JPS636024Y2 - - Google Patents
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- JPS636024Y2 JPS636024Y2 JP7906783U JP7906783U JPS636024Y2 JP S636024 Y2 JPS636024 Y2 JP S636024Y2 JP 7906783 U JP7906783 U JP 7906783U JP 7906783 U JP7906783 U JP 7906783U JP S636024 Y2 JPS636024 Y2 JP S636024Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 64
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は缶詰缶の天板部の大部分を開口除去部
とする全開口型蓋体とし、これに設けたプルタブ
を引上げて開口除去部分を除去する缶蓋に関する
ものである。
とする全開口型蓋体とし、これに設けたプルタブ
を引上げて開口除去部分を除去する缶蓋に関する
ものである。
[従来の技術]
従来の全開口型缶蓋は、第1図に示す様に天板
部11の大部分を1枚の開口除去部12とし、こ
れに1つの輪付プルタブ13を設け、該プルタブ
13を引上げて開口除去部12を除去する様にさ
れ、該開口除去部12の周縁を形成するスコアー
20が天板部11の周縁近くに沿つて開口除去部
を囲繞する構造とされている。
部11の大部分を1枚の開口除去部12とし、こ
れに1つの輪付プルタブ13を設け、該プルタブ
13を引上げて開口除去部12を除去する様にさ
れ、該開口除去部12の周縁を形成するスコアー
20が天板部11の周縁近くに沿つて開口除去部
を囲繞する構造とされている。
尚、天板部11に設ける開口除去部12を3部
分に区画し、中央部分を除く両側の部分に各々プ
ルタブを設け、以て区画された1部分を開口する
ことにより天板部11の部分開口を可能とし、且
つ、2回の開口操作にり開口除去部12の全面開
口も可能とした蓋体も考案されている(例えば実
開昭48−10.851号)。
分に区画し、中央部分を除く両側の部分に各々プ
ルタブを設け、以て区画された1部分を開口する
ことにより天板部11の部分開口を可能とし、且
つ、2回の開口操作にり開口除去部12の全面開
口も可能とした蓋体も考案されている(例えば実
開昭48−10.851号)。
[考案が解決しようとする問題点]
上述の様な天板部11の大部分を開口除去部1
2とした缶蓋を有する缶容器であつて、且つ、缶
容器の高さが低いものにおいては、利手(例えば
右手)でプルタブ13を引上げる際、缶容器の高
さが低い故に反対手(例えば左手)の親指と4指
とで強く缶胴又は缶蓋周縁部を把握することが通
常行なわれる。そしてこの際、缶が低い故に把握
している手の甲は比較的高くなり、親指と人差指
との間は缶の上方、即ち、缶蓋における開口除去
部12の後半部12bの上方を覆う状態となる。
2とした缶蓋を有する缶容器であつて、且つ、缶
容器の高さが低いものにおいては、利手(例えば
右手)でプルタブ13を引上げる際、缶容器の高
さが低い故に反対手(例えば左手)の親指と4指
とで強く缶胴又は缶蓋周縁部を把握することが通
常行なわれる。そしてこの際、缶が低い故に把握
している手の甲は比較的高くなり、親指と人差指
との間は缶の上方、即ち、缶蓋における開口除去
部12の後半部12bの上方を覆う状態となる。
一方プルタブ13を引上げる力は、缶蓋におけ
る開口除去部12の前半部12aではスコアーが
外向曲線部22a′,22a″として開口除去部12
の幅を広げている故、引上げの初期は非常に強い
引上げ力を要するが、開口除去部12の後半部1
2bはスコアーが終端21bへ向つて曲線部22
b′,22b″として形成され、スコアー20を近接
させる様にして開口除去部12の幅を狭くしてい
る故、引上げる力は弱くても良くなる。それ故、
後半部12bの開口に際して前半部12aの開口
力の勢が余り、後半部12bの開口スピードが急
速となつて開口部分の幅の広い部分を押えている
例えば左手の親指と入差指との間に引上げられた
