JPS6356355B2 - - Google Patents
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- JPS6356355B2 JPS6356355B2 JP55103169A JP10316980A JPS6356355B2 JP S6356355 B2 JPS6356355 B2 JP S6356355B2 JP 55103169 A JP55103169 A JP 55103169A JP 10316980 A JP10316980 A JP 10316980A JP S6356355 B2 JPS6356355 B2 JP S6356355B2
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Description
本発明は、捺染、特にスクリーン捺染における
印捺工程で、布地を捺染台に固定するのに用いら
れる地張り剤に関する。 従来、地張り剤としては、次のようなものが用
いられてきた。 でんぷんのり、カルボキシメチルセルロー
ズ、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミ
ドのような水溶性高分子物質の水溶液 パラフイン、ワツクス、ロジンのような熱融
着物質 酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、アクリル系樹脂のような熱可塑性樹脂の
エマルジヨンないしラテツクス ゴム系、アクリル系、シリコーンなどの感圧
接着剤 上記の感圧接着剤を塗布した粘着テープ しかし、これらの地張り剤は、それぞれ欠点が
ある。すなわち、は、絹、木綿のような親水性
の天然繊維の場合、捺染後、捺染糊の水分で再湿
するとともに、捺染糊の乾燥による収縮のために
布地が捺染台より浮上り、多色印捺の図柄がずれ
てしまう。また、ポリアミド、ポリエステルのよ
うな疎水性の合成繊維の場合は、捺染糊の水分が
繊維に吸着されずに布地の裏面にまわり、地張り
剤の接着性を阻害するために、布地が捺染台より
浮上つてしまう(浮き)ほか、次の印捺の際に色
が出てくる(色残り)。また、捺染のつど洗浄、
再塗布を繰返す必要があるので、煩雑である。
は接着力が弱いうえに、スクリーン捺染において
印捺の際にスクリーンで圧迫された部分の布地に
パラフインなどが付着して、印捺後の熱処理の際
に溶融する。は、用いる樹脂と布地や捺染糊と
の間の親和力によつても異なるが、接着性が強す
ぎると地張り剤として用いた樹脂が布地に移行
(樹脂上がり)し、布地を引きはがす際に捺染糊
が地張り剤に移行(糊残り)して地張り剤を汚染
するため、1回ごとに地張り剤を塗布し直すか、
地張り剤表面を水洗いする必要があり、また、接
着力が弱いと布が印捺中にずれるので型合が悪く
なる。は布地に十分な張力をもたせることがで
きない。 これらのことから、地張り剤としては、の感
圧接着剤を用いることが最も好ましいが、そのよ
うな地張り剤を用いても、たとえばゴム系やアク
リル系の感圧接着剤の場合、次のような欠点があ
る。すなわち、印捺、乾燥後に布をはがすとき
に、捺染糊が地張り剤に取られて、布面の染むら
を生ずる。印捺、乾燥後に布をはがす際、捺染
糊の層の間の破壊現象のために、色糊の粉が発生
して色飛びを生ずる。地張り剤が色糊に汚染さ
れるので、次の捺染を行うときに色が移つてしま
う。布地に対する地張り剤の粘着力が強すぎる
と、糸のよりによつて糸内の柄ずれが発生する
し、弱すぎると浮き、引けなどのトラブルを生じ
る。特開昭54−第30989号公報に記されるような
シリコーン系の感圧接着剤を用いると、上記−
の欠点は解決されるが、繰返し使用している間
に粘着力、剥離性がいずれも低下するため、正羽
出し(布目矯正)ができなくなり、使用中にしば
しば地張り剤の上塗りを行つてこれを補う必要が
ある。 本発明者らは、このような従来の地張り剤の欠
点の解決を意図して研究を進めた結果、粘着性と
印捺後の剥離性とのバランスが良く、染色むら、
色飛び、図上がり、柄ずれ、浮き、引けなどの欠
点のない、しかも、好適な硬さをもち、汚染性が
なく、捺染台の裏から加熱する下熱法、温風を送
つて加熱する上熱法のいずれにも使用でき、捺染
糊や特殊な染料によつて表面が冒されない地張り
剤を見出して、本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、 (1)(A) SiO2単位1モルに対してR1 3SiO1/2単位(た
だし、R1は互に同一または相異なる置換ま
たは非置換の1価の炭化水素基を示す)0.4
〜1.0モルの割合で、実質的にSiO2単位とR1 3
SiO1/2単位から成り、ケイ素原子に結合せる
反応性基をケイ素原子あたり0.0004〜1個有
するベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン
樹脂30〜80重量%と、 (B) 25℃で10000〜20000000cPの粘度を有する
シラノール末端ポリジオルガノシロキサン20
〜70重量% との縮合反応生成物100重量部、 (2) 実質的に一般式R2 3SiO〔R3 2SiO〕oSiR2 3(ただ
し、R2、R3はそれぞれ、アルキル基およびフ
エニル基から成る群より選ばれた、互に同一ま
たは相異なる1価の炭化水素基、nは10〜1000
