JPS6340611B2 - - Google Patents
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- JPS6340611B2 JPS6340611B2 JP61244877A JP24487786A JPS6340611B2 JP S6340611 B2 JPS6340611 B2 JP S6340611B2 JP 61244877 A JP61244877 A JP 61244877A JP 24487786 A JP24487786 A JP 24487786A JP S6340611 B2 JPS6340611 B2 JP S6340611B2
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- Japan
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- die
- punch
- bulge
- force
- expansion
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は複数の板材を一種のプレス成形によつ
て接合する板材の接合装置に関する。
て接合する板材の接合装置に関する。
(従来の技術)
複数の板材を一種のプレス成形によつて接合す
る方法の一例として、例えば特公昭52−21758号
公報に示されたものがある。これは第14図及び
第15図に示すように、接合すべき二枚の金属板
1,2を上下に重ね合わせて、まずその所定部位
に両側が切断された略台形の膨出部3を形成し
(第14図参照)、次に膨出部3をすえ込んで横方
向に張出させ(第15図参照)、この張出し部4,
4によつて膨出部3が金属板1,2に形成された
孔5から抜出ないようにして両金属板1,2を接
合するというものである。このようにして金属板
を接合する接合装置は第16図に示されており、
この第16図において、6は接合すべき金属板を
支持する受台、7は打抜き成形ポンチ、8は切断
成形ダイス、9は平打ちポンチであり、その動作
を説明すると、まず切断成形ダイス8を下降させ
て接合すべき金属板1,2を受台6上に押圧し
(第16図a参照)、次に打抜き成形ポンチ7を上
昇させて切断成形ダイス8との協働作用により膨
出部3を形成し(第16図b参照)、最後に膨出
部3を横方向に張出させるために、切断成形ダイ
ス8を上昇させ(第16図c参照)、この状態で
平打ちポンチ9を下降させて膨出部3をすえ込む
ものである(第16図d参照)。
る方法の一例として、例えば特公昭52−21758号
公報に示されたものがある。これは第14図及び
第15図に示すように、接合すべき二枚の金属板
1,2を上下に重ね合わせて、まずその所定部位
に両側が切断された略台形の膨出部3を形成し
(第14図参照)、次に膨出部3をすえ込んで横方
向に張出させ(第15図参照)、この張出し部4,
4によつて膨出部3が金属板1,2に形成された
孔5から抜出ないようにして両金属板1,2を接
合するというものである。このようにして金属板
を接合する接合装置は第16図に示されており、
この第16図において、6は接合すべき金属板を
支持する受台、7は打抜き成形ポンチ、8は切断
成形ダイス、9は平打ちポンチであり、その動作
を説明すると、まず切断成形ダイス8を下降させ
て接合すべき金属板1,2を受台6上に押圧し
(第16図a参照)、次に打抜き成形ポンチ7を上
昇させて切断成形ダイス8との協働作用により膨
出部3を形成し(第16図b参照)、最後に膨出
部3を横方向に張出させるために、切断成形ダイ
ス8を上昇させ(第16図c参照)、この状態で
平打ちポンチ9を下降させて膨出部3をすえ込む
ものである(第16図d参照)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記構成の接合装置では、膨出
部3のすえ込み前に切断成形ダイス8を上昇させ
て膨出部3を切断成形ダイス8から抜出し、該膨
出部3が横方向に展延し得る状態にせねばなら
ず、型の動きが複雑となる。このため、型を作動
させるプレスとしては複動プレス等の特殊なプレ
スを使用せねばならず、設備費が高くなると共
に、膨出部3の形成とそのすえ込みとを一連のポ
ンチ作動によつて行うことができず、生産性が悪
いという問題がある。
部3のすえ込み前に切断成形ダイス8を上昇させ
て膨出部3を切断成形ダイス8から抜出し、該膨
