定され
ており、シリンダ1、フロントサイドプレート2
及びフロントハウジング4は第2図に示す複数本
のボルト7により互に締付固定されている。又、
シリンダ1及びリヤサイドプレート3と、フロン
ト及びリヤのハウジング4,6はそれぞれ複数本
のボルト(図示略)により締付固定されている。
前記両サイドプレート2,3及びフロントハウ
ジング4には、シリンダ1の中心軸線から偏心す
るように軸支筒部2a,3a及び4aが一体に形
成されている。前記軸支筒部2a,3aにはラジ
アルニードルベアリング8を介して回転軸9が支
承され、同軸9と前記軸支筒部4aの間にはシヤ
フトシール機構10が介装されている。前記回転
軸9の中間部にはシリンダ1内に位置する横円柱
状のロータ11が一体形成されており、その前後
両端面は前記一対のサイドプレート2,3の端面
に摺接され、外周面は第2図に示すようにシリン
ダ1の内周面に対し局部的に摺接されている。
又、前記ロータ11の外周面には同ロータの全幅
にわたつて複数のベーン溝11aが形成され、各
ベーン溝11aにベーン12が出没可能に嵌入さ
れている。
ジング4には、シリンダ1の中心軸線から偏心す
るように軸支筒部2a,3a及び4aが一体に形
成されている。前記軸支筒部2a,3aにはラジ
アルニードルベアリング8を介して回転軸9が支
承され、同軸9と前記軸支筒部4aの間にはシヤ
フトシール機構10が介装されている。前記回転
軸9の中間部にはシリンダ1内に位置する横円柱
状のロータ11が一体形成されており、その前後
両端面は前記一対のサイドプレート2,3の端面
に摺接され、外周面は第2図に示すようにシリン
ダ1の内周面に対し局部的に摺接されている。
又、前記ロータ11の外周面には同ロータの全幅
にわたつて複数のベーン溝11aが形成され、各
ベーン溝11aにベーン12が出没可能に嵌入さ
れている。
一方、前記フロントハウジング4の内側壁面に
は第3図に示すように前記吸入室5を第1吸入室
5aと第2吸入室5bに分割する隔壁13が一体
形成され、第1吸入室5a側に前記シヤフトシー
ル機構10を位置させている。前記フロントハウ
ジング4の外周には外部から前記第1吸入室5a
へガスを導入する吸入口14が設けられている。
前記フロントサイドプレート2には前記第1吸入
室5aと前記シリンダ1内の作動室、すなわちシ
リンダ1、フロント及びリヤのサイドプレート
2,3、ロータ11及びベーン12等によつて形
成され吸入行程から圧縮行程へ経時変化する作動
室15とを連通する主吸入孔16が透設されてい
る。この主吸入孔16の終縁eは最大吸入容積の
作動室15を形成する前後2つのベーン12a,
12bのうち後続のベーン12bの前面とほぼ一
致させ、始縁sは前記後続のベーン12bの後面
に近いところに位置させている。
は第3図に示すように前記吸入室5を第1吸入室
5aと第2吸入室5bに分割する隔壁13が一体
形成され、第1吸入室5a側に前記シヤフトシー
ル機構10を位置させている。前記フロントハウ
ジング4の外周には外部から前記第1吸入室5a
へガスを導入する吸入口14が設けられている。
前記フロントサイドプレート2には前記第1吸入
室5aと前記シリンダ1内の作動室、すなわちシ
リンダ1、フロント及びリヤのサイドプレート
2,3、ロータ11及びベーン12等によつて形
成され吸入行程から圧縮行程へ経時変化する作動
室15とを連通する主吸入孔16が透設されてい
る。この主吸入孔16の終縁eは最大吸入容積の
作動室15を形成する前後2つのベーン12a,
12bのうち後続のベーン12bの前面とほぼ一
致させ、始縁sは前記後続のベーン12bの後面
に近いところに位置させている。
又、前記フロントサイドプレート2には圧縮行
程の作動室15と前記第2吸入室5bとを連通す
る還元孔17が透設され、小容量運転時に作動室
15から第2吸入室5bへ圧縮途中のガスを供給
し得るようにしている。第1図に示すように、前
記還元孔17と対応して前記フロントハウジング
4に貫設した取付孔4bに対し、電磁弁18が嵌
入固定され、そのスプール19及び同スプール先
