JPS639938B2 - - Google Patents
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- JPS639938B2 JPS639938B2 JP18401180A JP18401180A JPS639938B2 JP S639938 B2 JPS639938 B2 JP S639938B2 JP 18401180 A JP18401180 A JP 18401180A JP 18401180 A JP18401180 A JP 18401180A JP S639938 B2 JPS639938 B2 JP S639938B2
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- electromagnet
- electromagnets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
- B23Q1/34—Relative movement obtained by use of deformable elements, e.g. piezoelectric, magnetostrictive, elastic or thermally-dilatable elements
- B23Q1/36—Springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q5/00—Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
- B23Q5/02—Driving main working members
- B23Q5/04—Driving main working members rotary shafts, e.g. working-spindles
- B23Q5/10—Driving main working members rotary shafts, e.g. working-spindles driven essentially by electrical means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は被移動体を目標位置に精密に位置決
めする微小変位装置に関するものである。
めする微小変位装置に関するものである。
従来、被移動体を精密に位置決めする装置とし
て、ばねと電磁石を用い、電磁石の電磁力を制御
して、これとばねの変形による復元力が平衡する
位置に被移動体を位置決めする装置が知られてい
る。
て、ばねと電磁石を用い、電磁石の電磁力を制御
して、これとばねの変形による復元力が平衡する
位置に被移動体を位置決めする装置が知られてい
る。
第1図はかかる従来装置の基本的な構成を示す
概略的平面図であり、基台10上に固定された4
本の支柱1に一端を固定された4枚のL字型板ば
ね2の他端が被移動体を載置するテーブル3の四
隅に連結された構造により、テーブル3が支承さ
れている。テーブル3の側面には、磁性体よりな
る吸着部材4,5が固定され、吸着部材4と空隙
l1を隔ててコの字型鉄心61と、この鉄心61に
巻回された励磁コイル62とからなる電磁石6が
基台10上に固定設置されており、吸着部材5と
空隙l2を隔ててコの字型鉄心71と、この鉄心7
1に巻回された励磁コイル72とからなる電磁石
7が基台10上に固定設置されている。
概略的平面図であり、基台10上に固定された4
本の支柱1に一端を固定された4枚のL字型板ば
ね2の他端が被移動体を載置するテーブル3の四
隅に連結された構造により、テーブル3が支承さ
れている。テーブル3の側面には、磁性体よりな
る吸着部材4,5が固定され、吸着部材4と空隙
l1を隔ててコの字型鉄心61と、この鉄心61に
巻回された励磁コイル62とからなる電磁石6が
基台10上に固定設置されており、吸着部材5と
空隙l2を隔ててコの字型鉄心71と、この鉄心7
1に巻回された励磁コイル72とからなる電磁石
7が基台10上に固定設置されている。
このような位置決め装置によれば、電磁石6の
励磁コイルに励磁電流を加えると、電磁石6と吸
着部材4との間にその励磁電流に応じた電磁力が
働いて、テーブル3をこの電磁力と4枚のL字型
板ばね2の有するばね力とが、つり合う位置まで
X方向へ変位させることができる。同様に電磁石
7の励磁コイル72に励磁電流を加えると、テー
