JPS6344143B2 - - Google Patents

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JPS6344143B2
JPS6344143B2 JP55152214A JP15221480A JPS6344143B2 JP S6344143 B2 JPS6344143 B2 JP S6344143B2 JP 55152214 A JP55152214 A JP 55152214A JP 15221480 A JP15221480 A JP 15221480A JP S6344143 B2 JPS6344143 B2 JP S6344143B2
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JP
Japan
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sulfur
defined above
same
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Application number
JP55152214A
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English (en)
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JPS5777669A (en
Inventor
Kenzo Watanabe
Takeshi Ju
Takeo Ooba
Toshio Tanaka
Noriaki Okamura
Kyoshi Sakauchi
Atsuo Hasato
Seiji Kurozumi
Akira Ootsu
Fukuyoshi Kamimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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Priority to DE8181109250T priority patent/DE3168199D1/de
Priority to EP81109250A priority patent/EP0051284B1/en
Priority to US06/316,902 priority patent/US4466980A/en
Publication of JPS5777669A publication Critical patent/JPS5777669A/ja
Publication of JPS6344143B2 publication Critical patent/JPS6344143B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な含硫黄プロスタグランジン類お
よびその製造法に関する。 天然プロスタグランジン類は生物学的及び薬物
学的に高度な活性を持つ局所ホルモンであり、そ
れゆえにそれらの誘導体に関する研究も数多く行
なわれている。天然型プロスタグランジン類の中
でもプロスタグランジンE1は強い血小板凝集抑
制作用、血管拡張作用等を有し、臨床への応用が
期待されている。本発明者等はプロスタグランジ
ンE1の有する薬物学的な欠点を克服した新しい
プロスタグランジン類を得るべく鋭意研究した結
果、新規な含硫黄プロスタグランジン類およびそ
の製造法を見出し本発明に到達したものである。 本発明によつて得られる含硫黄プロスタグラン
ジン類は、下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子又は低級アルキル基を表
わし、R2は炭素数1〜10のアルキル基又はシク
ロアルキル基を表わし、R3は水素原子又はメチ
ル基を表わし、R4及びR5は水素原子又は保護基
を表わし、nは0、1又は2を表わし記号*不斉
炭素原子を表わし、その絶対配置はR配置又はS
配置又は両者の任意の割合の混合物である。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物、
並びにR1、R4及びR5が水素原子である場合のそ
れらの薬理学的に許容しうる陽イオンの塩であ
る。 式〔〕においてR1は水素原子又は低級アル
キル基を表わし、例えば、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブ
チル基などが挙げられ、特に水素原子又はメチル
基が好ましい。又はR2は炭素数1〜10のアルキ
ル基又はシクロアルキル基を表わし、例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、2−メチルヘキシル基などの炭素数1
〜10のアルキル基、あるいはシクロヘキシル基な
どの炭素数1〜10のシクロアルキル基が挙げられ
るが、中でも特に好ましい例としては、ペンチル
基、ヘキシル基、2−メチルヘキシル基、シクロ
ヘキシル基等を挙げることが出来る。又R3は水
素原子又はメチル基を表わす。R4及びR5は水素
原子又は保護基を表わし、保護基としては、本発
明において実施される反応及び後処理行程中にお
いて脱離することなく安定に存在しうる保護基で
あればいかなる保護基でもよい。このような保護
基の例を具体的に示すならば、例えばt−ブチル
ジメチルシリル基、ジフエニルメチルシリル基等
のシリルエーテル類、メトキシメチル基、1−エ
トキシエチル基、2−エトキシ2−プロピル基、
メトキシエトキシメチル基、メチルチオメチル
基、ベンジルオキシメチル基、テトラヒドロピラ
ン−2−イル基等のアセタール類などが用いられ
るが、特に好ましい例としてはt−ブチルジメチ
ルシリル基あるいはテトラヒドロピラン−2−イ
ル基が挙げられる。又、R4及びR5において用い
られる保護基は互いに同一又は異つていてもよ
い。又、nは0、1又は2を表わす。すなわちn
=0の場合は、プロスタグランジンE1骨格の6
位のメチレン基をスルフイド結合に換えた化合物
類であることを表わし、n=1の場合には同じ位
置をスルホキシド結合に換えた化合物類を表わ
し、n=2の場合には同じ位置をスルホン結合に
換えた化合物類を表わすものである。又、記号*
