JPS6334473B2 - - Google Patents

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JPS6334473B2
JPS6334473B2 JP57198472A JP19847282A JPS6334473B2 JP S6334473 B2 JPS6334473 B2 JP S6334473B2 JP 57198472 A JP57198472 A JP 57198472A JP 19847282 A JP19847282 A JP 19847282A JP S6334473 B2 JPS6334473 B2 JP S6334473B2
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Takeshi Funada
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鍵盤を有する電子楽器に係り、特
に、キーの離鍵時の動作スピードに応じて発生楽
音を変化させることができる電子楽器に関する。
従来の電子楽器においては、キーの押鍵時の動
作スピードを検出し、この検出結果に応じて発生
楽音の音量等を制御することはしばしば行われて
いた。しかしながら、キーの離鍵時の動作スピー
ドを検出し、この検出結果に応じて発生楽音を制
御することは全く行われていなかつた。
そこでこの発明は、キーの離鍵時の動作スピー
ドに応じて発生楽音を制御し得るようにし、これ
により、キータツチによつて従来のものより多彩
な態様の楽音を発生し得るようにした電子楽器を
提供するもので、鍵盤のキーの離鍵時の動作スピ
ードを検出する検出手段と、この検出手段の出力
に応じて楽音信号を変化させる制御手段とを設け
たことを特徴としている。
以下、図面を参照しこの発明の一実施例につい
て説明する。
第1図はこの発明による電子楽器の構成を示す
ブロツク図であり、この図に示す電子楽器は単音
電子楽器である。第1図において符号1は鍵盤で
あり、この鍵盤1には、各キーの各々に対応して
キーと同数のタツチ検出回路2が設けられてい
る。このタツチ検出回路2は、キーの押鍵時の動
作時間を検出するイニシヤルタツチ検出回路2a
と、キーの離鍵時の動作時間を検出するリリース
タツチ検出回路2bとから構成されるもので、そ
の詳細を第2図に示す。第2図において、符号3
はキーのオン/オフに対応してその可動接点3a
が動作するキースイツチであり、キーがオフの時
(無操作時)はその共通端子cと端子bとが接続
され、キーがオン状態になつた時は共通端子cと
端子aとが接続される。符号4および5は共に入
力される信号の立下りにおいて幅の狭いパルス信
号P1,P2を各々出力する微分回路、6は3入力
アンドゲート、7は2入力オアゲート、8はデイ
レイフリツプロツプ(以下、D−FFと略称す
る)、9はアンドゲート6を介して供給されるク
ロツクパルスφをアツプカウントするカウンタ、
10,11は各々カウンタ9のカウンタ出力を微
分回路4,5の各出力に基づいて読込むラツチで
ある。そして、ラツチ10,11に読込まれたデ
ータが各々リリースタツチデータRTD、イニシ
ヤルタツチデータITDとして第1図に示す各部へ
出力される。
以上の構成において、キーがオフ状態にある時
は、キースイツチ3の共通端子cに得られる
“0”信号がキースイツチ3の端子bを介してア
ンドゲート6の第2入力端へ供給され、これによ
り、アンドゲート6が閉状態となる。すなわち、
アンドゲート6の第1入力端へ供給されているク
ロツクパルスφがカウンタ9のクロツク端子CK
へ供給されることはない。次に、キーが操作さ
れ、キースイツチ3の可動接点3aが端子bを離
れると、アンドゲート6の第2、第3入力端へ共
に“1”信号が供給され、これにより、アンドゲ
ート6が開状態となり、クロツクパルスφがアン
ドゲート6を介してカウンタ9のクロツク端子
CKへ供給される。カウンタ9はこのクロツクパ
ルスφを順次アツプカウントする。そして、キー
スイツチ3の可動接点3aが端子aに接続される