の数を示し、分子中、R2とR3の合計のうち、
50モル%以上がメチル基である)で表わされる
鎖状ポリジオルガノシロキサン、20〜100重量
部、 (3) 炭素原子を介してケイ素原子に結合せるアミ
ノ基を有するアルコキシシラン、その部分縮合
物、金属脂肪酸塩、およびジアルキルスズ化合
物から成る群より選ばれた硬化剤1〜10重量
部、および (4) 有機溶媒50〜2000重量部 から成ることを特徴とする地張り剤。 本発明で用いられる(1)は、(A)のベンゼン可溶性
ポリオルガノシロキサン樹脂と、(B)のシラノール
末端ポリジオルガノシロキサンを共縮合せしめた
ものである。両者の配合比は、(A)と(B)の合計量に
対して(A)が30〜80重量%の範囲である。(A)が少な
すぎると良好な接着性が得られず、多すぎると硬
化後の皮膜が硬くなりすぎ、接着性が低下するか
らである。 (A)のベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン樹
脂は、SiO2単位とR1 3SiO1/2単位(ただし、R1は
前述のとおり)から構成されるもので、比較的分
子量の低いものである。R1としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基などのアルキル
基、ビニル基などのアルケニル基、β−フエニル
エチル基などのアラルキル基、フエニル基などの
アリール基、およびこれらの水素原子の一部が塩
素原子、フツ素原子、ニトリル基などで置換され
たものが例示されるが、容易に合成されること
と、耐候性に富むこと、および(B)との反応性か
ら、R1中の90モル%以上がメチル基であること
が好ましく、(3)によつて常温付近で適度の粘着性
と、剥離性をもつ地張り剤層を形成しやすいこと
から、R1のすべてがメチル基であることが特に
好ましい。R1 3SiO1/2単位の量はSiO2単位1モルに
対して0.4〜1.0モル間で、R1 3SiO1/2単位が少ない
とベンゼン可溶性の低分子量のものを安定に得に
くく、合成中または保存中にゲル化して不溶不融
性の重合体になりやすい。またR1 3SiO1/2単位が多
いと(B)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサ
ンと縮合する際の反応性が低くなる。ケイ素原子
に結合せる反応性基としては、水酸基、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、メ
トキシエトキシ基、エトキシエトキシ基が例示さ
れる。 このようなポリシロキサン樹脂は、エチルシリ
ケート、プロピルシリケートのようなアルキルシ
リケートやその部分縮合物、四塩化ケイ素、およ
び水ガラスから選ばれた4官能性ケイ素含有化合
物を、溶媒の存在下にトリメチルクロロシラン、
ジメチルビニルクロロシラン、ジメチルフエニル
クロロシランのようなトリオルガノクロロシラン
と共加水分解を行い、常用の手段により副生物を
除去することによつて得られる。溶媒としては、
ベンゼン、トルエン、キシレン、ガソリン、n−
ヘキサン、n−ヘプタンなどの炭化水素が一般に
用いられる。 (B)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサン
としては、実質的に直鎖状のシロキサン骨格をも
ち、25℃において10000〜20000000cPの粘度を有
するものが用いられる。粘度が10000cP未満の場
合には、得られる皮膜が強靭性や柔軟性に乏しい
ものとなり、20000000cPを越えると、組成物の
粘度が上昇して作業性を阻害するからである。ケ
イ素原子に結合せる有機基は、(A)のR1と同様の
ものが例示され、粘度と必要な物理的性質のかね
合い、(A)のポリシロキサンとの縮合の反応性、中
間体が容易に得られ、合成も比較的容易であるこ
とから、そのすべてがメチル基であることが好ま
しいが、用途や要求される性質によつては適当な
量のフエニル基を導入することもできる。 (A)のポリシロキサン樹脂と、(B)のシラノール末
端ポリジオルガノシロキサンとの共縮合は、両者
を混合し、好ましくは、カセイカリ、またはカセ
イソーダの大存下にて加熱することによつて行わ
れる。(A)のポリシロキサン樹脂は通常、固型分30
〜60重量%の炭化水素溶液として得られるが、必
要に応じて有機溶媒を追加し、ついで(B)のシラノ
ール末端ポリジオルガノシロキサンを加え、この
混合系を加熱する。用いられる有機溶媒は炭化水
素系溶媒が適しており、特にトルエンまたはキシ
レンが好ましい。加熱温度は80〜150℃の間が好
適であり、特に、加えられた溶媒の還流温度を利
用するのが温度制御の上で有利である。この縮合
反応は完結に至るまで続行させず、(A)成分と(B)成
分とが均一相を呈し、透明な溶液となつた時点で
停止させるのがよい。 本発明で用いられる(2)のポリジオルガノシロキ
サンは地張り剤に適度の剥離性を付与するととも
に、(1)が比較的硬くて粘着性に乏しいときは粘着
性を与えるもので、実質的に鎖状のシロキサン骨
格をもつ常温で液状の安定なポリシロキサンであ
る。R2およびR3としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基などのアルキル基およびフ
エニル基が例示されるが、良好な剥離性を得るた
めに、その合計の50モル%以上がメチル基である
