JPS6360897A - クレ−ンの吊荷の水平移動制御方法 - Google Patents

クレ−ンの吊荷の水平移動制御方法

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JPS6360897A
JPS6360897A JP20481486A JP20481486A JPS6360897A JP S6360897 A JPS6360897 A JP S6360897A JP 20481486 A JP20481486 A JP 20481486A JP 20481486 A JP20481486 A JP 20481486A JP S6360897 A JPS6360897 A JP S6360897A
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JP
Japan
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boom
elevation
hoisting
value
control signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20481486A
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English (en)
Inventor
木邑 信夫
直樹 杉本
覚前 誠
秀樹 絹川
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、クレーンの吊荷の水平移動制御方法に関す
るもので、特に、ブームの長さなどに影響されずに正確
な水平移動を行なわせることのできる水平移動制御方法
に関する。
(従来の技術とその問題点) クレーンのブームの俯仰動作と、このブームから垂下さ
れた巻上下用ロープの巻取り/繰出し動作とを同時に行
なわせることによって、この巻上下用ロープに吊下げら
れた吊荷を水平移動させるための制御方法が既に公知で
ある。そして、このような制御に用いられる装置として
は、たとえば特開昭49−71650号や特開昭58−
52186号などに開示された技術がある。
ところが、クレーンのブームの長さが長い場合や、ブー
ムと吊荷の間におけるロープの掛数が多い場合には、ブ
ームの俯仰速度を最大にするとロープの巻上下動作が追
いつかず、吊荷を水平に移動させることができないとい
う事情がある。そして、上記のような従来技術ではこの
ような事情を考慮していないため、必ずしも正確な水平
移動が行なえないという問題があった。
(発明の目的) この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、クレーンのブームの長さやロープの掛数にかか
わらず、正確な吊荷の水平移動を行なわせることのでき
るクレーンの吊荷の水平移動制御方法を提供することを
目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明では、ブーム操作
入力手段からの入力操作に応答して、クレーンのブーム
の俯仰駆動機構と前記ブームから垂下された索状体の巻
上下駆動機構とに駆動制御信号を与え、それによって前
記ブームの俯仰と前記索状体の巻上下とを同時に行なわ
せて前記索状体に品下げられた吊荷を水平移動させる水
平移動制御方法を対象として、前記ブームの長さと、前
記ブームと前記吊荷との間の前記索状体の掛数とに応じ
て、前記俯仰駆動機構に対する駆動制御信号を抑制する
(実施例) 以下、この発明の実施例によって制御されるクレーンの
構成と動作を、「機構的構成の概要]、「油圧駆動系の
構成」、「制御装置の構成と動作」の順序で説明する。
そして、最後に、この発明の変形例に言及する。
A、クレーンの機構的構成の概・ 第1図は、この発明の一実施例によって制御されるクレ
ーンの機構的構成の概要を示す模式的外観図である。第
1図において、このクレーン1は、クレーン本体2と、
このクレーン本体2の端部に俯仰自在に取付けられた長
さしのブーム3とを備えている。このブーム3の先端に
はブーム俯仰用ロープ4の一端が固定されており、この
ブーム俯即用ロ−74の細端側は、クレーン本体2内に
設けられたブーム俯仰用ドラム5に巻回されている。