は不斉炭素原子を表わし、その絶対配置はR配置
又はS配置又は両者の任意の割合の混合物を表わ
す。天然型プロスタグランジンにおいては、記号
*のついた部分は酸素官能基がα配置であること
が知られているが、本発明によればどちらの配置
のものも、また両者のいかなる割合の混合物をも
包含する。又、天然型プロスタグランジンにおい
ては、シクロペンタノン環状の3つの置換基の立
体配置は前記式〔〕の如くであることが知られ
ているが、本発明によればその鏡像体あるいは両
者のいかなる割合の混合物をも得ることが可能で
ある。かくの如く本発明においては、天然型プロ
スタグランジンと異なる立体配置を有する含硫黄
プロスタグランジン類をも得ることが出来るが、
これらの化合物は天然型プロスタグランジンと同
じ立体配置を有するものと異なる生理活性を有す
ることも期待される。又、本発明において得られ
る含硫黄プロスタグランジン類のうちR1、R4
びR5が水素原子の場合には、分子内にカルボン
酸部分を有することを利用してこれを塩基との塩
とすることも出来る。この場合の塩としては薬理
学的に許容しうるならばいかなる塩基を用いても
よく、例えば塩基としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸
カリウム、アンモニアなどの無機塩基、エタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、モルホリンなど
の有機塩基が好ましく用いられる。 本発明の好ましい含硫黄プロスタグランジン類
の具体例を示すと以下の通りである。 (1) 6−チアプロスタグランジンE1、 (2) 20メチル−6−チアプロスタグランジンE1、 (3) 17,20−ジメチル−6−チアプロスタグラン
ジンE1、 (4) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロヘキシル−6−チアプロスタグランジンE1、 (5) 15−メチル−6−チアプロスタグランジン
E1、 (6) (1)〜(5)の化合物の15−位のエピマーあるいは
それらの鏡像体、 (7) (1)〜(6)の化合物の6位のモノオキサイド類あ
るいはジオキサイド類、 (8) (1)〜(7)の化合物のナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、エタノー
ルアンモニウム塩、ジエタノールアンモニウム
塩、あるいはモルホリニウム塩など、 (9) (1)〜(7)の化合物のメチルエステル、 (10) (1)〜(7)及び(9)の化合物が、t−ブチルジメチ
ルシリル基、ジフエニルメチルシリル基、メト
キシメチル基、1−エトキシエチル基、2−エ
トキシ−2−プロピル基、メトキシエトキシメ
チル基、メチルチオメチル基、ベンジルオキシ
メチル基あるいはテトラヒドロピラン−2−イ
ル基等の保護基の中の1種類又は2種類の保護
基によつて2つの水酸基が保護された化合物、 等が挙げられるが、これに限定されるものではな
い。 しかして、本発明の上記式〔〕で表わされる
含硫黄プロスタグランジン類又はその鏡像体ある
いはそれらの任意の割合の混合物のうちでnが0
である含硫黄プロスタグランジン類、すなわち下
記式〔−1〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
定義と同じ〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物は
以下のごとくして製造される。 すなわち、下記式〔〕 〔式中、R2、R3及び記号*は前記定義と同じで
ありR4-1及びR5-1は保護基を表わし、R6は低級
アルキル基、ポリハロゲン化低級アルキル基又は
置換フエニル基を表わす。〕 で表わされるスルホン酸エステル類又はその鏡像
体あるいはそれらの任意の割合の混合物に、塩基
を作用せしめ、下記式〔〕 〔式中、R2、R3、R4-1、R5-1、R6及び記号*は
前記定義と同じ。〕 で表わされる不飽和ケトン類又はその鏡像体ある
いはそれらの任意の割合の混合物とし、有機塩基
の存在下下記式〔〕、 〔式中、R1は前記定義と同じ。〕 で表わされるチオール類と反応せしめ、必要に応
じて保護基を除去することによつて製造される
か、あるいは下記式〔〕 〔式中、R2、R3、R4-1、R5-1、R6及び記号*は
前記定義と同じ。〕 で表わされるスルホン酸エステル類又はその鏡像
体あるいはそれらの任意の割合の混合物を、有機
塩基の存在下、下記式〔〕 〔式中、R1は前記定義と同じ。〕 と反応せしめ、必要に応じて保護基を除去するこ
とによつて製造される。また上記式〔〕の含硫
黄プロスタグランジン類で、nが1又は2である
下記式〔−2〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
定義に同じであり、n′は1又は2を表わす。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物
は、さらに上記の製造工程で得られた下記式〔
−1〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
定義と同じ。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物に
適当な酸化剤を作用せしめ、必要に応じて保護基
を除去せしめることによつて製造される。 本発明の製造行程の一例を挙げれば下図のごと
く示すことが出来るが、もちろん本発明の製造方
法はこれに限定されるものではない。 本発明の製造法における原料の1つである前記
式〔〕で表わされるチオール類は公知化合物で
あり、δ−ブロモ吉草酸より容易に製造すること
が出来る。また、他方の原料である前記式〔〕
で表わされるスルホン酸エステル類は、G.Stork
等の方法〔J.Amer.Chem.Soc、97、4745、6260
(1975)〕、あるいは本発明者等が別途提案した方
法〔特願昭54−60293号〕等によつて得られた下
記式〔〕 〔式中、R2、R3、R4-1、R5-1および記号*は前
記定義と同じ。〕 で表わされるシクロペンタノン類又はその鏡像体
あるいはそれらの任意の割合の混合物を、例えば
G.Stork等が示したごとくして〔J.Amer.Chem.