と、キースイツチ3の可動接点cに得られる
“0”信号がアンドゲート6の第3入力端および
微分回路5の入力端へ各々供給される。これによ
り、アンドゲート6が閉状態となり、したがつて
カウンタ9によるクロツクパルスφのカウントが
停止し、また、微分回路5からパルス信号P2
(“1”信号)が出力され、ラツチ11のロード端
子Lへ供給されると共に、オアゲート7を介して
D−FF8の入力端へ供給される。ラツチ11の
ロード端子Lへパルス信号P2が供給されると、
カウンタ9のカウント出力がラツチ11に読込ま
れ、イニシヤルタツチデータITDとして出力され
る。また、D−FF8の入力端へパルス信号P2が
供給されると、この時点からクロツクパルスφの
1ビツトタイム後にD−FF8の出力端からパル
ス信号が出力され、カウンタ9のリセツト端子R
へ供給される。これにより、カウンタ9がリセツ
トされる。このようにして、キーオン時のキーの
動作時間(すなわち、動作スピード)が測定さ
れ、この測定結果がイニシヤルタツチデータITD
としてラツチ11から出力される。
次に、キーが離された場合は、キースイツチ3
の可動接点3aが端子aを離れてから端子bに達
するまでの間、カウンタ9がクロツクパルスφの
カウントを行う。そして、可動接点3aが端子b
に達し、共通端子cに得られる“0”信号がアン
ドゲート6および微分回路4へ各々供給される
と、カウンタ9のカウントが停止し、また、微分
回路4からパルス信号P1が出力される。このパ
ルス信号P1はラツチ10のロード端子Lへ供給
されると共に、オアゲート7を介してD−FF8
へ供給される。ラツチ10のロード端子Lへパル
ス信号P1が供給されると、カウンタ9のカウン
ト出力がラツチ10に読込まれ、リリースタツチ
データRTDとして出力される。また、D−FF8
の入力端へパルス信号P1が供給されると、この
時点からクロツクパルスφの1ビツトタイム後に
D−FF8の出力端からパルス信号が出力され、
これにより、カウンタ9がリセツトされる。こう
してキーオフ時のキーの動作スピードが測定さ
れ、この測定結果がリリースタツチデータRTD
としてラツチ10から出力される。
次に、第1図において押鍵検出・単音優先回路
(以下、押鍵検出回路と略称する)13は、鍵盤
1の各キーに各々対応して設けられたキースイツ
チ3(第2図参照)の端子aを順次走査すること
により、各キーのオン/オフ状態をチエツクし、
1個のキーのみがオン状態にあつた場合は、同キ
ーのキーコードKCを記憶して出力し、また、複
数のキーが同時にオン状態にあつた場合は、オン
状態にあるキーの内の例えば最高音キーのキーコ
ードKCを記憶し周波数情報メモリ14へ出力す
る。また、この押鍵検出回路13は鍵盤1のいず
れかのキーがオンとされた場合に、同キーのオン
時間に等しいパルス幅を有するキーオン信号
KON(“1”信号)をエンベロープジエネレータ
(以下、EGと略称する)17の端子T1へ出力す
る。
周波数情報メモリ14は、予め各キーの音高に
対応する周波数ナンバFを記憶しているメモリで
あり、押鍵検出回路13からキーコードKCが供
給されると、同キーコードKCに対応する周波数
ナンバFをポルタメント制御回路15へ出力す
る。なお、周波数ナンバFはキーの音高が高くな
るほど大きな値となる。
ポルタメント制御回路15は発生楽音にポルタ
メント効果を付与するためのもので、ポルタメン
トスイツチ15aがオフ状態の時は周波数情報メ
モリ14から出力される周波数ナンバFをそのま
ま周波数ナンバF′として出力し、また、ポルタメ
ントスイツチ15aがオン状態の時は、順次変化
する周波数ナンバF′を出力する。すなわち、この
ポルタメント制御回路15は、内部に周波数ナン
バFが記憶されるメモリを有して構成されるもの
で、次の様に動作する。例えば今、キーK1(周波
数ナンバF1とする)がオフとされ、次いでキー
K2(周波数ナンバF2とし、またF2>F1とする)が
オンとされたとする。この場合、キーK1がオフ
とされた時点において上記メモリには周波数ナン
バF1が記憶されている。そして、キーK2がオン