したがって、このブーム俯仰用ドラム5を回転させるこ
とによって、ブーム俯仰用ロープ4の巻取り/繰出しが
行なわれ、それによってブーム3は矢印α、(−α)で
示すように俯仰し、その先端の高さHが変化する。
一方、ブーム3の先端からは、巻上下用ロープ6によっ
てフック7が垂下されている。この巻上下用ロー16は
、ブーム3の先端とフック7との間でN回だけ掛渡され
ている。したがって、このクレーンにおける掛数はNと
なっている。また、この巻上下用ロープ6は、クレーン
本体2内に設けられた巻上下用ドラム8に巻回されてい
る。したがって、この巻上下用ドラム8を回転させるこ
とによって巻上下用ロープ60巻取り/繰出しが行なわ
れ、それによってフック7は上下方向(図示の7方向)
に昇降する。そして、ブーム3の俯仰動作と77970
巻上下動作とを、後述する制御によって同時に行なわせ
ることにより、フック7に吊下げられた吊荷9は、水平
面からの高さhを維持しつつ水平方向(図示のX方向)
に移動する。
他方、クレーン本体2にはクレーンの動力源としてのエ
ンジンEGが設けられているほか、後述する制御を行な
うための制御装置10やオペレータが操作入力を行なう
ための操作パネル11も取付けられている。また、ブー
ム3のブームフット付近には、ブーム3の水平面からの
俯仰角度θを検出するためのブーム角度検出器12が設
けられている。このブーム角度検出器12としては、対
地角を検出する傾斜計型のもの(たとえば、自由可動部
とオイルダンパとを備えたもの)を使用する。そして、
ブーム3の先端付近に設けられて巻上下用ロー76をガ
イドするアイドラシーブには、ローブ巻取り/繰出し量
検出器13が取付けられている。このローブ巻取り/繰
出し量検出器13はロータリーエンコーダなどによって
構成されており、アイドラシーブの回転角度から巻上下
用ロー76の巻取り/繰出し量を検出するためのちので
ある。
B、油圧駆動系の構成 第2図は、上記ブーム3の俯仰やフック7の巻上下を行
なわせるための油圧駆動系の構成を示す油圧回路図であ
る。第2図において、この油圧駆動系は、エンジンEG
(第2図中には図示せず)によって回転駆動される主油
圧ポンプ21からの油圧が、ブーム俯仰用方向制御弁2
2aを介してブーム俯仰用油圧モータ23aに与えられ
ている。
このブーム俯仰用油圧モータ23aは、第1図のブーム
俯仰用ドラム5を回転駆動するためのものである。また
、上記主油圧ポンプ21からの油圧は、巻上下用方向制
御弁22bを介して第1図の巻上下用ドラム8を回転駆
動するための巻上下用油圧モータ23bにも与えられて
いる。
これらの制御弁22a、22bのうち、ブーム俯仰用制
御弁22aのパイロット部には、ブーム上げ用電磁比例
減圧弁26aとブーム下げ用電磁比例減圧弁27aとの
、それぞれの二次側回路24a、25aが接続されてい
る。同様にして、巻上下用方向制御弁22bのパイロッ
ト部には、巻上用電磁比例減圧弁26bと巻下用電磁比
例減圧弁27bとの、それぞれの二次側回路24b、2
5bが接続されている。
これらのうち、電磁比例減圧弁26a、27aの一次側
は、ブーム俯仰用リモコン弁32aの二次側回路30a
、31aにそれぞれ接続されている。このブーム俯仰用
リモコン弁32aは、図示しない一対の可変減圧弁を備
えており、ブーム操作用レバー33aの操作方向および
操作量に応じて、上記二次側回路30aまたは31aに
与える二次圧力を制御する機能を有する。
また、このブーム俯仰用リモコン弁32aの二次側回路
30a、31aには、それぞれの二次圧力を検出するた
めのブームレバーパイロット圧力検出器36.37が設
けられている。そして、このブームレバーパイロット圧
力検出器36.37によって、ブーム操作用レバー33
aの操作方向と操作量とが検出され得るようになってい
る。
一方、巻上用および巻上用の電磁比例減圧弁26b、2
7bの一次側は、電磁切替弁28.29の二次側にそれ
ぞれ接続されている。そして、これらの電磁切替弁28
.29の一次側には、巻上下用リモコン弁32bの二次
側回路30b、31bのうちの対応する一方と、エンジ
ンEGによって駆動されるパイロット油圧ポンプ34の
二次側回路35とが切替自在に接続されている。巻上下
用リモコン弁32bは、上記ブーム俯仰用リモコン弁3
2aと同様に、図示しない一対の可変減圧弁を備えてお