Soc.、97、4745、6260(1975)〕、有機塩基の存在
下、下記式〔〕 R6SO2Cl ………〔〕 〔式中、R6は前記定義と同じ。〕 で表わされる塩化スルホン酸類と反応せしめるこ
とにより製造することが出来る。前記式〔〕に
おいてR4-1およびR5-1は互いに同一又は異なつ
てもよい保護基を表わし、保護基としてはR4
よびR5で定義したものと同一である。前記式
〔〕においてR6は低級アルキル基、ポリハロゲ
ン化低級アルキル基、置換フエニル基を表わし、
例えば、メチル基、エチル基、トリクロロメチル
基、トリフルオロメチル基、p−トリル基、p−
ニトロフエニル基、2,4−ジニトロフエニル
基、p−クロロフエニル基等を挙げることが出来
る。 本発明の製造行程における中間体である前記式
〔〕で表わされる不飽和ケトン類はG.Stork等
〔J.Amer.Chem.Soc.、97、4745、6260(1975)〕に
よつて即に製造されている化合物を含むものであ
るが、本発明の製造行程においては、前記式
〔〕で表わされる中間体は単離することなく、
前記式〔〕で表わされるチオール類との反応に
付されるか、あるいは前記式〔〕で表わされる
スルホン酸エステル類を直接塩基の存在下前記式
〔〕で表わされるチオール類との反応に付され
る。 本発明の製造法の中で前記式〔〕で表わされ
るスルホン酸エステル類より前記式〔〕で表わ
される不飽和ケトン類の製造、さらにこれと前記
式〔〕で表わされるチオール類との反応、およ
び前記式〔〕で表わされるスルホン酸エステル
類と前記式〔〕で表わされるチオール類との直
接の反応において用いる有機塩基は、以下のもの
から適宜に選ばれる。すなわち、メチルアミン、
エチルアミン、ブチルアミン、イソプロピルアミ
ン、ベンジルアミン等の1級アミン類、ジエチル
アミン、ジイソプロピルアミン、メチルエチルア
ミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン等の
2級アミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、1,5−ジア
ザビシクロ〔4.3.0〕ノナ−5−エン、1,5−
ジアヂビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−5−エン、
1,4−ジアヂビシクロ〔2.2.2〕オクタン、N
−エチルピペリジン、N−エチルモルホリン等の
3級アミン、ピリジン、p−ジメチルアミノピリ
ジン、2,6−ルチジン、イミダゾール、キノリ
ン等の芳香族アミンなどである。 前記式〔〕で表わされるスルホン酸エステル
類より前記式〔〕で表わされる不飽和エステル
類を製造する際に用いる有機塩基の当量は1.0〜
10倍当量である。又、反応溶媒は、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタン等のエーテル系溶媒、クロロホルム、四
塩化炭素、ジクロロメタン等のハロゲン系溶媒、
ベンゼン、トルエンなどの芳香族溶媒、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノールなどのアルコ
ール系溶媒などから選ばれる。反応温度は−30℃
から50℃で好ましくは、−10℃から20℃である。
反応時間は3分から20時間であり、好ましくは5
分から5時間である。かくのごとくして得られた
前記式〔〕で表わされる不飽和エステル類は通
常の抽出操作の後分離することなく、前記式
〔〕で表わされるチオール類との反応に供され
る。前記式〔〕で表わされるチオール類は前記
式〔〕で表わされる不飽和エステル類に対し
て、0.8〜10当量、好ましくは1〜3当量用いら
れる。用いられる有機塩基の量は0.01〜10当量で
ある。反応溶媒は、エチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエ
ーテル系溶媒、クロロホルム、四塩化炭素、ジク
ロロメタン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トル
エンなどの芳香族溶媒、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノールなどのアルコール系溶媒な
どから選ばれる。反応温度は−30℃から50℃で好
ましくは−10℃から20℃である。反応温度は10分
から30時間であり、好ましくは30分から10時間で
ある。かくのごとくして得られた反応生成物は通
常の抽出操作の後、カラムクロマトグラフイー、
薄層クロマトグラフイー、液体クロマトグラフイ
ー等の分離手段を用いて単離される。 前記式〔〕で表わされるスルホン酸エステル
類と前記式〔〕で表わされるチオール類を直接
反応させる場合に用いられるチオール類の当量
は、スルホン酸エステル類に対して0.8〜10当量、
好ましくは1〜5当量である。又、用いる有機塩
基の当量は1〜10当量であり、好ましくは1〜5
当量である。又反応温度は−30℃から100℃、好
ましくは−10℃から40℃であり、反応時間は10分
から30時間であり、好ましくは30分から10時間で
ある。又反応溶媒はエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエ
ーテル系溶媒、クロロホルム、四塩化炭素、ジク
ロロメタン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トル
エンなどの芳香族溶媒、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノールなどのアルコール系溶媒な
どから選ばれる。反応生成物は通常の抽出操作の
後、一般的な分離手段を用いて単離される。 上記の製造工程において下記式〔−3〕 〔式中、R1、R2、R3、R4-1、R5-1及び記号*は
前記定義と同じ。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類、又は
その鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物
が得られる。これを必要に応じ更に保護基を除去
することによつて、上記式〔−1〕で表わされ
る含硫黄プロスタグランジン類又はその鏡像体あ
