JPS636007Y2 - - Google Patents

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JPS636007Y2
JPS636007Y2 JP11910182U JP11910182U JPS636007Y2 JP S636007 Y2 JPS636007 Y2 JP S636007Y2 JP 11910182 U JP11910182 U JP 11910182U JP 11910182 U JP11910182 U JP 11910182U JP S636007 Y2 JPS636007 Y2 JP S636007Y2
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JP
Japan
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cup
ester
polyolefin resin
foaming
carbonated
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JP11910182U
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JPS5922711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、炭酸飲料用自動販売機(ベンデイン
グマシン)に使用する飲料用紙カツプに関する。 従来より、炭酸飲料用ベンデイングマシンに使
用するカツプとして、ワツクス含浸紙カツプが主
流として使用されている。すなわち、ワツクス含
浸紙カツプは、原紙の打抜、カツプ成形後、パラ
フイン類(ワツクス)を200〜250℃の溶融した状
態で、スプレーにて吹き付けることにより一定量
のワツクスを原紙に含浸させ、原紙の耐水性およ
び強度を向上させようとするもので、問題点とし
て、ポリエチレンコート紙カツプに比較して、 自動販売機用の適性が良好でない 製造効率が悪い 製造工程が複雑である。 ことなどがあげられ、改良が望まれていた。 一方、通常コーヒーや紅茶などのホツトな内容
物が充填されるポリエチレンコート紙カツプにコ
ーラ等の炭酸飲料を充填しようとすると、充填時
に著しい発泡が生じ、カツプからあふれ出てしま
い、ポリエチレンコート紙カツプは炭酸飲料用の
カツプとして不適当であるとされていた。 本考案はこのような問題点を改良すべく考案し
たもので、通常のポリエチレンコート紙カツプ並
みの販売機用の適性、製造収率および製造能率を
有し、かつ炭酸飲料充填時にワツクス含浸紙カツ
プ並みか、それ以下の発泡性におさえる性質を有
する紙製のカツプを提供するもので、経済性を加
味した極めて新規な考案である。 以下、本考案を詳細に説明する。 まず、炭酸飲料をカツプに注いだ場合の泡立ち
原因となりうる要素はいくつかあげることができ
る。すなわち (イ) カツプ内面の材質のぬれ指数(JIS、K−
6768に基づく測定方法による) (ロ) カツプ内面の材質と内容物である液体との接
触角 (ハ) カツプ内面の平滑性 (ニ) カツプの形状及び (ホ) 充填される炭酸飲料溶液の温度 等いくつかの要因があげられる。 本考案者が鋭意研究をおこなつた結果、カツプ
内面の材質と内容物との接触角の大小と、充填さ
れる炭酸飲料溶液の温度が泡立ちの最大の原因と
なり得ることが判明した。 すなわち、第1図aに示すように、カツプの内
面1の材質と内容物である溶液2である炭酸飲料
との接触角(θ)の値が大きい場合には、発泡性
は大きく、第1図bに示すように接触角(θ)の
値が小さい時には発泡性が小さく、カツプの内面
1の材質のぬれ指数やカツプ内面の平滑性、さら
にはカツプの形状等の影響は比較的小さいことが
判明した。 一方、炭酸飲料溶液の温度によつても発泡性の
大小の差は大きく、9〜10℃を境として、これ以
下の温度のときは発泡性が小さく、また10℃を超
えた場合には発泡性が増大することが判明した。
しかしながら、ここで炭酸飲料溶液の温度調節は
ベンデイングマシンにより通常9℃以下になるよ
う管理されているので、対象要因から除外するこ
とができる。 従つて、上記接触角(θ)の値が小さくなるよ
うな材質構成を選びだすことで、炭酸飲料充填時
の発泡性が小さいベンデイングマシン用のカツプ
を得ることができる。 この実験結果をもとに、本考案者はポリオレフ
イン樹脂に界面活性剤を併用することにより接触
角の値を小さくさせ、炭酸飲料の発泡性を必要最
小限にとめることができることを発見した。 以下、図面に示した実施例により説明すると、
第2図は本考案によるカツプAの一部断截断面図
を示すもので、カツプ本体3の紙層4の内側には
ポリオレフイン樹脂層5が形成され、かつこのポ
リオレフイン樹脂層5の表面には界面活性剤より
なる防曇層6が形成されている。ここで本考案に
使用するポリオレフイン樹脂としては、通常押出
し被覆に用いることのできるポリオレフイン樹脂
であれば、いずれのものも使用可能で、本考案用
に限られた特定なものではない。具体的にはポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−酸ビニル
共重合樹脂、アクリル酸、メタクリル酸とオレフ
インとの共重合樹脂、アイオノマー樹脂あるいは
炭素数3−12のα−オレフイン重合物もしくは、
エチレン−αオレフイン共重合樹脂などがあげら
れる。 また、本考案の防曇層としては、流滴剤、無滴
剤、霧滴防止剤、くもり防止剤などと呼ばれる一
種の界面活性剤であり、ポリオレフイン樹脂表面
の炭酸飲料による濡れを向上させることにより、
接触角(θ)の値を小さくし、充填時の発泡性を
制限する作用をなすと思われる。防曇剤の具体例
としては、飲料容器に使用されることを加味し、
非イオン性界面活性剤である以下のものが使用可
能である。すなわち、グリセリン脂肪酸C8〜C22
エステル、ソルビタン脂肪酸C8〜C22エステル、
プロピレングリコール脂肪酸C8〜C22エステル、
シヨ糖脂肪酸C8〜C22エステル、クエン酸モノ
(ジ又はトリ)ステアリルエステル、ペンタエリ
スリトール脂肪酸C8〜C18エステル、トリメチロ
ールプロパン脂肪酸C8〜C18エステル、ポリオキ
シエチレン(20モル)グリセリン脂肪酸C12〜C18
エステル、ポリオキシエチレン(20モル)ソルビ
