JPS6336863B2 - - Google Patents

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JPS6336863B2
JPS6336863B2 JP8214083A JP8214083A JPS6336863B2 JP S6336863 B2 JPS6336863 B2 JP S6336863B2 JP 8214083 A JP8214083 A JP 8214083A JP 8214083 A JP8214083 A JP 8214083A JP S6336863 B2 JPS6336863 B2 JP S6336863B2
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JP
Japan
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tooth
teeth
rolled
width
finishing
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Application number
JP8214083A
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English (en)
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JPS59209447A (ja
Inventor
Masaharu Igawa
Kimimasa Murayama
Shinobu Kaneko
Tetsuhisa Yamakawa
Hideyuki Fujiwara
Takafumi Yamazaki
Takuji Moriguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP8214083A priority Critical patent/JPS59209447A/ja
Publication of JPS59209447A publication Critical patent/JPS59209447A/ja
Publication of JPS6336863B2 publication Critical patent/JPS6336863B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H5/00Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
    • B21H5/02Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls
    • B21H5/027Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls by rolling using reciprocating flat dies, e.g. racks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は被転造物を挾み付けて相対的に移動
することによりヘリカルギヤあるいは油溝等のね
じれ歯やねじれ溝を転造するための平ダイスに関
し、特に奇数の歯もしくは溝を形成する場合に有
効な平ダイスに関するものである。
例えば第1図に示すようなヘリカルギヤ1を製
造する方法として、ホブカツター等により切削す
る方法や転造による方法が考えられるが、切削に
よる方法では、作業に要する時間が長く、またホ
ブカツターの切り上がりによる不完全部分が必要
であるから、最終製品以上の大きさの被加工物を
用意しなければならず、しかも工具費も高くなる
などの問題がある。これに対し、転造による方法
では、上記のような問題が生じないが、被転造物
に大きな荷重をかけて塑性変形させる方法である
ために、従来では充分な精度が出ず、止むを得ず
切削加工によつてヘリカルギヤ1を製造している
のが実情である。
すなわち、ヘリカルギヤ1を転造によつて製造
する場合、被転造物2を第2図に示すように1対
の平ダイス3,4によつて挾み付けるとともに荷
重Pをかけ、その状態で各平ダイス3,4を相対