ブル3をy方向へ変位させることができる。従つ
て電磁石6,7の励磁コイル62,72に加える
べき励磁電流を適宜制御することにより、テーブ
ル3のx−y平面上の位置を制御することができ
る。
励磁コイルに励磁電流を加えると、電磁石6と吸
着部材4との間にその励磁電流に応じた電磁力が
働いて、テーブル3をこの電磁力と4枚のL字型
板ばね2の有するばね力とが、つり合う位置まで
X方向へ変位させることができる。同様に電磁石
7の励磁コイル72に励磁電流を加えると、テー
ブル3をy方向へ変位させることができる。従つ
て電磁石6,7の励磁コイル62,72に加える
べき励磁電流を適宜制御することにより、テーブ
ル3のx−y平面上の位置を制御することができ
る。
この装置を用いて位置決めを行う場合、励磁コ
イル62,72に加えられる励磁電流は、ある一
定の直流電流を中心に所定の変位量に対応する変
位電流分を増減する方法で加えられ、上記一定の
直流電流による電磁力とばねの復元力とが平衡す
る位置を中心として、テーブル3に上記変位電流
分に対応する微小変位が与えられる。
イル62,72に加えられる励磁電流は、ある一
定の直流電流を中心に所定の変位量に対応する変
位電流分を増減する方法で加えられ、上記一定の
直流電流による電磁力とばねの復元力とが平衡す
る位置を中心として、テーブル3に上記変位電流
分に対応する微小変位が与えられる。
しかしながら、電磁石鉄心を非飽和領域で用い
る場合、上記偏位電流とテーブルの変位量とは非
線形な関係があるため、第1図のような従来の装
置では、変位電流とテーブルの変位量がほぼ線形
と見做せる範囲が狭いばかりでなく、このような
装置を用いて安定な動作性をもつ位置制御システ
ムを構成することは困難であると云う欠点があ
る。
る場合、上記偏位電流とテーブルの変位量とは非
線形な関係があるため、第1図のような従来の装
置では、変位電流とテーブルの変位量がほぼ線形
と見做せる範囲が狭いばかりでなく、このような
装置を用いて安定な動作性をもつ位置制御システ
ムを構成することは困難であると云う欠点があ
る。
この発明は上記の欠点を除去し、広い直線範囲
と安定な動特性を有する微小変位装置の提供を目
的とする。
と安定な動特性を有する微小変位装置の提供を目
的とする。
この発明は基台に設けられたばねに支承された
テーブルをはさんで各変位方向に少くとも一対の
相対向する電磁力を発生する電磁石を設置し、上
記テーブルに電磁石と適宜の間隙があくように吸
着部材を設け対の電磁石のうち変位方向に電磁力
を発生する電磁石には一定電磁力と所定変位量に
対応する変位電磁力を加算的に発生させ、他方の
電磁石には上記の一定電磁力と所定変位量に対応
する変位電磁力を減算的に発生させることによ
り、一定電磁力分を互に打消し、変位電磁力分の
2倍の力とばねの復元力との平衡位置にテーブル
を移動位置決めする微小変位装置である。
テーブルをはさんで各変位方向に少くとも一対の
相対向する電磁力を発生する電磁石を設置し、上
記テーブルに電磁石と適宜の間隙があくように吸
着部材を設け対の電磁石のうち変位方向に電磁力
を発生する電磁石には一定電磁力と所定変位量に
対応する変位電磁力を加算的に発生させ、他方の
電磁石には上記の一定電磁力と所定変位量に対応
する変位電磁力を減算的に発生させることによ
り、一定電磁力分を互に打消し、変位電磁力分の
2倍の力とばねの復元力との平衡位置にテーブル
を移動位置決めする微小変位装置である。
次にこの発明の原理および実施例を図面を参照
しながら説明する。第2図はこの発明の第1の実
施例を示す概略の平面図で、基台10A上に固定
された4本の支柱1の各々には、L字型板ばね2
の一端が固定され、L字型板ばね2の他端は被移
動体を載置するテーブル3の四隅に取付けられ、
テーブル3はこれら4枚の板ばね2によつて弾性
的に支承されており、その各側面には磁性体より
なる吸着部材4,4′が図のx方向にテーブル3
をはさんで対応位置に設けられ、磁性体よりなる
吸着部材5,5′はテーブル3をはさんで図のy
方向の対応位置に設けられている。上記の吸着部
材4に対しては適度の間隙l3をあけて、コの字型
鉄心61とこの鉄心61に巻回された励磁コイル
62とからなる電磁石6が基台10A上に設置さ
れており、吸着部材4′に対しても前記吸着部材
4に対すると同様に、適度の間隙l3′をあけてコの
字型鉄心61′とこの鉄心61′に巻回された励磁
コイル62′とからなる電磁石6′が基台10Aに
設けられている。また吸着部材5,5′に対して