出部3が横方向に展延し得る状態にせねばなら
ず、型の動きが複雑となる。このため、型を作動
させるプレスとしては複動プレス等の特殊なプレ
スを使用せねばならず、設備費が高くなると共
に、膨出部3の形成とそのすえ込みとを一連のポ
ンチ作動によつて行うことができず、生産性が悪
いという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、普通一般の単能プレスに取付けて使
用することができて設備費を低減できると共に、
膨出部の形成とすえ込みとを一連のポンチ作動に
よつて行うことができて生産性を向上することが
できる板材の接合装置を提供するにある。
その目的は、普通一般の単能プレスに取付けて使
用することができて設備費を低減できると共に、
膨出部の形成とすえ込みとを一連のポンチ作動に
よつて行うことができて生産性を向上することが
できる板材の接合装置を提供するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の板材の接合装置は、ポンチとダイスの
協働作用により重ねられた板材に膨出部を形成
し、更に続く一連のポンチ作動によりすえ込み加
工することによつて板材を接合するものにあつ
て、すえ込み時に前記ダイスが板材の横方向の展
延を許容すべく複数の拡開可能な分壁部を有し、
且つこの拡開した分壁部を元位置に復帰させる復
元機構を装備して成ることを特徴とするものであ
る。
協働作用により重ねられた板材に膨出部を形成
し、更に続く一連のポンチ作動によりすえ込み加
工することによつて板材を接合するものにあつ
て、すえ込み時に前記ダイスが板材の横方向の展
延を許容すべく複数の拡開可能な分壁部を有し、
且つこの拡開した分壁部を元位置に復帰させる復
元機構を装備して成ることを特徴とするものであ
る。
(作用)
上記手段の本発明によれば、ダイスが板材の横
方向の展延を許容すべく複数の拡開可能な分壁部
を有しているので、膨出部をすえ込む際にこの膨
出部をダイスから抜出さなくとも済む。このた
め、膨出部の形成とそのすえ込みとを一連のポン
チ作動によつて行うことができ、それ故に生産性
が向上するとともに型の動きが単純となるから、
普通一般のプレスに取付けて使用することができ
る。
方向の展延を許容すべく複数の拡開可能な分壁部
を有しているので、膨出部をすえ込む際にこの膨
出部をダイスから抜出さなくとも済む。このた
め、膨出部の形成とそのすえ込みとを一連のポン
チ作動によつて行うことができ、それ故に生産性
が向上するとともに型の動きが単純となるから、
普通一般のプレスに取付けて使用することができ
る。
また、拡開した分壁部を元位置に復帰させる復
元機構が装備されているので、分壁部の拡開開始
力を長期にわたつて一定に維持できると共に、そ
の拡開開始力を復元機構の交換等によつて調節す
ることが可能となる。
元機構が装備されているので、分壁部の拡開開始
力を長期にわたつて一定に維持できると共に、そ
の拡開開始力を復元機構の交換等によつて調節す
ることが可能となる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を第1図乃至第12図に
基づいて説明する。11はプレスのラム12に取
付けたポンチホルダ、13はこのポンチホルダ1
1の下部に固定したポンチプレートであり、この
ポンチプレート13の中央にはポンチ14が固定
されている。15はポンチプレート13の下方に
ガイドピン16を介して上下動可能に支持した押
え板で、これは前記ポンチ14に巻装するように
してポンチプレート13との間に介在せしめた圧
縮スプリング17により常には第1図に示す最下
降位置に押下げられている。一方、18はプレス
のベツド19に取付けられたボルスタで、これの
上部にはダイス20が固定されている。このダイ
ス20の中央には上下に貫通する孔21を形成す
ると共に、この孔21の周壁部の対応両側には上
端面において開口する溝22,22を形成してい
る。前記ポンチ14はその下降によつて、後述す
るように接合すべき板材をダイス20の孔21内
に膨出させるようになつており、従つて孔21は
ダイス穴としての作用を有する。耐して上記構成
の結果、ダイス穴たる孔21の周壁部は、上端面
において開口する溝22,22により分割された
複数例えば二個の拡開可能な分壁部20a,20
aによつて形成された形態となり、且つその各分
壁部20a,20aの上端面における孔21側の
端縁は中央部が円弧状に窪む切断エツジ23,2
