JPS633787Y2 - - Google Patents
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- JPS633787Y2 JPS633787Y2 JP1982102056U JP10205682U JPS633787Y2 JP S633787 Y2 JPS633787 Y2 JP S633787Y2 JP 1982102056 U JP1982102056 U JP 1982102056U JP 10205682 U JP10205682 U JP 10205682U JP S633787 Y2 JPS633787 Y2 JP S633787Y2
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- Japan
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- mold
- vent member
- air
- resin sheet
- vacuum suction
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は真空圧空成形装置に係り、特に真空吸
引孔内に嵌入せしめられるベント部材を改良した
真空圧空成形装置に関するものである。
引孔内に嵌入せしめられるベント部材を改良した
真空圧空成形装置に関するものである。
真空圧空成形装置は、一般に、加熱軟化せしめ
た樹脂シートを雌、雄の2つの型の間に挟み、一
方の型から加圧空気を吹き出し、他方の型から空
気を吸引、除去することによつて、2つの型の間
に挟まれた樹脂シートを空気を吸引する側の型に
押し付けて成形を行つている。
た樹脂シートを雌、雄の2つの型の間に挟み、一
方の型から加圧空気を吹き出し、他方の型から空
気を吸引、除去することによつて、2つの型の間
に挟まれた樹脂シートを空気を吸引する側の型に
押し付けて成形を行つている。
このため、この種の装置に使用される2つの型
のうちの一方の型には、空気を吹き出すための空
気吹出し孔が設けられ、他方の型には、空気を吸
引するための真空吸引孔が設けられているのであ
る。
のうちの一方の型には、空気を吹き出すための空
気吹出し孔が設けられ、他方の型には、空気を吸
引するための真空吸引孔が設けられているのであ
る。
これらの空気吹出し孔及び真空吸引孔は、成形
に際して効果的に空気の吹出し及び吸引を行い得
るように、それぞれの型の適所に適当な大きさを
もつて複数個配設されるのが普通であり、真空吸
引孔に限つては、型の加工性や空気の吸引効果等
の条件を考慮して、通常直径6〜9mm程度の丸穴
が採用されている。しかし、この程度の大きさの
丸穴をそのまま空気の吸引に使用すると樹脂シー
トに穴が明いてしまう恐れがあるため、従来にあ
つては、例えば特公昭52−44357号公報に見られ
る如く、真空吸引孔内に円柱形状の焼結金属を嵌
入せしめ、この焼結金属内に無数に存在する極め
て細かい通孔を利用して空気の吸引を行うことに
より、樹脂シートに穴が明くのを防止していたの
である。
に際して効果的に空気の吹出し及び吸引を行い得
るように、それぞれの型の適所に適当な大きさを
もつて複数個配設されるのが普通であり、真空吸
引孔に限つては、型の加工性や空気の吸引効果等
の条件を考慮して、通常直径6〜9mm程度の丸穴
が採用されている。しかし、この程度の大きさの
丸穴をそのまま空気の吸引に使用すると樹脂シー
トに穴が明いてしまう恐れがあるため、従来にあ
つては、例えば特公昭52−44357号公報に見られ
る如く、真空吸引孔内に円柱形状の焼結金属を嵌
入せしめ、この焼結金属内に無数に存在する極め
て細かい通孔を利用して空気の吸引を行うことに
より、樹脂シートに穴が明くのを防止していたの
である。
しかしながら、この真空吸引孔内に焼結金属を
嵌入せしめて成形を行う従来の真空圧空成形装置
にあつては、焼結金属の有する通孔が極めて細か
いことから、その成形品に付く真空吸引に基因す
る疵が小さくて済むという利点がある反面、その
空気の通孔が細かすぎることから目詰りし易くな
り、このため半年に1回の割合でその焼結金属の
交換が必要であつた。また、同様の理由から、空
気吸引力が弱く、そのため吸引に時間を要し、そ