も適度の間隙l4,l4′をあけて、鉄心71,71′
および励磁コイル72,72′よりなる電磁石7,
7′がそれぞれ基台10Aに設けられている。上
記の吸着部材と電磁石との間隙l3,l′3,l4,l′4の
大きさは、板ばねのばね定数、電磁石の発生する
電磁力の強さ等をもとにきめられる。
しながら説明する。第2図はこの発明の第1の実
施例を示す概略の平面図で、基台10A上に固定
された4本の支柱1の各々には、L字型板ばね2
の一端が固定され、L字型板ばね2の他端は被移
動体を載置するテーブル3の四隅に取付けられ、
テーブル3はこれら4枚の板ばね2によつて弾性
的に支承されており、その各側面には磁性体より
なる吸着部材4,4′が図のx方向にテーブル3
をはさんで対応位置に設けられ、磁性体よりなる
吸着部材5,5′はテーブル3をはさんで図のy
方向の対応位置に設けられている。上記の吸着部
材4に対しては適度の間隙l3をあけて、コの字型
鉄心61とこの鉄心61に巻回された励磁コイル
62とからなる電磁石6が基台10A上に設置さ
れており、吸着部材4′に対しても前記吸着部材
4に対すると同様に、適度の間隙l3′をあけてコの
字型鉄心61′とこの鉄心61′に巻回された励磁
コイル62′とからなる電磁石6′が基台10Aに
設けられている。また吸着部材5,5′に対して
も適度の間隙l4,l4′をあけて、鉄心71,71′
および励磁コイル72,72′よりなる電磁石7,
7′がそれぞれ基台10Aに設けられている。上
記の吸着部材と電磁石との間隙l3,l′3,l4,l′4の
大きさは、板ばねのばね定数、電磁石の発生する
電磁力の強さ等をもとにきめられる。
以下に電磁石6と電磁石6′とを励磁すること
によるテーブル3のx方向の移動変位原理を説明
するが、テーブル3のy方向の変位についても同
様である。
によるテーブル3のx方向の移動変位原理を説明
するが、テーブル3のy方向の変位についても同
様である。
電磁石6の励磁コイル62にIなる電流を加
え、電磁石6′の励磁コイル62′にI′なる電流を
加えるとすると、電磁石の鉄心61,61′およ
び吸着部材4,4′が非飽和な状態にあるとき、
吸着部材4,4′と電磁石の鉄心61,61′の間
の空隙l3,l′3がテーブル3の移動変位の範囲に比
較して十分に長いと仮定すれば、各電磁石が発生
す電磁力F,F′について、 F≒kI2 (1) F′≒kI′2 (2) がなりたつ。ただしkは鉄心部の磁路長、空隙
長、鉄心および空隙の透磁率、励磁コイルの巻
数、磁路の断面積によりきまる比例定数である。
FおよびF′は互に反対方向の電磁力であるから、
テーブルにはx方向に △F=F−F′の力が働くことになり、 △F≒k(I2−I′2)=k(I+I′)(I−I′)(3
) がなりたつ。いま励磁コイル62に加える電流を I=Io+△I/2 (4) 励磁コイル62′に加える電流を I′=Io−△I/2 (5) とすれば(3)式より △F≒k・Io・△I (6) となるから、Ioが一定ならば、x方向の電磁力△
Fは△Iにほぼ比例することになる。第3図は以
上の本発明の移動変位原理による電流の変化に対
する電磁力の変化を従来装置の場合と対応させて
示した図であり、電磁石を対に用いる本発明が従
来の単一電磁石による方法より極めて線形範囲が
広いことがわかる。
え、電磁石6′の励磁コイル62′にI′なる電流を
加えるとすると、電磁石の鉄心61,61′およ
び吸着部材4,4′が非飽和な状態にあるとき、
吸着部材4,4′と電磁石の鉄心61,61′の間
の空隙l3,l′3がテーブル3の移動変位の範囲に比
較して十分に長いと仮定すれば、各電磁石が発生
す電磁力F,F′について、 F≒kI2 (1) F′≒kI′2 (2) がなりたつ。ただしkは鉄心部の磁路長、空隙
長、鉄心および空隙の透磁率、励磁コイルの巻
数、磁路の断面積によりきまる比例定数である。
FおよびF′は互に反対方向の電磁力であるから、
テーブルにはx方向に △F=F−F′の力が働くことになり、 △F≒k(I2−I′2)=k(I+I′)(I−I′)(3
) がなりたつ。いま励磁コイル62に加える電流を I=Io+△I/2 (4) 励磁コイル62′に加える電流を I′=Io−△I/2 (5) とすれば(3)式より △F≒k・Io・△I (6) となるから、Ioが一定ならば、x方向の電磁力△
Fは△Iにほぼ比例することになる。第3図は以
上の本発明の移動変位原理による電流の変化に対
する電磁力の変化を従来装置の場合と対応させて
