JPS6383807A - 位置決め制御における進み角補償方式 - Google Patents

位置決め制御における進み角補償方式

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JPS6383807A
JPS6383807A JP61228473A JP22847386A JPS6383807A JP S6383807 A JPS6383807 A JP S6383807A JP 61228473 A JP61228473 A JP 61228473A JP 22847386 A JP22847386 A JP 22847386A JP S6383807 A JPS6383807 A JP S6383807A
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、位置決め制御における進み角補償方式に関
し、特に学習機能を具えたものに関する。
〔従来の技術〕
諸機械を制御するに際して、該機械に取付けられたカム
スイッチ、リミットスイッチ等により機械位置を検出し
てこの位置検出出力に基づき種々の制御を行なうように
する場合、この位置検出出力タイミングとそれに基づく
制御が機械に及ぼされる時点との間には種々の要因によ
る時間遅れが存在する。このような時間遅れにより、ス
イッチ等が作動する位置が見かけ上ずれることになり。
正確な制御を阻害する原因となる。そこで、このような
不都合を除去するために1時間遅れあるいは動作遅れに
見合った量だけリミットスイッチ等の作動位置あるいは
位置検出データあるいは位置決め目標設定値などを見か
け上ずらす補償を行なうことが従来より行なわれており
、これを一般に進み角補償という。
進み角補償の最も単純な例としては、リミットスイッチ
等の取付は位置を所望の位置よりも進み角補償量だけず
れた位置に取付けるやり方がある。
しかし、上述のような時間遅れ量は、−様ではなく、特
に機械の速度に応じて種々異なるものとなるので、速度
に応じて進み角補償も異なるものとなり、その都度スイ
ッチ取付は位置を変更しなければならないという問題が
生じる。
そこで、リミットスイッチ等を実際に用いることに代え
て、機械の位置を連続的に検出し得る位置検出器を設け
、その位置検出データと目標位置設定値とを比較するこ
とより、目標位置検出出力を得るようにすることが行な
われている。その場合、従来の進み角補償は2機械の速
度を検出し、その速度に応じて進み角補償量を求め、こ
の進み角補償景に応じて位置検出データ又は目標位置デ
ータを修正することにより行なわれている。これを図示
すると第7図のようであり、進み含量演算回路1では速
度検出器2で求めた機械の速度νと該機械の動作条件に
応じて設定する進み角補償パラメータaとに応じて進み
含量θaを求め、これと位置検出器3で検出した位置デ
ータXとを加算して機械の現在位置データを進み含量θ
aだけ見かけ上進めることにより進み角補償を行なう。
この場合、演算回路1は、1所定の関数f(ν)の演算
を実際に実時間で実行することにより進み含量θaを求
める構成、あるいは各速度に対応する進み含量θaを予
め記憶したメモリを用いてこれを速度νに応じて読み出
す構成のどちらでもよい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような従来の方式では、速度検出器が必要であり
、その分コスト高になるという問題点と。
進み含量を求めるための関数f(ν)の演算を実時間で
行なう場合演算時間がかかるためそれにより時間遅れが
生じてしまうという問題点と、位置検出データを演算す
ることにより速度を求める場合はその演算時間分だけ時
間遅れが生じてしまうという問題点とがあった。
この発明は上述の種々の問題点を解決した進み角補償方
式を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る進み角補償方式は、対象物の位置を検出
する位置検出手段と、検出された位置データを記憶する
記憶手段と、進み角補償パラメータとして時間データを
供給する時間データ供給手段と、供給された時間データ
に対応する時間だけ前の位置データを前記記憶手段から
取り出し、取り出した位置データと現在の位置データと
の差分を位置決め制御における進み角補償址として用い
る制御手段と、目標位置と実際に位置決めされた位置と
の誤差を検出し、この誤差に応じて前記時間データ供給
手段で供給する時間データを修正する修正手段とを具え
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
