JPS6338048B2 - - Google Patents
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- JPS6338048B2 JPS6338048B2 JP8331483A JP8331483A JPS6338048B2 JP S6338048 B2 JPS6338048 B2 JP S6338048B2 JP 8331483 A JP8331483 A JP 8331483A JP 8331483 A JP8331483 A JP 8331483A JP S6338048 B2 JPS6338048 B2 JP S6338048B2
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description
本発明は、優れた耐熱性と高伸度性を備えたエ
ポキシ樹脂組成物に関するものである。更に詳し
くは、本組成物をマトリツクス樹脂として高伸度
且つ耐熱性の強化材繊維と組合せて使用した場合
に耐熱性且つ高伸度の複合材料を得ることのでき
るエポキシ樹脂組成物に関するものである。 近年、強化材繊維とマトリツクス樹脂とからな
る複合材料は、種々の構造部材として多く使用さ
れてきている。特に炭素繊維、芳香族ポリアミド
等を強化材繊維として用いた複合材料は、高い比
強度、比剛性を利用して航空機等の構造部材とし
て多く用いられてきている。これらの航空機用複
合材料が上記特性の外に更に耐熱性と高伸度とを
兼ね備えたものであれば、複合材料の応用範囲は
第二次構造部材に限定されず、広く第一次構造部
材にも応用可能となり、航空機の軽量化は飛躍的
に進み省エネルギーと安全性の面から大きな利点
がある。この複合材料の強化材繊維としての炭素
繊維は、従来伸度1.0〜1.3%の低伸度のものであ
つたが、近時伸度1.5%以上の高伸度炭素繊維が
開発されつつあり、このものを用いると高伸度の
複合材料を提供できることが期待された。しかし
ながら複合材料の一方の成分であるマトリツクス
樹脂に耐熱性と高伸度性を兼ね備えたものがな
く、このため高伸度炭素繊維の性質が充分生かさ
れていない。 すなわち、一般に、マトリツクス樹脂の耐熱性
が優れたものは伸度が低く、逆に伸度の高いもの
は耐熱性が劣るという相反する関係があり、これ
までこの両方の要求を同時に満足することはでき
なかつた。 本発明者らは、高伸度強化材繊維と組合せて使
用した場合に、耐熱性の基準となる100℃におけ
る層間剪断強度(ILSS)が7好ましくは8Kg/
mm2以上で且つ伸度が1.5%以上ある耐熱性と高伸
度を併せもつ複合材料を得ることのできるマトリ
ツクス樹脂について検討の結果本発明に至つたも
のである。 本発明樹脂組成物は、高伸度炭素繊維と組合せ
て使用されるが、それに限られず、通常しばしば
使用れるガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維等と
も組合せて使用することができ、複合材料用マト
リツクス樹脂として有用である。 すなわち、本発明は、下記〔A〕、〔B〕、〔C〕
成分を含み且つ〔B〕成分をエポキシ樹脂との反
応物として含有するエポキシ樹脂組成物である。 〔A〕 エポキシ樹脂 〔B〕 両末端にカルボキシル基を有する液状の
ブタジエン―アクリロニトリル共重合体 〔C〕 アミノ置換ジフエニルスルホン このようなエポキシ樹脂組成物は、耐熱性と高
伸度性とを兼ね備えたエポキシ樹脂組成物であつ
て、特に、このものを高伸度の強化材繊維と共に
使用して得た複合材料は耐熱性且つ高伸度の優れ
た物性を示し、したがつてマトリツクス材である
エポキシ樹脂の伸度、耐熱性が劣るがゆえに複合
材料の物性が低下するということがなくなる。 本発明において適用されるエポキシ樹脂は、特
に制限されるものではなく、通常グリシジルアミ
ン系エポキシ樹脂、ノボラツク系エポキシ樹脂、
ビスフエノールA系エポキシ樹脂、ウレタン変成
ビスフエノールA系エポキシ樹脂、脂環式エポキ
シ樹脂等の単独又は混合エポキシ樹脂が適用され
る。 本発明におけるグリシジルアミン系エポキシ樹