り、巻上下用操作レバー33bの操作方向および操作量
に応じて、その二次側回路30bまたは31bに与える
二次圧力を制御するためのものである。なお、図中、C
■はチェックバルブを示す。
このような構成を有する油圧駆動系の水平移動時の駆動
動作の概略は次の通りである。すなわち、第1図の吊荷
9を水平移動させる際には、まず、第1図の操作パネル
11に設けられているモード切替スイッチ(図示せず)
を水平移動制御モードに切替える。すると、第2図の電
磁切替弁28゜29は図の上方へと付勢され、パイロッ
ト油圧ポンプ34の二次側回路、35からの油圧が電磁
比例減圧弁26b、27bの一次側に与えられる。した
がって、このときには、巻上下用操作レバー33bの操
作は駆動制御と無関係となる。
そして、ブーム操作レバー33aをオペレータが操作す
ると、その操作方向および操作量に応じた油圧が、ブー
ム俯仰用リモコン弁32aから電磁比例減圧弁26a、
27aの一次側に与えられる。
電磁比例減圧弁26a、27aおよび26b。
27bは、後述する制御系からの駆動制御信号■。
U(第2図中には図示せず)に応じて作動し、それによ
って二次側回路24a、25a、24b。
25b内の油圧が変化する。これらの油圧は、ブーム俯
仰用方向制御弁22aおよび巻上下用方向制御弁22b
のそれぞれのパイロット部に与えられる。
すると、ブーム俯仰用方向制御弁22aがブーム上げ(
またはブーム下げ)位置に切替えられ、主油圧ポンプ2
1からの圧油がブーム俯仰用油圧モータ23aに供給さ
れる。これによって、油圧モータ23aが回転加速し、
第1図のブーム俯仰用ドラム5が回転する。その結果、
第1図のブーム俯仰用ロープ4の巻取りまたは繰出しが
行なわれ、ブーム3のブーム上げまたはブーム下げが行
なわれる。
一方、第2図の巻上下用方向制御弁22bもまた、電磁
比例減圧弁26b、27bの動作に応じて巻上げ(また
は巻下げ)位置に切替えられ、それによって主油圧ポン
プ21がらの圧油が巻上下用油圧モータ23bに供給さ
れる。それによってこの油圧モータ23bが回転加速し
、第1図の巻上下用ドラム8が回転して、巻上下用ロー
プ6の巻取りまたは繰出しが行なわれる。その結果、フ
ック7のフック上げまたはフック下げが行なわれる。
そして、上記ブーム3の俯仰動作とフック7の巻上下動
作との関係を、後述する制御装置によって調整制御する
ことにより、吊荷9の水平移動が実現される。ただし、
これらの動作において、油圧モータ23a、23b (
L、たがってブーム俯仰用ドラム5および巻上下用ドラ
ム8)の回転数は、電磁比例減圧弁26a、27a、f
fi、J[26b、27bに与えられる駆動制御信号V
、Uの大きさによって規定される。
C0制御装置の構成と動作 第3図は、この発明の一実施例を実施するのに適した制
御装置10の構成を示すブロック図である。この制御装
置10は、ブーム俯仰制御系と吊荷巻上下制御系とを備
えており、このうち、出荷巻上下制御系は、フィードフ
ォワード制御系とフィードバック制御系とを有している
。また、この制御系には、この発明の特徴に対応して、
ブーム3の長さLと巻上下用ロー16の掛数Nとに応じ
てブーム俯仰駆動系44に対する駆動出力を抑制するた
めの手段が設けられている。以下、これらの構成と動作
とを分課する。
(C−1)ブーム俯仰制御系 まず、ブーム俯仰制御系においては、第2図において説
明したブームレバーパイロット圧力検出器36.37の
検出値D1を制御入力として、この入力を第3図の乗算
器42に与える。この乗算器42の伯の入力としては、
ブーム俯仰抑制パターン記憶器41に記憶されていたブ
ーム俯仰抑制パターンデータD2 (後述する。)が与
えられている。そして、上記検出値D1とこの抑制パタ
ーンデータD2とを掛合わせて得られるブーム俯仰信号
D3が減算器55に与えられ、この減算器55において
、後述するブーム駆動抑制量演算器54から出力された
出力抑制値V8が差引かれる。
そして、このようにして得られた俯仰駆動制御信号Vは
ブーム俯仰用電磁比例減圧弁43に与えられる。ただし
、このブーム俯仰用電磁比例減圧弁43は、第2図に示
したブーム上げ用電磁比例減圧弁26aとブーム下げ用
電磁比例減圧弁27aとに相当する。
ブーム俯仰用電磁比例減圧弁43にこのような俯仰駆動
