JPS634832Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634832Y2 JPS634832Y2 JP3110883U JP3110883U JPS634832Y2 JP S634832 Y2 JPS634832 Y2 JP S634832Y2 JP 3110883 U JP3110883 U JP 3110883U JP 3110883 U JP3110883 U JP 3110883U JP S634832 Y2 JPS634832 Y2 JP S634832Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- cylindrical
- mounting plate
- collar
- retainer
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防振ゴム組立体に関する。
例えば、自動車のサスペンシヨンにおいて従
来、サスペンシヨンアームに前後剛性を付与する
ストラツトバーと車体の取付板との間に介在され
る防振ゴムは第1図のA,Bに示すようなばね特
性、すなわち、たわみと共に荷重がほぼ直線状に
変化する特性A又は、たわみがある量まで達する
と荷重が急激に変化し、非線形となる特性Bを呈
し、いずれも低荷重域のたわみは多い。このこと
は低荷重域においては、防振ゴムのばね定数が低
いことを意味する。
来、サスペンシヨンアームに前後剛性を付与する
ストラツトバーと車体の取付板との間に介在され
る防振ゴムは第1図のA,Bに示すようなばね特
性、すなわち、たわみと共に荷重がほぼ直線状に
変化する特性A又は、たわみがある量まで達する
と荷重が急激に変化し、非線形となる特性Bを呈
し、いずれも低荷重域のたわみは多い。このこと
は低荷重域においては、防振ゴムのばね定数が低
いことを意味する。
従来、低荷重域において防振ゴムのばね定数が
低かつたのは、乗心地性を確保する観点から防振
ゴムのばね定数を高く設定できなかつたことに起
因するのであるが、この結果、微小なかじ取角の
ステアリング時にステアリングの手応えが不足し
たり、高速走行時に安定性が十分でないなどの事
態が生じていた。
低かつたのは、乗心地性を確保する観点から防振
ゴムのばね定数を高く設定できなかつたことに起
因するのであるが、この結果、微小なかじ取角の
ステアリング時にステアリングの手応えが不足し
たり、高速走行時に安定性が十分でないなどの事
態が生じていた。
従つて、本考案の目的は低荷重域のばね定数を
上げることができる防振ゴム組立体を提供するこ
とにある。
上げることができる防振ゴム組立体を提供するこ
とにある。
本考案の更に別の目的は低荷重域のばね定数を
上げても乗心地性や安定姓に悪影響を及ぼさない
自動車のサスペンシヨン用の防振ゴム組立体を提
供することにある。
上げても乗心地性や安定姓に悪影響を及ぼさない
自動車のサスペンシヨン用の防振ゴム組立体を提
供することにある。
ところで、ストラツトバーのように、使用時に
軸力の外に曲げ力が加わる部材と、車体の取付板
のように固定された部材との間に介在される防振
ゴム組立体は、前者の部材がこれに曲げ力が加わ
るとき、後者の部材に対して揺動できるように、
前者の部材の曲げ力が加わつていないときのこの
部材の軸線に対して傾斜する方向、すなわちこじ
り方向へたわむことができることが好ましい。
軸力の外に曲げ力が加わる部材と、車体の取付板
のように固定された部材との間に介在される防振
ゴム組立体は、前者の部材がこれに曲げ力が加わ
るとき、後者の部材に対して揺動できるように、
前者の部材の曲げ力が加わつていないときのこの
部材の軸線に対して傾斜する方向、すなわちこじ
り方向へたわむことができることが好ましい。
この観点から前記目的を達成する本考案は取付
板を貫通するカラーの両端に当てがわれる一対の
リテーナを有する防振ゴム組立体であつて、前記
取付板の一方側に配置される筒状の第1の弾性体
と、該弾性体を貫通すると共に前記カラーを滑動
可能に貫通させる筒部であつて中間で内径が最小
となり、該最小の部位から両端に向けて内径が漸
増する形状に形成された内周面を有する筒部及び
該筒部の一端から径方向の外方へ伸びかつ前記弾
性体の外側の端面に接するフランジ部を備え、該
