JPS633772Y2 - - Google Patents
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- JPS633772Y2 JPS633772Y2 JP7830784U JP7830784U JPS633772Y2 JP S633772 Y2 JPS633772 Y2 JP S633772Y2 JP 7830784 U JP7830784 U JP 7830784U JP 7830784 U JP7830784 U JP 7830784U JP S633772 Y2 JPS633772 Y2 JP S633772Y2
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- JP
- Japan
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- rubber layer
- mold
- tile base
- thickness
- flat surface
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、表型と裏型との間で坏土を加圧せし
めて、所定形状のタイル素地を成形するようにし
たタイル素地成形型に関するものである。
めて、所定形状のタイル素地を成形するようにし
たタイル素地成形型に関するものである。
従来技術
中央部分の平坦面とその平坦面の周縁から立ち
上がる傾斜面とによつて成形面が構成されている
表型と、その表型の成形面に対向する成形面を有
する裏型とを備え、それら表型と裏型とが相対的
に接近させられることにより、両者間に充填され
た坏土を加圧せしめ、所定形状のタイル素地を成
形するようにしたタイル素地成形型が、従来から
提供されている。
上がる傾斜面とによつて成形面が構成されている
表型と、その表型の成形面に対向する成形面を有
する裏型とを備え、それら表型と裏型とが相対的
に接近させられることにより、両者間に充填され
た坏土を加圧せしめ、所定形状のタイル素地を成
形するようにしたタイル素地成形型が、従来から
提供されている。
例えば、第5図に示す装置はその一例である
が、図において10および12は相対向する状態
で配設された一対の表型および裏型であり、表型
10の裏型12に対向する部分には成形面14が
形成されている。その成形面14は、成形すべき
タイル素地16(第6図参照)の表面に対応した
形状を成しており、中央部分の平坦面18と、そ
の平坦面18の周縁から裏型12に向かつて拡が
りつつ立ち上がる傾斜面20とから構成されてい
る。また、裏型12の表型10に対向する部分に
は、タイル素地16の裏面に対応した、一般に平
坦な形状の成形面22が形成されている。
が、図において10および12は相対向する状態
で配設された一対の表型および裏型であり、表型
10の裏型12に対向する部分には成形面14が
形成されている。その成形面14は、成形すべき
タイル素地16(第6図参照)の表面に対応した
形状を成しており、中央部分の平坦面18と、そ
の平坦面18の周縁から裏型12に向かつて拡が
りつつ立ち上がる傾斜面20とから構成されてい
る。また、裏型12の表型10に対向する部分に
は、タイル素地16の裏面に対応した、一般に平
坦な形状の成形面22が形成されている。
それら表型10および裏型12はライナー24
内に摺動可能に嵌合されるようになつており、こ
れにより、ライナー24内に、成形面14および
22とライナー24の内周面26とによつて囲ま
れた空間28が形成される。そして、表型10と
裏型12とを相対的に接近させることにより、空
間28内に充填された坏土30が加圧され、その
後ライナー24と裏型12とが相互に離隔せしめ
られることにより、第6図に示されるようにして
タイル素地16が取り出されるのである。
内に摺動可能に嵌合されるようになつており、こ
れにより、ライナー24内に、成形面14および
22とライナー24の内周面26とによつて囲ま
れた空間28が形成される。そして、表型10と
裏型12とを相対的に接近させることにより、空
間28内に充填された坏土30が加圧され、その
後ライナー24と裏型12とが相互に離隔せしめ
られることにより、第6図に示されるようにして
タイル素地16が取り出されるのである。
しかし、このようにして得られたタイル素地1
6は、第6図に示すように加圧状態が解除された
時、表型10から上方へ突き出している部分は外
方へ膨張することが許容されるが、表型10の傾
斜面20に囲まれている部分は依然として外方へ
の膨張が阻止されているため、その境界部分に亀
裂を生じる場合があつた。また、加圧された坏土
30が表型10の成形面14に固着して、成形さ