位置検出手段によって検出された位置データの時間経過
に伴う軌跡を例示すると第2図のようであり、これが記
憶手段に記憶される。進み角補償パラメータとして供給
された時間データに対応する時間をΔtとすると、制御
手段では、現時点からΔtだけ前の位置データX(−Δ
t)を記憶手段から取り出し、取り出した位置データと
現在の位置データとの差分ΔXを進み角補償量として位
置決め制御演算において使用する。例えば、現在の位置
データにΔXを加算して、見かけ上の現在位置データを
進み角補償量△Xの分だけ進ませる。
こうして進み角補償された見かけ上の現在位置データは
、現時点からΔし時間後の対象物の位置を予測したもの
である。つまり、Δを時間前の位置の差分ΔXを現位置
データに加算することによりΔを時間後の位置を予測す
ることができるのである。 時間データ(Δt)は望み
の進み角補償量に応じて適宜供給すればよい。例えば、
ブレーキシステムを用いて停止位置決め制御を行う場合
、ブレーキをかけたときから実際に停止するまでにかか
る時間を仮りにΔtとして予測し、これを上記時間デー
タとして供給するのである。この場合、上記差分ΔXは
1時間Δtに対応するブレーキすべり量の予測値に相当
するものとなる。上記制御手段では、このΔXを位置決
め制御における進み角補償量として用いることにより、
ブレーキすべり量の予測値に応じた進み角補償を行う、
ここで、Δtは既知の固定値である必要はなく、適宜に
設定・変更してよいものである。勿論、上記のようなブ
レーキシステムを用いた停止制御に限らず。
その他適宜の態様の位置決め制御においても、望みの進
み角補償量に応じた時間データ(Δt)を供給すること
により、上述と同様の作用が成り立つ。
上記のように位置決め命令を発したとき(例えばブレー
キをかけたとき)から実際に位置決めされる(例えば停
止する)までには、時間ずれがあり、その分だけオーバ
ラン(上記のブレーキすべり量)が発生する。上記のよ
うなΔtに対応する進み角補償を行うことにより、二の
オーバラン分を相殺して実際に位置決めされる位置(例
えば停止位置)を目標位置にできるだけ一致させるよう
にすることができる。
上記のオーバラン量は1機械系の慣性特性や動作時間遅
れあるいは速度や加速度などの種々の要素に応じて予め
予測しておくことが可能であり、上記時間データ(Δt
)もこれらの予測可能な要素に応じて予め設定しておく
ことが可能である。
換言すれば、予習により上記時間データ(Δt)を適切
な値に設定しておくことにより、上述のように、オーバ
ラン分を相殺し、実際に位置決めされる位置を目標位置
に一致させるようにすることが可能である。
しかし、予測若しくは予習によって設定した時間データ
(Δt)が元々完べきなものではない場合(元々完べき
な予測若しくは予習は不可能である)、あるいは機械系
に対する負荷条件の変動や機械系の諸特性に経年変化が
生じた場合、この予設定時間データ(Δt)が不正確な
ものとなってしまい、正確な位置決め制御が期待できな
くなる。
そこで、この発明では上記修正手段を設け、目標位置と
実際に位置決めされた位置との誤差を検出し、この誤差
に応じて上記時間データ(Δt)を修正するようにした
ことを特徴としている。
例えば、時間データΔt=Δt□で進み角補償を行った
とき、目標位置Tと実際に位置決めされた位i1Bとの
誤差が第3図(a)のように−d2であるとすると、こ
の−d2に応じて時間データΔtを修正する1例えば、
この−d2に対応する時間が一Δtdであるとすると、
Δt=Δ1.−Δtd=Δt2のように修正を行い、Δ
t=Δt2を新たな時間データとして次回の位置決め制
御において使用する。別の例として、時間データΔt=
Δt1で進み角補償を行ったとき、目標位ffi!Tと
実際に位置決めされた位置Bとの誤差が第3図(b)の
ように+d2であるとすると、この+d2に応じて時間
データΔtを修正する。例えば、この+d2に対応する
時間が+Δtdであるとすると、Δt=Δt1+Δtd
=Δt2のように修正を行い、Δt;Δt2を新たな時
間データとして次回の位置決め制御において使用する。
なお、第3図において、Aは位置決め命令(例えばブレ
ーキオン命令)を発生した時点での位置を示す。
このように、進み角補償で用いる時間データを絶えず修
正することにより学習(復習)機能が実現され1機械系
に対する負荷条件の変動や諸特性の経年変化等の問題を
克服して、正確な位置決め制御を行うことができるよう
になる。
ところで進み角補償パラメータとして設定した時間Δt
が過大になった場合、Δを時間前の位置と現在位置との
差分ΔXは現時点における速度に正確に対応していない
