JPS633471Y2 - - Google Patents
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- JPS633471Y2 JPS633471Y2 JP16850283U JP16850283U JPS633471Y2 JP S633471 Y2 JPS633471 Y2 JP S633471Y2 JP 16850283 U JP16850283 U JP 16850283U JP 16850283 U JP16850283 U JP 16850283U JP S633471 Y2 JPS633471 Y2 JP S633471Y2
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- Japan
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- damper
- armature
- rotating member
- dampers
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクラツチ結合時、急激なトルクの立
上がりに伴う衝撃を吸収すると共に、クラツチ結
合後の連続運転時の比較的穏やかな捩り振動をも
吸収するようにした電磁クラツチに関する。
上がりに伴う衝撃を吸収すると共に、クラツチ結
合後の連続運転時の比較的穏やかな捩り振動をも
吸収するようにした電磁クラツチに関する。
一般に車輛用冷房装置の圧縮機等の回転機械を
駆動する場合、該回転機械の起動時には、例えば
5Kg−m以上の起動トルクが発生し、起動後の連
続運転時には2Kg−m程度の略一定した駆動トル
クが持続される。従来上記回転機械等の駆動系に
使用される電磁クラツチでは、クラツチの結合時
被駆動系が急激に起動されることによつて生じる
衝撃を吸収し、構成部材を損傷から保護するため
にゴムダンパ等の緩衝部材を構成部材間に介在さ
せている。
駆動する場合、該回転機械の起動時には、例えば
5Kg−m以上の起動トルクが発生し、起動後の連
続運転時には2Kg−m程度の略一定した駆動トル
クが持続される。従来上記回転機械等の駆動系に
使用される電磁クラツチでは、クラツチの結合時
被駆動系が急激に起動されることによつて生じる
衝撃を吸収し、構成部材を損傷から保護するため
にゴムダンパ等の緩衝部材を構成部材間に介在さ
せている。
この種の電磁クラツチとしては、例えば実公昭
58−8997号に提案された電磁クラツチがある。第
1図はこの電磁クラツチを示し、圧縮機1の回転
軸2が貫通した圧縮機ハウジング3のボス部3a
に該電磁クラツチのロータ4がベアリング5を介
して回転自在に支持されている。ロータ4の圧縮
機1側に形成された環状溝4a内には電磁コイル
6を内蔵した環状のフイールドコア7が遊嵌さ
れ、ロータ4の反圧縮機側端面には円板状のアー
マチユア8が対向して配されている。該アーマチ
ユア8は、その反ロータ側端面に配された円板状
のストツパプレート9に複数のダンパ10と一体
に取付けられ、ストツパプレート9はその中心部
を圧縮機1の回転軸2に取付けられたハブ11に
固着されている。
58−8997号に提案された電磁クラツチがある。第
1図はこの電磁クラツチを示し、圧縮機1の回転
軸2が貫通した圧縮機ハウジング3のボス部3a
に該電磁クラツチのロータ4がベアリング5を介
して回転自在に支持されている。ロータ4の圧縮
機1側に形成された環状溝4a内には電磁コイル
6を内蔵した環状のフイールドコア7が遊嵌さ
れ、ロータ4の反圧縮機側端面には円板状のアー
マチユア8が対向して配されている。該アーマチ
ユア8は、その反ロータ側端面に配された円板状
のストツパプレート9に複数のダンパ10と一体
に取付けられ、ストツパプレート9はその中心部
を圧縮機1の回転軸2に取付けられたハブ11に
固着されている。
ダンパ10はストツパプレート9に周方向に配
されており、各々円筒形のダンパケース10aが