制御信号Vが与えられることによって、第2図のブーム
俯仰用方向制御弁22aやブーム俯仰用油圧モータ23
aなどによって構成されている第3図のブーム俯仰駆動
系44が、エンジンEGの駆動力に基いて作動する。そ
の結果、第2図のブーム操作用レバー33aの操作方向
および操作量に応じて、ブーム3の俯仰動作が開始され
る。
ここで、前述した第3図のブーム俯仰抑制パターンデー
タD2について説明しておく。吊荷9の水平移動におい
てハンチングなどが最も発生しやすいのは水平移動を開
始した直後の期間である。
そこで、この実施例では、ブーム俯仰抑制パターンデー
タD2として、水平移動開始からの経過時間tをパラメ
ータとした第4図のようなパターンデータを与えてお(
。すると、水平移動開始時においてオペレータがブーム
操作用レバー33aを急激に操作してブームレバーパイ
ロット圧力検出器36.37の検出値D1が大きな値と
なったとしても、第4図の抑制パターンデータD2の立
上り部分R1の値(〈1)がこの検出値D1に掛合わさ
れることによって、ブーム俯゛仰信号D3は検出値D1
よりも小さな値となる。このため、第4図の立上り部分
R1に相当する期間内では、方向制御弁11a、22b
の切替えが徐々に行なわれるため、ブーム3の俯仰動作
はゆっくりとしたものとなり、水平移動開始時における
ハンチングが防止される。
そして、水平移動開始後、ある程度の時間t。
(第4図)が経過した以後の定常部分R2においてはパ
ターンデータD2はリミット値VAとなり、ブーム操作
用レバー33aの操作量に応じた検出値D に比例した
ブーム俯仰信号D3が得られる。
このため、水平移動開始時にはゆっくりとしたブーム俯
仰動作によってハンチングが防止され、時間の経過に伴
ってブームの俯仰が加速されて行くとともに、定常状態
ではオペレータの意図通りのブーム俯仰動作が実現され
ることになる。ただし、この実施例においては、このパ
ターンデータD2のリミット値V1を固定的なものとは
せず、ブーム長さLと掛数Nとに応じて変化させるよう
にしている。したがって、ブーム長さLと掛数Nとに応
じてブーム3の俯仰速度が変化する。これについては後
に詳述する。
(C−2)吊荷巻上下制御系 次に、吊荷巻上下制御系について説明する。前述したよ
うに、この吊荷巻上下制御系はフィードフォワード制御
系とフィードバック制御系とを有している。このうち、
フィードフォワード制御系においては、まず、第3図の
ブームレバーパイロット圧力検出器36.37によって
検出された検出値D1を乗算器45に与える。この乗算
器45の他の入力としては、フィードフォワード立上パ
ターン記憶器46に記憶されているフィードフォワード
立上パターンデータD4が与えられている。
このフィードフォワード立上パターンデータD4は、既
述したブーム俯仰抑制パターンD2と同様に、水平移動
開始時における急激な動作変化を防止するために準備さ
れたデータであって、時間tに対して前述した第4図の
ようなパターンを有している。ただし、このフィードフ
ォワード立上パターンデータD4のリミット値G1は1
″に固定されている。そして、乗算器45でこれらのデ
ータD、D4を掛合わせて得られるデータD5は演算器
47に与えられる。
この演算器47には、ブーム俯仰角度検出器12で検出
されたブーム俯仰角度θの値も入力されている。そして
、演算器47では、所定のフィードフォワードゲインK
ffと上記ブーム俯仰角度θとに基いて、 K F = K HCOSθ        ・・・(
1)の値を演算して求め、この値に1をデータD5に掛
合わせてフィードフォワードMufを求める。
なお、上記(1)式においてl”cosθ」のファクタ
が入っているのは、ブーム俯仰角度θが(θ+Δθ)へ
と変化したときのブーム3の先端の昇降量がCOSθに
比例するため、これを補償して水平移動を実現するため
には、巻上下用ロー76の巻取り/繰出し量もCOSθ
に比例させねばならないことに起因する。
このようにして得られたフィードフォワード量U は加
算器48においてフィードバック量Ubと加算されて巻
上下駆動制御信号Uとなる。そして、この巻上下駆動制
御信号Uが吊荷巻上下用電磁減圧弁49に減圧制御信号
として与えられる。
この吊荷巻上下用電磁減圧弁4つは、第2図の巻上用電
磁比例減圧弁26bおよび巻下用電磁比例減圧変27b