ことが必要であり、合成が容易で剥離性がすぐれ
ていること、および(1)との相溶性から、すべてメ
チル基であることが好ましい。nは10〜1000の
間、好ましくは10〜100の間である。nが10未満
では、比較的高温にさらされる下熱法による繰返
し使用中に、蒸気圧が高いために揮散して剥離性
が低下するし、nが1000を越えると、粘度が上昇
して取扱いに不便である。 (2)のポリジオルガノシロキサンの量は、(1)の
100重量部に対して20〜100重量部、好ましくは30
〜60重量部の範囲であ。(2)の量が20重量部未満で
は剥離性が悪く、100重量部を越えると地張り剤
が軟化して糸を引くようになる。 (3)の硬化剤は、常温ないし比較的低い温度、た
とえば捺染台表面の温度である30〜60℃の加熱で
(1)を硬化させることにより、粘着性が残り、かつ
捺染後に布を剥離しやすい地張り剤層を形成させ
るための硬化剤で、炭素原子を介してケイ素原
子に結合せるアミノ基を有するアルコキシシラ
ン、その部分縮合物、金属脂肪酸塩、または
ジアルキルスズ化合物が用いられるが、比較的
低温かつ短時間で上記の地張り剤層を形成するに
は、および/またはをと組合わせて用いる
ことが好ましい。としてはγ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−〔β−(N−アミノエチル)ア
ミノ〕プロピルトリメトキシシラン、γ−〔β−
(N−アミノエチル)アミノ〕プロピルトリエト
キシシラン、γ−(メチルアミノ)プロピルトリ
メトキシシラン、γ−(メチルアミノ)プロピル
トリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、δ−アミノブチルトリメトキ
シシランなどが例示されるが、入手しやすく、取
扱が容易で、かつ硬化剤としての効果が大きい点
で、γ−アミノプロピルトリエトキシシランが最
も多く、単独、または他の硬化剤との併用の形で
用いられる。としてはで例示したシラン化合
物のアルコキシ基が部分的に加水分解、縮合する
ことによつて得られるシロキサン化合物が例示さ
れる。としてはオクタン酸スズ、ラウリン酸ス
ズ、ナフテン酸スズ、オクタン酸鉄、ナフテン酸
鉄、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、オクタン酸コ
バルト、ナフテン酸コバルト、ジブチルスズジア
セテート、ジブチルスズジオクトエート、ジブチ
ルスズジラウレート、ジオクチルスズジオクトエ
ートが例示されるが、硬化剤としての効力が大き
く、染料との相互作用がなく、布地に移行しても
着色や変色をもたらさない点で、スズの脂肪酸塩
であることが好ましい。としては、にも包含
されるジアルキルスズ脂肪酸塩のほか、酸化ジブ
チルスズなどが例示される。 (3)の硬化剤の量は、その種類によつても異なる
が、たとえばおよび/またはとの組合せにお
いて、としてスズの脂肪酸塩を用いたとき、(1)
100重量部に対して1〜10重量部の範囲が適して
いる。1重量部未満では地張り剤層が柔かすぎて
十分な剥離性を示さず、10重量部を越しても添加
しただけの効果が期待できず、安定性が低下し、
ゲル状物を生ずるからである。 本発明で用いられる有機溶媒は、(1)〜(3)を溶解
して塗布しやすくするためのもので、ベンゼン、
トルエン、キシレン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン、ガソリンなどの炭化水素、
四塩化炭素、トリクロロエチレンなどのハロゲン
化炭化水素が例示される。これらのうち、適度の
揮発性、(1)および(2)の溶解性、および取扱いやす
さから、トルエンおよびキシレンが好ましい。 (4)の有機溶媒の量は(1)の100重量部に対して50
〜2000重量部、好ましくは、100〜500重量部の範
囲である。50重量部未満では系の粘度が上つて塗
布しにくく、貯蔵安定性が悪くなる。2000重量部
を越えると十分な厚さの皮膜が得られず、経済的
にも不利である。 本発明の地張り剤に、必要に応じて3官能性ポ
リオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアクリルニトリル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のような樹脂を共存させてもよい。また、シ
リカ、滑石、炭酸カルシウムなどの無機質微粉
末、環状ポリジメチルシロキサン、流動パラフイ
ンを添加してもよい。 本発明の地張り剤は、粘着性、印捺後の剥離性
がともにすぐれ、かつ両者のバランスが良く、染
色むら、色飛び、図上がり、柄ずれ、浮き、引け
などの欠点がない。本発明により、捺染に適した
有用な地張り剤が得られた。 以下、本発明を実施例によつて説明する。以下
の実施例、比較例において、部はいずれも重量部
を表わす。 実施例 1 SiO2単位1モルに対する(CH3)3SiO1/2単位の
割合が0.65モルの、SiO2単位と(CH3)3SiO1/2単
位から成り、ケイ素原子に結合せる水酸基を有す
るポリオルガノシロキサン樹脂の50%キシレン溶
液150部に、25℃における粘度が7000000cPのシ
ラノール末端ポリジメチルシロキサン25部を加
え、均一に溶解してからカセイソーダの10%水溶
液0.02部を加え、かく拌しつゝキシレンの還流温
度に3時間加熱して縮合を進行せしめた。ついで
