JPS638035B2 - - Google Patents
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- JPS638035B2 JPS638035B2 JP55060934A JP6093480A JPS638035B2 JP S638035 B2 JPS638035 B2 JP S638035B2 JP 55060934 A JP55060934 A JP 55060934A JP 6093480 A JP6093480 A JP 6093480A JP S638035 B2 JPS638035 B2 JP S638035B2
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- Japan
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- speed
- output
- car
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エレベータの駆動用の電動機を保
護するエレベータの安全装置に関する。
護するエレベータの安全装置に関する。
エレベータの駆動用の電動機の保護装置とし
て、かごが一定距離を走行するごとに、この走行
時間が所定時間を越えていると、電動機が焼損の
おそれがある状態であると判断して、かごに急停
止指令を出し、電動機への給電を阻止する装置が
ある。
て、かごが一定距離を走行するごとに、この走行
時間が所定時間を越えていると、電動機が焼損の
おそれがある状態であると判断して、かごに急停
止指令を出し、電動機への給電を阻止する装置が
ある。
まず、この装置について第1図および第2図に
ついて説明する。第1図における1は電動機、2
は巻上機、3はかご、4は重垂であり、重垂4と
かご3はロープ7でもつて巻上機2を介してつり
合うようになつている。
ついて説明する。第1図における1は電動機、2
は巻上機、3はかご、4は重垂であり、重垂4と
かご3はロープ7でもつて巻上機2を介してつり
合うようになつている。
また、かご3の昇降路には一定の間隔Lをもつ
て複数のカム5が設置されており、このカム5と
位置検出器6が係合すると位置検出信号を出力す
るようになつている。位置検出器6はかご3上に
設置されている。
て複数のカム5が設置されており、このカム5と
位置検出器6が係合すると位置検出信号を出力す
るようになつている。位置検出器6はかご3上に
設置されている。
一方、8は速度制御装置であり、この速度制御
装置8の出力によりサイリスタ装置9が3相交流
電源10の出力電圧を制御して接点15−1また
は16−1を介して電動機1に印加する電圧を制
御するようになつている。この電動機1と巻上機
2間にはブレーキドラム11が直結されており、
ブレーキドラム11にはブレーキシユー12が対
向して配設されている。ブレーキシユー12には
ブレーキコイル13が巻装されており、ブレーキ
コイル13は接点15−2,16−2を介して電
源14に接続されている。
装置8の出力によりサイリスタ装置9が3相交流
電源10の出力電圧を制御して接点15−1また
は16−1を介して電動機1に印加する電圧を制
御するようになつている。この電動機1と巻上機
2間にはブレーキドラム11が直結されており、
ブレーキドラム11にはブレーキシユー12が対
向して配設されている。ブレーキシユー12には
ブレーキコイル13が巻装されており、ブレーキ
コイル13は接点15−2,16−2を介して電
源14に接続されている。
第2図aは第1図のエレベータの安全装置の制
御回路を示す回路図である。この第2図aにおけ
るPは正の電源ライン、Nは負の電源ラインであ
り、電源ラインPとN間には、接点17−a、接
点24−a、上昇走行接触器15が直列に接続さ
れている。
御回路を示す回路図である。この第2図aにおけ
るPは正の電源ライン、Nは負の電源ラインであ
り、電源ラインPとN間には、接点17−a、接
点24−a、上昇走行接触器15が直列に接続さ
れている。
接点24−aと上昇走行接触器15との直列回
路に並列に、接点25−aと下降走行接触器16
との直列回路が接続されている。
路に並列に、接点25−aと下降走行接触器16
との直列回路が接続されている。
また、電源ラインPとN間には、安全チエツク
継電器17と変換器18との直列回路が接続され
ている。変換器18は第2図bで得られる非常停
止指令信号21の論理レベル「1」または「0」
に応じて安全チエツク継電器17を消磁または励
磁させるためのものである。
継電器17と変換器18との直列回路が接続され
ている。変換器18は第2図bで得られる非常停
止指令信号21の論理レベル「1」または「0」
に応じて安全チエツク継電器17を消磁または励
磁させるためのものである。
電源ラインPとN間には、接点15−aと接点
16−aとの並列回路と、変換器19との直列回
路が接続されている。変換器19は接点15−
a,16−aの論理和信号を論理レベルの走行信
号22に変換するもので、接点15−a,15−
aのいずれか一方がオンしていれば「1」、接点
15−a,16−aがともにオフしていれば
「0」を出力するものである。
16−aとの並列回路と、変換器19との直列回
路が接続されている。変換器19は接点15−
a,16−aの論理和信号を論理レベルの走行信
号22に変換するもので、接点15−a,15−
aのいずれか一方がオンしていれば「1」、接点
15−a,16−aがともにオフしていれば
「0」を出力するものである。
接点15−aは上記上昇走行接触器15が励磁
されるとオンとなり、消磁されるとオフとなるも
のである。また、接点16−aは下降走行接触器
16が励磁されるとオンとなり、消磁されるとオ
フとなるものである。
されるとオンとなり、消磁されるとオフとなるも
のである。また、接点16−aは下降走行接触器
16が励磁されるとオンとなり、消磁されるとオ
フとなるものである。
さらに、電源ラインPとN間には、接点SWお
よび変換器20との直列回路が接続されている。
接点SWは第1図における位置検出器6の接点で
あり、この位置検出器6がカム5と対向すると閉
成されるようになつている。この接点SWが閉成
されたときの信号は変換器20により論理レベル
の位置信号23に変換するようになつている。
よび変換器20との直列回路が接続されている。
接点SWは第1図における位置検出器6の接点で
あり、この位置検出器6がカム5と対向すると閉
成されるようになつている。この接点SWが閉成
されたときの信号は変換器20により論理レベル
の位置信号23に変換するようになつている。
なお、第1図の接点15−1,15−2は第2
図の上昇走行接触器15の接点であり、接点16
−1,16−2は第2図の下降走行接触器16の
接点である。また、第2図の接点17−aは安全
チエツク継電器17の接点を示す。
図の上昇走行接触器15の接点であり、接点16
−1,16−2は第2図の下降走行接触器16の