フランジ部と前記取付板とにより前記弾性体を挟
持して予荷重状態に保持する挟持部材と、該挟持
部材の前記フランジ部と前記一方のリテーナとの
間に介在される筒状の第2の弾性体と、前記取付
板の他方側と前記他方のリテーナとの間に介在さ
れる筒状の第3の弾性体とを含む。
板を貫通するカラーの両端に当てがわれる一対の
リテーナを有する防振ゴム組立体であつて、前記
取付板の一方側に配置される筒状の第1の弾性体
と、該弾性体を貫通すると共に前記カラーを滑動
可能に貫通させる筒部であつて中間で内径が最小
となり、該最小の部位から両端に向けて内径が漸
増する形状に形成された内周面を有する筒部及び
該筒部の一端から径方向の外方へ伸びかつ前記弾
性体の外側の端面に接するフランジ部を備え、該
フランジ部と前記取付板とにより前記弾性体を挟
持して予荷重状態に保持する挟持部材と、該挟持
部材の前記フランジ部と前記一方のリテーナとの
間に介在される筒状の第2の弾性体と、前記取付
板の他方側と前記他方のリテーナとの間に介在さ
れる筒状の第3の弾性体とを含む。
リテーナを介して、第1の弾性体が配置されて
いる側から第3の弾性体が配置されている側へ向
けて防振ゴム組立体に荷重が加わると、この荷重
が第1の弾性体に与えた予荷重に達するまでは、
第2及び第3の弾性体のみがたわみ、予荷重に達
した後は、第1、第2及び第3の弾性体が同時に
たわみ、好ましいばね特性を呈することとなる。
また、カラーを貫通する部材に曲げ力が加わる
と、防振ゴム組立体はこじり方向へたわむので、
この部材はカラーと共に取付板に対して揺動する
こととなる。
いる側から第3の弾性体が配置されている側へ向
けて防振ゴム組立体に荷重が加わると、この荷重
が第1の弾性体に与えた予荷重に達するまでは、
第2及び第3の弾性体のみがたわみ、予荷重に達
した後は、第1、第2及び第3の弾性体が同時に
たわみ、好ましいばね特性を呈することとなる。
また、カラーを貫通する部材に曲げ力が加わる
と、防振ゴム組立体はこじり方向へたわむので、
この部材はカラーと共に取付板に対して揺動する
こととなる。
以下に、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。
て説明する。
本考案は第2図に示すように、例えば、車体に
固定される取付板10を貫通するカラー12の両
端にそれぞれ当てがわれるリテーナ14,15を
有する防振ゴム組立体であつて、第1の弾性体1
6と、挟持部材18と、第2の弾性体20と、第
3の弾性体22とを含む。
固定される取付板10を貫通するカラー12の両
端にそれぞれ当てがわれるリテーナ14,15を
有する防振ゴム組立体であつて、第1の弾性体1
6と、挟持部材18と、第2の弾性体20と、第
3の弾性体22とを含む。
第1の弾性体16はゴムによつて筒状に形成さ
れ、取付板10の一方側にストツパ24と共に配
置されている。
れ、取付板10の一方側にストツパ24と共に配
置されている。
挟持部材18は筒部25と、フランジ部26
と、ナツト27と、弾性板28と、調整用カラー
29とを備える。筒部25は図示の例では、弾性
体16及び調整用カラー29を貫通すると共にカ
ラー12を滑動可能に貫通させている。この筒部
25は中間で内径が最小となり、該最小の部位か
ら両端に向けて内径が漸増する形状の内周面30
を有する。内周面30のこの形状により、弾性体
16に横力を作用させることなく、カラー12は
揺動できることとなる。中間の部位31は筒部2
5の軸線方向のほぼ中央とし、この部位31にお
ける内周面30の内径はカラー12の滑動に支障
が生じない程度にカラー12の外径に近づけるこ
とが好ましい。これによつて、カラー12が筒部
25に対して径方向へ移動するのを抑止できる。
また、内周面30は図示のように、滑らかな湾曲
状であることが好ましい。この湾曲状の内周面3
0によれば、カラー12が揺動するとき、その傾
きの角度の大小にかかわらず、カラー12は中間
の部位31の上方及び下方で、筒部25の内周面
30に接するので、カラー12は揺動状態におい
て安定に保持されることとなる。
と、ナツト27と、弾性板28と、調整用カラー
29とを備える。筒部25は図示の例では、弾性
体16及び調整用カラー29を貫通すると共にカ
ラー12を滑動可能に貫通させている。この筒部