35℃まで放冷して10%リン酸水溶液で中和し、
過後、キシレンを加えて、ポリシロキサン縮合反
応生成物の50%キシレン溶液S−1を調製した。 このものに、第1表に示す配合比で、前述のS
−1、25℃における粘度が50cPのトリメチルシ
ロキシ末端鎖状ポリジメチルシロキサンF−1、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、オクタ
ン酸スズ、流動パラフイン、およびトルエンを配
合して、本発明による試料11〜13および比較例試
料14〜18を調製した。これらの試料を地張り剤と
して用い、ウレタン樹脂で表面処理した鉄製の捺
染台にポリエステル繊維の布を張りつけて、下記
に示すオーバー糊および防抜染糊を用いて捺染を
行い、地張り剤としての特性を調査した。
印捺工程で、布地を捺染台に固定するのに用いら
れる地張り剤に関する。 従来、地張り剤としては、次のようなものが用
いられてきた。 でんぷんのり、カルボキシメチルセルロー
ズ、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミ
ドのような水溶性高分子物質の水溶液 パラフイン、ワツクス、ロジンのような熱融
着物質 酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、アクリル系樹脂のような熱可塑性樹脂の
エマルジヨンないしラテツクス ゴム系、アクリル系、シリコーンなどの感圧
接着剤 上記の感圧接着剤を塗布した粘着テープ しかし、これらの地張り剤は、それぞれ欠点が
ある。すなわち、は、絹、木綿のような親水性
の天然繊維の場合、捺染後、捺染糊の水分で再湿
するとともに、捺染糊の乾燥による収縮のために
布地が捺染台より浮上り、多色印捺の図柄がずれ
てしまう。また、ポリアミド、ポリエステルのよ
うな疎水性の合成繊維の場合は、捺染糊の水分が
繊維に吸着されずに布地の裏面にまわり、地張り
剤の接着性を阻害するために、布地が捺染台より
浮上つてしまう(浮き)ほか、次の印捺の際に色
が出てくる(色残り)。また、捺染のつど洗浄、
再塗布を繰返す必要があるので、煩雑である。
は接着力が弱いうえに、スクリーン捺染において
印捺の際にスクリーンで圧迫された部分の布地に
パラフインなどが付着して、印捺後の熱処理の際
に溶融する。は、用いる樹脂と布地や捺染糊と
の間の親和力によつても異なるが、接着性が強す
ぎると地張り剤として用いた樹脂が布地に移行
(樹脂上がり)し、布地を引きはがす際に捺染糊
が地張り剤に移行(糊残り)して地張り剤を汚染
するため、1回ごとに地張り剤を塗布し直すか、
地張り剤表面を水洗いする必要があり、また、接
着力が弱いと布が印捺中にずれるので型合が悪く
なる。は布地に十分な張力をもたせることがで
きない。 これらのことから、地張り剤としては、の感
圧接着剤を用いることが最も好ましいが、そのよ
うな地張り剤を用いても、たとえばゴム系やアク
リル系の感圧接着剤の場合、次のような欠点があ
る。すなわち、印捺、乾燥後に布をはがすとき
に、捺染糊が地張り剤に取られて、布面の染むら
を生ずる。印捺、乾燥後に布をはがす際、捺染
糊の層の間の破壊現象のために、色糊の粉が発生
して色飛びを生ずる。地張り剤が色糊に汚染さ
れるので、次の捺染を行うときに色が移つてしま
う。布地に対する地張り剤の粘着力が強すぎる
と、糸のよりによつて糸内の柄ずれが発生する
し、弱すぎると浮き、引けなどのトラブルを生じ
る。特開昭54−第30989号公報に記されるような
シリコーン系の感圧接着剤を用いると、上記−
の欠点は解決されるが、繰返し使用している間
に粘着力、剥離性がいずれも低下するため、正羽
出し(布目矯正)ができなくなり、使用中にしば
しば地張り剤の上塗りを行つてこれを補う必要が
ある。 本発明者らは、このような従来の地張り剤の欠
点の解決を意図して研究を進めた結果、粘着性と
印捺後の剥離性とのバランスが良く、染色むら、
色飛び、図上がり、柄ずれ、浮き、引けなどの欠
点のない、しかも、好適な硬さをもち、汚染性が
なく、捺染台の裏から加熱する下熱法、温風を送
つて加熱する上熱法のいずれにも使用でき、捺染
糊や特殊な染料によつて表面が冒されない地張り
剤を見出して、本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、 (1)(A) SiO2単位1モルに対してR1 3SiO1/2単位(た
だし、R1は互に同一または相異なる置換ま
たは非置換の1価の炭化水素基を示す)0.4
〜1.0モルの割合で、実質的にSiO2単位とR1 3
SiO1/2単位から成り、ケイ素原子に結合せる
反応性基をケイ素原子あたり0.0004〜1個有
するベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン
樹脂30〜80重量%と、 (B) 25℃で10000〜20000000cPの粘度を有する
シラノール末端ポリジオルガノシロキサン20
〜70重量% との縮合反応生成物100重量部、 (2) 実質的に一般式R2 3SiO〔R3 2SiO〕oSiR2 3(ただ
し、R2、R3はそれぞれ、アルキル基およびフ
エニル基から成る群より選ばれた、互に同一ま
たは相異なる1価の炭化水素基、nは10〜1000
の数を示し、分子中、R2とR3の合計のうち、
50モル%以上がメチル基である)で表わされる