ストツパプレート9にその底面で各々溶着され、
ダンパケース10aの底面中心にはストツパプレ
ート9の孔9aと整合した孔10bが穿設されて
いる。ダンパケース10a内にはダンパゴム片1
0cが埋込まれ、該ダンパゴム片10cの中心孔
10dにフランジ10e付きカラー10fがフラ
ンジ10eをダンパゴム片10cとの外端面に当
接させて挿通されている。カラー10fの外径は
前記ストツパプレート9とダンパケース10aの
孔9a,10bの内径より小さく、カラー10f
がストツパプレート9とダンパケース10aに対
してその半径方向に変位し得るようにしてある。
このように構成したダンパ10はカラー10fの
軸心に挿通したリベツト10gによりアーマチユ
ア8と結合され、かくしてアーマチユア8はロー
タ4の端面と所定の間隙Sを存してストツパプレ
ート9に当接される。
されており、各々円筒形のダンパケース10aが
ストツパプレート9にその底面で各々溶着され、
ダンパケース10aの底面中心にはストツパプレ
ート9の孔9aと整合した孔10bが穿設されて
いる。ダンパケース10a内にはダンパゴム片1
0cが埋込まれ、該ダンパゴム片10cの中心孔
10dにフランジ10e付きカラー10fがフラ
ンジ10eをダンパゴム片10cとの外端面に当
接させて挿通されている。カラー10fの外径は
前記ストツパプレート9とダンパケース10aの
孔9a,10bの内径より小さく、カラー10f
がストツパプレート9とダンパケース10aに対
してその半径方向に変位し得るようにしてある。
このように構成したダンパ10はカラー10fの
軸心に挿通したリベツト10gによりアーマチユ
ア8と結合され、かくしてアーマチユア8はロー
タ4の端面と所定の間隙Sを存してストツパプレ
ート9に当接される。
上記構成において、ロータ4が外部駆動源によ
つて回転されている状態で電磁コイル6に通電す
ると、電磁コイル6が励磁され、アーマチユア8
はリベツト10g及びカラー10fのフランジ1
0eを介してダンパゴム片10cを軸方向に圧縮
してロータ4に吸着され、ロKgタ4と共に回転を
始める。このアーマチユア8の急激な回転開始に
よつて発生する大きな起動トルクによりアーマチ
ユア8がストツパプレート9に対して周方向に相
対変位し、ダンパ10のリベツト10gがカラー
10fを介してダンパケース10a内のダンパゴ
ム片10cをその半径方向に圧縮することによつ
てアーマチユア8がロータ4に吸着された瞬間に
生じる衝撃は吸収される。
つて回転されている状態で電磁コイル6に通電す
ると、電磁コイル6が励磁され、アーマチユア8
はリベツト10g及びカラー10fのフランジ1
0eを介してダンパゴム片10cを軸方向に圧縮
してロータ4に吸着され、ロKgタ4と共に回転を
始める。このアーマチユア8の急激な回転開始に
よつて発生する大きな起動トルクによりアーマチ
ユア8がストツパプレート9に対して周方向に相
対変位し、ダンパ10のリベツト10gがカラー
10fを介してダンパケース10a内のダンパゴ
ム片10cをその半径方向に圧縮することによつ
てアーマチユア8がロータ4に吸着された瞬間に
生じる衝撃は吸収される。
電磁コイル6への通電が遮断されると、アーマ
チユア8をロータに吸着していた電磁力が消失
し、ダンパケース10a内にあつて軸方向に圧縮
されていた各ダンパゴム片10cが一斎に弾性復
元し、アーマチユア8はロータ4から離間され
る。即ちダンパ10にはクラツチ解離時のアーマ
チユア8の原位置復帰と、クラツチ結合時に発生
する過大な起動トルクの吸収緩和との両機能を兼
備させている。
チユア8をロータに吸着していた電磁力が消失
し、ダンパケース10a内にあつて軸方向に圧縮
されていた各ダンパゴム片10cが一斎に弾性復
元し、アーマチユア8はロータ4から離間され
る。即ちダンパ10にはクラツチ解離時のアーマ
チユア8の原位置復帰と、クラツチ結合時に発生
する過大な起動トルクの吸収緩和との両機能を兼
備させている。
ところで圧縮機等の起動後の連続運転時にロー