れたタイル素地16の離型が困難となつたり、離
型の際にタイル素地16の一部が剥離したりする
虞れがあつた。
6は、第6図に示すように加圧状態が解除された
時、表型10から上方へ突き出している部分は外
方へ膨張することが許容されるが、表型10の傾
斜面20に囲まれている部分は依然として外方へ
の膨張が阻止されているため、その境界部分に亀
裂を生じる場合があつた。また、加圧された坏土
30が表型10の成形面14に固着して、成形さ
れたタイル素地16の離型が困難となつたり、離
型の際にタイル素地16の一部が剥離したりする
虞れがあつた。
一方、かかる不都合を解消するため、第7図に
示すように、上記表型10の平坦面18上に所定
の厚みを有するゴム層32をコーテイングしたタ
イル素地成形型が提案されている。すなわち、ゴ
ム層32の弾性力に基づいて、タイル素地16の
加圧状態が解除された際にタイル素地16が表型
10から押し出され、これにより亀裂の発生が防
止され、また、ゴム層32によつてタイル素地1
6との固着力が弱くなつてタイル素地16の離型
性が向上させられるのである。
示すように、上記表型10の平坦面18上に所定
の厚みを有するゴム層32をコーテイングしたタ
イル素地成形型が提案されている。すなわち、ゴ
ム層32の弾性力に基づいて、タイル素地16の
加圧状態が解除された際にタイル素地16が表型
10から押し出され、これにより亀裂の発生が防
止され、また、ゴム層32によつてタイル素地1
6との固着力が弱くなつてタイル素地16の離型
性が向上させられるのである。
従来技術の問題点
しかしながら、このようにゴム層32をコーテ
イングしたタイル素地成形型においては、ゴム層
32の表面34と傾斜面20との交差部分Aにお
いて、加圧成形時にゴム層32が圧縮変形せしめ
られる際に、ゴム層32の傾斜面20に固着され
た周縁部分が第8図に示す如く突起36として残
存し、成形されたタイル素地16の肩部に第9図
に示すような皺38が発生してしまうという新た
な問題を有していたのである。なお、第8図に示
す一点鎖線は、加圧前のゴム層32の表面34を
表している。
イングしたタイル素地成形型においては、ゴム層
32の表面34と傾斜面20との交差部分Aにお
いて、加圧成形時にゴム層32が圧縮変形せしめ
られる際に、ゴム層32の傾斜面20に固着され
た周縁部分が第8図に示す如く突起36として残
存し、成形されたタイル素地16の肩部に第9図
に示すような皺38が発生してしまうという新た
な問題を有していたのである。なお、第8図に示
す一点鎖線は、加圧前のゴム層32の表面34を
表している。
解決手段
このような問題を解決するために、本考案は、
表型の成形面を構成する、中央部分の平坦面とそ
の平坦面の周縁から立ち上がる傾斜面との全面に
亘つて、所定のゴム層を一体的に設けると共に、
その傾斜面上のゴム層の厚さを、前記平坦面上の
ゴム層の厚さよりも薄くなるようにしたのであ
る。
表型の成形面を構成する、中央部分の平坦面とそ
の平坦面の周縁から立ち上がる傾斜面との全面に
亘つて、所定のゴム層を一体的に設けると共に、
その傾斜面上のゴム層の厚さを、前記平坦面上の
ゴム層の厚さよりも薄くなるようにしたのであ
る。
作 用
このようなタイル素地成形型においては、表型
と裏型とを相対的に接近させると、両者間に充填
されている坏土が加圧され、目的とする形状のタ
イル素地が成形される。この時、同時にゴム層も
圧縮変形させられるが、ゴム層は表型の成形面の
全体に亘つて設けられているため、ゴム層のタイ
ル素地の肩部に対応する部分、すなわち表型の平
坦面と傾斜面との接続部に位置する部分に、圧縮
変形に起因して突起等を生じることはない。した
がつて、成形されたタイル素地の肩部に皺等が生
じることはないのである。なお、ゴム層の周縁
部、すなわち傾斜面の平坦面から離隔する側の端
縁に位置する部分においては、ゴム層の肉厚等に
起因して段部が形成され、得られたタイル素地の
皺若しくは疵などを生じる場合があるが、この部
分は元々タイル素地の表面と側面との境界部分で
あるため、タイル素地の美観上何等不都合はな
い。
と裏型とを相対的に接近させると、両者間に充填
されている坏土が加圧され、目的とする形状のタ
イル素地が成形される。この時、同時にゴム層も
圧縮変形させられるが、ゴム層は表型の成形面の
全体に亘つて設けられているため、ゴム層のタイ
ル素地の肩部に対応する部分、すなわち表型の平
坦面と傾斜面との接続部に位置する部分に、圧縮
変形に起因して突起等を生じることはない。した
がつて、成形されたタイル素地の肩部に皺等が生
じることはないのである。なお、ゴム層の周縁
部、すなわち傾斜面の平坦面から離隔する側の端
縁に位置する部分においては、ゴム層の肉厚等に
起因して段部が形成され、得られたタイル素地の