るいはそれらの任意の割合の混合物が得られる。
かくして得られる化合物を酸化することによつて
上記式〔−2〕で表わされる化合物又はその鏡
像体あるいはそれらの任意の割合の混合物が得ら
れる。 酸化反応に用いられる酸化剤としては、他の官
能基をそこなうことなくスルフイド結合をスルホ
キシド結合あるいはスルホン結合に酸化すること
が出来ればいかなるものでもよく、例えばスルホ
キシドを製造する場合には過酸化水素、過酢酸、
過安息香酸、m−クロロ過安息香酸などの過酸
類、メタ過ヨウ素酸ナトリウム、ヒドロペルオキ
シド、二酸化セレン、クロム酸、ヨードシルベン
ゼン、次亜塩素酸、t−ブチル等が挙げられ、ス
ルホンを製造する場合には過酸化水素、過酸化水
素とタングステンあるいはバナジウム触媒、過酢
酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸、酸化ル
テニウム、酸化オスミウム〔〕等が挙げられ
る。反応溶媒は用いる酸化剤により異なるが、
水、メタノール、エタノール、ブタノール、t−
ブタノール、酢酸、アセトン、エーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、塩化メチレン、四塩
化炭素、クロロホルム、ベンゼン等が用いられ
る。反応温度、反応時間は用いる酸化剤により異
なるが、−78℃から100℃で、5分から24時間であ
る。反応生成物は通常の抽出操作の後、一般的な
分離手段を用いて単離される。かくして得られる
化合物を、必要に応じ脱保護することにより上記
式〔−2〕で表わされる含硫黄プロスタグラン
ジン類又はその鏡像体あるいはそれらの任意の割
合の混合物が得られる。 保護基の除去方法は保護基により異なり、例え
ばアセタール型保護基の場合には塩酸、酢酸、p
−トルエンスルホン酸、陽イオン交換樹脂などが
用いられ、シリルエーテル型保護基の場合には、
酢酸、テトラブチルアンモニウムフルオライド、
セシウムフルオライドなどが用いられヘミチオア
セタール型保護基の場合には、水銀塩、銀塩など
が用いられる。反応溶媒は除去する保護基によつ
て異なるが、例えば水、テトラヒドロフラン、エ
チルエーテル、ジオキサン、メタノール、エタノ
ール、アセトンなどであり、反応温度、反応時間
は、−78℃から100℃で10分から3日間程度であ
る。カルボン酸の保護基の除去方法は、酸または
塩基による加水分解、リパーゼ等の酵素による加
水分解などが一般的である。反応溶媒は水、テト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン、
メタノール、エタノール、アセトンなどが用いら
れ、反応温度、反応時間は、−40℃から100℃で10
分から1日程度である。反応生成物は通常の後処
理操作により単離される。 以上のような工程により製造される前記式
〔〕で表わされる含硫黄プロスタグランジン類
又はその鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混
合物は、血小板凝集抑制作用、血管拡張作用等の
プロスタグランジン様作用を有し、これらの生理
作用により期待される医薬品、例えば血栓症治療
薬又は予防薬、降圧剤などどして有用である。 以下本発明を実施例より更に詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 参考例 3(R)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
2(R)−{3(S)−(t−ブチルジメチルシリルオ
キシ)−1−トランス−オクテニル}−1(S)−
(ハイドロキシメチル)シクロペンタノン476mgを
2mlの無水ピリジンに溶解し、塩化メタンスルホ
ニル195μを氷冷撹拌下で加え4時間同温度で
撹拌した。反応液にエーテルと氷水を加えて抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥後、濃縮し、減圧乾燥し、3(R)
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2(R)−
{3(S)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
1−トランス−オクテニル}−1(S)−(メタンス
ルホニルオキシメチル)シクロペンタノンの粗成
物約550mgを得た。このものは単離することなく
次の反応に使用した。 本発明に使用されるその他のスルホン酸エステ
ル類も上記の反応と同様にして得ることが出来
る。 実施例 1 参考例で得られた3(R)−(t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)−2(R)−{3(S)−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−1−トランス−オク
テニル}−1(S)−(メタンスルホニルオキシメチ
ル)シクロペンタノンの粗成物550mgを7mlの無
水エーテルに溶解し、室温でジイソプロピルエチ
ルアミン280μを加えて16分撹拌した。これに
エーテルと氷水を加えて抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
これを濃縮し、3(R)−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシ)−2(R)′−{3(S)−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−1−トランス−オクテ
ニル}−1−メチリデンシクロペンタノンの粗成
物436mgを得た。 NMR(CDCl3)δ: 5.2(m、1H)、5.5(m、2H)、6.05(d、1H) これを5mlのメタノールに溶解し、δ−メルカ
ブト吉草酸メチル440mgとピペリジン28mgを加え
室温で1.5時間撹拌した。これに酢酸エチルと氷
水を加えて抽出し、飽和食塩水で洗つた後無水硫
酸マグネシウムにて乾燥し、濃縮した。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、ヘキ
サン−酢酸エチル(19:1)溶出部分より、6−
