JPS6355767B2 - - Google Patents
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- JPS6355767B2 JPS6355767B2 JP57062397A JP6239782A JPS6355767B2 JP S6355767 B2 JPS6355767 B2 JP S6355767B2 JP 57062397 A JP57062397 A JP 57062397A JP 6239782 A JP6239782 A JP 6239782A JP S6355767 B2 JPS6355767 B2 JP S6355767B2
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Description
本発明はMWO4(ただしMはMg、Ca、Sr、
Ba、Mn、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、
Zn、Cd、またはPbである)にV2O5を添加した感
湿抵抗体の製造方法に関するものである。 従来、金属酸化物系の感湿抵抗体を材料とした
厚膜湿度センサの製造工程においては、例えば
Mn3O4、WO3、およびV2O5を原料として、
Mn3O4およびWO3を等モル比、およびV2O5を
Mn3O4、WO3に対して10重量%秤量し、混合す
る。これを既知の方法にてプレス成形し、1100℃
にて2時間焼成し、MnWO4−V2O5なる感湿材
料を合成する。しかるのち、MnWO4−V2O5な
る感湿材料を粉砕し、さらに微粉砕したのち、有
機ビヒクルを添加し、混合し、厚膜ペーストを得
る。さらに、例えばアルミナ等の絶縁基板上にス
クリーン印刷法にて感湿抵抗体膜を形成し、乾燥
したのち90℃にて10分間焼成する。この工程によ
つて得る厚膜湿度センサは、抵抗値が実用領域内
にあり、また、感湿感度が大きく、高精度な湿度
検出が行なえる。 一方、厚膜方式によつて作成する湿度センサは
小型で量産性に優れ、価格が低い等多くの長所を
有する。 しかし湿度センサは、その検出する雰囲気中に
直接露呈して用いることから、材料には高度な信
頼性が要求される。従来法による工程で作成した
厚膜湿度センサは、腐食性混合ガス(SO2、
NO2、H2S等を混合してなる)試験において湿度
検出誤差が規定した量よりも大きくなることがあ
る。試験前後の感湿材料を詳細に調査した結果、
V2O5量が添加時よりも減少していることが判つ
た。当該厚膜湿度センサにおいて、MnWO4なる
組成を有する材料は主に感湿機構に寄与している
と考える。一方、酸性酸化物であるV2O5は上記
腐食性混合ガスに対しての材料劣化を抑制する触
媒々体となつていると考える。このV2O5の量が
感湿材料に比べ規定量よりも多いと素子の抵抗値
が増加する。一方、V2O5添加量が少ない場合に
は上記した如く、腐食性混合ガスにより材料劣化
がある。以上述べた如く、腐食性混合ガスに対す
る材料劣化より起因する湿度検出誤差を抑制する
ためには感湿材料たるMnWO4に対してV2O5の
添加量を高精度にコントロールする必要があつ
た。 しかし、V2O5の融点は700℃であり、900℃付
近で蒸発飛散が始まることが知られている。従来
工程による添加方法ではV2O5は焼成工程におい
て蒸発飛散が繰り返されることによつて、V2O5
は添加量よりも少なくなることを確認した。ま
た、あらかじめV2O5を規定量よりも蒸発飛散量
を見込んで混合焼成した場合には、蒸発飛散量に
誤差を生じ、安定したプロセスとなり得ないこと
が判つた。 本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、厚膜湿度センサの腐食性混合ガスに対する特
性劣化を防止する製造方法を提供するにある。 本発明において上記従来技術の欠点を、上記目
的に従つて感湿材料に対するV2O5添加量の誤差
を少なくするために、感湿材料の合成を行なつた
のちにV2O5の添加を行うことにより、解決した
ものである。 次に本発明の具体例を実施例を用いて詳細に説
明する。 第1図は本発明に係る厚膜湿度センサの外観を
示した。すなわち、アルミナ絶縁基板1にPtを
