JPS6360737B2 - - Google Patents

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JPS6360737B2
JPS6360737B2 JP55164752A JP16475280A JPS6360737B2 JP S6360737 B2 JPS6360737 B2 JP S6360737B2 JP 55164752 A JP55164752 A JP 55164752A JP 16475280 A JP16475280 A JP 16475280A JP S6360737 B2 JPS6360737 B2 JP S6360737B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロプロパンカルボン酸エステル
誘導体、それらの製造法及び毒性農薬
(pesticides)としてのそれらの使用に関する。
一般式 〔式中、R1及びR2は、塩素、臭素及びメチル
から独立的に選択される。〕 のシクロプロパンカルボン酸エステル誘導体は、
毒性農薬活性を有する公知の化合物である(例え
ば、英国特許明細書第1413491号又は米国特許第
4024163号参照)。これらの誘導体は、“ピレスロ
イド殺虫剤”と当該技術分野で普通呼ばれる毒性
農薬化合物の一群の部員である。式の化合物
は、酸部のシクロプロパン環に2個の非対称中心
及びアルコール部に第3の非対称中心を含有し、
しかしてこのことは8種の可能な異性体の存在に
通じる。一般に、“Synthetic Pyrethroids”,
ACS Symposium Series 42、第45〜54頁にイタ
ヤ(Itaya)等により開示されているように、優
れた毒性農薬活性はシクロプロパン環についてシ
ス−配置を有する化合物の中にあり、そして
Nature,Vol.248、第710及び711頁(1974)に
Elliott等により記載されているように、最大の毒
性農薬活性を有する異性体は、一般に、便宜上
1RシスS−異性体と呼ばれる異性体であり、し
かして1Rシスは酸部の配置を指し、Sはアルコ
ール部の配置を指す。
1RシスS−単一異性体をつくる企画は、専ら
1Rシス配置でシクロプロパンカルボン酸部を含
有する中間体を固有的につくる合成経路、あるい
は1Rシス−化合物を1Sシス−化合物から分離す
るための光学的分割工程を含む経路のいずれかに
在る。上記式の誘導体をつくるべき1Rシス−
中間体のエステル化は、1RシスR−及び1Rシス
S−最終生成物の混合物の生成に通じる。これら
の最終生成物の分離は多分物理的方法により行な
われ、少なくとも理論的にはそうであり、何故な
ら1RシスR−及び1RシスS−化合物は鏡像体で
ない故である。しかしながら、1RシスR−及び
1RシスS−化合物のかかる分離はR1及びR2が共
に臭素原子である場合比較的容易に達成され得る
ことが立証されたけれども、他の場合例えばR1
及びR2が共に塩素原子である場合比較的困難で
比較的費用がかかることが立証された。
驚くべきことに、式の8種の異性体すべてを
等重量で含有する化合物としての式の化合物に
おいて、最も毒性農薬活性の(1RシスS−)異
性体を重量対重量で4倍まで含有する新規化合物
が見出された。この新規化合物は、非対称合成
(asymmetric synthesis)又は光学的分割工程を
伴なわない経路により、容易にかつ比較的安価に
製造され得る、という利点を有する。
本発明は、1SシスS−及び1RシスR−異性体
を実質的に含まない、1RシスS−及び1SシスR
−異性体の1:1混合物の形の式 〔式中、R1及びR2は、塩素、臭素及びメチル
から各々独立的に選択される。〕 の化合物を提供する。
R1及びR2が共にハロゲン原子である本発明の
化合物が好ましく、R1及びR2は好ましくは共に
塩素原子である。
本発明の好ましい具体例によれば、少なくとも
75℃の融点を有する結晶性固体の形の、α−シア
ノ−3−フエノキシベンジル3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレートの1RシスS−及び1SシスR−
異性体の1:1混合物を包含する化合物が提供さ
れる。有利には、融点は少なくとも80℃で、好ま
しくは84ないし87℃の範囲にある。
本発明の化合物は、式の化合物の1RシスS
−,1SシスS−,1RシスR−及び1SシスR−異
性体の混合物を溶媒で処理し、そして1SシスS
−及び1RシスR−異性体を含有する式の化合
物の溶液から、1RシスR−及び1SシスS−異性
体を実質的に含まない、1RシスS−及び1Sシス
R−異性体の1:1混合物を結晶性固体として分