25は中間で内径が最小となり、該最小の部位か
ら両端に向けて内径が漸増する形状の内周面30
を有する。内周面30のこの形状により、弾性体
16に横力を作用させることなく、カラー12は
揺動できることとなる。中間の部位31は筒部2
5の軸線方向のほぼ中央とし、この部位31にお
ける内周面30の内径はカラー12の滑動に支障
が生じない程度にカラー12の外径に近づけるこ
とが好ましい。これによつて、カラー12が筒部
25に対して径方向へ移動するのを抑止できる。
また、内周面30は図示のように、滑らかな湾曲
状であることが好ましい。この湾曲状の内周面3
0によれば、カラー12が揺動するとき、その傾
きの角度の大小にかかわらず、カラー12は中間
の部位31の上方及び下方で、筒部25の内周面
30に接するので、カラー12は揺動状態におい
て安定に保持されることとなる。
筒部25の一端からフランジ部26が径方向の
外方へ一体に伸びて設けられている。このフラン
ジ部26は第1の弾性体16の外側の端面、すな
わち、取付板10から遠方となる端面17に接す
る。筒部25はその他端にねじ32を有する。こ
のねじ32にナツト27をねじ込み、弾性板28
を介して調整用カラー29を締め付け、取付板1
0とフランジ部26との間で弾性体16を挟持す
る。この結果、挟持部材18はこの調整用カラー
29の長さによつて決定される予荷重を弾性体1
6に与え、この状態に保持する。調整用カラー2
9を設けると弾性体16に与える予荷重の決定が
容易であるので、好ましい。
外方へ一体に伸びて設けられている。このフラン
ジ部26は第1の弾性体16の外側の端面、すな
わち、取付板10から遠方となる端面17に接す
る。筒部25はその他端にねじ32を有する。こ
のねじ32にナツト27をねじ込み、弾性板28
を介して調整用カラー29を締め付け、取付板1
0とフランジ部26との間で弾性体16を挟持す
る。この結果、挟持部材18はこの調整用カラー
29の長さによつて決定される予荷重を弾性体1
6に与え、この状態に保持する。調整用カラー2
9を設けると弾性体16に与える予荷重の決定が
容易であるので、好ましい。
弾性板28はゴムあるいは樹脂等によつて環状
に形成される。この弾性板28によつて、弾性体
16が圧縮されている状態から、荷重が急激に除
去されたときに、取付板10とナツト27とが干
渉して打音が発生するのを防ぐことができるの
で、弾性板28を図示のように介在することが好
ましい。
に形成される。この弾性板28によつて、弾性体
16が圧縮されている状態から、荷重が急激に除
去されたときに、取付板10とナツト27とが干
渉して打音が発生するのを防ぐことができるの
で、弾性板28を図示のように介在することが好
ましい。
弾性体16の挟持は前記の外、ナツト27に代
えて環状のリングを用い、他方、筒部25にねじ
32を設けることなく、このリングを筒部25に
圧入することによつても行い得る。
えて環状のリングを用い、他方、筒部25にねじ
32を設けることなく、このリングを筒部25に
圧入することによつても行い得る。
第2の弾性体20はゴムによつて筒状に形成さ
れ、挟持部材18のフランジ部26とリテーナ1
4との間に配置される。また、第3の弾性体22
はゴムによつて筒状に形成され、取付板10の他
方側とリテーナ15との間に配置される。
れ、挟持部材18のフランジ部26とリテーナ1
4との間に配置される。また、第3の弾性体22
はゴムによつて筒状に形成され、取付板10の他
方側とリテーナ15との間に配置される。
一方のリテーナ15からカラー12を通り、他
方のリテーナ14の外側へ突出する、例えばスト
ラツトバー34の端部にワツシヤ36を介してナ
ツト38をねじ込み、防振ゴム組立体は供用され
る。
方のリテーナ14の外側へ突出する、例えばスト
ラツトバー34の端部にワツシヤ36を介してナ
ツト38をねじ込み、防振ゴム組立体は供用され
る。
いま、第1の弾性体16のばね定数をK1、第
2の弾性体20のばね定数をK2、第3の弾性体
22のばね定数をK3とし、第1の弾性体16は
挟持部材18によつてF0なる予荷重状態に保持
されるものとする。防振ゴム組立体の使用時に、
ストラツトバー34に矢印の方向へFなる軸荷重
が作用すると、この軸荷重はリテーナ14を介し
て第2の弾性体20へ、更に、第2の弾性体20
