JPS6360128B2 - - Google Patents
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- JPS6360128B2 JPS6360128B2 JP60043562A JP4356285A JPS6360128B2 JP S6360128 B2 JPS6360128 B2 JP S6360128B2 JP 60043562 A JP60043562 A JP 60043562A JP 4356285 A JP4356285 A JP 4356285A JP S6360128 B2 JPS6360128 B2 JP S6360128B2
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- spinning
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- polyethylene terephthalate
- polymer
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/88—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
- D01F6/90—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyamides
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F1/00—General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
- D01F1/02—Addition of substances to the spinning solution or to the melt
- D01F1/10—Other agents for modifying properties
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/88—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
- D01F6/92—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyesters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は高分子量、高粘度の繊維形成性重合体
の溶融物に不混和性の重合体を含有するその繊維
形成性重合体、特にポリエチレンテレフタレート
又はナイロン66を溶融紡糸し、延伸することによ
る合成繊維の製造に関する。 最近、繊維形成性重合体にその紡糸前に他の重
合体を添加したその繊維形成性重合体から溶融紡
糸された合成繊維の製造に関し、多数の開示が見
られるようになつた。本出願人の知る範囲で最も
関連のあるものを次に示す。 特開昭56−118912号公報(帝人株式会社)は1
〜7重量%のビスフエノールタイプのポリカーボ
ネートを含有するポリエチレンテレフタレートを
溶融紡糸することによる高強力繊維の製造に関す
る。この溶融紡糸繊維は1500m/分以下の速度で
巻取られる。この公報には、使用されるポリエチ
レンテレフタレートの極限粘度(limiting
viscosity)は0.55と0.70の間になければならない
ことが述べられ、そして極限粘度が0.55未満のと
きは、満足すべき強度とモジユラスが繊維に得ら
れず、一方極限粘度が0.70を越えるときは、認め
得る強度の改善が微微たるものになるか、なくな
つてしまい、その上モジユラス値が低下する傾向
も現われて来るとされている。 特開昭58−98414号公報において、本発明者は
溶融紡糸前に、繊維形成性熱可塑性重合体に、そ
の溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物で
0.5〜3ミクロンの平均粒径を有するもう1つの
重合体を0.1〜10重量%添加し、最低でも1キロ
メーター/分の巻取速度で前記繊維形成性重合体
を溶融紡糸する方法を述べた。この方法において
使用されたポリエチレンテレフタレートの極限粘
度は0.63であり、また使用されたナイロンは相対
粘度40であつた。 上記の本出願人の出願に係る特許公開公報に記
載される方法の利点はかなりの生産性の向上が達
成されると言うことである。また、不混和性重合
体を繊維形成性重合体と混合することの効果は、
巻取速度の抑制効果、すなわち紡糸された繊維の
諸性質がより低巻取速度で紡糸された繊維から得
られる性質であるということである。 それにも係わらず、上記の本出願人の出願に係
る特許公開公報の開示から明らかになることは、
巻取速度が1キロメーター/分より遅いと巻取速
度の抑制効果が全く実現できず、そしてこのデー
ターが示す通り、この巻取速度の抑制現象が有意