脂としては、N.N.N.′.N′―テトラグリシジル―
ビス(アミノフエニル)メタン〔アラルダイト
MY―720(チバ・ガイギー社製)、エポトート
YH434(東都化成社製)〕、N.N.O―トリグリシジ
ル―m―アミノフエノール〔エポトート
YDM120(東都化成社製)〕、N.N.O―トリグリシ
ジル―p―アミノフエノールなどがある。 ノボラツク系エポキシ樹脂のうち、フエノール
ノボラツク系エポキシ樹脂としては、具体的には
例えば、エピコート152、エピコート154(シエル
化学社製)、アラルダイトEPN1138、EPN1139
(チバ・ガイギー社製)、ダウエポキシDEN431、
DEN438、DEN439、XD7855(ダウケミカル社
製)、EPPN201(日本化薬社製)、エピクロン
N740(大日本インキ化学工業社製)等が挙げられ
る。 クレゾール・ノボラツク系エポキシ樹脂として
はチバ・ガイギーECN1235、1273、1280、1299
(チバ・ガイギー社製)、EOCN102、103、104(日
本化薬社製)、またビスフエノールA型エポキシ
樹脂は公知のものを用いることができ、具体的に
は例えば、エピコート828、エピコート834、エピ
コート827、エピコート1001、エピコート1002、
エピコート1004、エピコート1007、エピコート
1009(シエル化学社製)、アラルダイトCY205、
CY230、CY232、CY221、GY257、GY252、
GY255、GY250、GY260、GY280、アラルダイ
ト6071、アラルダイト7071、アラルダイト7072
(チバ・ガイギー社製)、ダウエポキシDER331、
DER332、DER662、DER663U、DER662U(ダウ
ケミカル社製)、エピクロン840、850、855、860、
1050、3050、4050、7050(大日本インキ化学工業
社製)、エポトートYD―115、YD115―CA、YD
―117、YD―121、YD―127、YD―128、YD―
128CA、YD―128S、YD―134、YD―001Z、
YD―011、YD―012、YD―014、YD―014ES、
YD―017、YD―019、YD―020、YD―002(東都
化成社製)等が挙げられる。 ウレタン変成ビスフエノールA系エポキシ樹脂
としては、アデカレジンEPV―6、EPV―10、
EPV―15(旭電化社製)等がある。 脂環式エポキシ樹脂としては、アラルダイト
CY―179、CY―178、CY―182、CY―183(チ
バ・ガイギー社製)等がある。 これらエポキシ樹脂は混合して用いるのがよ
く、特にグリシジルアミン系エポキシ樹脂が全エ
ポキシ樹脂中の50重量%以上、特に60〜90重量%
の場合耐熱性が良好となり、また高伸度を兼ね備
えたものとなる。グリシジルアミン系エポキシ樹
脂以外のエポキシ樹脂としては、フエノールノボ
ラツク系エポキシ樹脂、ビスフエノールA系エポ
キシ樹脂との混合系が好ましい。 〔B〕成分は、両末端にカルボキシル基を有す
る液状のブタジエン―アクリロニトリル共重合体
であつて、例えばハイカーCTBN1300×13、同
CTBN1300×9、同CTBN1300×8、同
CTBN1300×15(いずれもB.F.グツドリツチケミ
カル社製)として市販されている。この〔B〕成
分はエポキシ樹脂と反応して使用される。 〔B〕成分とエポキシ樹脂との反応は、カルボ
キシル基1当量に対し、エポキシ樹脂2当量以上
使用して行う。エポキシ樹脂は通常共重合体に対
し大過剰を使用してもよく、このとき、未反応の
エポキシ樹脂は〔A〕成分のエポキシ樹脂として
組成物中に存在する。ここで使用するエポキシ樹
脂は、1種又は2種以上であつてもよく、特に好
ましいエポキシ樹脂はグリシジルアミン系エポキ
シ樹脂である。 この樹脂組成物に更にニトリルゴムを加えても
よい。ニトリルゴムとしては、ムーニー粘度が
100℃で40〜110、アクリロニトリル含量20〜45重
量%のものが使用される。また、コモノマーとし
てアクリル酸、メタクリル酸の少くとも1つを2
重量%以下含有するカルボキシル基変性ニトリル
ゴムも使用することがILSS向上の点から特に好