接点である。また、第2図の接点17−aは安全
チエツク継電器17の接点を示す。
一方、第2図bは論理回路であり、第2図aに
おける変換器20から出力される位置信号23は
単安定マルチバイブレータT1に入力されるよう
になつている。この単安定マルチバイブレータT
1は位置信号23が「0」から「1」に変化した
ときのみ出力が時間t1だけ「1」となるものであ
り、その出力は2入力のオアゲートOR1の第1
入力端に送出するようになつている。
おける変換器20から出力される位置信号23は
単安定マルチバイブレータT1に入力されるよう
になつている。この単安定マルチバイブレータT
1は位置信号23が「0」から「1」に変化した
ときのみ出力が時間t1だけ「1」となるものであ
り、その出力は2入力のオアゲートOR1の第1
入力端に送出するようになつている。
また、第2図aの変換器19から得られる走行
信号22はノツトゲートNOT1を通してオアゲ
ートOR1の第2入力端に加えられるようになつ
ている。オアゲートOR1の出力はタイマT2の
入力端に加えられるようになつている。タイマT
2は、入力が「1」のときは出力「0」となり、
入力が「1」から「0」に変化したときは出力が
時限t2だけ「0」となり、それ以降は「1」とな
る。そして、入力が上記以外の場合には、出力は
「1」となるタイマであり、このタイマT2の出
力はフリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力
端Sに加えられるようになつている。
信号22はノツトゲートNOT1を通してオアゲ
ートOR1の第2入力端に加えられるようになつ
ている。オアゲートOR1の出力はタイマT2の
入力端に加えられるようになつている。タイマT
2は、入力が「1」のときは出力「0」となり、
入力が「1」から「0」に変化したときは出力が
時限t2だけ「0」となり、それ以降は「1」とな
る。そして、入力が上記以外の場合には、出力は
「1」となるタイマであり、このタイマT2の出
力はフリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力
端Sに加えられるようになつている。
フリツプ・フロツプ回路FF1のリセツト入力
端Rには、リセツト信号26が供給されるように
なつている。フリツプ・フロツプ回路FF1の出
力端より上述の非常停止指令信号21が第2図a
の変換器18に供給するようになつている。
端Rには、リセツト信号26が供給されるように
なつている。フリツプ・フロツプ回路FF1の出
力端より上述の非常停止指令信号21が第2図a
の変換器18に供給するようになつている。
なお、単安定マルチバイブレータT1の時限t1
はタイマT2の時限t2を完全にセツトするのに必
要な最小時間に、タイマT2の時限t2は正常時か
ご3が昇降路に設置された各カム5との間の一定
距離Lを走行するのに十分な時間に設定する。
はタイマT2の時限t2を完全にセツトするのに必
要な最小時間に、タイマT2の時限t2は正常時か
ご3が昇降路に設置された各カム5との間の一定
距離Lを走行するのに十分な時間に設定する。
次に、従来のエレベータの安全装置の動作につ
いてかご3の上昇走行の場合について第3図aの
タイムチヤートを併用して説明する。まず、かご
3が停止中の場合には、第2図aにおいて、上昇
走行接触器15が消磁されているので、その接点
15−aはオフ状態にあり、また、下降走行接触
器16も消磁されているから、その接点16−a
もオフになつている。したがつて、変換器19か
ら出力される走行信号22は第3図aより明らか
なように、「0」となる。この第3図aの各符号
は第2図a、第2図bの各符号に対応している。
いてかご3の上昇走行の場合について第3図aの
タイムチヤートを併用して説明する。まず、かご
3が停止中の場合には、第2図aにおいて、上昇
走行接触器15が消磁されているので、その接点
15−aはオフ状態にあり、また、下降走行接触
器16も消磁されているから、その接点16−a
もオフになつている。したがつて、変換器19か
ら出力される走行信号22は第3図aより明らか
なように、「0」となる。この第3図aの各符号
は第2図a、第2図bの各符号に対応している。
走行信号22が「0」となることにより、第2
図bに示すノツトゲートNOT1の出力は第3図
aに示すように「1」となり、このノツトゲート
NOT1の出力はオアゲートOR1を通してタイマ
T2の入力端に加えられる。タイマT2は入力が
「1」のときは出力が「0」であり、その状態は
第3図aに示す通りである。
図bに示すノツトゲートNOT1の出力は第3図
aに示すように「1」となり、このノツトゲート
NOT1の出力はオアゲートOR1を通してタイマ
T2の入力端に加えられる。タイマT2は入力が
「1」のときは出力が「0」であり、その状態は
第3図aに示す通りである。
タイマT2の出力が「0」であるから、フリツ
プ・フロツプ回路FF1のセツト入力端Sも「0」
となり、フリツプ・フロツプ回路FF1の出力端
から出力される非常停止指令信号21は「0」と
なる。この非常停止指令信号21が「0」のと
き、変換器18は安全チエツク継電器17を励磁
させている。安全チエツク継電器17が励磁され
ることにより、その接点17−aはオンとなる。
プ・フロツプ回路FF1のセツト入力端Sも「0」
となり、フリツプ・フロツプ回路FF1の出力端
から出力される非常停止指令信号21は「0」と
なる。この非常停止指令信号21が「0」のと
き、変換器18は安全チエツク継電器17を励磁
させている。安全チエツク継電器17が励磁され
ることにより、その接点17−aはオンとなる。
次に、上昇方向の呼びに応じるべく、上昇走行
指令継電器(図示せず)が励磁され、その接点2
4−aがオンすると、接点17−aと24−aを
経て上昇走行接触器15に通電され、この上昇走
行接触器15が励磁される。これにともないその
接点15−1,15−2はともにオンとなる。
指令継電器(図示せず)が励磁され、その接点2
4−aがオンすると、接点17−aと24−aを
経て上昇走行接触器15に通電され、この上昇走
行接触器15が励磁される。これにともないその
接点15−1,15−2はともにオンとなる。
接点15−1がオンとなることにより、電源1
4の電圧がこの接点15−2を介してブレーキコ
イル13に印加され、このブレーキコイル13が
励磁されてブレーキドラム11からブレーキシユ
ー12が離れて、制動力が解除される。
4の電圧がこの接点15−2を介してブレーキコ
イル13に印加され、このブレーキコイル13が
励磁されてブレーキドラム11からブレーキシユ
ー12が離れて、制動力が解除される。
一方、接点15−1がオンとなることにより、
速度制御装置8からの指令によつてサイリスタ装
置9から制御された3相交流電源10の電力がこ
の接点15−1を経て電動機1に供給され、その
結果、巻上機2が駆動されて、第3図aに示すよ
うに、かご3が上昇方向に走行を開始する。
速度制御装置8からの指令によつてサイリスタ装