皺若しくは疵などを生じる場合があるが、この部
分は元々タイル素地の表面と側面との境界部分で
あるため、タイル素地の美観上何等不都合はな
い。
また、このような加圧成形後、表型と裏型とを
相対的に離隔させると、ゴム層の圧縮状態が解除
されて、成形されたタイル素地がそのゴム層の弾
性力に基づいて表型から押し出される。すなわ
ち、表型の傾斜面上に位置するゴム層の厚さは、
その平坦面上に位置するゴム層のそれよりも薄く
なるようにされているため、加圧成形時における
ゴム層の変形量が平坦面において大きく、従つ
て、加圧が解除された時のゴム層の弾性力は、タ
イル素地を傾斜面側から押圧する力よりも平坦面
側から押し出す力の方が大きくなり、この弾性力
に基づいてタイル素地が押し出されるのである。
なお、上述したゴム層の変形は、前記傾斜面上の
ゴム層が平坦面上のゴム層との接続部から端縁に
向うに従つて漸次薄くなるように構成されている
場合において、かかる平坦面のゴム層に近い傾斜
面のゴム層部分程大きくなるのである。また、タ
イル素地とゴム層との固着力は、タイル素地と表
型とが直接接触する場合に比較して小さいため、
タイル素地はゴム層から容易に剥離され得る。こ
の結果、圧縮状態の解除に伴うタイル素地の膨張
が全体に亘つて許容され、タイル素地に亀裂等の
生じる虞れがなくなり、また、タイル素地の離型
が容易となる。
相対的に離隔させると、ゴム層の圧縮状態が解除
されて、成形されたタイル素地がそのゴム層の弾
性力に基づいて表型から押し出される。すなわ
ち、表型の傾斜面上に位置するゴム層の厚さは、
その平坦面上に位置するゴム層のそれよりも薄く
なるようにされているため、加圧成形時における
ゴム層の変形量が平坦面において大きく、従つ
て、加圧が解除された時のゴム層の弾性力は、タ
イル素地を傾斜面側から押圧する力よりも平坦面
側から押し出す力の方が大きくなり、この弾性力
に基づいてタイル素地が押し出されるのである。
なお、上述したゴム層の変形は、前記傾斜面上の
ゴム層が平坦面上のゴム層との接続部から端縁に
向うに従つて漸次薄くなるように構成されている
場合において、かかる平坦面のゴム層に近い傾斜
面のゴム層部分程大きくなるのである。また、タ
イル素地とゴム層との固着力は、タイル素地と表
型とが直接接触する場合に比較して小さいため、
タイル素地はゴム層から容易に剥離され得る。こ
の結果、圧縮状態の解除に伴うタイル素地の膨張
が全体に亘つて許容され、タイル素地に亀裂等の
生じる虞れがなくなり、また、タイル素地の離型
が容易となる。
実施例
次に、本考案を更に具体的に明らかにするため
に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
することとする。なお、以下の説明において、前
記従来例と共通する部分には同一の符号を付して
詳しい説明を省略する。
に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
することとする。なお、以下の説明において、前
記従来例と共通する部分には同一の符号を付して
詳しい説明を省略する。
先ず、第2図は、本考案の一実施例である挿し
込みタイプのタイル素地成形型の要部を示す断面
図であるが、図において、40は裏型12に対し
て相対的に接近・離隔せしめられる表型である。
表型40の裏型12に対向する部分には成形面4
2が形成されており、その成形面42は、裏型1
2の成形面22と平行な中央部分の平坦面44
と、その平坦面44の周縁から裏型12に向かつ
て拡がりつつ立ち上がる傾斜面46とから構成さ
れている。なお、本実施例においては、平坦面4
4は四角形で、その四辺に傾斜面46が設けられ
ているのであるが、所望するタイル素地の表面形
状に従つて、平坦面44を円形,三角形等その他
の形状としても良いことは勿論である。
込みタイプのタイル素地成形型の要部を示す断面
図であるが、図において、40は裏型12に対し
て相対的に接近・離隔せしめられる表型である。
表型40の裏型12に対向する部分には成形面4
2が形成されており、その成形面42は、裏型1
2の成形面22と平行な中央部分の平坦面44
と、その平坦面44の周縁から裏型12に向かつ
て拡がりつつ立ち上がる傾斜面46とから構成さ
れている。なお、本実施例においては、平坦面4
4は四角形で、その四辺に傾斜面46が設けられ
ているのであるが、所望するタイル素地の表面形
状に従つて、平坦面44を円形,三角形等その他
の形状としても良いことは勿論である。
表型40の成形面42にはゴム層48がコーテ
イングされている。ゴム層48はウレタンゴム,
シリコンゴム等のゴム素材によつて形成されてい
るが、その硬度は、坏土30の加圧成形時におい
て適度に弾性変形し得る硬さ、例えば80〜95度
