JPS6363568B2 - - Google Patents

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JPS6363568B2
JPS6363568B2 JP869278A JP869278A JPS6363568B2 JP S6363568 B2 JPS6363568 B2 JP S6363568B2 JP 869278 A JP869278 A JP 869278A JP 869278 A JP869278 A JP 869278A JP S6363568 B2 JPS6363568 B2 JP S6363568B2
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JP
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vinyl acetate
acetate copolymer
mol
ethylene
saponified ethylene
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JP869278A
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン−酢酸ビニル系共重合体けん
化物乳化分散液の製造法に関するものである。
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物は、酸
素バリヤー性や耐薬品性に優れているため包装材
料素材や、プラスチツクス成型物、金属表面、
紙、木材などの保護被覆用樹脂として極めて優れ
たものである。
かかる保護被覆用樹脂としては、特公昭47−
48489号に開示されている方法、即ちアルコール
−水混合溶媒に溶解した溶液状のものがある。し
かしながら上記方法に於ける溶液状のものには、
多量のアルコールが存在しているため、被膜形成
過程に於いてアルコールの気散による作業環境の
悪化及びアルコール回収のための装置を要するな
どの経済的不利な条件を有しているものである。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
を水と界面活性剤に可溶化又は、分散する方法が
開示されている。特公昭50−33697号では陰イオ
ン界面活性剤を多量に使用し、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物を可溶化しているが、かか
る方法では、界面活性剤が多量に存在しているた
め形成被膜がもろく、表面保護被膜として不適で
あり、エチレン−酢酸ビニル系共重合体けん化物
の特性を損なうものである。
さらに、特開昭50−63275号に於ける方法は、
単にエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物の微
粉末を分散し、水サスペンジヨンとしたものにす
ぎず、表面保護被覆用として不適なものである。
本発明者は、上記従来方法の諸欠点を解決し、
表面被覆用及び中間被覆用として有用なエチレン
−酢酸ビニル系共重合体けん化物乳化分散液を製
造する方法について、検討を重ねた結果、エチレ
ン−酢酸ビニル系共重合体けん化物を炭素数1〜
5のアルコール群から選ばれた1種又は、2種以
上の混合物と水及び界面活性剤存在下に加温溶解
し、強制高速撹拌下に於いて、該アルコールを除
去しながら乳化分散することによつて、均一な乳
化分散液が得られることを見い出し、本発明を完
成するにいたつたのである。
本発明では、特に加温溶解後に強制高速撹拌
下、アルコールを除去しながら乳化分散する点に
特徴があり、かかる方法以外では本発明で得られ
る分散液ほど優れた均一性を達成することはでき
ない。
本発明によつて得られたエチレン−酢酸ビニル
系共重合体けん化物乳化分散液は、溶媒が水単独
又は水と極少量のアルコールであるから、被膜形
成時に於いて作業環境を悪化することはなく安全
に使用出来るものであり、またエチレン−酢酸ビ
ニル系共重合体けん化物の特性を生かしてプラス
チツクス成型物、金属、紙、木材など表面被覆用
や中間被膜用として有用なものである。
さらにまた本発明によつて得られたエチレン−
酢酸ビニル系共重合体けん化物乳化分散液は、通
常のエマルジヨン、例えば酢酸ビニル樹脂エマル
ジヨン、アクリル樹脂エマルジヨン、エチレン−
酢酸ビニル系共重合体エマルジヨンなどとブレン
ドして、用途に応じた使用が可能であり、特にエ
チレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジヨンとの
配合物は、造膜性、密着性の向上をもたらすもの
である。
本発明で用いられるエチレン−酢酸ビニル系共
重合体けん化物は、エチレン、酢酸ビニル成分の
ほかに、共重合性単量体、例えばアクリル酸、メ
タアクリル酸、アクリル酸エステル、メタアクリ
ル酸エステル、無水マレイン酸、アクリル酸アミ