示した図であり、電磁石を対に用いる本発明が従
来の単一電磁石による方法より極めて線形範囲が
広いことがわかる。
電磁石△Fと平衡するばね2の復元力は、ばね
2の変位量xに比例するから X≒K-1・k・Io・△I (7) になる関係が成立し、結局△Iに比例した(比例
定数K-1kIo)変位量をテーブルに与えることが
できる。ただしKは第2図における4枚の板ばね
の合成のばね定数である。
2の変位量xに比例するから X≒K-1・k・Io・△I (7) になる関係が成立し、結局△Iに比例した(比例
定数K-1kIo)変位量をテーブルに与えることが
できる。ただしKは第2図における4枚の板ばね
の合成のばね定数である。
第4図は第2図における装置の電磁石の駆動回
路の一例を示し、一方の電磁石のコイルには電流
を加算的に、他方の電磁石のコイルには、電流を
減算的に供給するため回路図で、A1,A2,A3は
演算増幅器を示し、Q1,Q2はパワートランジス
ターであり、L1,L2は電磁石に巻かれたコイル
である。V0,V1は+電圧源を示し、VRは可変抵
抗器(バイアス電流設定用)である。
路の一例を示し、一方の電磁石のコイルには電流
を加算的に、他方の電磁石のコイルには、電流を
減算的に供給するため回路図で、A1,A2,A3は
演算増幅器を示し、Q1,Q2はパワートランジス
ターであり、L1,L2は電磁石に巻かれたコイル
である。V0,V1は+電圧源を示し、VRは可変抵
抗器(バイアス電流設定用)である。
今簡単のために抵抗Ro1=Ro2、抵抗R11=R12
=R21=R22≫R、抵抗R10=R20=Rとすると、
抵抗Ro1,Ro2および演算増幅器A3で形成する回
路は反転増幅回路となり、入力電圧lに対して、
演算増幅器A3は出力電圧−lを出力する。
=R21=R22≫R、抵抗R10=R20=Rとすると、
抵抗Ro1,Ro2および演算増幅器A3で形成する回
路は反転増幅回路となり、入力電圧lに対して、
演算増幅器A3は出力電圧−lを出力する。
可変抵抗器VRで設定される演算増幅器A1,A2
の正相入力端子電圧をV(Io)とすると、抵抗R10
および抵抗R20の端子間電圧E1,E2はそれぞれ次
式で示される。
の正相入力端子電圧をV(Io)とすると、抵抗R10
および抵抗R20の端子間電圧E1,E2はそれぞれ次
式で示される。
E1=2V(Io)−l
E2=2V(Io)+l
したがつて、コイルL1,L2に流れる電流はそ
れぞれ I1=2V(Io)/R−1/R=Io−△I I2=2V(Io)/R+1/R=Io−△I となる。たとえばIo=2Aのとき、変換係数がG
=x/△I=100μm/Aとなる一対の電磁石をR= 1Ω、V(Io)=1Vとしたときの上記回路で駆動
して、所望の変位量xを得るためには、 l=R△I=R/Gx なる電圧を入力すればよい。たとえばx=−10μ
mのときは、 l=1/100・(−10)=−0.1 となるから、−0.1V入力すればよい。
れぞれ I1=2V(Io)/R−1/R=Io−△I I2=2V(Io)/R+1/R=Io−△I となる。たとえばIo=2Aのとき、変換係数がG
=x/△I=100μm/Aとなる一対の電磁石をR= 1Ω、V(Io)=1Vとしたときの上記回路で駆動
して、所望の変位量xを得るためには、 l=R△I=R/Gx なる電圧を入力すればよい。たとえばx=−10μ
mのときは、 l=1/100・(−10)=−0.1 となるから、−0.1V入力すればよい。
上記のような駆動回路を、第2図に示された装
置の対に設けられた電磁石に用いることにより、
変位と電流の直線性は、単一の電磁石を使用した
装置の場合より、広い範囲で良好となり、テーブ
ルを精度よく変位させることができる。
置の対に設けられた電磁石に用いることにより、
変位と電流の直線性は、単一の電磁石を使用した
装置の場合より、広い範囲で良好となり、テーブ
ルを精度よく変位させることができる。
第5図は一対に設けられた電磁石の駆動回路の
他の実施例で、基準電流回路と制御用電流の供給
回路を別個に設けて、発生する電磁力の増減をは
かつたものである。6C,6Dはテーブル3をは
さんで、一対に設けられた電磁石で、それぞれ鉄
心61C、鉄心61Dを有し、これらの鉄心に
は、一定の磁束を発生させるための基準電流回路
62C,62Dおよび磁束の加減算を行うための
制御用電流回路621C,621Dが設けられて
いる。
他の実施例で、基準電流回路と制御用電流の供給
回路を別個に設けて、発生する電磁力の増減をは
