JPS638330B2 - - Google Patents
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- JPS638330B2 JPS638330B2 JP60113234A JP11323485A JPS638330B2 JP S638330 B2 JPS638330 B2 JP S638330B2 JP 60113234 A JP60113234 A JP 60113234A JP 11323485 A JP11323485 A JP 11323485A JP S638330 B2 JPS638330 B2 JP S638330B2
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- Japan
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- ball
- groove
- load area
- load
- curvature
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ボールの無限軌道を備えた直線案
内ベアリングに使用され、ベアリング本体を案内
軸から切離した際におけるボールの脱落を防止す
ると共に、ベアリング本体に形成されるボールの
無限軌道の一部を形成するボール保持器に関す
る。
内ベアリングに使用され、ベアリング本体を案内
軸から切離した際におけるボールの脱落を防止す
ると共に、ベアリング本体に形成されるボールの
無限軌道の一部を形成するボール保持器に関す
る。
従来、この種のボール保持器としては、金属板
を適当な形状に折曲げ、ベアリング本体に組込ん
だ際にこのベアリング本体に形成された負荷ボー
ル溝に相対向する位置に長孔を開設し、この長孔
から無限軌道の負荷域に位置するボールの一部を
案内軸側に向けて突出させると共に、長孔の長手
方向両端部には無限軌道の無負荷域から負荷域に
送込み、あるいは、負荷域から無負荷域に掬上げ
て送込む舌片を設けたものが知られており、ま
た、合成樹脂製のものも提案されている。
を適当な形状に折曲げ、ベアリング本体に組込ん
だ際にこのベアリング本体に形成された負荷ボー
ル溝に相対向する位置に長孔を開設し、この長孔
から無限軌道の負荷域に位置するボールの一部を
案内軸側に向けて突出させると共に、長孔の長手
方向両端部には無限軌道の無負荷域から負荷域に
送込み、あるいは、負荷域から無負荷域に掬上げ
て送込む舌片を設けたものが知られており、ま
た、合成樹脂製のものも提案されている。
しかしながら、前者の金属製のボール保持器に
おいては、優れた剛性を有し耐久性に富むという
点では満足し得るものであるが、特に負荷域から
無負荷域にボールを掬上げる際にボールがボール
保持器の舌片に衝接し、この際に耳障りな金属音
が発生し、特に高速運動の際にはこれが大きな騒
音になるという問題があつた。また、後者の合成
樹脂製のボール保持器においては、このような騒
音の発生という問題は少ないが、金属製のものに
比べて剛性が劣り、歪みを起し易いほか耐久性の
面でも問題があつた。
おいては、優れた剛性を有し耐久性に富むという
点では満足し得るものであるが、特に負荷域から
無負荷域にボールを掬上げる際にボールがボール
保持器の舌片に衝接し、この際に耳障りな金属音
が発生し、特に高速運動の際にはこれが大きな騒
音になるという問題があつた。また、後者の合成
樹脂製のボール保持器においては、このような騒
音の発生という問題は少ないが、金属製のものに
比べて剛性が劣り、歪みを起し易いほか耐久性の
面でも問題があつた。
この発明は、かかる観点に鑑みて創案されたも
ので、金属製のボール保持器が有する特長を生か
すと共に、ボールの無限軌道における負荷域から
無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域へボ
ールを送込む機構として長孔の長手方向両端部に
幅寸法が順次小さくなるボール送込み部を形成す
ると共に、このボール送込み部に側蓋の案内溝に
連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲率の斜面
部と互いに相対向する部位においてボールの曲率
とほぼ等しい曲率の斜面部とを有するボール当接
面を形成し、これによつて負荷域から無負荷域へ
移動するボールを負荷ボール溝から徐々に持上げ
ながら案内溝に送込み、また、無負荷域から負荷
域へ移動するボールを案内溝から徐々に負荷ボー
ル溝に送込み、ボールとボール保持器との間での
金属音の発生を防止し、かつ、無限軌道の負荷域
から無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域
へのボールの循環をより一層円滑に行うことがで
きるボール保持器を提供するものである。
ので、金属製のボール保持器が有する特長を生か
すと共に、ボールの無限軌道における負荷域から