タ4側に生じる捩り振動は前記起動トルクに比し
て比較的穏やかであるため、前記の過大な起動ト
ルクに対応させた剛性の高いゴムダンパでは吸収
することができず、これがため圧縮機側に捩り共
振を誘起し、結果的に外部に大きな振動を与える
等の不都合を来す。そこで連続運転時のトルク変
動を吸収するべく弱いダンパを使用することも考
えられるが、この場合には過大な起動トルクに対
抗できず、その寿命を著しく減じてしまうという
問題が生じる。
タ4側に生じる捩り振動は前記起動トルクに比し
て比較的穏やかであるため、前記の過大な起動ト
ルクに対応させた剛性の高いゴムダンパでは吸収
することができず、これがため圧縮機側に捩り共
振を誘起し、結果的に外部に大きな振動を与える
等の不都合を来す。そこで連続運転時のトルク変
動を吸収するべく弱いダンパを使用することも考
えられるが、この場合には過大な起動トルクに対
抗できず、その寿命を著しく減じてしまうという
問題が生じる。
この考案は、上述のような従来電磁クラツチの
もつ問題点を解決するためになされたもので、第
1の回転部材と、該第1の回転部材の一端面側に
配され、電磁コイルを内蔵したフイールドコア
と、前記第1の回転部材の他端面側に対向し第1
の回転部材に接離可能に配された板状のアーマチ
ユアと、該アーマチユアの外端面側に配置され、
第2の回転部材と一体に形成された板状のフラン
ジ部と、一端がアーマチユアに、他端がフランジ
部に枢着され、アーマチユアをフランジ部側に付
勢せしめる複数の第1のダンパを構成する円弧状
の弾性線条と、アーマチユアに立設したダンパ軸
に円筒形のダンパケースに埋込まれた弾性体が同
心に支持されて成る複数の第2のダンパと、第2
のダンパとの間に所定の間隙を存してフランジ部
に対向形成されたストツパ部とから成り、第1の
回転部材から第2の回転部材への伝達トルクが所
定値以内の時は第1のダンパを介し、該伝達トル
クが所定値を越える時は第2のダンパを介してト
ルク伝達が行われるようにし、クラツチ結合時、
急激なトルクの立上がりに伴う衝撃を緩和すると
共に、クラツチ結合後の連続運転時の比較的穏や
かな捩り振動をも吸収するようにした電磁クラツ
チに特徴を有するものである。
もつ問題点を解決するためになされたもので、第
1の回転部材と、該第1の回転部材の一端面側に
配され、電磁コイルを内蔵したフイールドコア
と、前記第1の回転部材の他端面側に対向し第1
の回転部材に接離可能に配された板状のアーマチ
ユアと、該アーマチユアの外端面側に配置され、
第2の回転部材と一体に形成された板状のフラン
ジ部と、一端がアーマチユアに、他端がフランジ
部に枢着され、アーマチユアをフランジ部側に付
勢せしめる複数の第1のダンパを構成する円弧状
の弾性線条と、アーマチユアに立設したダンパ軸
に円筒形のダンパケースに埋込まれた弾性体が同
心に支持されて成る複数の第2のダンパと、第2
のダンパとの間に所定の間隙を存してフランジ部
に対向形成されたストツパ部とから成り、第1の
回転部材から第2の回転部材への伝達トルクが所
定値以内の時は第1のダンパを介し、該伝達トル
クが所定値を越える時は第2のダンパを介してト
ルク伝達が行われるようにし、クラツチ結合時、
急激なトルクの立上がりに伴う衝撃を緩和すると
共に、クラツチ結合後の連続運転時の比較的穏や
かな捩り振動をも吸収するようにした電磁クラツ
チに特徴を有するものである。
以下、この考案の電磁クラツチを実施例により
第2図乃至第4図に基づいて説明する。圧縮機2
0のハウジング21の一端面に圧縮機20の回転
軸22が貫通するボス部21aが形成され、該ボ
ス部21aにベアリング23を介して第1の回転
部材であるロータ24が回転自在に支持されてい
る。ロータ24は圧縮機20側の端面に半径方向
断面コ字状の環状溝25が形成され、外周にVベ
ルト駆動用のV溝24aが一体に形成されてい
る。環状溝25には、これに対応する環状のフイ
ールドコア26が環状溝25内面と微少な間隙を