かつたものである。6C,6Dはテーブル3をは
さんで、一対に設けられた電磁石で、それぞれ鉄
心61C、鉄心61Dを有し、これらの鉄心に
は、一定の磁束を発生させるための基準電流回路
62C,62Dおよび磁束の加減算を行うための
制御用電流回路621C,621Dが設けられて
いる。
上記一対の基準電流回路62C,62Dは、そ
れぞれコイルの巻数、線径、ピツチ等を同一とし
て、両者の発生磁束が等しくなるようにし、制御
用電流回路621C,621Dも両者のコイルの
巻数、線径、ピツチ等を等しくして発生磁束が同
量となるようにし、一方の電磁石においては一定
の磁束に対して加算的に磁束が作用し、他方の電
磁石には、磁束が減算的に作用するように電流の
方向をきめておく。
れぞれコイルの巻数、線径、ピツチ等を同一とし
て、両者の発生磁束が等しくなるようにし、制御
用電流回路621C,621Dも両者のコイルの
巻数、線径、ピツチ等を等しくして発生磁束が同
量となるようにし、一方の電磁石においては一定
の磁束に対して加算的に磁束が作用し、他方の電
磁石には、磁束が減算的に作用するように電流の
方向をきめておく。
上記の電磁石6C,6Dにおいては、基準電流
回路62C,62Dに電流を供給すれば、それぞ
れ鉄心61C,61Dを介して一定の磁束が生
じ、制御用電流回路621C,621Dに、テー
ブル3の変位に要する所要の電流を供給すること
により、それぞれ前記の一定の磁束に対して一方
では磁束が加算的に、他方では減算的に作用し
て、テーブル3に設けられた磁性体よりなる吸着
部材5C,5Dに作用し、テーブル3を所定量変
位させる。
回路62C,62Dに電流を供給すれば、それぞ
れ鉄心61C,61Dを介して一定の磁束が生
じ、制御用電流回路621C,621Dに、テー
ブル3の変位に要する所要の電流を供給すること
により、それぞれ前記の一定の磁束に対して一方
では磁束が加算的に、他方では減算的に作用し
て、テーブル3に設けられた磁性体よりなる吸着
部材5C,5Dに作用し、テーブル3を所定量変
位させる。
第6図はこの発明の第2の実施例を示す概略の
平面図で、この実施例の装置は直線的変位だけで
なく回転変位も可能である。基台10B上に固定
された4本の磁性体の支柱1A,1′A′,1B,
1B′には、磁性体の板ばね2A,2A′の両端が
それぞれ固定され、板ばね2Aに固定された磁性
体よりなる部材40と、板ばね2A′に固定され
た磁性体よりなる部材40′の各両端には、テー
ブル3と磁性体よりなる吸着部材5にはさんで固
定された磁性体の板ばね2Bの各端部と、テーブ
ル3と吸着部材5にはさんで固定された磁性体の
板ばね2B′の各端部とが固定されている。支柱
1A,1A′に固定された磁極64A′,64A′、
支柱1B,1B′に固定された磁極64B,64
B′、磁極65,65′からなる電磁石鉄心61,
61′の磁極64A,64A′には励磁コイル62
A,62A′が、磁極64B,64B′には励磁コ
イル62B,62B′が、磁極65,65′には励
磁コイル63,63′がそれぞれ巻回されている。
平面図で、この実施例の装置は直線的変位だけで
なく回転変位も可能である。基台10B上に固定
された4本の磁性体の支柱1A,1′A′,1B,
1B′には、磁性体の板ばね2A,2A′の両端が
それぞれ固定され、板ばね2Aに固定された磁性
体よりなる部材40と、板ばね2A′に固定され
た磁性体よりなる部材40′の各両端には、テー
ブル3と磁性体よりなる吸着部材5にはさんで固
定された磁性体の板ばね2Bの各端部と、テーブ
ル3と吸着部材5にはさんで固定された磁性体の
板ばね2B′の各端部とが固定されている。支柱
1A,1A′に固定された磁極64A′,64A′、
支柱1B,1B′に固定された磁極64B,64
B′、磁極65,65′からなる電磁石鉄心61,
61′の磁極64A,64A′には励磁コイル62
A,62A′が、磁極64B,64B′には励磁コ
イル62B,62B′が、磁極65,65′には励
磁コイル63,63′がそれぞれ巻回されている。
磁極64A,64A′はx方向に垂直な平面を
もち、磁性体よりなる吸着部材5,5′のx方向
に垂直な側面51,51′と適度の隙間をあけて
対向し、磁極64B,64B′の端面もx方向に
垂直で、吸着部材5,5′のx方向に垂直な側面
52,52′と適度の隙間をあけて対向し、磁極
65,65′の端部651,651′はy方向に垂
直で、吸着部材5,5′のy方向に垂直な側面5
3,53′と適度の隙間をあけて対向している。