とされ、周波数情報メモリ14から周波数ナンバ
F2が出力されると、ポルタメント制御回路15
は、第3図に曲線L1にて示すように周波数ナン
バF1から周波数ナンバF2に向つて順次指数関数
的に変化する周波数ナンバF′を発生し、トーンジ
エネレータ(以下、TGと略称する)16へ出力
する。この場合、周波数ナンバF′の変化速度(ポ
ルタメントスピード)がキーK1のオフ時のリリ
ースタツチデータRTDによつて制御される。す
なわち、リリースタツチデータRTDが大の時は、
第3図に破線L2にて示すように周波数ナンバ
F′の変化速度が小となり、一方、リリースタツチ
データRTDが小の時は、第3図に破線L1にて示
すように周波数ナンバF′の変化速度が大となる。
なお、このポルタメント制御回路15は従来から
周知の回路であり、例えば特開昭54−107722号公
報に詳細に開示されている。
また、周波数ナンバF′の変化速度を変えるに
は、周波数ナンバF′の出力周期を決めるポルタメ
ントクロツクの周期を変えてもよいし、あるい
は、順次変化する周波数ナンバF′を作成する際の
演算定数を変えてもよい。
ここで、タツチ検出回路2においては、押鍵検
出回路13の単音選択機能に関連して、検出した
各キーのデータITDおよびRTDの中から回路1
3から出力されるキーコードKCにより該キーコ
ードKCが示すキーのタツチデータITDおよび
RTDのみを選択して出力するようになつている。
TG16は例えば波形メモリ読出し方式のトー
ンジエネレータであり、周波数ナンバF′を順次繰
返し累算し、この累算結果に基づいて内部の波形
メモリから楽音波形データを読出し、この読出し
た楽音波形データにEG17から供給されるエン
ベロープデータEDも乗算し、さらに、この乗算
結果をアナログ信号に変換し、楽音信号としてフ
イルタ18へ出力する。この場合、周波数ナンバ
F′が一定値の時は、同周波数ナンバF′に対応する
周波数の楽音信号が発生し、また、周波数ナンバ
F′が第3図に示すように順次変化する場合は、周
波数が周波数ナンバF′にしたがつて順次変化する
楽音信号が発生する(楽音信号にポルタメント効
果が付与される)。また、このTG16は、離鍵
後の楽音信号の減衰時(サステイン時)におい
て、その端子T2へ供給されるリリースタツチデ
ータRTDの大きさに応じて周波数ナンバF′をわ
ずかに小とし、これにより、サステイン時におけ
る楽音信号の周波数をリリースタツチデータ
RTDに応じてわずかに下げるようになつている。
エンベロープジエネレータ17はキーオン信号
KON、リリースタツチデータRTD、イニシヤル
タツチデータITDに基づいてエンベロープデータ
EDを発生する回路であり、その詳細を第4図に
示し、また、エンベロープ波形の一例を第5図イ
に示す。なお、第5図ロは第5図イに示すエンベ
ロープ波形に対応するキーオン信号KONを示し
ている。第5図イにおいて、符号S0〜S4は各々エ
ンベロープ波形のステート(状態)を示す符号で
あり、符号S0は無音状態(キーオフ状態)を示
し、S1〜S4は各々エンベロープ波形のアタツク
部、デイケイ部、持続部、サステイン部を示して
いる。次に、第4図においてエンベロープレート
メモリ21はステートS0〜S4に各々対応して5種
類のレートデータRD「0」、「α1」、「α2」、「0」
、
「α3」が予め記憶されているメモリであり、各レ
ートデータRDはステート制御回路22から出力
されるステートデータSTに応じて読出され、レ
ート変換回路23へ供給される。レート変換回路
23は、レートデータRDを、タツチ検出回路2
(第1図)から供給されるリリースタツチデータ
RTD、イニシヤルタツチデータITDおよびステ
ート制御回路22から供給されるステートデータ
STに基づいて適宜変換し、レートデータRD′と
して演算回路24の第2入力端へ出力する。すな
わち、このレート変換回路23は、ステートデー
タSTとしてステートS0を示すデータが供給され
た場合は、レートデータRD「0」をそのまま出
力し、ステートS1を示すデータが供給された場合
は、レートデータRD「α1」をイニシヤルタツチ