ド、などの第三成分との三元共重合体をも使用し
うるものであつて、その量としては10モル%以下
が好ましい。
本発明で用いられるアルコールとしては炭素数
が1〜5のものであり、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、iso−
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
iso−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール、
アミルアルコールなどの1種又は2種以上の混合
アルコールがあげられるが、工業的には、価格及
び除去性の点からメチルアルコールが好ましい。
水とアルコールの比率は水/アルコール=5/
5〜2/8(容積比)が好ましく、溶解温度はア
ルコールの沸点近くまで上げられるが、好ましく
は60〜90℃の範囲である。水−アルコール混合溶
媒に対するエチレン−酢酸ビニル系共重合体けん
化物の量は、温度60〜90℃に於ける溶解度まで加
えることが出来る。加温溶解後、アルコールを除
去する過程に於いて、該けん化物の溶解度が減少
し、該けん化物が極微粒子状に析出し、強制高速
撹拌によつて乳化分散する。
本発明で用いられる界面活性剤としては、通常
のアニオン系、ノニオン系があげられる。アニオ
ン系としては、ビニルスルフオン酸ソーダ、ドデ
シルベンゼンスルフオン酸ソーダ、ラウリルスル
フオン酸ソーダ、などであり、ノニオン系として
は、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフエノールエーテル、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレートなどであ
る。界面活性剤の使用量としては、乳化分散可能
であり、且つ形成被膜の特性を損なわない量とし
て、樹脂100部に対して0.1〜4部の範囲が好まし
い。
本発明では、さらに通常の造膜助剤のほかに、
エチレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ペンタエリスリトールなどのポリオールなど
を少量添加しうる。
本発明で用いられる強制高速撹拌装置として
は、高速ミキサー、ホモジナイザー、などがあげ
られる。
次に本発明の実施態様を示す。
(1) エチレン含有量20〜50モル%、けん化度80モ
ル%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重合体け
ん化物を炭素1〜5のアルコール群から選ばれ
た1種又は2種以上の混合物と水及び界面活性
剤の存在下、加温溶解する。次に強制高速撹拌
下に、減圧によつて、アルコール成分を除去し
ながら均一な乳化分散液をうる。
(2) エチレン含有量20〜50モル%、けん化度80モ
ル%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重合体け
ん化物を(1)と同様にして加温溶解する。次に冷
却によつて、該けん化物を微粒子分散ゲル状に
析出させる。この微粒子分散ゲル状物を界面活
性剤を含む水中に強制高速撹拌下に添加し、同
時に減圧によつてアルコール成分を除去して均
一な乳化分散液とする。(1)に於けるよりも、よ
り均一微細な乳化分散液が得られる。
(3) エチレン含有量20〜50モル%、けん化度80モ
ル%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重合体け
ん化物とエチレン含有量85〜95モル%、けん化
度80モル%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重
合体けん化物との混合物を炭素数が1〜5のア
ルコール群から選ばれた1種又は2種以上の混
合物と水及び界面活性剤の存在下、強制高速撹
拌し加温溶解分散させる。次に減圧によつて、
アルコール成分を除去し、乳化分散液とする。
エチレン含有量85〜90モル%、けん化度80モル
%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重合体けん
化物(B)は、加温時に於いても単に分散状態にあ
るが、脱アルコール過程に於いて、エチレン含
有量20〜50モル%、けん化度80モル%以上のエ
チレン−酢酸ビニル系共重合体けん化物(A)が微
粒子状に乳化するにともない全体が均一な乳化
分散液として得られる。
(B)成分の量としては30重量%以下が好ましく、
(B)成分の添加によつて、造膜性と密着性が向上す
るものである。
次に本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。実施例中「部」は「重量部」を示す。
実施例 1 エチレン含有量30モル%、けん化度99モル%の
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物20部をメ