ましい。ニトリルゴムとしては例えばニツポール
1043、1042、1072(いずれも日本ゼオン社製)で
ある。 〔C〕成分のアミノ置換ジフエニルスルホンは
硬化剤であつて、具体的には下式の4,4′―ジア
ミノジフエニルスルホン(DDS)や 下記の3,3′,4,4′―テトラアミノジフエニル
スルホン(TDS) を例示することができる。DDSの単独使用又は
DDSとTDSとの併用が好適である。 本発明におけるエポキシ樹脂組成物の組成比
は、〔A〕成分100重量部に対し、〔B〕成分量又
は〔B〕成分とニトリルゴムを併用する場合にお
ける両者の合計量が3〜25重量部、特に5〜20重
量部がよい。硬化剤成分のうち〔C〕成分は、全
エポキシ樹脂100重量部に対し通常15〜50重量部、
特に好ましくは20〜45重量部含有させる。含有量
が少いと、成形物の耐熱性が低下し、逆に多くな
ると成形物の耐水性が低下する。 〔B〕成分又は〔B〕成分とニトリルゴムとの
合計が3重量部より少いと樹脂の硬化後の伸度が
低下し、高伸度の複合材料が得られない。一方、
25重量部より多くなると耐熱性が低下する。 本発明のエポキシ樹脂組成物は、強化材繊維に
含浸し、いわゆるプリプレグを経て複合材料に成
形される。 強化材繊維に本発明樹脂組成物を含浸させプリ
プレグとするには該樹脂組成物をアセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルセロソルブ等の溶剤に溶
かし30〜60重量%の濃度とし、これを強化材繊維
に含浸させた後、90〜120℃で5〜15分乾燥させ
脱溶剤する。 プリプレグの樹脂含有率は30〜50重量%が一般
的である。本発明樹脂組成物をマトリツクスとし
たプリプレグの成形は一旦110〜140℃まで昇温
し、この温度にて20〜80分維持してプレキユアー
したのち、160〜190℃に昇温し50〜250分間維持
して硬化させる。 本発明樹脂組成物をマトリツクスとし、伸度
1.8%、引張強度441Kg/mm2、引張弾性率
24.5Ton/mm2の炭素繊維を強化材繊維とした一方
向性炭素繊維複合材料の物性は次の通りである。 引張 強度 200Kg/mm2以上 引張弾性率 13.5〜15.5Ton/mm2 引張破断伸度 1.5%以上 ILSS(室温) 11.0〜13.5Kg/mm2 ILSS(100℃) 7〜9.5Kg/mm2 本発明のエポキシ樹脂組成物は、前記した高伸
度炭素繊維を強化材繊維とするほか、ガラス繊
維、芳香族ポリアミド繊維などを単独又は併用し
て強化材繊維とする複合材料のマトリツクス樹脂
として有効に使用することができる。以下、本発
明の実施例を比較例と共に示す。 実施例 1 テトラグリシジルジアミノジフエニルメタン、
アラルダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)70
重量部、ダウエポキシXD―7855(ダウケミカル
社製)15重量部、エピコート1001(シエル化学社
製)15重量部、ハイカーCTBN1300×13(B.Fグ
ツドリツチケミカル社製)7重量部とアラルダイ
トMY―72013重量部との反応物、4,4′―ジア
ミノジフエニルスルホン37g及びBF3・モノエチ
ルアミン錯体0.3重量部をアセトンに溶かし35%
溶液とした。 この樹脂溶液を伸度1.85%の炭素繊維ベスフア
イトST―6000(東邦ベスロン社製)に含浸させ
た後乾燥した。この場合の樹脂含有量は40重量%
であり、一方向のプリプレグを得た。このプリプ
レグのコンポジツト物性は次の如くであつた。 引張 強度 221Kg/mm2 引張弾性率 13.4Ton/mm2 引張破断伸度 1.66% ILSS(室温) 12.0Kg/mm2 ILSS(100℃) 8.0Kg/mm2 実施例 2 アラルダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)
80重量部、ダウエポキシXD―7855(ダウケミカ
ル社製)10重量部、アデカレジンEPV―6(旭電
化社製)10重量部、ハイカーCTBN1300×13(B.
