JPS6344586Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6344586Y2 JPS6344586Y2 JP1981138892U JP13889281U JPS6344586Y2 JP S6344586 Y2 JPS6344586 Y2 JP S6344586Y2 JP 1981138892 U JP1981138892 U JP 1981138892U JP 13889281 U JP13889281 U JP 13889281U JP S6344586 Y2 JPS6344586 Y2 JP S6344586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- armature plate
- plate
- leaf spring
- stop plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばいわゆるカークーラー等に使
用される電磁クラツチの構造に関する。
用される電磁クラツチの構造に関する。
この種の電磁クラツチとしては従来、従動軸に
板ばね又は丸棒等によつて支持させたアーマチユ
ア板を、回転駆動されるロータの軸端面に間隔を
おいて対向させ、電磁力を利用してアーマチユア
板をロータに接触させて摩擦力により動力を伝え
るようにしたものが知られており、第5図に示す
ように回転方向の可撓性を持たせるために曲線状
の板ばね13′を備えた電磁クラツチが考案され
ているけれどもこのような電磁クラツチにおいて
は板ばね13′の回転方向の曲がりを弾性限界内
に制限することができないものであつた。このた
めクラツチ連結時の急激な動力伝達、および多頻
度の連結によるくり返し荷重(応力)に対する耐
久性に問題があつた。そこで前記の静摩擦トルク
時のくり返し荷重と急激な動力伝達力に耐え得る
ようにするために静摩擦トルクの何倍かの安全率
を見た強度が板ばね13′に必要となり該板ばね
13′の板厚を厚く形成していた。
板ばね又は丸棒等によつて支持させたアーマチユ
ア板を、回転駆動されるロータの軸端面に間隔を
おいて対向させ、電磁力を利用してアーマチユア
板をロータに接触させて摩擦力により動力を伝え
るようにしたものが知られており、第5図に示す
ように回転方向の可撓性を持たせるために曲線状
の板ばね13′を備えた電磁クラツチが考案され
ているけれどもこのような電磁クラツチにおいて
は板ばね13′の回転方向の曲がりを弾性限界内
に制限することができないものであつた。このた
めクラツチ連結時の急激な動力伝達、および多頻
度の連結によるくり返し荷重(応力)に対する耐
久性に問題があつた。そこで前記の静摩擦トルク
時のくり返し荷重と急激な動力伝達力に耐え得る
ようにするために静摩擦トルクの何倍かの安全率
を見た強度が板ばね13′に必要となり該板ばね
13′の板厚を厚く形成していた。
しかしそのように曲げ強度の高い板ばね又は丸
棒によつてアーマチユア板を支持した構造にあつ
ては、クラツチ連結時に衝撃的な力が加わつたと
しても、その板ばね又は丸棒には回転方向のたわ
みはほとんど発生しないため、その衝撃力が従動
軸に直接に伝わり、特に負荷トルク時のある周波
数領域においては従動軸にねじれ共振が発生して
しまう。したがつてその電磁クラツチを装着した
コンプレツサのシヤフト折れなどの被駆動装置の
耐久性の面で問題となつている。
棒によつてアーマチユア板を支持した構造にあつ
ては、クラツチ連結時に衝撃的な力が加わつたと
しても、その板ばね又は丸棒には回転方向のたわ
みはほとんど発生しないため、その衝撃力が従動
軸に直接に伝わり、特に負荷トルク時のある周波
数領域においては従動軸にねじれ共振が発生して
しまう。したがつてその電磁クラツチを装着した
コンプレツサのシヤフト折れなどの被駆動装置の
耐久性の面で問題となつている。
それ故に本考案の目的は、回転方向の可撓性を
持たせるためにアーマチユア板の支持に円弧状の
板ばねを用いた電磁クラツチにおいて、円弧状の
板ばねの対の係合によつてその曲がりを弾性限界
内に制限しクラツチ連結時の衝撃力が従動軸に直
接に伝わることを防止すること及び負荷トルク時
に発生する軸のねじれ共振を防止することであ
る。
持たせるためにアーマチユア板の支持に円弧状の
板ばねを用いた電磁クラツチにおいて、円弧状の