開口除去部12が入り、指を傷つける等の傷害を
生じることがあつた。
る開口除去部12の前半部12aではスコアーが
外向曲線部22a′,22a″として開口除去部12
の幅を広げている故、引上げの初期は非常に強い
引上げ力を要するが、開口除去部12の後半部1
2bはスコアーが終端21bへ向つて曲線部22
b′,22b″として形成され、スコアー20を近接
させる様にして開口除去部12の幅を狭くしてい
る故、引上げる力は弱くても良くなる。それ故、
後半部12bの開口に際して前半部12aの開口
力の勢が余り、後半部12bの開口スピードが急
速となつて開口部分の幅の広い部分を押えている
例えば左手の親指と入差指との間に引上げられた
開口除去部12が入り、指を傷つける等の傷害を
生じることがあつた。
又、天板部11を複数に分割開口可能とし全開
口型缶蓋においても天板部11の周縁に形成され
るスコアーが一本の滑らかな曲線等により形成さ
れている場合は、プルタブを引上げる方向によつ
ては部分開口でなく開口除去部12の全体を一体
に引上げることとなつたり、又、開口除去部12
の全体を引上げる途中で中間スコアーにより開口
除去部12の1部分が不用意に千切れる虞れが有
る。
口型缶蓋においても天板部11の周縁に形成され
るスコアーが一本の滑らかな曲線等により形成さ
れている場合は、プルタブを引上げる方向によつ
ては部分開口でなく開口除去部12の全体を一体
に引上げることとなつたり、又、開口除去部12
の全体を引上げる途中で中間スコアーにより開口
除去部12の1部分が不用意に千切れる虞れが有
る。
[問題を解決するための手段]
本考案に係る缶容器の蓋体は、天板部の全面を
開口する容易開口容器の蓋体において、一本の中
央スコアーにより開口除去部を第1開口除去部と
第2開口除去部とに分け、且つ、第1開口除去部
と第2開口除去部とに各々プルタブを設けるもの
とし、前記第1開口除去部は前記中央スコアーと
第1周縁スコアーとで囲繞する如く区画し、第2
開口除去部は前記中央スコアーと第2周縁スコア
ーとで囲繞する如く区画し、中央スコアーの各端
部は第1周縁スコアー又は第2周縁スコアーの何
れか一方と滑らかに接続すると共に、他方の周縁
スコアーの端部を中央スコアーと滑らかに接続さ
れた周縁スコアー内向曲線部へ接続するに際し、
該周縁スコアーの端部を内向曲線部に対して直角
状に接続すると共に、該端部に厚肉部等の破断困
難構造を形成する缶蓋とする。
開口する容易開口容器の蓋体において、一本の中
央スコアーにより開口除去部を第1開口除去部と
第2開口除去部とに分け、且つ、第1開口除去部
と第2開口除去部とに各々プルタブを設けるもの
とし、前記第1開口除去部は前記中央スコアーと
第1周縁スコアーとで囲繞する如く区画し、第2
開口除去部は前記中央スコアーと第2周縁スコア
ーとで囲繞する如く区画し、中央スコアーの各端
部は第1周縁スコアー又は第2周縁スコアーの何
れか一方と滑らかに接続すると共に、他方の周縁
スコアーの端部を中央スコアーと滑らかに接続さ
れた周縁スコアー内向曲線部へ接続するに際し、
該周縁スコアーの端部を内向曲線部に対して直角
状に接続すると共に、該端部に厚肉部等の破断困
難構造を形成する缶蓋とする。
[作用]
本考案は中央スコアー36により第1開口除去
部12aと第2開口除去部12bとに分けられて
おり、該第1開口除去部12aの周縁スコアーと
第2開口除去部12bの周縁スコアーとはその接
続部で一方のスコアーの端部が他方のスコアーと
直交状態とされ、且つ、該接続部に厚肉部等の破
断困難構造を形成している故、一方のプルタブ1
3を引上げる際には第1開口除去部12a又は第
2開口除去部12bのみが開口され、確実に部分
開口を行なうことができる。
部12aと第2開口除去部12bとに分けられて
おり、該第1開口除去部12aの周縁スコアーと
第2開口除去部12bの周縁スコアーとはその接
続部で一方のスコアーの端部が他方のスコアーと
直交状態とされ、且つ、該接続部に厚肉部等の破
断困難構造を形成している故、一方のプルタブ1
3を引上げる際には第1開口除去部12a又は第
2開口除去部12bのみが開口され、確実に部分
開口を行なうことができる。
[実施例]
本考案に係る全開口型缶蓋の実施例は、第2図
