JPS6357490B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6357490B2 JPS6357490B2 JP55021343A JP2134380A JPS6357490B2 JP S6357490 B2 JPS6357490 B2 JP S6357490B2 JP 55021343 A JP55021343 A JP 55021343A JP 2134380 A JP2134380 A JP 2134380A JP S6357490 B2 JPS6357490 B2 JP S6357490B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- oxidation resistance
- present
- temperature strength
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
従来スキツドレールなど加熱炉用耐熱鋳造合金
にはFe―Ni―Cr系耐熱鋳鋼が使われていたが、
近年になつて高温強度を重視する観点から、Fe
―Ni―Co―Cr系やCo―Ni―Cr系などCoを添加
することによつて高温強度を高めた耐熱鋳造合金
も使われるようになつた。しかし、これらCo入
りの合金はその高温強度に対して耐酸化性が十分
でないこと、また価格が高いことなどの欠点があ
る。 本発明はCo入り合金と同等の高温強度をもち、
Co入り合金に比べて安価で、耐酸化性のすぐれ
たスキツドレール用耐熱鋳造合金を提供するもの
である。 本発明は重量百分率でC0.20〜0.60%、Si0.2〜
1.3%Mn1.3%以下、Cr25〜35%、Fe5〜15%、
Ti0.02〜0.30%、Ni50%以上を含み残部は不純物
からなる高温耐酸化性のすぐれたスキツドレール
用オーステナイト系耐熱鋳造合金、あるいは上記
合金にさらに5%以下のWを含む高温耐酸化性の
すぐれたスキツドレール用オーステナイト系耐熱
鋳造合金からなる。 Cは本発明合金においてM7C3型の共晶炭化物
を生成し、またオーステナイトの粒内にM23C6型
炭化物を析出させて高温強度を付与する作用をも
つ。Cが0.20%より低いと共晶炭化物量が少な
く、また共晶炭化物が不安定なM23C6型に変化し
て高温強度が劣化するのでCは0.20%以上必要で
ある。一方Cが0.60%を越えると共晶炭化物が過
度に多くなり、高温強度は飽和し、靭性が低下す
るので、Cは0.60%以下にするのが好ましい。以
上の理由から本発明合金におけるC量は0.20〜
0.60%に限定する。 SiおよびMnは本発明合金にあつては耐酸化性
にかなり影響する。第1表に1250℃×16h加熱後
冷却するサイクルを10回繰返したあとの酸化減量
を示すが、Siは0.2〜1.3%の範囲で耐酸化性が良
くなり、これより低くてもまた高くても耐酸化性
は劣化する。一方同じく第1表に示すようにMn
は1.3%以下の範囲で良好な耐酸化性を示すが、
これを越えると耐酸化性を劣化させる。一方Mn
は脱酸剤として若干量は必要である。以上の理由
から本発明合金におけるSiは0.2〜1.3%に、また
Mnは1.3%以下に限定する。
にはFe―Ni―Cr系耐熱鋳鋼が使われていたが、
近年になつて高温強度を重視する観点から、Fe
―Ni―Co―Cr系やCo―Ni―Cr系などCoを添加
することによつて高温強度を高めた耐熱鋳造合金
も使われるようになつた。しかし、これらCo入
りの合金はその高温強度に対して耐酸化性が十分
でないこと、また価格が高いことなどの欠点があ
る。 本発明はCo入り合金と同等の高温強度をもち、
Co入り合金に比べて安価で、耐酸化性のすぐれ
たスキツドレール用耐熱鋳造合金を提供するもの
である。 本発明は重量百分率でC0.20〜0.60%、Si0.2〜
1.3%Mn1.3%以下、Cr25〜35%、Fe5〜15%、
Ti0.02〜0.30%、Ni50%以上を含み残部は不純物
からなる高温耐酸化性のすぐれたスキツドレール
用オーステナイト系耐熱鋳造合金、あるいは上記
合金にさらに5%以下のWを含む高温耐酸化性の
すぐれたスキツドレール用オーステナイト系耐熱
鋳造合金からなる。 Cは本発明合金においてM7C3型の共晶炭化物
を生成し、またオーステナイトの粒内にM23C6型
炭化物を析出させて高温強度を付与する作用をも
つ。Cが0.20%より低いと共晶炭化物量が少な
く、また共晶炭化物が不安定なM23C6型に変化し
て高温強度が劣化するのでCは0.20%以上必要で
ある。一方Cが0.60%を越えると共晶炭化物が過
度に多くなり、高温強度は飽和し、靭性が低下す
るので、Cは0.60%以下にするのが好ましい。以
上の理由から本発明合金におけるC量は0.20〜
0.60%に限定する。 SiおよびMnは本発明合金にあつては耐酸化性
にかなり影響する。第1表に1250℃×16h加熱後
冷却するサイクルを10回繰返したあとの酸化減量
を示すが、Siは0.2〜1.3%の範囲で耐酸化性が良
くなり、これより低くてもまた高くても耐酸化性
は劣化する。一方同じく第1表に示すようにMn
は1.3%以下の範囲で良好な耐酸化性を示すが、
これを越えると耐酸化性を劣化させる。一方Mn