データITDの大きさに応じて変換して出力し、ス
テートS2およびS3を示すデータが各々供給された
場合は、レートデータRD「α2」、「0」をそのま
ま出力し、また、ステートS4を示すデータが供給
された場合は、レートデータRD「α3」をリリー
スタツチデータRTDの大きさに応じて変換して
出力する。ここで、ステートデータSTとしてス
テートS1を示すデータが供給された場合、イニシ
ヤルタツチデータITDの値が大になるほど、出力
されるレートデータRD′の値が大になる。また、
ステートデータSTとしてステートS4を示すデー
タが供給された場合、リリースタツチデータ
RTDの値が大になるほど、出力されるレートデ
ータRD′の値が小になる。
演算回路24は、その第1入力端へ供給される
データと、第2入力端へ供給されるレートデータ
RD′とを加算または減算する回路であり、その端
子A/Sへステート制御回路22から信号C1と
して“1”信号が供給された場合は、両入力端へ
供給されるデータを加算して出力し、また、信号
C1として“0”信号が供給された場合は、第1
入力端のデータから第2入力端のデータを減算し
て出力する。この演算回路24から出力されたデ
ータは、D−FF(nビツト)25の入力端へ供給
される。D−FF25はクロツクパルスφ1が供給
される毎に演算回路24の出力データを読込み、
読込んだデータをエンベロープデータEDとして
演算回路24の第1入力端、比較回路26の入力
端子BおよびTG16(第1図)へ出力する。
他方、エンベロープレベルメモリ27は3種類
のレベルデータLD「0」、「β1」、「β2」が予め記憶
されているメモリであり、ステートデータSTが
ステートS0,S3,S4を示すデータの場合はレベル
データLD「0」を出力し、また、ステートデータ
STがステートS1,S2を示すデータの場合は各々、
レベルデータLD「β1」、「β2」を出力する。ここ
で、レベルデータLD「β1」は第5図に示すように
アタツク部S1の最大値のレベルを示すデータであ
り、また、レベルデータLD「β2」は持続部S3のレ
ベルを示すデータである。
レベル変換回路28は、エンベロープレベルメ
モリ27からレベルデータLD「0」および「β2」
が出力された場合(すなわち、ステートデータ
STがステートS0,S2〜S4を示すデータの場合)
は、出力されたデータをそのままレベルデータ
LD′として比較回路26の入力端子Aへ出力し、
また、エンベロープレベルメモリ27からレベル
データLD「β1」が出力された場合(ステートデー
タSTがステートS1を示すデータの場合)は、レ
ベルデータLD「β1」をイニシヤルタツチデータ
ITDの値に応じて変換し、レベルデータLD′とし
て出力する。この場合、イニシヤルタツチデータ
ITDの値が大になればなるほど、レベルデータ
LD′が大となる。
比較回路26はその両入力端子A,Bへ各々供
給されるデータが一致した場合に、一致信号EQ
(“1”信号)をステート制御回路22へ出力す
る。ステート制御回路22はキーオン信号KON
および一致信号EQに基づいてステートデータST
および信号C1を出力する回路であり、詳細は以
下に述べる。
次に、第4図に示す回路の動作を説明する。な
お、D−FF25は初期状態においてリセツトさ
れているものとする。
まず、鍵盤1の全てのキーがオフ状態にあり、
キーオン信号KONが“0”信号にある場合(ス
テートS0)は、ステート制御回路22がステート
データSTとしてステートS0を示すデータを出力
し、また、信号C1として“1”信号を出力する。
ステート制御回路22からステートS0を示すステ
ートデータSTが出力され、エンベロープレート
メモリ21およびレート変換回路23へ供給され
ると、エンベロープレートメモリ21からレート
データRD「0」が出力され、したがつて、レー
ト変換回路23からレートデータRD′「0」が出
力され、演算回路24の第2入力端へ供給され
る。演算回路24はD−FF25から出力されて
いるエンベロープデータED(この場合「0」)と
レートデータRD′「0」とを加算しこの加算結果
