JPS6367819B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6367819B2 JPS6367819B2 JP58009614A JP961483A JPS6367819B2 JP S6367819 B2 JPS6367819 B2 JP S6367819B2 JP 58009614 A JP58009614 A JP 58009614A JP 961483 A JP961483 A JP 961483A JP S6367819 B2 JPS6367819 B2 JP S6367819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- copolymer
- tetrafluoroethylene
- flame
- elastomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はスチレン系エラストマーの難燃性組成
物に関するものである。 近年、ウレタン系エラストマーで代表されるプ
ラスチツクのように加工でき、しかも化学架橋を
行なわなくともゴム的な性状を示す熱可塑性エラ
ストマーが注目をあびている。 特に、最近開発されたスチレン系エラストマ
ー、すなわちAがポリスチレンで、Bがポリブタ
ジエンあるいはポリイソプレンに水素を添加して
不飽和部をつぶしたポリマーであるA―B―Aブ
ロツクコポリマーは、電気絶縁性が優れ、強じん
で、しかも熱硬化温度が160℃以上と高く、耐熱
劣化性も良く、絶縁シート、チユーブ、テープな
どへの今後の発展が期待されているものである。
しかし、このものは、本来易燃性のため、前述の
如き優れた特徴を持つにもかかわらず、適用分野
が制限されていた。もし、難燃化できれば多方面
にわたる応用が可能となる。 本発明者らは、この難燃化をはかるために、お
よそ市場にてでている塩素や臭素を含むハロゲン
系難燃剤、リン系難燃剤を系統的に検討を行なつ
た。その結果、確かに難燃性をもたせることは可
能であるが、反面、分散不良、電気、機械特性の
低下、表面しみ出しなどの問題が発生した。特
に、表面しみ出しに関して言えば、短時間では大
丈夫であつても、高温の長期にわたる評価によれ
ば、表面しみ出しの生じない難燃剤は見い出され
なかつた。この表面しみ出しは、難燃性の低下や
外観不良をさらに他への悪影響をもたらす可能性
があり、改善を要する。 また、このしみ出しのないものとして、難燃性
ポリマー、例えば塩素を含有するクロロプレンゴ
ム、塩素化ポリエチレンなどをブレンドすること
も考えられるが、この場合は耐熱劣化性を低下さ
せ、上記スチレン系エラストマー本来の優れた耐
熱劣化性が失われてしまうことになる。 本発明は上記に基いてなされたもので、難燃剤
のしみ出しがなく、しかも耐熱劣化性に優れた難
燃性を有するスチレン系エラストマー組成物の提
供を目的とするものである。 すなわち、本発明の組成物は、A―B―Aブロ
ツクコポリマー(ただし、Aはポリスチレン、B
はポリブタジエンまたはポリイソプレンに水素を
付加して不飽和をつぶしたポリマーである)と含
フツ素エラストマーをブレンドしたものであつ
て、このブレンド物における含フツ素エラストマ
ーの含有量が20重量%以上としたことを特徴とす
るものである。 本発明において含フツ素エラストマーとして
は、従来より公知乃至周知のものなどが、特に限
定されることなく、広範囲にわたつて種々例示さ
れ得る。例えば、テトラフルオロエチレン―プロ
ピレン系共重合体、フツ化ビニリデン―ヘキサフ
ルオロプロペン系共重合体、フツ化ビニリデン―
クロロトリフルオロエチレン系共重合体、フツ化
ビニリデン―ペンタフルオロプロペン系共重合
体、ポリフルオロアルキル基含有アクリレート系
エラストマー、ポリフルオロアルキル基含有ポリ
シロキサン系エラスマー、テトラフルオロエチン
―フツ化ビニルデン―プロピレン系共重合体、テ
トラフルフルオロエチレン―エチレン―イソブチ
レン系共重合体、エチレン―ヘキサフルオロプロ
ペン系共重合体、テトラフルオロエチレン―ブデ
ン―1系共重合体、テトラフルオロエチレン―エ
チルビニルエーテル系共重合体、含フツ素フオス
フオニトリル系エラストマー、テトラフルオロエ
チレン―フルオロビニルエーテル系共重合体など
が挙げられる。中でも電気絶縁性を考慮すれば、
テトラフルオロエチレン―プロピレン系共重合体
が好適である。 含フツ素エラストマーとして好適なテトラフル
オロエチレン―プロピレン系共重合体としては、
主成分のテトラフルオロエチレンとプロピレンに
加えて、これらと共重合可能な成分、例えば、エ
チレン、イソブチレン、アクリル酸およびそのア
ルキルエステル、メタクリル酸およびそのアルキ
ルエステル、フツ化ビニル、フツ化ビニリデン、
ヘキサフルオロプロペン、クロロエチルビニルエ
ーテル、クロロトリフルオロエチレン、パーフル
オロアルキルビニルエーテル等を適当に含有せし
めたものであつてもよい。かかる共重合体におい
て、テトラフルオロエチレン/プロピレンの含有
モル比としては95〜5〜30/70、特に90/10〜
45/55の範囲から選定することが、耐熱性、成形
性等の面から好ましく、また、適宜加えられる主
成分以外の成分の含有量としては通常50モル%以
下、特に30モル%以下の範囲から選定することが
好ましい。 含フツ素エラストマーのブレンド量は、組成物
全量の20重量%以上とする必要があり、20重量%
