JPS6361452B2 - - Google Patents

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JPS6361452B2
JPS6361452B2 JP3129283A JP3129283A JPS6361452B2 JP S6361452 B2 JPS6361452 B2 JP S6361452B2 JP 3129283 A JP3129283 A JP 3129283A JP 3129283 A JP3129283 A JP 3129283A JP S6361452 B2 JPS6361452 B2 JP S6361452B2
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JP
Japan
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mortar
water
parts
water absorption
waterproof
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JP3129283A
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JPS59158860A (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はモルタル塗りに適した下地板に関す
るものである。
従来、建物の壁面等にモルタル(セメントモル
タル)を塗布する一般的な方法は、塗布したい個
所に下地として木摺を取付け、木摺面に防水紙と
ラス網を張り、これらをステ−ブルで止めた後
に、モルタル塗布がされ、このモルタルの硬化乾
燥後に、さらに必要厚さのモルタルを塗布して仕
上げられるものであり、取付け現場において手間
がかかり、作業しにくいものであつた。そこで近
年では表面に直接にモルタルを塗布する下地板が
案出され、一部において使用されている。しかし
ながら、この下地板は従来施工法における防水紙
とラス網を使用しないで済むものであるが、塗布
するモルタルの吸水性(水引き性)および仮接着
性になお難点があり、硬化したモルタル層の強度
低下、剥離、あるいはひび割れなどを生じ、良好
な硬化モルタル層が得られない欠点があつた。そ
して良好な硬化モルタル層が得られない主要原因
としては、塗布モルタルに対する適度な吸水性と
安定した仮接着性を下地板に保有させることが難
かしい点にあつたが、本発明者はこの難点を解消
し、さらに乾燥のはげしい夏場においても施工の
際の作業性が良好で、かつ接着性の高いモルタル
層が得られるように改良し本発明をなし得たもの
である。すなわち、本発明の目的は取付けが容易
であり、塗布されたモルタルの吸水性および仮接
着性が良好で、良質の硬化モルタル層が形成さ
れ、しかも施工に際しての作業性を向上させ得る
ことは勿論であり、かつ夏場などの乾燥のはげし
い環境においても施工の際の作業性が良く、かつ
接着性の高いモルタル層が得られる、モルタル施
工用の下地板を提供することにある。
一般に塗布されるモルタルは、その施工上の関
係でモルタル中のセメントに対し60〜65%の水が
加えられるが強度や性能の良好なモルタル層とな
すモルタルの含有水分は35%〜45%とされていて
塗布初期に約20〜30%の水分が塗布面側に急速に
吸収される事が必要である。このため本下地材は
必要な吸水量と必要な吸水速度を有する無機多孔
質の不然層を設けている。然し建物に於ける外壁
のモルタル施工に於てはモルタルは水分の表面蒸
発からドライアウトを起し易く夏期の如く乾燥の
はげしい環境に於ては35%以上の水分を硬化後強
度を発現するまで保つ事は難しい。その結果モル
タルは下地との接着が不安定なものとなる。この
間題を解消するためモルタルには種々の添加剤が
考案され一部に於て使用されているが本発明に於
ける下地材はこうした添加剤を加えなくとも安定
した接着をするものであり添加剤を加えれば更に
良好な接着をする事は勿論である。本発明は多孔
質の不然板の片面に吸水部と防水部を隣接し分散
状に形成する事で乾燥のはげしい環境で施工され
てもその接着界面において瞬時の拡散ぬれと充分
な浸漬ぬれをつくる事によりモルタル施工後、そ
の水分が30%以下となつても(ドライアウトを生
じても)脱落等の接着不良を生じない安定したモ
ルタル層を得ることができる。
次に本発明を図示の一実施例により説明する。
図において、1は木質単板、木質合板、あるい
は無機質不燃板などの板体よりなる補強板であ
り、3は前記補強板1上に防水性の接着層2を介
して接着された無機多孔質で吸水性の不燃板(不
燃層ともいう。)である。前記不燃板3は石綿パ
ルプセメント、硅酸カルシウム、石膏スラグなど