の実質的な量としてとらえられ、明確に認識され
るのは巻取速度が2キロメーター/分以上におい
てである、と言うことである。しかしながら、本
発明者は、この巻取速度抑制の効果は正に配向の
抑制であり、そのためもし十分に高分子量の、す
なわち高粘度の繊維形成性重合体を紡糸するなら
ば、2キロメータ/分未満の巻取速度でも巻取速
度の抑制が明確には起こることをこゝに知つた。 従つて、本発明によれば、高粘度を持つ繊維形
成性重合体、とりわけ高粘度のポリエチレンテレ
フタレートに、その紡糸前にその繊維形成性重合
体の溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物
中において3ミクロン以下の平均粒子径を有する
もう1つの重合体を0.1〜10重量%添加すること
から成る繊維形成性重合体の溶融紡糸方法が提供
される。 好ましくは、良好な引張特性を達成するため
に、添加重合体は溶融物中で実質的に3ミクロン
以下、更に好ましくは1ミクロンのオーダーの平
均粒子径を有する。 こゝで、“高粘度”という用語は、ポリエチレ
ンテレフタレートが0.70より高い極限粘度を持つ
ことを意味すべく用いられている。 ポリエチレンテレフタレートの極限粘度はオル
トークロロ―フエノール中で測定したものであ
る。 “不混和性重合体”とは、紡糸温度において繊
維形成性熱可塑性重合体と2相溶融物を形成する
重合体を意味する。このような溶融物を顕微鏡に
より調べ、また光学写真に撮ると、その溶融物
は、不混和性重合体が連続した繊維形成性重合体
のマトリツクスの中で円形(球状粒子であること
を示す)をなして分散、存在している2相系であ
ることが分かる。 但し、本発明において、用語“不混和性重合
体”には液晶重合体は含まれないものとする。す
なわち、本発明で用いられる添加重合体は本発明
の熱可塑性重合体が溶融紡糸され得る温度範囲に
おいて異方性溶融物を形成しないものである。こ
の異方性の状態は、液晶重合体を加熱するとき、
又はその重合体に剪断を適用することによつて生
ずる。但し、後者のケースにおいては異方性状態
は数秒間持続しなければならない。 本発明の1つの局面によれば、極限粘度が0.70
より大きいポリエチレンテレフタレートに、その
溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物中で
3ミクロン以下の平均粒径を有するもう1つの重
合体を0.1〜10重量%添加し、その溶融紡糸され
た繊維を2キロメーター/分より遅い巻取速度で
引き取ることから成るポリエチレンテレフタレー
トの溶融紡糸方法が提供される。 本発明のもう1つの局面によれば、極限粘度が
0.70より大きいポリエチレンテレフタレートに、
溶融紡糸前にそのポリエチレンテレフタレートの
溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物中で
3ミクロン以下の平均粒径を有するもう1つの重
合体を0.1〜10重量%添加し、そして溶融紡糸さ
れた繊維を最低でも2キロメーター/分の巻取速
度で引き取ることから成るポリエチレンテレフタ
レートの溶融紡糸方法が提供される。 ポリエチレンテレフタレートに添加される不混
和性重合体として、例えばポリエチレン及びポリ
プロピレンのようなポリオレフイン、及びポリエ
チレングリコールがあるが、好ましい不混和性重
合体はナイロン66である。 本発明によれば従つてまた、ナイロン66を0.1
〜10重量%の量で含有する極限粘度が0.70より大
きい重合体からできており、そしてそのナイロン
66は繊維中にミクロフイブリルとして存在してい
るポリエチレンテレフタレートの溶融紡糸繊維が
提供される。これらのミクロフイブリルは非常に
大きい、例えば典形的には50以上のアスペクト
比、すなわち長さ/直径の比を持ち、またそのよ
うなミクロフイブリルは直径が約0.5ミクロンで
ある。これはナイロン66の球体のミクロフイブリ
ルへの転化であつて、この変形の程度は配向の抑
制、ひいては以下に述べられる巻取速度の抑制に
応答し得る粘弾性の変化を生むと考えられてい
る。 本発明の方法の主たる利点は相当の生産性の増
加を達成させるということである。不混和性重合
体を繊維形成性重合体と混合することの効果は、
巻取速度の抑制として表現される配向の抑制効果
であり、この巻取速度の抑制とは、すなわち、紡
糸された繊維の性質がより遅い巻取速度で紡糸さ
れた繊維から得られるであろう性質である、とい
うことを意味する。不混和性重合体の不存在下で
の普通の紡糸では、巻取速度が増加すると、延伸
糸の性質は低下する。従つて、不混和性重合体を
添加して(実際の巻取速度は同じに保ちながら)
有効巻取速度を下げることによつて、改良された
諸性質、例えばより高いモジユラスを達成するこ
とが可能になる。これは特開昭56−118912号公報
の教示からみてきわめて驚くべきことである。 これは、ある特定の最終伸び率について延伸性
は巻取速度ととに低下するから(H.Brody,J.
