JPS6342777B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342777B2 JPS6342777B2 JP9412479A JP9412479A JPS6342777B2 JP S6342777 B2 JPS6342777 B2 JP S6342777B2 JP 9412479 A JP9412479 A JP 9412479A JP 9412479 A JP9412479 A JP 9412479A JP S6342777 B2 JPS6342777 B2 JP S6342777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive agent
- temperature
- inorganic pigment
- conductive
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真感光体、静電記録材料等の画
像形成部材の基体の導電処理に用いられる導電剤
の製造法に関する。
像形成部材の基体の導電処理に用いられる導電剤
の製造法に関する。
電子写真感光体、静電記録体等の画像形成部材
の基体は電荷の消去、帯電防止又は記録層への安
定した帯電を目的として導電処理されている。こ
の導電処理に用いられる導電剤の代表的なものは
4級アンモニウム塩、スルホン酸塩等の親水性基
を有するポリマーであるが、その他にNaNO3、
KCl、LiCl等の親水性無機アルカリ金属塩も使用
されている。しかしこれら導電剤の最大の欠点は
その固有の電導度が大気の湿度変化によつて著し
く変つてくることである。従つてこれらの導電剤
は常に安定した画像を得るという目的には不適当
である。一方、湿度に殆んど影響されない導電剤
として導電性ZnOも知られている。この導電剤は
ZnOに金属をドープすることにより金属の導電性
を利用したものである。しかしZnO粉末は高価で
あるばかりでなく、比重が大きいため、分散液と
して分散安定性に欠ける上、基体、従つて記録部
材を不自然に重くするという欠点を有している。
の基体は電荷の消去、帯電防止又は記録層への安
定した帯電を目的として導電処理されている。こ
の導電処理に用いられる導電剤の代表的なものは
4級アンモニウム塩、スルホン酸塩等の親水性基
を有するポリマーであるが、その他にNaNO3、
KCl、LiCl等の親水性無機アルカリ金属塩も使用
されている。しかしこれら導電剤の最大の欠点は
その固有の電導度が大気の湿度変化によつて著し
く変つてくることである。従つてこれらの導電剤
は常に安定した画像を得るという目的には不適当
である。一方、湿度に殆んど影響されない導電剤
として導電性ZnOも知られている。この導電剤は
ZnOに金属をドープすることにより金属の導電性
を利用したものである。しかしZnO粉末は高価で
あるばかりでなく、比重が大きいため、分散液と
して分散安定性に欠ける上、基体、従つて記録部
材を不自然に重くするという欠点を有している。
本発明の目的は以上の欠点のない、即ち湿度変
化に対して安定な、かつ分散安定性が良い導電剤
の製造法を提供することである。
化に対して安定な、かつ分散安定性が良い導電剤
の製造法を提供することである。
本発明方法は、無機顔料を、金属塩の溶液中に
分散せしめ、過後、残渣を、前記金属塩の金属
の溶融温度以上でかつ前記無機顔料の分解ないし
変質する温度以下の温度に加熱する導電剤の製造
法において、該無機顔料が炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、クレー、シリカ、カオリン、酸化
チタン、硫酸バリウム、タルク、炭酸亜鉛、硫化
亜鉛よりなる群から選らばれたものであることを
特徴とする導電剤の製造法である。
分散せしめ、過後、残渣を、前記金属塩の金属
の溶融温度以上でかつ前記無機顔料の分解ないし
変質する温度以下の温度に加熱する導電剤の製造
法において、該無機顔料が炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、クレー、シリカ、カオリン、酸化
チタン、硫酸バリウム、タルク、炭酸亜鉛、硫化
亜鉛よりなる群から選らばれたものであることを
特徴とする導電剤の製造法である。
本発明において用いられる無機顔料はプラスチ
ツクや紙の着色顔料あるいは充填剤として広く使
用されていたものであつて、炭酸マグネシウム
(分解乃至変質温度約700℃)、炭酸カルシウム
(同約800℃)、クレー(同約700℃)、シリカ(同
約1000℃)、カオリン(同約700℃)、酸化チタン
(同約1000℃)、硫酸バリウム(同約1600℃)、タ
ルク、炭酸亜鉛、硫化亜鉛よりなる群から選ばれ
る。
ツクや紙の着色顔料あるいは充填剤として広く使
用されていたものであつて、炭酸マグネシウム
(分解乃至変質温度約700℃)、炭酸カルシウム
(同約800℃)、クレー(同約700℃)、シリカ(同
約1000℃)、カオリン(同約700℃)、酸化チタン
(同約1000℃)、硫酸バリウム(同約1600℃)、タ
ルク、炭酸亜鉛、硫化亜鉛よりなる群から選ばれ
る。
これらの無機顔料は単独で、又は2種以上混合
して使用されるが、混合物を用いた場合、加熱温