おそれがある。すなわち、時間Δtの間に速度が変動す
る可能性が太きくなる。そのため、記憶手段から取り出
す位置データはなるべく現時点に近いものの方がよい。
そこで、設定された時間Δtが比較的大きい場合に備え
て、この発明の実施態様によれば、前記制御手段におい
て、進み角補償パラメータとして供給された時間Δtの
1/N(ただしNは任意の自然数とする)に相当する時
間Δt/Nだけ前の位置データを記憶手段から取り出し
、取り出された位置データと現在の位置データとの差分
ΔXを実質的にN倍することにより、設定された時間Δ
tに対応する差分N・ΔXを求め、これを進み角補償量
とする。
この様子を第4図に示す。これにより、進み角補償パラ
メータとして供給された時間Δtが比較的大きな場合で
も、現時点での速度をできるだけ反映したデータを進み
角補償量とすることができ、確度の高い進み角補償を行
なうことができる。また、位置データを記憶する記憶手
段もそれほど古い位置データまで記憶する必要がなくな
るので記憶容量を節約することができる。
〔実施例〕
以下添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明
しよう。
第1図において、位置検出器10は制御対象物の位置を
検出し、ディジタルの位置データDxを出力するもので
あり、対象物がモータ等の回転体である場合は回転型の
位置検出器を用い、シリンダ等の直線移動体の場合はリ
ニア型の位置検出器を用いる。記憶回路11は、検出さ
れた位置データDxを書き込みクロックGKに従って逐
次記憶するものであり、例えばシフトレジスタあるいは
RAM (ランダムアクセスメモリ)から成る。
時間データ供給手段21は、進み角補償パラメータとし
て時間データを供給するものである。供給された時間デ
ータに対応する時間を進角設定時間Δtということにす
る。制御手段22は、供給された時間データに対応する
時間だけ前の位置データを記憶回路11から取り出し、
取り出した位置データと現在の位置データとの差分を位
置制御における進み角補償量として用いるものである。
修正手段23は目標位置と実際の停止位置との誤差を検
出し、この誤差に応じて前記時間データ供給手段21で
供給する時間データを修正するものである。
制御手段22において、論理回路13は時間データ供給
手段21から与えられた時間データに対応する進角設定
時間Δtの大きさに応じて予め定められた基準に従って
比率Nを確定し、進角設定時間Δtの1/Nの時間Δt
/Nを示すデータを出力すると共にNを示すデータを出
力する。なお、N=1に固定する場合はこのような論理
回路13は不要である。また、この論理回路13を設け
ずに、時間データ供給手段21からΔtとNに予め分け
たデータを供給するようにしてもよい。
取り出し回路14は、論理回路13から与えられた時間
データΔを又はΔt/Nに応じて現時点よりもΔを又は
Δt/Nだけ前の時点の位置データDx(−Δt)を記
憶回路から取り出す。この取り出し回路14は、例えば
、記憶回路11がシフトレジスタの場合はその任意のス
テージの出力を選択する選択回路から成り、また、記憶
回路11がRAMの場合は任意のアトケスを指定してそ
の記憶データを読み出す読み出し回路から成る。
引算器15は、取り出し回路14によって取り出された
前の位置データDx(−Δt)を現在位置のデータDx
から引算してその差分Δx=Dx−Dx (−Δt)を
求める。こうして求めた差分ΔXは最新の時間間隔Δを
又はΔt/Nの間における対象物の移動量に対応してお
り、移動速度が速いほど移動量つまり差分ΔXは大きい
0乗算器16は論理回路13から与えられたデータNを
倍数として、上記差分ΔxtrN倍する演算を行なう。
N倍された差分データN・ΔX又はΔx (N=1のと
き)は加算器17において現在の位置データDxに加算
され、進角設定時間Δを後の予測される位置を示すデー
タDx(+Δt)=Dx+N・ΔXが求められる。こう
して位置データの進み角補償が行なわれる。
目標位置設定器18は、停止制御あるいはその他適宜の
動作制御のための目標位置を指示するデ−タを設定する
ものである。比較器19は、設定された目標位置データ
Sxと進み角補償された位置データDx(+Δt)とを
比較し、両者が一致したとき、停止制御あるいはその他
適宜の動作制御のための制御信号を出力する。この制御
信号は。
通常の位置決め制御で知られているリミットスイッチや
カムスイッチの出力信号と同等の信号として利用される
。例えばブレーキシステムを具備している場合は、この
制御信号に応じてブレーキオンとする。こうして、進み
角補償した状態で位置決め制御がなされる。なお、この