3として形成されている。尚、22a,22aは
溝22,22の下半部の幅広部を示す。24は復
元機構としての弾性材から成る拡開規制部材で、
これはダイス20の分壁部20aの上端部外周に
巻装して装備されており、その弾性に基づく強い
締付力によつてダイス20を復元状態に維持し、
ダイス20が拡開すると弾性的に伸張するように
なつている。25,25は拡開規制部材24の対
応両側に取着され一端部をダイス20の溝22に
挿入したピンで、これは拡開規制部材24の強い
締付力によつてダイス20が必要以上に縮径する
ことを阻止するためのものである。26はダイス
20の下端径大部20b上に載置した例えば比較
的硬質のゴム材から成る二分割形の弾性座板、2
7はダイス20の下方部に形成した雄ねじ部、2
8はこの雄ねじ部27に螺合するようにしてダイ
ス20の外周に嵌合されたナツトであり、このナ
ツト28は前記弾性座板26上に締付けて固定し
てある。斯るナツト28は螺進退操作により溝2
2の深さ方向即ち上下方向に移動可能であり、し
かも必要に応じて弾性座板26をその厚さが異な
る他の弾性座板と交換することによつてナツト2
8の固定高さ位置を大きな範囲に亘つて調節でき
るようになつている。このようにしてナツト28
の高さ位置を変えると、ダイス20の拡開に寄与
する溝22の長さ寸法が変化するので、ダイス2
0の拡開開始力をその下端側において調節するこ
とを可能としている。29はダイス20の孔21
内に上下動可能に収納された軸棒で、これの下半
部は前記ボルスタ18に形成した保持孔30内に
挿入されている。31はボルスタ18の保持孔3
0の下端雌ねじ部32に螺合した調整ねじ、33
はこの調整ねじ31と軸棒29の鍔部29aとの
間に介在せしめた圧縮スプリングであり、軸棒2
9はこの圧縮スプリング33の弾発力により常に
は上端がダイス20の上端と面一になる位置まで
押上げられている。そて、軸棒29は圧縮スプリ
ング33の弾発力に抗して所定量押下げられると
前記調整ねじ31に当接するようになつており、
その当接までの下降長さは調整ねじ31を螺進退
することにより調整できるようになつている。
基づいて説明する。11はプレスのラム12に取
付けたポンチホルダ、13はこのポンチホルダ1
1の下部に固定したポンチプレートであり、この
ポンチプレート13の中央にはポンチ14が固定
されている。15はポンチプレート13の下方に
ガイドピン16を介して上下動可能に支持した押
え板で、これは前記ポンチ14に巻装するように
してポンチプレート13との間に介在せしめた圧
縮スプリング17により常には第1図に示す最下
降位置に押下げられている。一方、18はプレス
のベツド19に取付けられたボルスタで、これの
上部にはダイス20が固定されている。このダイ
ス20の中央には上下に貫通する孔21を形成す
ると共に、この孔21の周壁部の対応両側には上
端面において開口する溝22,22を形成してい
る。前記ポンチ14はその下降によつて、後述す
るように接合すべき板材をダイス20の孔21内
に膨出させるようになつており、従つて孔21は
ダイス穴としての作用を有する。耐して上記構成
の結果、ダイス穴たる孔21の周壁部は、上端面
において開口する溝22,22により分割された
複数例えば二個の拡開可能な分壁部20a,20
aによつて形成された形態となり、且つその各分
壁部20a,20aの上端面における孔21側の
端縁は中央部が円弧状に窪む切断エツジ23,2
3として形成されている。尚、22a,22aは
溝22,22の下半部の幅広部を示す。24は復
元機構としての弾性材から成る拡開規制部材で、
これはダイス20の分壁部20aの上端部外周に
巻装して装備されており、その弾性に基づく強い
締付力によつてダイス20を復元状態に維持し、
ダイス20が拡開すると弾性的に伸張するように
なつている。25,25は拡開規制部材24の対
応両側に取着され一端部をダイス20の溝22に
挿入したピンで、これは拡開規制部材24の強い
締付力によつてダイス20が必要以上に縮径する
ことを阻止するためのものである。26はダイス
20の下端径大部20b上に載置した例えば比較
的硬質のゴム材から成る二分割形の弾性座板、2
7はダイス20の下方部に形成した雄ねじ部、2
8はこの雄ねじ部27に螺合するようにしてダイ
ス20の外周に嵌合されたナツトであり、このナ
ツト28は前記弾性座板26上に締付けて固定し
てある。斯るナツト28は螺進退操作により溝2
2の深さ方向即ち上下方向に移動可能であり、し