の結果生産性が悪い等の欠点があつたのである。
更に、焼結金属自体が高価で、しかも錆易く、特
に水が浸み込んだ場合にはすぐに錆びて目詰りし
てしまい、その都度交換しなければならないなど
の問題も有していたのである。
嵌入せしめて成形を行う従来の真空圧空成形装置
にあつては、焼結金属の有する通孔が極めて細か
いことから、その成形品に付く真空吸引に基因す
る疵が小さくて済むという利点がある反面、その
空気の通孔が細かすぎることから目詰りし易くな
り、このため半年に1回の割合でその焼結金属の
交換が必要であつた。また、同様の理由から、空
気吸引力が弱く、そのため吸引に時間を要し、そ
の結果生産性が悪い等の欠点があつたのである。
更に、焼結金属自体が高価で、しかも錆易く、特
に水が浸み込んだ場合にはすぐに錆びて目詰りし
てしまい、その都度交換しなければならないなど
の問題も有していたのである。
本考案はこのような事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、真空吸引
孔内に嵌入せしめられるベント部材を改良するこ
とにより、ベント部材の交換作業を不要とし得、
しかも生産性を向上し得る真空圧空成形装置を提
供することにある。
ものであり、その目的とするところは、真空吸引
孔内に嵌入せしめられるベント部材を改良するこ
とにより、ベント部材の交換作業を不要とし得、
しかも生産性を向上し得る真空圧空成形装置を提
供することにある。
そして、かかる目的を達成するために、本考案
にあつては、多数の真空吸引孔を有する第一の型
と、加圧空気の吹出し孔を多数有する第二の型と
を含み、それら2つの型の間に軟化された所定の
樹脂シートを挟み、該第二の型の吹出し孔からの
加圧空気の吹出し並びに該第一の型の真空吸引孔
からの吸引によつて該樹脂シートを該第一の型に
押し付けて、所定の成形操作を行うように構成し
た真空圧空成形装置において、該第一の真空吸引
孔内に、有底円筒形状で、底部に複数のスリツト
からなる通気部が形成され且つ側面にリング状の
周溝が設けられた金属製ベント部材を、その底部
が外側に位置して型面と面一となるように嵌入せ
しめ、該通気部を通じて前記押し付けられる樹脂
シートとの間の空気が吸引、除去されるように構
成したのである。
にあつては、多数の真空吸引孔を有する第一の型
と、加圧空気の吹出し孔を多数有する第二の型と
を含み、それら2つの型の間に軟化された所定の
樹脂シートを挟み、該第二の型の吹出し孔からの
加圧空気の吹出し並びに該第一の型の真空吸引孔
からの吸引によつて該樹脂シートを該第一の型に
押し付けて、所定の成形操作を行うように構成し
た真空圧空成形装置において、該第一の真空吸引
孔内に、有底円筒形状で、底部に複数のスリツト
からなる通気部が形成され且つ側面にリング状の
周溝が設けられた金属製ベント部材を、その底部
が外側に位置して型面と面一となるように嵌入せ
しめ、該通気部を通じて前記押し付けられる樹脂
シートとの間の空気が吸引、除去されるように構
成したのである。
このように構成された本考案に係る真空圧空成
形装置にあつては、真空吸引孔内に嵌入せしめる
ベント部材を有底円筒形状とし、その底部に複数
のスリツトからなる通気部を形成すると共に、そ
の側面(外周面)にリング状の周溝を配設した構
造としたので、極めて簡単な加工によつて所望の
大きさ及び形状の通気部を得ることが可能となつ
たのであり、またベント部材を、その有底円筒形
状の開口部側より真空吸引孔内に嵌入せしめるも
のであるところから、その円筒部の弾性的な変形
作用を利用して嵌め込むことが来、それによつて
嵌入操作が容易となつたことは勿論、真空吸引孔
内面とベント部材外周面との間の間隙を可及的に
小さく為し得て、それら間隙からの吸引やベント
部材のガタツキ、ひいてはその脱落等の問題を有
利に解消し得ることとなつたのである。そして、
この通気部を成形条件に適した大きさ及び形状に
加工したベント部材を使用することによつて、空
気の吸引効果が高く、ベント部材の目詰まりのな
い、即ち、生産性が高く、ベント部材の交換が不
要な真空圧空成形装置を提供することが可能とな
つたのである。
形装置にあつては、真空吸引孔内に嵌入せしめる
ベント部材を有底円筒形状とし、その底部に複数