置9から制御された3相交流電源10の電力がこ
の接点15−1を経て電動機1に供給され、その
結果、巻上機2が駆動されて、第3図aに示すよ
うに、かご3が上昇方向に走行を開始する。
また、これと同時に、上昇走行接触器15の接
点15−aもオンとなつているから、この接点1
5−aのオン信号が変換器19に入力され、変換
器19から走行信号22がノツトゲートNOT1
に入力され、ノツトゲートNOT1の出力は「0」
となり、したがつて、オアゲートOR1の出力も
「0」となつて、タイマT2の入力は「1」から
「0」となる。
点15−aもオンとなつているから、この接点1
5−aのオン信号が変換器19に入力され、変換
器19から走行信号22がノツトゲートNOT1
に入力され、ノツトゲートNOT1の出力は「0」
となり、したがつて、オアゲートOR1の出力も
「0」となつて、タイマT2の入力は「1」から
「0」となる。
タイマT2は、その入力が「1」から「0」に
変化したときは、走行信号22が「1」となつた
時刻から時限t2の終了時刻までは、タイマT2の
出力端は「0」であり、このときフリツプ・フロ
ツプ回路FF1の出力、すなわち、非常停止指令
信号21も「0」のままである。
変化したときは、走行信号22が「1」となつた
時刻から時限t2の終了時刻までは、タイマT2の
出力端は「0」であり、このときフリツプ・フロ
ツプ回路FF1の出力、すなわち、非常停止指令
信号21も「0」のままである。
次いで、かご3が上昇方向の走行を続け、タイ
マT2の時限t2が終了する前に第1図のかご3上
に設けられた位置検出器6カム5に対向して、こ
の位置検出器6の接点SWがオンとなる。接点
SWがオンとなることにより、変換器20から位
置信号(第3図a)23が「0」から「1」に変
化し、単安定マルチバイブレータT1の入力端に
加えられる。
マT2の時限t2が終了する前に第1図のかご3上
に設けられた位置検出器6カム5に対向して、こ
の位置検出器6の接点SWがオンとなる。接点
SWがオンとなることにより、変換器20から位
置信号(第3図a)23が「0」から「1」に変
化し、単安定マルチバイブレータT1の入力端に
加えられる。
これにより、単安定マルチバイブレータT1の
出力は時限t1の間は「1」となる。この出力はオ
アゲートOR1を通してタイマT2に加えられ
る。したがつて、タイマT2の入力もこの時限t1
の間「1」であり、タイマT2の出力も時限t1の
間は「0」のままであり、単安定マルチバイブレ
ータT1は時限t1を終了して「0」に復帰する
と、この時刻からタイマT2の出力は「0」の状
態を時限t2の間保持する。したがつて、フリツ
プ・フロツプ回路FF1から出力される非常停止
指令信号21も「0」のままである。
出力は時限t1の間は「1」となる。この出力はオ
アゲートOR1を通してタイマT2に加えられ
る。したがつて、タイマT2の入力もこの時限t1
の間「1」であり、タイマT2の出力も時限t1の
間は「0」のままであり、単安定マルチバイブレ
ータT1は時限t1を終了して「0」に復帰する
と、この時刻からタイマT2の出力は「0」の状
態を時限t2の間保持する。したがつて、フリツ
プ・フロツプ回路FF1から出力される非常停止
指令信号21も「0」のままである。
さらに、かご3が上昇し続けると、タイマT2
の時限t2内に再び位置検出器6がカム5に対向し
て、上述と同じ動作を繰り返しながら着床階に着
床し、停止する。
の時限t2内に再び位置検出器6がカム5に対向し
て、上述と同じ動作を繰り返しながら着床階に着
床し、停止する。
次に、かご3が上昇走行中に電動機1がトルク
負けして焼損するおそれのある状態になつた場合
について、第3図bのタイムチヤートを併用して
述べる。この第3図bの各符号も第2図a、第2
図bの各部に対応しているものである。
負けして焼損するおそれのある状態になつた場合
について、第3図bのタイムチヤートを併用して
述べる。この第3図bの各符号も第2図a、第2
図bの各部に対応しているものである。
この場合には、かご3は上昇方向に異常に低い
速度で走行するか、またはある位置で停止してし
まう。したがつて、かご3上に設置された位置検
出器6はタイマT2の時限t2内には、次の対向す
るべきカム5とは対向できなくなり、タイマT2
は時限t2を終了して出力が「1」となり、フリツ
プ・フロツプ回路FF1の出力は「1」にセツト
される。
速度で走行するか、またはある位置で停止してし
まう。したがつて、かご3上に設置された位置検
出器6はタイマT2の時限t2内には、次の対向す
るべきカム5とは対向できなくなり、タイマT2
は時限t2を終了して出力が「1」となり、フリツ
プ・フロツプ回路FF1の出力は「1」にセツト
される。
これにより、非常停止指令信号21が「1」と
なり、変換器18によつて安全チエツク継電器1
7が消磁され、その接点17−aが開放される。
これにともない、上昇走行接触器15が消磁さ
れ、その接点15−1,15−2,15−aはと
もにオフとなる。
なり、変換器18によつて安全チエツク継電器1
7が消磁され、その接点17−aが開放される。
これにともない、上昇走行接触器15が消磁さ
れ、その接点15−1,15−2,15−aはと
もにオフとなる。
接点15−2がオフとなることにより、ブレー
キコイル13の通電が断たれ、ブレーキシユー1
2がブレーキドラム11と接触し、制動力が加え
られる。また、接点15−1がオフとなることに
より、電動機1へサイリスタ装置9からの電力の
供給が停止される。かくして、かご3を急停止さ
せる。
キコイル13の通電が断たれ、ブレーキシユー1
2がブレーキドラム11と接触し、制動力が加え
られる。また、接点15−1がオフとなることに
より、電動機1へサイリスタ装置9からの電力の
供給が停止される。かくして、かご3を急停止さ
せる。
また、第2図bのフリツプ・フロツプ回路FF
1の出力は「1」状態を保持し続けるので、かご
3は急停止後も停止状態を保持し続け、以後のか
ご3の起動は阻止される。
1の出力は「1」状態を保持し続けるので、かご
3は急停止後も停止状態を保持し続け、以後のか
ご3の起動は阻止される。
以上から明らかなように、上記の従来のエレベ
ータの安全装置は、昇降路に一定の間隔で設置さ
れた各カム5間の距離Lを走行する時間が予め設
定されたタイマT2の時限t2よりも長いならば、
電動機1に異常が生じたと判断し、かご3に非常
停止指令信号21を発生するものである。
ータの安全装置は、昇降路に一定の間隔で設置さ
れた各カム5間の距離Lを走行する時間が予め設
定されたタイマT2の時限t2よりも長いならば、
電動機1に異常が生じたと判断し、かご3に非常
停止指令信号21を発生するものである。
しかしながら、このような従来のエレベータの
安全装置は次のような欠点を有している。まず、
昇降路に一定の間隔でカム5を設置しなければな
らないので、昇降行程の長いエレベータでは、多
数のカムが必要となり、カムとそれらの据付のコ
ストが相当高くなつてしまう。