(JIS−K−6301)程度に定められる。また、ゴム
層48は成形面42の全面に亘つて設けられてお
り、第1図の部分拡大図に示されているように、
平坦面44上に位置するゴム層48の厚さt1は、
傾斜面46上に位置するゴム層48の厚さt2より
も厚く、0.2〜1.5mm程度とされている。傾斜面4
6上に位置するゴム層48の厚さt2は、平坦面4
4との接続部50から端縁52に向かうに従つて
漸次薄くされているが、その端縁52に位置する
部分においても僅かな厚みdを有している。な
お、ゴム層48の表面54が傾斜面46に沿つて
立ち上がる屈曲部56は、成形面42の接続部5
0よりも僅かに外側寄りとされている。
イングされている。ゴム層48はウレタンゴム,
シリコンゴム等のゴム素材によつて形成されてい
るが、その硬度は、坏土30の加圧成形時におい
て適度に弾性変形し得る硬さ、例えば80〜95度
(JIS−K−6301)程度に定められる。また、ゴム
層48は成形面42の全面に亘つて設けられてお
り、第1図の部分拡大図に示されているように、
平坦面44上に位置するゴム層48の厚さt1は、
傾斜面46上に位置するゴム層48の厚さt2より
も厚く、0.2〜1.5mm程度とされている。傾斜面4
6上に位置するゴム層48の厚さt2は、平坦面4
4との接続部50から端縁52に向かうに従つて
漸次薄くされているが、その端縁52に位置する
部分においても僅かな厚みdを有している。な
お、ゴム層48の表面54が傾斜面46に沿つて
立ち上がる屈曲部56は、成形面42の接続部5
0よりも僅かに外側寄りとされている。
以上のように構成されたタイル素地成形型にお
いて、表型40と裏型12とを相対的に接近させ
ると、空間28内に充填されている坏土30が加
圧されて、坏土30が第3図に示すタイル素地5
8のように成形される。ここで、この加圧成形時
には、ゴム層48が圧縮変形せしめられるのであ
るが、ゴム層48は成形面42の全面に亘つて設
けられているため、その圧縮変形に起因して屈曲
部56の近傍に突起等を生じることはない。した
がつて、成形されたタイル素地58の肩部に皺や
疵などが発生することはなく、滑らかな表面形状
のタイル素地58が得られるのである。
いて、表型40と裏型12とを相対的に接近させ
ると、空間28内に充填されている坏土30が加
圧されて、坏土30が第3図に示すタイル素地5
8のように成形される。ここで、この加圧成形時
には、ゴム層48が圧縮変形せしめられるのであ
るが、ゴム層48は成形面42の全面に亘つて設
けられているため、その圧縮変形に起因して屈曲
部56の近傍に突起等を生じることはない。した
がつて、成形されたタイル素地58の肩部に皺や
疵などが発生することはなく、滑らかな表面形状
のタイル素地58が得られるのである。
一方、ゴム層48の周縁部、すなわち傾斜面4
6の端縁52に位置する部分には厚みdが存在
し、且つ表型40の成形面42が形成された開口
端にも僅かな肉厚が存在するため、ゴム層48の
表面54とライナー24の内周面26との接続部
には段部60が形成される。このため、成形され
たタイル素地58の表面と側面との接続部にも段
部62が形成されることとなるが、タイル素地5
8は焼成された後、第3図に示すように多数並べ
て使用される場合が多く、段部62の存在によつ
てタイルの美観が損なわれる虞れは全くない。寧
ろ、このようにある程度の厚みが存在することに
より、表型40およびゴム層48の耐久性が大幅
に向上する利点がある。なお、第4図に示されて
いるように、ゴム層48の周縁部および表型40
の開口端の肉厚を薄くして尖鋭化させれば、上記
段部62が無くなることは勿論である。
6の端縁52に位置する部分には厚みdが存在
し、且つ表型40の成形面42が形成された開口
端にも僅かな肉厚が存在するため、ゴム層48の
表面54とライナー24の内周面26との接続部
には段部60が形成される。このため、成形され
たタイル素地58の表面と側面との接続部にも段
部62が形成されることとなるが、タイル素地5
8は焼成された後、第3図に示すように多数並べ
て使用される場合が多く、段部62の存在によつ
てタイルの美観が損なわれる虞れは全くない。寧
ろ、このようにある程度の厚みが存在することに
より、表型40およびゴム層48の耐久性が大幅
に向上する利点がある。なお、第4図に示されて
いるように、ゴム層48の周縁部および表型40
の開口端の肉厚を薄くして尖鋭化させれば、上記
段部62が無くなることは勿論である。
そして、このように加圧成形した後、裏型12
とライナー24とを相互に離隔すると、タイル素
地58およびゴム層48の圧縮状態が解除され
る。したがつて、それまで圧縮せしめられていた
ゴム層48がその弾性力によつて元の状態に復帰