存して遊嵌され、該フイールドコア26は内部に
電磁コイル27を内蔵すると共に、ハウジング2
1にねじ28で取付けられた環状の取付けフラン
ジ29に溶着され、ロータ24の環状溝25内に
保持されている。
第2図乃至第4図に基づいて説明する。圧縮機2
0のハウジング21の一端面に圧縮機20の回転
軸22が貫通するボス部21aが形成され、該ボ
ス部21aにベアリング23を介して第1の回転
部材であるロータ24が回転自在に支持されてい
る。ロータ24は圧縮機20側の端面に半径方向
断面コ字状の環状溝25が形成され、外周にVベ
ルト駆動用のV溝24aが一体に形成されてい
る。環状溝25には、これに対応する環状のフイ
ールドコア26が環状溝25内面と微少な間隙を
存して遊嵌され、該フイールドコア26は内部に
電磁コイル27を内蔵すると共に、ハウジング2
1にねじ28で取付けられた環状の取付けフラン
ジ29に溶着され、ロータ24の環状溝25内に
保持されている。
一方、ロータ24の反フイールドコア26側端
面には円板状のアーマチユア30が対向して配さ
れ、該アーマチユア30の反ロータ側には第2の
回転部材である出力ハブ31と一体に形成された
フランジ部31aが対向配置され、該フランジ部
にアーマチユア30が円弧状の弾性線条34aを
介して結合されている。出力ハブ31はキー32
及びボルト33によつて圧縮機20の回転軸22
に固定されている。
面には円板状のアーマチユア30が対向して配さ
れ、該アーマチユア30の反ロータ側には第2の
回転部材である出力ハブ31と一体に形成された
フランジ部31aが対向配置され、該フランジ部
にアーマチユア30が円弧状の弾性線条34aを
介して結合されている。出力ハブ31はキー32
及びボルト33によつて圧縮機20の回転軸22
に固定されている。
円弧状の弾性線条34aは、第1のダンパ34
を構成し、その両端にアイ34b,34cが形成
され、その一端のアイ34bがアーマチユア30
に、他端のアイ34cがフランジ部31aに夫々
リベツト34d,34eで枢着される。そしてア
ーマチユア30との枢着部はフランジ部31aと
の枢着部より中心軸からの半径方向距離を大にす
ると共に、アーマチユア30との枢着部をフラン
ジ部31aとのそれよりアーマチユアの回転方向
に先行する位置に配している。更に第1のダンパ
34はアーマチユア30をフランジ部31a側に
付勢するように弾性押圧させてあり、上記第1ダ
ンパ34の作用によつてアーマチユア30とロー
タ24の端面との間に所定の間隙S1が形成され
る。
を構成し、その両端にアイ34b,34cが形成
され、その一端のアイ34bがアーマチユア30
に、他端のアイ34cがフランジ部31aに夫々
リベツト34d,34eで枢着される。そしてア
ーマチユア30との枢着部はフランジ部31aと
の枢着部より中心軸からの半径方向距離を大にす
ると共に、アーマチユア30との枢着部をフラン
ジ部31aとのそれよりアーマチユアの回転方向
に先行する位置に配している。更に第1のダンパ
34はアーマチユア30をフランジ部31a側に
付勢するように弾性押圧させてあり、上記第1ダ
ンパ34の作用によつてアーマチユア30とロー
タ24の端面との間に所定の間隙S1が形成され
る。
第2のダンパ35は有底円筒形のダンパケース
35a内にダンパゴム片35bを埋込んだ構造を
有し、このダンパゴム片35bを同心に支持する
ダンパ軸35cがダンパゴム片35b及びダンパ
ケース35aの底面の中心を貫通してダンパケー
ス35aの底面から延出され、アーマチユア30
に挿入固定されている。かかる構成の第2のダン
パ35が3個、アーマチユア30の周方向に等間
隔配設されている。ストツパケース35aの底面
の孔35dの内径はダンパ軸35cの外径より大
に設定され、ダンパ軸35cがダンパゴム片35
bをその半径方向に圧縮して変位するのを妨げな
いようにしてある。
35a内にダンパゴム片35bを埋込んだ構造を
有し、このダンパゴム片35bを同心に支持する
ダンパ軸35cがダンパゴム片35b及びダンパ