端に止着した弁板20はコイルスプリング21に
より前記還元孔17を閉鎖する方向に付勢されて
いる。同じく前記フロントサイドプレート2には
第3図に示すように前記第2吸入室5bと吸入行
程初期、すなわちシリンダ1に対しロータ11が
最も接近するトツプ位置T・Pと先行するベーン
12との間の作動室15とを連通する副吸入孔2
2が透設され、小容量運転時に第2吸入室5bか
ら作動室15へ圧縮途中のガスを供給して再膨張
させるようにしている。この副吸入孔22は前記
トツプ位置T・Pに可及的に接近させている。
程の作動室15と前記第2吸入室5bとを連通す
る還元孔17が透設され、小容量運転時に作動室
15から第2吸入室5bへ圧縮途中のガスを供給
し得るようにしている。第1図に示すように、前
記還元孔17と対応して前記フロントハウジング
4に貫設した取付孔4bに対し、電磁弁18が嵌
入固定され、そのスプール19及び同スプール先
端に止着した弁板20はコイルスプリング21に
より前記還元孔17を閉鎖する方向に付勢されて
いる。同じく前記フロントサイドプレート2には
第3図に示すように前記第2吸入室5bと吸入行
程初期、すなわちシリンダ1に対しロータ11が
最も接近するトツプ位置T・Pと先行するベーン
12との間の作動室15とを連通する副吸入孔2
2が透設され、小容量運転時に第2吸入室5bか
ら作動室15へ圧縮途中のガスを供給して再膨張
させるようにしている。この副吸入孔22は前記
トツプ位置T・Pに可及的に接近させている。
ところで、本発明においては圧縮動作途中の作
動室15のガスを還元孔17、第2吸入室5b及
び副吸入孔22により吸入行程初期の作動室15
へ導びいて再膨張させ、吸入行程初期の作動室1
5に発生する負圧を正圧に上昇させることが要件
である。従つて、これを満足するように還元孔1
7の開口位置(あまり後続ベーン12bへ近ずく
とガス圧が低すぎて前記負圧を正圧にできない)、
あるいは還元孔17と副吸入孔22の大きさが設
定される。
動室15のガスを還元孔17、第2吸入室5b及
び副吸入孔22により吸入行程初期の作動室15
へ導びいて再膨張させ、吸入行程初期の作動室1
5に発生する負圧を正圧に上昇させることが要件
である。従つて、これを満足するように還元孔1
7の開口位置(あまり後続ベーン12bへ近ずく
とガス圧が低すぎて前記負圧を正圧にできない)、
あるいは還元孔17と副吸入孔22の大きさが設
定される。
第2図に示すようにシリンダ1の外周に切欠形
成した区画面23と、前記両サイドプレート2,
3及びリヤハウジング6とにより吐出室24が形
成されている。この吐出室24と圧縮行程の作動
室15はシリンダ1に透設した複数の吐出孔25
によつて連通されており、これらの吐出孔25と
対応するように前記区画面23には逆止弁26及
びリテーナ27が止着されている。前記リヤサイ
ドプレート3には第1図に示すように前記吐出室
24とリヤハウジング6の後部に形成された油分
離室28とを連通する通路29が透設されてい
る。
成した区画面23と、前記両サイドプレート2,
3及びリヤハウジング6とにより吐出室24が形
成されている。この吐出室24と圧縮行程の作動
室15はシリンダ1に透設した複数の吐出孔25
によつて連通されており、これらの吐出孔25と
対応するように前記区画面23には逆止弁26及
びリテーナ27が止着されている。前記リヤサイ
ドプレート3には第1図に示すように前記吐出室
24とリヤハウジング6の後部に形成された油分
離室28とを連通する通路29が透設されてい
る。
前記リヤサイドプレート3の後端面には前記ラ
ジアルベアリング8を覆うようにキヤツプ30が
固着され、同キヤツプ30と前記油分離室28と
を連通するように、リヤサイドプレート3には油
吸上孔(図示略)が設けられている。さらに、同
サイドプレート3の前面には前記各ベーン溝11
aを互に連通する溝3bが刻設され、同溝3bと
前記キヤツプ30内部はサイドプレート3に透設
した導油孔3cにより連通されている。
ジアルベアリング8を覆うようにキヤツプ30が
固着され、同キヤツプ30と前記油分離室28と