未満では所望の難燃性を付与できなくなる。 本発明においては、必要に応じて難燃助剤の併
用も可能であり、例えば三酸化アンチモン、ホウ
酸亜鉛、酸化ジルコニウムなどがあげられる。 これ以外に、しみ出しの生じない範囲で他の難
燃剤、例えばパークロロシクロペンタデカン、デ
カプロモジフエニルエーテルなどを併用しても良
く、また、通常のゴムに用いられるケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウムな
どの充填剤、酸化防止剤、滑剤、安定剤を加えて
も差し支えない。勿論、特性低下を招かない範囲
でのポリエチレンなど、他のポリマーの添加も可
能である。 以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明
する。 第1表に示す配合成分を所定量180℃以上で混
練混合後、180℃、5分の条件で厚さ2mmのシー
トにプレス成形した。 かくして得られたシートの各種特性についての
評価結果を第1表の不欄に示す。 なお、特性の評価は下記による。 難燃性:JISC―3005に準拠。 しみ出し:シートを120℃×120時間と常温×12時
間のヒートサイクルをかけながら8ケ月放置
して評価した。 耐熱劣化性:シートを160℃×10日熱劣化した後
に折り曲げ、クラツクの発生の有無を評価し
た。
物に関するものである。 近年、ウレタン系エラストマーで代表されるプ
ラスチツクのように加工でき、しかも化学架橋を
行なわなくともゴム的な性状を示す熱可塑性エラ
ストマーが注目をあびている。 特に、最近開発されたスチレン系エラストマ
ー、すなわちAがポリスチレンで、Bがポリブタ
ジエンあるいはポリイソプレンに水素を添加して
不飽和部をつぶしたポリマーであるA―B―Aブ
ロツクコポリマーは、電気絶縁性が優れ、強じん
で、しかも熱硬化温度が160℃以上と高く、耐熱
劣化性も良く、絶縁シート、チユーブ、テープな
どへの今後の発展が期待されているものである。
しかし、このものは、本来易燃性のため、前述の
如き優れた特徴を持つにもかかわらず、適用分野
が制限されていた。もし、難燃化できれば多方面
にわたる応用が可能となる。 本発明者らは、この難燃化をはかるために、お
よそ市場にてでている塩素や臭素を含むハロゲン
系難燃剤、リン系難燃剤を系統的に検討を行なつ
た。その結果、確かに難燃性をもたせることは可
能であるが、反面、分散不良、電気、機械特性の
低下、表面しみ出しなどの問題が発生した。特
に、表面しみ出しに関して言えば、短時間では大
丈夫であつても、高温の長期にわたる評価によれ
ば、表面しみ出しの生じない難燃剤は見い出され
なかつた。この表面しみ出しは、難燃性の低下や
外観不良をさらに他への悪影響をもたらす可能性
があり、改善を要する。 また、このしみ出しのないものとして、難燃性
ポリマー、例えば塩素を含有するクロロプレンゴ
ム、塩素化ポリエチレンなどをブレンドすること
も考えられるが、この場合は耐熱劣化性を低下さ
せ、上記スチレン系エラストマー本来の優れた耐
熱劣化性が失われてしまうことになる。 本発明は上記に基いてなされたもので、難燃剤
のしみ出しがなく、しかも耐熱劣化性に優れた難
燃性を有するスチレン系エラストマー組成物の提
供を目的とするものである。 すなわち、本発明の組成物は、A―B―Aブロ
ツクコポリマー(ただし、Aはポリスチレン、B
はポリブタジエンまたはポリイソプレンに水素を
付加して不飽和をつぶしたポリマーである)と含
フツ素エラストマーをブレンドしたものであつ
て、このブレンド物における含フツ素エラストマ
ーの含有量が20重量%以上としたことを特徴とす
るものである。 本発明において含フツ素エラストマーとして
は、従来より公知乃至周知のものなどが、特に限
定されることなく、広範囲にわたつて種々例示さ
れ得る。例えば、テトラフルオロエチレン―プロ
ピレン系共重合体、フツ化ビニリデン―ヘキサフ
ルオロプロペン系共重合体、フツ化ビニリデン―
クロロトリフルオロエチレン系共重合体、フツ化
ビニリデン―ペンタフルオロプロペン系共重合
体、ポリフルオロアルキル基含有アクリレート系
エラストマー、ポリフルオロアルキル基含有ポリ
シロキサン系エラスマー、テトラフルオロエチン
―フツ化ビニルデン―プロピレン系共重合体、テ
トラフルフルオロエチレン―エチレン―イソブチ
レン系共重合体、エチレン―ヘキサフルオロプロ
ペン系共重合体、テトラフルオロエチレン―ブデ
ン―1系共重合体、テトラフルオロエチレン―エ
チルビニルエーテル系共重合体、含フツ素フオス
フオニトリル系エラストマー、テトラフルオロエ
チレン―フルオロビニルエーテル系共重合体など
が挙げられる。中でも電気絶縁性を考慮すれば、
テトラフルオロエチレン―プロピレン系共重合体
が好適である。 含フツ素エラストマーとして好適なテトラフル
オロエチレン―プロピレン系共重合体としては、
主成分のテトラフルオロエチレンとプロピレンに
加えて、これらと共重合可能な成分、例えば、エ
チレン、イソブチレン、アクリル酸およびそのア
ルキルエステル、メタクリル酸およびそのアルキ
ルエステル、フツ化ビニル、フツ化ビニリデン、
ヘキサフルオロプロペン、クロロエチルビニルエ
ーテル、クロロトリフルオロエチレン、パーフル
オロアルキルビニルエーテル等を適当に含有せし
めたものであつてもよい。かかる共重合体におい
て、テトラフルオロエチレン/プロピレンの含有
モル比としては95〜5〜30/70、特に90/10〜
45/55の範囲から選定することが、耐熱性、成形