主成分とした導体ペーストにより、加熱クリーニ
ング用ヒータ2をスクリーン印刷法により形成し
た。次に、同じPtペーストを用いて下部電極3
をヒータを形成した他方の面にスクリーン法にて
印刷し、乾燥後、1200℃にて焼成した。一方感湿
材料4であるMnWO4のペーストは次の方法と工
程によつて作成した。すなわち、Mn3O4とWO3
の原料を用いて、それぞれ金属量を当モル比秤量
し、8時間らいかい機を用いて混合した。これに
PVAをバインダとしてプレス成形して、φ25×厚
さ2mmのデイスクを得た。このデイスク状に成形
したMn3O4とWO3の混合体を、1100℃にて2時
間焼成し、MnWO4の組成をもつ感湿体材料を合
成した。このMnWO4デイスクをらいかい機およ
びボールミルで粉砕し、粒径0.5μ〜1μmの感湿材
料の粉末を得た。この粉末の金属量に対し、
V2O5中のVを10mol%となるよう秤量し、らい
かい機にて8時間混合した。つぎに、αテレピネ
オールとエチルセルロースからなる有機ビヒクル
を、混合粉末10gに対して3ml添加し、再度らい
かい機にて2時間混練した。このようにして得た
MnWO4−V2O5混合ペーストを前記Pt電極上に
スクリーン印刷機を用いて、膜厚30μmとなる様
印刷し感湿膜4を得た。この後、乾燥し、さらに
Ptペーストを用いて上部電極5を印刷し950℃−
10分間焼成した。このようにして得た、MnWO4
−V系厚膜湿度センサと、従来法による製造法で
得た厚膜湿度センサとを腐食性混合ガス雰囲気中
に放置した。結果を第2図に示した。第2図にお
いて曲線1は従来法でV2O5を合成前に10mol%
添加して製造したMnWO4−V系湿度センサの湿
度検出誤差であり、曲線2は、本発明を実施して
合成後のMnWO4粉末にV2O5中のV量を5mol%
添加して得たセンサ素子の検出誤差をプロツトし
た曲線、曲線3はV量を10mol%添加して得た曲
線である。この試験結果からも判るように、
V2O5の添加を感湿材料であるMnWO4の合成前
に行なつた場合と、合成後に添加した場合とでは
腐食性混合ガスにおける湿度検出誤差に大きな有
意差がある。高精度な湿度を制御を行う際、腐食
性ガスにおける検出誤差を±4%以内にする必要
がある。本実施例で示した試験時間が150時間で
実稼動は約6年に相当する。 なお本実施例では、感湿材料にMnWO4のみを
例示したが、請求範囲に示した他の感湿材料にお
いてもV2O5添加の効果は同様であつた。その結
果を表に示す。また、V2O5の添加量が0.5mol%
以下では腐食性ガスに対する劣化の改善は得られ
なかつた。さらにV2O5を30mol%以上添加する
と、感湿特性の劣化がみられた。
Ba、Mn、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、
Zn、Cd、またはPbである)にV2O5を添加した感
湿抵抗体の製造方法に関するものである。 従来、金属酸化物系の感湿抵抗体を材料とした
厚膜湿度センサの製造工程においては、例えば
Mn3O4、WO3、およびV2O5を原料として、
Mn3O4およびWO3を等モル比、およびV2O5を
Mn3O4、WO3に対して10重量%秤量し、混合す
る。これを既知の方法にてプレス成形し、1100℃
にて2時間焼成し、MnWO4−V2O5なる感湿材
料を合成する。しかるのち、MnWO4−V2O5な
る感湿材料を粉砕し、さらに微粉砕したのち、有
機ビヒクルを添加し、混合し、厚膜ペーストを得
る。さらに、例えばアルミナ等の絶縁基板上にス
クリーン印刷法にて感湿抵抗体膜を形成し、乾燥
したのち90℃にて10分間焼成する。この工程によ
つて得る厚膜湿度センサは、抵抗値が実用領域内
にあり、また、感湿感度が大きく、高精度な湿度
検出が行なえる。 一方、厚膜方式によつて作成する湿度センサは
小型で量産性に優れ、価格が低い等多くの長所を
有する。 しかし湿度センサは、その検出する雰囲気中に
直接露呈して用いることから、材料には高度な信
頼性が要求される。従来法による工程で作成した
厚膜湿度センサは、腐食性混合ガス(SO2、
NO2、H2S等を混合してなる)試験において湿度
検出誤差が規定した量よりも大きくなることがあ
る。試験前後の感湿材料を詳細に調査した結果、