チアプロスタグランジンE111、15−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)エーテルのメチルエステ
ル262mgを得た。収率44% NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.88(s、21H)、1.0〜1.8(m、
12H)、2.0〜3.0(m、10H)、3.61(s、3H)、
3.8〜4.3(m、2H)、5.45〜5.7(m、2H) IR(neat):1740cm-1 実施例 2 実施例1で得られた6−チアプロスタグランジ
ンE111,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)
エーテルのメチルエステル103mgをテトラヒドロ
フラン(0.5ml)−水(0.5ml)−酢酸(1.5ml)に溶
解し、室温で22時間撹拌した。溶媒を減圧下で留
去した後シリカゲルカラムクロマトグラフイーに
付し、酢酸エチル溶出部分より35mgの6−チアプ
ロスタグランジンE1、メチルエステルを得た。
収率54%。 NMR(CDCl3)δ: 0.88(m、3H)、1.1〜2.0(m、12H)、2.0〜3.0
(m、12H)、3.65(s、3H)、4.10(m、2H)、
5.65(m、2H) IR(neat):3410 実施例 3 子ぶたのすい臓のリパーゼ5gの0.1M塩化ナ
トリウム0.05M塩化カルシウムの50ml水溶液を調
製し、これに実施例2で得られた6−チアプロス
タグランジンE1メチルエステル30mgの0.5mlアセ
トン溶液を加え4℃で20分間超音波反応装置にて
加水分解反応を行なつた。反応液を300mlのアセ
トン中に注ぎ、不溶物を去し、アセトンを減圧
下で留去した。残つた水層に飽和硫酸アンモニウ
ム水溶液と酢酸エチルを加えて抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥、これを濃縮した。これをシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーに付し酢酸エチルメタノール
50:1溶出部分より6−チアプロスタグランジン
E121mgを得た。収率73%。 このものは、その一部分をジアゾメタンにてメ
チルエステルとして、6−チアプロスタグランジ
ンE1メチルエステルの標品と薄層クロマトグラ
フイーのRf値、NMRスペクトルを比較すること
によつてその構造を確認した。 実施例 4 6−チアプロスタグランジンE111,15−ビス
(t−ブチルジメチルシリル)エーテルのメチル
エステル106mgを5mlのメタノールに溶解し、室
温にて過ヨウ素酸ナトリウム92mgの0.6ml水溶液
を加え2時間撹拌した。これに酢酸エチルと飽和
食塩水を加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗
つて無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、濃縮し
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフイー
に付しヘキサン−酢酸エチル2:1溶出部分より
85mgの6−チアプロスタグランジンE16−オキサ
イド11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)
エーテルのメチルエステルを得た。 NMR(CDCl3)δ: 0.06(s、12H)、0.87(s、21H)、1.0〜2.0(m、
12H)、2.2〜3.0(m、10H)、3.63(s、3H)、
3.85〜4.35(m、2H)、5.4〜5.7(m、2H) IR(neat):1741cm-1 この6−チアプロスタグランジンE16−オキサ
イド11,15ビス(t−ブチルジメチルシリル)エ
ーテルのメチルエステル69mgを常法により酢酸−
水−テトラヒドロフラン中で脱シリル化反応を行
ないシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて分
離して、酢酸エチル−メタノール9:1溶出部分
より22mgの6−チアプロスタグランジンE16−オ
キサイドメチルエステルを得た。収率50%。 NMR(CDCl3)δ: 0.86(m、3H)、1.0〜2.0(m、12H)、2.2〜3.0
(m、12H)、3.63(s、3H)、3.8〜4.3(m、
2H)、5.6(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 実施例 5 6−チアプロスタグランジンE111,15−ビス
(t−ブチルジメチルシリル)エーテルのメチル
エステル64.5mgを1.5mlの塩化メチレンに溶解し、
氷冷撹拌下m−クロロ過安息香酸60mgの2ml塩化
メチレン溶液を加え2時間同温度で撹拌した。反
応液に酢酸エチルと重曹水を加え抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムにて
乾燥後、濃縮した。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーにて分離し、ヘキサン−酢酸エチ
ル4:1溶出部分より48mgの6−チアプロスタグ
ランジンE16−ジオキサイド11,15−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)エーテルのメチルエステ
ルを得た。収率71%。 NMR(CDCl3)δ: 0.06(s、12H)、0.86(s、21H)、0.9〜3.5(m、
22H)、3.63(s、3H)、3.85〜4.4(m、2H)、
5.6(m、2H) IR(neat):1742cm-1 この6−チアプロスタグランジンE16−ジオキ
サイド11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル)エーテルのメチルエステル46mgを常法により
酢酸−水−テトラヒドロフラン中にて加水分解
し、6−チアプロスタグランジンE16−ジオキサ
イドメチルエステル8.9mgを得た。収率30%。 NMR(CDCl3)δ: 0.85(m、3H)、0.9〜3.5(m、24H)、3.63(s、