明細書で、位置決め制御とは、停止制御のみならず、任
意の特定位置で適宜の動作制御を行なう場合をも含むも
のとする。
例えば、対象とする位置決め制御系においてΔtの時間
遅れがある場合、進み角補償をしない場合は実際の位置
Dxが目標位置Sxに到達したときからΔを時間後に制
御が実行されてしまい、そのときは現在の位置は目標位
置を通り過ぎてしまっている。しかし、上述の実施例の
ように進み角補償を行なえば、現在位置が目標位置に到
達する前に、進み角補償された見かけ上の現在位置デー
タDx(+八も)と目標位置データSxが一致し、それ
からΔを時間後に制御が実行されたとき真の現在値Dx
が目標位置Sxに丁度到達するようになるはずである。
従って、正確な位置制御が行なわれる。
なお、差分ΔXを直接的に求めるための引算器15と、
この差分ΔXを直接に8倍する乗算器16は必須ではな
く、実質的に差分ΔXが求められる、あるいは実質的に
8倍した差分ΔXが求められるようになっていてもよい
。例えば、進み角補償した位置データDx(+Δt)は
、結局、Dx(+Δt ) = D x + N (D
 x = D x (−Δ1))= (N+1)Dx−
N−Dx(−Δt)であるのでN=1のときは2Dx−
Dx (−Δt)の演算を直接的に行なうことにより差
分ΔXを求める演算を省略してDx(+Δt)を求める
ことができ、Nが2以上のときもDxを(N+1)倍す
る乗算とDx(−Δt)を8倍する乗算を先に行ない、
その積同士を引算することにより差分ΔXが求めること
ができる。勿論、このような迂回は演算回路(特に乗算
器)を複雑にするので、好ましいとはいえないが、実質
的には差分ΔXを求めかつそれを8倍していることと等
価なので、本発明の範囲に含まれる。なお、引算器15
は記憶回路11と取り出し回路14との間に設けてもよ
い。
また、進み角補償は、第1図のように位置データDxを
進めることに限らず、第5図のように目標位置データS
xを早めることによっても達成できる。第5図において
省略されている部分は第1図と同じであり、変更箇所だ
けが示されている。
引算器20は設定器18から与えられる目標位置データ
Sxから乗算器16から与えられる差分データN・ΔX
又はΔXを引算し、目標位置を見かけ上竿めるものであ
る。こうして進み角補償された目標位置データSx’=
N・ΔXが比較器19に入力され、真の現在位置を示す
データDxと比較され、両者が一致したとき制御信号が
発生される。すなわち、見かけ上の目標位USX’ が
真の目標位置SxよりもN・ΔX又はΔXだけ手前の位
置に設定され、真の現在位置Dxが真の目標位11sx
に到達するN・ΔX又はΔXだけ手前の位置で比較器1
9の一致が成立し、Δを時間後に制御が実行されるとき
真の現在位置Dxは丁度真の目標位置Sxに到達するは
ずである。
また、進み角補償は、位置データDxと目標位置データ
Sxの両方を適量修正することによっても実行すること
ができる。例えば、DxにN・ΔX/2を加算し、Sx
からN・ΔX/2を引算し。
両者を比較する方式であってもよい。
次に、Nの値とそれが適用される進角設定時間Δtとの
関係の一例を示す。
記憶回路11における記憶位置数(アドレス数又はステ
ージ数)を199とし、書き込みクロックGKの周期を
0.1msとすると、記憶回路11には19.9ms前
までの199サンプル数の位置データを0.1ms単位
で記憶することができる。従って、N=1に限った場合
(この場合は第3図の論理回路13と乗算器16は不要
である)は、設定可能な進角設定時間ΔtはO,1ms
〜19.9msであり、O,1msきざみで設定するこ
とができる。
進角設定時間Δt=20ms〜39.8msの範囲では
、N=2とすることにより、Δt/N=10ms〜19
.9ms前の位置データを記憶回路11から取り出せば
よい。この場合、Δtは0゜2msきざみで設定するこ
とができる。
進角設定時間Δt=40ms〜99.5msの範囲では
、N=5とすることにより、Δt/N=8 m s〜1
9.9ms前の位置データを記憶回路11から取り出せ
ばよい。この場合、Δtは0゜5msきざみで設定する
ことができる。
進角設定時間Δt = 100 m g 〜199 m
 sの範囲では、N=10とすることにより、Δt/N
=10mg〜19.9ms前の位置データを記憶回路1
1から取り出せばよい、この場合、Δtは。
1msきざみで設定することができる。
以上の例を表によって一覧すると次表のようになる。
第一」−一艮 次に1時間データ供給手段21の一例について第6図を
参照して説明すると、時間データメモリ24はRAMの
ような読み書き可能なメモリからなり、1又は複数の位