無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域へボ
ールを送込む機構として長孔の長手方向両端部に
幅寸法が順次小さくなるボール送込み部を形成す
ると共に、このボール送込み部に側蓋の案内溝に
連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲率の斜面
部と互いに相対向する部位においてボールの曲率
とほぼ等しい曲率の斜面部とを有するボール当接
面を形成し、これによつて負荷域から無負荷域へ
移動するボールを負荷ボール溝から徐々に持上げ
ながら案内溝に送込み、また、無負荷域から負荷
域へ移動するボールを案内溝から徐々に負荷ボー
ル溝に送込み、ボールとボール保持器との間での
金属音の発生を防止し、かつ、無限軌道の負荷域
から無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域
へのボールの循環をより一層円滑に行うことがで
きるボール保持器を提供するものである。
すなわち、この発明は、軸方向に沿つてボール
の転走溝を有する案内軸と、上記転走溝を転走す
るボールの無限軌道を形成する負荷ボール溝と無
負荷ボール溝とを有し、ボールを介して上記案内
軸に沿つて直線往復運動を行うベアリング本体
と、このベアリング本体の両端面に取付けられ、
上記負荷ボール溝と無負荷ボール溝との間でボー
ルを案内する案内溝を有する一対の側蓋とからな
る直線案内ベアリングのボール保持器であり、上
記ボール保持器には、上記ベアリング本体に形成
した負荷ボール溝と相対向して上記無限軌道の負
荷域を形成すると共に上記ボールの一部を案内軸
側に突出させる長孔を開設し、この長孔の長手方
向両端部には、その幅寸法が順次小さくなつて上
記負荷域からベアリング本体側に形成された無限
軌道の無負荷域に、あるいは、この無負荷域から
負荷域にボールを送込むボール送込み部を形成
し、このボール送込み部の開口縁には上記側蓋の
案内溝に連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲
率の斜面部と互いに相対向する部位においてボー
ルの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とを有するボ
ール当接面を形成して成る直線案内ベアリングの
ボール保持器である。
の転走溝を有する案内軸と、上記転走溝を転走す
るボールの無限軌道を形成する負荷ボール溝と無
負荷ボール溝とを有し、ボールを介して上記案内
軸に沿つて直線往復運動を行うベアリング本体
と、このベアリング本体の両端面に取付けられ、
上記負荷ボール溝と無負荷ボール溝との間でボー
ルを案内する案内溝を有する一対の側蓋とからな
る直線案内ベアリングのボール保持器であり、上
記ボール保持器には、上記ベアリング本体に形成
した負荷ボール溝と相対向して上記無限軌道の負
荷域を形成すると共に上記ボールの一部を案内軸
側に突出させる長孔を開設し、この長孔の長手方
向両端部には、その幅寸法が順次小さくなつて上
記負荷域からベアリング本体側に形成された無限
軌道の無負荷域に、あるいは、この無負荷域から
負荷域にボールを送込むボール送込み部を形成
し、このボール送込み部の開口縁には上記側蓋の
案内溝に連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲
率の斜面部と互いに相対向する部位においてボー
ルの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とを有するボ
ール当接面を形成して成る直線案内ベアリングの
ボール保持器である。
この発明において、長孔の両端部に形成される
ボール送込み部は、その幅寸法が端に向うにつれ
て順次小さくなり、ボールがこの長孔に沿つて移
動した際に無限軌道の負荷域側から無負荷域側に
あるいはその逆方向にボールを送込むことができ
れば任意の形状であつてもよいが、好ましくは半
楕円形状に形成する方がよい。
ボール送込み部は、その幅寸法が端に向うにつれ
て順次小さくなり、ボールがこの長孔に沿つて移
動した際に無限軌道の負荷域側から無負荷域側に
あるいはその逆方向にボールを送込むことができ
れば任意の形状であつてもよいが、好ましくは半
楕円形状に形成する方がよい。
また、長孔のボール送込み部に形成されるボー
ル当接面は、ボールを斜面部で受けながら負荷ボ
ール溝から側蓋の案内溝へあるいは案内溝から負
荷ボール溝へボールを送込むもので、好ましくは
側蓋の案内溝の曲率とほぼ等しい曲率を有して側
蓋の案内溝に連続する斜面部と、互いに相対向す
る部位においてボールの曲率とほぼ等しい曲率を
有する斜面部とで形成してボール送込み部の幅寸
法の狭小の度合を可及的に緩かにする方がよい。
ル当接面は、ボールを斜面部で受けながら負荷ボ
ール溝から側蓋の案内溝へあるいは案内溝から負
荷ボール溝へボールを送込むもので、好ましくは
側蓋の案内溝の曲率とほぼ等しい曲率を有して側