かも必要に応じて弾性座板26をその厚さが異な
る他の弾性座板と交換することによつてナツト2
8の固定高さ位置を大きな範囲に亘つて調節でき
るようになつている。このようにしてナツト28
の高さ位置を変えると、ダイス20の拡開に寄与
する溝22の長さ寸法が変化するので、ダイス2
0の拡開開始力をその下端側において調節するこ
とを可能としている。29はダイス20の孔21
内に上下動可能に収納された軸棒で、これの下半
部は前記ボルスタ18に形成した保持孔30内に
挿入されている。31はボルスタ18の保持孔3
0の下端雌ねじ部32に螺合した調整ねじ、33
はこの調整ねじ31と軸棒29の鍔部29aとの
間に介在せしめた圧縮スプリングであり、軸棒2
9はこの圧縮スプリング33の弾発力により常に
は上端がダイス20の上端と面一になる位置まで
押上げられている。そて、軸棒29は圧縮スプリ
ング33の弾発力に抗して所定量押下げられると
前記調整ねじ31に当接するようになつており、
その当接までの下降長さは調整ねじ31を螺進退
することにより調整できるようになつている。
次に上記構成の作用を説明する。まず接合すべ
き例えば二枚の板材34,35を上下に重ね合わ
せてダイス20上に載置し、この状態でプレスの
ラム12を下降させる。そしてラム12が所定量
下降すると、押え板15が板材34,35に当接
してこれらをダイス20上に押圧固定すると共に
押え板15自身はそれ以上の下降を阻止される
(第3図参照)。このようにして押え板15の下降
が停止されると、以後ラム12によりポンチ14
のみが下降を続けるようになるため、両板材3
4,35はポンチ14の圧下力によつてダイス2
0の孔21及び溝22内に膨み出す。そして、そ
の膨出部36のうち溝22に対応する部分は板材
34,35に連続したまま残り、切断エツジ2
3,23に対応する両側はポンチ14と切断エツ
ジ23,23との協働作用により切断される(第
4図及び第6図参照)。このようにして、板材3
4,35が膨み出すと、これにより軸棒29が圧
縮スプリング33の弾発力に抗して押下げられ、
やがてその下端が調整ねじ31に当接するように
なるが、ポンチ14はその後も更に若干量下降す
るため、このポンチ14の下降により、膨出部3
6が強くすえ込まれるようになる。即ち、ポンチ
14は軸棒29が調整ねじ31に当接した時点の
位置からその後最下降位置に至るまでの下降行程
域をすえ込み域とするものであり、軸棒29はポ
ンチ14がこのすえ込み域に至つた時点で下降を
停止して膨出部36を受け、該膨出部36にポン
チ14のすえ込み力を作用させるものである。而
して、ポンチ14のすえ込み域における下降によ
り、膨出部36は切断側方向に拡がり出るように
展延され、ダイス20の分壁部20a,20aに
矢印37及び38方向(第7図参照)の拡開力を
及ぼすようになる。そしてこの拡開力が所定値以
上になると、拡開規制部材24の締付力に抗して
膨出部36の両側の切断端がダイス20の分壁部
20a,20aを拡開させつつ横方向に張り出す
(第5図及び第6図参照)。而して、ラム12が所
定の下降を終了して上昇すると、ポンチ14は押
え板15と共に上昇して元位置に復帰し、一方軸
棒29は圧縮スプリング33の弾発力により上昇
復帰してその復帰過程で両板材34,35の膨出
部36を突上げて孔21及び溝22から抜き出
し、これによりダイス20は拡開規制部材24の
締付力により縮径して復元する。
き例えば二枚の板材34,35を上下に重ね合わ
せてダイス20上に載置し、この状態でプレスの
ラム12を下降させる。そしてラム12が所定量
下降すると、押え板15が板材34,35に当接
してこれらをダイス20上に押圧固定すると共に
押え板15自身はそれ以上の下降を阻止される
(第3図参照)。このようにして押え板15の下降
が停止されると、以後ラム12によりポンチ14
のみが下降を続けるようになるため、両板材3
4,35はポンチ14の圧下力によつてダイス2
0の孔21及び溝22内に膨み出す。そして、そ
の膨出部36のうち溝22に対応する部分は板材
34,35に連続したまま残り、切断エツジ2
3,23に対応する両側はポンチ14と切断エツ
ジ23,23との協働作用により切断される(第
4図及び第6図参照)。このようにして、板材3
4,35が膨み出すと、これにより軸棒29が圧
縮スプリング33の弾発力に抗して押下げられ、
やがてその下端が調整ねじ31に当接するように
なるが、ポンチ14はその後も更に若干量下降す
