JPS6410638B2 - - Google Patents
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- JPS6410638B2 JPS6410638B2 JP715880A JP715880A JPS6410638B2 JP S6410638 B2 JPS6410638 B2 JP S6410638B2 JP 715880 A JP715880 A JP 715880A JP 715880 A JP715880 A JP 715880A JP S6410638 B2 JPS6410638 B2 JP S6410638B2
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- Japan
- Prior art keywords
- paper
- gloss
- coating
- parts
- coated paper
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Description
本発明は優れた印刷適性を有する強光沢塗被紙
を安定かつ生産性良く提供しうる製造方法に関す
るものである。従来、強光沢紙の製造方法として
は、(1)湿潤塗被層を平滑な加熱仕上げ表面に圧接
して乾燥するウエツトキヤスト法(例えば特公昭
38−25160号)(2)湿潤塗被層を一旦乾燥した後、
再湿潤により塗被層を可塑化し平滑な加熱仕上げ
表面に圧接して乾燥するリウエツトキヤスト法
(例えば米国特許2759847号)(3)湿潤塗被層をゲル
状態に変え、平滑な加熱仕上げ表面に圧接して乾
燥するゲルキヤスト法(例えば特公昭38−15751
号、米国特許3377192号)等の方法が知られてい
る。 これらはいずれも鉱物質顔料及び接着剤を主体
とする塗被層が水を含んで可塑状態にある間に加
熱された仕上げ面に圧接して乾燥する点に於て原
理的に共通する方法を用している。このため塗被
層に含まれる水分を仕上げ面に圧接している間に
かなりの程度まで乾燥固化しなければならないた
めに製造速度が一般の顔料塗被紙に比べ、数十分
の一程度と数段遅くなつているのが現状である。 更に、従来高光沢度の顔料塗被紙を高速度で得
るための方法として、乾燥状態あるいはわずかに
含水状態の塗被紙を加熱されたロールないしドラ
ムを有するグロスカレンダー装置、あるいはスー
パーカレンダー装置等のロールニツプに強圧下で
通紙する方法が知られている。 スーパーカレンダー装置の使用は比較的高ニツ
プ圧力200Kg/cm前後の圧力で、スチール仕上げ
ロールの温度は70℃前後である。 本加工は塗被紙を圧縮し、そして緻密化する欠
点を有する。一方グロスカレンダーとして知られ
ている、熱カレンダー加工により紙面を仕上げる
方法は、紙面に可塑性の一時的状態を起させる温
度条件下で研摩仕上げドラムに塗被紙を押し付け
て仕上げるものである。スーパーカレンダーに比
較して嵩高い紙質を与えよつて不透明度の優れた
印刷用塗被紙が得られる。 グロスカレンダーの圧力条件はスーパーカレン
ダーに比較して一般に低く、90Kg/cm前後であ
り、温度条件は150℃前後と高い条件で使われて
いるのが一般である。 以上の如き加熱カレンダーによる場合には、塗
被層表面の光沢及び平滑性は加熱、加圧下におけ
る塗被層の軟化変形(塑性変形)によつて得られ
るものであるから塗被層自体が加熱加圧によつて
塑性変化しやすくする事が望ましく、従つて、塗
被層中の接着剤は熱可塑性であつた方が加熱加圧
下に直ちに塑性変形して金属ロール等の仕上げ表
面を写し取り良好な光沢及び平滑性を与えるのに
有利である。反面塗被層表面が仕上げロール面に
粘着する傾向が次第に増大し、微小な異物の堆積
がやがて連続運転を不可能にしてしまう。このよ
うな粘着傾向を除くために、従来、ワツクス類、
脂肪類、脂肪酸類、石けん類、界面活性剤類、シ
リコーン樹脂類等の離型剤を塗料に配合するか、
又は仕上げロールに連続して塗布する事がしばし
ば行なわれるが、仕上げロール表面に次第に離型
剤が堆積し、過剰の離型剤皮膜を形成するため塗
被紙の光沢が著しく低下する。 又離型剤の添加量の適当なコントロールが非常
に困難であり、多量の離型剤の配合は印刷適性の
低下原因ともなり、必ずしも好ましい解決策では
ない。 一方より良い光沢、平滑性を得る為に、米国特
許2293278号及び特公昭51−25482号に、加熱カレ
ンダー前に塗被紙表面に水を与えニツプ間を通す
事が記載されているがこの方法によると、最適の
水量を与える事が困難であり、更に前述の加熱カ
レンダー汚れの傾向を増大させ好ましくない。 本発明の目的はより良い光沢、平滑性を有する
印刷用塗被紙を作業性よく製造する方法を提供す