を介して挟持部材18へ伝えられる。しかし、F
がF0に達するまでは、挟持部材18によつて予
荷重状態に保持された第1の弾性体16は何らた
わむことがなく、第2の弾性体20と第3の弾性
体22のみがたわみ、従つてこのときのばね定数
KはK=K2+K3であり、荷重F0のとき、たわみ
δ0となる。軸荷重が更に大きくなつてF>F0と
なると、第2の弾性体20及び第3の弾性体22
に加え、第1の弾性体16がたわむようになつて
直列ばねを構成し、K=1/{1/K1+1/
(K2+K3)}となる。この結果、荷重Fとたわみ
δとの理論的な相関は第3図のようになる。K2
+K3>1/{1/K1+1/(K2+K3)}である
ので、低荷重域でのばね定数は高荷重域でのばね
定数よりも高くなる。
2の弾性体20のばね定数をK2、第3の弾性体
22のばね定数をK3とし、第1の弾性体16は
挟持部材18によつてF0なる予荷重状態に保持
されるものとする。防振ゴム組立体の使用時に、
ストラツトバー34に矢印の方向へFなる軸荷重
が作用すると、この軸荷重はリテーナ14を介し
て第2の弾性体20へ、更に、第2の弾性体20
を介して挟持部材18へ伝えられる。しかし、F
がF0に達するまでは、挟持部材18によつて予
荷重状態に保持された第1の弾性体16は何らた
わむことがなく、第2の弾性体20と第3の弾性
体22のみがたわみ、従つてこのときのばね定数
KはK=K2+K3であり、荷重F0のとき、たわみ
δ0となる。軸荷重が更に大きくなつてF>F0と
なると、第2の弾性体20及び第3の弾性体22
に加え、第1の弾性体16がたわむようになつて
直列ばねを構成し、K=1/{1/K1+1/
(K2+K3)}となる。この結果、荷重Fとたわみ
δとの理論的な相関は第3図のようになる。K2
+K3>1/{1/K1+1/(K2+K3)}である
ので、低荷重域でのばね定数は高荷重域でのばね
定数よりも高くなる。
実際には、本考案に係る防振ゴム組立体を構成
するゴムのような弾性体は非線形特性を持つた
め、荷重とたわみとの相関は第1図のCのような
特性図となる。
するゴムのような弾性体は非線形特性を持つた
め、荷重とたわみとの相関は第1図のCのような
特性図となる。
なお、非常に高荷重の領域においては、第1の
弾性体16がたわみ過ぎるのを、防止し、第1の
弾性体16の耐久性を高めることが好ましい。そ
のためには、図示の例のように、第1の弾性体1
6に樹脂等によつて形成したストツパ24を装着
し、挟持部材18のフランジ部26がこのストツ
パ24に突き当たつた後には、第1の弾性体16
はほとんど変形させず、第2の弾性体20及び第
3の弾性体22によりばね定数を高める。ストツ
パ24は図示の例では環状の単一体であるが、複
数の部材を円周方向に間隔をおいて配置し、スト
ツパ24とすることもできる。
弾性体16がたわみ過ぎるのを、防止し、第1の
弾性体16の耐久性を高めることが好ましい。そ
のためには、図示の例のように、第1の弾性体1
6に樹脂等によつて形成したストツパ24を装着
し、挟持部材18のフランジ部26がこのストツ
パ24に突き当たつた後には、第1の弾性体16
はほとんど変形させず、第2の弾性体20及び第
3の弾性体22によりばね定数を高める。ストツ
パ24は図示の例では環状の単一体であるが、複
数の部材を円周方向に間隔をおいて配置し、スト
ツパ24とすることもできる。
第4図に示す防振ゴム組立体は、基本的構成は
第2図の例と同じである。しかし、この例では、
第2の弾性体20と第3の弾性体22とは中間に
剛体プレート40を一体に有する。この剛体プレ
ート40はゴムに比べて剛性の十分に高い金属又
は樹脂によつて形成される。この剛体プレート4
0を装着することにより、前記例に比べ、荷重
F0以下の低荷重域での微振幅、高周波振動数で
の動ばね定数の低下を図ることができ、細かな振
動や騒音を更に改善できる。
第2図の例と同じである。しかし、この例では、
第2の弾性体20と第3の弾性体22とは中間に
剛体プレート40を一体に有する。この剛体プレ
ート40はゴムに比べて剛性の十分に高い金属又
は樹脂によつて形成される。この剛体プレート4
0を装着することにより、前記例に比べ、荷重
F0以下の低荷重域での微振幅、高周波振動数で
の動ばね定数の低下を図ることができ、細かな振