の多孔質で吸水性を有する一定厚さの板体(層体
ともいわれる。)が使用される。試験によれば、
これらの材質の不燃板3は不燃板3の絶対吸水量
が800〜1000g/m2の場合、たとえばパルプセメ
ント板では、比重1.3では厚さ3mmであり、比重
1.8では厚さ4.3mmであり、比重0.85では厚さ2mm
程度であり、この不燃板3に、通常塗布されるモ
ルタルを塗つた場合には、吸水後のモルタル水分
が5分〜20分間に約35〜45%にされて硬化され、
強度の大きいものとなるので都合がよい。不燃板
3は前記した材質のものであれば約1〜5mm厚の
ものが使用されるが、モルタルを塗布した際の余
剰水分を不燃板3に吸収させ、硬質の硬化モルタ
ル層となすには、不燃板3の吸水量は約300〜
1000g/m2/20℃(なお温度による差は±5%程
度であり小さいものである。)となるようにその
厚さが定められる。なお、不燃板3の吸水面の吸
水速度が大きすぎる場合は不燃板3上面に樹脂液
を塗布して不燃板3の吸水量を調節することがで
きる。
一方、4〜4は不燃板3の上面に防水性の樹脂
接着剤を塗布して形成された防水部である。3A
〜3Aは不燃板3が露出した吸水部であつて、前
記防水性の樹脂接着剤が塗布されず、吸水性を有
する部位である。前記防水部4〜4及び吸水部3
A〜3Aは相互に隣接し分散状に形成され、かつ
両部位が不燃板3上面の全面に対しほぼ均等に配
置され、かつ各防水部4〜4の合計面積と、各吸
水部3A〜3Aの合計面積との面積比が約9:1
〜約6:4の範囲になされている。防水部4〜4
及び吸水部3A〜3Aは、アクリル樹脂エマルシ
ヨン、あるいはそれに無機骨材を加えたものなど
の防水性でモルタル付着性の接着剤を捺染印刷、
ロ−ル印刷などの塗布手段によつて塗布すること
により容易に形成することができる。防水部4〜
4及び吸水部3A〜3Aの形状及び相互の配置は
前記した面積比の範囲内において適宜自在であ
る。
本例では3プライ合板(3×910×1820mm)を
補強板1とし、この片面にエチレン酢ビ−ウレタ
ン(エチレン酢酸ビニル樹脂固形分46%100部と
湿気硬化型ウレタン固形分75%10部との混合液)
よりなる接着剤を120〜200g/m2塗布し、塗布し
た接着剤上に不燃板3としてパルプセメント板
(3×910×1820mm,比重1.02,表面からの最大吸
水量918g/m2,モルタルよりの吸水速度800g/
m2分のもの)を載せ、5Kg/cm2の冷圧にて圧締し
た。次いで、パルプセメント板の上面にはプリン
タ−により樹脂液(エチレン酢酸ビニル樹脂エマ
ルシヨン100部,増粘剤1.5部,水300)を塗布
(80〜120g/m2)し、20×20mmの正方形の防水部
4〜4と巾4mm線の樹脂膜の露出した吸水部3A
〜3Aとを形成した。しかして不燃層(板)3上
における防水部4〜4の合計面積は1.15m2で、吸
水部3A〜3Aの合計面積は0.50m2であり、この
面積比は約7対3である。なお、この吸水部3A
からのモルタルの水分移動は9mm厚モルタルの場
合約20〜30分で不燃層への水の移動が完了し、不
燃層3は飽水状態になるので、以後吸水部3Aか
らの吸水は起らない。そして、施工モルタルの乾
燥が生じても不燃層が水の供給作用をなすので接
着界面の乾燥は容易には生じない。
さて、下地板10を使用するに際しては、モル
タル塗りをする所定の壁部などの枠材11上に、
防水部4〜4及び吸水部3A〜3Aを外側に向け
た下地板10を枠材11に釘12〜12付けし、
下地板10を順次枠材11に固定する(第3図参
照)。次いで、固定した下地板10〜10の防水
部4〜4及び吸水部3A〜3A上に、水と混練し
たモルタル13Aを塗布する。本例のモルタル1
3Aはセメント対砂対水の混合比が1対3対0.65
(水セメント比1:0.65)よりなるもので、厚さ
10mmとなるように塗布され、モルタル層13とさ
れる。下地板10に塗布されたモルタル13Aは
防水部4〜4においては吸水がほとんどなく、モ
ルタル13A中の水分は該防水部4の表面におい
て塗布時に瞬間的に拡散し拡散ぬれが生ずる。他
方、下地板10に塗布されたモルタル13Aの吸
水部3A〜3Aにおいては、モルタル13A中の
水分は不燃板3に浸透して吸水される。そして防
水部4〜4上のモルタル13Aの水分は順次吸水
部3A〜3Aに移行して不燃板3に吸水される
が、吸水部3A〜3A上のモルタル13Aとは異
なり、防水部4〜4上のモルタル13Aの水分は
吸水部3A〜3Aに移行して吸水されるため、吸
水が遅くなる一方吸水部に充分な浸漬ぬれが生じ
防水部4〜4と、吸水部3A〜3Aとがほぼ均等
配置にされている為にモルタル13A全体の水引
きがほどよく行われ、モルタル13A全体はドラ
イアウトに対しても安定した接着力のものとな
り、良好に硬化される。なお、本例の不燃板3の