置決めステップの各々に対応するアドレスを有しており
、各ステップ毎に前述の時間データΔtを記憶している
。この時間データメモリ24に記憶する時間データΔt
は、進角ROM又−は設定器25からの出力によって初
期設定される。初期設定される時間データΔtは。
機械系の慣性特性や動作時間遅れあるいは設定した(若
しくは検出した)速度や加速度などの種々の要素に応じ
て予め予測若しくは予習したデータであり、いわば、予
習値といえるものである。なお、初期設定を行なわずに
1時間データΔtを初めはOにしておいてもよい、この
時間データメモリ24の読み書きアドレスは、外部のシ
ーケンサ等から与えられるステップ番号信号によって指
定される。後述の位置決め完了検出回路26によって位
置決めが完了したことが検出されたとき、所定のタイミ
ングでメモリ24は書き込みモードとされJそれ以外の
ときの所定のタイミングで該メモリ24は読み出しモー
ドとされる。なお、前述の目標位置設定器18(第1図
)にもステップ番号信号が与えられ、指定された位置決
めステップに対応する目標位置データが出力されるよう
になっている。
修正手段23において、誤差演算器27は、位は決め完
了時において目標位I!!Sxと実際に位置決めされた
位置(現在位置Dx)との誤差(Sx−Dりを求める。
この誤差5x−Dxは正負符号付きであり、第2図の±
d2に相当するものである。修正演算部28は、この誤
差データに基づき時間データΔtを修正するものである
。バッファメモリ29は時間データメモリ24から読み
出された時間データΔtを一時記憶し、修正演算部28
に与える0位置レジスタ30は、比較器19(第1図)
から制御信号(例えばブレーキオン信号)が発生された
ときの位置データDxをストアするもので、引算器31
において位置決め完了時の現在位置データ(実際の停止
位置データ)Dxからこのレジスタ30にストアされて
いる位置データを引算することによりオーバラン量(す
なわちブレーキすベリ量)dlが求められる。このオー
バラン量d1と位置決め誤差d2の一例が第3図(a)
、(b)に示されている。
修正演算部28では、バッファレジスタ29にストアさ
れた時間データ(これをΔt1で示す)と、引算器31
から出力されたオーバラン量d1のデータ及び誤差演算
器27から出力された誤差d2に基づき、所定の関数に
従って演算を行ない、時間データΔt1を修正して新た
な時間データΔt2を出力する。この修正された時間デ
ータΔt2は時間データメモリ24のデータ入力に与え
られる。修正演算部28において実行する関数演算の一
例を示すと次の通りである。
最も簡単な例として、時間をオーバラン量(ブレーキす
べり量)との関係が1次関数であるとすると、今回完了
した位置決め制御において進み各補償データとして用い
た時間データΔt1.それに対応して発生したオーバラ
ン量d1.今回完了した位置決め制御における誤差d2
、この誤差d2を時間に換算したデータΔtd、の間に
はΔt1:Δtd=dl:d2 なる比例関係が成り立つ。ここから Δtd=Δt 1 (d 2/d 1)であり、d2の
正負符号に応じた正負符号を持つ。
これにより、今回用いた時間データΔt1は1時間デー
タにしてΔtdの誤差を持つものであることが判かる。
この誤差をなくすためには、Δt2=Δt1+Δtd なる演算を行なえばよく(ただしΔtdは正負符号付き
)、これにより時間データΔt1を修正した新たな時間
データΔt2が求まる。
この演算は、位置決め完了検出回路26の出力に基づき
、位置決めが完了したときに行なわれる。
求めた修正済みの時間データΔt2は、同じく位置決め
完了検出回路26の出力に応じて書込みモードとなった
時間データメモリ24に(ステップ番号信号によって指
定されたアドレスに)書込まれる。これにより、メモリ
24に記憶されていた時間データΔt1がΔt2に書替
えられる。こうして1次回の同じステップ番号の位置決
め制御においては、時間データΔtとして修正済みのデ
ータΔt2がメモリ24から読み出され、制御手段22
(第1図)に供給される。この修正済みの時間データΔ
t2は、制御対象物の最新の負荷条件あるいは動作条件
など種々の要素の最新の条件をできる限り反映している
最良のデータであり、いわば、初期設定された予習値と
修正による復習値の両方を加味した最良の進み角補償デ
ータであるといえる。このように、学習機能によって絶
えず更新される時間データΔtを位置決め制御における
進み角補償データとして用いることにより、常に精度の
良い位置決めが期待できる。
なお、位置決め完了検出回路26は、制御対象物の速度
がOになったこと、あるいは制御信号発生時から一定時