的に逆方向へ移動させて被転造物2を回転させる
ことにより行なうが、特に奇数歯のヘリカルギヤ
1にあつては、被転造物2と平ダイス3,4との
噛合い歯数が変化するために、歯すじ誤差が生じ
る。第3図は噛合い点の移動を説明するための図
であつて、平ダイス3に対し被転造物2がAで示
す位置にあるとき、両者はa1点、a2点、a3点の
3点で噛合つており、被転造物2が第3図にBで
示す位置に相対的に移動すると、両者はb1点、
b2点、b3点、b4点の合計4点で噛合い、これに
対し他方の平ダイス4と被転造物2とは第3図に
示す場合とは逆に、被転造物2がAで示す位置に
あるときに4点で噛合い、Bで示す位置にあると
きに3点で噛合う。このように奇数歯のヘリカル
ギヤ1を転造する場合には、噛合い歯数と噛合い
点が変化し、かつ一方の平ダイス3側と他方の平
ダイス4側とで噛合い点位置が相違するために、
平ダイス3,4による被転造物2への押込み量が
変化する。その結果被転造物2に作用する荷重が
変動し、被転造物2は第2図に矢印で示す方向に
わずかなりとも変位もしくは変形するために、形
成された歯すじ5は第4図に示すように被転造物
2における歯の軸線方向でのピツチ間隔Paと同
ピツチでうねつた状態になる。このような誤差e
は、被転造物2の変位もしくは変形を防止できれ
ば生じないが、被転造物2の変位もしくは変形を
完全に防止するためには、被転造物2を剛体とし
なければならないが、このようなことは現実的に
は不可能である。
このように従来では、転造を行なつた場合の歯
すじ誤差が大きいため、実用に供し得る精度のヘ
リカルギヤ等の転造品を得ることができず、その
結果多くの場合切削加工によつてヘリカルギヤ等
を製造しているのが実情である。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、ヘリカルギヤやねじれ溝等を精度良く転造す
ることのできる転造用平ダイスを提供することを
目的とするものである。そしてこの発明の特徴と
するところは、歯たけが順次高くなるよう形成し
た食い付き歯群における歯厚を、食い付き歯群に
続けて形成した仕上げ歯群における歯厚よりも薄
く形成するとともに、食い付き歯の歯幅を、被転
造物に形成すべき歯の歯幅以上に設定し、また仕
上げ歯群における仕上げ歯のうち、被転造物に形
成すべき歯数の少なくとも半数の一連の仕上げ歯
を、被転造物に作用する歯幅が被転造物に形成す
べき歯の歯幅より狭い狭幅仕上げ歯とし、かつそ
の狭幅仕上げ歯の被転造物に対する噛合い開始端
を、他の仕上げ歯もしくは食い付き歯における噛
合い開始端より幅方向で内側に設定した点にあ
る。したがつてこの発明では、噛合い歯数および
噛合い点の変化に伴つて生じる歯すじのうねりの
位相が、狭幅仕上げ歯と他の仕上げ歯もしくは食
い付き歯とでは相違し、また仕上げ歯が被転造物
に対しより積極的にくい込むために、山となつて
いた個所が押し込まれ、その結果歯面全体を可及
的に滑らかにし、誤差を少なくすることができる
のである。
以下この発明の実施例を第5図ないし第15図
を参照して説明する。なお、以下に述べる実施例
では、被転造物を挾み付ける1対の平ダイスは、
共に同一構成であるから、説明の重複を避けるた
めに、一方の平ダイスのみの構成を説明する。
第5図A,Bはこの発明の一実施例を示す略解
図であつて、ここに示す平ダイス10は、基体1
1の表面にはす歯12を形成したヘリカルギヤ転
造用平ダイスとして構成されており、これらのは
す歯12のうち基体11の一端部(第5図Aおよ
び第5図Bでは右端部)から所定の範囲の複数の
はす歯12が、食い付き歯群13とされ、それに
続く所定範囲の複数のはす歯12が、仕上げ歯群
14とされ、さらに基体11の他端部側の所定範
囲の複数のはす歯12が、逃げ歯群15とされて
いる。すなわち、食い付き歯群13は円柱状の被
転造物2の外周に次第に食い込んで被転造物2に
所謂粗形歯を形成するための所謂食い付き歯から
なるものであつて、基体11の一端部側のはす歯
12の歯たけが最も低く、仕上げ歯群14に隣在
するはす歯12の歯たけがほぼ正規の歯たけとな
るよう、次第に歯たけが高くなるよう設定されて
いる。また食い付き歯群13における被転造物2
に作用する歯幅L(図では基体11の幅方向での