蓋の案内溝に連続する斜面部と、互いに相対向す
る部位においてボールの曲率とほぼ等しい曲率を
有する斜面部とで形成してボール送込み部の幅寸
法の狭小の度合を可及的に緩かにする方がよい。
さらに、この発明のボール保持器を使用し得る
ベアリングは、ボールの無限軌道を備えた直線案
内ベアリングであればよく、それが軸方向の運動
のみを案内するリニアボールベアリングであつて
も、上下左右方向の荷重を負荷し得るタイプの直
線摺動用ボールベアリングであつても、ボールス
プラインであつてもよい。
ベアリングは、ボールの無限軌道を備えた直線案
内ベアリングであればよく、それが軸方向の運動
のみを案内するリニアボールベアリングであつて
も、上下左右方向の荷重を負荷し得るタイプの直
線摺動用ボールベアリングであつても、ボールス
プラインであつてもよい。
この発明のボール保持器においては、その長孔
の長手方向両端部に形成したボール送込み部によ
つてボールを徐々に持上げながら無限軌道の負荷
域から無負荷域に送込むと共に、この時このボー
ルをボール当接面で支えるようにしているので、
負荷域から無負荷域、あるいは、無負荷域から負
荷域へのボールの移動が円滑になる。
の長手方向両端部に形成したボール送込み部によ
つてボールを徐々に持上げながら無限軌道の負荷
域から無負荷域に送込むと共に、この時このボー
ルをボール当接面で支えるようにしているので、
負荷域から無負荷域、あるいは、無負荷域から負
荷域へのボールの移動が円滑になる。
以下にこの発明の実施例を添附図面に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図ないし第5図はこの発明のボール保持器
を示すもので、上記ボール保持器10は、側面形
状がほぼ長方形を有すると共に断面がほぼ台形状
に折曲される保持器基部12と、この保持器基部
12の両側からそれぞれ一定の角度(図面では直
角の場合を示す)に延在する両フランジ部14と
を有し、かつ、上記保持器基部12の両側部16
には後述するベアリング本体20に形成した負荷
ボール溝22と相対向して無限軌道24の負荷域
を形成すると共にボール50の一部を案内軸側に
突出させる長孔11が開設されている。この場
合、この長孔11の長手方向両端部には、その幅
寸法が順次小さくなつて上記負荷域からベアリン
グ本体側に形成された無限軌道の無負荷域に、あ
るいは、この無負荷域から負荷域にボール50を
案内するボール送込み部13が形成される。この
ボール送込み部13の開口縁部には側蓋30の案
内溝32に連続すべく案内溝32の曲率とほぼ等
しい曲率を有する斜面部15aと、互いに相対向
する部位においてボール50の曲率とほぼ等しい
曲率の斜面部15bとで構成されたボール当接面
15が形成されている。また、この長孔11のボ
ール送込み部13,13間の互いに平行な開口縁
部にはテーパ面17が形成されて長孔11の開口
縁部全周が連続するテーパ状に形成されている。
を示すもので、上記ボール保持器10は、側面形
状がほぼ長方形を有すると共に断面がほぼ台形状
に折曲される保持器基部12と、この保持器基部
12の両側からそれぞれ一定の角度(図面では直
角の場合を示す)に延在する両フランジ部14と
を有し、かつ、上記保持器基部12の両側部16
には後述するベアリング本体20に形成した負荷
ボール溝22と相対向して無限軌道24の負荷域
を形成すると共にボール50の一部を案内軸側に
突出させる長孔11が開設されている。この場
合、この長孔11の長手方向両端部には、その幅
寸法が順次小さくなつて上記負荷域からベアリン
グ本体側に形成された無限軌道の無負荷域に、あ
るいは、この無負荷域から負荷域にボール50を
案内するボール送込み部13が形成される。この
ボール送込み部13の開口縁部には側蓋30の案
内溝32に連続すべく案内溝32の曲率とほぼ等
しい曲率を有する斜面部15aと、互いに相対向
する部位においてボール50の曲率とほぼ等しい
曲率の斜面部15bとで構成されたボール当接面
15が形成されている。また、この長孔11のボ
ール送込み部13,13間の互いに平行な開口縁
部にはテーパ面17が形成されて長孔11の開口
縁部全周が連続するテーパ状に形成されている。
このように構成されるボール送込み部13は、
第4図及び第5図に示すように、その幅寸法が端
に近ずくにつれて順次小さくなり、ボール50が
この長孔11に沿つて移動した際にこのボール5
0を徐々に持上げ、上記ボール当接面15の斜面
部15aを介して案内溝30内に円滑に送込むこ
とができ、これによつて無限軌道の負荷域側から
無負荷域側へのボール50の循環が円滑になる。
また、ボール当接面15の斜面部15bがボール
50の曲率とほぼ等しい曲率を有するので、長孔
11の開口幅の幅寸法の狭小の度合を可及的に緩
かにでき、ボール50の送込みをより一層円滑に
することができる。
第4図及び第5図に示すように、その幅寸法が端
に近ずくにつれて順次小さくなり、ボール50が
この長孔11に沿つて移動した際にこのボール5