動や騒音を更に改善できる。
第5図に示す防振ゴム組立体は、基本的構成は
第2図の例と同じである。しかしこの例では、第
2の弾性体20と第3の弾性体22とは外周に全
周にわたる溝42を有する。この溝42のため
に、第6図のような特性を呈する。すなわち、非
常に低い荷重F1(そのときのたわみδ1)に達する
までのばね定数はK=K4(K4<K2+K3)とな
り、前記例の防振ゴム組立体のばね定数より低下
する。この結果、非常に微振幅時の振動や騒音を
改善できる。
第2図の例と同じである。しかしこの例では、第
2の弾性体20と第3の弾性体22とは外周に全
周にわたる溝42を有する。この溝42のため
に、第6図のような特性を呈する。すなわち、非
常に低い荷重F1(そのときのたわみδ1)に達する
までのばね定数はK=K4(K4<K2+K3)とな
り、前記例の防振ゴム組立体のばね定数より低下
する。この結果、非常に微振幅時の振動や騒音を
改善できる。
第7図aないしcは前記溝42と同等の効果が
得られる第2の弾性体20及び第3の弾性体22
の例である。すなわち、同図aの弾性体20,2
2はリテーナ14,15及びフランジ部26(取
付板10)にそれぞれ対向する面に円周方向にわ
たる溝44を有する。また、同図bの弾性体2
0,22は外周縁に湾曲面46を有し、外周部の
厚みが中央部の厚みより小さくなつている。ま
た、同図cの弾性体20,22は中央部に傾斜面
48を有し、中央に至るにつれてその厚みが小さ
くなつてる。
得られる第2の弾性体20及び第3の弾性体22
の例である。すなわち、同図aの弾性体20,2
2はリテーナ14,15及びフランジ部26(取
付板10)にそれぞれ対向する面に円周方向にわ
たる溝44を有する。また、同図bの弾性体2
0,22は外周縁に湾曲面46を有し、外周部の
厚みが中央部の厚みより小さくなつている。ま
た、同図cの弾性体20,22は中央部に傾斜面
48を有し、中央に至るにつれてその厚みが小さ
くなつてる。
本考案によれば、低荷重域でのばね定数を上げ
ることができるので、微小なかじ取角のステアリ
ング時にステアリングの手応えが不足することは
なく、また、高速走行時における安定性を十分に
高めることができる。特に、いわば逆S型のばね
特性を持たせることによつて、低荷重域における
乗心地性、特にハーシユネスのような突起に乗り
上げたときのシヨツクを十分に吸収できる。
ることができるので、微小なかじ取角のステアリ
ング時にステアリングの手応えが不足することは
なく、また、高速走行時における安定性を十分に
高めることができる。特に、いわば逆S型のばね
特性を持たせることによつて、低荷重域における
乗心地性、特にハーシユネスのような突起に乗り
上げたときのシヨツクを十分に吸収できる。
更にまた、カラーを貫通する部材が取付板に対
して揺動できるので、部材に曲げ力が作用すると
きには、防振ゴム組立体はこじり方向にたわんで
その力を吸収できる。そのため、カラーが、挟持
部材の円筒状の筒部を貫通する場合に生ずるこじ
り剛性の増大化を防止でき、振動騒音を低下し、
乗心地性を良好に保つことができる。
して揺動できるので、部材に曲げ力が作用すると
きには、防振ゴム組立体はこじり方向にたわんで
その力を吸収できる。そのため、カラーが、挟持
部材の円筒状の筒部を貫通する場合に生ずるこじ
り剛性の増大化を防止でき、振動騒音を低下し、
乗心地性を良好に保つことができる。
第1図は種々の防振ゴム組立体の荷重とたわみ
との相関を示す特性図、第2図は本考案に係る防
振ゴム組立体の断面図、第3図は本考案に係る防
振ゴム組立体の理論特性図、第4図及び第5図は
それぞれ別の例を示す断面図、第6図は第5図の
防振ゴム組立体によつて奏される特性図、第7図
aないしcは第6図の特性を得る弾性体の別の例
を示す断面図である。 10:取付板、12:カラー、14,15:リ
テーナ、16:第1の弾性体、18:挟持部材、
20:第2の弾性体、22:第3の弾性体、2
5:筒部、26:フランジ部、40:剛体プレー
ト、42:溝。
との相関を示す特性図、第2図は本考案に係る防
振ゴム組立体の断面図、第3図は本考案に係る防
振ゴム組立体の理論特性図、第4図及び第5図は
それぞれ別の例を示す断面図、第6図は第5図の
防振ゴム組立体によつて奏される特性図、第7図
aないしcは第6図の特性を得る弾性体の別の例