るため、このポンチ14の下降により、膨出部3
6が強くすえ込まれるようになる。即ち、ポンチ
14は軸棒29が調整ねじ31に当接した時点の
位置からその後最下降位置に至るまでの下降行程
域をすえ込み域とするものであり、軸棒29はポ
ンチ14がこのすえ込み域に至つた時点で下降を
停止して膨出部36を受け、該膨出部36にポン
チ14のすえ込み力を作用させるものである。而
して、ポンチ14のすえ込み域における下降によ
り、膨出部36は切断側方向に拡がり出るように
展延され、ダイス20の分壁部20a,20aに
矢印37及び38方向(第7図参照)の拡開力を
及ぼすようになる。そしてこの拡開力が所定値以
上になると、拡開規制部材24の締付力に抗して
膨出部36の両側の切断端がダイス20の分壁部
20a,20aを拡開させつつ横方向に張り出す
(第5図及び第6図参照)。而して、ラム12が所
定の下降を終了して上昇すると、ポンチ14は押
え板15と共に上昇して元位置に復帰し、一方軸
棒29は圧縮スプリング33の弾発力により上昇
復帰してその復帰過程で両板材34,35の膨出
部36を突上げて孔21及び溝22から抜き出
し、これによりダイス20は拡開規制部材24の
締付力により縮径して復元する。
尚、ポンチ14の先端部の形状としては、膨出
部36の展延のために費されるエネルギーをでき
るだけ小さくするため、第8図のように両側を鋭
角状に切欠いて膨出部36との当接面積を小さく
することが好ましいが、このようにすると、接合
すべき板材が脆く伸び率の少ない材質であると、
切欠部のエツジ14a,14aによつて亀裂を生
ずる場合がある。この場合には第9図のように両
側を緩やかに傾斜させて、その傾斜面との境界部
14b,14bに適当な丸みをもたせるようにす
るとよい。第10図は第8図のポンチにより成形
した膨出部を、第11図は第9図のポンチにより
成形した膨出部を夫々示す。
部36の展延のために費されるエネルギーをでき
るだけ小さくするため、第8図のように両側を鋭
角状に切欠いて膨出部36との当接面積を小さく
することが好ましいが、このようにすると、接合
すべき板材が脆く伸び率の少ない材質であると、
切欠部のエツジ14a,14aによつて亀裂を生
ずる場合がある。この場合には第9図のように両
側を緩やかに傾斜させて、その傾斜面との境界部
14b,14bに適当な丸みをもたせるようにす
るとよい。第10図は第8図のポンチにより成形
した膨出部を、第11図は第9図のポンチにより
成形した膨出部を夫々示す。
このように本実施例では、膨出部36をすえ込
んでこれを横方向に展延させ、これにより張出し
た部分39,40によつて両板材34,35を接
合する構成であるが(第12図参照)、ダイス2
0は拡開可能な分壁部20a,20aを有してい
るから、膨出部36をダイス20の孔21内です
え込むと、該膨出部36はダイス20を拡開させ
ながら横方向に展延するようになり、従つて膨出
部36をすえ込み前にダイス20から抜出すとい
う動作が不要となる。このため、一組のポンチ1
4とダイス20とで接合用の型を構成できると共
に、膨出部36の成形と膨出部36のすえ込みと
をポンチ14の一下降動作即ち一連のポンチ作動
によつて連続的に行うことができるから、行程数
が大幅に減少して生産性が頗る向上し、しかも普
通一般の単能プレスに取付けて使用することが可
能で、設備費を低く抑えることができる。
んでこれを横方向に展延させ、これにより張出し
た部分39,40によつて両板材34,35を接
合する構成であるが(第12図参照)、ダイス2
0は拡開可能な分壁部20a,20aを有してい
るから、膨出部36をダイス20の孔21内です
え込むと、該膨出部36はダイス20を拡開させ
ながら横方向に展延するようになり、従つて膨出
部36をすえ込み前にダイス20から抜出すとい
う動作が不要となる。このため、一組のポンチ1
4とダイス20とで接合用の型を構成できると共
に、膨出部36の成形と膨出部36のすえ込みと
をポンチ14の一下降動作即ち一連のポンチ作動
によつて連続的に行うことができるから、行程数
が大幅に減少して生産性が頗る向上し、しかも普
通一般の単能プレスに取付けて使用することが可
能で、設備費を低く抑えることができる。
また、特に本実施例では、ダイス20に溝22
を形成することによつて、複数の分壁部20a,
20aを形成したので、ダイス20自身の構造が
極めて簡単となり、製作費も安くなる。
を形成することによつて、複数の分壁部20a,
20aを形成したので、ダイス20自身の構造が