0を徐々に持上げ、上記ボール当接面15の斜面
部15aを介して案内溝30内に円滑に送込むこ
とができ、これによつて無限軌道の負荷域側から
無負荷域側へのボール50の循環が円滑になる。
また、ボール当接面15の斜面部15bがボール
50の曲率とほぼ等しい曲率を有するので、長孔
11の開口幅の幅寸法の狭小の度合を可及的に緩
かにでき、ボール50の送込みをより一層円滑に
することができる。
上記のように構成されるこの発明のボール保持
器10は、第6図ないし第9図に示すようにベア
リング本体20に組込まれて、このベアリング本
体20を直線往復案内する案内軸との間で荷重を
負荷するボール50の脱落を防止すると共にボー
ル50の無限軌道を形成する。この場合、上記ベ
アリング本体20は、第12図に示すように、下
面に凹溝21を設けたほぼコ形状に形成されて案
内軸である軌道台40の上部に摺動可能に嵌合さ
れるようになつており、さらに、上記凹溝21の
内面には軌道台40の上部両側に形成された上部
負荷ボール用転走面42にそれぞれ相対向して断
面円弧状の2条の負荷ボール用転走面23が形成
され、また、各ボール転走面23の裏面側には無
負荷ボール溝を構成する無負荷ボール孔25が案
内軸方向に沿つて穿設されている。なおこの場
合、負荷ボール用転走面23の前後両端部におけ
る上記ボール保持器10のボール送込み部13と
対向する部位にはボール50の移動のための逃げ
用傾斜部が形成されている。このように構成され
るベアリング本体20と軌道台40の互いに対向
する転走面23,42により形成される2条の負
荷ボール溝22には、多数のボール50がそれぞ
れこの発明のボール保持器10を介して配設され
ている。
器10は、第6図ないし第9図に示すようにベア
リング本体20に組込まれて、このベアリング本
体20を直線往復案内する案内軸との間で荷重を
負荷するボール50の脱落を防止すると共にボー
ル50の無限軌道を形成する。この場合、上記ベ
アリング本体20は、第12図に示すように、下
面に凹溝21を設けたほぼコ形状に形成されて案
内軸である軌道台40の上部に摺動可能に嵌合さ
れるようになつており、さらに、上記凹溝21の
内面には軌道台40の上部両側に形成された上部
負荷ボール用転走面42にそれぞれ相対向して断
面円弧状の2条の負荷ボール用転走面23が形成
され、また、各ボール転走面23の裏面側には無
負荷ボール溝を構成する無負荷ボール孔25が案
内軸方向に沿つて穿設されている。なおこの場
合、負荷ボール用転走面23の前後両端部におけ
る上記ボール保持器10のボール送込み部13と
対向する部位にはボール50の移動のための逃げ
用傾斜部が形成されている。このように構成され
るベアリング本体20と軌道台40の互いに対向
する転走面23,42により形成される2条の負
荷ボール溝22には、多数のボール50がそれぞ
れこの発明のボール保持器10を介して配設され
ている。
また、上記ベアリング本体20の前、後端面に
は、ボルト31をもつて側蓋30が固着されてい
る。この側蓋30は、第14図及び第15図に示
すように、上記ベアリング本体20の断面形状と
ほぼ同形状に形成されており、そのベアリング本
体側の内面には、上記負荷ボール溝22,22を
上記無負荷ボール溝25,25にそれぞれ接続す
るほぼ半径方向に延びる4つの案内溝32が形成
されている。また、この側蓋30の凹部33の内
面側には上記ボール保持器10を係止するための
係止溝34が形成されている。なお、符号35は
各側蓋30に穿設された軸方向の潤滑油給油孔、
36は給油孔35と案内溝32とを結ぶ油溝、3
7はボルト31の挿通孔である。
は、ボルト31をもつて側蓋30が固着されてい
る。この側蓋30は、第14図及び第15図に示
すように、上記ベアリング本体20の断面形状と
ほぼ同形状に形成されており、そのベアリング本
体側の内面には、上記負荷ボール溝22,22を
上記無負荷ボール溝25,25にそれぞれ接続す
るほぼ半径方向に延びる4つの案内溝32が形成
されている。また、この側蓋30の凹部33の内
面側には上記ボール保持器10を係止するための
係止溝34が形成されている。なお、符号35は
各側蓋30に穿設された軸方向の潤滑油給油孔、
36は給油孔35と案内溝32とを結ぶ油溝、3
7はボルト31の挿通孔である。
このように構成される側蓋30と上記ベアリン
グ本体20との結合部においてボール50が円滑
に転動しうるように考慮する必要があるため、第
10図に示すように、上記ベアリング本体20の
端部における負荷ボール用転走面23と無負荷ボ
ール孔25の縁部に円弧状の面取部26が施され
(第13図参照)、また、側蓋30にはこれら面取
部26と合致する円弧状の面取部38が施されて
いる(第16図及び第17図参照)。
グ本体20との結合部においてボール50が円滑
に転動しうるように考慮する必要があるため、第
10図に示すように、上記ベアリング本体20の
端部における負荷ボール用転走面23と無負荷ボ
ール孔25の縁部に円弧状の面取部26が施され
