JPS6343074B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343074B2 JPS6343074B2 JP57186858A JP18685882A JPS6343074B2 JP S6343074 B2 JPS6343074 B2 JP S6343074B2 JP 57186858 A JP57186858 A JP 57186858A JP 18685882 A JP18685882 A JP 18685882A JP S6343074 B2 JPS6343074 B2 JP S6343074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retort
- sterilization
- air
- pressurized
- plastic containers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
この発明はプラスチツク容器包装食品及び医薬
品のレトルト殺菌方法の改良に関するものであ
る。 従来、プラスチツク容器包装食品及び医薬品を
加熱殺菌する方法として、レトルト内に前記プラ
スチツク容器包装食品及び医薬品を収容し高温の
加熱殺菌媒体による加熱と加圧空気による加圧と
を行ない加圧条件下に高温加熱殺菌する方法が一
般に行なわれている。 この加熱殺菌方法を具体的に説明すると、上記
プラスチツク容器包装食品及び医薬品をレトルト
内に収容した後、まず加熱殺菌媒体として水蒸気
を送り込みならが該レトルト内の空気を排出し、
レトルト内に存在していた空気と置換し、次に加
圧媒体として加圧空気をレトルトに送り込むと共
に排出量を少なくしてレトルト内圧を上げ該レト
ルト内雰囲気を100℃以上の所定殺菌温度と所定
圧力まで上昇させ、その後は水蒸気および空気か
らなる混合物の供給量を適切にコントロールし
て、前記殺菌温度と圧力とを所定時間維持させて
殺菌を完了させるものである。 しかし前述した方法で加熱殺菌を行なう場合、
100℃を超えるような高温中ではプラスチツクに
本来微小のガス透過性が免がれないこと及び酸素
の分子運動が活発になること、またレトルト内は
加圧状態である等のことからレトルト雰囲気中の
空気が薄いプラスチツク容器包装材を透過し易く
なり、包装材を透過してプラスチツク容器中に侵
入した空気に含まれている酸素により内容物が酸
化され変敗、変色が生じるといつた問題が免がれ
なかつた。 ここに発明者等はかかる問題を解決すべく研究
を重ねた結果、上述した加圧媒体として窒素等の
不活性ガスを使用することにより上述した問題が
解決されることを見出しこの発明を完成したので
ある。即ちこの発明は、レトルト内にプラスチツ
ク容器包装食品及び医薬品を収容し高温の加熱殺
菌媒体による加熱と加圧空気による加圧とを行な
い加圧条件下に高温加熱殺菌するプラスチツク容
器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法におい
て、前記加圧を窒素等の不活性ガスによる加圧媒
体の導入により行なうことを特徴とするプラスチ
ツク容器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法
である。 具体的にこの発明において、プラスチツク容器
包装食品とはプラスチツク成形容器、プラスチツ
ク成形袋等の所謂レトルトパウチと呼ばれる包装
体に内容物が封入されたものである。 この発明において加熱殺菌媒体は一般には水蒸
気を使用し、レトルト内に前記レトルトパウチを
収容した後、先ず常法により該水蒸気を送り込み
ながら該レトルト内の空気を排気し空気を水蒸気
と置換する。このためレトルト内に残存する空気
即ち酸素は微量でありこれは概ね無視できる量で
ある。 そしてこの発明では前記レトルトに例えば圧力
150Kg/cm2程度の窒素ボンベを接続し、この加圧
窒素を前記水蒸気置換後、適宜の時期にレトルト
内に送り込み排出量を少なくしてレトルト内圧を
上げ、常法と同様の手段により該レトルト内雰囲
気を100℃以上で最も一般的には120℃の所定殺菌
温度とこれに相当する圧力まで上昇させる。そし
てその後は水蒸気および窒素の供給量を適切な供
給量にコントロールし、これを所定時間維持させ
殺菌を完了させるものである。 以下この発明を実施例により説明する。 実施例 肉厚が0.015〜0.025mmのエバール(商品名)を
中間層とし、その両側にポリプロピレンを積層し
た包装材料、また多層ナイロン材料によるいずれ
も肉厚0.5mm、内容量680c.c.のボトルを作成した。
このボトルに水または食用油は510c.c.、また他の
ぬれ甘納豆、ピーナツはこれらを適量充填した。 次にこれらを加熱殺菌媒体を水蒸気とし、110
℃、40分のレトルト条件で通常の空気加圧による
レトルト殺菌と窒素による加圧(2.5Kg/cm2)す
る本発明のレトルト殺菌をそれぞれ行なつた直
後、ガスクロマトグラフ法で容器内のヘツドスペ
ース中の酸素濃度をそれぞれ測定し、その結果を