に相当する。
第2図の巻上下用方向制御弁22bや巻上下用油圧モー
タ23bなどによって構成される第3図の吊荷巻上下駆
動系50は、巻上下用電磁比例減圧弁49における減圧
率に基いて、第1図の巻上下用ロー16の巻取り/繰出
しを行なわせる。
以上の部分がフィードフォワード制御系の構成と動作で
ある。
次に、フィードバック制御系について説明する。
このフィードバック制御系では、まず、第3図のロープ
巻取り/繰出し量検出器13によって、巻上下用ローブ
6の実際の巻取り/繰出し量夕の検出を行なう。一方、
既述したブーム俯仰角度検出器12によって検出された
ブーム俯仰角度θの(白は演算器51にも与えられてい
る。
この演算器51では、このブーム俯仰角度θの値に対し
て、吊荷9を所定の高さhに維持するために要求される
巻上下ロープ6の巻取り/繰出し量の目標値l′を算出
式: %式%) を用いて求める。ただし、Lは、上述したようにブーム
3の長さであり、θ。は水平移動開始時におけるブーム
俯仰角度である。
このようにして得られた目標値A′と、前述のようにし
て検出された実際の巻取り/繰出し量1とは、減筒器5
2に与えられ、この減算器52において、これらの偏差
: Δh=j!’ −1・・・(3) が求められる。
この偏差△hは演算器53に入力され、この演算器53
において、比例制御成分: KPΔh と、積分制御成分: K fΔhdt=KIΔh/s ■ との和が求められる。ただし、Sはラプラス演算子を示
す。このようにして求められたフィードバック量ubは
、前述したように加算器48においてフィードフォワー
ド量IJ(に加算され、これらの和Uに基いて巻上下制
御が実行される。
すなわち、ここでは、ロープ巻取り/繰出し量の目標値
1′の実際値1との偏差に基くフィードバック制御が行
なわれ、既述したフィードフォワード制御とこのフィー
ドバック制御との組合わせによって、ブーム3の俯仰動
作に応じた巻上下用ローブ6の巻取り/繰出しが行なわ
れる、それによって吊荷9の水平移動が行なわれる。
(C−3)ブーム長[と掛数Nとに応じた 11次に、
第3図に示した制御装置10において、ブーム長しと掛
数Nとに応じたブーム俯仰抑制制御を行なうための動作
を説明する。まず、第1図の操作パネル11などから入
力されたブーム長1−と掛数Nとの値は、第3図の区域
分は回路56に入力される。この区域分は回路16は、
ブーム長りと掛数Nとのそれぞれについて想定された最
大値L   、N   と最小値L・、N11lioと
の間max      max           
  manの区間: ’ min≦1≦’ maX Nmin≦N≦Nll1ax をそれぞれm個およびn個の区域に区域分けしておき、
入力されたブーム長りおよび掛数Nとがこれらのどの区
域に属するかを判断して、その区域を代表するブーム長
L′および掛数N′を出力する機能を有する。
すなわち、ブーム長りを例にとると、ブーム長りが第5
図に示した区域C: L ≦L≦18+八L に属するときには、この区域Cを代表するブーム長L8
1 を出力する。ただし、ΔLは区域幅であって、 Δ 「=くし □ax    ’min  ) 7mで
与えられる。また、この区域Cの代表値しa′としては
、たとえばこの区域Cの中央値を用いて、L’=La+
八L/2 へように与えることができる。掛数Nについても同様で
ある。
このような区域分けを行なうのは、ブーム長りや掛数N
のすべての値の組合わせについてブーム駆動出力の抑制
量を定めようとすると、後述するリミット値記憶器57
(第3図)としてかなりの記憶容量を持ったメモリを準
備しなければならないことに起因する。つまり、上記の
ように区分けを行なうことによって、リミット値記憶器
57に入力される代表値の組(L’ 、N’ )は(m
xn)種類のみとなり、リミット値記憶器57において
必要とされる記憶容量は著しく減少する。
このリミット値記憶器57には、このようにして区域分
けされたブーム長L′と掛数N′との値の組(L’ 、
N’ )ごとに、ブーム俯仰抑制パターン記憶器41に
与えるべきパターンのリミット値■lがルックアップテ
ーブル方式であらかじめ記憶されている。このテーブル
の内容例が第6図に示されており、たとえば入力の組: (L= ’ 、 N、’ )   i、j =1.2.