離する、ことを包含する方法により製造され得
る。
該方法は、都合よくは、1RシスS−,1Sシス
S−,1RシスR−及び1SシR−異性体の混合物
の溶液を冷却することにより遂行され得る。
その代わり、該方法は、少なくともいくつかの
場合、1RシスS−,1SシスS−,1RシスR−及
び1SシスR−異性体の混合物を溶媒と、周囲の
温度で又は周囲の温度より低い温度で接触させ、
そして1SシスS−及び1RシスR−異性体を含有
する生じる溶液から、1RシスS−及び1SシスR
−異性体の残留する固体の結晶性の1:1混合物
を分離することにより遂行され得る。
使用溶媒は、1RシスS−/1SシスR−鏡像体
対が1SシスS−/1RシスR−鏡像体対より実質
的に溶解性が劣るものであるべきである。
適当な溶媒は、8個までの炭素原子を有する低
級液状アルカン類例えばペンタン又は30/50石油
エーテルないし100/120石油エーテルの石油エー
テル類好ましくは40/60又は60/80石油エーテ
ル;及びイソプロパノールの如き液状C1-4アルカ
ノール類を包含する。
1RシスS−/1SシスR−鏡像体対の結晶化は、
種々の存在する異性体の濃度に依り、−50℃ない
し20℃好ましくは0℃ないし10℃の範囲の温度で
遂行され得る。
1SシスS−及び1RシスR−異性体を含有する
上澄み液から本発明の結晶性化合物を分離及び回
収することは、過、遠心分離又はデカンテーシ
ヨンの如き方法により遂行され得る。
1SシスS−及び1RシスR−異性体を含有する
式の化合物の溶液は、本発明による化合物の追
加量の製造のための有用な原料である。適切な条
件下での適当な塩基での処理により、ラセミ化が
式の化合物のアルコール部のα−炭素原子にお
いて起こり得、そのため溶液中の1SシスS−及
び1RシスR−異性体の一部は、それぞれ1Sシス
R−及び1RシスS−異性体に変換され得、そし
て本発明による化合物の追加量が上記に述べた如
く単離され得る、ということもさらに見出した。
従つて、本発明の好ましい方法は、1SシスS
−及び1RシスR−異性体を含有する式の化合
物の溶液を塩基で処理し、そして塩基での処理中
又は処理後、該溶液から1RシスS−及び1Sシス
R−異性体の1:1混合物を分離することをさら
に包含する。
本発明の好ましい方法において、1RシスS−,
1SシスS−,1RシスR−及び1SシスR−異性体
の混合物が溶媒中に完全に溶解され、かつ生じる
溶液が4種のシス−異性体のすべてを等量含有す
る場合、1RシスS−及び1SシスR−異性体の少
なくもいくらかを、塩基での処理前又は処理中、
結晶性固体として、1RシスR−及び1SシスS−
異性体を実質的に含まない1RシスS−及び1Sシ
スR−異性体の1:1混合物の形で、該溶液から
分離する。
本発明の方法に使用するための適当な塩基は、
アンモニア、第1、第2及び第3アミン類、アル
カリ金属水酸化物類、アルカリ金属炭酸塩類、ア
ルカリ金属アルコキシド類、及び塩基性イオン交
換樹脂を包含する。好ましいアミン塩基類は、1
個又はそれ以上のC1-4アルキル及び/又はベンジ
ル基を含有し、あるいは4個までの炭素原子を有
するアルキレンジアミン類例えばエチレンジアミ
ンであり、あるいは5個又は6個の還原子を有し
かつ環中において炭素原子に結合した窒素原子及
び任意に酸素、硫黄又は追加的窒素原子を有する
複素環式アミン塩基類例えばピロリジン、モルホ
リン又はピペリジンである。
所望するなら、本発明の好ましい方法は、2つ
の分かれた工程で、任意に2つの異なる場所で遂
行され得る。例えば、塩基での処理は、速いラセ
ミ化を行なうため昇温で例えば20℃ないし100℃
好ましくは20℃ないし60℃の範囲の温度で遂行さ
れ得、次いで上記に述べた如く、1RシスS−及
び1SシスR−異性体の1:1混合物の結晶化を
遂行するため冷却する。塩基が溶液で存在する場
合、該方法の両工程は単一反応帯域で遂行され
得、あるいは昇温工程が一の反応帯域で遂行され
得、結晶化工程が他の反応帯域で遂行され得る。
しかしながら、塩基は、固相であり得、例えば
塩基性イオン交換樹脂(例えば、Dowex
AGIX8,Amberlite IRA400又はAmberlite
IR45の如き商品名Dowex及びAmberliteで販売
されているもの)又は固体の炭酸カリウムであり
得、そして該方法は、昇温工程について無水条件
下で、任意にメタノールの如きC1-4アルカノール
の存在下で、一の反応帯域で例えば充填カラムに
おいて該塩基を用いて遂行され得、しかして式
の化合物の異性体の溶液が結晶化工程のための別
の反応帯域に除去される。
塩基が本発明の好ましい方法において溶液で存