次表に示す。 尚レトルト殺菌前のヘツドスペース中の酸素濃
度は0.004%であつた。
品のレトルト殺菌方法の改良に関するものであ
る。 従来、プラスチツク容器包装食品及び医薬品を
加熱殺菌する方法として、レトルト内に前記プラ
スチツク容器包装食品及び医薬品を収容し高温の
加熱殺菌媒体による加熱と加圧空気による加圧と
を行ない加圧条件下に高温加熱殺菌する方法が一
般に行なわれている。 この加熱殺菌方法を具体的に説明すると、上記
プラスチツク容器包装食品及び医薬品をレトルト
内に収容した後、まず加熱殺菌媒体として水蒸気
を送り込みならが該レトルト内の空気を排出し、
レトルト内に存在していた空気と置換し、次に加
圧媒体として加圧空気をレトルトに送り込むと共
に排出量を少なくしてレトルト内圧を上げ該レト
ルト内雰囲気を100℃以上の所定殺菌温度と所定
圧力まで上昇させ、その後は水蒸気および空気か
らなる混合物の供給量を適切にコントロールし
て、前記殺菌温度と圧力とを所定時間維持させて
殺菌を完了させるものである。 しかし前述した方法で加熱殺菌を行なう場合、
100℃を超えるような高温中ではプラスチツクに
本来微小のガス透過性が免がれないこと及び酸素
の分子運動が活発になること、またレトルト内は
加圧状態である等のことからレトルト雰囲気中の
空気が薄いプラスチツク容器包装材を透過し易く
なり、包装材を透過してプラスチツク容器中に侵
入した空気に含まれている酸素により内容物が酸
化され変敗、変色が生じるといつた問題が免がれ
なかつた。 ここに発明者等はかかる問題を解決すべく研究
を重ねた結果、上述した加圧媒体として窒素等の
不活性ガスを使用することにより上述した問題が
解決されることを見出しこの発明を完成したので
ある。即ちこの発明は、レトルト内にプラスチツ
ク容器包装食品及び医薬品を収容し高温の加熱殺
菌媒体による加熱と加圧空気による加圧とを行な
い加圧条件下に高温加熱殺菌するプラスチツク容
器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法におい
て、前記加圧を窒素等の不活性ガスによる加圧媒
体の導入により行なうことを特徴とするプラスチ
ツク容器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法
である。 具体的にこの発明において、プラスチツク容器
包装食品とはプラスチツク成形容器、プラスチツ
ク成形袋等の所謂レトルトパウチと呼ばれる包装
体に内容物が封入されたものである。 この発明において加熱殺菌媒体は一般には水蒸
気を使用し、レトルト内に前記レトルトパウチを
収容した後、先ず常法により該水蒸気を送り込み
ながら該レトルト内の空気を排気し空気を水蒸気
と置換する。このためレトルト内に残存する空気
即ち酸素は微量でありこれは概ね無視できる量で
ある。 そしてこの発明では前記レトルトに例えば圧力
150Kg/cm2程度の窒素ボンベを接続し、この加圧
窒素を前記水蒸気置換後、適宜の時期にレトルト
内に送り込み排出量を少なくしてレトルト内圧を
上げ、常法と同様の手段により該レトルト内雰囲
気を100℃以上で最も一般的には120℃の所定殺菌
温度とこれに相当する圧力まで上昇させる。そし
てその後は水蒸気および窒素の供給量を適切な供
給量にコントロールし、これを所定時間維持させ
殺菌を完了させるものである。 以下この発明を実施例により説明する。 実施例 肉厚が0.015〜0.025mmのエバール(商品名)を
中間層とし、その両側にポリプロピレンを積層し
た包装材料、また多層ナイロン材料によるいずれ
も肉厚0.5mm、内容量680c.c.のボトルを作成した。
このボトルに水または食用油は510c.c.、また他の
ぬれ甘納豆、ピーナツはこれらを適量充填した。 次にこれらを加熱殺菌媒体を水蒸気とし、110
℃、40分のレトルト条件で通常の空気加圧による
レトルト殺菌と窒素による加圧(2.5Kg/cm2)す
る本発明のレトルト殺菌をそれぞれ行なつた直
後、ガスクロマトグラフ法で容器内のヘツドスペ
ース中の酸素濃度をそれぞれ測定し、その結果を
次表に示す。 尚レトルト殺菌前のヘツドスペース中の酸素濃
度は0.004%であつた。
【表】
このように空気加圧とN2加圧によるレトルト
殺菌直後のヘツドスペース中酸素濃度を測定した
ところ、空気加圧に較べN2加圧によるレトルト
殺菌後の酸素濃度は1/10以下に激減しており本発
明が著しく優れていることが明らかである。 この発明は上記説明および実施例から明らかな
ように、レトルト殺菌による上述した酸素侵入を
抑制しレトルトパウチ中の酸素濃度を著しく下げ
ることができるため、該レトルトパウチ中の内容
物が酸素により変敗、変色するといつたおそれが
なく、特に酸素の存在を嫌う内容物の入つたレト
ルトパウチに適する等その工業的効果は非常に大
である。
殺菌直後のヘツドスペース中酸素濃度を測定した
ところ、空気加圧に較べN2加圧によるレトルト
殺菌後の酸素濃度は1/10以下に激減しており本発