寸法で示す)は、被転造物2に形成すべき歯の歯
幅W(図では軸線方向での寸法で示す)以上に設
定されている。さらに、食い付き歯の歯厚すなわ
ち食い付き歯群13におけるはす歯12の歯厚
は、第6図に示すように、被転造物2に最終的に
形成すべき歯の形状に対応した正規の歯厚Tより
も薄い歯厚tに設定されている。
また、仕上げ歯群14は、前記食い付き歯群1
3によつて被転造物2に形成した不完全な歯を、
正規の歯に仕上げるための所謂仕上げ歯からなる
ものであつて、その仕上げ歯群14におけるはす
歯12すなわち仕上げ歯は、更に第1小群14a
と第2小群14bとに区分されている。その第1
小群14aは、被転造物2に形成すべき歯数の少
なくとも半数のはす歯12から構成されており、
ここにおけるはす歯12の歯幅は、前記食い付き
歯群13における歯幅Lと同一に設定されるとと
もに、その歯厚Tは被転造物2に形成すべき所期
の歯の形状に合致する正規の寸法に設定されてい
る。したがつて、仕上げ歯群14における第1小
群14aは、前記食い付き歯群13によつて被転
造物2に形成した不完全な歯を、正規の形状の歯
に形成するよう構成されている。他方、仕上げ歯
群14における第2小群14bは、被転造物2に
形成されている歯の歯すじ誤差を修正するための
ものであつて、少なくとも被転造物2における歯
数の半分の数のはす歯12すなわち仕上げ歯によ
つて構成されており、ここにおけるはす歯12の
被転造物2に作用する歯幅l(図では基体11の
幅方向における寸法で示す)は、被転造物2にお
ける歯幅Wより小さい一定幅に設定され、かつそ
の歯幅lの両端部は第1小群14aにおけるはす
歯12の端部より基体11の幅方向で内側に設定
されている。このような狭幅仕上げ歯16の被転
造物2に作用する歯幅lについて更に説明する
と、その作用歯幅lは、被転造物2における歯の
軸線方向でのピツチ間隔Paのほぼ整数倍、例え
ば次式で示される寸法に設定することが好まし
い。
n・Pa−0.1Pa≦l≦n・Pa+0.1Pa (nは自然数) 他方、前記狭幅仕上げ歯16の端部、特に被転
造物2の歯との噛合い開始端(第5図Bでは下端
部)と基体11の側縁部との間隔は、一例として
前記ピツチ間隔の半分(Pa/2)に設定されて
いる。
また、第2小群14bにおける歯たけおよび歯
厚は、第1小群14aにおけると同様に正規の歯
たけ、歯厚であつてもよいが、第2小群14bに
おけるはす歯12は、歯すじ誤差を修正すること
を主目的とするものであるから、被転造物2に作
用する荷重や被転造物2の全体としての変位、変
形を防ぐために、第2小群14bにおける歯たけ
hは、第7図に示すように、正規の歯たけHより
わずか(例えば0.02〜0.1mm程度)低くし、歯先
が被転造物2における歯底部分へ干渉しないよう
にすることが好ましい。
なお第5図Bは、はす歯12のうち被転造物2
に作用する部分のみを示した図であつて、第2小
群14b以降のはす歯12の実際の歯幅を第5図
Bに示すように第1小群14a以前のはす歯12
の歯幅より小さくしてもよいが、このような形状
の平ダイス10を製造することが困難であつた
り、また被転造物2に作用する荷重の変動が大き
くなつたり、あるいは被転造物2の歯の歯面に段
差が付いたりするおそれがある。そこでこのよう
な不都合を防ぐためには、前記第2小群14b以
降のはす歯12すなわち狭幅仕上げ歯16の両側
端部を、例えば第7図に示すように、歯たけをテ
ーパ状に低くし、かつ歯厚をテーパ状に薄く形成
した形状とすればよい。その場合、両方の歯面を
削り落して歯厚を薄くしてもよく、あるいは一方
の歯面を削り落して歯厚を薄くしてもよい。
さらに逃げ歯群15は、被転造物2に作用する
歯幅が前記狭幅仕上げ歯16の作用歯幅lと同一
でかつ歯たけが基体11の他端部に向けて次第に
低くなる複数のはす歯12によつて形成されてい
る。
つぎに上記のように構成した平ダイス10の作
用ついて説明する。
前記平ダイス10によるヘリカルギヤ1の転造
は、第5図Aに示すように1対の平ダイス10に
より被転造物2を挾み付け、その状態で各平ダイ
ス10を互いに逆方向へ移動させ、それに伴つて
被転造物2を回転させることにより行なう。転造
開始当初においては、前記食い付き歯群13にお
けるはす歯12が先ず被転造物2に食い込む。そ