のスリツトからなる通気部を形成すると共に、そ
の側面(外周面)にリング状の周溝を配設した構
造としたので、極めて簡単な加工によつて所望の
大きさ及び形状の通気部を得ることが可能となつ
たのであり、またベント部材を、その有底円筒形
状の開口部側より真空吸引孔内に嵌入せしめるも
のであるところから、その円筒部の弾性的な変形
作用を利用して嵌め込むことが来、それによつて
嵌入操作が容易となつたことは勿論、真空吸引孔
内面とベント部材外周面との間の間隙を可及的に
小さく為し得て、それら間隙からの吸引やベント
部材のガタツキ、ひいてはその脱落等の問題を有
利に解消し得ることとなつたのである。そして、
この通気部を成形条件に適した大きさ及び形状に
加工したベント部材を使用することによつて、空
気の吸引効果が高く、ベント部材の目詰まりのな
い、即ち、生産性が高く、ベント部材の交換が不
要な真空圧空成形装置を提供することが可能とな
つたのである。
以下、本考案に係る真空圧空成形装置を更に具
体的に明らかにするために、その一実施例を図面
に基づいて詳細に説明することとする。
体的に明らかにするために、その一実施例を図面
に基づいて詳細に説明することとする。
先ず、第1図において、2は、図示しない加熱
手段によつて加熱軟化せしめられた樹脂シート4
の下方に配置される下型(第二の型)であつて、
その内部に空間6を有する中空体をなしているも
のである。この下型2の下面には、図示しない公
知の加圧装置からの加圧空気を空間6内に吹き込
むための空気吹出し大孔8が設けられており、ま
たその上面には、空間6内に吹き込まれた加圧空
気を更に上部空間、即ち樹脂シート4に向つて吹
き出すための空気吹出し孔10が多数配設された
成形凸部12が形成されている。
手段によつて加熱軟化せしめられた樹脂シート4
の下方に配置される下型(第二の型)であつて、
その内部に空間6を有する中空体をなしているも
のである。この下型2の下面には、図示しない公
知の加圧装置からの加圧空気を空間6内に吹き込
むための空気吹出し大孔8が設けられており、ま
たその上面には、空間6内に吹き込まれた加圧空
気を更に上部空間、即ち樹脂シート4に向つて吹
き出すための空気吹出し孔10が多数配設された
成形凸部12が形成されている。
次に、14は、前記樹脂シート4の上方に前記
下型2に対向して配置される上型(第一の型)で
あつて、下型2と同様に、その内部に空間16を
有する中空体をなしているものである。この上型
14の上面には、図示しない公知の真空装置によ
つて空間16内の空気を吸引するための真空吸引
大孔18が設けられており、その下面には、下部
空間、即ち樹脂シート4とこの型14との間の空
間から減圧された空間16内に空気を吸引するた
めの真空吸引孔20が多数配設された成形凹部2
2が形成されている。
下型2に対向して配置される上型(第一の型)で
あつて、下型2と同様に、その内部に空間16を
有する中空体をなしているものである。この上型
14の上面には、図示しない公知の真空装置によ
つて空間16内の空気を吸引するための真空吸引
大孔18が設けられており、その下面には、下部
空間、即ち樹脂シート4とこの型14との間の空
間から減圧された空間16内に空気を吸引するた
めの真空吸引孔20が多数配設された成形凹部2
2が形成されている。
なお、この真空吸引孔20は、その加工が容易
なことから、通常、断面が円形の丸穴とされてい
るのである。そして、この成形凹部22に配設さ
れた、断面が円形の丸穴である真空吸引孔20内
に、空気を吸引する際に樹脂シート4に穴が開く
のを防ぐための、若しくは大きな疵が付くのを防
ぐためのベント部材24がそれぞれ嵌入されてい
るのであ。
なことから、通常、断面が円形の丸穴とされてい
るのである。そして、この成形凹部22に配設さ
れた、断面が円形の丸穴である真空吸引孔20内
に、空気を吸引する際に樹脂シート4に穴が開く
のを防ぐための、若しくは大きな疵が付くのを防
ぐためのベント部材24がそれぞれ嵌入されてい
るのであ。
このベント部材24は、金属製、例えばアルミ
ニウム製であつて、第3図及び第4図に示されて
いるように、互に平行な複数の、例えば3つのス
リツト(通気部)26が配設された底部28を有
する円筒形をなしており、その側面(外周面)
に、リング状の溝30が複数、例えば3つ配設さ