Macro.Sci,Phys,B22,19(1983)を参照)、工
業用繊維には特に有利なことである。 縫糸の場合、モジユラスが高いほど縫製速度を
速めることが可能で、かつ縫目のバツカリングも
少ないことが知られており、従つて縫糸の特に有
用な性質はそのモジユラスである。より高いモジ
ユラスはもちろん、普通の延伸法でより高い延伸
比を用いることによつて得ることができるが、そ
のような高延伸は破断水準を高めるから余り望ま
しいことではない。本発明ははるかに都合のよ
い、効率的な方法でこの目的を達成するものであ
る。 本発明は次の実施例を参照して述べる。これら
実施例の全てにおいて、添加剤、すなわち不混和
性重合体の粒径は1ミクロンのオーダーであつ
た。 実施例 1 極限粘度(IV)0.73(オルト―クロロフエノー
ル中で測定)のポリエチレンテレフタレートを
165℃で時間乾燥し、そしてL/D比が26:1の
GKN―軸スクリユ―押出機でインペリアル・ケ
ミカル・インダスリーズPLC(Imperial
Chemical Industries PLC)のSGSグレードのナ
イロン66 3重量%と混合した。バレル温度は290
℃で、スクリユーの回転速度は50rpmであつた。
直径0.1インチのレースを水浴中に押し出し、次
いでレースカツターに通した。平均押出率は100
g/分であつた。対照例として、ポリエチレンテ
レフタレート単独を同様の方法で押し出した。 レースカツターで切断して得たチツプを次に
165℃で4時間乾燥し、240℃で8時間キヤンドル
に成形した。このキヤンドルを次にロツドスピン
ナーで紡糸した。紡糸温度は293℃で、1孔当り
の吐出量は96g/hr/孔であり、計画的急冷装置
なしで外囲空気中に3サウ(thou)の紡糸口を
用いて紡糸した。冷却後、かくして形成されたフ
イラメントは紡糸速度を調整しないで200mpm乃
至1000mpmの巻取速度(WUS)で巻き取られ、
従つてより高い巻取速度でより細いフイラメント
ができた。紡糸後の対照繊維の極限粘度は0.70で
あつた。 上記の混合物により、より高い伸びとより低い
複屈折率で証明されるようにかなりの巻取速度の
抑制が得られた。これらの低複屈折率は配向の抑
制の1例であり、その抑制度は重合体の溶融粘度
とWUSとの組み合せに依存する。 この巻取速度の抑制は生産性に潜在的な増加を
もたらした。この生産性の増加はインストロンで
測定される紡糸フイラメントの伸び率から計算す
ることができる。使用したゲージ長は10cmで、伸
張速度は200%/分であつた。 ある紡糸フイラメントのパーセント破断伸びが
Eであるとすると、続いて付すことができる最大
延伸比はほぼ(1+E/100)である。第二の紡
糸フイラメントがより大きい破断伸びE′を持つと
すると、そのフイラメントはより大きい延伸比、
すなわちほぼ(1+E′/100)に付すことができ
る。これらの最大延伸比で同じデシテツクスdの
延伸フイラメントを作るためには、これら紡糸フ
イラメントは従つてそれぞれd(1+E/100)と
d(1+E′/100)のデシテツクスを持たなければ
ならない。もし、両フイラメントが同じ速度で紡
糸されるとすれば、それらの生産率はこれらデシ
テツクスに比例し、そして第2二フイラメントの
生産性の増加百分率は次式で与えられる。 (1+E′/100)−(1+E/100)/(1+E/100)
×100% これは生産性の潜在的な増加率として第1表に
示される関数である。
の溶融物に不混和性の重合体を含有するその繊維
形成性重合体、特にポリエチレンテレフタレート
又はナイロン66を溶融紡糸し、延伸することによ
る合成繊維の製造に関する。 最近、繊維形成性重合体にその紡糸前に他の重
合体を添加したその繊維形成性重合体から溶融紡
糸された合成繊維の製造に関し、多数の開示が見
られるようになつた。本出願人の知る範囲で最も
関連のあるものを次に示す。 特開昭56−118912号公報(帝人株式会社)は1
〜7重量%のビスフエノールタイプのポリカーボ
ネートを含有するポリエチレンテレフタレートを
溶融紡糸することによる高強力繊維の製造に関す
る。この溶融紡糸繊維は1500m/分以下の速度で
巻取られる。この公報には、使用されるポリエチ
レンテレフタレートの極限粘度(limiting
viscosity)は0.55と0.70の間になければならない
ことが述べられ、そして極限粘度が0.55未満のと
きは、満足すべき強度とモジユラスが繊維に得ら
れず、一方極限粘度が0.70を越えるときは、認め
得る強度の改善が微微たるものになるか、なくな
つてしまい、その上モジユラス値が低下する傾向
も現われて来るとされている。 特開昭58−98414号公報において、本発明者は
溶融紡糸前に、繊維形成性熱可塑性重合体に、そ
の溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物で
0.5〜3ミクロンの平均粒径を有するもう1つの
重合体を0.1〜10重量%添加し、最低でも1キロ
メーター/分の巻取速度で前記繊維形成性重合体
を溶融紡糸する方法を述べた。この方法において
使用されたポリエチレンテレフタレートの極限粘
度は0.63であり、また使用されたナイロンは相対
粘度40であつた。 上記の本出願人の出願に係る特許公開公報に記
載される方法の利点はかなりの生産性の向上が達