は脱酸剤として若干量は必要である。以上の理由
から本発明合金におけるSiは0.2〜1.3%に、また
Mnは1.3%以下に限定する。
【表】
Orは本発明合金においてはCと結合して1次
炭化物および2次炭化物を生成し高温強度を付与
する作用をもつ。また合金の表面にOrの緻密な
酸化物を生成し、内部を保護し、合金の耐酸化性
を高める作用をもつ。第2表に1250℃×16h加熱
後室温まで冷却するサイクルを5回繰返したあと
の酸化減量と、850℃―8Kg/mm2におけるクリー
プ破断時間についてCr量の影響を示すが、Crが
25%より低いとクリープ破断時間が低く、また
Crが35%を越えると耐酸化性が劣化する。以上
の理由で、本発明合金におけるCr量は25〜35%
に限定する。
炭化物および2次炭化物を生成し高温強度を付与
する作用をもつ。また合金の表面にOrの緻密な
酸化物を生成し、内部を保護し、合金の耐酸化性
を高める作用をもつ。第2表に1250℃×16h加熱
後室温まで冷却するサイクルを5回繰返したあと
の酸化減量と、850℃―8Kg/mm2におけるクリー
プ破断時間についてCr量の影響を示すが、Crが
25%より低いとクリープ破断時間が低く、また
Crが35%を越えると耐酸化性が劣化する。以上
の理由で、本発明合金におけるCr量は25〜35%
に限定する。
【表】
FeとNiは本発明合金においてはオーステナイ
トのマトリツクスを構成する基本元素であるが、
耐酸化性に対してはFeとNiのバランスが重要で
あることをみいだしたことは本発明における重要
な発見の一つである。第3表に1250℃×16h加熱
後室温まで冷却するサイクルを10回繰返したあと
の酸化減量についてFeとNiのバランスの影響を
示すが、Feが5〜15%でNiが50%以上の場合に
耐酸化性がもつとも良くなる。この理由から本発
明合金においてはFeは5〜15%にNiは50%以上
に限定する。
トのマトリツクスを構成する基本元素であるが、
耐酸化性に対してはFeとNiのバランスが重要で
あることをみいだしたことは本発明における重要
な発見の一つである。第3表に1250℃×16h加熱
後室温まで冷却するサイクルを10回繰返したあと
の酸化減量についてFeとNiのバランスの影響を
示すが、Feが5〜15%でNiが50%以上の場合に
耐酸化性がもつとも良くなる。この理由から本発
明合金においてはFeは5〜15%にNiは50%以上
に限定する。
【表】
Tiは本発明合金にあつては高温強度を改良す
るために不可欠の元素である。TiはTiCとなつて
オーステナイトマトリツクスから析出し、つづい
て起こるM23C6炭化物の析出核となつて、M23C6
の析出を微細に分散させる効果をもち、高温強度
を改善する。第4表に0.4%C―0.6%Si―1.0%
Mn―30%Cr―10%Fe―58%Ni系におけるTi添
加のクリープ破断時間におよぼす影響を示すが、
Ti添加によりクリープ破断時間は約2倍に改善
される。このようなTi添加の効果が明瞭にあら
われるためには、Tiは最小0.02%は必要である。
一方Tiが過度に高くなると、耐酸化性を劣化す
るので、本発明合金におけるTiは0.02〜0.30%に
限定する。
るために不可欠の元素である。TiはTiCとなつて
オーステナイトマトリツクスから析出し、つづい
て起こるM23C6炭化物の析出核となつて、M23C6
の析出を微細に分散させる効果をもち、高温強度
を改善する。第4表に0.4%C―0.6%Si―1.0%
Mn―30%Cr―10%Fe―58%Ni系におけるTi添
加のクリープ破断時間におよぼす影響を示すが、
Ti添加によりクリープ破断時間は約2倍に改善
される。このようなTi添加の効果が明瞭にあら
われるためには、Tiは最小0.02%は必要である。
一方Tiが過度に高くなると、耐酸化性を劣化す
るので、本発明合金におけるTiは0.02〜0.30%に
限定する。
【表】
Wは本発明合金にあつてはオーステナイトマト
リツクスを固溶強化して高温強度を高める作用が
あるが、5%を越えると1次炭化物をM7C3から
M23C6に変化させ高温強度を劣化させまた耐酸化
性も劣化させるので本発明合金においてはWを加
える場合は5%以下に限定する。 第5表にクリープ破断強度と耐酸化性におよぼ
すWの影響を示す。
リツクスを固溶強化して高温強度を高める作用が
あるが、5%を越えると1次炭化物をM7C3から
M23C6に変化させ高温強度を劣化させまた耐酸化
性も劣化させるので本発明合金においてはWを加
える場合は5%以下に限定する。 第5表にクリープ破断強度と耐酸化性におよぼ
すWの影響を示す。
【表】
その他の元素のうちとくにNbとCoについては
耐酸化性を劣化させるので不純物としてやむを得
ず混入する以外は本発明合金に加えてはならな
い。またAlは脱酸剤として0.2%程度まで加える
ことができる。 つぎに本発明合金の実施例について説明する。
第6表に本発明合金の特性を従来合金のそれと比
較するために製作した試料の化学組成を示す。試
料はいずれも大気中で溶解しJIS4号引張試験片形
状に鋳込んだ。これから試料を切り出し、850℃
と1050℃でのクリープ破断試験と1250℃×16h加
熱後室温まで冷却するサイクルを10回繰返す耐酸