るにある。 かくして本発明は主成分が塗被用顔料と親水性
接着剤よりなる水性塗被液に於いて、該接着剤が
主にガラス転移温度(以下Tgと記す)38℃以上
の重合体ラテツクスを含有する水性塗被液を、水
との接触時間5秒後のコブサイズ度が0.4〜10
g/m2である原紙又は下塗り紙に塗布し乾燥後そ
の塗被面を、該重合体のTg以上でグロスカレン
ダーに圧接し、より高い光沢、平滑性を有する印
刷用塗被紙を製造しようとするものである。 本発明による原紙又は下塗紙のコブサイズ度を
限定する理由は以下の如くと考えられる。強光沢
を得る為に加熱面に瞬間的に圧接される際にその
塑性変形をより良く行なわしめる為には塗被層の
水分量が大きな要因である。勿論水分量の多い方
が変形に対して好ましい。しかし水分量が過剰で
あると加熱面への汚れが生じる。この水分量を圧
接時に効率よく適量塗層中に留まらせる事は、強
光沢面を作業性良く得る為に重要である。この目
的の為に原紙又は下塗紙の水との接触時間5秒後
のコブサイズ度を0.4〜10g/m2好ましくは2〜
7g/m2に限定する事は非常に有効である。 原紙及び下塗り紙の5秒後のコブサイズ度が10
g/m2を越える場合は加熱ニツプ間で塗層の塑性
変形が行なわれる間塗層中の水分が完全に留まら
ず、その結果、より良い光沢が得られない。一方
0.4g/m2よりも少ないコブサイズ度では、塗被
液中の接着剤の原紙への浸透が充分行なわれずに
塗被紙、膠着力に問題が生じる。 尚ここで云うコブサイズ度とはJIS.P.8140に示
される方法に準じ測定した値である。特に測定時
間を5秒と規定しているのは以下の如き理由によ
る。あまり長い測定時間でのコブサイズ度の場
合、測定値の差がつきにくくなり本発明でいう効
果との相関がとりにくい。この為その測定時間は
短かければ短い程良いがあまり短時間の場合、測
定誤差が大きく実用に適さない。 安定して測定が行なえ、本発明でいう効果との
相関がある測定時間として5秒間を定めている。 即ち、測定はJIS.P.8140と同一の方法であり、
水との接触時間だけ5秒間としている。 本発明におけるTgが38℃以上の熱可塑性合成
高分子エマルジヨン(重合体ラテツクス)とは、
ポリ酢酸ビニルエマルジヨン、スチレン−ブタジ
エン共重合体ラテツクス、スチレン−イソプレン
共重合体エマルジヨン、ポリスチレンエマルジヨ
ン、アクリル重合体エマルジヨン等を示すが、こ
れらに限定されるものではない。 Tgを38℃以上に限定する理由は特開昭49−
110906号で明らかな様に室温で被膜形成性がな
く、エマルジヨン粒子の不連続層を形成し、しか
る後キヤストドラム上で軟化せしめ光沢付けを行
なう事を目的としたものであり、一般に塗被紙に
使用されるTgの低い合成エマルジヨンを使用し
た場合、塗被後被膜形成性を有する為、キヤスト
ドラム上で軟化し圧着しても所望の強光沢は得ら
れいくいという理由による。 本発明の水性塗被液は上述の如き接着剤として
主にTgが38℃以上の重合体ラテツクスを用い、
他に用途に合めてTgが38℃以下の熱可塑性樹脂
及び熱硬化性樹脂を支障のない範囲において適宜
混合して使用できる。又更に用途に合わせて消泡
剤、抑泡剤、離型剤、増粘剤、流動変性剤、着色
剤等が適宜使用させる。 一方本発明において鏡面仕上げに用いられる加
熱カレンダー装置とは、グロスカレンダーやスー
パーカレンダー等の一般の光沢附与、平滑化装置
が考えられるが圧力が比較的低い事からカレンダ
ー汚れに有利である点、及び得られる塗被紙の品
質が嵩高くすぐれる事から特にグロスカレンダー
装置を用いる事が望ましい。 本発明の塗被液の紙への塗被は、塗被紙の製造
に一般に用いられている。エアーナイフコータ
ー、ロールコーター、ドクトルコーター、ブレー
ドコーター、ブラツシユコーター、カーテンコー
ター、バーコーター、グラビアコーター、チヤン
プレツクスコーター、サイズプレスコーター等の
塗被装置を設けたコーターにより一層あるいは、
多層に分けて塗被することが可能である。塗被量
は通常10〜40g/m2、好ましくは10〜30g/m2で
ある。塗被後の乾燥は通常の乾燥方法、例えばガ
スヒーター、電気ヒーター、蒸気加熱ヒーター、
熱風加熱等の各種方式が用いられる。 以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、こ
れらの例に限定されるものではない。尚実施例に
於て示す部、及び%は重量部及び重量%を意味す
る。 以下に実施例中の諸物性値の測定方法を示す。 (1) 白紙光沢度 光沢測定装置(日本理学KK製)により75゜及
び20゜光沢を測定した。% (2) 印刷光沢度 RI印刷適性試験器(明製作所製)により印
刷し乾燥後、光沢度測定装置(日本理学KK