「0」をD−FF25の入力端へ供給する。このD
−FF25の入力端へ供給されたデータ「0」は
クロツクパルスφ1に基づいてD−FF25に読込
まれ、出力端子Qから出力される。すなわち、ス
テートS0においては、D−FF25からエンベロ
ープデータED「0」が出力され、TG16へ供給
される。
次に、鍵盤1のキーが操作され、キーオン信号
KONが“1”信号に立上ると、ステート制御回
路22がステートS1を示すステートデータSTを
出力すると共に、信号C1として“1”信号を出
力する。ステート制御回路22からステートS1を
示すステートデータSTが出力されると、エンベ
ロープレートメモリ21からレートデータRD
「α1」が出力され、レート変換回路23へ供給さ
れる。レート変換回路23はレートデータRD
「α1」をイニシヤルタツチデータITDに基づいて
変換し、レートデータRD′「α′1」として演算回路
24へ出力する。演算回路24は、この時点にお
けるエンベロープデータED「0」に「α′1」を加
算し、この加算結果「α′1」をD−FF25へ出力
する。このデータ「α′1」は次のクロツクパルス
φ1によつてD−FF25に読込まれ、エンベロー
プデータEDとしてTG16および演算回路24
の第1入力端へ供給される。演算回路24の第1
入力端へエンベロープデータED「α′1」が供給さ
れると、演算回路24からデータ「2α′1」が出力
され、D−FF25へ供給される。このデータ
「2α′1」は次のクロツクパルスφ1によつてD−FF
25に読込まれ、その出力端子Qからエンベロー
プデータEDとして出力される。以下同様にして、
クロツクパルスφ1がD−FF25へ供給される毎
に、D−FF25から順次増加するエンベロープ
データED「3α′1」、「4α′1」…が順次出力され、
TG16へ供給される。
一方、ステートS1を示すステートデータSTが
ステート制御回路22から出力され、エンベロー
プレベルメモリ27へ供給されると、同メモリ2
7からレベルデータLD「β1」が出力され、レベル
変換回路28へ供給される。レベル変換回路28
は、レベルデータLD「β1」をイニシヤルタツチデ
ータITDに基づいて変換し、レベルデータ
LD′「β′1」として比較回路26の入力端子Aへ出
力する。比較回路26は、レベルデータLD′「β′1」
と、順次増加するエンベロープデータEDとを比
較し、エンベロープデータEDがレベルデータ
LD′「β′1」に一致した時点で一致信号EQ(“1”信
号)をステート制御回路22へ出力する。
一致信号EQがステート制御回路22へ供給さ
れると、ステート制御回路22がステートデータ
STとしてステートS2を示すデータを出力し、ま
た、信号C1として“0”信号を出力する。ステ
ート制御回路22からステートS2を示すステート
データSTが出力されると、エンベロープレート
メモリ21からレートデータRD「α2」が出力さ
れ、したがつて、レート変換回路23からレート
データRD′「α2」が出力され、演算回路24の第
2入力端へ供給される。また、エンベロープレー
トメモリ27からはレベルデータLD「β2」が出力
され、したがつて、レベル変換回路28からレベ
ルデータLD′「β2」が出力され、比較回路26の
入力端子Aへ供給される。演算回路24の第2入
力端へレートデータRD′「α2」が供給され、また、
端子A/Sへ信号C1として“0”信号が供給さ
れると、演算回路24は、この時のエンベロープ
データED(「K1α′1」とする)から「α2」を減算
し、この減算結果「K1α′1−α2」をD−FF25の
入力端へ供給する。このデータ「K1α′1−α2」は
次のクロツクパルスφ1によつてD−FF25に読
込まれ、エンベロープデータEDとして演算回路
24の第1入力端およびTG16へ供給される。
演算回路24の第1入力端へエンベロープデータ
ED「K1α′1−α2」が供給されると、演算回路24
からデータ「K1α′1−α2−α2=K1α′1−2α2」が出
力され、D−FF25へ供給される。このデータ
「K1α′1−2α2」は次のクロツクパルスφ1によつて