在しかつ該方法の両工程が単一反応帯域で遂行さ
れる場合、塩基での処理及び1RシスS−及び1S
シスR−異性体の1:1混合物の結晶化は、−50
℃ないし20℃好ましくは0℃ないし20℃の範囲の
温度で同時に遂行され得る。このような塩基処理
及び結晶化を同時に行なう方法では、1RシスS
−及び1SシスR−異性体は結晶化により溶液か
ら連続的に除去され、そのため、上澄み溶液は常
に1SシスS−及び1RシスR−異性体に富み、か
つラセミ化が常に起こり得る。従つて、このよう
な方法では、出発物質は、反応帯域に直接導入さ
れる式の化合物の4種のシス−異性体すべての
ラセミ混合物であり得る。1SシスS−及び1Rシ
スR−異性体は比較的容易に溶解して、それらの
異性体に富む溶液を生じる。次いで、ラセミ化が
起こり、そして1SシスS−及び1RシスR−異性
体の実質的にすべてが溶解しかつ最終的平衡が達
成されるまで、1RシスS−及び1SシスR−異性
体の1:1混合物が溶液から連続的に晶出する。
4種のシス−異性体すべてからなるラセミ混合物
の追加的量が、このような方法の実施期間中ずつ
と、連続的に又はいくつかの部分に分けて(in
discreet portions)添加され得る。
本発明の好ましい方法が固相の塩基を用いて遂
行されていない場合、塩基は、水溶液のアンモニ
ア、第1、第2又は第3アミンもしくはアルカリ
金属炭酸塩好ましくは炭酸ナトリウム又はカリウ
ムを包含することが好ましい。
式の化合物の1SシスS−及び1RシスR−異
性体の溶液が、C1-4アルカノール例えばメタノー
ルの存在下で塩基で処理される場合、ラセミ化率
が高められ得る、ということがわかつた。ラセミ
化率はまた、溶液が相移動触媒の存在下で塩基で
処理される場合高められ得る。相移動触媒は、好
ましくは、第4アンモニウムハライドである。第
4アンモニウムハライドにおける置換基は、例え
ば、C1-4アルキル基及び/又はベンジル基であ
る。好ましい第4アンモニウムハライド類は、テ
トラブチルアンモニウム及びベンジルトリエチル
アンモニウムのクロライド及びブロマイドであ
る。
本発明の化合物は、式の該化合物の最も毒性
農薬活性の異性体を高割合で含有する。それ故、
本発明はまた、上記に定義した本発明による式
の化合物をそのための適当な担体と共に含む毒性
農薬組成物を提供し、しかして該組成物は式の
化合物の1SシスS−及び1RシスR−異性体を実
質的に含まない。本発明は、さらに、有毒生物
(pests)例えば昆虫又はダニを防除する方法にお
いて、本発明による式の化合物又は本発明によ
る組成物を生息地に施用することを特徴とする方
法を提供する。
上記の組成物中の担体は固体又は液体(普通気
体状であるが圧縮されて液体を形成する物質を含
めて)であり得、無機又は有機の合成又は天然源
のものであり得る。活性成分は、適当には、処理
すべき場所例えば植物体、種子又は土壌への施用
を容易にするため、あるいは貯蔵、輸送又は取扱
いを容易にするため、少なくとも1種の担体と共
に調剤される。
好ましくは、上記の組成物は少なくとも2種の
担体を含有し、そのうち少なくとも1種は表面活
性剤である。表面活性剤は、乳化剤、分散剤又は
湿潤剤であり得る。それは、非イオン系又はイオ
ン系であり得る。毒性農薬組成物は、一般に、濃
厚な形で調剤され、輸送され、施用前農夫又は他
の使用者により引続いて希釈される。表面活性剤
は、この希釈過程を容易にする。
毒性農薬の調剤に普通用いられる担体はいずれ
も、上記の組成物において用いられ得、これらの
ものの適当な例は、例えば英国特許明細書第
1232930号に見られる。
上記の組成物は、例えば、水和剤、マイクロカ
プセル、ダスト剤、粒剤、溶液、乳剤、乳濁液、
懸濁濃厚液、又はエアロゾルとして調剤され得
る。該組成物は、制御放出性を有し得、又は食餌
として使用するのに適合し得る。
水和剤は通常25,50又は75重量%の活性成分を
含有し、また不活性固体物質に加えて3〜10重量
%の分散剤及び必要な場合0〜10重量%の安定
剤、浸透剤及び/又は固着剤を含有し得る。ダス
ト剤は、通常、水和剤に似た組成であつて分散媒
を有さない組成を有するダスト濃縮物として調剤
され、そして使用地においてさらに固体担体で希
釈して通常1/2〜10重量%の活性成分を含有する
組成物をつくる。
粒剤は、通常、10ないし100BSメツシユ
(1.676〜0.152mm)の範囲のサイズを有し、そし
て凝集法又は含浸法により製造され得る。一般
に、粒剤は1/2〜25重量%の活性成分及び0〜10
重量%の添加剤例えば安定剤、緩慢放出改質剤
(slow−release modifier)及び/又は結合剤を
含有する。