鎖状ポリジオルガノシロキサン、20〜100重量
部、 (3) 炭素原子を介してケイ素原子に結合せるアミ
ノ基を有するアルコキシシラン、その部分縮合
物、金属脂肪酸塩、およびジアルキルスズ化合
物から成る群より選ばれた硬化剤1〜10重量
部、および (4) 有機溶媒50〜2000重量部 から成ることを特徴とする地張り剤。 本発明で用いられる(1)は、(A)のベンゼン可溶性
ポリオルガノシロキサン樹脂と、(B)のシラノール
末端ポリジオルガノシロキサンを共縮合せしめた
ものである。両者の配合比は、(A)と(B)の合計量に
対して(A)が30〜80重量%の範囲である。(A)が少な
すぎると良好な接着性が得られず、多すぎると硬
化後の皮膜が硬くなりすぎ、接着性が低下するか
らである。 (A)のベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサン樹
脂は、SiO2単位とR1 3SiO1/2単位(ただし、R1は
前述のとおり)から構成されるもので、比較的分
子量の低いものである。R1としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基などのアルキル
基、ビニル基などのアルケニル基、β−フエニル
エチル基などのアラルキル基、フエニル基などの
アリール基、およびこれらの水素原子の一部が塩
素原子、フツ素原子、ニトリル基などで置換され
たものが例示されるが、容易に合成されること
と、耐候性に富むこと、および(B)との反応性か
ら、R1中の90モル%以上がメチル基であること
が好ましく、(3)によつて常温付近で適度の粘着性
と、剥離性をもつ地張り剤層を形成しやすいこと
から、R1のすべてがメチル基であることが特に
好ましい。R1 3SiO1/2単位の量はSiO2単位1モルに
対して0.4〜1.0モル間で、R1 3SiO1/2単位が少ない
とベンゼン可溶性の低分子量のものを安定に得に
くく、合成中または保存中にゲル化して不溶不融
性の重合体になりやすい。またR1 3SiO1/2単位が多
いと(B)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサ
ンと縮合する際の反応性が低くなる。ケイ素原子
に結合せる反応性基としては、水酸基、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、メ
トキシエトキシ基、エトキシエトキシ基が例示さ
れる。 このようなポリシロキサン樹脂は、エチルシリ
ケート、プロピルシリケートのようなアルキルシ
リケートやその部分縮合物、四塩化ケイ素、およ
び水ガラスから選ばれた4官能性ケイ素含有化合
物を、溶媒の存在下にトリメチルクロロシラン、
ジメチルビニルクロロシラン、ジメチルフエニル
クロロシランのようなトリオルガノクロロシラン
と共加水分解を行い、常用の手段により副生物を
除去することによつて得られる。溶媒としては、
ベンゼン、トルエン、キシレン、ガソリン、n−
ヘキサン、n−ヘプタンなどの炭化水素が一般に
用いられる。 (B)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサン
としては、実質的に直鎖状のシロキサン骨格をも
ち、25℃において10000〜20000000cPの粘度を有
するものが用いられる。粘度が10000cP未満の場
合には、得られる皮膜が強靭性や柔軟性に乏しい
ものとなり、20000000cPを越えると、組成物の
粘度が上昇して作業性を阻害するからである。ケ
イ素原子に結合せる有機基は、(A)のR1と同様の
ものが例示され、粘度と必要な物理的性質のかね
合い、(A)のポリシロキサンとの縮合の反応性、中
間体が容易に得られ、合成も比較的容易であるこ
とから、そのすべてがメチル基であることが好ま
しいが、用途や要求される性質によつては適当な
量のフエニル基を導入することもできる。 (A)のポリシロキサン樹脂と、(B)のシラノール末
端ポリジオルガノシロキサンとの共縮合は、両者
を混合し、好ましくは、カセイカリ、またはカセ
イソーダの大存下にて加熱することによつて行わ
れる。(A)のポリシロキサン樹脂は通常、固型分30
〜60重量%の炭化水素溶液として得られるが、必
要に応じて有機溶媒を追加し、ついで(B)のシラノ
ール末端ポリジオルガノシロキサンを加え、この
混合系を加熱する。用いられる有機溶媒は炭化水
素系溶媒が適しており、特にトルエンまたはキシ
レンが好ましい。加熱温度は80〜150℃の間が好
適であり、特に、加えられた溶媒の還流温度を利
用するのが温度制御の上で有利である。この縮合
反応は完結に至るまで続行させず、(A)成分と(B)成
分とが均一相を呈し、透明な溶液となつた時点で
停止させるのがよい。 本発明で用いられる(2)のポリジオルガノシロキ
サンは地張り剤に適度の剥離性を付与するととも
に、(1)が比較的硬くて粘着性に乏しいときは粘着
性を与えるもので、実質的に鎖状のシロキサン骨
格をもつ常温で液状の安定なポリシロキサンであ
る。R2およびR3としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基などのアルキル基およびフ
エニル基が例示されるが、良好な剥離性を得るた
めに、その合計の50モル%以上がメチル基である
ことが必要であり、合成が容易で剥離性がすぐれ
ていること、および(1)との相溶性から、すべてメ