度は分解又は変質温度の低い方が選ばれる。
して使用されるが、混合物を用いた場合、加熱温
度は分解又は変質温度の低い方が選ばれる。
一方、本発明で用いられる親水性金属塩として
はMgCl2、MgSO4、Mg(CH3COO)2、Mg
(NO3)2、等のMg塩;AlCl3、Al(NO3)3、Al2
(SO4)3等のAl塩;ZnCl2、ZnSO4、Zn(NO3)2、
Zn(CH3COO)2等のZn塩が挙げられるが、その他
AgNO3、KCl、NaCl、LiCl等も使用できる。な
おこれら金属塩の金属の溶融温度は次の通りであ
る。
はMgCl2、MgSO4、Mg(CH3COO)2、Mg
(NO3)2、等のMg塩;AlCl3、Al(NO3)3、Al2
(SO4)3等のAl塩;ZnCl2、ZnSO4、Zn(NO3)2、
Zn(CH3COO)2等のZn塩が挙げられるが、その他
AgNO3、KCl、NaCl、LiCl等も使用できる。な
おこれら金属塩の金属の溶融温度は次の通りであ
る。
溶融温度
Mg 約650℃
Al 約660℃
Zn 約420℃
Ag 約960℃
K 約 63℃
Na 約 98℃
Li 約180℃
これら金属塩の溶液は0.1モル/以上の濃度
で使用される。また無機顔料に対する金属塩の使
用量は最終的に得られる製品を基準として無機顔
料100部に対し5〜60部程度が適当である。なお
溶媒としては水あるいはアルコール、トルエン、
キシレン等の有機溶媒が用いられる。
で使用される。また無機顔料に対する金属塩の使
用量は最終的に得られる製品を基準として無機顔
料100部に対し5〜60部程度が適当である。なお
溶媒としては水あるいはアルコール、トルエン、
キシレン等の有機溶媒が用いられる。
本発明では無機顔料は以上のような金属塩溶液
に浸漬分散させる。分散はボールミル、ホモジナ
イザー等の通常の手段でよい。次に得られた液は
過し、必要あれば乾燥後、残渣を所定温度に通
常0.5時間以上、加熱する。なお加熱には電気炉
が用いられる。
に浸漬分散させる。分散はボールミル、ホモジナ
イザー等の通常の手段でよい。次に得られた液は
過し、必要あれば乾燥後、残渣を所定温度に通
常0.5時間以上、加熱する。なお加熱には電気炉
が用いられる。
加熱温度は金属塩の金属の溶融温度以上、無機
顔料の分解ないし変質温度以下の温度でなければ
ならない。前記溶融温度以下の温度では充分な導
電性が得られずまた前記無機顔料の分解ないし変
質温度以上の温度では顔料の特性が変化する。
顔料の分解ないし変質温度以下の温度でなければ
ならない。前記溶融温度以下の温度では充分な導
電性が得られずまた前記無機顔料の分解ないし変
質温度以上の温度では顔料の特性が変化する。
以上のようにして得られる製品は通常フロツク
状になつているので、粉細し、目的に供する。な
おこの導電剤粉体の電気抵抗は測定条件によつて
異なるが、20℃、10〜65%RHで錠剤の状態で測
定した場合(粉体を錠剤成形機400Kg/cm2の加圧
に成形し、得られた錠剤の両面に電極として銀ペ
ーストを塗布して測定)では2×10-2〜1010Ωで
あつた。
状になつているので、粉細し、目的に供する。な
おこの導電剤粉体の電気抵抗は測定条件によつて
異なるが、20℃、10〜65%RHで錠剤の状態で測
定した場合(粉体を錠剤成形機400Kg/cm2の加圧
に成形し、得られた錠剤の両面に電極として銀ペ
ーストを塗布して測定)では2×10-2〜1010Ωで
あつた。
本発明の導電剤は各種記録部材の基体の導電処
理又は帯電防止用に好適で、通常の方法、即ち導
電剤エチルセルロール、酢酸セルロール等のバイ
ンダー中に分散し、これを紙、プラスチツクフイ
ルム等の基体に塗布することにより、湿度変化に
対し安定な低電気抵抗を有する基体にすることが
できる。また本発明の導電剤はプラスチツクフイ
ルム中にフイラーとして添加することにより、フ
イルムに帯電防止性を与えることができる。
理又は帯電防止用に好適で、通常の方法、即ち導
電剤エチルセルロール、酢酸セルロール等のバイ
ンダー中に分散し、これを紙、プラスチツクフイ
ルム等の基体に塗布することにより、湿度変化に
対し安定な低電気抵抗を有する基体にすることが
できる。また本発明の導電剤はプラスチツクフイ
ルム中にフイラーとして添加することにより、フ
イルムに帯電防止性を与えることができる。
以下に実施例を示す。
実施例 1
ZnCl2 40g
炭酸カルシウム 200g
水 1000g
をボールミルで24時間分散した後、過し、残渣
を自然乾燥し、ついで600℃で3時間熱処理し、
淡黄色のフロツク状炭酸カルシウム系導電剤を得
た。
を自然乾燥し、ついで600℃で3時間熱処理し、
淡黄色のフロツク状炭酸カルシウム系導電剤を得
た。
このものの電気抵抗は前述した方法で測定した
ところ、20℃、10%RHの条件下で6×101Ω、
20℃、65%RHの条件で2×101Ωで、湿度依存
性が少なかつた。
ところ、20℃、10%RHの条件下で6×101Ω、
20℃、65%RHの条件で2×101Ωで、湿度依存
性が少なかつた。
次に
前記炭酸カルシウム系導電剤 100g
ポリ酢酸ビニルの40%ラテツクス 80g
水 100g
を充分、分散した後、小型コーターで上質紙上に
塗布乾燥して付着量15g/m2の導電性基体を得