防水部4〜4及び吸水部3A〜3Aに塗つた9mm
厚のモルタルの20分後の吸水量は628.4g/m2
(15.7%)となり施工時のモルタル(水分65%)
は20分後において49.3%に減水するので、良好な
仕上りとなる。そして30分後には最大吸水量に達
するため、以後の吸水は起らず、安定した硬化物
を得る。モルタル塗布に際しては防水部の面積部
分が多いために作業性は良好である。
本例下地板10における防水部4は正方形とな
し、吸水部3Aは線状となしたが、下地板10に
おける防水部4と吸水部3Aは本例の形状に限定
するものではなく、第6図に示す下地板20のよ
うに長方形の防水部24〜24と、線状の吸水部
23A〜23Aの配置よりなるもの、あるいは第
7図に示す下地板30のように円形状の防水部3
4A〜34A,34B〜34Bとそうでない部分
よりなる吸水部33A〜33Aなど、防水部と吸
水部の形状は自在である。また、本例の下地板の
不燃板は補強板に接着したものであつたが補強板
は省略することができる。
以上説明したように本発明は、吸水量約300〜
1000g/m2/20℃の、無機多孔質の不燃板の片面
に、樹脂接着剤の塗布によるモルタル付着性の防
水部と、前記樹脂接着剤が塗布されず不燃板面が
露出した吸水部とが隣接し分散状に形成されたモ
ルタル施工用の下地板であつて、前記防水部と、
吸水部とが前記片面の全体に対しほぼ均等に配置
され、かつ各防水部の合計面積と各吸水部の合計
面積との比が約9:1〜約6:4の範囲になした
ため、本発明の所期の諸目的が達成されるもので
ある。すなわち、本発明は板体形式の下地板であ
るため、取付けが容易であり、不燃板の上面には
防水部と吸水部とを均等的に配置したため、防水
部上のモルタルは防水面上にぬれを生じ、かつ吸
水部ではモルタル水分が適度に吸水されるため、
モルタル水分は夏場であつても急速な乾燥が防止
され塗布作業のしにくさがなく、良好に硬化し接
着性のよい高強度のモルタル層を得ることができ
る。また、本発明は板体形式のものであるため、
建物への取付けは容易であり、モルタルの塗布作
業は在来モルタルにおける施工と同等あるいはそ
れ以上こてすべりが良好である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図
はモルタル施工用の下地板の斜視図、第2図は不
燃層上における防水部と吸水部の配置状態の一部
を示す正面図、第3図は下地板を壁面に固定した
状態の使用態様図、第4図は固定した下地板面に
モルタル層を塗布した際の吸水作図を示す説明
図、第5図は固定した下地板面にモルタル層を設
けた状態を示す使用態様図、第6図は不燃層上に
おける防水部と吸水部の配置状態の他例を示す正
面図、第7図は防水部と吸水部のさらに他例を示
す正面図である。 3……不燃板(不燃層)、3A,23A,33
A……吸水部、4,24,24A,34B……防
水部、13A……モルタル、10,20,30…
…下地板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸水量約300〜1000g/m2/20℃の、無機多
    孔質の不燃板の片面に、樹脂接着剤の塗布による
    モルタル付着性の防水部と、前記樹脂接着剤が塗
    布されず不燃板面が露出した吸水部とが隣接し分
    散状に形成されたモルタル施工用の下地板であつ
    て、前記防水部と、吸水部とが前記片面の全体に
    対しほぼ均等に配置され、かつ各防水部の合計面
    積と各吸水部の合計面積との比が約9:1〜約
    6:4の範囲になされていることを特徴としたモ
    ルタル施工用下地板。
JP3129283A 1983-02-25 1983-02-25 モルタル施工用下地板 Granted JPS59158860A (ja)

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JP3129283A JPS59158860A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 モルタル施工用下地板

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JP3129283A JPS59158860A (ja) 1983-02-25 1983-02-25 モルタル施工用下地板

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JPS59158860A JPS59158860A (ja) 1984-09-08
JPS6361452B2 true JPS6361452B2 (ja) 1988-11-29

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