に示す如く蓋体10の天板部11の大部分を開口
除去部とする様に周縁スコアーを刻設した缶詰缶
の蓋体10において、周縁スコアー30を第1周
縁スコアー30aと第2周縁スコアー30bとに
分け、蓋体10の中央部分にて短径方向の中央ス
コアー36をもつて開口除去部12を前半の第1
開口除去部12aと後半の第2開口除去部12b
とに2分し、前記第1開口除去部12aと第2開
口除去部12bとにおいて夫々外向外側方位置に
て対称的にプルタブ13a,13bを設けるもの
である。そして、第1開口除去部12aを囲繞区
画するスコアーは、該第1開口除去部12aの外
側を区画する第1周縁スコアー30aと中央スコ
アー36とで形成し、且つ該第1開口除去部12
aを囲繞区画する全スコアーは、全線にわたつて
折曲げ形状部分を形成することなく、直線形状と
内方への曲線形状とにより構成するものであり、
第1開口除去部12aを囲繞区画する全スコアー
は、通常の厚さにして同肉厚としたスコアー切込
残部をもつたスコアーとする。
に示す如く蓋体10の天板部11の大部分を開口
除去部とする様に周縁スコアーを刻設した缶詰缶
の蓋体10において、周縁スコアー30を第1周
縁スコアー30aと第2周縁スコアー30bとに
分け、蓋体10の中央部分にて短径方向の中央ス
コアー36をもつて開口除去部12を前半の第1
開口除去部12aと後半の第2開口除去部12b
とに2分し、前記第1開口除去部12aと第2開
口除去部12bとにおいて夫々外向外側方位置に
て対称的にプルタブ13a,13bを設けるもの
である。そして、第1開口除去部12aを囲繞区
画するスコアーは、該第1開口除去部12aの外
側を区画する第1周縁スコアー30aと中央スコ
アー36とで形成し、且つ該第1開口除去部12
aを囲繞区画する全スコアーは、全線にわたつて
折曲げ形状部分を形成することなく、直線形状と
内方への曲線形状とにより構成するものであり、
第1開口除去部12aを囲繞区画する全スコアー
は、通常の厚さにして同肉厚としたスコアー切込
残部をもつたスコアーとする。
そして、第2開口除去部12bを囲繞区画する
第2周縁スコアー30bは、第2プルタブ13b
に最も近接した初期破断スコアー点31bから曲
線部32b′,32b″により両側方への延び、蓋体
10の外側に沿い直線状の外側スコアー33b′,
33b″となり前半部12a方向へ続けた後、前半
の第1開口除去部12aを囲繞区画する第1周縁
スコアー30aに近接した端末で第1周縁スコア
ー30aの内向曲線部34a′,34a″方向へ曲線
状でなく折曲げ状形状の端末部35′,35″とし
て第1周縁スコアー30aへ接続し、第2周縁ス
コアー30bと中央スコアー36とにより第2開
口除去部12bを囲繞区画する。この様に、第1
開口除去部12aを区画する第1周縁スコアー3
0aと第2開口除去部12bを区画する第2周縁
スコアー30bとは相互に接続点A,Bで接続す
るも、第2周縁スコアー30bの端末部35′,
35″は第1開口除去部12aの内向曲線部34
a′,34a″に対してほぼ直交状又は直交に近い形
状で接続し、且つ、第2開口除去部12bを区画
する第2周縁スコアー30bは、その両端末部3
5′,35″において、第3図に示す如くスコアー
の切込部15を浅くした部分16を設け、以て通
常の切込残部17よりも厚肉の厚肉部18をもつ
て破断抵抗部37′を形成する。
第2周縁スコアー30bは、第2プルタブ13b
に最も近接した初期破断スコアー点31bから曲
線部32b′,32b″により両側方への延び、蓋体
10の外側に沿い直線状の外側スコアー33b′,
33b″となり前半部12a方向へ続けた後、前半
の第1開口除去部12aを囲繞区画する第1周縁
スコアー30aに近接した端末で第1周縁スコア
ー30aの内向曲線部34a′,34a″方向へ曲線
状でなく折曲げ状形状の端末部35′,35″とし
て第1周縁スコアー30aへ接続し、第2周縁ス
コアー30bと中央スコアー36とにより第2開
口除去部12bを囲繞区画する。この様に、第1
開口除去部12aを区画する第1周縁スコアー3
0aと第2開口除去部12bを区画する第2周縁
スコアー30bとは相互に接続点A,Bで接続す
るも、第2周縁スコアー30bの端末部35′,
35″は第1開口除去部12aの内向曲線部34