し、これにより、タイル素地58が表型40上に
押し上げられる。すなわち、平坦面44上のゴム
層48の厚さt1は傾斜面46上のゴム層48の厚
さt2よりも厚くされており、且つ厚さt2は接続部
50から端縁52に向かうに従つて薄くされてい
るため、傾斜面46上のゴム層48がタイル素地
58を側方から押圧する力よりも、平坦面44上
のゴム層48がタイル素地58を上方へ押し出す
力の方が大きく、タイル素地58はゴム層48の
弾性力に基づいて容易に押き出され得るのであ
る。
とライナー24とを相互に離隔すると、タイル素
地58およびゴム層48の圧縮状態が解除され
る。したがつて、それまで圧縮せしめられていた
ゴム層48がその弾性力によつて元の状態に復帰
し、これにより、タイル素地58が表型40上に
押し上げられる。すなわち、平坦面44上のゴム
層48の厚さt1は傾斜面46上のゴム層48の厚
さt2よりも厚くされており、且つ厚さt2は接続部
50から端縁52に向かうに従つて薄くされてい
るため、傾斜面46上のゴム層48がタイル素地
58を側方から押圧する力よりも、平坦面44上
のゴム層48がタイル素地58を上方へ押し出す
力の方が大きく、タイル素地58はゴム層48の
弾性力に基づいて容易に押き出され得るのであ
る。
なお、表型40の成形面42の全面に亘つてゴ
ム層48が設けられ、成形されたタイル素地58
は専らゴム層48の表面54に接触させられてい
るのみであるため、その固着力は小さく、タイル
素地58はゴム層48から容易に剥離され得る。
また、このタイル素地58の押し出しを一層容易
にする上で、傾斜面46の傾斜角度θを60度以下
とすることが望ましい。更に、この傾斜角度θが
小である(緩い)場合にあつては、単に、該傾斜
面46上のゴム層48の厚さを平坦面44上にお
けるそれよりも薄くするだけであつても、同様な
効果を享受し得るのである。
ム層48が設けられ、成形されたタイル素地58
は専らゴム層48の表面54に接触させられてい
るのみであるため、その固着力は小さく、タイル
素地58はゴム層48から容易に剥離され得る。
また、このタイル素地58の押し出しを一層容易
にする上で、傾斜面46の傾斜角度θを60度以下
とすることが望ましい。更に、この傾斜角度θが
小である(緩い)場合にあつては、単に、該傾斜
面46上のゴム層48の厚さを平坦面44上にお
けるそれよりも薄くするだけであつても、同様な
効果を享受し得るのである。
そして、上記のように加圧成形操作を解除し
て、圧縮状態から解放すると、タイル素地58は
ゴム層48の押出作用にて第10図に示される如
く(図面では誇張されて示されている)浮き上が
り、側方への膨出も許容されることとなり、以て
成形されたタイル素地58に亀裂等を生じること
はなく、また、タイル素地58の表型40からの
離型が容易なため、離型の際にタイル素地58の
一部が表型40に固着して損傷する虞れもないの
である。
て、圧縮状態から解放すると、タイル素地58は
ゴム層48の押出作用にて第10図に示される如
く(図面では誇張されて示されている)浮き上が
り、側方への膨出も許容されることとなり、以て
成形されたタイル素地58に亀裂等を生じること
はなく、また、タイル素地58の表型40からの
離型が容易なため、離型の際にタイル素地58の
一部が表型40に固着して損傷する虞れもないの
である。
なお、以上の説明においては、本考案が挿し込
みタイプのタイル素地成形型に適用された場合に
ついて説明したが、本考案はその他の型式のタイ
素地成形型にも適用し得ることは勿論であり、ま
た、ゴム層48の材質や厚さなど、当業者の知識
に基づいて種々の変形,改良を施した態様で実施
することも可能である。
みタイプのタイル素地成形型に適用された場合に
ついて説明したが、本考案はその他の型式のタイ
素地成形型にも適用し得ることは勿論であり、ま
た、ゴム層48の材質や厚さなど、当業者の知識
に基づいて種々の変形,改良を施した態様で実施
することも可能である。
考案の効果
以上詳記したように、本考案に係るタイル素地
成形型によれば、成形されるタイル素地の肩部に
皺等を生じることがなく、滑らかな表面形状のタ
イル素地が得られるとともに、圧縮状態の解除に
伴つて、割れや亀裂を発生することもない。しか
も、タイル素地の表型からの離型が容易となつ
て、離型の際にタイル素地が損傷する虞れもなく
なるのである。
成形型によれば、成形されるタイル素地の肩部に
皺等を生じることがなく、滑らかな表面形状のタ
イル素地が得られるとともに、圧縮状態の解除に
伴つて、割れや亀裂を発生することもない。しか
も、タイル素地の表型からの離型が容易となつ
て、離型の際にタイル素地が損傷する虞れもなく
なるのである。
第1図は本考案の一実施例であるタイル素地成
形型の要部を示す断面図であつて、第2図に示さ