・・・J に対しては、リミット値VJ!=V・・を読出して第J 3図の抑制パターン設定器58に出力する。
この入力の組(L’ 、N”)とリミット値V1どの対
応関係は実測等に基いて適宜室めることができるが、一
般的にはL’ 、N’の値が大きくなるほどリミット値
■lとして小さな値を与えておく。それは、ブーム長が
長いほど、また、掛数が多いほど巻上下用ロー16の巻
上下がブーム3の俯仰に追いつかなくなるという事態が
発生しやすいためである。
このリミット値Viを受取った第3図の抑制パターン設
定器58では、このリミット値V1を超えないようなブ
ーム俯仰抑制パターンを作成する。
すなわち、たとえばvji=0.8のときには、第7図
にPTとして例示するようなパターンを発生し、このパ
ターンを第3図のブーム俯仰抑制パターン記憶器41に
ロードする。したがって、吊荷9の実際の水平移動動作
においては、ブームレバーパイロット圧力検出器36.
37の検出値D1の最大値をV1倍した値が抑制信号D
3として与えられ、俯仰駆動制御信号■の最大値もVj
!(<1)倍となる。
次に、第3図のブーム駆動抑制量演算器54について説
明する。このブーム駆動抑制量演算器54は、巻上下駆
動制御信号Uがその最大値ull18xに到達し、その
状態が持続している期間中において、俯仰駆動制御信号
■を順次低下させるための出力抑制信号V8を発生する
。このような出力抑制信号■8を発生して俯仰駆動制御
信号■を低下させるのは次のような理由による。
すなわち、まず、第8図(a)に示すように俯仰駆動制
御信号■が増加すると、ブーム俯仰速度が増加し、フィ
ードバック制御系の効果によって巻上下駆動制御信号U
もまた第8図(b)に示すように増加する。そして、俯
仰駆動制御信号Vは、リミット値■L1Hでクランプさ
れ、巻上下駆動制御信号Uはその最大値umaxでクラ
ンプされる。ただし、リミット値V1.8は、俯仰抑制
パターン記憶器41中にストアされた俯仰抑制パターン
のリミット値V1そのものではなく、ブーム俯仰用電磁
比例減圧弁43に与えられるべき俯仰駆動制御信号Vの
リミット値である。
ところが、このリミット値■11Mは、上述したブーム
長りおよび掛数Nを区域分けして近似的に求めたリミッ
ト値■1に基いて決定されているため、リミット値V、
1Hと最大値umaxとは、平行移動において要求され
る関係を満足しているとは限らない。このため、俯仰駆
動制御信号■の値がリミット値V11□でクランプされ
、また、巻上下駆動制御信号Uの値が最大値umaxで
クランプされている状態を維持すると、必ずしも正確な
水平移動を行なうことができないとことになる。
そこで、巻上下駆動制御信@Uが最大値u[l18xに
到達したとき、換言すれば吊荷巻上下駆動系50の駆動
出力がその最大値に到達したときには、俯仰駆動制御信
号Vを低下させてこのようなりランプ状態を解除しよう
としているのである。これは、上記のような区域分けに
よる誤差のみならず、吊荷重量の大小や作業半径の大小
によるリミット値の変化にも効果がある。もつとも、こ
の制御は時間的遅れを伴うため、上述したリミット値の
設定と併用することによって、より確実な制御となる。
以上の準備のもとで、ブーム駆動抑制量演算器54の動
作を、第9図に示したフローチャートと、第10図に示
したタイミングチャートとを参照しつつ説明する。ただ
し、これらの制御はブーム駆動抑制量演算器54をマイ
クロコンピュータを用いて構成した場合を想定している
。また、第10図のVII18xは、リミット値V L
THが取り得る値の最大値を示す。
まず、第9図のステップS1では水平移動制御がオン状
態となっているか否かが判断される。そして、水平移動
制御状態ではない場合には、前述した方法によってブー
ム俯仰抑制パターン記憶器41に記憶されていたパター
ンに基いて制御が行なわれる。つまり、俯仰駆動制御信
号Vのリミット値■LIHとしては、現時点のブーム長
りおよび掛数Nの値に基いて定まるリミット値V。が設
定されたままとなる(ステップ82)。