明が著しく優れていることが明らかである。 この発明は上記説明および実施例から明らかな
ように、レトルト殺菌による上述した酸素侵入を
抑制しレトルトパウチ中の酸素濃度を著しく下げ
ることができるため、該レトルトパウチ中の内容
物が酸素により変敗、変色するといつたおそれが
なく、特に酸素の存在を嫌う内容物の入つたレト
ルトパウチに適する等その工業的効果は非常に大
である。
Claims (1)
- 1 レトルト内にプラスチツク容器包装食品及び
医薬品を収容し高温の加熱殺菌媒体による加熱と
加圧空気による加圧とを行ない加圧条件下に高温
加熱殺菌するプラスチツク容器包装食品及び医薬
品のレトルト殺菌方法において、前記加圧を窒素
等の不活性ガスによる加圧媒体の導入により行な
うことを特徴とするプラスチツク容器包装食品及
び医薬品のレトルト殺菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57186858A JPS5978674A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | プラスチツク容器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57186858A JPS5978674A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | プラスチツク容器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5978674A JPS5978674A (ja) | 1984-05-07 |
| JPS6343074B2 true JPS6343074B2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=16195882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57186858A Granted JPS5978674A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | プラスチツク容器包装食品及び医薬品のレトルト殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5978674A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61254167A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 密封容器のレトルト加熱殺菌法 |
| JPH067853B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1994-02-02 | テルモ株式会社 | 加熱滅菌された血液保存液入り容器およびその製造方法 |
| JP2010000176A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Suntory Holdings Ltd | 熱処理装置の運転方法 |
| WO2025085365A1 (en) | 2023-10-16 | 2025-04-24 | Amcor Flexibles North America, Inc. | Method for sterilizing a packaged product |
| WO2025085364A1 (en) | 2023-10-16 | 2025-04-24 | Amcor Flexibles North America, Inc. | Method for sterilizing a packaged product |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52122642A (en) * | 1976-04-07 | 1977-10-15 | Taiheiyo Kogyo Kk | Method of producing retort food leaving cavity in it |
| JPS57206447A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-17 | Terumo Corp | Plastic container receiving liquid drug pasturized with high pressure steam and production thereof |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP57186858A patent/JPS5978674A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5978674A (ja) | 1984-05-07 |
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