の場合、食い付き歯群13では歯たけが次第に高
くなつているから、被転造物2への食い込み量が
次第に深くなり、その結果被転造物2の外周部が
塑性変形して歯が形成される。このようにして被
転造物2に形成された歯は、所謂粗形歯あるいは
不完全歯であつて、食い付き歯群13における歯
厚tが正規の歯厚Tよりも薄く形成されているか
ら、歯厚の厚い粗形歯あるいは不完全歯となつて
おり、またその歯面には第8図に実線で示すよう
に大きなうねりが生じていて、歯すじ誤差が大き
くなつている。食い付き歯群13に続けて仕上げ
歯群14における第1小群の14aのはす歯12
が被転造物2の歯に噛合うことにより、その歯は
所謂完全歯に整形される。その場合、前記第1小
群14aの歯厚が正規の歯厚Tに設定されている
から、被転造物2における歯面は、正規の歯厚に
なるまで押し込まれるが、第1小群14aの歯幅
Lが前記食い付き歯群13の歯幅と同一であるこ
とにより、第8図に鎖線で示すように前記と同様
なうねりすなわち歯すじ誤差が生じている。
以上のようにして被転造物2の外周に形成され
た歯は、前記第1小群14aに続けて第2小群1
4bにおけるはす歯12すなわち狭幅仕上げ歯1
6に噛合い、ここで更に仕上げ加工が施される。
第2小群14bにおけるはす歯12と被転造物2
の歯とを噛合わせて転造を行なつている間におい
ても、噛合い歯数や噛合い点の変化があるため
に、被転造物2が周期的に変動し、それに伴つて
被転造物2の歯面にうねりが生じる。そのうねり
の始端は、各歯の噛合い開始端となり、したがつ
て第2小端14bにおける被転造物2に対する作
用歯幅lが被転造物2の歯幅Wよりも小さく、か
つ噛合い開始端が基体11の幅方向でPa/2だ
け内側にあるから、狭幅仕上げ歯により被転造物
2の歯面に作用するうねりは、第8図に破線で示
すように、既に歯面に生じているうねりに対し位
相が1/2ずれたうねりとなる。すなわち、前述し
た第1小群14aまでの間で転造することによ
り、被転造物2の歯面の歯すじ方向に生じていた
うねりのうち、山となつている部分が、第2小群
14b以降の狭幅仕上げ歯16で転造することに
伴つて生じるうねりによつて押し潰される。また
第1小群14aもしくは食い付き歯群13では、
第9図に示すように歯先が被転造物2に干渉する
が、前記第2小群14b以降の歯たけは、被転造
物2に形成すべき歯に対応する歯たけよりわすが
低く設定してあるから、第2小型14b以降の狭
幅仕上げ歯16による転造時には、第10図に示
すように、狭幅仕上げ歯16の歯先が被転造物2
における歯底部に干渉せず、そのため専ら歯面の
誤差修正がなされる。特に上記の平ダイス10で
は、狭幅仕上げ歯16の歯厚Tを食い付き歯群1
3の歯厚tよりも厚くしてあるから、狭幅仕上げ
歯16がより積極的に被転造物2の歯面を押し込
む。その結果、究極的には、被転造物2の歯面は
第8図に斜線を施して示す程度のうねりの状態と
なり、歯面に生じていた歯すじ誤差が是正され、
精度が著しく向上する。
仕上げ歯群14により上述のようにして所期の
寸法の歯が形成された被転造物2は、ついで前記
逃げ歯群15に噛合うが、逃げ歯群15はその歯
たけが次第に低くなるように形成されているか
ら、ここでは被転造物2に作用する荷重が次第に
小さくなり、換言すれば被転造物2の加工は特に
は行なわず、最終的には噛合いが外れて転造が終
了する。
したがつて、狭幅仕上げ歯16によつて仕上げ
た部分を、製品として使用する際の使用歯幅とす
ることにより、精度の良いヘリカルギヤとするこ
とができる。
なお、この発明は、要は、作用歯幅が被転造物
2における歯幅より狭くかつ被転造物2に形成す
べき歯数の少なくとも半数の狭幅仕上げ歯16を
仕上げ歯群14内に形成し、さらに狭幅仕上げ歯
16の歯厚を正規の歯厚に設定するとともに、食
い付き歯群13の歯厚を薄く設定したものであれ
ばよく、狭幅仕上げ歯16の配列は第5図Bに示
す配列に限定されるものではない。以下、狭幅仕
上げ歯16の配列もしくはその作用歯幅を上記の
実施例とは異ならせたこの発明の他の実施例を説
明する。なお、以下に述べる各実施例における狭
幅仕上げ歯16の歯厚Tは、正規の歯厚に設定さ
れ、これに対し食い付き歯群13の歯厚tは正規
の歯厚より薄く設定されている。
第11図Aはこの発明の他の実施例を示す略解
