JPS6354497B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354497B2 JPS6354497B2 JP54080766A JP8076679A JPS6354497B2 JP S6354497 B2 JPS6354497 B2 JP S6354497B2 JP 54080766 A JP54080766 A JP 54080766A JP 8076679 A JP8076679 A JP 8076679A JP S6354497 B2 JPS6354497 B2 JP S6354497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder liner
- heat treatment
- piston
- heat
- dead center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はレーザ光を利用してシリンダライナ
のピストン上死点付近を熱処理するシリンダライ
ナの加工方法に関する。
のピストン上死点付近を熱処理するシリンダライ
ナの加工方法に関する。
内燃機関のシリンダライナにおいてもつとも耐
摩耗性が要求されるのは、ピストン上死点付近で
あり、この部分によくスカツフイングが発生す
る。また耐スカツフイング性を向上させるために
はシリンダライナをレーザ光により熱処理するこ
とが効果的であるが、従来ではシリンダライナの
内面全体を熱処理するため、熱処理に長時間を要
し生産能率が悪い欠点があつた。
摩耗性が要求されるのは、ピストン上死点付近で
あり、この部分によくスカツフイングが発生す
る。また耐スカツフイング性を向上させるために
はシリンダライナをレーザ光により熱処理するこ
とが効果的であるが、従来ではシリンダライナの
内面全体を熱処理するため、熱処理に長時間を要
し生産能率が悪い欠点があつた。
この発明はかかる欠点を改善する目的でなされ
たもので、シリンダライナのピストン上死点付近
を集中的に熱処理して、耐摩耗性、耐スカツフイ
ン性を高めたシリンダライナの加工方法を提供し
ようとするものである。
たもので、シリンダライナのピストン上死点付近
を集中的に熱処理して、耐摩耗性、耐スカツフイ
ン性を高めたシリンダライナの加工方法を提供し
ようとするものである。
以下この発明方法の一実施例を図面を参照して
詳述する。図において1は表面処理すべきシリン
ダライナで、回転テーブル2上に載置されて一定
方向に定速で回転される。3はレーザ光を利用し
た熱処理装置で、上下動自在な筒状のホルダ4
と、このホルダ4内に設けられたレンズ5及び反
射鏡6よりなり、レンズ5により集光されたレー
ザ光は反射鏡6によりホルダ4の円周方向へ屈折
された後、ホルダ4の周面部に開口された透孔4
aよりシリンダライナ1の内表面へ照射される。
またホルダ4内には管路7を介してスパツタ防止
用のガスが吹入されていて熱処理の際に発生した
スパツタがホルダ4内へ侵入するのを防止してい
る。
詳述する。図において1は表面処理すべきシリン
ダライナで、回転テーブル2上に載置されて一定
方向に定速で回転される。3はレーザ光を利用し
た熱処理装置で、上下動自在な筒状のホルダ4
と、このホルダ4内に設けられたレンズ5及び反
射鏡6よりなり、レンズ5により集光されたレー
ザ光は反射鏡6によりホルダ4の円周方向へ屈折
された後、ホルダ4の周面部に開口された透孔4
aよりシリンダライナ1の内表面へ照射される。
またホルダ4内には管路7を介してスパツタ防止
用のガスが吹入されていて熱処理の際に発生した
スパツタがホルダ4内へ侵入するのを防止してい
る。
しかしてシリンダライナ1を熱処理するに当
り、まず熱処理装置3より照射されるレーザ光が
熱処理すべき位置、すなわちピストン(図示せ
ず)が上死点にあるとき、ピストンの頂部からオ
イルリングまでの間と近接するシリンダライナ1
の内面を照射できるようにホルダ4の高さを定
め、次に回転テーブル2によりシリンダライナ1
を一方向に一定の速度で回転させながら熱処理範
囲の上限または下限より熱処理を開始し、同時に
ホルダ4をシリンダライナ1の軸方向に一定のピ
ツチで移動する。これによつてシリンダライナ1
の内面はレーザ光の照射された部分が加熱されて
第2図に示すように表面が膨出硬化し、ホルダ4
の移動に伴い上記膨出した部分1aは円周方向に
連続しながら軸方向には不連続な等ピツチの波形
となり、熱処理範囲全体に形成される。次に上記
熱処理によりピストンの上死点付近が硬化された
シリンダライナ1の内面をホーニング加工して上
記膨出部1aの高さを均一とし、第3図に示す熱
処理部分を得るもので、各膨出部1aの間に生じ
た谷部1bが稼動時油溜めとなるので、耐スカツ
フイング性が一段と向上されるわけである。
り、まず熱処理装置3より照射されるレーザ光が
熱処理すべき位置、すなわちピストン(図示せ
ず)が上死点にあるとき、ピストンの頂部からオ
イルリングまでの間と近接するシリンダライナ1
の内面を照射できるようにホルダ4の高さを定
め、次に回転テーブル2によりシリンダライナ1
を一方向に一定の速度で回転させながら熱処理範