a′,34a″に対してほぼ直交状又は直交に近い形
状で接続し、且つ、第2開口除去部12bを区画
する第2周縁スコアー30bは、その両端末部3
5′,35″において、第3図に示す如くスコアー
の切込部15を浅くした部分16を設け、以て通
常の切込残部17よりも厚肉の厚肉部18をもつ
て破断抵抗部37′を形成する。
この実施例における開口除去部12及びスコア
ーは、上述の如き構造であるから、開封に当つて
例えば第1プルタブ13aを右手にて引上げる
と、該プルタブ13aに最も近接したスコアー点
31aにて初期破断が生じ、次で第1プルタブ1
3aを引上げ続けるに従つて、スコアーの破断は
外向曲線部32a′,32a″に沿つて広がると共
に、外側スコアー33a′,33a″を破断し第1開
口除去部12aは除々に上方へと開口していく。
そして、更にプルタブ13aが引上げられると
き、スコアーの破断は内向曲線部34a′,34
a″へと進行することになる。このとき該内向曲線
部34a′,34a″では第2周縁スコアー30bが
A,B点で接続しているが、第2周縁スコアー3
0bの端末部35′,35″は、何れも第1周縁ス
コアー30aの内向曲線部34a′,34a″に対し
て直角に近い形状で接続されている故、スコアー
破断がA,B点にて第2周縁スコアー30bの端
末部35′,35″へ進行する為には、進行方向を
曲線状でなく直交又は直交に近い折曲り状に変化
させ、且つ、破断する開口部の幅を広げる様に変
化させなければならないので、相当な抵抗を受け
る。
ーは、上述の如き構造であるから、開封に当つて
例えば第1プルタブ13aを右手にて引上げる
と、該プルタブ13aに最も近接したスコアー点
31aにて初期破断が生じ、次で第1プルタブ1
3aを引上げ続けるに従つて、スコアーの破断は
外向曲線部32a′,32a″に沿つて広がると共
に、外側スコアー33a′,33a″を破断し第1開
口除去部12aは除々に上方へと開口していく。
そして、更にプルタブ13aが引上げられると
き、スコアーの破断は内向曲線部34a′,34
a″へと進行することになる。このとき該内向曲線
部34a′,34a″では第2周縁スコアー30bが
A,B点で接続しているが、第2周縁スコアー3
0bの端末部35′,35″は、何れも第1周縁ス
コアー30aの内向曲線部34a′,34a″に対し
て直角に近い形状で接続されている故、スコアー
破断がA,B点にて第2周縁スコアー30bの端
末部35′,35″へ進行する為には、進行方向を
曲線状でなく直交又は直交に近い折曲り状に変化
させ、且つ、破断する開口部の幅を広げる様に変
化させなければならないので、相当な抵抗を受け
る。
更に、第1周縁スコアー30aと第2周縁スコ
アー30bとの接続点A,Bでは、切込残部を厚
くした破断抵抗部37′が第2周縁スコアー30
bの端末部35′,35″に形成されている故、第
1周縁スコアー30aの内向曲線部34a′,34
a″における破断は、破断の容易な方向である内向
曲線部34a′,34a″に沿つた方向へと進行して
中央スコアー36へ破断を進行させることとな
る。従つて第1周縁スコアー30aに第2周縁ス
コアー3bが接続されていても、第1プルタブ1
3aを引上げるときには、初期破断点31aから
始まる破断は両スコアー30a,30bの接続点
A,Bにおいて第2周縁スコアー30bの端末部
35′,35″へ進行することなく、第1周縁スコ
アー30aの内向曲線部34a′,34a″に沿つて
進行し、次で中央スコアー36を破断する。それ
故第1開口除去部12aのみが除去され、第2開
口除去部12bを押えている掌、指を傷つけるこ
とがない。
アー30bとの接続点A,Bでは、切込残部を厚
くした破断抵抗部37′が第2周縁スコアー30
bの端末部35′,35″に形成されている故、第
1周縁スコアー30aの内向曲線部34a′,34
a″における破断は、破断の容易な方向である内向
曲線部34a′,34a″に沿つた方向へと進行して
中央スコアー36へ破断を進行させることとな
る。従つて第1周縁スコアー30aに第2周縁ス
コアー3bが接続されていても、第1プルタブ1
3aを引上げるときには、初期破断点31aから
始まる破断は両スコアー30a,30bの接続点