V2O5量が添加時よりも減少していることが判つ
た。当該厚膜湿度センサにおいて、MnWO4なる
組成を有する材料は主に感湿機構に寄与している
と考える。一方、酸性酸化物であるV2O5は上記
腐食性混合ガスに対しての材料劣化を抑制する触
媒々体となつていると考える。このV2O5の量が
感湿材料に比べ規定量よりも多いと素子の抵抗値
が増加する。一方、V2O5添加量が少ない場合に
は上記した如く、腐食性混合ガスにより材料劣化
がある。以上述べた如く、腐食性混合ガスに対す
る材料劣化より起因する湿度検出誤差を抑制する
ためには感湿材料たるMnWO4に対してV2O5の
添加量を高精度にコントロールする必要があつ
た。 しかし、V2O5の融点は700℃であり、900℃付
近で蒸発飛散が始まることが知られている。従来
工程による添加方法ではV2O5は焼成工程におい
て蒸発飛散が繰り返されることによつて、V2O5
は添加量よりも少なくなることを確認した。ま
た、あらかじめV2O5を規定量よりも蒸発飛散量
を見込んで混合焼成した場合には、蒸発飛散量に
誤差を生じ、安定したプロセスとなり得ないこと
が判つた。 本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、厚膜湿度センサの腐食性混合ガスに対する特
性劣化を防止する製造方法を提供するにある。 本発明において上記従来技術の欠点を、上記目
的に従つて感湿材料に対するV2O5添加量の誤差
を少なくするために、感湿材料の合成を行なつた
のちにV2O5の添加を行うことにより、解決した
ものである。 次に本発明の具体例を実施例を用いて詳細に説
明する。 第1図は本発明に係る厚膜湿度センサの外観を
示した。すなわち、アルミナ絶縁基板1にPtを
主成分とした導体ペーストにより、加熱クリーニ
ング用ヒータ2をスクリーン印刷法により形成し
た。次に、同じPtペーストを用いて下部電極3
をヒータを形成した他方の面にスクリーン法にて
印刷し、乾燥後、1200℃にて焼成した。一方感湿
材料4であるMnWO4のペーストは次の方法と工
程によつて作成した。すなわち、Mn3O4とWO3
の原料を用いて、それぞれ金属量を当モル比秤量
し、8時間らいかい機を用いて混合した。これに
PVAをバインダとしてプレス成形して、φ25×厚
さ2mmのデイスクを得た。このデイスク状に成形
したMn3O4とWO3の混合体を、1100℃にて2時
間焼成し、MnWO4の組成をもつ感湿体材料を合
成した。このMnWO4デイスクをらいかい機およ
びボールミルで粉砕し、粒径0.5μ〜1μmの感湿材
料の粉末を得た。この粉末の金属量に対し、
V2O5中のVを10mol%となるよう秤量し、らい
かい機にて8時間混合した。つぎに、αテレピネ
オールとエチルセルロースからなる有機ビヒクル
を、混合粉末10gに対して3ml添加し、再度らい
かい機にて2時間混練した。このようにして得た
MnWO4−V2O5混合ペーストを前記Pt電極上に
スクリーン印刷機を用いて、膜厚30μmとなる様
印刷し感湿膜4を得た。この後、乾燥し、さらに
Ptペーストを用いて上部電極5を印刷し950℃−
10分間焼成した。このようにして得た、MnWO4
−V系厚膜湿度センサと、従来法による製造法で
得た厚膜湿度センサとを腐食性混合ガス雰囲気中
に放置した。結果を第2図に示した。第2図にお
いて曲線1は従来法でV2O5を合成前に10mol%
添加して製造したMnWO4−V系湿度センサの湿
度検出誤差であり、曲線2は、本発明を実施して
合成後のMnWO4粉末にV2O5中のV量を5mol%
添加して得たセンサ素子の検出誤差をプロツトし
た曲線、曲線3はV量を10mol%添加して得た曲
線である。この試験結果からも判るように、
V2O5の添加を感湿材料であるMnWO4の合成前
に行なつた場合と、合成後に添加した場合とでは
腐食性混合ガスにおける湿度検出誤差に大きな有
意差がある。高精度な湿度を制御を行う際、腐食
性ガスにおける検出誤差を±4%以内にする必要
がある。本実施例で示した試験時間が150時間で
実稼動は約6年に相当する。 なお本実施例では、感湿材料にMnWO4のみを
例示したが、請求範囲に示した他の感湿材料にお
いてもV2O5添加の効果は同様であつた。その結
果を表に示す。また、V2O5の添加量が0.5mol%