安全装置は次のような欠点を有している。まず、
昇降路に一定の間隔でカム5を設置しなければな
らないので、昇降行程の長いエレベータでは、多
数のカムが必要となり、カムとそれらの据付のコ
ストが相当高くなつてしまう。
次に、かご3または重垂4が巻上機2に索引さ
れるロープ7をスリツプさせるような障害、たと
えば、重垂側の非常止めが誤動作したような場
合、すなわち、電動機1が空転して有効に動作し
ないことがある。
れるロープ7をスリツプさせるような障害、たと
えば、重垂側の非常止めが誤動作したような場
合、すなわち、電動機1が空転して有効に動作し
ないことがある。
これを第4図にしたがつて説明する。この第4
図の各符号は第1図および第2図a、第2図bの
各部に対応しているものである。かご3が上昇走
行中にロープ7をスリツプさせるような障害に出
合うとする。すると、電動機1は高速のまま空転
し、かご3は少し上昇方向に動き、やがて巻上機
2に索引されるロープ7がすべり、かご3はかご
内の負荷によつて少し下降方向に動く。そして、
再びかご3は少し上昇して、また少し下降すると
云う動作を繰り返す。
図の各符号は第1図および第2図a、第2図bの
各部に対応しているものである。かご3が上昇走
行中にロープ7をスリツプさせるような障害に出
合うとする。すると、電動機1は高速のまま空転
し、かご3は少し上昇方向に動き、やがて巻上機
2に索引されるロープ7がすべり、かご3はかご
内の負荷によつて少し下降方向に動く。そして、
再びかご3は少し上昇して、また少し下降すると
云う動作を繰り返す。
したがつて、かご3上に設けられた位置検出器
6の位置は第4図に示すごとく、周期運動とな
る。通常の場合には、タイマT2の時限t2が終了
して、この装置は有効に動作する。しかし、この
現象が丁度位置検出器6と昇降路に設置されたカ
ム5と対向する位置と、対向しない位置との往復
運動となつたとするならば、位置検出器6の接点
SWは何回もオン、オフを繰り返す。
6の位置は第4図に示すごとく、周期運動とな
る。通常の場合には、タイマT2の時限t2が終了
して、この装置は有効に動作する。しかし、この
現象が丁度位置検出器6と昇降路に設置されたカ
ム5と対向する位置と、対向しない位置との往復
運動となつたとするならば、位置検出器6の接点
SWは何回もオン、オフを繰り返す。
したがつて、単安定マルチバイブレータT1の
出力とオアゲートOR1の出力とは「1」と
「0」を繰り返し、一般にこの往復動の周期はタ
イマT2の時限t2よりも短いので、タイマT2の
出力は「0」状態のままとなる。このため、電動
機1が空転する状態が長時間続いて、焼損するよ
うなことが起きても、この装置は動作しない。
出力とオアゲートOR1の出力とは「1」と
「0」を繰り返し、一般にこの往復動の周期はタ
イマT2の時限t2よりも短いので、タイマT2の
出力は「0」状態のままとなる。このため、電動
機1が空転する状態が長時間続いて、焼損するよ
うなことが起きても、この装置は動作しない。
この発明は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、電動機の異常な低速回転および
異常高速回転を検出して、かごの非常停止指令信
号を出して、電動機を保護し、エレベータの安全
性を期することのできるエレベータの安全装置を
提供することを目的とする。
なされたもので、電動機の異常な低速回転および
異常高速回転を検出して、かごの非常停止指令信
号を出して、電動機を保護し、エレベータの安全
性を期することのできるエレベータの安全装置を
提供することを目的とする。
以下、この発明のエレベータの安全装置の実施
例について図面に基づき説明する。第5図はその
一実施例における論理回路のブロツク図であり、
第2図bの従来の論理回路に対応するものであ
る。この第5図において、第1図および第2図b
と同一部分には同一符号を付して述べることにす
る。
例について図面に基づき説明する。第5図はその
一実施例における論理回路のブロツク図であり、
第2図bの従来の論理回路に対応するものであ
る。この第5図において、第1図および第2図b
と同一部分には同一符号を付して述べることにす
る。
この第5図において、27は電動機1に直結さ
れた速度発電機を示すものであり、この速度発電
機27は電動機1の回転数に比例した電圧VTを
発生し、抵抗R7を通して演算増幅器OP2の反転
入力端にこの電圧VTを印加するようになつてい
るとともに、抵抗R5を介して演算増幅器OP1の
反転入力端にも供給するようになつている。
れた速度発電機を示すものであり、この速度発電
機27は電動機1の回転数に比例した電圧VTを
発生し、抵抗R7を通して演算増幅器OP2の反転
入力端にこの電圧VTを印加するようになつてい
るとともに、抵抗R5を介して演算増幅器OP1の
反転入力端にも供給するようになつている。
また、基準電圧発生回路28は抵抗R1〜R3を
直列にして、電源Vとアース間に接続され、抵抗
R2とR3の接続点は抵抗R6を介して演算増幅器OP
2の非反転入力端に電圧VT2を供給するように
なつており、抵抗R2とR1との接続点より電圧
VT1は抵抗R4を介して演算増幅器OP1の非反転
入力端に印加するようになつている。
直列にして、電源Vとアース間に接続され、抵抗
R2とR3の接続点は抵抗R6を介して演算増幅器OP
2の非反転入力端に電圧VT2を供給するように
なつており、抵抗R2とR1との接続点より電圧
VT1は抵抗R4を介して演算増幅器OP1の非反転
入力端に印加するようになつている。
演算増幅器OP1は比較回路29の主体をなす
ものであり、その出力端は抵抗R8を介してノツ
トゲートNOT2の入力端に接続され、この抵抗
R8の出力側の一端とアース間には抵抗R9とダイ
オードD1との並列回路が接続されている。かく
して、抵抗R4,R5,R8,R9とダイオードD1およ
び演算増幅器OP1とにより比較回路29が構成
されている。比較回路29は入力信号である電圧
VTとVT1とを比較し、VT<VT1のとき出力
「1」、VT≧VT1のとき出力が「0」となるもの
である。
ものであり、その出力端は抵抗R8を介してノツ
トゲートNOT2の入力端に接続され、この抵抗
R8の出力側の一端とアース間には抵抗R9とダイ
オードD1との並列回路が接続されている。かく
して、抵抗R4,R5,R8,R9とダイオードD1およ
び演算増幅器OP1とにより比較回路29が構成
されている。比較回路29は入力信号である電圧
VTとVT1とを比較し、VT<VT1のとき出力
「1」、VT≧VT1のとき出力が「0」となるもの
である。
電圧VT1は第1の基準電圧となるもので、第
1の走行基準速度に対応するものである。この第
1の走行基準速度は電動機1の回転速度が正常時
のエレベータ運転における回転速度よりも低く設
定された速度である。つまり、エレベータの定格
速度よりも低い値に設定する。
1の走行基準速度に対応するものである。この第
1の走行基準速度は電動機1の回転速度が正常時
のエレベータ運転における回転速度よりも低く設