A,Bにおいて第2周縁スコアー30bの端末部
35′,35″へ進行することなく、第1周縁スコ
アー30aの内向曲線部34a′,34a″に沿つて
進行し、次で中央スコアー36を破断する。それ
故第1開口除去部12aのみが除去され、第2開
口除去部12bを押えている掌、指を傷つけるこ
とがない。
次で第2プルタブ13bを引上げて第2開口除
去部12bを除去するに際し、第2周縁スコアー
30bの端未部35′,35″には切込残部を厚く
し破断を困難とした抵抗部37′が形成されてい
る故、第2周縁スコアー30bは上方へ開口する
のみにして、除去されることなく第2周縁スコア
ー30bの端末部35′,35″にて第2プルタブ
13bの引上げは停止される。次で第2プルタブ
13bを持つて右上方へ、次で左上方へと引上げ
るときは、第2周縁スコアー30bの両端に形成
されている抵抗部37′に対して、同時でなく、
別個に引上げる力が掛る故、比較的容易に抵抗部
37における破断が生じ、後半部12bが除去さ
れる。斯くして蓋体10の全開口除去部12が除
去されることとなり、第1プルタブ13aを引上
げるときは上述の如く先ず第1開口除去部12a
のみを開口除去するので、第2開口除去部12b
を押えている掌、指を傷つけることなく、次で缶
体を回転して第2プルタブ13bを引上げて第2
開口除去部12bを開口除去する故、押えている
手を傷つける虞れは全くない。
去部12bを除去するに際し、第2周縁スコアー
30bの端未部35′,35″には切込残部を厚く
し破断を困難とした抵抗部37′が形成されてい
る故、第2周縁スコアー30bは上方へ開口する
のみにして、除去されることなく第2周縁スコア
ー30bの端末部35′,35″にて第2プルタブ
13bの引上げは停止される。次で第2プルタブ
13bを持つて右上方へ、次で左上方へと引上げ
るときは、第2周縁スコアー30bの両端に形成
されている抵抗部37′に対して、同時でなく、
別個に引上げる力が掛る故、比較的容易に抵抗部
37における破断が生じ、後半部12bが除去さ
れる。斯くして蓋体10の全開口除去部12が除
去されることとなり、第1プルタブ13aを引上
げるときは上述の如く先ず第1開口除去部12a
のみを開口除去するので、第2開口除去部12b
を押えている掌、指を傷つけることなく、次で缶
体を回転して第2プルタブ13bを引上げて第2
開口除去部12bを開口除去する故、押えている
手を傷つける虞れは全くない。
もし仮に第2開口除去部12bの第2プルタブ
13bを第1プルタブ13aよりも先に引上げる
場合には、第2プルタブ13bに最も近接したス
コアー点31bにて初期破断をなし、次で第2プ
ルタブ13bを引続き引上げるに従つてスコアー
の破断は曲線部32b′,32b″により両側方へと
広がり次で両外側スコアー33b′,33b″を破断
すると共に第2開口除去部12bは除々に上方へ
と開口していく。そしてスコアー破断が第1周縁
スコアー30aに近接するとき、第2周縁スコア
ー30bの端末部35′,35″は曲線状でなく折
曲げ形状の端末部35′,35″となつている故、
該端末部35′,35″において多少抵抗が増加
し、開口スピードが減速される。次でスコアー破
断が接続点A,Bに至る前に厚肉部18による抵
抗部37′が形成されており、且つ、接続点A,
Bでは第1周縁スコアー30aの内向曲線部34
a′,34a″に対して直交又は直交に近い形状で接
続する故、該点における引続いてのスコアー破断
には大きな抵抗が生じる。この様に、第2周縁ス
コアー30bの破断は、その端末部35′,3
5″における折曲状において多少の抵抗を受け、
次で直ちにスコアー接続点A,Bにて大なる抵抗
を受けるので、第2プルタブ13bの引上げは中
断される。
13bを第1プルタブ13aよりも先に引上げる
場合には、第2プルタブ13bに最も近接したス
コアー点31bにて初期破断をなし、次で第2プ
ルタブ13bを引続き引上げるに従つてスコアー
の破断は曲線部32b′,32b″により両側方へと
広がり次で両外側スコアー33b′,33b″を破断
すると共に第2開口除去部12bは除々に上方へ
と開口していく。そしてスコアー破断が第1周縁
スコアー30aに近接するとき、第2周縁スコア
ー30bの端末部35′,35″は曲線状でなく折