チル基であることが好ましい。nは10〜1000の
間、好ましくは10〜100の間である。nが10未満
では、比較的高温にさらされる下熱法による繰返
し使用中に、蒸気圧が高いために揮散して剥離性
が低下するし、nが1000を越えると、粘度が上昇
して取扱いに不便である。 (2)のポリジオルガノシロキサンの量は、(1)の
100重量部に対して20〜100重量部、好ましくは30
〜60重量部の範囲であ。(2)の量が20重量部未満で
は剥離性が悪く、100重量部を越えると地張り剤
が軟化して糸を引くようになる。 (3)の硬化剤は、常温ないし比較的低い温度、た
とえば捺染台表面の温度である30〜60℃の加熱で
(1)を硬化させることにより、粘着性が残り、かつ
捺染後に布を剥離しやすい地張り剤層を形成させ
るための硬化剤で、炭素原子を介してケイ素原
子に結合せるアミノ基を有するアルコキシシラ
ン、その部分縮合物、金属脂肪酸塩、または
ジアルキルスズ化合物が用いられるが、比較的
低温かつ短時間で上記の地張り剤層を形成するに
は、および/またはをと組合わせて用いる
ことが好ましい。としてはγ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−〔β−(N−アミノエチル)ア
ミノ〕プロピルトリメトキシシラン、γ−〔β−
(N−アミノエチル)アミノ〕プロピルトリエト
キシシラン、γ−(メチルアミノ)プロピルトリ
メトキシシラン、γ−(メチルアミノ)プロピル
トリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、δ−アミノブチルトリメトキ
シシランなどが例示されるが、入手しやすく、取
扱が容易で、かつ硬化剤としての効果が大きい点
で、γ−アミノプロピルトリエトキシシランが最
も多く、単独、または他の硬化剤との併用の形で
用いられる。としてはで例示したシラン化合
物のアルコキシ基が部分的に加水分解、縮合する
ことによつて得られるシロキサン化合物が例示さ
れる。としてはオクタン酸スズ、ラウリン酸ス
ズ、ナフテン酸スズ、オクタン酸鉄、ナフテン酸
鉄、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、オクタン酸コ
バルト、ナフテン酸コバルト、ジブチルスズジア
セテート、ジブチルスズジオクトエート、ジブチ
ルスズジラウレート、ジオクチルスズジオクトエ
ートが例示されるが、硬化剤としての効力が大き
く、染料との相互作用がなく、布地に移行しても
着色や変色をもたらさない点で、スズの脂肪酸塩
であることが好ましい。としては、にも包含
されるジアルキルスズ脂肪酸塩のほか、酸化ジブ
チルスズなどが例示される。 (3)の硬化剤の量は、その種類によつても異なる
が、たとえばおよび/またはとの組合せにお
いて、としてスズの脂肪酸塩を用いたとき、(1)
100重量部に対して1〜10重量部の範囲が適して
いる。1重量部未満では地張り剤層が柔かすぎて
十分な剥離性を示さず、10重量部を越しても添加
しただけの効果が期待できず、安定性が低下し、
ゲル状物を生ずるからである。 本発明で用いられる有機溶媒は、(1)〜(3)を溶解
して塗布しやすくするためのもので、ベンゼン、
トルエン、キシレン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン、ガソリンなどの炭化水素、
四塩化炭素、トリクロロエチレンなどのハロゲン
化炭化水素が例示される。これらのうち、適度の
揮発性、(1)および(2)の溶解性、および取扱いやす
さから、トルエンおよびキシレンが好ましい。 (4)の有機溶媒の量は(1)の100重量部に対して50
〜2000重量部、好ましくは、100〜500重量部の範
囲である。50重量部未満では系の粘度が上つて塗
布しにくく、貯蔵安定性が悪くなる。2000重量部
を越えると十分な厚さの皮膜が得られず、経済的
にも不利である。 本発明の地張り剤に、必要に応じて3官能性ポ
リオルガノシロキサンを主成分とするシリコーン
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアクリルニトリル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のような樹脂を共存させてもよい。また、シ
リカ、滑石、炭酸カルシウムなどの無機質微粉
末、環状ポリジメチルシロキサン、流動パラフイ
ンを添加してもよい。 本発明の地張り剤は、粘着性、印捺後の剥離性
がともにすぐれ、かつ両者のバランスが良く、染
色むら、色飛び、図上がり、柄ずれ、浮き、引け
などの欠点がない。本発明により、捺染に適した
有用な地張り剤が得られた。 以下、本発明を実施例によつて説明する。以下
の実施例、比較例において、部はいずれも重量部
を表わす。 実施例 1 SiO2単位1モルに対する(CH3)3SiO1/2単位の
割合が0.65モルの、SiO2単位と(CH3)3SiO1/2単
位から成り、ケイ素原子に結合せる水酸基を有す
るポリオルガノシロキサン樹脂の50%キシレン溶
液150部に、25℃における粘度が7000000cPのシ
ラノール末端ポリジメチルシロキサン25部を加
え、均一に溶解してからカセイソーダの10%水溶
液0.02部を加え、かく拌しつゝキシレンの還流温
度に3時間加熱して縮合を進行せしめた。ついで