定された速度である。つまり、エレベータの定格
速度よりも低い値に設定する。
同様にして、演算増幅器OP2の出力端は抵抗
R10を介してタイマT4の入力端に接続されてい
る。この抵抗R10の出力側の一端とアース間には
抵抗R11とダイオードD2との並列回路が接続され
ている。かくして、比較回路30は抵抗R6,R7,
R10,R11およびダイオードD2と演算増幅器OP2
とにより構成され、入力信号である電圧VTと
VT2とを比較し、VT<VT2のとき出力「1」
で、VT≧VT2のとき出力が「0」となるもので
ある。
R10を介してタイマT4の入力端に接続されてい
る。この抵抗R10の出力側の一端とアース間には
抵抗R11とダイオードD2との並列回路が接続され
ている。かくして、比較回路30は抵抗R6,R7,
R10,R11およびダイオードD2と演算増幅器OP2
とにより構成され、入力信号である電圧VTと
VT2とを比較し、VT<VT2のとき出力「1」
で、VT≧VT2のとき出力が「0」となるもので
ある。
電圧VT2は第2の基準電圧となるもので、第
2の走行基準速度に対応するものである。この第
2の走行基準速度は第1の走行基準速度よりも高
い値に設定するか、または第1の走行基準速度と
等しい値に設定されている。
2の走行基準速度に対応するものである。この第
2の走行基準速度は第1の走行基準速度よりも高
い値に設定するか、または第1の走行基準速度と
等しい値に設定されている。
上記タイマT4は入力が「1」のときは出力端
は「0」となり、入力が「1」から「0」に変化
したとき、出力端は時限t2の間「0」となり、そ
れ以後は「1」であり、入力が上記以外のとき出
力は「1」となるものであり、その出力は2入力
のオアゲートOR2の第1入力端に加えられるよ
うになつている。
は「0」となり、入力が「1」から「0」に変化
したとき、出力端は時限t2の間「0」となり、そ
れ以後は「1」であり、入力が上記以外のとき出
力は「1」となるものであり、その出力は2入力
のオアゲートOR2の第1入力端に加えられるよ
うになつている。
上記ノツトゲートNOT2の出力はオアゲート
OR3の第1入力端に接続され、このオアゲート
OR3の第2入力端にはノツトゲートNOT3を介
して走行信号22が供給されるようになつてい
る。オアゲートOR3の出力はタイマT3の入力
端に供給するようになつている。
OR3の第1入力端に接続され、このオアゲート
OR3の第2入力端にはノツトゲートNOT3を介
して走行信号22が供給されるようになつてい
る。オアゲートOR3の出力はタイマT3の入力
端に供給するようになつている。
タイマT3は入力が「1」のときは出力端が
「0」であり、入力が「1」から「0」に変化し
たときは出力は時限t3の間「0」となり、それ以
外は「1」である。そして、入力が上記以外のと
きは出力が「0」となるものである。
「0」であり、入力が「1」から「0」に変化し
たときは出力は時限t3の間「0」となり、それ以
外は「1」である。そして、入力が上記以外のと
きは出力が「0」となるものである。
タイマT3は第1の時間を設定するものであり、
この第1の時間は通常のエレベータ運転時におい
て、電動機回転速度が第1の基準速度以下の状態
にある時間よりも長く設定され、また電動機1が
異常低圧で回転している状態でも保護できる時間
よりも短く設定されている。
この第1の時間は通常のエレベータ運転時におい
て、電動機回転速度が第1の基準速度以下の状態
にある時間よりも長く設定され、また電動機1が
異常低圧で回転している状態でも保護できる時間
よりも短く設定されている。
このタイマT3の出力はオアゲートOR2の第
2入力端に送出されるようになつており、このオ
アゲートOR2の出力はフリツプ・フロツプ回路
FF1のセツト入力端Sに送出され、リセツト入
力端Rにはリセツト信号26が供給されるように
なつている。フリツプ・フロツプ回路FF1の出
力端より非常停止指令信号21が出力されるよう
になつている。この非常停止指令信号21は第2
図bの変換器18に供給されるようになつてい
る。
2入力端に送出されるようになつており、このオ
アゲートOR2の出力はフリツプ・フロツプ回路
FF1のセツト入力端Sに送出され、リセツト入
力端Rにはリセツト信号26が供給されるように
なつている。フリツプ・フロツプ回路FF1の出
力端より非常停止指令信号21が出力されるよう
になつている。この非常停止指令信号21は第2
図bの変換器18に供給されるようになつてい
る。
また、上記タイマT3の時限t3と基準電圧発生
回路28の出力VT1との値は、速度発電機27
の出力電圧VTが電圧VT1以下の値に対応する回
転数で電動機1が時限t3以上回転していると、電
動機1が焼損の状態に到ると判断される値に設定
されている。
回路28の出力VT1との値は、速度発電機27
の出力電圧VTが電圧VT1以下の値に対応する回
転数で電動機1が時限t3以上回転していると、電
動機1が焼損の状態に到ると判断される値に設定
されている。
一方、タイマT4は第2の時間を設定するもの
であり、この第2の時間は、かごが最下階と最上
階を第2の走行基準速度と等しい速度で走行する
場合の運転時間よりも長い値に設定されている。
であり、この第2の時間は、かごが最下階と最上
階を第2の走行基準速度と等しい速度で走行する
場合の運転時間よりも長い値に設定されている。
なお、この設定のし方は電動機1の保護が目的
ではなく、ロープがスリツプし、ロープ、巻上機
のシーブが異常に摩耗することを防ぐ目的である
から、これらの摩耗耐量が大きいので、ビルごと
に異なつた時間を設定する必要はなく、十分長い
時間に設定すればよい。
ではなく、ロープがスリツプし、ロープ、巻上機
のシーブが異常に摩耗することを防ぐ目的である
から、これらの摩耗耐量が大きいので、ビルごと
に異なつた時間を設定する必要はなく、十分長い
時間に設定すればよい。
また、タイマT4の時限t4と基準電圧発生回路2
8の電圧VT2との値は、速度発電機27の出力
電圧VTが電圧VT2以上の値に対応する回転数で
時限t4以上電動機1が回転していると、かご3は
最下階から最上階までまたは最上階から最下階ま
で走行したと判断される値に設定されている。
8の電圧VT2との値は、速度発電機27の出力
電圧VTが電圧VT2以上の値に対応する回転数で
時限t4以上電動機1が回転していると、かご3は
最下階から最上階までまたは最上階から最下階ま
で走行したと判断される値に設定されている。
なお、この発明でも、システム構成図は第1図
と、制御回路図は第2図aとカム5、位置検出器
6、その接点SW、変換器20、位置信号23が
ないだけで、他は同じであるから、第1図、第2
図aを援用して述べることにする。
と、制御回路図は第2図aとカム5、位置検出器
6、その接点SW、変換器20、位置信号23が
ないだけで、他は同じであるから、第1図、第2
図aを援用して述べることにする。
次に、この発明のエレベータの安全装置の動作
についてかごが上昇走行する場合について第6図