れている表型の部分拡大図である。第2図は本考
案の一実施例であるタイル素地成形型の一部を示
す断面図である。第3図は第2図のタイル素地成
形型によつて成形されたタイル素地を複数並べた
正面図である。第4図は本考案の他の実施例の要
部を示す断面図であつて、第1図に相当する図で
ある。第5図は従来のタイル素地成形型の一例を
示す断面図である。第6図は第5図のタイル素地
成形型の別の作動状態を示す断面図である。第7
図は従来のタイル素地成形型の別の例を示す要部
断面図である。第8図は第7図のA部拡大図であ
る。第9図は第7図のタイル素地成形型によつて
成形されたタイル素地を示す正面図である。第1
0図は、本考案に従うタイル素地成形型の加圧成
形操作解除状態を示す説明図である。 12:裏型、30:坏土、40:表型、42:
成形面、44:平坦面、46:傾斜面、48:ゴ
ム層、50:接続部、52:端縁、58:タイル
素地。
形型の要部を示す断面図であつて、第2図に示さ
れている表型の部分拡大図である。第2図は本考
案の一実施例であるタイル素地成形型の一部を示
す断面図である。第3図は第2図のタイル素地成
形型によつて成形されたタイル素地を複数並べた
正面図である。第4図は本考案の他の実施例の要
部を示す断面図であつて、第1図に相当する図で
ある。第5図は従来のタイル素地成形型の一例を
示す断面図である。第6図は第5図のタイル素地
成形型の別の作動状態を示す断面図である。第7
図は従来のタイル素地成形型の別の例を示す要部
断面図である。第8図は第7図のA部拡大図であ
る。第9図は第7図のタイル素地成形型によつて
成形されたタイル素地を示す正面図である。第1
0図は、本考案に従うタイル素地成形型の加圧成
形操作解除状態を示す説明図である。 12:裏型、30:坏土、40:表型、42:
成形面、44:平坦面、46:傾斜面、48:ゴ
ム層、50:接続部、52:端縁、58:タイル
素地。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表型と裏型との間で坏土を加圧、成形するタ
イル素地成形型にして、 該表型の成形面を構成する、中央部分の平坦
面と該平坦面の周縁から立ち上がる傾斜面との
全面に亘つて、所定のゴム層を一体的に設ける
と共に、該傾斜面上のゴム層の厚さを、前記平
坦面上のゴム層の厚さよりも薄くなるようにし
たことを特徴とするタイル素地成形型。 (2) 前記傾斜面上のゴム層の厚さが、前記平坦面
との接続部から該傾斜面の端縁に向うに従つて
漸次薄くなるようにした実用新案登録請求の範
囲第1項記載のタイル素地成形型。 (3) 前記ゴム層が、ウレタンゴム材料にて形成さ
れている実用新案登録請求の範囲第1項または
第2項記載のタイル素地成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830784U JPS60191307U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | タイル素地成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7830784U JPS60191307U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | タイル素地成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60191307U JPS60191307U (ja) | 1985-12-18 |
| JPS633772Y2 true JPS633772Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=30622166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7830784U Granted JPS60191307U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | タイル素地成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60191307U (ja) |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP7830784U patent/JPS60191307U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60191307U (ja) | 1985-12-18 |
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