35℃まで放冷して10%リン酸水溶液で中和し、
過後、キシレンを加えて、ポリシロキサン縮合反
応生成物の50%キシレン溶液S−1を調製した。 このものに、第1表に示す配合比で、前述のS
−1、25℃における粘度が50cPのトリメチルシ
ロキシ末端鎖状ポリジメチルシロキサンF−1、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、オクタ
ン酸スズ、流動パラフイン、およびトルエンを配
合して、本発明による試料11〜13および比較例試
料14〜18を調製した。これらの試料を地張り剤と
して用い、ウレタン樹脂で表面処理した鉄製の捺
染台にポリエステル繊維の布を張りつけて、下記
に示すオーバー糊および防抜染糊を用いて捺染を
行い、地張り剤としての特性を調査した。
【表】
【表】
すなわち、試料80〜90g/m2を捺染台に塗布し
て乾燥し、ポリエステル繊維の布を張りつけて、
上熱法(温風で加熱)により、約30℃で捺染を行
つた。また、別の下熱法(捺染台の下にヒーター
を入れて加熱)により、約50℃で捺染を行つた。
硬化した地張り剤層の硬さ、上熱法および下熱法
で捺染を行つたときの、それぞれ初期および80回
繰返し使用後の捺染時の粘着力と捺染後の剥離
性、その他の知見を第2表に示す。たゞし、地張
り剤の層を形成してある捺染台に布を張りつけ
て、防抜染剤による印捺とオーバー糊による印捺
をそれぞれ1回ずつ行い、印捺した布を剥離する
までの一連の工程を1回として計える。
て乾燥し、ポリエステル繊維の布を張りつけて、
上熱法(温風で加熱)により、約30℃で捺染を行
つた。また、別の下熱法(捺染台の下にヒーター
を入れて加熱)により、約50℃で捺染を行つた。
硬化した地張り剤層の硬さ、上熱法および下熱法
で捺染を行つたときの、それぞれ初期および80回
繰返し使用後の捺染時の粘着力と捺染後の剥離
性、その他の知見を第2表に示す。たゞし、地張
り剤の層を形成してある捺染台に布を張りつけ
て、防抜染剤による印捺とオーバー糊による印捺
をそれぞれ1回ずつ行い、印捺した布を剥離する
までの一連の工程を1回として計える。
【表】
実施例 2
硬化剤を変えたり、環状ポリジメチルシロキサ
ンや微粉末シリカを加えたりして、第3表に示す
配合比の試料21〜27を調製した。これらの試料に
ついて実施例1と同じ条件で実験を行つた。その
結果は第4表に示すとおりである。
ンや微粉末シリカを加えたりして、第3表に示す
配合比の試料21〜27を調製した。これらの試料に
ついて実施例1と同じ条件で実験を行つた。その
結果は第4表に示すとおりである。
【表】
【表】
【表】
(注) *1〜*5:第2表と同じ
実施例 3 実施例1に示されたS−1と同様の方法で、第
5表のように、各種のポリシロキサン縮合反応生
成物溶液S−2〜S−6を得た。これらのポリシ
ロキサン縮合反応生成物を用いて、第6表に示す
配合比の試料31〜36を調製した。このようにして
得られた試料により、実施例1と同様の条件で捺
染を行つた。その結果は第7表に示すとおりであ
つた。
実施例 3 実施例1に示されたS−1と同様の方法で、第
5表のように、各種のポリシロキサン縮合反応生
成物溶液S−2〜S−6を得た。これらのポリシ
ロキサン縮合反応生成物を用いて、第6表に示す
配合比の試料31〜36を調製した。このようにして
得られた試料により、実施例1と同様の条件で捺
染を行つた。その結果は第7表に示すとおりであ
つた。
【表】
【表】
シ単位として存在する
【表】
【表】
【表】
(注) *1〜*6:第2表と同じ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (1)(A) SiO2単位1モルに対してR1 3SiO1/2単位
(ただし、R1は互に同一または相異なる置換
または非置換の1価の炭化水素基を示す)
0.4〜1.0モルの割合で、実質的にSiO2単位と
R1 3SiO1/2単位から成り、ケイ素原子に結合せ
る反応性基をケイ素原子あたり0.0004〜1個
有するベンゼン可溶性ポリオルガノシロキサ
ン樹脂30〜80重量%と、 (B) 25℃で10000〜20000000cPの粘度を有する
シラノール末端ポリジオルガノシロキサン20
〜70重量% との縮合反応生成物100重量部、 (2) 実質的に一般式 R2 3SiO〔R3 2SiO〕oSiR2 3 (ただし、R2、R3はそれぞれ、アルキル基お
よびフエニル基から成る群より選ばれた、互に
同一または相異なる1価の炭化水素基、nは10
〜1000の数を示し、分子中、R2とR3の合計の
うち、50モル%以上がメチル基である)で表わ
される鎖状ポリジオルガノシロキサン20〜100
重量部、 (3) 炭素原子を介してケイ素原子に結合せるアミ
ノ基を有するアルコキシシラン、その部分縮合
物、金属脂肪酸塩、およびジアルキルスズ化合
物からなる群より選ばれた硬化剤1〜10重量
部、および (4) 有機溶媒50〜2000重量部 から成ることを特徴とする地張り剤。 2 R1がメチル基である、特許請求の範囲第1
項記載の地張り剤。 3 (A)のケイ素原子に結合せる反応性基が水酸基
である、特許請求の範囲第1項記載の地張り剤。 4 (B)のケイ素原子に結合せる有機基がメチル基
およびフエニル基から成る群より選ばれた1価の
炭化水素基である、特許請求の範囲第1項記載の
地張り剤。 5 (B)のケイ素原子に結合せる有機基がメチル基