成されると言うことである。また、不混和性重合
体を繊維形成性重合体と混合することの効果は、
巻取速度の抑制効果、すなわち紡糸された繊維の
諸性質がより低巻取速度で紡糸された繊維から得
られる性質であるということである。 それにも係わらず、上記の本出願人の出願に係
る特許公開公報の開示から明らかになることは、
巻取速度が1キロメーター/分より遅いと巻取速
度の抑制効果が全く実現できず、そしてこのデー
ターが示す通り、この巻取速度の抑制現象が有意
の実質的な量としてとらえられ、明確に認識され
るのは巻取速度が2キロメーター/分以上におい
てである、と言うことである。しかしながら、本
発明者は、この巻取速度抑制の効果は正に配向の
抑制であり、そのためもし十分に高分子量の、す
なわち高粘度の繊維形成性重合体を紡糸するなら
ば、2キロメータ/分未満の巻取速度でも巻取速
度の抑制が明確には起こることをこゝに知つた。 従つて、本発明によれば、高粘度を持つ繊維形
成性重合体、とりわけ高粘度のポリエチレンテレ
フタレートに、その紡糸前にその繊維形成性重合
体の溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物
中において3ミクロン以下の平均粒子径を有する
もう1つの重合体を0.1〜10重量%添加すること
から成る繊維形成性重合体の溶融紡糸方法が提供
される。 好ましくは、良好な引張特性を達成するため
に、添加重合体は溶融物中で実質的に3ミクロン
以下、更に好ましくは1ミクロンのオーダーの平
均粒子径を有する。 こゝで、“高粘度”という用語は、ポリエチレ
ンテレフタレートが0.70より高い極限粘度を持つ
ことを意味すべく用いられている。 ポリエチレンテレフタレートの極限粘度はオル
トークロロ―フエノール中で測定したものであ
る。 “不混和性重合体”とは、紡糸温度において繊
維形成性熱可塑性重合体と2相溶融物を形成する
重合体を意味する。このような溶融物を顕微鏡に
より調べ、また光学写真に撮ると、その溶融物
は、不混和性重合体が連続した繊維形成性重合体
のマトリツクスの中で円形(球状粒子であること
を示す)をなして分散、存在している2相系であ
ることが分かる。 但し、本発明において、用語“不混和性重合
体”には液晶重合体は含まれないものとする。す
なわち、本発明で用いられる添加重合体は本発明
の熱可塑性重合体が溶融紡糸され得る温度範囲に
おいて異方性溶融物を形成しないものである。こ
の異方性の状態は、液晶重合体を加熱するとき、
又はその重合体に剪断を適用することによつて生
ずる。但し、後者のケースにおいては異方性状態
は数秒間持続しなければならない。 本発明の1つの局面によれば、極限粘度が0.70
より大きいポリエチレンテレフタレートに、その
溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物中で
3ミクロン以下の平均粒径を有するもう1つの重
合体を0.1〜10重量%添加し、その溶融紡糸され
た繊維を2キロメーター/分より遅い巻取速度で
引き取ることから成るポリエチレンテレフタレー
トの溶融紡糸方法が提供される。 本発明のもう1つの局面によれば、極限粘度が
0.70より大きいポリエチレンテレフタレートに、
溶融紡糸前にそのポリエチレンテレフタレートの
溶融物に不混和性で、かつ紡糸直前の溶融物中で
3ミクロン以下の平均粒径を有するもう1つの重
合体を0.1〜10重量%添加し、そして溶融紡糸さ
れた繊維を最低でも2キロメーター/分の巻取速
度で引き取ることから成るポリエチレンテレフタ
レートの溶融紡糸方法が提供される。 ポリエチレンテレフタレートに添加される不混
和性重合体として、例えばポリエチレン及びポリ
プロピレンのようなポリオレフイン、及びポリエ
チレングリコールがあるが、好ましい不混和性重
合体はナイロン66である。 本発明によれば従つてまた、ナイロン66を0.1
〜10重量%の量で含有する極限粘度が0.70より大
きい重合体からできており、そしてそのナイロン
66は繊維中にミクロフイブリルとして存在してい
るポリエチレンテレフタレートの溶融紡糸繊維が
提供される。これらのミクロフイブリルは非常に
大きい、例えば典形的には50以上のアスペクト
比、すなわち長さ/直径の比を持ち、またそのよ
うなミクロフイブリルは直径が約0.5ミクロンで
ある。これはナイロン66の球体のミクロフイブリ
ルへの転化であつて、この変形の程度は配向の抑
制、ひいては以下に述べられる巻取速度の抑制に
応答し得る粘弾性の変化を生むと考えられてい
る。 本発明の方法の主たる利点は相当の生産性の増
加を達成させるということである。不混和性重合
体を繊維形成性重合体と混合することの効果は、
巻取速度の抑制として表現される配向の抑制効果
であり、この巻取速度の抑制とは、すなわち、紡
糸された繊維の性質がより遅い巻取速度で紡糸さ
れた繊維から得られるであろう性質である、とい
うことを意味する。不混和性重合体の不存在下で
の普通の紡糸では、巻取速度が増加すると、延伸
糸の性質は低下する。従つて、不混和性重合体を
添加して(実際の巻取速度は同じに保ちながら)
有効巻取速度を下げることによつて、改良された
諸性質、例えばより高いモジユラスを達成するこ
とが可能になる。これは特開昭56−118912号公報
の教示からみてきわめて驚くべきことである。 これは、ある特定の最終伸び率について延伸性