を連通するように、リヤサイドプレート3には油
吸上孔(図示略)が設けられている。さらに、同
サイドプレート3の前面には前記各ベーン溝11
aを互に連通する溝3bが刻設され、同溝3bと
前記キヤツプ30内部はサイドプレート3に透設
した導油孔3cにより連通されている。
さらに、リヤハウジング6の内周面と前記キヤ
ツプ30との間には前記通路29と対応して油分
離用のフイルタ31が配設されている、又、リヤ
ハウジング6の外周には油分離室28内の圧縮ガ
スを外部へ移送する吐出口32が設けられてい
る。
ツプ30との間には前記通路29と対応して油分
離用のフイルタ31が配設されている、又、リヤ
ハウジング6の外周には油分離室28内の圧縮ガ
スを外部へ移送する吐出口32が設けられてい
る。
次に、前述した可変容量型ベーン圧縮機につい
てその作用を説明する。
てその作用を説明する。
まず、100%容量での運転時について説明する
と、この場合には容量制御器(図示略)の制御作
用により、前記電磁弁18が消磁状態にあつてス
プリング21によりスプール19及び弁板20が
第1図においてリヤ側へ移動し還元孔17を閉鎖
している。この状態でロータ11が第2図矢印方
向へ回転されると、各ベーン12は先端がシリン
ダ1の内周面に摺接してロータ11とともに回転
される。シリンダ1とロータ11が最も接近する
トツプ位置T・Pと同トツプ位置T・Pを通過し
たベーン12との間に形成される吸入行程初期の
作動室15は容積漸増により負圧となり、副吸入
孔22からガスを吸入しようとするが還元孔17
が閉鎖されて第2吸入室5bへガスが流入しない
ので、副吸入孔22からガスが吸入されることは
ない。
と、この場合には容量制御器(図示略)の制御作
用により、前記電磁弁18が消磁状態にあつてス
プリング21によりスプール19及び弁板20が
第1図においてリヤ側へ移動し還元孔17を閉鎖
している。この状態でロータ11が第2図矢印方
向へ回転されると、各ベーン12は先端がシリン
ダ1の内周面に摺接してロータ11とともに回転
される。シリンダ1とロータ11が最も接近する
トツプ位置T・Pと同トツプ位置T・Pを通過し
たベーン12との間に形成される吸入行程初期の
作動室15は容積漸増により負圧となり、副吸入
孔22からガスを吸入しようとするが還元孔17
が閉鎖されて第2吸入室5bへガスが流入しない
ので、副吸入孔22からガスが吸入されることは
ない。
ロータ11が回転されてベーン12が主吸入孔
16の始縁sを通過すると、第1吸入室5a内の
ガスが主吸入孔16を経て作動室15へ吸入され
る。このガスの吸入は作動室15の容積が最大、
すなわち作動室15を形成する後続のベーン12
が主吸入孔16の終縁eに至るまで行なわれる。
16の始縁sを通過すると、第1吸入室5a内の
ガスが主吸入孔16を経て作動室15へ吸入され
る。このガスの吸入は作動室15の容積が最大、
すなわち作動室15を形成する後続のベーン12
が主吸入孔16の終縁eに至るまで行なわれる。
後続のベーン23が主吸入孔16の終縁eを通
過してからは作動室15の圧縮が始まり、圧縮さ
れたガスは吐出孔25から吐出室24へ圧送され
る。吐出室24へ圧送されたガスは通路29を通
つて油分離室28へ至り吐出口32から外部へ吐
出される。
過してからは作動室15の圧縮が始まり、圧縮さ
れたガスは吐出孔25から吐出室24へ圧送され
る。吐出室24へ圧送されたガスは通路29を通
つて油分離室28へ至り吐出口32から外部へ吐
出される。
次に、能力過剰で小容量運転が要求されるとき
には、容量制御器の制御作用により、電磁弁18
が励磁され、そのスプール19が第1図フロント
側へ移動され還元孔17が開放される。すると、
作動室15が最大容積となつて圧縮を開始してか
ら後続のベーン12bが還元孔17を通過するま
でに圧縮されたガスは同孔17を通つて第2吸入
室5bへ圧送され、さらに同吸入室5bから副吸
入孔22を経て吸入行程初期の作動室15へ供給
される。このとき、作動室15へ入つたガスはあ
る程度圧縮されて高圧となつているので、作動室