曲げ形状の端末部35′,35″となつている故、
該端末部35′,35″において多少抵抗が増加
し、開口スピードが減速される。次でスコアー破
断が接続点A,Bに至る前に厚肉部18による抵
抗部37′が形成されており、且つ、接続点A,
Bでは第1周縁スコアー30aの内向曲線部34
a′,34a″に対して直交又は直交に近い形状で接
続する故、該点における引続いてのスコアー破断
には大きな抵抗が生じる。この様に、第2周縁ス
コアー30bの破断は、その端末部35′,3
5″における折曲状において多少の抵抗を受け、
次で直ちにスコアー接続点A,Bにて大なる抵抗
を受けるので、第2プルタブ13bの引上げは中
断される。
従つて第2プルタブ13bを先に引上げる場合
も、第2開口除去部12bのみが蓋体10に対し
て直立状とされるのみで除去されることがなく、
第1開口除去部12aを押えている掌、指を傷つ
けることなく、次で缶体を180度回転させて第1
プルタブ13aを引上げて第1開口除去部12a
と第2開口除去部12bとを共に除去するので押
えている手を傷つける様なことはない。
も、第2開口除去部12bのみが蓋体10に対し
て直立状とされるのみで除去されることがなく、
第1開口除去部12aを押えている掌、指を傷つ
けることなく、次で缶体を180度回転させて第1
プルタブ13aを引上げて第1開口除去部12a
と第2開口除去部12bとを共に除去するので押
えている手を傷つける様なことはない。
尚、上述したところは、第2周縁スコアー30
bの端末部35′,35″に厚肉部18による破断
抵抗部37′を形成して破断困難構造としている
も、之に限ることなく、スコアーの深さを零と
し、厚肉部18の厚さを天板部11の厚さと等し
くすることにより第2周縁スコアー30bの端末
部35′,35″を第1周縁スコアー30aへ不連
続構造とし、第2周縁スコアー30bから第1周
縁スコアー30aへの破断を困難とする場合もあ
る。
bの端末部35′,35″に厚肉部18による破断
抵抗部37′を形成して破断困難構造としている
も、之に限ることなく、スコアーの深さを零と
し、厚肉部18の厚さを天板部11の厚さと等し
くすることにより第2周縁スコアー30bの端末
部35′,35″を第1周縁スコアー30aへ不連
続構造とし、第2周縁スコアー30bから第1周
縁スコアー30aへの破断を困難とする場合もあ
る。
又、第2図に示した実施例は、中央スコアー3
6の両端を第1周縁スコアー30aの両端に形成
した内向曲線部34a′,34a″へ接続し以て中央
スコアー36の両端と第1周縁スコアー30aの
両端とを滑らかに接続しているも、中央スコアー
36の両端を第2周縁スコアー30bと滑らかに
接続する場合や、中央スコアー36の一端を第1
周縁スコアー30aと滑らかに接続し、中央スコ
アー36の他端を第2周縁スコアー30bと滑ら
かに接続する場合も有る。
6の両端を第1周縁スコアー30aの両端に形成
した内向曲線部34a′,34a″へ接続し以て中央
スコアー36の両端と第1周縁スコアー30aの
両端とを滑らかに接続しているも、中央スコアー
36の両端を第2周縁スコアー30bと滑らかに
接続する場合や、中央スコアー36の一端を第1
周縁スコアー30aと滑らかに接続し、中央スコ
アー36の他端を第2周縁スコアー30bと滑ら
かに接続する場合も有る。
[考案の効果]
上述の如く本考案の実施例は、第1開口除去部
12aと第2開口除去部12bとに夫々プルタブ
13を設けると共に、中央スコアー36と周縁ス
コアーにて開口除去部12を囲繞区画し、第1周
縁スコアー30aと第2周縁スコアー30bとの
接続点A,Bにおいて一方の周縁スコアーを他方
の周縁スコアーの内向曲線部34a′,34a″へ直
交状に接続すると共に、該接続点に抵抗部37′
を夫々設けた構造であるから、全開口型であつて
も一回の開口操作で開口除去されるのは開口除去
部12の半面であり、全面が一挙動で除去される
ことがないので、押え手に傷害を与えることがな
い。
12aと第2開口除去部12bとに夫々プルタブ
13を設けると共に、中央スコアー36と周縁ス
コアーにて開口除去部12を囲繞区画し、第1周
縁スコアー30aと第2周縁スコアー30bとの