れているものである。
ニウム製であつて、第3図及び第4図に示されて
いるように、互に平行な複数の、例えば3つのス
リツト(通気部)26が配設された底部28を有
する円筒形をなしており、その側面(外周面)
に、リング状の溝30が複数、例えば3つ配設さ
れているものである。
なお、上記底部28に設けられているスリツト
26の幅は、樹脂シート4の材質、厚さ、空気の
吸引力等の種々の成形条件に合わせて定められる
ものであつて、通常、空気の吸引によつて樹脂シ
ート4に穴が明かない程度に、また大きな跡が付
かない程度に狭く、そして、空気の吸引によつて
そのスリツトが目詰りしない程度に、また空気の
吸引を十分効果的に行い得る程度に広く定めら
れ、例えば0.4mm程度の幅とされているのである。
26の幅は、樹脂シート4の材質、厚さ、空気の
吸引力等の種々の成形条件に合わせて定められる
ものであつて、通常、空気の吸引によつて樹脂シ
ート4に穴が明かない程度に、また大きな跡が付
かない程度に狭く、そして、空気の吸引によつて
そのスリツトが目詰りしない程度に、また空気の
吸引を十分効果的に行い得る程度に広く定めら
れ、例えば0.4mm程度の幅とされているのである。
そして、このような構造のベント部材24が、
第2図に示されているように、その底面32と前
記成形凹部22の下側の型面34とが面一となる
ように、前記真空吸引孔20内に嵌入せしめられ
ているのである。
第2図に示されているように、その底面32と前
記成形凹部22の下側の型面34とが面一となる
ように、前記真空吸引孔20内に嵌入せしめられ
ているのである。
以上説明したような構成の真空圧空成形装置に
おいて、加熱軟化された樹脂シート4を成形する
場合は、下型2の空気吹出し孔10から樹脂シー
ト4に向つて空気を吹き出す一方、上型14の真
空吸引孔20、即ちベント部材24のスリツト2
6から、樹脂シート4と成形凹部22との間の空
気を吸引しつつ、その二つの型2及び14をそれ
ぞれ樹脂シート4を挟む方向に移動して行うので
ある。そして、最終的に、第1図に示されている
ように、2つの型2及び14が、その周辺部で樹
脂シート4に密着する状態となるまで移動せしめ
られるのである。
おいて、加熱軟化された樹脂シート4を成形する
場合は、下型2の空気吹出し孔10から樹脂シー
ト4に向つて空気を吹き出す一方、上型14の真
空吸引孔20、即ちベント部材24のスリツト2
6から、樹脂シート4と成形凹部22との間の空
気を吸引しつつ、その二つの型2及び14をそれ
ぞれ樹脂シート4を挟む方向に移動して行うので
ある。そして、最終的に、第1図に示されている
ように、2つの型2及び14が、その周辺部で樹
脂シート4に密着する状態となるまで移動せしめ
られるのである。
このように、本実施例にあつては、スリツト2
6の幅を0.4mm程度と、目詰りしない程度に、ま
た空気の吸引を効果的に行い得る程度に十分広い
幅としたので、ベント部材24の目詰りをなくす
ことができ、これによつて従来装置において半年
に1回の割合で必要であつたベント部材の交換を
不要とすることが可能となつたのである。
6の幅を0.4mm程度と、目詰りしない程度に、ま
た空気の吸引を効果的に行い得る程度に十分広い
幅としたので、ベント部材24の目詰りをなくす
ことができ、これによつて従来装置において半年
に1回の割合で必要であつたベント部材の交換を
不要とすることが可能となつたのである。
特に、このように、ベント部材24の通気部を
スリツト26をもつて構成したことにより、バキ
ユームの調整が容易となり、またベント形状が成
形品に転写され難く、吸引性が良い等の特徴が発
揮され得るのである。けだし、ベント部材に丸穴
を設ける場合よりも、細長い溝(スリツト)形状
の方が、同じ開口面積においては、成形品の凸部
(転写形状)は低くなるからである。換言すれば、
同じ開口面積において、スリツト26はその幅を
小さく出来るのに対して、丸穴の場合にあつては
必然的にその穴径が決まり、そのような丸穴への
吸引によつて成形品の凸部が大きくなつて、成形
品表面のひけの原因となるのである。
スリツト26をもつて構成したことにより、バキ
ユームの調整が容易となり、またベント形状が成
形品に転写され難く、吸引性が良い等の特徴が発