15内で再膨張し、同作動室15の容積漸増によ
り生ずる負圧に打ち勝つて同室15を正圧に上昇
させる。この圧縮ガスが膨張する際には、そのガ
スの圧力により作動室15の先行するベーン12
がロータ回転方向へ押圧される力を受け、ロータ
11の回転が促進される。
には、容量制御器の制御作用により、電磁弁18
が励磁され、そのスプール19が第1図フロント
側へ移動され還元孔17が開放される。すると、
作動室15が最大容積となつて圧縮を開始してか
ら後続のベーン12bが還元孔17を通過するま
でに圧縮されたガスは同孔17を通つて第2吸入
室5bへ圧送され、さらに同吸入室5bから副吸
入孔22を経て吸入行程初期の作動室15へ供給
される。このとき、作動室15へ入つたガスはあ
る程度圧縮されて高圧となつているので、作動室
15内で再膨張し、同作動室15の容積漸増によ
り生ずる負圧に打ち勝つて同室15を正圧に上昇
させる。この圧縮ガスが膨張する際には、そのガ
スの圧力により作動室15の先行するベーン12
がロータ回転方向へ押圧される力を受け、ロータ
11の回転が促進される。
一方、作動室15を形成する後続のベーン12
が還元孔17を通過してからは実質的な圧縮が行
なわれる。従つて、この実施例では作動室15の
最大容積をV0とし、後続のベーン12が還元孔
17を通過した時点での作動室の容積をVとする
と、最大で(V0−V)の容積分だけ容量ダウン
することが可能である。
が還元孔17を通過してからは実質的な圧縮が行
なわれる。従つて、この実施例では作動室15の
最大容積をV0とし、後続のベーン12が還元孔
17を通過した時点での作動室の容積をVとする
と、最大で(V0−V)の容積分だけ容量ダウン
することが可能である。
さて、本発明第一実施例においては、フロント
ハウジング4内の吸入室5を第1吸入室5aと第
2吸入室5bに分割し、圧縮行程初期の圧縮ガス
を還元孔17から第2吸入室5bへ圧送し、さら
に副吸入孔22から吸入行程初期の作動室15へ
供給して再膨張させ同室15に生じる負圧を正圧
に変えるようにしたので、圧縮ガスを作動室15
内で再膨張させてそのエネルギーをロータ回転促
進力として利用することができ、動力損失を少く
することができる。又、このように圧縮ガスの再
膨張をロータ回転力に転化することができるの
で、還元孔17の位置をある程度吐出孔25寄り
に設けても動力損失を考慮する必要がなく、従つ
て、還元孔17の開口位置の自由度を増すことが
できる。
ハウジング4内の吸入室5を第1吸入室5aと第
2吸入室5bに分割し、圧縮行程初期の圧縮ガス
を還元孔17から第2吸入室5bへ圧送し、さら
に副吸入孔22から吸入行程初期の作動室15へ
供給して再膨張させ同室15に生じる負圧を正圧
に変えるようにしたので、圧縮ガスを作動室15
内で再膨張させてそのエネルギーをロータ回転促
進力として利用することができ、動力損失を少く
することができる。又、このように圧縮ガスの再
膨張をロータ回転力に転化することができるの
で、還元孔17の位置をある程度吐出孔25寄り
に設けても動力損失を考慮する必要がなく、従つ
て、還元孔17の開口位置の自由度を増すことが
できる。
次に、本発明の第二実施例を第4図について説
明する。
明する。
この実施例はフロントハウジング4に一体形成
した第1及び第2の吸入室5a,5bを区画形成
する隔壁13に対し、両吸入室5a,5bを連通
し得る連通孔33を透設するとともに、隔壁13
の第2吸入室5b側壁面には前記連通孔33を開
閉し得る逆止弁34をボルトにより止着した点に
特徴があるが、その他の構成は前記第一実施例と
同様である。従つて、この第二実施例は100%容
量での運転時には第1吸入室5aのガスが連通孔
33を通つて第2吸入室5bへ移動し、さらに副
吸入孔22を通つて吸入行程初期の作動室15へ
供給されるので、作動室が負圧になるのを防止し
て動力損失をより少くすることができる。
した第1及び第2の吸入室5a,5bを区画形成
する隔壁13に対し、両吸入室5a,5bを連通
し得る連通孔33を透設するとともに、隔壁13