接続点A,Bにおいて一方の周縁スコアーを他方
の周縁スコアーの内向曲線部34a′,34a″へ直
交状に接続すると共に、該接続点に抵抗部37′
を夫々設けた構造であるから、全開口型であつて
も一回の開口操作で開口除去されるのは開口除去
部12の半面であり、全面が一挙動で除去される
ことがないので、押え手に傷害を与えることがな
い。
第1図は従来の全開口型蓋体10の平面図、第
2図は本考案に係る実施例の平面図にして、第3
図は本考案に係る蓋体10におけるスコアー切込
残部を厚くした部分の拡大図。 10……蓋体、11……天板部、12……開口
除去部、13……プルタブ、30……スコアー。
2図は本考案に係る実施例の平面図にして、第3
図は本考案に係る蓋体10におけるスコアー切込
残部を厚くした部分の拡大図。 10……蓋体、11……天板部、12……開口
除去部、13……プルタブ、30……スコアー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天板部の全面を開口する容易開口容器の蓋体
において、一本の中央スコアーにより開口除去
部を第1開口除去部と第2開口除去部とに分
け、且つ、第1開口除去部と第2開口除去部と
に各々プルタブを設けるものとし、前記第1開
口除去部は前記中央スコアーと第1周縁スコア
ーとで囲繞する如く区画し、第2開口除去部は
前記中央スコアーと第2周縁スコアーとで囲繞
する如く区画し、中央スコアーの各端部は第1
周縁スコアー又は第2周縁スコアーの何れか一
方と滑らかに接続すると共に、他方の周縁スコ
アーの端部を中央スコアーと滑らかに接続され
た周縁スコアーの内向曲線部へ接続するに際
し、該周縁スコアーの端部を内向曲線部に対し
て直角状に接続すると共に、該端部のスコアー
深さを変化させて破断困難構造を形成したこと
を特徴とする全開口型蓋体。 (2) 破断困難構造として、スコアーの切込残部を
厚肉とした請求の範囲第1項に記載の全開口型
蓋体。 (3) 破断困難構造として、スコアーを切り込むこ
となく、スコアー端部に不連続部を形成した請
求の範囲第1項に記載の全開口型蓋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7906783U JPS59186222U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 夫々プルタブを具えた2つの開口除去部よりなる全開口型蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7906783U JPS59186222U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 夫々プルタブを具えた2つの開口除去部よりなる全開口型蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186222U JPS59186222U (ja) | 1984-12-11 |
| JPS636024Y2 true JPS636024Y2 (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=30209070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7906783U Granted JPS59186222U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 夫々プルタブを具えた2つの開口除去部よりなる全開口型蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186222U (ja) |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP7906783U patent/JPS59186222U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59186222U (ja) | 1984-12-11 |
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