JPS6367547B2 - - Google Patents
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- JPS6367547B2 JPS6367547B2 JP12693681A JP12693681A JPS6367547B2 JP S6367547 B2 JPS6367547 B2 JP S6367547B2 JP 12693681 A JP12693681 A JP 12693681A JP 12693681 A JP12693681 A JP 12693681A JP S6367547 B2 JPS6367547 B2 JP S6367547B2
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- wire
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- aluminum alloy
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Landscapes
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
本発明はAl−Zr系耐熱アルミニウム合金導体
の製造方法に関するもので、特に導体の強度及び
導電率をあまり低下させることなく耐熱性を向上
せしめるものである。 近年、送電容量の増大に伴い、架空送電線に鋼
心耐熱アルミニウム合金撚線が用いられている
が、特殊な送電条件の下では、更に耐熱性の優れ
たアルミニウム合金導体を用いて送電容量を増大
させることが望まれており、従来から種々の導電
用アルミニウム合金が研究されている。しかしな
がら、現在実用化されているのは、Zrを有効成
分とするAl−Zr系耐熱アルミニウム合金であり、
この合金の耐熱性はZrの添加量に応じて増大す
るも導電率が低下する。従つて、耐熱性を向上さ
せるために、Zrを多く添加すると導電率が低下
し、導電用には適さないものとなる。 本発明はこれに鑑み種々検討の結果、連続又は
半連続鋳造圧延法、展延法、押出法等により形成
したAl−Zr系耐熱アルミニウム合金荒引線を伸
線加工すると、加工時の発熱により所謂低温焼鈍
硬化現象を生じ、これが耐熱性を低下させる原因
となつていること、特に連続的な伸線加工では、
各ダイスを通過するときに発生する加工熱がしだ
いに蓄積され、線材温度がかなり上昇して低温焼
鈍硬化も大きくなつて耐熱性が低下することを知
見し、更に検討の結果、導体の強度及び導電率を
あまり低下させることなく耐熱性を向上すること
ができる耐熱アルミニウム合金導体の製造方法を
開発したものである。 即ち、本発明はZr0.01〜0.8%、Fe0.07〜0.8%、
Si0.03〜0.3%、残部Alと通常の不純物からなる
アルミニウム合金の荒引線を冷間で線材用タンデ
ム圧延機により60%以上の減面加工を行なうこと
を特徴とするものである。 本発明において、合金組成を上記の如く限定し
たのは次の理由によるものである。 Zrは耐熱性を向上させるために添加したもの
であるが、その含有量が0.01未満では耐熱性が低
く、0.8%を越えると耐熱性は向上するも導電率
の低下が著しいためである。Feは強度を向上さ
せるために添加したものであるが、0.07%未満で
は充分な強度が得られず、0.8%を越えると強度
向上効果が飽和するばかりか、導電率の低下が著
しくなるためである。Siは強度及び耐熱性を更に
向上させるために添加したもので、含有量が0.03
%未満では効果が小さく、0.3%を越えると導電
率の低下が大きくなるためである。 本発明は、このような組成からなる合金を連続
又は半連続鋳造圧延法、展延法、押出法等により
荒引線とし、この荒引線を冷間で線材用タンデム
圧延機により60%以上の減面加工を行なうもの
で、線材用タンデム圧延機とは断面円形の最終製
品を製造するために一般に用いられている二方ロ
ール又は三方ロールを複数個、同軸状に配置した
もので、加工熱の発生が小さく、加工中の線材温
度の上昇を小さくして低温焼鈍硬化現象が起るの
を防ぎ、耐熱性の向上を計つたものである。また
減面加工率を60%以上としたのは加工硬化により
導体の強度を高めるためで、60%未満では充分な
強度が得られないためである。 尚、線材用タンデム圧延機による圧延加工中の
線材温度が150℃以上になる場合にはソリブル油
等の冷却潤滑剤を用いて冷却し、常に線材温度を
150℃以下、望ましくは100℃以下に保持する。 また最終製品として寸法精度を向上させるた
め、圧延加工後の線材に1パスにより5〜40%程
度の伸線加工を施してもよい。 次に本発明の実施例について説明する。 純度99.8%のAl地金を溶解し、これにAl−5
%Zr、Al−5%Fe、Al−20%Si母合金を用いて
種々の割合で配合し、第1表に示す合金を溶製し
た。これをベルトアンドホイール型連続鋳造機に
より断面積2000mm2の鋳塊を連続的に鋳造し、引続
き連続熱間圧延機を通して直径9.5mmの荒引線と
した。この荒引線を三方ロールを用いた連続冷間
圧延機により圧延して導体を製造した。また比較
のため通常のダイスを用いた連続伸線機により加
工する従来方法により導体を製造した。これ等の
製造条件を第1表に併記した。尚、Zr含有量が