揮され得るのである。けだし、ベント部材に丸穴
を設ける場合よりも、細長い溝(スリツト)形状
の方が、同じ開口面積においては、成形品の凸部
(転写形状)は低くなるからである。換言すれば、
同じ開口面積において、スリツト26はその幅を
小さく出来るのに対して、丸穴の場合にあつては
必然的にその穴径が決まり、そのような丸穴への
吸引によつて成形品の凸部が大きくなつて、成形
品表面のひけの原因となるのである。
また、空気の吸引を十分効果的に行い得るよう
にしたことから、成形速度を速くすることが可能
となり、これによつて生産性を著しく向上するこ
とができるようになつたのである。
にしたことから、成形速度を速くすることが可能
となり、これによつて生産性を著しく向上するこ
とができるようになつたのである。
そして、かかるベント部材24は、その円筒形
状の開口側から真空吸引孔20内に嵌入せしめら
れるものであるから、かかる円筒形状部分が弾性
変形し易く、その嵌入操作が容易となるのであ
る。しかるに、従来の如き円柱状のベントプラグ
を嵌入せしめる方式にあつては、そのような弾性
変形は全く期待できず、真空吸引孔20の孔径と
ベントプラグの外径とを正確に一致させる必要が
あるのであり、仮にベントプラグの外径が少しで
も大きくなると、その嵌入操作は全く出来なくな
るのである。一方、それとは逆に、ベントプラグ
の外径が小さくなり過ぎると、それらの間の間隙
が大きくなつて、そこからの吸引やベントプラグ
自体のガタツキが生じ、それが脱落する恐れすら
生じるのであるが、本実施例の如く円筒形状のベ
ント部材24を使用すると、その外径のバラツキ
を或る程度吸収しつつ真空吸引孔20内面に密着
性よく嵌め込むことが出来るのである。
状の開口側から真空吸引孔20内に嵌入せしめら
れるものであるから、かかる円筒形状部分が弾性
変形し易く、その嵌入操作が容易となるのであ
る。しかるに、従来の如き円柱状のベントプラグ
を嵌入せしめる方式にあつては、そのような弾性
変形は全く期待できず、真空吸引孔20の孔径と
ベントプラグの外径とを正確に一致させる必要が
あるのであり、仮にベントプラグの外径が少しで
も大きくなると、その嵌入操作は全く出来なくな
るのである。一方、それとは逆に、ベントプラグ
の外径が小さくなり過ぎると、それらの間の間隙
が大きくなつて、そこからの吸引やベントプラグ
自体のガタツキが生じ、それが脱落する恐れすら
生じるのであるが、本実施例の如く円筒形状のベ
ント部材24を使用すると、その外径のバラツキ
を或る程度吸収しつつ真空吸引孔20内面に密着
性よく嵌め込むことが出来るのである。
更に、本実施例においては、ベント部材24を
アルミニウム製としたので、ほとんど錆びる心配
がなく、従来装置のように発錆によつてベント部
材が使用不能になる恐れがなくなつたのである。
そして、これによつて、ベント部材24の半永久
的な使用が可能となつたのである。
アルミニウム製としたので、ほとんど錆びる心配
がなく、従来装置のように発錆によつてベント部
材が使用不能になる恐れがなくなつたのである。
そして、これによつて、ベント部材24の半永久
的な使用が可能となつたのである。
更にまた、本実施例においては、ベント部材2
4の側面に3つのリング状の溝30を設けたの
で、円筒部の弾性的な変形作用がより大きくなつ
て、ベント部材24の真空吸引孔20内への嵌入
がより一層容易となり、また一旦嵌入された後
は、その溝30が空気の吸引力に抗してその嵌合
位置を維持する働きを持つため、換言すれば真空
吸引孔20の内壁面がベント部材24の周溝30
内に喰い込むことにより、かかるベント部材24
が該真空吸引孔20内に強固に保持されるように
なるところから、かかるベント部材24が抜け出
すことがないことは勿論、成形中にベント部材2
4が移動することによる不良製品を出す恐れをな
くすことができたのである。
4の側面に3つのリング状の溝30を設けたの
で、円筒部の弾性的な変形作用がより大きくなつ
て、ベント部材24の真空吸引孔20内への嵌入
がより一層容易となり、また一旦嵌入された後
は、その溝30が空気の吸引力に抗してその嵌合
位置を維持する働きを持つため、換言すれば真空
吸引孔20の内壁面がベント部材24の周溝30
内に喰い込むことにより、かかるベント部材24
が該真空吸引孔20内に強固に保持されるように