乳剤は、通常、溶媒及び必要なら補助溶媒に加
えて10〜50%w/vの活性成分、2〜20%w/v
の乳化剤および0〜20%w/vの他の添加剤例え
ば安定剤、浸透剤及び/又は腐蝕防止剤を含有す
る。懸濁濃縮物は安定な非沈降性の流動性製品で
あり、通常10〜75重量%の活性成分、0.5〜15重
量%の分散剤、0.1〜10重量%の懸濁剤例えば保
護コロイド及びチキソトロープ剤、及び0〜10重
量%の他の添加剤例えば消泡剤、腐蝕防止剤、安
定剤、浸透剤及び/又は固着剤、及び分散媒とし
て水又は活性成分が実質的に不溶である有機液体
を含有する。ある種の有機添加剤及び/又は無機
塩類は、沈降防止を助けるため又は水の不凍剤と
して該分散媒中に溶解され得る。
上記の水和剤又は乳剤を水で希釈することによ
つてつくられる水性分散液又は乳濁液は油中水型
または水中油型であり得、また濃厚な“マヨネー
ズ”のようなコンシステンシーを有し得る。
上記の組成物はまた、他の成分例えば殺害虫、
除草又は殺菌性を有する他の化合物を1種又はそ
れ以上、あるいは誘引剤例えばフエロモン類
(pheromones)又はえさ及びトラツプ調剤に使
用の食餌成分を含有し得る。
本発明は次の実施例から一層良く理解されよ
う。
例 1 イソプロパノールを用いる結晶化法による、α
−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシレートの1RシスS−及
び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物5.0gを、30mlイソプロパノール中に温
和に温めながら溶解した。生じた溶液を10℃に冷
却し、そしてその温度において20時間放置した。
沈殿物が沈降し、該沈殿物を過により分離し
て、融点77〜81℃の無色結晶の形の固体生成物
1.4gを得た。高性能の液体クロマトグラフイ分
析により、該生成物が出発物の1RシスS−及び
1SシスR−異性体の90%純度の1:1混合物で
あることが示された。
上記のようにして得られた固体生成物3.2gを
ペンタンから再結晶して、融点84〜86℃の無色の
結晶性固体2.0gを得た。この生成物は、高性能
の液体クロマトグラフイ分析により、出発物質の
1RシスS−及び1SシスR−異性体の約99%純度
の1:1混合物であることが示された。
例 2 40/60石油エーテルを用いる結晶化法による、
α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシレートの1RシスS−及
び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物10gを、150mlの40/60石油エーテル中
に温和に温めながら溶解させた。生じた溶液を20
℃に冷却し、そしてその温度において3日間放置
した。無色の結晶性沈殿物が沈降し、該沈殿物を
過により単離した。得られた収量は3.3gであ
り、融点79〜81℃を有し、高性能の液体クロマト
グラフイにより、出発物質の1RシスS−及び1S
シスR−異性体の90%を越える純度の1:1混合
物であることが示された。
上記の方法で得られた生成物の一部を、40/60
石油エーテルから一度、二度及び三度再結晶させ
た。生じた生成物は、すべて無色の結晶性固体で
あり、それぞれ融点83〜86℃、84〜86℃、及び86
〜87℃を有し、高性能の液体クロマトグラフイに
より、所望の異性体対の99%純度、99.9%を越え
る純度、及び100%純度の試料であることが示さ
れた。
例 3 40/60石油エーテルでの固体ラセミ体の処理に
よる、α−シアノ−3−フエノキシベンジル3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボキシレートの1Rシス
S−及び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物10gを、75mlの40/60石油エーテルと共
に、周囲の温度(20℃)で5日間かくはんした。
過により、融点81.5〜83℃の無色の結晶4.1g
が得られ、高性能の液体クロマトグラフイによ
り、出発物質の1RシスS−及び1SシスR−異性
体の約97%純度の1:1混合物であることが示さ
れた。
上記の例1ないし3の生成物と比べると、1R
シスS−α−シアノ−3−フエノキシベンジル3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−シクロプ
ロパンカルボキシレート及び1SシスR−鏡像体
が共に融点53〜54℃を有する、ということが注目
されるべきである。
例 4 60/80石油エーテルを用いる結晶化法による、