Fグツドリツチケミカル社製)10重量部とアラル
ダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)10重量部
との反応物に4,4′―ジアミノジフエニルスルホ
ン40重量部をアセトンに溶かし実施例1と全く同
様にしてプリプレグを作り、コンポジツト特性を
調べた。結果は次の如くであつた。 引張 強度 239Kg/mm2 引張弾性率 15.5Ton/mm2 引張破断伸度 1.54% ILSS(室温) 12.3Kg/mm2 ILSS(100℃) 8.2Kg/mm2 実施例 3〜8 エポキシ樹脂組成物の組成を変え実施例1と同
様の方法にて成形物を得た。その結果を次表に示
す。
ポキシ樹脂組成物に関するものである。更に詳し
くは、本組成物をマトリツクス樹脂として高伸度
且つ耐熱性の強化材繊維と組合せて使用した場合
に耐熱性且つ高伸度の複合材料を得ることのでき
るエポキシ樹脂組成物に関するものである。 近年、強化材繊維とマトリツクス樹脂とからな
る複合材料は、種々の構造部材として多く使用さ
れてきている。特に炭素繊維、芳香族ポリアミド
等を強化材繊維として用いた複合材料は、高い比
強度、比剛性を利用して航空機等の構造部材とし
て多く用いられてきている。これらの航空機用複
合材料が上記特性の外に更に耐熱性と高伸度とを
兼ね備えたものであれば、複合材料の応用範囲は
第二次構造部材に限定されず、広く第一次構造部
材にも応用可能となり、航空機の軽量化は飛躍的
に進み省エネルギーと安全性の面から大きな利点
がある。この複合材料の強化材繊維としての炭素
繊維は、従来伸度1.0〜1.3%の低伸度のものであ
つたが、近時伸度1.5%以上の高伸度炭素繊維が
開発されつつあり、このものを用いると高伸度の
複合材料を提供できることが期待された。しかし
ながら複合材料の一方の成分であるマトリツクス
樹脂に耐熱性と高伸度性を兼ね備えたものがな
く、このため高伸度炭素繊維の性質が充分生かさ
れていない。 すなわち、一般に、マトリツクス樹脂の耐熱性
が優れたものは伸度が低く、逆に伸度の高いもの
は耐熱性が劣るという相反する関係があり、これ
までこの両方の要求を同時に満足することはでき
なかつた。 本発明者らは、高伸度強化材繊維と組合せて使
用した場合に、耐熱性の基準となる100℃におけ
る層間剪断強度(ILSS)が7好ましくは8Kg/
mm2以上で且つ伸度が1.5%以上ある耐熱性と高伸
度を併せもつ複合材料を得ることのできるマトリ
ツクス樹脂について検討の結果本発明に至つたも
のである。 本発明樹脂組成物は、高伸度炭素繊維と組合せ
て使用されるが、それに限られず、通常しばしば
使用れるガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維等と
も組合せて使用することができ、複合材料用マト
リツクス樹脂として有用である。 すなわち、本発明は、下記〔A〕、〔B〕、〔C〕
成分を含み且つ〔B〕成分をエポキシ樹脂との反
応物として含有するエポキシ樹脂組成物である。 〔A〕 エポキシ樹脂 〔B〕 両末端にカルボキシル基を有する液状の
ブタジエン―アクリロニトリル共重合体 〔C〕 アミノ置換ジフエニルスルホン このようなエポキシ樹脂組成物は、耐熱性と高
伸度性とを兼ね備えたエポキシ樹脂組成物であつ
て、特に、このものを高伸度の強化材繊維と共に
使用して得た複合材料は耐熱性且つ高伸度の優れ
た物性を示し、したがつてマトリツクス材である
エポキシ樹脂の伸度、耐熱性が劣るがゆえに複合
材料の物性が低下するということがなくなる。 本発明において適用されるエポキシ樹脂は、特
に制限されるものではなく、通常グリシジルアミ
ン系エポキシ樹脂、ノボラツク系エポキシ樹脂、
ビスフエノールA系エポキシ樹脂、ウレタン変成
ビスフエノールA系エポキシ樹脂、脂環式エポキ
シ樹脂等の単独又は混合エポキシ樹脂が適用され
る。 本発明におけるグリシジルアミン系エポキシ樹
脂としては、N.N.N.′.N′―テトラグリシジル―
ビス(アミノフエニル)メタン〔アラルダイト