である、特許請求の範囲第4項記載の地張り剤。 6 (2)のポリジオルガノシロキサンが30〜60重量
部である、特許請求の範囲第1項記載の地張り
剤。 7 (3)の硬化剤が、炭素原子を介してケイ素原子
に結合せるアミノ基を有するアルコキシシランお
よび/またはその部分縮合物と、金属脂肪酸塩と
の組合せである、特許請求の範囲第1項記載の地
張り剤。 8 金属脂肪酸塩がスズ脂肪酸塩である、特許請
求の範囲第7項記載の地張り剤。 9 (3)の硬化剤のうち少くとも1つの成分がγ−
アミノプロピルトリエトキシシランである、特許
請求の範囲第1項記載の地張り剤。 10 (3)の硬化剤の量が1〜10重量部である、特
許請求の範囲第1項記載の地張り剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316980A JPS5729676A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Fixation agent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316980A JPS5729676A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Fixation agent |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729676A JPS5729676A (en) | 1982-02-17 |
| JPS6356355B2 true JPS6356355B2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14346997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316980A Granted JPS5729676A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Fixation agent |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5729676A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60133051A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-16 | Dow Corning Kk | 剥離性被膜形成用組成物 |
| KR20070004587A (ko) * | 2003-12-23 | 2007-01-09 | 게에 바이엘 실리콘스 게엠베하 운트 코. 카게 | 개질된 표면 특성을 갖는 경화성 실록산 조성물 |
| JP2008013613A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Momentive Performance Materials Japan Kk | 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物及びその塗工品 |
| EP2300515B1 (en) | 2008-07-11 | 2015-04-22 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Release modifier and release coating organopolysiloxane composition |
| JP5644556B2 (ja) * | 2011-02-02 | 2014-12-24 | 信越化学工業株式会社 | 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物及びシリコーンゴム成型物品 |
| JP5799893B2 (ja) * | 2012-05-25 | 2015-10-28 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用エマルション重剥離添加剤、剥離シート用エマルション組成物、及び離型シート |
| JP5891948B2 (ja) * | 2012-05-25 | 2016-03-23 | 信越化学工業株式会社 | 剥離シート用重剥離添加剤及び剥離シート用ポリオルガノシロキサン組成物並びに剥離シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5430989A (en) * | 1977-08-08 | 1979-03-07 | Toray Silicone Co | Cloth tensioning agent for screen printing |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10316980A patent/JPS5729676A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729676A (en) | 1982-02-17 |
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| JPS6118950B2 (ja) |