は巻取速度ととに低下するから(H.Brody,J.
Macro.Sci,Phys,B22,19(1983)を参照)、工
業用繊維には特に有利なことである。 縫糸の場合、モジユラスが高いほど縫製速度を
速めることが可能で、かつ縫目のバツカリングも
少ないことが知られており、従つて縫糸の特に有
用な性質はそのモジユラスである。より高いモジ
ユラスはもちろん、普通の延伸法でより高い延伸
比を用いることによつて得ることができるが、そ
のような高延伸は破断水準を高めるから余り望ま
しいことではない。本発明ははるかに都合のよ
い、効率的な方法でこの目的を達成するものであ
る。 本発明は次の実施例を参照して述べる。これら
実施例の全てにおいて、添加剤、すなわち不混和
性重合体の粒径は1ミクロンのオーダーであつ
た。 実施例 1 極限粘度(IV)0.73(オルト―クロロフエノー
ル中で測定)のポリエチレンテレフタレートを
165℃で時間乾燥し、そしてL/D比が26:1の
GKN―軸スクリユ―押出機でインペリアル・ケ
ミカル・インダスリーズPLC(Imperial
Chemical Industries PLC)のSGSグレードのナ
イロン66 3重量%と混合した。バレル温度は290
℃で、スクリユーの回転速度は50rpmであつた。
直径0.1インチのレースを水浴中に押し出し、次
いでレースカツターに通した。平均押出率は100
g/分であつた。対照例として、ポリエチレンテ
レフタレート単独を同様の方法で押し出した。 レースカツターで切断して得たチツプを次に
165℃で4時間乾燥し、240℃で8時間キヤンドル
に成形した。このキヤンドルを次にロツドスピン
ナーで紡糸した。紡糸温度は293℃で、1孔当り
の吐出量は96g/hr/孔であり、計画的急冷装置
なしで外囲空気中に3サウ(thou)の紡糸口を
用いて紡糸した。冷却後、かくして形成されたフ
イラメントは紡糸速度を調整しないで200mpm乃
至1000mpmの巻取速度(WUS)で巻き取られ、
従つてより高い巻取速度でより細いフイラメント
ができた。紡糸後の対照繊維の極限粘度は0.70で
あつた。 上記の混合物により、より高い伸びとより低い
複屈折率で証明されるようにかなりの巻取速度の
抑制が得られた。これらの低複屈折率は配向の抑
制の1例であり、その抑制度は重合体の溶融粘度
とWUSとの組み合せに依存する。 この巻取速度の抑制は生産性に潜在的な増加を
もたらした。この生産性の増加はインストロンで
測定される紡糸フイラメントの伸び率から計算す
ることができる。使用したゲージ長は10cmで、伸
張速度は200%/分であつた。 ある紡糸フイラメントのパーセント破断伸びが
Eであるとすると、続いて付すことができる最大
延伸比はほぼ(1+E/100)である。第二の紡
糸フイラメントがより大きい破断伸びE′を持つと
すると、そのフイラメントはより大きい延伸比、
すなわちほぼ(1+E′/100)に付すことができ
る。これらの最大延伸比で同じデシテツクスdの
延伸フイラメントを作るためには、これら紡糸フ
イラメントは従つてそれぞれd(1+E/100)と
d(1+E′/100)のデシテツクスを持たなければ
ならない。もし、両フイラメントが同じ速度で紡
糸されるとすれば、それらの生産率はこれらデシ
テツクスに比例し、そして第2二フイラメントの
生産性の増加百分率は次式で与えられる。 (1+E′/100)−(1+E/100)/(1+E/100)
×100% これは生産性の潜在的な増加率として第1表に
示される関数である。
【表】
第1表から、巻取速度又は配向の抑制度は紡糸
速度が増加するとともにかなり増加することが明
らかである。 1000mpmではナイロン3%の添加は53%もの
大きな生産性の増加を生み、また2000mpmでは
90%もの大きな生産性の増加を生む。 実施例 2 この実施例はナイロンの他の濃度についての結
果を与えるもので、非常に少量のナイロンでも配
向の抑制を生むのに非常に有効であることを証明
するものである。使用した紡糸口が15サウであつ
た点を除いて実施例1と同じ混合条件と紡糸条件
を用いた。
速度が増加するとともにかなり増加することが明
らかである。 1000mpmではナイロン3%の添加は53%もの
大きな生産性の増加を生み、また2000mpmでは
90%もの大きな生産性の増加を生む。 実施例 2 この実施例はナイロンの他の濃度についての結
果を与えるもので、非常に少量のナイロンでも配
向の抑制を生むのに非常に有効であることを証明
するものである。使用した紡糸口が15サウであつ
た点を除いて実施例1と同じ混合条件と紡糸条件
を用いた。
【表】
実施例 3
この実施例はナイロン混合物の使用によつて同
じWUSにおいてより良好な引張特性が得られる
ことを証明するものである。示された改良は延伸
後の初期モジユラスにある。実施例1と同じ重合
体を混合し、96g/hr/孔及び800mpmで紡糸し
た。紡糸フイラメントを次に85℃のホツトピン、
170℃のホツトプレート及び20mpmの延伸速度を
用いて最終伸びの範囲まで延伸した。インストロ
ンで初期モジユラスを非常に正確に測定するため
に特別の方法を用いた。ゲージ長は0cm、クロス
ヘツドの速度は5cm/分、チヤート速度は100
cm/分であつた。この測定は伸び率2%までは直
線の荷重―伸び率曲線を与えた。これより初期モ