MY―720(チバ・ガイギー社製)、エポトート
YH434(東都化成社製)〕、N.N.O―トリグリシジ
ル―m―アミノフエノール〔エポトート
YDM120(東都化成社製)〕、N.N.O―トリグリシ
ジル―p―アミノフエノールなどがある。 ノボラツク系エポキシ樹脂のうち、フエノール
ノボラツク系エポキシ樹脂としては、具体的には
例えば、エピコート152、エピコート154(シエル
化学社製)、アラルダイトEPN1138、EPN1139
(チバ・ガイギー社製)、ダウエポキシDEN431、
DEN438、DEN439、XD7855(ダウケミカル社
製)、EPPN201(日本化薬社製)、エピクロン
N740(大日本インキ化学工業社製)等が挙げられ
る。 クレゾール・ノボラツク系エポキシ樹脂として
はチバ・ガイギーECN1235、1273、1280、1299
(チバ・ガイギー社製)、EOCN102、103、104(日
本化薬社製)、またビスフエノールA型エポキシ
樹脂は公知のものを用いることができ、具体的に
は例えば、エピコート828、エピコート834、エピ
コート827、エピコート1001、エピコート1002、
エピコート1004、エピコート1007、エピコート
1009(シエル化学社製)、アラルダイトCY205、
CY230、CY232、CY221、GY257、GY252、
GY255、GY250、GY260、GY280、アラルダイ
ト6071、アラルダイト7071、アラルダイト7072
(チバ・ガイギー社製)、ダウエポキシDER331、
DER332、DER662、DER663U、DER662U(ダウ
ケミカル社製)、エピクロン840、850、855、860、
1050、3050、4050、7050(大日本インキ化学工業
社製)、エポトートYD―115、YD115―CA、YD
―117、YD―121、YD―127、YD―128、YD―
128CA、YD―128S、YD―134、YD―001Z、
YD―011、YD―012、YD―014、YD―014ES、
YD―017、YD―019、YD―020、YD―002(東都
化成社製)等が挙げられる。 ウレタン変成ビスフエノールA系エポキシ樹脂
としては、アデカレジンEPV―6、EPV―10、
EPV―15(旭電化社製)等がある。 脂環式エポキシ樹脂としては、アラルダイト
CY―179、CY―178、CY―182、CY―183(チ
バ・ガイギー社製)等がある。 これらエポキシ樹脂は混合して用いるのがよ
く、特にグリシジルアミン系エポキシ樹脂が全エ
ポキシ樹脂中の50重量%以上、特に60〜90重量%
の場合耐熱性が良好となり、また高伸度を兼ね備
えたものとなる。グリシジルアミン系エポキシ樹
脂以外のエポキシ樹脂としては、フエノールノボ
ラツク系エポキシ樹脂、ビスフエノールA系エポ
キシ樹脂との混合系が好ましい。 〔B〕成分は、両末端にカルボキシル基を有す
る液状のブタジエン―アクリロニトリル共重合体
であつて、例えばハイカーCTBN1300×13、同
CTBN1300×9、同CTBN1300×8、同
CTBN1300×15(いずれもB.F.グツドリツチケミ
カル社製)として市販されている。この〔B〕成
分はエポキシ樹脂と反応して使用される。 〔B〕成分とエポキシ樹脂との反応は、カルボ
キシル基1当量に対し、エポキシ樹脂2当量以上
使用して行う。エポキシ樹脂は通常共重合体に対
し大過剰を使用してもよく、このとき、未反応の
エポキシ樹脂は〔A〕成分のエポキシ樹脂として
組成物中に存在する。ここで使用するエポキシ樹
脂は、1種又は2種以上であつてもよく、特に好
ましいエポキシ樹脂はグリシジルアミン系エポキ
シ樹脂である。 この樹脂組成物に更にニトリルゴムを加えても
よい。ニトリルゴムとしては、ムーニー粘度が
100℃で40〜110、アクリロニトリル含量20〜45重
量%のものが使用される。また、コモノマーとし
てアクリル酸、メタクリル酸の少くとも1つを2
重量%以下含有するカルボキシル基変性ニトリル
ゴムも使用することがILSS向上の点から特に好
ましい。ニトリルゴムとしては例えばニツポール