ケース35aの底面の中心を貫通してダンパケー
ス35aの底面から延出され、アーマチユア30
に挿入固定されている。かかる構成の第2のダン
パ35が3個、アーマチユア30の周方向に等間
隔配設されている。ストツパケース35aの底面
の孔35dの内径はダンパ軸35cの外径より大
に設定され、ダンパ軸35cがダンパゴム片35
bをその半径方向に圧縮して変位するのを妨げな
いようにしてある。
一方、各第2のダンパ35と対応するフランジ
部31aの各位置には半円形切欠きでなるストツ
パ部31bが夫々形成され、該ストツパ部31b
とダンパ35のダンパケース35aの外周との間
には所定の間隙S2が配されている。
部31aの各位置には半円形切欠きでなるストツ
パ部31bが夫々形成され、該ストツパ部31b
とダンパ35のダンパケース35aの外周との間
には所定の間隙S2が配されている。
上記構成において、図示しない駆動源よりV溝
24aに巻架されたVベルトを介して第1の回転
部材であるロータ24が回転されている時、電磁
コイル27への通電が遮断されて電磁コイル27
が消磁状態にあればアーマチユア30は第1のダ
ンパ34の弾性線条34aによりフランジ部31
a側に付勢されてロータ24の端面との間には間
隙S1を存して離間し、ロータ24の回転はアーマ
チユア30に伝えられず、圧縮機20は停止して
いる。このクラツチの解離状態において、第1の
ダンパ34の弾性線条34aは原形状を維持し、
第4図Aに示すごとく第2のダンパ35とフラン
ジ部31aのストツパ部31bとは所定の間隙S2
を存している。
24aに巻架されたVベルトを介して第1の回転
部材であるロータ24が回転されている時、電磁
コイル27への通電が遮断されて電磁コイル27
が消磁状態にあればアーマチユア30は第1のダ
ンパ34の弾性線条34aによりフランジ部31
a側に付勢されてロータ24の端面との間には間
隙S1を存して離間し、ロータ24の回転はアーマ
チユア30に伝えられず、圧縮機20は停止して
いる。このクラツチの解離状態において、第1の
ダンパ34の弾性線条34aは原形状を維持し、
第4図Aに示すごとく第2のダンパ35とフラン
ジ部31aのストツパ部31bとは所定の間隙S2
を存している。
電磁コイル27に通電されると、フイールドコ
ア26は励磁し、第1のダンパ34の弾性線条3
4aを軸方向に撓めてアーマチユア30をロータ
24の端面に吸着させ、その回転をアーマチユア
30に伝える。この時停止している圧縮機20に
急激に回転が伝えられるため第2の回転部材であ
る出力ハブ31側に所定値を越える大きな起動ト
ルクが作用する。このため第1のダンパ34はこ
の過大なトルクに対抗できず撓められて、フラン
ジ部31aはアーマチユア30に対しその回転方
向と逆方向に急激に相対変位され、第4図Bに示
すごとくフランジ部31aのストツパ部31bは
第2のダンパ35のダンパケース35aの外周に
衝接する。そしてこの起動時の過大なトルクの衝
撃は剛性の高い第2のダンパ35のダンパゴム片
35bの半径方向の圧縮によつて吸収され、被駆
動側に発生する大きな応力は低減される。
ア26は励磁し、第1のダンパ34の弾性線条3
4aを軸方向に撓めてアーマチユア30をロータ
24の端面に吸着させ、その回転をアーマチユア
30に伝える。この時停止している圧縮機20に
急激に回転が伝えられるため第2の回転部材であ
る出力ハブ31側に所定値を越える大きな起動ト
ルクが作用する。このため第1のダンパ34はこ
の過大なトルクに対抗できず撓められて、フラン
ジ部31aはアーマチユア30に対しその回転方
向と逆方向に急激に相対変位され、第4図Bに示
すごとくフランジ部31aのストツパ部31bは
第2のダンパ35のダンパケース35aの外周に
衝接する。そしてこの起動時の過大なトルクの衝
撃は剛性の高い第2のダンパ35のダンパゴム片
35bの半径方向の圧縮によつて吸収され、被駆
動側に発生する大きな応力は低減される。
圧縮機20の起動後の連続運転時には出力ハブ