ジユラスを非常に正確に測定できた。与えられた
最終伸びについて、数パーセントの小さいばらつ
きがあつた。得られた結果を全て第3表に示す。
じWUSにおいてより良好な引張特性が得られる
ことを証明するものである。示された改良は延伸
後の初期モジユラスにある。実施例1と同じ重合
体を混合し、96g/hr/孔及び800mpmで紡糸し
た。紡糸フイラメントを次に85℃のホツトピン、
170℃のホツトプレート及び20mpmの延伸速度を
用いて最終伸びの範囲まで延伸した。インストロ
ンで初期モジユラスを非常に正確に測定するため
に特別の方法を用いた。ゲージ長は0cm、クロス
ヘツドの速度は5cm/分、チヤート速度は100
cm/分であつた。この測定は伸び率2%までは直
線の荷重―伸び率曲線を与えた。これより初期モ
ジユラスを非常に正確に測定できた。与えられた
最終伸びについて、数パーセントの小さいばらつ
きがあつた。得られた結果を全て第3表に示す。
【表】
【表】
なめらかな曲線がこれらの結果から引かれると
き、1%及び3%ナイロン混合物のモジユラスは
10%延伸伸びにおける対照例より約20%高い。10
%伸びにおける対照例の延伸比は3.9であるのに
対し、1%混合物のそれは4.9であり、26%の生
産性の増加率を与えた。
き、1%及び3%ナイロン混合物のモジユラスは
10%延伸伸びにおける対照例より約20%高い。10
%伸びにおける対照例の延伸比は3.9であるのに
対し、1%混合物のそれは4.9であり、26%の生
産性の増加率を与えた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融紡糸前に、極限粘度が0.70より大きいポ
リエチレンテレフタレートの溶融物に不混和性で
あり、そして紡糸直前に該溶融物中で3ミクロン
以下の平均粒径を有し、かつ溶融紡糸中にマイク
ロフイブリルに変形するナイロン66が0.1重量%
乃至10重量%添加されている該ポリエチレンテレ
フタレートを溶融紡糸し、その紡糸繊維を2キロ
メータ/分未満の巻取速度で引き取り、しかして
この紡糸法において、ナイロン66の不存在下にお
いて同一紡糸量で紡糸する場合と比較して、紡糸
繊維により低い巻取速度で紡糸したときに得られ
る繊維が持つ物性に相当するある種の物性がもた
らされる現象と定義される巻取速度の抑制を達成
することを特徴とするポリエチレンテレフタレー
トの溶融紡糸法。 2 ナイロン66が紡糸中にアスペクト比50以上の
マイクロフイブリルに変形される特許請求の範囲
第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8405694 | 1984-03-05 | ||
| GB848405694A GB8405694D0 (en) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | Melt spinning of blend of fibre forming polymer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60209015A JPS60209015A (ja) | 1985-10-21 |
| JPS6360128B2 true JPS6360128B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=10557592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60043562A Granted JPS60209015A (ja) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | 不混和性重合体含有合成繊維の製造法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0154425B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60209015A (ja) |
| DE (1) | DE3579926D1 (ja) |
| GB (1) | GB8405694D0 (ja) |
| ZA (1) | ZA851261B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03163799A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-15 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 平板型蛍光灯のインバータの出力制御方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0246752B1 (en) * | 1986-05-16 | 1992-03-11 | Imperial Chemical Industries Plc | Fibres and hollow fibrous tubes |
| JPH02500176A (ja) * | 1987-04-20 | 1990-01-25 | アライド・コーポレーション | 改良されたファイバーおよびこれらのファイバーを含むフィルター |