0.2%より多い荒引線については、熱処理を施し
た後、冷間圧又は連続伸線を行なつた。 これ等の導体について、引張強さ、導電率及び
耐熱性を測定した。 その結果を第2表に示す。 尚、引張強さはアムスラー型引張試験機により
測定し、導電率はケルビンダブルブリツジにより
電気抵抗を測定して求めた。また耐熱性について
は、Zr含有量が0.01〜0.1%のものは180℃の温度
で1000時間加熱後の引張強さを求め、Zr含有量
が0.1〜0.2%のものは230℃の温度で1000時間加
熱後の引張強さを求め、Zr含有量が0.2%以上の
ものは320℃の温度で400時間加熱後の引張強さを
求め、それぞれ加熱前の引張強さに対する割合
(%)で表示した。
の製造方法に関するもので、特に導体の強度及び
導電率をあまり低下させることなく耐熱性を向上
せしめるものである。 近年、送電容量の増大に伴い、架空送電線に鋼
心耐熱アルミニウム合金撚線が用いられている
が、特殊な送電条件の下では、更に耐熱性の優れ
たアルミニウム合金導体を用いて送電容量を増大
させることが望まれており、従来から種々の導電
用アルミニウム合金が研究されている。しかしな
がら、現在実用化されているのは、Zrを有効成
分とするAl−Zr系耐熱アルミニウム合金であり、
この合金の耐熱性はZrの添加量に応じて増大す
るも導電率が低下する。従つて、耐熱性を向上さ
せるために、Zrを多く添加すると導電率が低下
し、導電用には適さないものとなる。 本発明はこれに鑑み種々検討の結果、連続又は
半連続鋳造圧延法、展延法、押出法等により形成
したAl−Zr系耐熱アルミニウム合金荒引線を伸
線加工すると、加工時の発熱により所謂低温焼鈍
硬化現象を生じ、これが耐熱性を低下させる原因
となつていること、特に連続的な伸線加工では、
各ダイスを通過するときに発生する加工熱がしだ
いに蓄積され、線材温度がかなり上昇して低温焼
鈍硬化も大きくなつて耐熱性が低下することを知
見し、更に検討の結果、導体の強度及び導電率を
あまり低下させることなく耐熱性を向上すること
ができる耐熱アルミニウム合金導体の製造方法を
開発したものである。 即ち、本発明はZr0.01〜0.8%、Fe0.07〜0.8%、
Si0.03〜0.3%、残部Alと通常の不純物からなる
アルミニウム合金の荒引線を冷間で線材用タンデ
ム圧延機により60%以上の減面加工を行なうこと
を特徴とするものである。 本発明において、合金組成を上記の如く限定し
たのは次の理由によるものである。 Zrは耐熱性を向上させるために添加したもの
であるが、その含有量が0.01未満では耐熱性が低
く、0.8%を越えると耐熱性は向上するも導電率
の低下が著しいためである。Feは強度を向上さ
せるために添加したものであるが、0.07%未満で
は充分な強度が得られず、0.8%を越えると強度
向上効果が飽和するばかりか、導電率の低下が著
しくなるためである。Siは強度及び耐熱性を更に
向上させるために添加したもので、含有量が0.03
%未満では効果が小さく、0.3%を越えると導電
率の低下が大きくなるためである。 本発明は、このような組成からなる合金を連続
又は半連続鋳造圧延法、展延法、押出法等により
荒引線とし、この荒引線を冷間で線材用タンデム
圧延機により60%以上の減面加工を行なうもの
で、線材用タンデム圧延機とは断面円形の最終製
品を製造するために一般に用いられている二方ロ
ール又は三方ロールを複数個、同軸状に配置した
もので、加工熱の発生が小さく、加工中の線材温
度の上昇を小さくして低温焼鈍硬化現象が起るの
を防ぎ、耐熱性の向上を計つたものである。また
減面加工率を60%以上としたのは加工硬化により
導体の強度を高めるためで、60%未満では充分な
強度が得られないためである。 尚、線材用タンデム圧延機による圧延加工中の
線材温度が150℃以上になる場合にはソリブル油
等の冷却潤滑剤を用いて冷却し、常に線材温度を
150℃以下、望ましくは100℃以下に保持する。 また最終製品として寸法精度を向上させるた
め、圧延加工後の線材に1パスにより5〜40%程
度の伸線加工を施してもよい。 次に本発明の実施例について説明する。 純度99.8%のAl地金を溶解し、これにAl−5
%Zr、Al−5%Fe、Al−20%Si母合金を用いて
種々の割合で配合し、第1表に示す合金を溶製し
た。これをベルトアンドホイール型連続鋳造機に
より断面積2000mm2の鋳塊を連続的に鋳造し、引続
き連続熱間圧延機を通して直径9.5mmの荒引線と
した。この荒引線を三方ロールを用いた連続冷間
圧延機により圧延して導体を製造した。また比較
のため通常のダイスを用いた連続伸線機により加
工する従来方法により導体を製造した。これ等の
製造条件を第1表に併記した。尚、Zr含有量が
0.2%より多い荒引線については、熱処理を施し
た後、冷間圧又は連続伸線を行なつた。 これ等の導体について、引張強さ、導電率及び
耐熱性を測定した。 その結果を第2表に示す。 尚、引張強さはアムスラー型引張試験機により
測定し、導電率はケルビンダブルブリツジにより
電気抵抗を測定して求めた。また耐熱性について
は、Zr含有量が0.01〜0.1%のものは180℃の温度
で1000時間加熱後の引張強さを求め、Zr含有量
が0.1〜0.2%のものは230℃の温度で1000時間加
熱後の引張強さを求め、Zr含有量が0.2%以上の