もち、磁性体よりなる吸着部材5,5′のx方向
に垂直な側面51,51′と適度の隙間をあけて
対向し、磁極64B,64B′の端面もx方向に
垂直で、吸着部材5,5′のx方向に垂直な側面
52,52′と適度の隙間をあけて対向し、磁極
65,65′の端部651,651′はy方向に垂
直で、吸着部材5,5′のy方向に垂直な側面5
3,53′と適度の隙間をあけて対向している。
上記の装置において、励磁コイル63および励
磁コイル63′に本発明の移動変位の原理に従つ
て励磁電流を加えると、磁極65と、これと対を
なす磁極65′はy方向の差動電磁力を発生し、
励磁コイル62A,62A′および励磁コイル6
2B,62B′に上記と同様に励磁電流を加える
と、磁極64A,64A′と、これと対をなす磁
極64B,64B′には、x方向の差動電磁力が
発生するが、磁極64Aと磁極64Bにおける電
磁力と、磁極64A′と磁極64B′における電磁
力を異なるように制御することにより、テーブル
3に回転変位を与えることができるので、テーブ
ル3にはx方向、y方向および回転方向の変位を
与えることができる。この第6図の装置において
は、x方向とy方向の電磁力のもとになる磁束の
相互干渉が懸念されるが、板ばねも支柱も磁性体
であるから、例えば第6図において点線で示すよ
うに、x方向の電磁力に係る磁路1Lとy方向の
電磁力に係る磁路2Lは独立となり、上記の相互
干渉は微少である。
磁コイル63′に本発明の移動変位の原理に従つ
て励磁電流を加えると、磁極65と、これと対を
なす磁極65′はy方向の差動電磁力を発生し、
励磁コイル62A,62A′および励磁コイル6
2B,62B′に上記と同様に励磁電流を加える
と、磁極64A,64A′と、これと対をなす磁
極64B,64B′には、x方向の差動電磁力が
発生するが、磁極64Aと磁極64Bにおける電
磁力と、磁極64A′と磁極64B′における電磁
力を異なるように制御することにより、テーブル
3に回転変位を与えることができるので、テーブ
ル3にはx方向、y方向および回転方向の変位を
与えることができる。この第6図の装置において
は、x方向とy方向の電磁力のもとになる磁束の
相互干渉が懸念されるが、板ばねも支柱も磁性体
であるから、例えば第6図において点線で示すよ
うに、x方向の電磁力に係る磁路1Lとy方向の
電磁力に係る磁路2Lは独立となり、上記の相互
干渉は微少である。
この第6図の装置においては、磁路1Lおよび
磁路2Lは、磁性体の板ばね2Bおよび板ばね2
A′の一部を部分的に含んでいるが、磁路の磁束
密度が大きくなると、板ばねの有効断面積が小さ
いことによる磁気飽和が起り、本発明の移動変位
原理を利用しても(7)式のような線形関係が成立し
なくなる。
磁路2Lは、磁性体の板ばね2Bおよび板ばね2
A′の一部を部分的に含んでいるが、磁路の磁束
密度が大きくなると、板ばねの有効断面積が小さ
いことによる磁気飽和が起り、本発明の移動変位
原理を利用しても(7)式のような線形関係が成立し
なくなる。
第7図は、この発明の第3の実施例を示す装置
の平面図で、前記のような磁気飽和の起り難い変
位装置である。この装置は前記第2の実施例の装
置と主要部は同じであり、鉄心61,61′と吸
着部材5,5′との間に、可撓性磁性体を装着し
た点に特長がある。8A,8B,8A′,8B′が
この可撓性磁性体であり、例えば、軟質磁性体の
粉体あるいは粒子を適当な密度でゴム等の可撓性
をもつた物質に混入したものであつて、応力に対
して容易に変形するものである。可撓性磁性体8
A,8Bの側面は少くとも電磁石の鉄心61と吸
着部材5に密着固定されており、可撓性磁性体8
A′,8B′についても同様に鉄心61′および吸着
部材5′に密着固定されており、有効断面積の大
きい可撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′の存
在により、これらが磁路の一部を形成するので上
記磁気飽和の問題が解決される。第7図のように
可撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′を斜線部
のように整形し、それらの側面を鉄心61,6
1′、磁性体5,5′のみならず板ばね2A,2
A,2B,2B′とも密着させることにより、可
撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′はその可撓
性のために、板ばねの各変形方向に対して、ダン