板ばねの対の係合によつてその曲がりを弾性限界
内に制限しクラツチ連結時の衝撃力が従動軸に直
接に伝わることを防止すること及び負荷トルク時
に発生する軸のねじれ共振を防止することであ
る。
以下図面を参照しながら、実施例を用いて説明
する。
する。
第1図に示した電磁クラツチにおいて、いわゆ
るカークーラーに用いられるコンプレツサの筐体
等に固定されるかその一部として構成された固定
部1の筒状突部2の外周にはベアリング3を介し
て鉄製のロータ4が回転自在に嵌合支持されてい
る。ロータ4には外周に沿つたV溝5が形成され
ており、このV溝5に掛けられたVベルト(図示
せず)等により自動車のエンジン等の駆動源の回
転力が伝達される。一方、固定部1の中心にはベ
アリング6を介して、従動軸7が回転自在に支持
されている。この従動軸7の端部にはナツト8を
用いて筒体9が固定されている。この筒体9の端
部外周には、第2図および第3図に示すように、
円板状のストツププレート11が溶接等12にて
固定され、さらにこのストツププレート11には
幾枚かの板ばね13を介してリング状の鉄製のア
ーマチユア板14が支持されている。このアーマ
チユア板14はロータ4の軸端面に隙間をもつて
対向する位置に配置され、そして板ばね13を少
し撓ませつつロータ4の側面に接触する位置まで
可動となつている。このロータ4とアーマチユア
板14の相対向した面がクラツチの摩擦面を構成
している。またロータ4の摩擦面とは反対面に設
けたリング状の凹所には励磁コイル装置15が隙
間をもつて嵌入配置されており、かつこの励磁コ
イル装置15は取付板16を介して固定部1に取
付け固定されている。
るカークーラーに用いられるコンプレツサの筐体
等に固定されるかその一部として構成された固定
部1の筒状突部2の外周にはベアリング3を介し
て鉄製のロータ4が回転自在に嵌合支持されてい
る。ロータ4には外周に沿つたV溝5が形成され
ており、このV溝5に掛けられたVベルト(図示
せず)等により自動車のエンジン等の駆動源の回
転力が伝達される。一方、固定部1の中心にはベ
アリング6を介して、従動軸7が回転自在に支持
されている。この従動軸7の端部にはナツト8を
用いて筒体9が固定されている。この筒体9の端
部外周には、第2図および第3図に示すように、
円板状のストツププレート11が溶接等12にて
固定され、さらにこのストツププレート11には
幾枚かの板ばね13を介してリング状の鉄製のア
ーマチユア板14が支持されている。このアーマ
チユア板14はロータ4の軸端面に隙間をもつて
対向する位置に配置され、そして板ばね13を少
し撓ませつつロータ4の側面に接触する位置まで
可動となつている。このロータ4とアーマチユア
板14の相対向した面がクラツチの摩擦面を構成
している。またロータ4の摩擦面とは反対面に設
けたリング状の凹所には励磁コイル装置15が隙
間をもつて嵌入配置されており、かつこの励磁コ
イル装置15は取付板16を介して固定部1に取
付け固定されている。
このような電磁クラツチにおいて、励磁コイル
装置15のコイル17に通電しないときにはロー
タ4からアーマチユア板14が離れているため、
ロータ4が回転していてもその回転力が従動軸7
に伝わることはない。一方、励磁コイル装置15
のコイル17に通電するとその磁束φによりアー
マチユア板14が板ばね13を付勢しつつロータ
4に吸着されるため、ロータ4とアーマチユア板
14との摩擦に基づき、ロータ4の回転力がアー
マチユア板14、板ばね13、ストツププレート
11および筒体9を介して従動軸7に伝わり、し
たがつて従動軸7も回転する。またコイル17へ
の通電を断つと、アーマチユア板14は板ばね1
3の復元力によつてロータ4から離反するが、こ
のときのアーマチユア板14の移動はストツププ
レート11に設けたスチールストツパ18によつ
て制限される。なおロータ4に設けた溝19およ
び21やアーマチユア板14に設けたへこみ2
2,23および24は、上述した磁束φによりア
ーマチユア板14をロータ4に強く吸着させる作
用を果す。
装置15のコイル17に通電しないときにはロー
タ4からアーマチユア板14が離れているため、
ロータ4が回転していてもその回転力が従動軸7
に伝わることはない。一方、励磁コイル装置15
のコイル17に通電するとその磁束φによりアー
マチユア板14が板ばね13を付勢しつつロータ