極めて簡単となり、製作費も安くなる。
ところで、膨出部36を精度良く形成するに
は、その成形時にダイス20が不用意に拡開する
ことを防止し、且つ所定の拡開力以上になつたと
き初めて拡開するように規制する必要がある。そ
の場合、その拡開開始力を分壁部20a,20a
のみの弾性復元力を利用して行おうとすると、ダ
イス20の剛性と弾性変形性との兼合いが難し
く、拡開開始力を正確に設定することが困難であ
り、しかも拡開開始力はダイスを同一形状に形成
してもその材質によつて大きく異なるし、更に拡
縮の繰返しによりその拡開開始力が早期に変化す
るという憂いがある。
は、その成形時にダイス20が不用意に拡開する
ことを防止し、且つ所定の拡開力以上になつたと
き初めて拡開するように規制する必要がある。そ
の場合、その拡開開始力を分壁部20a,20a
のみの弾性復元力を利用して行おうとすると、ダ
イス20の剛性と弾性変形性との兼合いが難し
く、拡開開始力を正確に設定することが困難であ
り、しかも拡開開始力はダイスを同一形状に形成
してもその材質によつて大きく異なるし、更に拡
縮の繰返しによりその拡開開始力が早期に変化す
るという憂いがある。
然るに、本実施例によれば、ダイス20に拡開
規制部材24を装備したので、この拡開規制部材
24により所定の拡開力以上になつたとき、分壁
部20a,20aが拡開し始めるように規制で
き、しかもその拡開開始力を長期にわたつて一定
に維持することができる。更に、分壁部20a,
20a自身の弾性復元力によつて拡開開始力を規
制するものでは、その経年変化によつて拡開開始
力が変化した場合には、ダイス20全体を新たな
ものに交換せねばならないが、本実施例によれば
拡開規制部材24を交換することによつて対処で
きる。また、接合すべき板材の板厚や材質等によ
つて拡開開始力を変える場合にも、ダイス20は
そのままで、拡開規制部材24を他のものと交換
することにより対処でき、総じて拡開開始力の調
整に安価に対処することができる。このように本
実施例によれば、ダイスの20の拡開を分壁部2
0a,20aの弾性復元力を利用して規制するも
のとは異なり、拡開規制部材14の弾性を利用し
てダイス20の拡開開始力を広範囲に調節するこ
とができるという効果を奏するものである。この
場合、特に本実施例のように拡開規制部材14を
ダイス20の上端部に装備すれば分壁部20a,
20aの拡開開始力をより正確に設定できる利点
がある。
規制部材24を装備したので、この拡開規制部材
24により所定の拡開力以上になつたとき、分壁
部20a,20aが拡開し始めるように規制で
き、しかもその拡開開始力を長期にわたつて一定
に維持することができる。更に、分壁部20a,
20a自身の弾性復元力によつて拡開開始力を規
制するものでは、その経年変化によつて拡開開始
力が変化した場合には、ダイス20全体を新たな
ものに交換せねばならないが、本実施例によれば
拡開規制部材24を交換することによつて対処で
きる。また、接合すべき板材の板厚や材質等によ
つて拡開開始力を変える場合にも、ダイス20は
そのままで、拡開規制部材24を他のものと交換
することにより対処でき、総じて拡開開始力の調
整に安価に対処することができる。このように本
実施例によれば、ダイスの20の拡開を分壁部2
0a,20aの弾性復元力を利用して規制するも
のとは異なり、拡開規制部材14の弾性を利用し
てダイス20の拡開開始力を広範囲に調節するこ
とができるという効果を奏するものである。この
場合、特に本実施例のように拡開規制部材14を
ダイス20の上端部に装備すれば分壁部20a,
20aの拡開開始力をより正確に設定できる利点
がある。
また、特に本実施例では、ナツト28をダイス
20の下部外周に上下位置調節可能に設けたの
で、その位置調節によつてもダイス20の拡開開
始力を調節することが可能になる。
20の下部外周に上下位置調節可能に設けたの
で、その位置調節によつてもダイス20の拡開開
始力を調節することが可能になる。
尚、上記実施例では膨出部36自身を横方向に
展延させるようにしたが、これは第13図に示す
ように、膨出部36内に別の材料から打ち抜いた
結合用素材41を配置し、この結合用素材41を
ポンチ14によりすえ込んでこれを膨出部36の
両側の切断部分から外方に張出させるようにして
もよい。またダイス20の孔21の周壁部は上記
実施例の如き二個の分壁部20a,20aから構
成するものに限らず、溝により三分割あるいはそ
れ以上に分割された三個あるいはそれ以上の分壁