た。このものの表面比抵抗は20℃、10%RHでは
3×107Ω、20℃、65%RHでは1×107Ωであつ
た。
塗布乾燥して付着量15g/m2の導電性基体を得
た。このものの表面比抵抗は20℃、10%RHでは
3×107Ω、20℃、65%RHでは1×107Ωであつ
た。
実施例 2
AlCl3・6H2O 100g
製紙用クレー 200g
水 1000g
をボールミルで24時間分散した後、過し、残渣
を自然乾燥後、700℃で1時間熱処理し、白色の
フロツク状クレー系導電剤を得た。このものの電
気抵抗は実施例1と同じ測定方法で20℃、10%
RHで7×103Ωであつた。
を自然乾燥後、700℃で1時間熱処理し、白色の
フロツク状クレー系導電剤を得た。このものの電
気抵抗は実施例1と同じ測定方法で20℃、10%
RHで7×103Ωであつた。
次に
前記クレー系導電剤 50g
SBRの40%ラテツクス 40g
水 100g
を充分、分散し、これを120g/m2の厚紙の両面
に塗布乾燥して各面の付着量が20g/m2の導電剤
基体を得た。このものの表面比抵抗は20℃、10%
RHで1×109Ωであつた。更にこの基体の片面
に光導電性ZnO20g及びアクリル樹脂80gよりな
るトルエン分散液を塗布乾燥して電子写真用感光
体を作成した。これを市販のオフセツトマスター
製版機で20℃、10%RH及び30℃、70%RHの各
条件下で製版を行なつたところ、両者とも殆んど
差異のない画像を有するマスターが得られた。ま
れこのマスターを用いてオフセツト印刷を行なつ
たところ、1500板の鮮明な印刷物が得られた。
に塗布乾燥して各面の付着量が20g/m2の導電剤
基体を得た。このものの表面比抵抗は20℃、10%
RHで1×109Ωであつた。更にこの基体の片面
に光導電性ZnO20g及びアクリル樹脂80gよりな
るトルエン分散液を塗布乾燥して電子写真用感光
体を作成した。これを市販のオフセツトマスター
製版機で20℃、10%RH及び30℃、70%RHの各
条件下で製版を行なつたところ、両者とも殆んど
差異のない画像を有するマスターが得られた。ま
れこのマスターを用いてオフセツト印刷を行なつ
たところ、1500板の鮮明な印刷物が得られた。
Claims (1)
- 1 無機顔料を、金属塩の溶液中に分散せしめ、
濾過後、残渣を前記金属塩の金属の溶融温度以上
でかつ前記無機顔料の分解ないし変質する温度以
下の温度に加熱する導電剤の製造法において、該
無機顔料が炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
クレー、シリカ、カオリン、酸化チタン、硫酸バ
リウム、タルク、炭酸亜鉛、硫化亜鉛よりなる群
から選らばれたものであることを特徴とする導電
剤の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412479A JPS5618303A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Producing electric conducting material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9412479A JPS5618303A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Producing electric conducting material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5618303A JPS5618303A (en) | 1981-02-21 |
| JPS6342777B2 true JPS6342777B2 (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=14101664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9412479A Granted JPS5618303A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Producing electric conducting material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5618303A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6168291A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-08 | Hokuetsu Seishi Kk | 感熱記録紙 |
-
1979
- 1979-07-23 JP JP9412479A patent/JPS5618303A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5618303A (en) | 1981-02-21 |
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