α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシレートの1RシスS−及
び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物10.0gを、溶媒として60/80石油エーテ
ルを用いて、例1及び2の方法と同様な方法によ
り処理した。初期生成物を再結晶することによ
り、融点93〜97℃の無色の結晶3.8gが得られ、
高性能の液体クロマトグラフイにより、所望の異
性体対の約80%純度の試料であることが示され
た。この生成物をさらに二度再結晶して、それぞ
れ、融点99〜101℃及び100〜101℃の3.15g及び
2.7gの無色の結晶が得られ、高性能の液体クロ
マトグラフイにより、所望の異性体対をそれぞれ
95%より多く及び99%より多く含有していること
が示された。
例 5 40/60石油エーテルを用いる結晶化法による、
α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2
−メチルプロペニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシレートの1RシスS−及
び1SシスR−異性体の1:1混合物 無色の油の形のα−シアノ−3−フエノキシベ
ンジル3−(2−メチルプロペニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレートのシス−
異性体のラセミ混合物15.3gを、溶媒として40/
60石油エーテルを用いて、例1及び2の方法と同
様な方法により処理した。5.75gの初期の無色の
結晶性生成物は融点60〜66℃を有し、360MHzに
おけるNMR分析により、出発物質の1RシスS−
及び1SシスR−異性体の90%純度の1:1混合
物であることが示された。この初期生成物を40/
60石油エーテルから三度再結晶して、それぞれ、
融点65〜70℃、69〜72℃及び70〜72℃を有する
4.7g、4.3g及び4.0gの生成物を得た。これらの
生成物は、360MHzにおけるNMR分析により、
所望の異性体対の95%純度、98%純度及び99.5%
より大の純度の1:1混合物であることが示され
た。
例 6 溶媒としてイソプロパノールを用いる方法によ
る、α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレートの1RシスS
−及び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物12.9gを20℃において52mlのイソプロパ
ノール中に溶解させ、そして、水に溶かしたアン
モニアの0.880溶液2.0mlをかくはんしながら添加
した。20℃で21時間かくはんした後、反応混合物
を冷却し、そして0℃ないし5℃でさらに4時間
かくはんした。沈降した沈殿物を別し、5℃に
おいて5mlのイソプロパノールで及び15mlの60/
80石油エーテルで洗浄して、融点77〜81℃の無色
の結晶の形の固体生成物5.1gを得た。高性能の
液体クロマトグラフイにより、該生成物が出発物
質の1RシスS−及び1SシスR−異性体の90%純
度の1:1混合物であることが示された。液の
同様な分析により、1SシスS−及び1RシスR−
異性体の濃度対1RシスS−及び1SシスR−異性
体の濃度の比率が約3:2であることが示され
た。
上記の一連のプロセスから得られた液及び洗
浄液を濃縮し、生じた物質を30mlイソプロパノー
ル中に溶解させ、水に溶かした0.880アンモニア
ラ溶液2.0mlをかくはんしながら添加し、そして
上記のプロセス工程を繰り返して、融点74〜79℃
の無色の結晶がさらに2.1g得られ、高性能の液
体クロマトグラフイにより、出発物質の1Rシス
S−及び1SシスR−異性体の85%純度の1:1
混合物であることが示された。液の同様な分析
により、1SシスS−及び1RシスR−異性体の濃
度対1RシS−及び1SシスS−異性体の濃度の比
率が約4:1であることが示された。
例 7 溶媒として40/60石油エーテルを用いる方法に
よる、α−シアノ−3−フエノキシベンジル3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボキシレートの1Rシス
S−及び1SシスR−異性体の1:1混合物 α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートのシス−異性体のラセ
ミ混合物10gを、40/60石油エーテル75ml、及び
10%w/vテトラブチルアンモニウムブロマイド