31の負荷は圧縮機20の運転を継続するだけの
所定の定常負荷となるため、第1のダンパの弾性
線条34aはこの負荷トルクに対応した自身の撓
みのみでアーマチユア30からフランジ部31a
へトルク伝達を行うことができ、従つて第4図C
に示すごとくフランジ部31aのストツパ部31
bは第2のダンパ35の外周から間隙S3を存して
離れている。この時の間隙S3は弾性線条34cが
定常負荷トルクで撓むため無負荷時の間隙S2より
狭い。この連続運転時にロータ24側に生じる周
方向の捩り振動は剛性の低い第1のダンパ34の
弾性線条34aの周方向の撓みによつて吸収さ
れ、圧縮機20側の捩り共振が防止される。
31の負荷は圧縮機20の運転を継続するだけの
所定の定常負荷となるため、第1のダンパの弾性
線条34aはこの負荷トルクに対応した自身の撓
みのみでアーマチユア30からフランジ部31a
へトルク伝達を行うことができ、従つて第4図C
に示すごとくフランジ部31aのストツパ部31
bは第2のダンパ35の外周から間隙S3を存して
離れている。この時の間隙S3は弾性線条34cが
定常負荷トルクで撓むため無負荷時の間隙S2より
狭い。この連続運転時にロータ24側に生じる周
方向の捩り振動は剛性の低い第1のダンパ34の
弾性線条34aの周方向の撓みによつて吸収さ
れ、圧縮機20側の捩り共振が防止される。
電磁コイル27への通電を遮断するとフイール
ドコア26の電磁力が消滅し、アーマチユア30
は第1のダンパ34の弾性線条34aの軸方向の
弾性力でロータ24から離間し、ロータ24から
アーマチユア30へのトルク伝達は遮断され圧縮
機は停止される。
ドコア26の電磁力が消滅し、アーマチユア30
は第1のダンパ34の弾性線条34aの軸方向の
弾性力でロータ24から離間し、ロータ24から
アーマチユア30へのトルク伝達は遮断され圧縮
機は停止される。
以上述べたごとく、この考案の電磁クラツチに
おいては、アーマチユアと出力側の回転部材との
間に剛性の低い第1のダンパと剛性の高い第2の
ダンパとを夫々介在し、第1の回転部材から第2
の回転部材への伝達トルクが所定値以内の時は第
1のダンパを介し、該伝達トルクが所定値を越え
る時は第2のダンパを介してトルク伝達をするよ
うにしたため、クラツチ結合時の急激なトルクの
立上がりに伴う衝撃は剛性の高い第2のダンパで
対抗吸収され、クラツチ結合後の連続運転時の比
較的穏やかな捩り振動やトルク変動は剛性の低い
第1のダンパで吸収されるようになり、駆動系の
運転を円滑に行うことができるのである。
おいては、アーマチユアと出力側の回転部材との
間に剛性の低い第1のダンパと剛性の高い第2の
ダンパとを夫々介在し、第1の回転部材から第2
の回転部材への伝達トルクが所定値以内の時は第
1のダンパを介し、該伝達トルクが所定値を越え
る時は第2のダンパを介してトルク伝達をするよ
うにしたため、クラツチ結合時の急激なトルクの
立上がりに伴う衝撃は剛性の高い第2のダンパで
対抗吸収され、クラツチ結合後の連続運転時の比
較的穏やかな捩り振動やトルク変動は剛性の低い
第1のダンパで吸収されるようになり、駆動系の
運転を円滑に行うことができるのである。
第1図は従来の電磁クラツチの一例を示す縦断
側面図、第2図はこの考案の実施例の縦断側面
図、第3図は第2図の線方向端面図、第4図は
ダンパ部材の作動状態図であり、同図Aは無負荷
時、同図Bは起動時等の過負荷時、同図Cは連続
運転中の定負荷時の状態を夫々示す。 24……ロータ(第1の回転部材)、26……
フイールドコア、27……電磁コイル、30……
アーマチユア、31……出力ハブ(第2の回転部
材)、31a……フランジ部、31b……ストツ
パ部、34……第1のダンパ、34a……弾性線
条、35……第2のダンパ、35a……ダンパケ
ース、35b……ダンパゴム片、35c……ダン
パ軸。
側面図、第2図はこの考案の実施例の縦断側面
図、第3図は第2図の線方向端面図、第4図は
ダンパ部材の作動状態図であり、同図Aは無負荷