性等の面から好ましく、また、適宜加えられる主
成分以外の成分の含有量としては通常50モル%以
下、特に30モル%以下の範囲から選定することが
好ましい。 含フツ素エラストマーのブレンド量は、組成物
全量の20重量%以上とする必要があり、20重量%
未満では所望の難燃性を付与できなくなる。 本発明においては、必要に応じて難燃助剤の併
用も可能であり、例えば三酸化アンチモン、ホウ
酸亜鉛、酸化ジルコニウムなどがあげられる。 これ以外に、しみ出しの生じない範囲で他の難
燃剤、例えばパークロロシクロペンタデカン、デ
カプロモジフエニルエーテルなどを併用しても良
く、また、通常のゴムに用いられるケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウムな
どの充填剤、酸化防止剤、滑剤、安定剤を加えて
も差し支えない。勿論、特性低下を招かない範囲
でのポリエチレンなど、他のポリマーの添加も可
能である。 以下、本発明の実施例を比較例と対比して説明
する。 第1表に示す配合成分を所定量180℃以上で混
練混合後、180℃、5分の条件で厚さ2mmのシー
トにプレス成形した。 かくして得られたシートの各種特性についての
評価結果を第1表の不欄に示す。 なお、特性の評価は下記による。 難燃性:JISC―3005に準拠。 しみ出し:シートを120℃×120時間と常温×12時
間のヒートサイクルをかけながら8ケ月放置
して評価した。 耐熱劣化性:シートを160℃×10日熱劣化した後
に折り曲げ、クラツクの発生の有無を評価し
た。
【表】
以上、実施例および比較例からも明らかなよう
に、本発明によれば難燃性に優れると共に難燃剤
のしみがなく、しかも耐熱劣化性に優れたスチレ
ン系エラストマー組成物が得られることになる。
に、本発明によれば難燃性に優れると共に難燃剤
のしみがなく、しかも耐熱劣化性に優れたスチレ
ン系エラストマー組成物が得られることになる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A―B―Aブロツクコポリマー(ただし、A
はポリスチレン、Bはポリブタジエンまたはポリ
イソプレンに水素を付加して不飽和部をつぶした
ポリマーである)と含フツ素エラストマーをブレ
ンドしたものであつて、このブレンド物における
含フツ素エラストマーの含有量が20重量%以上で
あることを特徴とする難燃性スチレン系エラスト
マー組成物。 2 含フツ素エラストマーがテトラフルオロエチ
レン―プロピレン系共重合体であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の難燃性スチレン
系エラストー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP961483A JPS59135247A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 難燃性スチレン系エラストマ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP961483A JPS59135247A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 難燃性スチレン系エラストマ−組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59135247A JPS59135247A (ja) | 1984-08-03 |
| JPS6367819B2 true JPS6367819B2 (ja) | 1988-12-27 |
Family
ID=11725166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP961483A Granted JPS59135247A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 難燃性スチレン系エラストマ−組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59135247A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104262736A (zh) * | 2014-11-03 | 2015-01-07 | 苏州钧隆塑胶有限公司 | 一种高弹性塑胶 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU8671075A (en) * | 1974-12-06 | 1977-05-26 | Gen Electric | Flame retardant, non-dripping composition of polyphenylene ether and acrylonitrile - butadiene-styrene |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP961483A patent/JPS59135247A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59135247A (ja) | 1984-08-03 |
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