aを併用して述べることにする。まず、かご3の
停止中の場合には、第2図aにおいて、上昇走行
接触器15が消磁されているので、その接点15
−aはオフ状態であり、走行信号22は第6図a
のように、「0」となり、第5図のノツトゲート
NOT3の出力は「1」となり、この出力はオア
ゲートOR3を通してタイマT3の入力端に加え
られる。
についてかごが上昇走行する場合について第6図
aを併用して述べることにする。まず、かご3の
停止中の場合には、第2図aにおいて、上昇走行
接触器15が消磁されているので、その接点15
−aはオフ状態であり、走行信号22は第6図a
のように、「0」となり、第5図のノツトゲート
NOT3の出力は「1」となり、この出力はオア
ゲートOR3を通してタイマT3の入力端に加え
られる。
これにより、タイマT3の出力端は「0」で、
この出力はオアゲートOR2を通してフリツプ・
フロツプ回路FF1のセツト入力端Sに供給され
る。フリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力
端Sに「0」の信号が入力されているとき、その
出力、すなわち、非常停止指令信号21は「0」
となる。これにより、安全チエツク継電器17は
励磁され、その接点17−aがオンとなつてい
る。
この出力はオアゲートOR2を通してフリツプ・
フロツプ回路FF1のセツト入力端Sに供給され
る。フリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力
端Sに「0」の信号が入力されているとき、その
出力、すなわち、非常停止指令信号21は「0」
となる。これにより、安全チエツク継電器17は
励磁され、その接点17−aがオンとなつてい
る。
次に、上昇方向の呼びに応えるべく、上昇走行
指令継電器(図示せず)が励磁され、その接点2
4−aがオンとなると、接点17−aがオンして
いるので、この接点17−a,24−aを介して
上昇走行接触器15が励磁され、その接点15−
1,15−2,15−aが同時にオンとなる。
指令継電器(図示せず)が励磁され、その接点2
4−aがオンとなると、接点17−aがオンして
いるので、この接点17−a,24−aを介して
上昇走行接触器15が励磁され、その接点15−
1,15−2,15−aが同時にオンとなる。
したがつて、従来例と同様に、第1図におい
て、ブレーキシユー12がブレーキドラム11か
ら離れると同時に、電動機1にはサイリスタ装置
9から速度制御装置8からの指令に基づいて供給
電力が制御され、かご3が上昇方向に走行を開始
する。
て、ブレーキシユー12がブレーキドラム11か
ら離れると同時に、電動機1にはサイリスタ装置
9から速度制御装置8からの指令に基づいて供給
電力が制御され、かご3が上昇方向に走行を開始
する。
また、接点15−aのオンにより、変換器19
から走行信号22が出力され、この走行信号22
はノツトゲートNOT3に加えられ、ノツトゲー
トNOT3の出力端は「0」となり、オアゲート
OR3を介してタイマT3の入力端に加えられ
る。したがつて、走行信号22が「1」となつた
時刻からタイマT3の時限t3の終了時刻までは、
タイマT3の出力端とフリツプ・フロツプ回路
FF1の出力である非常停止指令信号21とがと
もに「0」となる。
から走行信号22が出力され、この走行信号22
はノツトゲートNOT3に加えられ、ノツトゲー
トNOT3の出力端は「0」となり、オアゲート
OR3を介してタイマT3の入力端に加えられ
る。したがつて、走行信号22が「1」となつた
時刻からタイマT3の時限t3の終了時刻までは、
タイマT3の出力端とフリツプ・フロツプ回路
FF1の出力である非常停止指令信号21とがと
もに「0」となる。
さらに、かご3が上昇方向に走行を続け、タイ
マT3の時限t3が終了する以前に速度発電機27
の出力VTが基準電圧発生回路28の基準電圧、
すなわち、電圧VT1以上になると、比較回路2
9の出力が「0」で、ノツトゲートNOT2の出
力およびオアゲートOR3の出力はともに「1」
である。したがつて、タイマT3の入力端は
「1」となり、その出力は「0」となり、このタ
イマT3の出力「0」はオアゲートOR2を通し
てフリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力端
Sに加えられ、フリツプ・フロツプ回路FF1の
出力端は「0」、すなわち、非常停止指令信号2
1は「0」の状態を保持している。
マT3の時限t3が終了する以前に速度発電機27
の出力VTが基準電圧発生回路28の基準電圧、
すなわち、電圧VT1以上になると、比較回路2
9の出力が「0」で、ノツトゲートNOT2の出
力およびオアゲートOR3の出力はともに「1」
である。したがつて、タイマT3の入力端は
「1」となり、その出力は「0」となり、このタ
イマT3の出力「0」はオアゲートOR2を通し
てフリツプ・フロツプ回路FF1のセツト入力端
Sに加えられ、フリツプ・フロツプ回路FF1の
出力端は「0」、すなわち、非常停止指令信号2
1は「0」の状態を保持している。
さらに、かご3が速度を上げ、速度発電機27
の出力VTが基準電圧発生回路28の出力VT2以
上に変化すると、比較回路30の出力は「1」か
ら「0」に変化し、したがつて、速度発電機27
の出力VTが基準電圧発生回路28の電圧VT2に
達した時点からタイマT4の時限t4の終了時刻ま
では、タイマT4の出力とオアゲートOR2の出
力とフリツプ・フロツプ回路FF1の出力である
非常停止指令信号21とは「0」となる。そし
て、かご3が呼びに応じて減速を始めると、上述
の場合と同様にこの発明の安全装置が動作し、や
がてかご3は停止予定階に着床する。
の出力VTが基準電圧発生回路28の出力VT2以
上に変化すると、比較回路30の出力は「1」か
ら「0」に変化し、したがつて、速度発電機27
の出力VTが基準電圧発生回路28の電圧VT2に
達した時点からタイマT4の時限t4の終了時刻ま
では、タイマT4の出力とオアゲートOR2の出
力とフリツプ・フロツプ回路FF1の出力である
非常停止指令信号21とは「0」となる。そし
て、かご3が呼びに応じて減速を始めると、上述
の場合と同様にこの発明の安全装置が動作し、や
がてかご3は停止予定階に着床する。
次に、第6図bを併用してかご3が上昇走行中
に電動機1がトルク負けして、焼損のおそれにな
つた場合について説明する。この場合はかご3は
上昇方向に異常に低い速度で走行するか、または
ある位置で停止してしまう。したがつて、電動機
1に直結された速度発電機27の出力電圧VTは
基準電圧発生回路28の電圧VT1以下の値とな
る。
に電動機1がトルク負けして、焼損のおそれにな
つた場合について説明する。この場合はかご3は
上昇方向に異常に低い速度で走行するか、または
ある位置で停止してしまう。したがつて、電動機
1に直結された速度発電機27の出力電圧VTは
基準電圧発生回路28の電圧VT1以下の値とな
る。
これにより、第5図の比較回路29の出力は