3H)、3.8〜4.4(m、2H)、5.6(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 実施例 6 参考例及び実施例1と同様にして、3(R)−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2(R)−
{3(S)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
1−トランス−オクテニル}−1(S)−(ハイドロ
キシメチル)シクロペンタノン148mgより3(R)
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2(R)−
{3(S)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
1−トランス−オクテニル}−1−メチリデンシ
クロペンタノンの粗成物139mgを得た。これを1.5
mlのメタノールに溶解し、δ−メルカブト吉草酸
メチル67mgとピペリジン100μを加え4時間撹
拌した。反応液にエーテルと10%シユウ酸水溶液
を加え抽出し、有機層をさらに10%シユウ酸水溶
液にて2回、飽和食塩水にて2回洗い無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥、濃縮した。これをシリカゲ
ル薄層クロマトグラフイー(ヘキサン−酢酸エチ
ル2:1展開)にて分離し、24mgの6−チアプロ
スタグランジンE111,−15−ビス(t−ブチルジ
メチルシリル)エーテルを得た。収率13%。 このものの構造は、その一部分をジアゾメタン
にてメチルエステルとし、実施例1で得られた標
品と薄層クロマトグラフイーのRf値、および
NMRスペクトルが一致することにより確めた。 実施例 7 参考例と同様にして3(S)−(t−ブチルジメ
チルシリルオキシ)−2(S)−{3(S)−(t−ブ
チルジメチルシリルオキシ)−1−トランス−オ
クテニル}−1(R)−(ハイドロキシメチル)シク
ロペンタノン196mgより3(S)−(t−ブチルジメ
チルシリルオキシ)−2(S)−{3(2)−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−1−トランス−オク
テニル}−1(R)−(メタンスルホニルオキシメチ
ル)シクロペンタノンの粗成物221mgを得た。こ
れを3mlの無水エーテルに溶解し、δ−メルカプ
ト吉草酸メチル150mgとジイソプロピルエチルア
ミン194mgを加えて室温で5時間撹拌した。これ
を実施例1と同様に後処理、分離を行ない97mgの
6−チア−15−エピ−エント−プロスタグランジ
ンE111,15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)
エーテルのメチルエステルを得た。収率39% NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.88(s、21H)、1.0〜1.8(m、
12H)、2.0〜3.0(m、10H)、3.61(s、3H)、
3.8〜4.3(m、2H)、5.45〜5.7(m、2H) IR(neat):1740cm-1 これを常法によりテトラヒドロフラン−水−酢
酸中で加水分解し30mgの6−チア−15−エピ−エ
ント−プロスタグランジンE1メチルエステルを
得た。収率49%。 NMR(CDCl3)δ: 0.88(m、3H)、1.1〜2.0(m、12H)、2.0〜3.0
(m、12H)、3.65(s、3H)、4.10(m、2H)、
5.70(m、2H) IR(neat):3405、1740cm-1 実施例 8 参考例と同様にして、dl−3−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−2−{3−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−1−トランス−
オクテニル}−1−(ハイドロキシメチル)シクロ
ペンタノン243mgよりdl−3−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−2−{3−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−1−トランス−オク
テニル}−1−(メタンスルホニルオキシメチル)
シクロペンタノンの粗成物293mgを得た。これを
実施例1と同様にしてエーテル中ジイソプロピル
エチルアミンと反応させ、239mgのdl−3−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−{3−テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−1−トラ
ンス−オクテニル}−1−メチリデンシクロペン
タノンの粗成物を得た。 これを4mlのメタノールに溶解し、δ−メルカ
プト吉草酸メチル172mgとピペリジン10mgを加え
て4時間撹拌した後、実施例1と同様に抽出後、
シリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、dl
−6−チアプロスタグランジンE111,15−ビス
(テトラヒドロピラン−2−イル)エーテルのメ
チルエステルおよびそれらの15−エピ体混合物
117mgを得た。収率37%。 NMR(CDCl3)δ: 0.85(m、3H)、1.0〜1.85(m、24H)、2.0〜3.0
(m、10H)、3.5(m、4H)、3.63(s、3H)、
4.05(m、2H)4.7(m、2H)、5.6(m、2H) IR(neat):1740cm-1 上記化合物を常法によりテトラヒドロピラン−
水−酢酸中で脱THP処理を行ないdl−6−チア
プロスタグランジンE1メチルエステル14.6mgとdl
−6−チア−15−プロスタグランジンE1メチル
エステル16.8mgを得た。収率39%。 これらの化合物の薄層クロマトグラフイーの
Rf値およびNMRスペクトルは、それぞれ実施例
2および実施例7で得られた標品と一致した。 実施例 9 参考例および実施例1と同様にして、3(R)−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2(R)−