タン脂肪酸C12〜C18エステル、ポリエチレングリ
コール脂肪酸C8〜C22エステル、ポリプロピレン
グリコール脂肪酸C8〜C18エステル、ポリオキシ
エチレン脂肪アルコールC12〜C20エーテル、ポリ
オキシプロピレンポリオキシエチレンブロツクポ
リマー、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどが具体例として挙げることがで
き、これらの単独もしくは組合せにより効果をよ
り高めることができる。 次に、カツプの製造方法としては、 (i) ポリオレフイン樹脂を原紙に押出しコーテイ
ングした後、ポリオレフイン樹脂表面に一定量
の界面活性剤を塗工した後にカツプ成形する。 (ii) ポリオレフイン樹脂を原紙に押出し被覆をお
こなつた後、カツプ成形をおこない、その後ポ
リオレフイン樹脂表面に一定量の界面活性剤を
付与する。 この様な方法を採用することにより、通常のポ
リエチレンコート紙カツプの製造ラインが殆んど
そのまま使用できるため作業効率がダウンするこ
となく、販売機用適性も良好で、炭酸飲料の発泡
性の少ないベンデイングマシン用のカツプを得る
ことができる。 防曇層としての界面活性剤のポリオレフイン樹
脂に対する割合は、極めて微量で効果が認めら
れ、過剰である場合にはヒートシール性、販売機
用適性に悪影響を与えることになる。 以下、具体的な実施例を示す。 〈実施例 1〉 坪量245g/m2カツプ原紙(山陽国策パルプ製)
に下記ポリオレフイン系樹脂を各々の樹脂温度条
件下で押出し被覆加工を行なつた。 使用樹脂を表−1に示す。
【表】 このようにして得られたポリオレフインコート
カツプ原紙のポリオレフイン表面に、防曇層とし
て、(i)シヨ糖脂肪酸エステル(DKエステル−SL
−18A:第一工業製薬製)0.5%含む塗工溶液(ii)
ソルビタンモノラウレート(Span−20:花王ア
トラス製)0.8%含む塗工溶液(iii)ソルビタンモノ
オレート(Span−80:花王アトラス)/ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート
(Tween−20:花王アトラス)=3/2混合、0.5
%含む塗工溶液(iv)ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレエート(Tween−80:花王アトラス)
0.5%含む塗工溶液の処方により、20μグラビア版
を用いコーテイングを行なつた後、カツプ成形機
により9ozの容量の紙カツプを製造した。 成形後、炭酸飲料水をそれぞれのカツプに注入
し、泡立防止性を確認した炭酸飲料水注入条件及
び泡立防止の判断基準は次の通りである。 Γ 炭酸飲料水:コーラ、液温9℃ Γ 注入スピード:200ml/5〜7秒 Γ 泡立ち防止状態判定基準: 〇…泡立ち少なく注入良好 △…泡が立つが徐々に消る ×…泡が消えずカツプよりあふれる (結果)
【表】
【表】 表−2の如く、ポリオレフイン樹脂コート面に
防曇層を塗工したカツプにおいては炭酸飲料注入
時の泡立ち防止効果が認められた。 〈実施例 2〉 坪量245g/m2カツプ原紙(山陽国策パルプ製)
に低密度ポリエチレン(ペトロセン205:東洋曹
達製)を315℃の樹脂温度で押出し被覆を行なつ
た。 次に、このポリエチレンコート紙をカツプ成形
機により成形し、従来法と同じ販売機用カツプを
製造した。このようにして得られた販売機用カツ
プの内面にスプレー装置により、防曇層として、
(i)シヨ糖脂肪酸エステル(DKエステルSL−
18A:第一工業製薬)0.5%溶液(ii)ソルビタンモ
ノラウレート(Span−20:花王アトラス)0.8%
溶液の2点についてそれぞれ1g/カツプ(90z)
塗布し、炭酸飲料の泡立ち性について同様な評価
を行なつたところ、防曇剤スプレー品については
泡立ちが極めて少なく、このような販売機用カツ
プの製造方法においても有意差が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはカツプ内面の材質と内容物溶液
の接触角(θ)を示す説明図であり、第2図は本
考案のカツプの一実施例を示す一部拡大断面図で
ある。 1……カツプ本体内面、2……内容物溶液、3
……カツプ本体、4……紙層、5……ポリオレフ
イン樹脂層、6……防曇層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙製のカツプ本体の内面にポリオレフイン樹脂
    が形成され、かつ該ポリオレフイン樹脂の表面に
    界面活性剤よりなる防曇層を設けたことを特徴と
    する飲料用紙カツプ。
JP11910182U 1982-08-05 1982-08-05 飲料用紙カップ Granted JPS5922711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910182U JPS5922711U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 飲料用紙カップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11910182U JPS5922711U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 飲料用紙カップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5922711U JPS5922711U (ja) 1984-02-13
JPS636007Y2 true JPS636007Y2 (ja) 1988-02-19

Family

ID=30273477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11910182U Granted JPS5922711U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 飲料用紙カップ

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JPS5922711U (ja) 1984-02-13

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