の第2吸入室5b側壁面には前記連通孔33を開
閉し得る逆止弁34をボルトにより止着した点に
特徴があるが、その他の構成は前記第一実施例と
同様である。従つて、この第二実施例は100%容
量での運転時には第1吸入室5aのガスが連通孔
33を通つて第2吸入室5bへ移動し、さらに副
吸入孔22を通つて吸入行程初期の作動室15へ
供給されるので、作動室が負圧になるのを防止し
て動力損失をより少くすることができる。
なお、100%容量での運転時に第2吸入室5b
へも冷たいガスが吸入されるので、シヤフトシー
ル機構10を第2吸入室5b内に位置させてもよ
く、従つて、隔壁13の形状を前記第一実施例の
ようにシール機構10を包み込むような形状にし
なくても済み、それだけ隔壁13の形状を簡素化
することができる。
へも冷たいガスが吸入されるので、シヤフトシー
ル機構10を第2吸入室5b内に位置させてもよ
く、従つて、隔壁13の形状を前記第一実施例の
ようにシール機構10を包み込むような形状にし
なくても済み、それだけ隔壁13の形状を簡素化
することができる。
また、第5図〜第8図に示した第三実施例にお
いては、第1吸入室5a′がリヤハウジング6a内
に、そして第2吸入室5b′がフロントハウジング
4内にそれぞれ配設されたところに特徴があり、
他の構成及びその作用は第一の実施例とほぼ同様
のため、詳しい説明は省略する。そして、さらに
第9図〜第11図に示した第四実施例において
は、第1吸入室は省略してシリンダ1に設けられ
た吸入口14″を介して、吸入冷媒が作動室15
に直接導入されるようにするとともに、第2吸入
室5b″をフロントハウジング4内に設けたところ
に特徴があり、他の構成及びその作用は同じく第
一実施例とほぼ同様のため、詳しい説明は省略す
る。
いては、第1吸入室5a′がリヤハウジング6a内
に、そして第2吸入室5b′がフロントハウジング
4内にそれぞれ配設されたところに特徴があり、
他の構成及びその作用は第一の実施例とほぼ同様
のため、詳しい説明は省略する。そして、さらに
第9図〜第11図に示した第四実施例において
は、第1吸入室は省略してシリンダ1に設けられ
た吸入口14″を介して、吸入冷媒が作動室15
に直接導入されるようにするとともに、第2吸入
室5b″をフロントハウジング4内に設けたところ
に特徴があり、他の構成及びその作用は同じく第
一実施例とほぼ同様のため、詳しい説明は省略す
る。
又、本発明は次のような実施例で具体化するこ
ともできる。
ともできる。
(1) 前記実施例では主吸入孔16を局部的に設け
たが、この始縁sを副吸入孔22側へ延長する
こと。このようにすれば、第一実施例において
も100%容量での運転時に吸入行程初期の作動
室15に生じる負圧を軽減することができる。
しかし、この別例の場合には小容量運転時に吸
入行程初期の作動室15へ圧入された圧縮途中
のガスが主吸入孔16から第1吸入室5aへ逃
げ易くなるので、あまり近づけると問題であ
る。
たが、この始縁sを副吸入孔22側へ延長する
こと。このようにすれば、第一実施例において
も100%容量での運転時に吸入行程初期の作動
室15に生じる負圧を軽減することができる。
しかし、この別例の場合には小容量運転時に吸
入行程初期の作動室15へ圧入された圧縮途中
のガスが主吸入孔16から第1吸入室5aへ逃
げ易くなるので、あまり近づけると問題であ
る。
(2) 還元孔17の形状をロータ11から突出して
いるベーン12の断面形状と同じかそれよりも
小さく形成すること。このようにすれば、100
%容量での運転時ベーン12が還元孔17を通
過する際、圧縮途中のガスが吸入行程の作動室
へ漏れるのを防ぐことができる。
いるベーン12の断面形状と同じかそれよりも
小さく形成すること。このようにすれば、100
%容量での運転時ベーン12が還元孔17を通
過する際、圧縮途中のガスが吸入行程の作動室
へ漏れるのを防ぐことができる。
(3) 還元孔17の開閉を圧縮機内に内蔵された電
磁弁で直接行う代りに、交互に切換えられる吐
出圧及び吸入圧によつて還元孔17を開閉動作
するスプールを配設し、該スプールに供給され