{3(S)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
トランス−ノネニル}−1(S)−(ハイドロキシメ
チル)シクロペンタノン202mgより、20−メチル
−6−チアプロスタグランジンE111,15−ビス
(t−ブチルジメチルシリル)エーテルのメチル
エステル78mgを得た。収率31%。 NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.88(s、21H)、1.0〜1.9(m、
14H)、2.0〜3.0(m、10H)、3.64(s、3H)、
3.8〜4.3(m、2H)、5.6(m、2H) IR(neat):1740cm-1 この化合物を常法により、テトラヒドロフラン
−水−酢酸中で脱シリル化反応を行ない、20−メ
チル−6−チアプロスタグランジンE1メチルエ
ステル28mgを得た。収率58%。 NMR(CDCl3)δ: 0.85(m、3H)、1.0〜1.9(m、14H)、2.0〜3.0
(m、12H)、3.65(s、3H)、4.1(m、2H)、5.6
(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 実施例 10 参考例および実施例1と同様にしてdl−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−{3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−5−メチル
−トランス−ノネニル}−1−(ハイドロキシメチ
ル)シクロペンタノン250mgよりdl−17,20−ジ
メチル−6−チアプロスタグランジンE111,15
−ビス(t−ブチルジメチルシリル)エーテルの
メチルエステル及びそれらの15−エピ体の81mgを
得た。収率26%。 NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.87(s、24H)、1.0〜1.9(m、
13H)、2.0〜3.0(m、10H)、3.63(s、3H)、
3.8〜4.3(m、2H)、5.6(m、2H) IR(neat):1740cm-1 この化合物を常法によりテトラヒドロフラン−
水−酢酸中で脱シリル化反応を行ない、dl−17,
20−ジメチル−6−チアプロスタグランジンE1
メチルエステル12.3mgとdl−17,20−ジメチル−
6−チア−15−エピ−プロスタグランジンE1
チルエステル13.6mgを得た。収率50% NMR(CDCl3)δ: 0.85(m、6H)、1.0〜1.9(m、13H)、2.0〜3.0
(m、12H)、3.63(s、3H)、3.8〜4.3(m、
2H)、5.6(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 実施例 11 参考例および実施例1と同様にして3(R)−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2(R)−
{3(R)−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
3−シクロヘキシル−1−トランスプロペニル}
−1(S)−ハイドロキシメチル)シクロペンタノ
ン209mgより16,17,18,19,20−ペンタノル−
15(R)−シクロヘキシル−6−チアプロスタグラ
ンジンE111,15−ビス(t−ブチルジメチルシ
リル)エーテルのメチルエステル83mgを得た。収
率31%。 NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.87(s、18H)、0.8〜3.0(m、
25H)、3.62(s、3H)、3.8〜4.3(m、2H)、5.6
(m、2H) IR(neat):1740cm-1 これを常法によりテトラヒドロフラン−水−酢
酸中で加水分解し、29mgの16,17,18,19,20−
ペンタノル−15(R)−シクロヘキシル−6−チア
プロスタグランジンE1メチルエステルを得た。
収率55%。 NMR(CDCl3)δ: 0.8〜3.0(m、27H)、3.63(s、3H)、3.8〜4.3
(m、2H)、5.6(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 実施例 12 参考例および実施例1と同様にしてdl−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−{3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−メチル
−トランス−オクテニル}−1−(ハイドロキシメ
チル)シクロペンタノン327mgよりdl−15−メチ
ル−6−チアプロスタグランジンE111,15−ビ
ス(t−ブチルジメチルシリル)エーテルのメチ
ルエステル及びそれらの15−エピ体の混合物158
mgを得た。収率38%。 NMR(CDCl3)δ: 0.05(s、12H)、0.88(s、21H)、1.25(s、
3H)、1.0〜1.8(m、12H)、2.0〜3.0(m、
10H)、3.62(s、3H)、3.9〜4.2(m、1H)、5.6
(m、2H) この化合物を常法によりテトラヒドロフラン−
水−酢酸中で脱シリル化反応を行ない、dl−15−
メチル−6−チアプロスタグランジンE1メチル
エステル23mgとdl−15−メチル−6−チア−15−
エピ−プロスタグランジンE1メチルエステル27
mgを得た。収率50%。 NMR(CDCl3)δ: 0.85(m、3H)、1.26(s、3H)、1.0〜1.8(m、
12H)、2.0〜3.0(m、12H)、3.63(s、3H)、
3.9〜4.2(m、1H)、5.6(m、2H) IR(neat):3400、1740cm-1 参考例 被検薬のin vitro血小板凝集阻害作用を兎を用
いた検定した。即ち体重2.5〜3.5Kgの日本在来白
色雄性家兎の耳静脈より3.8%クエン酸三ナトリ
ウム溶液1に対して血液9の割合で採血し、
1000rpm10分遠心分離後上層部をPRP(富血小板
漿)として取り分けた。下層部はさらに
2800rpm10分間遠心分離し二層に分かれる上層部
をPPP(乏血小板血漿)として取り分けた。血小
板数は6〜7×105/μにPPPで稀釈調整した。