パーとして機能すると云う附加的効果もある。
の平面図で、前記のような磁気飽和の起り難い変
位装置である。この装置は前記第2の実施例の装
置と主要部は同じであり、鉄心61,61′と吸
着部材5,5′との間に、可撓性磁性体を装着し
た点に特長がある。8A,8B,8A′,8B′が
この可撓性磁性体であり、例えば、軟質磁性体の
粉体あるいは粒子を適当な密度でゴム等の可撓性
をもつた物質に混入したものであつて、応力に対
して容易に変形するものである。可撓性磁性体8
A,8Bの側面は少くとも電磁石の鉄心61と吸
着部材5に密着固定されており、可撓性磁性体8
A′,8B′についても同様に鉄心61′および吸着
部材5′に密着固定されており、有効断面積の大
きい可撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′の存
在により、これらが磁路の一部を形成するので上
記磁気飽和の問題が解決される。第7図のように
可撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′を斜線部
のように整形し、それらの側面を鉄心61,6
1′、磁性体5,5′のみならず板ばね2A,2
A,2B,2B′とも密着させることにより、可
撓性磁性体8A,8B,8A′,8B′はその可撓
性のために、板ばねの各変形方向に対して、ダン
パーとして機能すると云う附加的効果もある。
この発明の装置は、供給する制御電流の大きさ
と、ばねを介してテーブルの変位の関係が広い範
囲で直線的であり、被移動体の変位を希望通り行
うことができる。また所定の直線範囲を得るため
に設定されるべき電磁石と吸着部材の間隙を従来
の装置より小さくでき、従つてバイアス電流が少
なくてすむので、発熱量は小さく、装置自体とし
ては熱変位が小で、テーブルを高精度に変位させ
ることできる。
と、ばねを介してテーブルの変位の関係が広い範
囲で直線的であり、被移動体の変位を希望通り行
うことができる。また所定の直線範囲を得るため
に設定されるべき電磁石と吸着部材の間隙を従来
の装置より小さくでき、従つてバイアス電流が少
なくてすむので、発熱量は小さく、装置自体とし
ては熱変位が小で、テーブルを高精度に変位させ
ることできる。
さらにこの装置は、第3図に示すように制御電
流と電磁力が点対称の関係にあるため、制御電流
と変位も点対称の関係となり、基準位置を中心に
正方向変位の応答と負方向変位の応答は同じ形に
なるから、良好な直線性とあいまつて動的な微小
変位には好適である。
流と電磁力が点対称の関係にあるため、制御電流
と変位も点対称の関係となり、基準位置を中心に
正方向変位の応答と負方向変位の応答は同じ形に
なるから、良好な直線性とあいまつて動的な微小
変位には好適である。
第1図は従来の装置の概略の平面図、第2図な
いし第7図はこの発明の装置に関するもので、第
2図はこの発明の第1の実施例を示す概略の平面
図、第3図はこの発明の移動変位原理による電流
の変化に対する電磁力の変化を、従来装置の場合
と対応させて示した線図、第4図はこの発明の装
置の電磁石の駆動回路の一例を示す回路図、第5
図は同じく電磁石の駆動回路の別の例を示す説明
図であり、第6図は、この発明の第2の実施例を
示す概略の平面図、第7図はこの発明の第3の実
施例を示す概略の平面図である。 符号の説明、1は支柱、2は板ばね、3はテー
ブル、4,4′は吸着部材、5,5′は吸着部材、
6,6′は電磁石、7は電磁石、5C,5Dは吸
着部材、61,61′,61C,61Dは鉄心、
62C,62Dは基準電流回路、71,71′は
鉄心、72,72′は励磁コイル、8A,8B,
8A′,8B′は可撓性磁性体、621C,621
Dは制御電流回路。
いし第7図はこの発明の装置に関するもので、第
2図はこの発明の第1の実施例を示す概略の平面
図、第3図はこの発明の移動変位原理による電流
の変化に対する電磁力の変化を、従来装置の場合
と対応させて示した線図、第4図はこの発明の装
置の電磁石の駆動回路の一例を示す回路図、第5
図は同じく電磁石の駆動回路の別の例を示す説明
図であり、第6図は、この発明の第2の実施例を
示す概略の平面図、第7図はこの発明の第3の実
施例を示す概略の平面図である。 符号の説明、1は支柱、2は板ばね、3はテー
ブル、4,4′は吸着部材、5,5′は吸着部材、
6,6′は電磁石、7は電磁石、5C,5Dは吸
着部材、61,61′,61C,61Dは鉄心、
62C,62Dは基準電流回路、71,71′は