る吐出圧及び吸入圧のパイロツト圧を適宜切換
える電磁弁を圧縮機外部に配設すること。
磁弁で直接行う代りに、交互に切換えられる吐
出圧及び吸入圧によつて還元孔17を開閉動作
するスプールを配設し、該スプールに供給され
る吐出圧及び吸入圧のパイロツト圧を適宜切換
える電磁弁を圧縮機外部に配設すること。
以上詳述したように本発明は、小容量運転時に
ある程度圧縮されたガスを吸入行程初期の作動室
に流入させて再膨張させ、そこで再膨張エネルギ
ーをロータの回転運動を促進する力として利用
し、動力損失を小さくすることができ、又、100
%容量での運転時にも吸入初期状態の負圧をなく
して動力損失をなくすことができる効果がある。
ある程度圧縮されたガスを吸入行程初期の作動室
に流入させて再膨張させ、そこで再膨張エネルギ
ーをロータの回転運動を促進する力として利用
し、動力損失を小さくすることができ、又、100
%容量での運転時にも吸入初期状態の負圧をなく
して動力損失をなくすことができる効果がある。
第1図は本発明の可変容量型ベーン圧縮機の第
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、
第4図は本発明の第二実施例を示すフロントハウ
ジングの横断面図であり、第5図は第三実施例を
示す縦断面図(第6図における−断面図)、
第6図は第5図における−断面図、第7図は
第5図における−断面図、第8図は第5図に
おける−断面図であり、又、第9図は第四実
施例を示す縦断面図、第10図は第9図における
−断面図、第11図は第9図におけるXI−XI
断面図である。 シリンダ……1、フロント及びリヤのサイドプ
レート……2,3、フロントハウジング……4、
第1及び第2の吸入室……5a,5b、回転軸…
…9、ロータ……11、ベーン……12、隔壁…
…13、作動室……15、主吸入孔……16、還
元孔……17、電磁弁……18、副吸入孔……2
2、連通孔……33、逆止弁……34。
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、
第4図は本発明の第二実施例を示すフロントハウ
ジングの横断面図であり、第5図は第三実施例を
示す縦断面図(第6図における−断面図)、
第6図は第5図における−断面図、第7図は
第5図における−断面図、第8図は第5図に
おける−断面図であり、又、第9図は第四実
施例を示す縦断面図、第10図は第9図における
−断面図、第11図は第9図におけるXI−XI
断面図である。 シリンダ……1、フロント及びリヤのサイドプ
レート……2,3、フロントハウジング……4、
第1及び第2の吸入室……5a,5b、回転軸…
…9、ロータ……11、ベーン……12、隔壁…
…13、作動室……15、主吸入孔……16、還
元孔……17、電磁弁……18、副吸入孔……2
2、連通孔……33、逆止弁……34。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内にはベーンを有するロータを回転
可能に内装し、同シリンダの前後両端面にはフロ
ント及びリヤのサイドプレートを接合固定し、第
1吸入室と第2吸入室を形成し、前記第1吸入室
には外部からガスを吸入する吸入口を開口し、前
記シリンダ、両サイドプレート、ロータ及びベー
ン等により形成される作動室には、前記第1吸入
室からガスを吸入するための主吸入口を開口する
とともに、圧縮されたガスを外部へ吐出するため
の逆止弁を有する吐出孔を開口し、さらに圧縮動
作途中のガスを前記第2吸入室へ導くための還元
孔を設け、前気吸入行程初期の作動室には前記第
2吸入室から前記圧縮途中のガスを吸入して、同
作動室内で再膨張させるための副吸入口を開口
し、前記還元孔には負荷状態に応じて開閉される
開閉弁を設けたことを特徴とする可変容量型ベー
ン圧縮機。 2 主吸入孔の終縁は最大吸入容積の作動室を形
成する後続のベーンの前縁とほぼ同じ位置にある
特許請求の範囲第1項記載の可変容量型ベーン圧
縮機。 3 副吸入孔はシリンダに対しロータが最も近接