4に吸着されるため、ロータ4とアーマチユア板
14との摩擦に基づき、ロータ4の回転力がアー
マチユア板14、板ばね13、ストツププレート
11および筒体9を介して従動軸7に伝わり、し
たがつて従動軸7も回転する。またコイル17へ
の通電を断つと、アーマチユア板14は板ばね1
3の復元力によつてロータ4から離反するが、こ
のときのアーマチユア板14の移動はストツププ
レート11に設けたスチールストツパ18によつ
て制限される。なおロータ4に設けた溝19およ
び21やアーマチユア板14に設けたへこみ2
2,23および24は、上述した磁束φによりア
ーマチユア板14をロータ4に強く吸着させる作
用を果す。
板ばね13は第2図から明らかなようにほぼ円
弧状のもので、一端がストツププレート11の内
側面にリベツト25にて固定され、他端がアーマ
チユア板14の外側面にリベツト26にて固定さ
れている。ここで板ばね13の取付姿勢は、第2
図に矢印27で示した回転方向との関係で図示の
ように定められる。こうして取付けられた板ばね
13には、リベツト25,26の近傍に実質上回
転方向で間隔をおいて相対向する対の係合部2
8,29を設けてある。
弧状のもので、一端がストツププレート11の内
側面にリベツト25にて固定され、他端がアーマ
チユア板14の外側面にリベツト26にて固定さ
れている。ここで板ばね13の取付姿勢は、第2
図に矢印27で示した回転方向との関係で図示の
ように定められる。こうして取付けられた板ばね
13には、リベツト25,26の近傍に実質上回
転方向で間隔をおいて相対向する対の係合部2
8,29を設けてある。
ところで一般に電磁クラツチの連結時のトルク
は第4図のように変化する。即ちロータ4がアー
マチユア板14に摺動しているときの動摩擦トル
クT1から、ロータ4とアーマチユア板14とが
一体化して急激に上昇した静摩擦トルクT2とな
り、さらに比較的低い負荷トルクT3へと変化す
る。この点に鑑み、板ばね13の回転方向への曲
げ強度は、最大トルク即ち静摩擦トルクT2と同
等か、それより若干小さなトルクがかかつたとき
に、対の係合部28,29が回転方向第2図の矢
印A方向で互いに係合するように設定するとよ
い。
は第4図のように変化する。即ちロータ4がアー
マチユア板14に摺動しているときの動摩擦トル
クT1から、ロータ4とアーマチユア板14とが
一体化して急激に上昇した静摩擦トルクT2とな
り、さらに比較的低い負荷トルクT3へと変化す
る。この点に鑑み、板ばね13の回転方向への曲
げ強度は、最大トルク即ち静摩擦トルクT2と同
等か、それより若干小さなトルクがかかつたとき
に、対の係合部28,29が回転方向第2図の矢
印A方向で互いに係合するように設定するとよ
い。
このような構造の電磁クラツチによると、何ら
かの原因で予定以上のトルクが加わつたときに
は、対の係合部28,29が互いに係合し、これ
によりストツププレート11に対するアーマチユ
ア板14の回動を制限する。こうして板ばね13
の曲り過ぎを防止するようになつているので、板
ばね13の回転方向への曲げ強度に安全率をみこ
む必要はない。したがつて板ばね13の回転方向
への曲げ強度を低く設計し、クラツチ連結時の衝
撃力が従動軸に直接伝わることを防止すること及
び負荷トルク時に発生する軸のねじれ共振を防止
することが可能になる。
かの原因で予定以上のトルクが加わつたときに
は、対の係合部28,29が互いに係合し、これ
によりストツププレート11に対するアーマチユ
ア板14の回動を制限する。こうして板ばね13
の曲り過ぎを防止するようになつているので、板
ばね13の回転方向への曲げ強度に安全率をみこ
む必要はない。したがつて板ばね13の回転方向
への曲げ強度を低く設計し、クラツチ連結時の衝
撃力が従動軸に直接伝わることを防止すること及
び負荷トルク時に発生する軸のねじれ共振を防止
することが可能になる。
なお上述では特定の構造について説明したが、
設計上の種々の変形が可能なことはいうまでもな
い。例えば対の係合部28,29は所要時には確
実にかつ良好に相互係合するようにその構造や形
状を選択され得る。
設計上の種々の変形が可能なことはいうまでもな
い。例えば対の係合部28,29は所要時には確
実にかつ良好に相互係合するようにその構造や形
状を選択され得る。
また、板ばねの数は駆動装置の負荷量に合わせ