D−FF25に読込まれ、エンベロープデータED
として出力される。以後、クロツクパルスφ1が
D−FF25へ供給される毎に、順次減少するエ
ンベロープデータED「K1α′1−3α2」、「K1α′1−
4α2」…がD−FF25の出力端子Qから出力され
る。そして、エンベロープデータEDが比較回路
26の入力端子Aへ供給されているレベルデータ
LD′「β2」に一致すると(この時のエンベロープ
データEDをデータEDa(=β2)とする)、比較回
路26から一致信号EQが出力され、ステート制
御回路22へ供給される。
一致信号EQがステート制御回路22へ供給さ
れると、ステート制御回路22がステートデータ
STとしてステートS3を示すデータを出力し、ま
た、信号C1として“0”信号を出力する。以後、
ステート制御回路22は、キーオン信号KONが
“0”信号に立下るまで上述したステートデータ
STおよび信号C1を連続的に出力する。ステート
制御回路22からステートS3を示すステートデー
タSTが出力されると、エンベロープレートメモ
リ21からレートデータRD「0」が出力され、
したがつて、レート変換回路23からレートデー
タRD′「0」が出力され、演算回路24の第2入
力端へ供給される。この時、演算回路24の第1
入力端へは前述したデータEDaが供給されてお
り、したがつて、演算回路24からデータEDaが
出力され、D−FF25へ供給される。このデー
タEDaは次のクロツクパルスφ1によつてD−FF
25に読込まれ、出力端子Qから出力される。以
後、クロツクパルスφ1がD−FF25へ供給され
る毎にデータEDaがD−FF25に読込まれ、し
たがつて、TG16へはエンベロープデータED
としてデータEDaが連続的に供給される。
次に、キーオン信号KONが“0”信号に立下
ると、ステート制御回路22がステートデータ
STとしてステートS4を示すデータを出力し、ま
た、信号C1として“0”信号を出力する。ステ
ート制御回路22からステートS4を示すステート
データSTが出力されると、エンベロープレート
メモリ21からレートデータRD「α3」が出力さ
れ、レート変換回路23へ供給される。レート変
換回路23はレートデータRD「α3」をリリース
タツチデータRTDの大きさに応じて変換し、レ
ートデータRD′「α′3」として演算回路24の第2
入力端へ供給する。以後、前述したステートS2の
場合と同様に、D−FF25から順次減少するエ
ンベロープデータED「EDa−α′3」、「EDa−2α′3」
、
「EDa−3α′3」…が出力され、TG16へ供給され
る。一方、ステート制御回路22からステートS4
を示すステートデータSTが出力されると、エン
ベロープレベルメモリ27からレベルデータLD
「0」が出力され、したがつて、レベル変換回路
28からレベルデータLD′「0」が出力され、比
較回路26の入力端子Aへ供給される。そして、
エンベロープデータEDが順次減少し、「0」にな
ると、比較回路26から一致信号EQが出力され、
ステート制御回路22へ供給される。ステート制
御回路22はこの一致信号EQを受け、ステート
データSTとしてステートS0を示すデータを出力
し、また、信号C1として“1”信号を出力する。
こうして、初期状態に戻る。
以上が第4図に示す回路の動作である。以上の
動作において、イニシヤルタツチデータITDが大
になると、レート変換回路23から出力されるレ
ートデータRD′「α′1」が大になり、この結果、第
5図イに破線H1にて示すようにアタツク部S1の
立上りの傾きが急峻になる。また、イニシヤルタ
ツチデータITDが大になると、レベル変換回路2
8から出力されるレベルデータLD′「β′1」が大に
なり、同図に示すようにアタツク部S1の最大値が
大になる。また、リリースタツチデータRTDが
大になると、レート変換回路23から出力される
レートデータRD′「α′3」が小となり、この結果、
第5図イに破線H2にて示すように、サステイン
部S4の傾きがゆるやかになる。
次に、再び第1図に戻ると、フイルタ18は
TG16から出力される楽音信号(アナログ信