するトツプ位置付近の吸入行程極初期の作動室に
開口されている特許請求の範囲第1項記載の可変
容量型ベーン圧縮機。 4 主吸入孔の始縁は最大吸入容積の作動室を形
成する後続のベーンに近い位置にある特許請求の
範囲第1項記載の可変容量型ベーン圧縮機。 5 シリンダ内にはベーンを有するロータを回転
可能に内装し、同シリンダの前後両端面にはフロ
ント及びリヤのサイドプレートを接合固定し、第
1吸入室と第2吸入室を区画形成し、それらを隔
離する隔壁には第1及び第2の吸入室を連通する
連通孔を透設してこの連通孔に第2吸入室から第
1吸入室へのガスの逆流を防止する逆止弁を設
け、前記第1吸入室には外部からガスを吸入する
吸入口を開口し、前記シリンダ、両サイドプレー
ト、ロータ及びベーン等により形成される作動室
には、前記第1吸入室からガスを吸入するための
主吸入孔を開口するとともに、圧縮されたガスを
外部へ吐出するための逆止弁を有する吐出孔を開
口し、さらに圧縮動作途中のガスを前記第2吸入
室へ導くための還元孔を設け、前記吸入行程初期
の作動室には前記第2吸入室から前記圧縮途中の
ガスを吸入して同作動室内で再膨張させるための
副吸入孔を開口し、前記還元孔には負荷状態に応
じて開閉される開閉弁を設けたことを特徴とする
可変容量型ベーン圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17414281A JPS5874892A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 可変容量型ベ−ン圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17414281A JPS5874892A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 可変容量型ベ−ン圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874892A JPS5874892A (ja) | 1983-05-06 |
| JPS6334320B2 true JPS6334320B2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=15973396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17414281A Granted JPS5874892A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 可変容量型ベ−ン圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5874892A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639696A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 可変容量型ベ−ン回転式圧縮機 |
| US7374406B2 (en) | 2004-10-15 | 2008-05-20 | Bristol Compressors, Inc. | System and method for reducing noise in multi-capacity compressors |
| JP4843446B2 (ja) * | 2006-10-10 | 2011-12-21 | カルソニックカンセイ株式会社 | 気体圧縮機 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP17414281A patent/JPS5874892A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5874892A (ja) | 1983-05-06 |
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