化試験を行なつた。第7表にクリープ破断時間と
酸化減量の比較を示すが、本発明合金はCoを含
有しない従来合金よりも高く、Coを含有する従
来合金と同等のクリープ破断強度をもち、耐酸化
性はこれらのいずれよりもすぐれていることがわ
かる。
耐酸化性を劣化させるので不純物としてやむを得
ず混入する以外は本発明合金に加えてはならな
い。またAlは脱酸剤として0.2%程度まで加える
ことができる。 つぎに本発明合金の実施例について説明する。
第6表に本発明合金の特性を従来合金のそれと比
較するために製作した試料の化学組成を示す。試
料はいずれも大気中で溶解しJIS4号引張試験片形
状に鋳込んだ。これから試料を切り出し、850℃
と1050℃でのクリープ破断試験と1250℃×16h加
熱後室温まで冷却するサイクルを10回繰返す耐酸
化試験を行なつた。第7表にクリープ破断時間と
酸化減量の比較を示すが、本発明合金はCoを含
有しない従来合金よりも高く、Coを含有する従
来合金と同等のクリープ破断強度をもち、耐酸化
性はこれらのいずれよりもすぐれていることがわ
かる。
【表】
【表】
以上述べたように本発明合金はCoを含む従来
合金と同等の高温強度をもち、これらと比べ安価
で耐酸化性にすぐれている利点があるので、スキ
ツトレール材等の炉用耐熱材料として広く使える
ものである。
合金と同等の高温強度をもち、これらと比べ安価
で耐酸化性にすぐれている利点があるので、スキ
ツトレール材等の炉用耐熱材料として広く使える
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量百分率でC0.20〜0.60%、Si0.2〜1.3%、
Mn1.3%以下Cr25〜35%、Fe5〜15%、Ti0.02〜
0.30%、Ni50%以上を含み残部は不純物よりなる
高温耐酸化性のすぐれたスキツドレール用オース
テナイト系耐熱鋳造合金。 2 重量百分率でC0.20〜0.60%、Si0.2〜1.3%、
Mn1.3%以下、Cr25〜35%、Fe5〜15%、Ti0.02
〜0.30%、W5%以下、Ni50%以上を含み残部は
不純物よりなる高温耐酸化性のすぐれたスキツド
レール用オーステナイト系耐熱鋳造合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134380A JPS56119750A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Heat resistant austenitic cast alloy with superior high temperature oxidation resistance |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134380A JPS56119750A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Heat resistant austenitic cast alloy with superior high temperature oxidation resistance |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56119750A JPS56119750A (en) | 1981-09-19 |
| JPS6357490B2 true JPS6357490B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=12052449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2134380A Granted JPS56119750A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Heat resistant austenitic cast alloy with superior high temperature oxidation resistance |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56119750A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6144402B1 (ja) * | 2016-10-28 | 2017-06-07 | 株式会社クボタ | 炉床金物用の耐熱鋼 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50115610A (ja) * | 1974-02-25 | 1975-09-10 |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2134380A patent/JPS56119750A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56119750A (en) | 1981-09-19 |
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