(第13図参照)、また、側蓋30にはこれら面取
部26と合致する円弧状の面取部38が施されて
いる(第16図及び第17図参照)。
なお、上記軌道台40は、第18図に示すよう
に、矩形部の両側にV形状の溝部44を形成する
と共に、その上部両肩部における上面及び下面に
それぞれ上部負荷ボール用転走面42及び下部負
荷ボール用転走面43を形成して成り、かつ、適
宜間隔をおいて図示しないベツドに取付けるため
の取付け用ボルト孔45が穿設されている。
に、矩形部の両側にV形状の溝部44を形成する
と共に、その上部両肩部における上面及び下面に
それぞれ上部負荷ボール用転走面42及び下部負
荷ボール用転走面43を形成して成り、かつ、適
宜間隔をおいて図示しないベツドに取付けるため
の取付け用ボルト孔45が穿設されている。
上記のように構成される直線案内ベアリングの
ベアリング本体20にこの発明のボール保持器1
0を組込んでボール50の無限軌道を形成するこ
とにより、ボール保持器10に開設された長孔1
1の長手方向両端部に形成したボール送込み部1
3によつてボール50を徐々に持上げながら無限
軌道の負荷域から無負荷域に、あるいは、無負荷
域から負荷域にボール50を送込むと共に、この
時このボール50を上述の斜面部15a,15b
を有するボール当接面15で支えるようにしてい
るので、負荷域と無負荷域間のボールの移動を円
滑に行うことができる。また、ベアリング本体2
0を軌道台40から切離した場合にはボール5
0,50…の脱落が防止できる。
ベアリング本体20にこの発明のボール保持器1
0を組込んでボール50の無限軌道を形成するこ
とにより、ボール保持器10に開設された長孔1
1の長手方向両端部に形成したボール送込み部1
3によつてボール50を徐々に持上げながら無限
軌道の負荷域から無負荷域に、あるいは、無負荷
域から負荷域にボール50を送込むと共に、この
時このボール50を上述の斜面部15a,15b
を有するボール当接面15で支えるようにしてい
るので、負荷域と無負荷域間のボールの移動を円
滑に行うことができる。また、ベアリング本体2
0を軌道台40から切離した場合にはボール5
0,50…の脱落が防止できる。
なお、この発明のボール保持器を使用し得るベ
アリングは、ボールの無限軌道を備えた直線案内
ベアリングであればよく、それが軸方向の運動の
みを案内するリニアボールベアリングであつて
も、上下左右方向の荷重を負荷し得るタイプの直
線摺動用ボールベアリングであつても、ボールス
プラインであつても同様の効果が得られることは
勿論である。
アリングは、ボールの無限軌道を備えた直線案内
ベアリングであればよく、それが軸方向の運動の
みを案内するリニアボールベアリングであつて
も、上下左右方向の荷重を負荷し得るタイプの直
線摺動用ボールベアリングであつても、ボールス
プラインであつても同様の効果が得られることは
勿論である。
以上に説明したように、この発明のボール保持
器によれば、ボールの無限軌道における負荷域か
ら無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域へ
ボールを送込む機構として長孔の長手方向両端部
に形成されてその幅寸法が順次小さくなるボール
送込み部を採用し、このボール送込み部に側蓋の
案内溝に連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲
率の斜面部と互いに相対向する部位においてボー
ルの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とで構成され
るボール当接面を形成して成るため、金属製のボ
ール保持器が有する特長を生かすと共に、ボール
とボール保持器との間での金属音の発生を防止す
ることができ、しかも、上記ボール送込み部によ
つてボールを徐々に持上げながら無限軌道の負荷
域から無負荷域に送込むと共に、この時のボール
を側蓋の案内溝の曲率とほぼ等しい曲率の斜面部
とボールの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とを有
するボール当接面で支えるため、無限軌道の負荷
域と無負荷域間のボールの循環をより一層円滑に
行うことができるなどの優れた効果が得られるの
で、その利用価値は顕著である。
器によれば、ボールの無限軌道における負荷域か
ら無負荷域へ、あるいは、無負荷域から負荷域へ
ボールを送込む機構として長孔の長手方向両端部
に形成されてその幅寸法が順次小さくなるボール
送込み部を採用し、このボール送込み部に側蓋の
案内溝に連続すべく案内溝の曲率とほぼ等しい曲
率の斜面部と互いに相対向する部位においてボー
ルの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とで構成され
るボール当接面を形成して成るため、金属製のボ
ール保持器が有する特長を生かすと共に、ボール
とボール保持器との間での金属音の発生を防止す