1043、1042、1072(いずれも日本ゼオン社製)で
ある。 〔C〕成分のアミノ置換ジフエニルスルホンは
硬化剤であつて、具体的には下式の4,4′―ジア
ミノジフエニルスルホン(DDS)や 下記の3,3′,4,4′―テトラアミノジフエニル
スルホン(TDS) を例示することができる。DDSの単独使用又は
DDSとTDSとの併用が好適である。 本発明におけるエポキシ樹脂組成物の組成比
は、〔A〕成分100重量部に対し、〔B〕成分量又
は〔B〕成分とニトリルゴムを併用する場合にお
ける両者の合計量が3〜25重量部、特に5〜20重
量部がよい。硬化剤成分のうち〔C〕成分は、全
エポキシ樹脂100重量部に対し通常15〜50重量部、
特に好ましくは20〜45重量部含有させる。含有量
が少いと、成形物の耐熱性が低下し、逆に多くな
ると成形物の耐水性が低下する。 〔B〕成分又は〔B〕成分とニトリルゴムとの
合計が3重量部より少いと樹脂の硬化後の伸度が
低下し、高伸度の複合材料が得られない。一方、
25重量部より多くなると耐熱性が低下する。 本発明のエポキシ樹脂組成物は、強化材繊維に
含浸し、いわゆるプリプレグを経て複合材料に成
形される。 強化材繊維に本発明樹脂組成物を含浸させプリ
プレグとするには該樹脂組成物をアセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルセロソルブ等の溶剤に溶
かし30〜60重量%の濃度とし、これを強化材繊維
に含浸させた後、90〜120℃で5〜15分乾燥させ
脱溶剤する。 プリプレグの樹脂含有率は30〜50重量%が一般
的である。本発明樹脂組成物をマトリツクスとし
たプリプレグの成形は一旦110〜140℃まで昇温
し、この温度にて20〜80分維持してプレキユアー
したのち、160〜190℃に昇温し50〜250分間維持
して硬化させる。 本発明樹脂組成物をマトリツクスとし、伸度
1.8%、引張強度441Kg/mm2、引張弾性率
24.5Ton/mm2の炭素繊維を強化材繊維とした一方
向性炭素繊維複合材料の物性は次の通りである。 引張 強度 200Kg/mm2以上 引張弾性率 13.5〜15.5Ton/mm2 引張破断伸度 1.5%以上 ILSS(室温) 11.0〜13.5Kg/mm2 ILSS(100℃) 7〜9.5Kg/mm2 本発明のエポキシ樹脂組成物は、前記した高伸
度炭素繊維を強化材繊維とするほか、ガラス繊
維、芳香族ポリアミド繊維などを単独又は併用し
て強化材繊維とする複合材料のマトリツクス樹脂
として有効に使用することができる。以下、本発
明の実施例を比較例と共に示す。 実施例 1 テトラグリシジルジアミノジフエニルメタン、
アラルダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)70
重量部、ダウエポキシXD―7855(ダウケミカル
社製)15重量部、エピコート1001(シエル化学社
製)15重量部、ハイカーCTBN1300×13(B.Fグ
ツドリツチケミカル社製)7重量部とアラルダイ
トMY―72013重量部との反応物、4,4′―ジア
ミノジフエニルスルホン37g及びBF3・モノエチ
ルアミン錯体0.3重量部をアセトンに溶かし35%
溶液とした。 この樹脂溶液を伸度1.85%の炭素繊維ベスフア
イトST―6000(東邦ベスロン社製)に含浸させ
た後乾燥した。この場合の樹脂含有量は40重量%
であり、一方向のプリプレグを得た。このプリプ
レグのコンポジツト物性は次の如くであつた。 引張 強度 221Kg/mm2 引張弾性率 13.4Ton/mm2 引張破断伸度 1.66% ILSS(室温) 12.0Kg/mm2 ILSS(100℃) 8.0Kg/mm2 実施例 2 アラルダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)
80重量部、ダウエポキシXD―7855(ダウケミカ
ル社製)10重量部、アデカレジンEPV―6(旭電
化社製)10重量部、ハイカーCTBN1300×13(B.