を含有する水とメタノールの1:1v/v混合物
に溶かした炭酸ナトリウムの0.5モル溶液1mlと
共にかくはんした。該反応混合物を周囲の温度
(20℃)で5日間かくはんした。過により融点
80〜82℃の無色の結晶5.6gが得られ、高性能の
液体クロマトグラフイにより、出発物質の1Rシ
スS−及び1SシスR−異性体の96%純度の1:
1混合物であることが示された。液の同様な分
析により、1SシスS−及び1RシスR−異性体の
濃度対1RシスS−及び1SシスR−異性体の濃度
の比率が3.4:1であることが示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1SシスS−及び1RシスR−異性体を実質的
    に含まない、1RシスS−及び1SシスR−異性体
    の1:1混合物の形の式 〔式中、R1及びR2は、塩素、臭素及びメチル
    から各々独立的に選択される。〕 の化合物。 2 R1及びR2が共に塩素原子である、特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 3 少なくとも75℃の融点を有する結晶性固体の
    形の、α−シアノ−3−フエノキシベンジル3−
    (2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシ
    クロプロパンカルボキシレートの1RシスS−及
    び1SシスR−異性体の1:1混合物からなる、
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 1SシスS−及び1RシスR−異性体を実質的
    に含まない、1RシスS−及び1SシスR−異性体
    の1:1混合物の形の式 〔式中、R1及びR2は、塩素、臭素及びメチル
    から各々独立的に選択される。〕 の化合物を製造する方法において、式の化合物
    の1RシスS−,1S−シスS−,1RシスR−及び
    1SシスR−異性体の混合物を溶媒で処理し、そ
    して1SシスS−及び1RシスR−異性体を含有す
    る式の化合物の溶液から、1RシスR−及び1S
    シスS−異性体を実質的に含まない、1RシスS
    −及び1SシスR−異性体の1:1混合物を結晶
    性固体として分離する、ことを特徴とする上記方
    法。 5 1RシスS−,1S−シスS−,1RシスR−及
    び1SシスR−異性体の混合物の溶液を冷却する
    ことを包含する、特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 6 1RシスS−,1S−シスS−,1RシスR−及
    び1SシスR−異性体の混合物を溶媒と、周囲の
    温度で又は周囲の温度より低い温度で接触させ、
    そして1S−シスS−及び1RシスR−異性体に富
    む生じる溶液から、1RシスS−及び1SシスR−
    異性体の残留する固体の結晶性の1:1混合物を
    分離することを包含する、特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 7 1S−シスS−及び1RシスR−異性体を含有
    する式の化合物の溶液を塩基で処理し、そして
    塩基での処理中又は処理後、該溶液から、1Rシ
    スR−及び1SシスS−異性体を実質的に含まな
    い、1RシスS−及び1SシスR−異性体の1:1
    混合物を分離することをさらに包含する、特許請
    求の範囲第4,5又は6項記載の方法。 8 式の化合物の異性体の溶液が8個までの炭
    素原子を有する低級液状アルカン又は液状C1-4
    ルカノールを溶媒として含有する、特許請求の範
    囲第7項記載の方法。 9 該塩基が水溶液のアンモニア、第1、第2又
    は第3アミンもしくはアルカリ金属炭酸塩を包含
    する、特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 該溶液がC1-4アルカノールの存在下で該塩
    基で処理される、特許請求の範囲第9項記載の方
    法。 11 該溶液が相移動触媒の存在下で該塩基で処
    理される、特許請求の範囲第9又は10項記載の
    方法。
JP16475280A 1979-11-27 1980-11-25 Cyclopropanecarboxylic acid ester derivative Granted JPS5687552A (en)

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