ることができ、しかも、上記ボール送込み部によ
つてボールを徐々に持上げながら無限軌道の負荷
域から無負荷域に送込むと共に、この時のボール
を側蓋の案内溝の曲率とほぼ等しい曲率の斜面部
とボールの曲率とほぼ等しい曲率の斜面部とを有
するボール当接面で支えるため、無限軌道の負荷
域と無負荷域間のボールの循環をより一層円滑に
行うことができるなどの優れた効果が得られるの
で、その利用価値は顕著である。
第1図はこの発明のボール保持器の一例を示す
斜視図、第2図はその要部拡大斜視図、第3図は
第2図の―断面図、第4図は第2図の要部平
面図、第5図は第4図の―断面図、第6図は
この発明のボール保持器の取付け状態の正面図、
第7図ないし第9図はそれぞれ第6図の正面断面
図、側面図及び平面図、第10図は第7図の―
断面図、第11図は第10図のA矢視図、第1
2図はベアリング本体の正面図、第13図は第1
2図の―断面図、第14図は側蓋の正面図、
第15図は第14図の―断面図、第16図は
側蓋の要部拡大断面端面図、第17図は第16図
の―断面図、第18図は軌道台の斜視図であ
る。 符号説明 10…ボール保持器、11…長孔、
13…ボール送込み部、15…ボール当接面、1
5a,15b…斜面部、20…ベアリング本体、
22…負荷ボール溝、50…ボール。
斜視図、第2図はその要部拡大斜視図、第3図は
第2図の―断面図、第4図は第2図の要部平
面図、第5図は第4図の―断面図、第6図は
この発明のボール保持器の取付け状態の正面図、
第7図ないし第9図はそれぞれ第6図の正面断面
図、側面図及び平面図、第10図は第7図の―
断面図、第11図は第10図のA矢視図、第1
2図はベアリング本体の正面図、第13図は第1
2図の―断面図、第14図は側蓋の正面図、
第15図は第14図の―断面図、第16図は
側蓋の要部拡大断面端面図、第17図は第16図
の―断面図、第18図は軌道台の斜視図であ
る。 符号説明 10…ボール保持器、11…長孔、
13…ボール送込み部、15…ボール当接面、1
5a,15b…斜面部、20…ベアリング本体、
22…負荷ボール溝、50…ボール。
Claims (1)
- 1 軸方向に沿つてボール50の転走溝42,4
3を有する案内軸40と、上記転走溝42,43
を転走するボール50の無限軌道を形成する負荷
ボール溝22と無負荷ボール溝25とを有し、ボ
ール50を介して上記案内軸40に沿つて直線往
復運動を行うベアリング本体20と、このベアリ
ング本体20の両端面に取付けられ、上記負荷ボ
ール溝22と無負荷ボール溝25との間でボール
50を案内する案内溝32を有する一対の側蓋3
0とからなる直線案内ベアリングのボール50保
持器であり、上記ボール50保持器には、上記ベ
アリング本体20に形成した負荷ボール溝22と
相対向して上記無限軌道の負荷域を形成すると共
に上記ボール50の一部を案内軸側に突出させる
長孔11を開設し、この長孔11の長手方向両端
部には、その幅寸法が順次小さくなつて上記負荷
域からベアリング本体側に形成された無限軌道の
無負荷域に、あるいは、この無負荷域から負荷域
にボール50を送込むボール送込み部13を形成
し、このボール送込み部13の開口縁には上記側
蓋30の案内溝32に連続すべく案内溝32の曲
率とほぼ等しい曲率の斜面部15aと互いに相対
向する部位において上記ボール50の曲率とほぼ
等しい曲率の斜面部15bとを有するボール当接
面15を形成したことを特徴とする直線案内ベア
リングのボール保持器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11323485A JPS61274117A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 直線案内ベアリングのボ−ル保持器 |
| US06/864,359 US4749284A (en) | 1985-05-28 | 1986-05-19 | Linear sliding ball bearing |
| FR868607468A FR2582758B1 (fr) | 1985-05-28 | 1986-05-26 | Palier lineaire lisse a billes |
| IT20568/86A IT1188734B (it) | 1985-05-28 | 1986-05-26 | Cuscinetto a sfere a scorrimento lineare |
| DE3617748A DE3617748C2 (de) | 1985-05-28 | 1986-05-27 | Kugelhalteeinrichtung |