Fグツドリツチケミカル社製)10重量部とアラル
ダイトMY―720(チバ・ガイギー社製)10重量部
との反応物に4,4′―ジアミノジフエニルスルホ
ン40重量部をアセトンに溶かし実施例1と全く同
様にしてプリプレグを作り、コンポジツト特性を
調べた。結果は次の如くであつた。 引張 強度 239Kg/mm2 引張弾性率 15.5Ton/mm2 引張破断伸度 1.54% ILSS(室温) 12.3Kg/mm2 ILSS(100℃) 8.2Kg/mm2 実施例 3〜8 エポキシ樹脂組成物の組成を変え実施例1と同
様の方法にて成形物を得た。その結果を次表に示
す。
【表】
比較例 1
現在航空機用に実用化されている180℃硬化型
の炭素繊維プリプレグ用耐熱性エポキシ樹脂と引
張破断伸度1.85%の炭素繊維ベスフアイトST
―6000(東邦ベスロン社製)を用いて一方向プリ
プレグを作つた。このプリプレグの一方向コンポ
ジツト特性は次の如くであつた。 引張 強度 212Kg/mm2 引張弾性率 15.7Ton/mm2 引張破断伸度 1.35% ILSS(室温) 13.1Kg/mm2 ILSS(100℃) 10.0Kg/mm2 100℃でのILSS値は高く耐熱性は優れているが
引張破断伸度が低い。 比較例 2 現在航空機用に実用化されている120℃硬化型
の炭素繊維プリプレグ用エポキシ樹脂を用いて比
較例1と全く同様にして一方向炭素繊維プリプレ
グを作成し、そのコンポジツト特性を測定した。 引張 強度 225Kg/mm2 引張弾性率 14.0Ton/mm2 引張破断伸度 1.61% ILSS(室温) 9.7Kg/mm2 ILSS(100℃) 4.3Kg/mm2 引張破断伸度は高いが100℃でのILSS値が低く
耐熱性が劣る。
の炭素繊維プリプレグ用耐熱性エポキシ樹脂と引
張破断伸度1.85%の炭素繊維ベスフアイトST
―6000(東邦ベスロン社製)を用いて一方向プリ
プレグを作つた。このプリプレグの一方向コンポ
ジツト特性は次の如くであつた。 引張 強度 212Kg/mm2 引張弾性率 15.7Ton/mm2 引張破断伸度 1.35% ILSS(室温) 13.1Kg/mm2 ILSS(100℃) 10.0Kg/mm2 100℃でのILSS値は高く耐熱性は優れているが
引張破断伸度が低い。 比較例 2 現在航空機用に実用化されている120℃硬化型
の炭素繊維プリプレグ用エポキシ樹脂を用いて比
較例1と全く同様にして一方向炭素繊維プリプレ
グを作成し、そのコンポジツト特性を測定した。 引張 強度 225Kg/mm2 引張弾性率 14.0Ton/mm2 引張破断伸度 1.61% ILSS(室温) 9.7Kg/mm2 ILSS(100℃) 4.3Kg/mm2 引張破断伸度は高いが100℃でのILSS値が低く
耐熱性が劣る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記成分〔A〕、〔B〕、〔C〕、 〔A〕 エポキシ樹脂 〔B〕 両末端にカルボキシル基を有する液状の
ブタジエン―アクリロニトリル共重合体 〔C〕 アミノ置換ジフエニルスルホンとを含み
且つ、〔B〕成分をエポキシ樹脂との反応物と
して含むエポキシ樹脂組成物。 2 〔A〕〜〔C〕成分のほかに更にニトリルゴ
ムを含む特許請求の範囲1のエポキシ樹脂組成
物。 3 〔A〕成分100重量部に対し〔B〕成分3〜
25重量部、〔C〕成分15〜50重量部を含む特許請
求の範囲1のエポキシ樹脂組成物。 4 〔A〕成分がグリシジルアミン系エポキシ樹
脂を少くとも50重量%含む特許請求の範囲1のエ
ポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8331483A JPS59207918A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8331483A JPS59207918A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59207918A JPS59207918A (ja) | 1984-11-26 |
| JPS6338048B2 true JPS6338048B2 (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=13798957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8331483A Granted JPS59207918A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59207918A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023414A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-09 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 一液性エポキシ樹脂組成物 |
| JP2572835B2 (ja) * | 1989-02-21 | 1997-01-16 | 松下電工 株式会社 | 配線板用樹脂組成物およびプリプレグ |
| GB9411367D0 (en) | 1994-06-07 | 1994-07-27 | Ici Composites Inc | Curable Composites |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP8331483A patent/JPS59207918A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59207918A (ja) | 1984-11-26 |
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