| ITMI20021373A1 (it) | 2002-06-21 | 2003-12-22 | Effeci Engineering S A S Di Fo | Mescole polimeriche e loro uso |
| US6923925B2 (en) | 2002-06-27 | 2005-08-02 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process of making poly (trimethylene dicarboxylate) fibers |
| US6921803B2 (en) | 2002-07-11 | 2005-07-26 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Poly(trimethylene terephthalate) fibers, their manufacture and use |
| KR101812237B1 (ko) * | 2011-09-27 | 2017-12-27 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 폴리에틸렌테레프탈레이트 연신사의 제조방법, 폴리에틸렌테레프탈레이트 연신사 및 타이어 코오드 |
| CN102618946B (zh) * | 2012-04-24 | 2015-10-21 | 可隆(南京)特种纺织品有限公司 | 聚对苯二甲酸乙二酯拉伸丝的制造方法、聚对苯二甲酸乙二酯拉伸丝及轮胎帘子布 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913428A (ja) * | 1972-06-06 | 1974-02-05 | ||
| FR2226438B1 (ja) * | 1973-04-20 | 1977-02-18 | Kleber Colombes | |
| JPS5691013A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-23 | Teijin Ltd | Undrawn polyester yarn and its production |
| DE3113717A1 (de) * | 1980-04-07 | 1982-02-11 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | "borste fuer pinsel und buersten" |
| EP0080273A3 (en) * | 1981-11-23 | 1984-03-28 | Imperial Chemical Industries Plc | Bulked polyester fibre |
| EP0080274B1 (en) * | 1981-11-23 | 1986-05-14 | Imperial Chemical Industries Plc | Process of melt spinning of a blend of a fibre-forming polymer and an immiscible polymer and melt spun fibres produced by such process |
-
1984
- 1984-03-05 GB GB848405694A patent/GB8405694D0/en active Pending
-
1985
- 1985-02-12 DE DE8585300928T patent/DE3579926D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-02-12 EP EP85300928A patent/EP0154425B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-02-19 ZA ZA851261A patent/ZA851261B/xx unknown
- 1985-03-05 JP JP60043562A patent/JPS60209015A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03163799A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-15 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 平板型蛍光灯のインバータの出力制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60209015A (ja) | 1985-10-21 |
| EP0154425A3 (en) | 1988-07-27 |
| DE3579926D1 (de) | 1990-11-08 |
| EP0154425B1 (en) | 1990-10-03 |
| EP0154425A2 (en) | 1985-09-11 |
| ZA851261B (en) | 1985-10-30 |
| GB8405694D0 (en) | 1984-04-11 |
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