タノール170部、水90部、界面活性剤(ラウリル
硫酸ソーダ)0.2部に加え、撹拌し温度60〜65℃
にて溶解する。次に高速ミキサーにて、強制高速
撹拌しながら、真空ポンプにて減圧下、メタノー
ルを系外に除去した。メタノールが系外に除去さ
れるにつれて乳化分散し、均一な乳化液が得られ
た。得られた乳化分散液の固形分量は約20重量%
であり、平均粒子径は1.0μであつた。
実施例 2 実施例1と同様にして溶解液を得た後、これを
室温まで冷却し、微粒子状ゲル物を得た。次に水
90部に界面活性剤(ラウリル硫酸ソーダ)0.2部
を添加し、高速ミキサーにて撹拌しながら、上記
微粒子状ゲル物を添加すると均一な乳化液が得ら
れた。実施例1と同様にして、メタノール臭がな
くなるまで、メタノールを除去した。得られた乳
化分散液の固形分量は約10重量%であり、平均粒
子径は0.5μであつた。この乳化液をガラス板に塗
布し、室温にて乾燥したところ透明な被膜が形成
された。
実施例 3 エチレン含有量30モル%、けん化度99モル%の
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物16部とエ
チレン含有量約86モル%、けん化度約90モル%の
エチレン−酢酸ビニル系共重合体けん化物4部を
メタノール170部、水90部、界面活性剤0.2部に加
え、撹拌し温度60〜65℃にて溶解分散した。次に
高速ミキサーにて、強制高速撹拌しながら、真空
ポンプにて減圧下、メタノールを系外に除去し、
乳化分散液を得た。得られた乳化分散液の固形分
量は約20重量%であり、平均粒子径は2μであつ
た。
対照例 実施例1において真空ポンプによるメタノール
除去を行わずに強制高速撹拌のみを行つて乳化分
散液を得、しかる後減圧下にアルコールを除去し
た。得られた乳化分散液の固形分量は約20重量%
で実施例1と同程度であつたが、粒度分布は0.05
〜5μとかなりばらつきがあり、均一性の点で劣
つていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン含有量20〜50モル%、けん化度80モ
    ル%以上のエチレン−酢酸ビニル系共重合体けん
    化物を炭素数1〜5のアルコール群から選ばれた
    1種又は2種以上の混合物と水及び界面活性剤存
    在下に加温溶解し、強制高速撹拌下に於いて、該
    アルコールを除去しながら乳化分散することを特
    徴とするエチレン−酢酸ビニル系共重合体けん化
    物乳化分散液の製造法。 2 エチレン−酢酸ビニル系共重合体けん化物
    が、エチレン含有量20〜50モル%、けん化度80モ
    ル%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
    物とエチレン含有量85〜90モル%、けん化度80モ
    ル%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
    物とを100/0〜70/30(重量比)の割合で併用す
    る特許請求の範囲第1項記載のエチレン−酢酸ビ
    ニル系共重合体けん化物乳化分散液の製造法。 3 界面活性剤量が、エチレン−酢酸ビニル系共
    重合体けん化物100重量部に対して0.1〜4重量部
    である特許請求の範囲第1項記載のエチレン−酢
    酸ビニル系共重合体けん化物乳化分散液の製造
    法。
JP869278A 1978-01-27 1978-01-27 Preparation of emulsion of ethylene-vinyl acetate copolymer saponificate Granted JPS54101844A (en)

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JPS54101844A JPS54101844A (en) 1979-08-10
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EP1762585B1 (en) * 2004-05-14 2010-12-08 Sumitomo Seika Chemicals Co., Ltd. Method for producing aqueous ethylene/vinyl alcohol based copolymer dispersion
ATE458786T1 (de) 2004-11-25 2010-03-15 Sumitomo Seika Chemicals Wässrige ethylen/vinylalkohol-copolymer- dispersion
CN110760197A (zh) * 2019-11-29 2020-02-07 湖南工业大学 一种软木屑/eva复合材料

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