一方、上記ステップS1において水平移動制御がオン状
態となっていると判断されたときには、ステップS3へ
と進み、巻上下駆動制御信@Uがその最大値umaxに
到達しているかどうかが判定される。最大値umaxに
到達していないとき、つまり第10図(b)の期間T8
では新たな処理は行なわずに、ステップS1へと戻る。
したがって、この期間T では、リミット値VLIHは
、当初設定されたリミット値V。を維持する。
巻上下駆動制御信号Uが最大値umaxに到達すると、
第9図のステップS3から84へと移り、元のリミット
値VLIHから所定微小量Δ■だけ減算して得られる値
を新たなリミット値とする。換言すれば、第3図の出力
抑制値V8としてV8=八Vを設定する。
すると、第10図(a)に示すように、リミット値V 
 は、Voから(VLIH−八V)へと低下IH する。ただし、この第10図において王は制御周期を示
す。そして、このような動作を繰返してリミット値■L
IHが、 (■  −ΔV)、(V、1H−2ΔV)、・・・IN のように低下して行き、ある程度だけ低下が生ずると、
巻上下駆動制御信号Uも最大値umaxより小さな値と
なる。すると、リミット値VLIHの低下も停止する。
この状態では、巻上下駆動制御信号Uがクランプ状態か
ら解除されており、上記のようなりランプによる影響は
解消する。
したがって、この実施例では、ブーム長[と掛数Nとに
応じてブーム俯仰抑制パターン記憶器41中の俯仰抑制
パターンのリミット値Vj2が設定されるだけではなく
、巻上下駆動制御信号Uが最大値umaxに至ると、上
記リミット値V1から定まる俯仰駆動制御信号■のリミ
ット値VLtHが実質的に再設定されて、より正確な水
平移動制御が行なわれることになる。
ところで、このようにしてリミット値VLIM(したが
ってブーム俯仰指令信号V)を低下させて行った場合に
おいて、このリミット値VLT)lがあまり小さな値で
固定されてしまったのでは駆動出力の利用効率が減少す
る。そこで、以下では、第3図のブーム駆動抑制量演算
器54に加良を加えて、この点についても改善を図った
場合の動作を第11図および第12図を参照して説明す
る。
まず、第11図のステップ311〜S14は、第9図の
ステップ81〜S4とほぼ同一であり、これによってリ
ミット値■LIHは当初のリミット値■。から低下する
とともに、巻上下駆動制御信号Uも最大値umaxにお
けるクランプ状態から解除される。ただし、この場合に
おけるブーム駆動抑制量演算器54は、上記制御周期T
をクロック周期とするカウンタ(図示せず)を内蔵して
おり、ステップ814においては、このカウンタをリセ
ットして、このカウント値Iを0″にしている。
ステップ813の判断によって巻上下駆動制御信号Uが
最大値umaxより小さいと判断されたときにはステッ
プ815へと移り、カウンタをインクリメントする。そ
して、ステップ816において、新たなカウント値■が
所定の整数値Mと比較される。カウント値■が整数値M
以下であればステップS1に戻るが、I>Mとなるとス
テップS17に移り、リミット値V、IHと、あらかじ
め定められた下限基準値V□1.との大小関係を判定す
る。ただし、第3図の制御装置10では、出力抑制値V
 によってリミット値■1□□の変更を行なっているた
め、上記ステップS17における判定は、出力抑制値■
8が所定値以上になっているかどうかの判断によって行
なわれる。そして、Vl−18≧Vminならばステッ
プ818でカウンタをクリアしてステップS1に戻る。
一方、VLIH〈■minとなると、ステップS19に
おいてリミット値■  を所定微小量へV′LI)I だけ増加させる。これは、出力抑制値V8を微小量へV
′だけ減少させることによって実用できる。
この動作はステップ820の判断によってリミット値■
LIHが初期のリミット値■。を超えるまで行なわれ、
■、1H〉VoとなるとステップS21において■LI
M=■oとする。
すなわち、このルーチンにおいては、リミット値■1.