調整後のPRP250μに被検薬25μを加えて37℃
で2分間preincubationした後ADP10μM(final)
又はアラキドン酸ナトリウム0.3μM(final)を添
加してアグリゴメーターで透過度の変化を記録し
た。なお、被検薬物はエタノールに10mg/mlとな
るように溶解した後、リン酸緩衡液(PH7.4)に
て順次稀釈して使用した。凝集阻害率は下記式に
て求めた。 阻害率(%)=(1−T/T0)×100 T0:(リン酸緩衡液添加系)の透過度 T:被検薬添加系の透過度 結果を第1表に示す。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子又は低級アルキル基を表
    わし、R2は炭素数1〜10のアルキル基又はシク
    ロアルキル基を表わし、R3は水素原子又はメチ
    ル基を表わし、R4及びR5は水素原子又は保護基
    を表わし、nは0、1又は2を表わし、記号*は
    不斉炭素原子を表わし、その絶対配置はR配置又
    はS配置又は両者の任意の割合の混合物である。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
    の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物、
    並びにR1、R4及びR5が水素原子である場合のそ
    れらの薬理学的に許容しうる陽イオンの塩。 2 R1が水素原子又はメチル基である特許請求
    の範囲第1項に記載の含硫黄プロスタグランジン
    類又はその鏡像体あるいはそれらの任意の割合の
    混合物、並びにR1、R4及びR5が水素原子である
    場合のそれらの薬理学的に許容しうる陽イオンの
    塩。 3 R2がペンチル基、ヘキシル基、2−メチル
    ヘキシル基、又はシクロヘキシル基であり、R3
    が水素原子である特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の含硫黄プロスタグランジン類又はその
    鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物、並
    びにR1、R4及びR5が水素原子である場合のそれ
    らの薬理学的に許容しうる陽イオンの塩。 4 R2がペンチル基でR3がメチル基である特許
    請求範囲第1項又は第2項に記載の含硫黄プロス
    タグランジン類又はその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物、並びにR1、R5が水素原子
    である場合のそれらの薬理学的に許容しうる陽イ
    オンの塩。 5 R4及びR5が水素原子、t−ブチルジメチル
    シリル基又はテトラヒドロピラン−2−イル基で
    ある特許請求範囲第1項から第4項のいずれか1
    項に記載の含硫黄プロスタグランジン類又はその
    鏡像体あるいはそれらの任意の混合物、並びに
    R1、R4及びR5が水素原子である場合のそれらの
    薬理学的に許容しうる陽イオンの塩。 6 下記式〔〕 〔式中、R2、R3及び記号*は前記定義と同じで
    あり、R4-1及びR5-1は保護基を表わし、R6は低
    級アルキル基、ポリハロゲン化低級アルキル基又
    は置換フエニル基を表わす。〕 で表わされるスルホン酸エステル類又はその鏡像
    体あるいはそれらの任意の割合の混合物に、有機
    塩基を作用せしめ、下記式〔〕 〔式中、R2、R3、R4-1、R5-1、R6及び記号*は
    前記定義と同じ。〕 で表わされる不飽和ケトン類又はその鏡像体ある
    いはそれらの任意の割合の混合物とし、有機塩基
    の存在下、下記式〔〕 〔式中、R1は前記定義と同じ〕 で表わされるチオール類と反応せしめ、必要に応
    じて保護基を除去することを特徴とする、下記式
    〔−1〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
    定義と同じ。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
    の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物の
    製造法。 7 下記式〔〕 〔式中、R2、R3、R4-1、R5-1、R6及び記号*は
    前記定義と同じ〕 で表わされるスルホン酸エステル類又はその鏡像
    体あるいはそれらの任意の割合の混合物を、有機
    塩基の存在下、下記式〔〕 〔式中、R1は前記定義と同じ。〕 と反応せしめ、必要に応じて保護基を除去するこ
    とを特徴とする、下記式〔−1〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
    定義と同じ。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
    の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物の
    製造法。 8 下記式〔−1〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
    定義と同じ。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
    の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物に
    適当な酸化剤を作用せしめ、必要に応じて保護基
    を除去せしめることを特徴とする、下記式〔−
    2〕 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及び記号*は前記
    定義と同じで、n′は1又は2を表わす。〕 で表わされる含硫黄プロスタグランジン類又はそ
    の鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物の
    製造法。
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