なるところから、かかるベント部材24が抜け出
すことがないことは勿論、成形中にベント部材2
4が移動することによる不良製品を出す恐れをな
くすことができたのである。
加えて、本実施例にあつては、安価な材料であ
るアルミニウムに、極めて簡単な加工を施すこと
によつてベント部材24を得ることができるので
あり、これによつて高価な焼結金属をベント部材
として使用する必要がなくなり、従来装置に比べ
て、経済的にも有利となつたのである。
るアルミニウムに、極めて簡単な加工を施すこと
によつてベント部材24を得ることができるので
あり、これによつて高価な焼結金属をベント部材
として使用する必要がなくなり、従来装置に比べ
て、経済的にも有利となつたのである。
なお、本実施例にあつては、スリツト26は互
いに平行に3つ設けたのであるが、もちろんこの
数に限定するものではなく、例えば4つ若しくは
5つとその数を増しても、或はそれらを互に平行
とならないように設けても何等差支えなく、ベン
ト部材本来の、樹脂シートにそれ程大きな跡を付
けないという目的を果しつつ、前述の本考案の目
的を達成する範囲内においてその数及び配設位置
関係の変更が可能である。
いに平行に3つ設けたのであるが、もちろんこの
数に限定するものではなく、例えば4つ若しくは
5つとその数を増しても、或はそれらを互に平行
とならないように設けても何等差支えなく、ベン
ト部材本来の、樹脂シートにそれ程大きな跡を付
けないという目的を果しつつ、前述の本考案の目
的を達成する範囲内においてその数及び配設位置
関係の変更が可能である。
また、これはスリツト26の幅についても同様
であつて、その幅は、本実施例において採用した
0.4mm程度という幅に限定されるものではなく、
通常、その幅が1mm程度以下であれば、樹脂シー
ト4にそれ程跡を付けることもなく、本考案の目
的を十分に達成し得るのであり、更にまた、この
幅は、種々の成形条件、例えば、樹脂シート4の
材質、厚さ等によつて1mm以上の幅にすることも
可能なものである。
であつて、その幅は、本実施例において採用した
0.4mm程度という幅に限定されるものではなく、
通常、その幅が1mm程度以下であれば、樹脂シー
ト4にそれ程跡を付けることもなく、本考案の目
的を十分に達成し得るのであり、更にまた、この
幅は、種々の成形条件、例えば、樹脂シート4の
材質、厚さ等によつて1mm以上の幅にすることも
可能なものである。
更に、ベント部材24の側面を、真空吸引孔2
0内に嵌入しやすいようにテーパ状としてもよ
く、もちろん溝30がない形状であてもよいので
ある。
0内に嵌入しやすいようにテーパ状としてもよ
く、もちろん溝30がない形状であてもよいので
ある。
そして、材質についてもアルミニウムに限定す
るものではなく、その他の金属を使用しても、本
考案の実施が可能であることは勿論である。
るものではなく、その他の金属を使用しても、本
考案の実施が可能であることは勿論である。
その他、本考案には、その実用新案登録請求の
範囲に記載した考案の趣旨を逸脱しない範囲内に
おいて、当業者が有する通常の知識に基づいて
種々なる変形、修正などが可能なことは言うまで
もない。
範囲に記載した考案の趣旨を逸脱しない範囲内に
おいて、当業者が有する通常の知識に基づいて
種々なる変形、修正などが可能なことは言うまで
もない。
第1図は本考案に係る真空圧空成形装置の成形
状態を示す要部正面断面図、第2図は更にその真
空吸引孔部分を示す拡大断面図であり、第3図は
第2図に示されるベント部材の正面図、第4図は
その底面図である。 2:下型(第二の型)、4:樹脂シート、1
0:空気吹出し孔、14:上型(第一の部)、2
0:真空吸引孔、24:ベント部材、26:スリ
ツト(通気部)、28:底部、32:底面、3
4:型面。
状態を示す要部正面断面図、第2図は更にその真
空吸引孔部分を示す拡大断面図であり、第3図は
第2図に示されるベント部材の正面図、第4図は
その底面図である。 2:下型(第二の型)、4:樹脂シート、1
0:空気吹出し孔、14:上型(第一の部)、2
0:真空吸引孔、24:ベント部材、26:スリ
ツト(通気部)、28:底部、32:底面、3
4:型面。
Claims (1)
- 多数の真空吸引孔を有する第一の型と、加圧空