「1」となり、ノツトゲートNOT2の出力は
「0」となる。この「0」の出力はオアゲート
OR3を通してタイマT3の入力端に加えられ、
タイマT3の出力は走行信号22が「0」から
「1」または速度発電機27の出力電圧VTが基
準電圧発生回路28の電圧VT1以下の値になつ
た時刻から時限t3後に「1」となる。
「1」となり、ノツトゲートNOT2の出力は
「0」となる。この「0」の出力はオアゲート
OR3を通してタイマT3の入力端に加えられ、
タイマT3の出力は走行信号22が「0」から
「1」または速度発電機27の出力電圧VTが基
準電圧発生回路28の電圧VT1以下の値になつ
た時刻から時限t3後に「1」となる。
したがつて、オアゲートOR2の出力は「1」、
フリツプ・フロツプ回路FF1の出力、すなわち、
非常停止指令信号21は「1」となり、第2図a
の変換器18によつて安全チエツク継電器17が
消磁され、その接点17−aがオフとなる。その
結果、上昇走行接触器15が消磁され、その接点
15−1,15−2,15−aはもとにオフとな
る。
フリツプ・フロツプ回路FF1の出力、すなわち、
非常停止指令信号21は「1」となり、第2図a
の変換器18によつて安全チエツク継電器17が
消磁され、その接点17−aがオフとなる。その
結果、上昇走行接触器15が消磁され、その接点
15−1,15−2,15−aはもとにオフとな
る。
接点15−1がオフとなることにより、電動機
1への電力の供給がしや断され、また、接点15
−2がオフとなることにより、ブレーキコイル1
3が消磁され、ブレーキシユー12がブレーキド
ラム11を押圧してかご3は急停止する。
1への電力の供給がしや断され、また、接点15
−2がオフとなることにより、ブレーキコイル1
3が消磁され、ブレーキシユー12がブレーキド
ラム11を押圧してかご3は急停止する。
また、第5図のフリツプ・フロツプ回路FF1
の出力は「1」の状態を保持するので、安全チエ
ツク継電器17は消磁されたままであり、かご3
は急停止後も停止状態を保持し続け、以後のかご
3の起動は阻止される。
の出力は「1」の状態を保持するので、安全チエ
ツク継電器17は消磁されたままであり、かご3
は急停止後も停止状態を保持し続け、以後のかご
3の起動は阻止される。
次に、従来の欠点であつた電動機⊥の空転現象
の場合について第6図cを併用して説明する。こ
のような場合、電動機1は空転するので、第5図
において、速度発電機27の出力電圧VTは基準
電圧発生回路28の電圧VT2以上となるので、
比較回路30の出力は「0」となる。
の場合について第6図cを併用して説明する。こ
のような場合、電動機1は空転するので、第5図
において、速度発電機27の出力電圧VTは基準
電圧発生回路28の電圧VT2以上となるので、
比較回路30の出力は「0」となる。
したがつて、タイマT4の出力は上記出力電圧
VTがVT2以上に変化した時刻からタイマT4の
時限t4後に「1」となり、オアゲートOR2の出
力は「1」で、フリツプ・フロツプ回路FF1の
出力である非常停止指令信号21は「1」とな
り、前述と同様に、安全チエツク継電器17は消
磁され、かご3は非常停止しかつ再起動も阻止さ
れる。
VTがVT2以上に変化した時刻からタイマT4の
時限t4後に「1」となり、オアゲートOR2の出
力は「1」で、フリツプ・フロツプ回路FF1の
出力である非常停止指令信号21は「1」とな
り、前述と同様に、安全チエツク継電器17は消
磁され、かご3は非常停止しかつ再起動も阻止さ
れる。
以上詳述したように、この発明のエレベータの
安全装置によれば、電動機の回転数に比例したか
ごの走行速度を検出し、かごの走行速度が第1の
速度基準値より小さい場合にはこの状態の継続時
間と第1の設定時間とを比較して、電動機が異常
な低速で回転していることを発見し、また、かご
の走行速度が第2の基準値より大きい場合にはこ
の状態の継続時間と第2の設定時間とを比較して
電動機が空転していることを発見し、かごに非常
停止指令を出すようにしたので、電動機が商用電
源の電圧低下などによつて異常な低速で回転し続
けるのを防止できると共に、重錘側の非常止めが
誤動作してロープをスリツプさせるよう障害に出
合つたまま電動機が高速で回転し続けるのを防止
でき、さらに多数のカムを据付けることが不要に
なり、コスト的にも有利であることは勿論のこ
と、電動機の空転を防止でき、電動機の焼損を未
然に防止できるほか、ロープや巻上機シーブの異
常摩耗も防止できると云う効果がある。
安全装置によれば、電動機の回転数に比例したか
ごの走行速度を検出し、かごの走行速度が第1の
速度基準値より小さい場合にはこの状態の継続時
間と第1の設定時間とを比較して、電動機が異常
な低速で回転していることを発見し、また、かご
の走行速度が第2の基準値より大きい場合にはこ
の状態の継続時間と第2の設定時間とを比較して
電動機が空転していることを発見し、かごに非常
停止指令を出すようにしたので、電動機が商用電
源の電圧低下などによつて異常な低速で回転し続
けるのを防止できると共に、重錘側の非常止めが
誤動作してロープをスリツプさせるよう障害に出
合つたまま電動機が高速で回転し続けるのを防止
でき、さらに多数のカムを据付けることが不要に
なり、コスト的にも有利であることは勿論のこ
と、電動機の空転を防止でき、電動機の焼損を未
然に防止できるほか、ロープや巻上機シーブの異
常摩耗も防止できると云う効果がある。
なお、第1の走行基準速度と第2の走行基準速
度と同じ値、即ちエレベータの定格速度よりも少
し低い値に設定し、第2の設定時間をかごが第1
の走行基準速度で最下階から最上昇階まで走行す
るに必要な時間として構成してもよいことは明ら
かである。
度と同じ値、即ちエレベータの定格速度よりも少
し低い値に設定し、第2の設定時間をかごが第1
の走行基準速度で最下階から最上昇階まで走行す
るに必要な時間として構成してもよいことは明ら
かである。
第1図は従来のエレベータのシステム構成を示
すブロツク図、第2図aは従来のエレベータの安
全装置における制御回路の回路図、第2図bは従
来のエレベータの安全装置における論理回路のブ
ロツク図、第3図aおよび第3図bはそれぞれ従
来のエレベータの安全装置のタイムチヤート図、
第4図は従来のエレベータの安全装置が有効に動
作しない場合の説明図、第5図はこの発明のエレ
ベータの安全装置の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第6図aないし第6図cはそれぞれこの発
明のエレベータの安全装置の動作を説明するため
のタイムチヤート図である。 1……電動機、2……巻上機、3……かご、7
……ロープ、8……速度制御装置、9……サイリ
スタ装置、10……3相交流電源、11……ブレ
ーキドラム、12……ブレーキシユー、13……
ブレーキコイル、14……電源、27……速度発
電機、28……基準電圧発生回路、29,30…
…比較回路、T3,T4……タイマ、OR2,
OR3……オアゲート、NOT2,NOT3……ノ