時、同図Bは起動時等の過負荷時、同図Cは連続
運転中の定負荷時の状態を夫々示す。 24……ロータ(第1の回転部材)、26……
フイールドコア、27……電磁コイル、30……
アーマチユア、31……出力ハブ(第2の回転部
材)、31a……フランジ部、31b……ストツ
パ部、34……第1のダンパ、34a……弾性線
条、35……第2のダンパ、35a……ダンパケ
ース、35b……ダンパゴム片、35c……ダン
パ軸。
Claims (1)
- 第1の回転部材と、該第1の回転部材の一端面
側に配され、電磁コイルを内蔵したフイールドコ
アと、前記第1の回転部材の他端面側に対向し第
1の回転部材に接離可能に配された板状のアーマ
チユアと、該アーマチユアの外端面側に配置さ
れ、第2の回転部材と一体に形成された板状のフ
ランジ部と、一端がアーマチユアに、他端がフラ
ンジ部に枢着され、かつアーマチユアとの枢着部
がフランジ部との枢着部より中心からの半径方向
距離を大にすると共に、アーマチユアとの枢着部
をフランジ部との枢着部よりアーマチユアの回転
方向に先行する位置に配され、常時アーマチユア
をフランジ部側に付勢せしめる複数の第1のダン
パを構成する円弧状の弾性線条と、アーマチユア
に立設したダンパ軸に円筒形のダンパケースに埋
込まれた弾性体が同心に支持されて成る複数の第
2のダンパと、第2のダンパとの間に所定の間隙
を存してフランジ部に対向形成されたストツパ部
とから成り、第1の回転部材から第2の回転部材
への伝達トルクが所定値以内の時は第1のダンパ
を介し、該伝達トルクが所定値を超える時は第2
のダンパを介してトルク伝達が行われるようにし
たことを特徴とする電磁クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16850283U JPS6075729U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16850283U JPS6075729U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電磁クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6075729U JPS6075729U (ja) | 1985-05-27 |
| JPS633471Y2 true JPS633471Y2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=30368354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16850283U Granted JPS6075729U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電磁クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6075729U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0674815B2 (ja) * | 1987-05-15 | 1994-09-21 | 株式会社日立製作所 | 電磁クラッチ |
| JP2018040477A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | サンデンホールディングス株式会社 | 電磁クラッチ |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16850283U patent/JPS6075729U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6075729U (ja) | 1985-05-27 |
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