囲の上限または下限より熱処理を開始し、同時に
ホルダ4をシリンダライナ1の軸方向に一定のピ
ツチで移動する。これによつてシリンダライナ1
の内面はレーザ光の照射された部分が加熱されて
第2図に示すように表面が膨出硬化し、ホルダ4
の移動に伴い上記膨出した部分1aは円周方向に
連続しながら軸方向には不連続な等ピツチの波形
となり、熱処理範囲全体に形成される。次に上記
熱処理によりピストンの上死点付近が硬化された
シリンダライナ1の内面をホーニング加工して上
記膨出部1aの高さを均一とし、第3図に示す熱
処理部分を得るもので、各膨出部1aの間に生じ
た谷部1bが稼動時油溜めとなるので、耐スカツ
フイング性が一段と向上されるわけである。
ちなみにこの発明方法による熱処理時間は30秒
であつたのに対して、従来のシリンダライナ1の
内面全体を熱処理する場合は、同等のシリンダラ
イナ1で3分間を要した。また第4図は他の熱処
理方法に比べてレーザ光熱処理方法が耐スカツフ
イング性に有効であることを示す往復摺動試験機
による実験結果、第5図はピストンの各位置にお
けるシリンダライナ内面の油膜の厚さを示す線
図、第6図はシリンダライナの摩耗分布を示す線
図で、何れも参考資料である。これら各図で明ら
かなように、ピストン上死点付近におけるシリン
ダライナ内面は十分に潤滑されないため油膜も薄
く、かつ摩耗も激しい。従つてこの部分の保油性
をよくし、同時に耐摩耗性を高めることにより、
シリンダライナの耐久性を向上させることができ
ることがよくわかる。
であつたのに対して、従来のシリンダライナ1の
内面全体を熱処理する場合は、同等のシリンダラ
イナ1で3分間を要した。また第4図は他の熱処
理方法に比べてレーザ光熱処理方法が耐スカツフ
イング性に有効であることを示す往復摺動試験機
による実験結果、第5図はピストンの各位置にお
けるシリンダライナ内面の油膜の厚さを示す線
図、第6図はシリンダライナの摩耗分布を示す線
図で、何れも参考資料である。これら各図で明ら
かなように、ピストン上死点付近におけるシリン
ダライナ内面は十分に潤滑されないため油膜も薄
く、かつ摩耗も激しい。従つてこの部分の保油性
をよくし、同時に耐摩耗性を高めることにより、
シリンダライナの耐久性を向上させることができ
ることがよくわかる。
この発明は以上詳述したように、シリンダライ
ナのピストン上死点付近をレーザ光により熱処理
して軸方向に不連続な膨出部を形成した後、シリ
ンダライナ内面を機械加工して膨出部の頂部を均
一な面としたことから、シリンダライナのピスト
ン上死点付近が集中的に硬化され、かつ各膨出部
間の谷により保油性も向上することから、耐摩耗
性は勿論耐スカツフイング性が一段と向上し、耐
久性に優れたシリンダライナが得られるようにな
る。またシリンダライナの一部を熱処理するだけ
でよいことから、従来の内面全体を熱処理するも
のに比べて短時間で熱処理が完了し、生産性も向
上する。
ナのピストン上死点付近をレーザ光により熱処理
して軸方向に不連続な膨出部を形成した後、シリ
ンダライナ内面を機械加工して膨出部の頂部を均
一な面としたことから、シリンダライナのピスト
ン上死点付近が集中的に硬化され、かつ各膨出部
間の谷により保油性も向上することから、耐摩耗
性は勿論耐スカツフイング性が一段と向上し、耐
久性に優れたシリンダライナが得られるようにな
る。またシリンダライナの一部を熱処理するだけ
でよいことから、従来の内面全体を熱処理するも
のに比べて短時間で熱処理が完了し、生産性も向
上する。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は熱
処理状態を示す説明図、第2図は熱処理面の拡大
図、第3図は機械加工後の熱処理面の拡大図、第
4図は各熱処理方法に対するスカツフイング発生
荷重を示す線図、第5図はピストンの各位置にお
けるシリンダライナ内面の油膜厚さを示す線図、
第6図はシリンダライナの摩耗分布を示す線図で
ある。 1はシリンダライナ、1aは膨出部、3はレー
ザ光熱処理装置。
処理状態を示す説明図、第2図は熱処理面の拡大
図、第3図は機械加工後の熱処理面の拡大図、第
4図は各熱処理方法に対するスカツフイング発生
荷重を示す線図、第5図はピストンの各位置にお
けるシリンダライナ内面の油膜厚さを示す線図、
第6図はシリンダライナの摩耗分布を示す線図で
ある。 1はシリンダライナ、1aは膨出部、3はレー
ザ光熱処理装置。
Claims (1)
- 1 熱処理すべきシリンダライナ1を回転させな
がら、レーザ光熱処理装置3を上下動して、シリ
ンダライナ1内面のピストン上死点付近を熱処理
し、シリンダライナ1の内面に軸方向に不連続な
膨出部1aを形成した後、シリンダライナ1の内
面を機械加工して、上記膨出部1aの頂部を均一