図であつて、ここに示す平ダイス10は、仕上げ
歯群14における第2小群14b以降を、被転造
物2に形成すべき歯数の少なくとも半数の狭幅仕
上げ歯16からなる小群に更に区分し、かつ各小
群における被転造物2に作用する歯幅lを一定に
するとともに、その作用歯の部分を各小群毎に基
体11の幅方向へ左右に交互にずらせたものであ
る。
このような構成の平ダイス10で転造を行なつ
た場合、転造開始から仕上げ歯群14の第1小群
14aまでの間に被転造物2の歯に生じるうねり
は、第11図Bに実線で示す状態となるが、狭幅
仕上げ歯16と噛合つている際に生じるうねり
は、噛合い開始端が前述した各小群毎に異なるか
ら、第11図Bに破線もしくは鎖線で示すように
位相がずれた状態になり、また被転造物2の歯面
への食い込み深さが深くなる。したがつて、被転
造物2の歯面に生じていたうねりの山の部分が、
次第に押し潰されるから、結局歯すじ誤差の少な
い歯すなわちヘリカルギヤを得ることができる。
第12図Aはこの発明の更に他の実施例を示す
略解図であつて、ここに示す平ダイス10は、仕
上げ歯群14における第2小群14b以降を、被
転造物2に形成すべき歯数の少なくとも半数の狭
幅仕上げ歯16からなる小群に更に区分し、かつ
各小群における被転造物2に作用する歯幅lを一
定とするとともに、その作用歯の部分を各小群毎
に基体11の幅方向へ連続的に変化させ、さらに
全体としてジグザグ状に構成したものである。
このような構成の平ダイス10で転造を行なつ
た場合、狭幅仕上げ歯16の被転造物2に対する
噛合い開始端が連続的に変化するから、それに伴
つて被転造物2の歯面に作用するうねりの位相が
第12図Bに破線もしくは鎖線で示すように連続
的に変化し、また被転造物2の歯面への食い込み
深さが深くなり、その結果仕上げ歯群14のうち
第1小群14aまでの間で転造することにより被
転造物2の歯面に生じていたうねり(第12図B
の実線)の山が次第に押し潰され、結果的には上
述した各実施例における場合と同様に、歯すじ誤
差の小さい、精度の良いヘリカルギヤを得ること
ができる。
第13図A、第14図Aおよび第15図Aは、
この発明の第4ないし第6の実施例を示す略解図
であつて、第13図Aに示す平ダイス10は、仕
上げ歯群14における第2小群14b以降の狭幅
仕上げ歯16の作用歯幅を、被転造物2に形成す
べき歯の歯幅Wよりも小さい最少歯幅l2およびそ
れより若干広い歯幅l3の2段階に変化させたもの
である。また第14図Aに示す平ダイス10は、
仕上げ歯群14における第2小群14b以降の狭
幅仕上げ歯16の作用歯幅lを、被転造物2に形
成すべき歯の歯幅Wよりも小さい最小歯幅l2から
次第に広くなるよう設定したものである。さらに
第15図Aに示す平ダイス10は、仕上げ歯群1
4における第2小群14b以降の狭幅仕上げ歯1
6の歯幅lを、被転造物2に形成すべき歯の歯幅
W以下の範囲で不規測に変化させたものである。
これらいずれの平ダイス10で転造を行なつた
場合でも、狭幅仕上げ歯16の被転造物2に対す
る噛合い開始端が連続的に変化するから、それに
伴つて被転造物2の歯面に作用するうねりの位相
が第13図B、第14図Bあるいは第15図Bに
破線もしくは鎖線で示すように連続的に変化し、
その結果仕上げ歯群14のうち第1小群14aま
での間で転造することにより被転造物2の歯面に
生じていたうねり(第13図B、第14図Bおよ
び第15図Bの実線)の山が次第に押し潰され、
結果的には上述した各実施例における場合と同様
に、歯すじ誤差の小さい、精度の良いヘリカルギ
ヤを得ることができる。
なお、上記の各実施例では、ヘリカルギヤを転
造する場合を例に採つて説明したが、この発明の
平ダイスは油溝等のねじれ溝を転造する場合にも
適用することができる。
以上の説明から明らかなようにこの発明の平ダ
イスは、狭幅仕上げ歯によつて被転造物の歯面に
作用するうねりの位相が、狭幅仕上げ歯に噛合う
以前に被転造物の歯面に生じているうねりの位相
と異なり、また狭幅仕上げ歯の被転造物の歯面に
食い込む深さが深くなる構成であるから、狭幅仕
上げ歯によつて既存のうねりの山の部分を確実に
押し潰すことになり、その結果被転造物の歯面の
歯すじ誤差を可及的に小さくすることができる。