| GB8612949A GB2175654B (en) | 1985-05-28 | 1986-05-28 | Linear sliding ball bearing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11323485A JPS61274117A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 直線案内ベアリングのボ−ル保持器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61274117A JPS61274117A (ja) | 1986-12-04 |
| JPS638330B2 true JPS638330B2 (ja) | 1988-02-22 |
Family
ID=14606964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11323485A Granted JPS61274117A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 直線案内ベアリングのボ−ル保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61274117A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02103442U (ja) * | 1989-02-01 | 1990-08-16 | ||
| DE10002818B4 (de) * | 1999-01-22 | 2014-07-31 | Nsk Ltd. | Linearführungsvorrichtung |
| JP2016133152A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ショーワ | ボールねじおよび操舵装置 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63115626U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-26 | ||
| JP2504630Y2 (ja) * | 1993-06-30 | 1996-07-10 | 株式会社マルハチ | 天窓装置 |
| CN100554708C (zh) * | 2005-03-24 | 2009-10-28 | Thk株式会社 | 薄型滑动单元 |
| JP5128206B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2013-01-23 | Thk株式会社 | 直線案内装置 |
| JPWO2009037931A1 (ja) * | 2007-09-18 | 2011-01-06 | Thk株式会社 | 転動体循環タイプの直線案内装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS58142017A (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-23 | Hiroshi Teramachi | 四方向荷重形リニアベアリング |
| JPS5913118A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-23 | Nippon Thompson Co Ltd | 無限直線運動用ころ軸受ユニツト |
| JPS5922671A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-04 | Kubota Ltd | 管体内外面の塗装装置 |
| JPS5994618U (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-27 | 日本ベアリング株式会社 | スライドベアリング |
| JPS59226713A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-19 | Hiroshi Teramachi | 直線摺動用ベアリング |
| JPS6088219A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-18 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | 直線運動軸受 |
| JPS60155012A (ja) * | 1984-01-21 | 1985-08-14 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | 直線運動軸受 |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11323485A patent/JPS61274117A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61274117A (ja) | 1986-12-04 |
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