て変更させることも可能である。さらに対の係合
部28,29の間隔も駆動装置の負荷量に合わせ
て変更させることも可能である。
て変更させることも可能である。さらに対の係合
部28,29の間隔も駆動装置の負荷量に合わせ
て変更させることも可能である。
第1図は本考案による電磁クラツチの一実施例
の半断面図、第2図は同電磁クラツチにおけるア
ーマチユア板とストツププレートとの組立体の正
面図、第3図は第2図の−線に沿つた断面
図、第4図はクラツチ連結時のトルク変化を示し
たグラフ、第5図は従来の電磁クラツチにおける
アーマチユア板とストツププレートとの組立体の
正面図である。 4…ロータ、7…従動軸、11…ストツププレ
ート、13…板ばね、14…アーマチユア板、1
5…コイル装置、25,26……リベツト、2
8,29…係合部。
の半断面図、第2図は同電磁クラツチにおけるア
ーマチユア板とストツププレートとの組立体の正
面図、第3図は第2図の−線に沿つた断面
図、第4図はクラツチ連結時のトルク変化を示し
たグラフ、第5図は従来の電磁クラツチにおける
アーマチユア板とストツププレートとの組立体の
正面図である。 4…ロータ、7…従動軸、11…ストツププレ
ート、13…板ばね、14…アーマチユア板、1
5…コイル装置、25,26……リベツト、2
8,29…係合部。
Claims (1)
- 回転駆動されるロータの軸端面に吸着・離脱す
る可動なアーマチユア板の該ロータから離れる向
きの移動を、従動軸に固定されたストツププレー
トにて制限するようになつている電磁クラツチに
おいて、上記ストツププレートに上記アーマチユ
ア板を支持させた板ばねを含み、上記板ばねはほ
ぼ円弧状のもので、一端が上記ストツププレート
に固定され、他端が上記アーマチユア板に固定さ
れており、該板ばねは上記アーマチユア板と上記
ストツププレートとの間の回転力が増大したとき
に上記ストツププレートに対する上記アーマチユ
ア板の上記ロータの回転方向への相対的な回動幅
を制限すべく上記ロータの回転方向で互いに係合
する対の係合部を有しており、上記対の係合部は
該一端の近傍と該他端の近傍とに形成されたもの
からなることを特徴とする電磁クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13889281U JPS5844531U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 電磁クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13889281U JPS5844531U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 電磁クラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844531U JPS5844531U (ja) | 1983-03-25 |
| JPS6344586Y2 true JPS6344586Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=29932103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13889281U Granted JPS5844531U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 電磁クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844531U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4924842U (ja) * | 1972-06-09 | 1974-03-02 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP13889281U patent/JPS5844531U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844531U (ja) | 1983-03-25 |
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