ものは320℃の温度で400時間加熱後の引張強さを
求め、それぞれ加熱前の引張強さに対する割合
(%)で表示した。
【表】
【表】
注 ※印は従来の連続伸線加工における減
面加工率を示す。
面加工率を示す。
【表】
【表】
第1表及び第2表から明らかな如く、本発明方
法No.1〜12により製造した導体は導電率55.3%
IACS以上、引張強さ17.2Kg/mm2以上、耐熱性
90.2%以上の優れた特性を示し、従来方法No.20〜
No.31により製造した導体と比較し、耐熱性がはる
かに優れていることが判る。これに対し、本発明
方法と合金組成が異なる比較方法No.13〜No.18は上
記3特性のうち何れかが劣つている。即ち、Zr
含有量の少ない比較方法No.13では耐熱性が悪く、
Zr含有量の多い比較方法No.14では、導電率が低
く、Fe含有量の少ない比較方法No.15では引張強
さが低く、Fe含有量の多い比較方法No.16では耐
熱性が悪く、Si含有量の少ない比較方法No.17では
引張強さが低く、Si含有量の多い比較方法No.18で
は耐熱性が悪くなつていることが判る。また本発
明方法と同組成の合金を用いても減面加工率が小
さい比較方法19では引張強さが低いことが判る。 本発明方法と同一組成の合金荒引線を通常の連
線伸線加工した従来方法No.20〜No.31により製造し
た導体は、伸線加工中に線材温度が上昇し、加工
中に低温焼鈍硬化現象により耐熱性が低下してい
るのが判る。 このように、本発明方法によれば導体の導電率
及び強度をあまり低下させることなく、耐熱性を
著しく向上し得る顕著な効果を奏するものであ
る。
法No.1〜12により製造した導体は導電率55.3%
IACS以上、引張強さ17.2Kg/mm2以上、耐熱性
90.2%以上の優れた特性を示し、従来方法No.20〜
No.31により製造した導体と比較し、耐熱性がはる
かに優れていることが判る。これに対し、本発明
方法と合金組成が異なる比較方法No.13〜No.18は上
記3特性のうち何れかが劣つている。即ち、Zr
含有量の少ない比較方法No.13では耐熱性が悪く、
Zr含有量の多い比較方法No.14では、導電率が低
く、Fe含有量の少ない比較方法No.15では引張強
さが低く、Fe含有量の多い比較方法No.16では耐
熱性が悪く、Si含有量の少ない比較方法No.17では
引張強さが低く、Si含有量の多い比較方法No.18で
は耐熱性が悪くなつていることが判る。また本発
明方法と同組成の合金を用いても減面加工率が小
さい比較方法19では引張強さが低いことが判る。 本発明方法と同一組成の合金荒引線を通常の連
線伸線加工した従来方法No.20〜No.31により製造し
た導体は、伸線加工中に線材温度が上昇し、加工
中に低温焼鈍硬化現象により耐熱性が低下してい
るのが判る。 このように、本発明方法によれば導体の導電率
及び強度をあまり低下させることなく、耐熱性を
著しく向上し得る顕著な効果を奏するものであ
る。
Claims (1)
- 1 Zr0.01〜0.8%、Fe0.07〜0.8%、Si0.03〜0.3
%、残部Alと通常の不純物からなるアルミニウ
ム合金の荒引線を冷間で線材用タンデム圧延機に
より60%以上の減面加工を行なうことを特徴とす
る耐熱アルミニウム合金導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12693681A JPS5827965A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 耐熱アルミニウム合金導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12693681A JPS5827965A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 耐熱アルミニウム合金導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827965A JPS5827965A (ja) | 1983-02-18 |
| JPS6367547B2 true JPS6367547B2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=14947562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12693681A Granted JPS5827965A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 耐熱アルミニウム合金導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827965A (ja) |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12693681A patent/JPS5827965A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827965A (ja) | 1983-02-18 |
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