号)をフイルタリングするもので、そのカツトオ
フ周波数がリリースタツチデータRTDによつて
制御される。すなわち、このフイルタ18は例え
ばVCF(電圧コントロールフイルタ)およびリリ
ースタツチデータRTDをアナログ信号に変換す
るD/A(デイジタル/アナログ)変換器から構
成され、このD/A変換器の出力によつてVCF
が制御される。そして、このフイルタ18を通過
した楽音信号がサウンドシステム31へ供給さ
れ、楽音として発音される。
以上が第1図に示す電子楽器の詳細である。な
お、上述した実施例においては、トランスフア型
のキースイツチ3(第2図)を用いているが、こ
れに変えて、キー操作に応じて2個の接点が時間
差をもつて接続される2段接点型キースイツチを
用い、各接点が接続される間の時間差を測定して
イニシヤルタツチデータITD、リリースタツチデ
ータRTDを得るようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、イニシヤル
タツチデータITD、リリースタツチデータRTD
を各々デイジタル回路によつて求めているが、コ
ンデンサの充放電時間を利用したアナログ回路に
よつて求めてもよい。
また、上述した実施例はデイジタル技術によつ
て楽音信号を形成しているが、この発明はアナロ
グ技術によつて楽音信号を形成する電子楽器に適
用することも勿論可能である。この場合、ポルタ
メント制御回路は操作キーに対応する電圧を積分
する積分回路を用いて構成されるが、この積分回
路の時定数をリリースタツチデータに応じて変化
させれば、実施例と同様の効果を得ることができ
る。
さらに、上述した実施例は単音の電子楽器であ
るが、この発明を複音の電子楽器に適用すること
も勿論可能である。
以上説明したように、この発明によれば鍵盤の
キーの離鍵時の動作スピードを検出する検出手段
と、この検出手段の出力に応じて楽音信号を変化
させる制御手段とを設けたので、演奏者が離鍵時
のキータツチを変えることによつて発生楽音を
種々変化させることができ、この結果、従来のも
のより演奏効果の優れた電子楽器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図は同実施例におけるタツチ検出回
路2の詳細を示すブロツク図、第3図は同実施例
におけるポルタメント制御回路15から出力され
る周波数ナンバF′の変化曲線の一例を示す図、第
4図は同実施例におけるEG17の詳細を示すブ
ロツク図、第5図イはエンベロープ波形の一例を
示す波形図、同図ロはイに示すエンベロープ波形
に対応するキーオン信号KONを示す波形図であ
る。 1……鍵盤、2……タツチ検出回路、3……キ
ースイツチ、4……微分回路、6……アンドゲー
ト、9……カウンタ、10……ラツチ、13……
押鍵検出・単音優先回路、14……周波数情報メ
モリ、15……ポルタメント制御回路、16……
TG(トーンジエネレータ)、17……EG(エンベ
ロープジエネレータ)、18……フイルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵盤と、この鍵盤のキーの押鍵に対応する楽
    音信号を形成する楽音信号形成手段とを具備する
    電子楽器において、前記鍵盤のキーの離鍵時の動
    作スピードを検出する検出手段と、この検出手段
    の出力に応じて前記楽音信号を変化させる制御手
    段とを具備してなる電子楽器。 2 前記制御手段は、前記検出手段の出力に応じ
    て前記楽音信号の減衰時間を変化させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記楽音信号形成手段はポルタメント制御部
    を具備し、前記制御手段は前記検出手段の出力に
    応じてポルタメントスピードを変化させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の電子楽器。
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