気の吹出し孔を多数有する第二の型とを含み、そ
れら二つの型の間に軟化された所定の樹脂シート
を挟み、該第二の型の吹出し孔からの加圧空気の
吹出し並びに該第一の型の真空吸引孔からの吸引
によつて、該樹脂シートを該第一の型に押し付け
て、所定の成形操作を行なうように構成した真空
圧空成形装置において、該第一の型の真空吸引孔
内に、有底円筒形状で、底部に複数のスリツトか
らなる通気部が形成され且つ側面にリング状の周
溝が設けられた金属製ベント部材を、その底部が
外側に位置して型面と面一となるように嵌入せし
め、該通気部を通じて前記押し付けられる樹脂シ
ートとの間の空気が吸引、除去されるように構成
したことを特徴とする真空圧空成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10205682U JPS597820U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 真空圧空成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10205682U JPS597820U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 真空圧空成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS597820U JPS597820U (ja) | 1984-01-19 |
| JPS633787Y2 true JPS633787Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=30240735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10205682U Granted JPS597820U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | 真空圧空成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597820U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000301598A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-10-31 | Araco Corp | マッチドダイ成形方法及びマッチドダイ成形装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100801064B1 (ko) | 2007-04-13 | 2008-02-04 | 주식회사 한일씨엔에프 | 금형용 가스배출장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914648B2 (ja) * | 1975-10-04 | 1984-04-05 | エヌテ−エヌ東洋ベアリング (株) | 転り軸受用プラスチツク保持器の製造方法 |
| JPS52168966U (ja) * | 1976-06-16 | 1977-12-21 | ||
| JPS607131Y2 (ja) * | 1980-04-25 | 1985-03-09 | 株式会社松澤製作所 | ブリスタ成形用ドラム |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP10205682U patent/JPS597820U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000301598A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-10-31 | Araco Corp | マッチドダイ成形方法及びマッチドダイ成形装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS597820U (ja) | 1984-01-19 |
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