鉄心、72,72′は励磁コイル、8A,8B,
8A′,8B′は可撓性磁性体、621C,621
Dは制御電流回路。
Claims (1)
- 1 基台と、この基台に一対に設けられた一組な
いし複数組のばねと、このばねに支承されたテー
ブルと、このテーブルの移動方向の側面部分に固
着された磁性体よりなる吸着部材と、この吸着部
材に対して所定の間隙をあけて対向するように基
台に設けられた電磁石と、この電磁石に電流を供
給する電気回路よりなり、前記電気回路は一対の
電磁石の夫々に基準電流を供給する基準電流設定
回路と、前記電磁石の一方には電流を加算的に供
給し、他方の電磁石には等量の電流を減算的に供
給する制御用電流供給回路とを有し、電流の変化
に対するテーブルの変位の関係を直線的としたこ
とを特徴とする微小変位装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401180A JPS57107751A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Minute position adjusting device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401180A JPS57107751A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Minute position adjusting device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57107751A JPS57107751A (en) | 1982-07-05 |
| JPS639938B2 true JPS639938B2 (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=16145761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18401180A Granted JPS57107751A (en) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | Minute position adjusting device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57107751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020246080A1 (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | 株式会社日立製作所 | 溶接作業計測システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62266490A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-19 | 株式会社東芝 | 精密位置決め装置 |
| JPH071450B2 (ja) * | 1986-11-29 | 1995-01-11 | 日立建機株式会社 | 微細位置決め装置 |
| JP2635378B2 (ja) * | 1987-09-01 | 1997-07-30 | イズミ工業株式会社 | 非円形切削装置 |
| JPH01107188A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Fujitsu Ltd | 微細移動装置 |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP18401180A patent/JPS57107751A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020246080A1 (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-10 | 株式会社日立製作所 | 溶接作業計測システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57107751A (en) | 1982-07-05 |
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