部で構成するようにしてもよいなど設計製作的に
求められるものである。
展延させるようにしたが、これは第13図に示す
ように、膨出部36内に別の材料から打ち抜いた
結合用素材41を配置し、この結合用素材41を
ポンチ14によりすえ込んでこれを膨出部36の
両側の切断部分から外方に張出させるようにして
もよい。またダイス20の孔21の周壁部は上記
実施例の如き二個の分壁部20a,20aから構
成するものに限らず、溝により三分割あるいはそ
れ以上に分割された三個あるいはそれ以上の分壁
部で構成するようにしてもよいなど設計製作的に
求められるものである。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されるものではなく、ダイスの分壁部の構
成及び復元機構の構成は上記実施例のものに限ら
れるものではなく、例えば復元機構はばね力を利
用した構成とすることもできる等、実施に際して
要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができ
る。
に限定されるものではなく、ダイスの分壁部の構
成及び復元機構の構成は上記実施例のものに限ら
れるものではなく、例えば復元機構はばね力を利
用した構成とすることもできる等、実施に際して
要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができ
る。
[発明の効果]
本発明は以上説明したように、ダイスが板材の
横方向の展延を許容すべく複数の拡開可能な分壁
部を有しているので、膨出部の形成とそのすえ込
みとを一連のポンチ作動によつて行うことがで
き、このため生産性が向上するとともに型の動き
が単純となるから、普通一般のプレスに取付けて
使用することができ設備費を低減することができ
る。しかも、拡開した分壁部を元位置に復帰させ
る復元機構を装備したので、分壁部の拡開開始力
を長期にわたつて一定に維持できると共に、その
拡開開始力を復元機構の交換等によつて広範囲に
調節でき、接合すべき板材の材質等に容易に対処
することのできる等の優れた効果を奏するもので
ある。
横方向の展延を許容すべく複数の拡開可能な分壁
部を有しているので、膨出部の形成とそのすえ込
みとを一連のポンチ作動によつて行うことがで
き、このため生産性が向上するとともに型の動き
が単純となるから、普通一般のプレスに取付けて
使用することができ設備費を低減することができ
る。しかも、拡開した分壁部を元位置に復帰させ
る復元機構を装備したので、分壁部の拡開開始力
を長期にわたつて一定に維持できると共に、その
拡開開始力を復元機構の交換等によつて広範囲に
調節でき、接合すべき板材の材質等に容易に対処
することのできる等の優れた効果を奏するもので
ある。
第1図乃至第12図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図は全体の縦断側面図、第2図はダ
イス及び座板の分解斜視図、第3図乃至第5図は
板材の接合過程を順に示す縦断側面図、第6図は
第4図の−線に沿う縦断面図、第7図は第5
図の−線に沿う縦断面図、第8図及び第9図
は夫々異なる形態で示すポンチの斜視図、第10
図及び第11図は夫々第8図及び第9図のポンチ
で形成した膨出部の下面図、第12図は接合状態
で示す膨出部の拡大断面図であり、第13図は本
発明の他の実施例を示す第12図相当図である。
また、第14図乃至第16図は従来の接合方法を
示すもので、第14図a及びbは膨出部を互いに
異なる方向で切断して示す断面図、第15図は接
合状態で示す膨出部の断面図、第16図a乃至d
は接合過程を順に示す断面図である。 図中、14はポンチ、15は押え板、20はダ
イス、22は溝、23は切断エツジ、24は拡開
規制部材(復元機構)、29は軸棒、34,35
は板材、36は膨出部である。
もので、第1図は全体の縦断側面図、第2図はダ
イス及び座板の分解斜視図、第3図乃至第5図は
板材の接合過程を順に示す縦断側面図、第6図は
第4図の−線に沿う縦断面図、第7図は第5
図の−線に沿う縦断面図、第8図及び第9図
は夫々異なる形態で示すポンチの斜視図、第10
図及び第11図は夫々第8図及び第9図のポンチ
で形成した膨出部の下面図、第12図は接合状態
で示す膨出部の拡大断面図であり、第13図は本
発明の他の実施例を示す第12図相当図である。
また、第14図乃至第16図は従来の接合方法を
示すもので、第14図a及びbは膨出部を互いに