化することを特徴とするシリンダライナの加工方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076679A JPS565923A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Working method for cylinder liner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076679A JPS565923A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Working method for cylinder liner |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565923A JPS565923A (en) | 1981-01-22 |
| JPS6354497B2 true JPS6354497B2 (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=13727540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8076679A Granted JPS565923A (en) | 1979-06-28 | 1979-06-28 | Working method for cylinder liner |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS565923A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6176223A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-18 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるシリンダボアの内径仕上げ加工方法 |
| JPS6176221A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-18 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるシリンダボアの内径仕上げ加工方法 |
| JPS6280363A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | シリンダライナの製造方法 |
| IT1278354B1 (it) * | 1995-02-06 | 1997-11-20 | Sapim Amada Spa | Procedimento e macchina per la produzione di pannelli di lamiera. |
| DE19711232C1 (de) * | 1997-03-18 | 1998-04-02 | Aeg Elotherm Gmbh | Verfahren und eine Vorrichtung zum Behandeln der Flächen von Bohrungen von Bauteilen |
| DE102005019757A1 (de) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Sms Elotherm Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Behandeln von Flächen metallischer Bauelemente mittels Laserstrahls |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3772496A (en) * | 1971-10-26 | 1973-11-13 | Western Electric Co | Methods of forming a conductive path using an oxygen plasma to reduce reflectivity prior to laser machining |
| GB1507205A (en) * | 1974-07-12 | 1978-04-12 | Caterpillar Tractor Co | Apparatus for heat treating an internal bore in a workpiece |
| US4047984A (en) * | 1975-11-17 | 1977-09-13 | Caterpillar Tractor Co. | Corpuscular energy beam produced microasperities |
| US4093842A (en) * | 1976-01-19 | 1978-06-06 | General Motors Corporation | Ported engine cylinder with selectively hardened bore |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP8076679A patent/JPS565923A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565923A (en) | 1981-01-22 |
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