ツトゲート、FF1……フリツプ・フロツプ回路。
なお、同中同一符号は同一または相当部分を示
す。
すブロツク図、第2図aは従来のエレベータの安
全装置における制御回路の回路図、第2図bは従
来のエレベータの安全装置における論理回路のブ
ロツク図、第3図aおよび第3図bはそれぞれ従
来のエレベータの安全装置のタイムチヤート図、
第4図は従来のエレベータの安全装置が有効に動
作しない場合の説明図、第5図はこの発明のエレ
ベータの安全装置の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第6図aないし第6図cはそれぞれこの発
明のエレベータの安全装置の動作を説明するため
のタイムチヤート図である。 1……電動機、2……巻上機、3……かご、7
……ロープ、8……速度制御装置、9……サイリ
スタ装置、10……3相交流電源、11……ブレ
ーキドラム、12……ブレーキシユー、13……
ブレーキコイル、14……電源、27……速度発
電機、28……基準電圧発生回路、29,30…
…比較回路、T3,T4……タイマ、OR2,
OR3……オアゲート、NOT2,NOT3……ノ
ツトゲート、FF1……フリツプ・フロツプ回路。
なお、同中同一符号は同一または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エレベータのかごを駆動する電動機の回転数
に比例したかご速度を検出しこのかご速度に応じ
た電圧を発生する速度検出手段、上記電動機の回
転速度が正常時のエレベータ運転における回転速
度(定格速度)よりも低く設定された第1の走行
基準速度に対応する第1の基準電圧および上記第
1の基準電圧より高い値又は等しい値に設定され
た第2の走行基準速度に対応する第2の基準電圧
を設定する基準電圧発生回路、上記速度検出手段
で得られた電圧と上記基準電圧発生回路で得られ
た第1の基準電圧とを比較して上記速度検出手段
で得られた電圧が第1の基準電圧より小のときに
出力する第1の比較回路、上記速度検出手段で得
られた電圧が上記基準電圧発生回路で得られた第
2の基準電圧とを比較しこの速度検出手段で得ら
れた電圧が第2の基準電圧より大のときに出力す
る第2の比較回路、上記第1の比較回路から通常
のエレベータ運転時において上記電動機の回転速
度が第1の走行基準速度以下の状態にある時間よ
りも長く設定されかつ上記電動機が異常低速で回
転している状態でも保護できる時間より短く設定
された第1の時間継続して出力が発生されたとき
上記かごに対する非常停止指令信号を発生してこ
れを保持する第1の手段、上記第2の比較回路か
ら上記第2の走行基準速度と等しい速度で最下階
と最上階を運転する場合の運転時間よりも長い値
に設定された第2の時間継続して出力が発生した
とき上記かごに対する非常停止指令信号を発生し
てこれを保持する第2の手段を備えてなるエレベ
ータの安全装置。 2 第1および第2の走行基準速度を、ともにエ
レベータの定格速度よりも少し低い値に設定する
とともに第2の設定時間をかごが第1の走行基準
速度で最下階から最上階まで走行するに必要な時
間とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のエレベータの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093480A JPS56161279A (en) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | Safety device for elevator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093480A JPS56161279A (en) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | Safety device for elevator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161279A JPS56161279A (en) | 1981-12-11 |
| JPS638035B2 true JPS638035B2 (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=13156695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6093480A Granted JPS56161279A (en) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | Safety device for elevator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56161279A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125583A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-07-26 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの安全装置 |
| JP2007064601A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
| JP4850477B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2012-01-11 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ装置の自動点検方法及びエレベータ制御装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51120077U (ja) * | 1975-03-26 | 1976-09-29 | ||
| JPS6027627B2 (ja) * | 1976-11-01 | 1985-06-29 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ故障検出装置 |
| DE2860254D1 (en) * | 1977-07-08 | 1981-01-29 | Delachaux C | Mould for the metallothermic welding of metal workpieces |
-
1980
- 1980-05-08 JP JP6093480A patent/JPS56161279A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161279A (en) | 1981-12-11 |
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