異なる方向で切断して示す断面図、第15図は接
合状態で示す膨出部の断面図、第16図a乃至d
は接合過程を順に示す断面図である。 図中、14はポンチ、15は押え板、20はダ
イス、22は溝、23は切断エツジ、24は拡開
規制部材(復元機構)、29は軸棒、34,35
は板材、36は膨出部である。
Claims (1)
- 1 ポンチとダイスの協働作用により重ねられた
板材に膨出部を形成し、更に続く一連のポンチ作
動によりすえ込み加工することによつて板材を接
合するものにあつて、すえ込み時に前記ダイスが
板材の横方向の展延を許容すべく複数の拡開可能
な分壁部を有し、且つこの拡開した分壁部を元位
置に復帰させる復元機構を装備して成ることを特
徴とする板材の接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24487786A JPS62151231A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 板材の接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24487786A JPS62151231A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 板材の接合装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13378379A Division JPS5659539A (en) | 1979-10-17 | 1979-10-17 | Joining device of plate material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62151231A JPS62151231A (ja) | 1987-07-06 |
| JPS6340611B2 true JPS6340611B2 (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=17125323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24487786A Granted JPS62151231A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 板材の接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62151231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037513U (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-24 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH069709Y2 (ja) * | 1988-01-05 | 1994-03-16 | 三洋機工株式会社 | 金属薄板の接合装置 |
| JP4703861B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2011-06-15 | 三洋機工株式会社 | 金属薄板の結合装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2671361A (en) * | 1950-07-06 | 1954-03-09 | Houdaille Hershey Corp | Apparatus for securing together a plurality of sheets |
| NL133141C (ja) * | 1964-05-20 |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP24487786A patent/JPS62151231A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037513U (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62151231A (ja) | 1987-07-06 |
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