間が経過したこと、等適宜の条件に基づき位置決めが完
了したことを検出するものとする。
上述では各ステップ毎に別々の時間データΔtを用いる
ようにしているが、どのステップでも共通の時間データ
Δtを用いてよい、その場合、時間データメモリ24は
1アドレスのみからなっているものであってよい。
修正演算部28で実行する演算は上述の例に限らない。
例えば、時間とオーバラン(ブレーキすべり量)との関
係を正確な関数(例えば2次関数)で表わし、これに基
づき所定の演算を行なうようにしてもよい。
位置検出器10としては、対象物の位置を連続的に検出
して位置データをディジタルで発生し得るものであれば
どのような構成のものを用いてもよい。例えば、アブソ
リュートエンコーダ、インクリメンタルエンコーダとそ
の出力パルスをカウントするカウンタ、レゾルバとその
出力信号に基づきディジタル位置検出データを得る手段
、などを用いることができる。特に、本出願人の出願に
係る特開昭57−70406号、特開昭58−1066
91号、特開昭59−79114号、実開+1i58−
136718号に示されたような位相シフト方式を採用
した誘導形(可変磁気抵抗型)の回転位置検出装置ある
いは直線位置検出装置を用いるとよい。そのような位相
シフト方式の位置検出装置においては、1次コイルを励
磁する基準交流信号の0位相毎に2次出力交流信号の位
相ずれを示すディジタルカウント値をサンプリングし、
これを位置検出データDxとして出力するようになって
おり、記憶回路11の取り込みクロックCKとしてこの
サンプリングクロック(つまり基準交流信号に同期した
クロックパルス)を用いるとよい。
なお、上述の実施例はハードワイヤードロジックによっ
て回路が構成されているが、これに限らず、マイクロコ
ンピュータを用いたソフトウェアプログラムによっても
同様の機能を実施することができ、そのような実施も本
発明の範囲に含まれる。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、進み角補償パラメータ
として時間データを用い、この時間データに対応する時
間だけ前の位置データを記憶手段から取り出し、この位
置データと現在の位置データとの差分を進み角補償量と
して位置決め制御演算で使用するようにしているので、
進み角補償量を求めるために速度、加速度等を考慮した
複雑な関数演算を行なう必要がなくなる、という利点を
有する。また、過去の位置決め誤差に応じて上記進み角
補償パラメータとしての時間データを修正し、これを新
たな位置決め制御において使用するようにしたので、よ
り一層位置決め精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る位置決め制御における進み角補
償方式の一実施例を示すブロック図。 第2図乃至第4図はこの発明の詳細な説明するための図
、 第5図は第1図の変更例を変更箇所につき示すブロック
図・、 第6図は第1図における時間データ供給手段と修正手段
の詳細例を示すブロック図、 第7図は従来技術の一例を示すブロック図、である。 10・・・位置検出器、11・・・記憶回路、21・・
・時間データ供給手段、22・・・制御手段、23・・
・修正手段、24・・・時間データメモリ、28修正演
算部、18・・・目標位置設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象物の位置を検出する位置検出手段と、 検出された位置データを記憶する記憶手段と、 進み角補償パラメータとして時間データを供給する時間
    データ供給手段と、 供給された時間データに対応する時間だけ前の位置デー
    タを前記記憶手段から取り出し、取り出した位置データ
    と現在の位置データとの差分を位置決め制御における進
    み角補償量として用いる制御手段と、 目標位置と実際に位置決めされた位置との誤差を検出し
    、この誤差に応じて前記時間データ供給手段で供給する
    時間データを修正する修正手段と を具えたことを特徴とする位置決め制御における進み角
    補償方式。 2、前記制御手段は、前記時間データ供給手段より供給
    された時間データに対応する時間の1/Nに相当する時
    間だけ前の位置データを前記記憶手段から取り出し、取
    り出した位置データと現在の位置データとの差分のN倍
    の値を位置決め制御における進み角補償量として用いる
    ものである特許請求の範囲第1項に記載の位置決め制御
    における進み角補償方式。
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