8が下限基準値Vmi、よりも小さくなっている状態が
(MT)時間以上連続すると、リミット値■LIHが八
V′ずつ増加し、■、1HがV。を超えると、V  −
Voにするという動作が行なLIH われることになる。第12図においては期間Tbにおい
てVLIH<VIIli、の状態が(MT)時間だけ持
続し、それによって、リミット値VLIHがVOへと戻
されている。
したがって、長期的に見るとリミット値VLIHはV。
とVminとの区間をほぼ周期的に往復する。
このため、リミット値■  が初期値V。側に存IH 在する場合の利点と、より小さな値に設定した場合との
利点を兼ね備えていることになる。
D、変形例 なお、上記の説明では、第3図の制御装置10のように
、データD3から出力抑制値VSを減算することによっ
て俯仰駆動側信号Vのリミット値■LIHを低下させる
場合の説明を行なったが、リミット値■LIHを低下さ
せるということは俯仰駆動制御値Vの上限を低下させて
いることと等価であるから、ブーム俯仰抑制パターン記
憶器41内にストアしておくブーム俯仰抑制パターンの
リミット値Vj!そのものを低下させてもかまわない。
つまり、上記実施例ではリミット値V1とリミット値■
LTHとを区別しているが、これらは駆動制御信号をど
の段階で抑制するかの相違があるだけであり、実質的に
はこれらは同一の意義を有する。
また、上記実施例ではブーム長しおよび掛数Nについて
区域分けを行なったが、ブーム長しが数種類程度の範囲
内で選択されるような場合には、区域分けを行なわず、
実際のブーム長に基いてリミット値Vlを決定してもよ
い。上記区域分けは、テレスコピッククレーンなどのよ
うに、ブーム長が連続的に変わる場合には特に有効であ
る。掛数Nについても同様である。
なお、ロープやワイヤなどによって形成される巻上下用
索状体は、主巻用であるか補間用であるかを問わない。
また、この発明における「吊荷」とは、パケットによっ
て保持された荷なども含んでいる。さらに、この明細書
における「ブーム」とは、ジブクレーンにおけるジブな
どをも含んだ用語である。
=  31 − (発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、ブームの長さ
と掛数に応じて俯仰駆動機構に対する駆動制御信号を抑
制しているため、ブームの長さや索状体の掛数にかかわ
らず、クレーンの吊荷の水平移動を正確に行なわせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の制御対象となるクレーン
の模式的外観図、 第2図は第1図のクレーンの油圧駆動系の油圧回路図、 第3図は実施例の制御系のブロック図、第4図は抑制パ
ターンの説明図、 第5図は区域分けの説明図、 第6図はリミット値記憶器に記憶させたテーブルの説明
図、 第7図はブーム俯仰抑制パターンにおけるリミッ1〜値
Vlを示す図、 第8図は俯仰駆動制御信号値Vと巻上下駆動制御信号値
Uとの変化を示す図、 第9図および第11図は実施例におけるブーム駆動抑制
量演算器の動作を示すフローチャート、第10図および
第12図は実施例にお【プるリミット値VLIHの変化
を示すタイミングチャートである。 1・・・クレーン、    2・・・クレーン本体、3
・・・ブーム、    4・・・ブーム俯仰用ロープ、
6・・・巻上下用ロープ、9・・・吊荷、12・・・ブ
ーム俯仰角度検出器、  [31・・・主油圧ポンプ、 22a・・・ブーム俯仰用方向制御弁、22b・・・巻
上下用方向制御弁、 26a、26b、27a、27b=−・電磁比例減圧弁
、 32a、32b・・・リモコン弁、 33a・・・ブーム操作レバー、 33b・・・巻上下用操作レバー、 36.37・・・ ブームレバーパイロット圧力検出器、 54・・・ブーム駆動抑制量演算器、 56・・・区域分は回路、 57・・・リミット値記憶器、 58・・・抑制パターン設定器 vl・・・ブーム俯仰抑制パターンにおけるリミット値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブーム操作入力手段からの入力操作に応答して、
    クレーンのブームの俯仰駆動機構と前記ブームから垂下
    された索状体の巻上下駆動機構とに駆動制御信号を与え
    、それによつて前記ブームの俯仰と前記索状体の巻上下
    とを同時に行なわせて前記索状体に吊下げられた吊荷を
    水平移動させる水平移動制御方法において、 前記ブームの長さと、前記ブームと前記吊荷との間の前
    記索状体の掛数とに応じて、前記俯仰駆動機構に対する
    駆動制御信号を抑制することを特徴とする、クレーンの
    吊荷の水平移動制御方法。
  2. (2)前記ブームの長さと前記掛数とについて、それぞ
    れに対して想定された最大値と最小値との間の区間を区
    域分けし、各区域ごとに前記俯仰駆動機構への駆動制御
    信号のリミット値を定めておくとともに、 前記巻上下駆動機構に対する駆動制御信号が最大値に至
    った際には、前記俯仰駆動機構に対する駆動制御信号を
    低下させるようにした、特許請求の範囲第1項記載のク
    レーンの吊荷の水平移動制御方法。
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