を示す断面図である。 10:取付板、12:カラー、14,15:リ
テーナ、16:第1の弾性体、18:挟持部材、
20:第2の弾性体、22:第3の弾性体、2
5:筒部、26:フランジ部、40:剛体プレー
ト、42:溝。
Claims (1)
- 取付板を貫通するカラーの両端に当てがわれる
一対のリテーナを有する防振ゴム組立体であつ
て、前記取付板の一方側に配置される筒状の第1
の弾性体と、該弾性体を貫通すると共に前記カラ
ーを滑動可能に貫通させる筒部であつて中間で内
径が最小となり、該最小の部位から両端に向けて
内径が漸増する形状に形成された内周面を有する
筒部及び該筒部の一端から径方向の外方へ伸びか
つ前記弾性体の外側の端面に接するフランジ部を
備え、該フランジ部と前記取付板との間に前記弾
性体を挟持して予荷重状態に保持する挟持部材
と、該挟持部材の前記フランジ部と前記一方のリ
テーナとの間に介在される筒状の第2の弾性体
と、前記取付板の他方側と前記他方のリテーナと
の間に介在される筒状の第3の弾性体とを含む、
防振ゴム組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110883U JPS59137431U (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | 防振ゴム組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110883U JPS59137431U (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | 防振ゴム組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137431U JPS59137431U (ja) | 1984-09-13 |
| JPS634832Y2 true JPS634832Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=30161963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3110883U Granted JPS59137431U (ja) | 1983-03-05 | 1983-03-05 | 防振ゴム組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137431U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS632713A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-07 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン装置 |
| JPH05272590A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-19 | Suzuki Motor Corp | ボディフレームの防振構造 |
| JPH06208785A (ja) * | 1993-01-09 | 1994-07-26 | Sony Corp | ダンパ及びフローティング機構 |
| JP2000356244A (ja) * | 1999-06-15 | 2000-12-26 | Fujita Corp | 浮き床防振装置 |
| JP5917751B2 (ja) * | 2015-05-12 | 2016-05-18 | 特許機器株式会社 | 除振架台の減震ストッパ |
| JP2018017312A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | Kyb株式会社 | 緩衝器 |
-
1983
- 1983-03-05 JP JP3110883U patent/JPS59137431U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137431U (ja) | 1984-09-13 |
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