また少なくとも狭幅仕上げ歯の歯たけを、それよ
り前段の仕上げ歯群もしくは食い付き歯群の歯た
けよりわずか低くすることにより、狭幅仕上げ歯
は専ら被転造物の歯面に作用することになり、そ
の結果被転造物に作用する負荷の変動や被転造物
自体の変動が小さくなるため、より精度を向上さ
せることができる。このようにこの発明の平ダイ
スによれば、精度の良い転造を行なうことができ
るから、従来精度が悪いために実用化し得なかつ
たヘリカルギヤ等の転造加工が可能となり、その
生産性を著しく向上させることができる等実用上
優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘリカルギヤの一例を示す正面図、第
2図はヘリカルギヤの転造法を説明するための略
解正面図、第3図は被転造物と平ダイスとの噛合
い歯数および噛合い点の変化を説明するための説
明図、第4図は被転造物の歯面に生じるうねりの
模式図、第5図Aはこの発明の一実施例を示す略
解側面図、第5図Bは被転造物に作用しない部分
を省略したこの発明の一実施例を示す略解平面
図、第6図は食い付き歯の一つを示す概略的な部
分斜視図、第7図は狭幅仕上げ歯のうち被転造物
に作用しない端部の形状を示す部分斜視図、第8
図は被転造物に生じるうねりを示す線図、第9図
および第10図は被転造物と平ダイスとの噛合い
状態をそれぞれ示す部分断面図、第11図Aはこ
の発明の他の実施例を示す第5図B同様の略解平
面図、第11図Bはその平ダイスで転造した際に
被転造物の歯面に生じるうねりを示す線図、第1
2図Aはこの発明の更に他の実施例を示す第5図
B同様の略解平面図、第12図Bはその平ダイス
で転造した際に被転造物の歯面に生じるうねりを
示す線図、第13図Aはこの発明の第4の実施例
を示す第5図B同様の略解平面図、第13図Bは
その平ダイスで転造した際に被転造物の歯面に生
じるうねりを示す線図、第14図Aはこの発明の
第5の実施例を示す第5図B同様の略解平面図、
第14図Bはその平ダイスで転造した際に被転造
物の歯面に生じるうねりを示す線図、第15図A
はこの発明の第6の実施例を示す第5図B同様の
略解平面図、第15図Bはその平ダイスで転造し
た際に被転造物の歯面に生じるうねりを示す線図
である。 2……被転造物、10……平ダイス、12……
はす歯、13……食い付き歯群、14……仕上げ
歯群、14a……(仕上げ歯群のうちの)第1小
群、14b……(仕上げ歯群のうちの)第2小
群、16……狭幅仕上げ歯、L……食い付き歯お
よび第1小群における作用歯幅、l,l2,l3……
狭幅仕上げ歯の作用歯幅、T……狭幅仕上げ歯の
歯厚、t……食い付き歯群の歯厚、W……被転造
物における歯幅、Pa……被転造物における歯の
軸線方向でのピツチ間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯たけが順次高くなる複数の食い付き歯から
    なる食い付き歯群に続けて複数の仕上げ歯からな
    る仕上げ歯群が形成され、かつ被転造物を挾んで
    対向配置される転造用平ダイスにおいて、前記食
    い付き歯群における歯幅が、被転造物に形成すべ
    き歯の歯幅以上に設定され、また前記仕上げ歯群
    のうち前記被転造物に形成すべき歯数の少なくと
    も半分の数の一連の仕上げ歯が、その被転造物に
    作用する歯幅を被転造物に形成すべき歯幅よりも
    狭く設定した狭幅仕上げ歯とされ、かつその狭幅
    仕上げ歯の被転造物との噛合い開始端が他の仕上
    げ歯もしくは食い付き歯における噛合い開始端よ
    りも幅方向で内側に設定され、さらに前記食い付
    き歯群の歯厚が前記狭幅仕上げ歯の歯厚よりも薄
    く形成されていることを特徴とする転造用平ダイ
    ス。 2 前記仕上げ歯群における少なくとも前記狭幅
    仕上げ歯の歯たけが、狭幅仕上げ歯に対し前記食
    い付き歯群側に隣在する仕上げ歯もしくは食い付
    き歯の歯たけよりわずか低く設定されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の転造用
    平ダイス。
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