以下では腐食性ガスに対する劣化の改善は得られ
なかつた。さらにV2O5を30mol%以上添加する
と、感湿特性の劣化がみられた。
【表】
本発明の方法による厚膜湿度センサは、前記し
た如く耐腐食性ガスにおける検出誤差が少なく十
分に実用に供しえるものである。本発明により、
湿度センサの応用範囲は大きく拡大し、従来の居
住環境のみならず特殊な倉庫、工場、などへの利
用が可能となつた。
た如く耐腐食性ガスにおける検出誤差が少なく十
分に実用に供しえるものである。本発明により、
湿度センサの応用範囲は大きく拡大し、従来の居
住環境のみならず特殊な倉庫、工場、などへの利
用が可能となつた。
第1図は本発明におけるセンサ素子の構造を示
す斜視図、第2図は本発明におけるセンサ素子
と、従来法によるセンサ素子とを腐食性混合ガス
に放置して、湿度検出誤差を求めた実験結果を比
較した線図である。 1……アルミナ基板、2……抵抗発熱体、3,
5……電極、曲線1′……従来法にVを10mol%
添加した素子、曲線2′……本発明による方法で
Vを5mol%添加した素子、曲線3′……本発明に
よる方法でVを10mol%添加した素子。
す斜視図、第2図は本発明におけるセンサ素子
と、従来法によるセンサ素子とを腐食性混合ガス
に放置して、湿度検出誤差を求めた実験結果を比
較した線図である。 1……アルミナ基板、2……抵抗発熱体、3,
5……電極、曲線1′……従来法にVを10mol%
添加した素子、曲線2′……本発明による方法で
Vを5mol%添加した素子、曲線3′……本発明に
よる方法でVを10mol%添加した素子。
Claims (1)
- 1 分子式MWO4(ただしMはMg、Ca、Sr、
Ba、Mn、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、
Zn、Cd、またはPbである)で示される物質を少
なくとも1種含む感湿抵抗体組成物にV2O5を0.5
〜30mol%添加してなる感湿抵抗体組成物の作成
工程において、上記MWO4で示される物質をあ
らかじめ作成した後、上記V2O5および有機ビヒ
クルを添加し厚膜感湿抵抗ペーストを作成するこ
とを特徴とする厚膜湿度センサ製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57062397A JPS58180002A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 厚膜湿度センサ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57062397A JPS58180002A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 厚膜湿度センサ製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180002A JPS58180002A (ja) | 1983-10-21 |
| JPS6355767B2 true JPS6355767B2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=13198957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57062397A Granted JPS58180002A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 厚膜湿度センサ製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58180002A (ja) |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP57062397A patent/JPS58180002A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180002A (ja) | 1983-10-21 |
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