製)にて60゜光沢を測定した。% (3) 平滑度 スムースター平滑度測定器(東英電子工業
KK製)により測定した。mmHg (4) 塗被紙表面強度 塗被紙の表面強度をRI印刷適性試験器(明
製作所)を用いて判定した。 乾:試料を一定のタツクをもつインキで印刷し
その試料表面を視感判定した。 湿:試料表面にごく少量の水を施し、直ちに一
定のタツクをもつインキで印刷し、その試料
表面を視感判定した。 5→1になる程表面強度は悪くなる。 実施例 1 カオリンクレー90部、沈降性炭酸カルシウム10
部からなる顔料をピロリン酸ソーダ0.2部によつ
て水中に分散させて固形分70%のクレースラリー
を調整した。このものにリン酸エステル化澱粉3
部、ガラス転移温度60℃のスチレン−ブタジエン
ラテツクスを15部加え、充分撹伴して全固形分含
有率が62%になるような塗被液を得た。 この塗被液を、内添サイズ剤量を変えてその5
秒後のコブサイズ度が(A)0.2g/m2 (B)1.5g/m2
(C)6g/m2 (D)9.8g/m2 (E)15g/m2である
80g/m2の坪量の各原紙に乾燥固形分が各々16
g/m2となるようにブレードコーターにて塗布
し、120〜130℃に加熱されたエアーキヤツプドラ
イヤーにて乾燥後、ニツプ圧80Kg/cm、表面温度
130℃、速度120m/minの条件でグロスカレンダ
ー掛けを行い、5種類の塗被紙を得た。 得られた塗被紙の性質を表1に記載した。
を安定かつ生産性良く提供しうる製造方法に関す
るものである。従来、強光沢紙の製造方法として
は、(1)湿潤塗被層を平滑な加熱仕上げ表面に圧接
して乾燥するウエツトキヤスト法(例えば特公昭
38−25160号)(2)湿潤塗被層を一旦乾燥した後、
再湿潤により塗被層を可塑化し平滑な加熱仕上げ
表面に圧接して乾燥するリウエツトキヤスト法
(例えば米国特許2759847号)(3)湿潤塗被層をゲル
状態に変え、平滑な加熱仕上げ表面に圧接して乾
燥するゲルキヤスト法(例えば特公昭38−15751
号、米国特許3377192号)等の方法が知られてい
る。 これらはいずれも鉱物質顔料及び接着剤を主体
とする塗被層が水を含んで可塑状態にある間に加
熱された仕上げ面に圧接して乾燥する点に於て原
理的に共通する方法を用している。このため塗被
層に含まれる水分を仕上げ面に圧接している間に
かなりの程度まで乾燥固化しなければならないた
めに製造速度が一般の顔料塗被紙に比べ、数十分
の一程度と数段遅くなつているのが現状である。 更に、従来高光沢度の顔料塗被紙を高速度で得
るための方法として、乾燥状態あるいはわずかに
含水状態の塗被紙を加熱されたロールないしドラ
ムを有するグロスカレンダー装置、あるいはスー
パーカレンダー装置等のロールニツプに強圧下で
通紙する方法が知られている。 スーパーカレンダー装置の使用は比較的高ニツ
プ圧力200Kg/cm前後の圧力で、スチール仕上げ
ロールの温度は70℃前後である。 本加工は塗被紙を圧縮し、そして緻密化する欠
点を有する。一方グロスカレンダーとして知られ
ている、熱カレンダー加工により紙面を仕上げる
方法は、紙面に可塑性の一時的状態を起させる温
度条件下で研摩仕上げドラムに塗被紙を押し付け
て仕上げるものである。スーパーカレンダーに比
較して嵩高い紙質を与えよつて不透明度の優れた
印刷用塗被紙が得られる。 グロスカレンダーの圧力条件はスーパーカレン
ダーに比較して一般に低く、90Kg/cm前後であ
り、温度条件は150℃前後と高い条件で使われて
いるのが一般である。 以上の如き加熱カレンダーによる場合には、塗
被層表面の光沢及び平滑性は加熱、加圧下におけ
る塗被層の軟化変形(塑性変形)によつて得られ
るものであるから塗被層自体が加熱加圧によつて
塑性変化しやすくする事が望ましく、従つて、塗
被層中の接着剤は熱可塑性であつた方が加熱加圧
下に直ちに塑性変形して金属ロール等の仕上げ表
面を写し取り良好な光沢及び平滑性を与えるのに
有利である。反面塗被層表面が仕上げロール面に
粘着する傾向が次第に増大し、微小な異物の堆積
がやがて連続運転を不可能にしてしまう。このよ
うな粘着傾向を除くために、従来、ワツクス類、
脂肪類、脂肪酸類、石けん類、界面活性剤類、シ
リコーン樹脂類等の離型剤を塗料に配合するか、
又は仕上げロールに連続して塗布する事がしばし
ば行なわれるが、仕上げロール表面に次第に離型
剤が堆積し、過剰の離型剤皮膜を形成するため塗
被紙の光沢が著しく低下する。 又離型剤の添加量の適当なコントロールが非常
に困難であり、多量の離型剤の配合は印刷適性の
低下原因ともなり、必ずしも好ましい解決策では
ない。 一方より良い光沢、平滑性を得る為に、米国特
許2293278号及び特公昭51−25482号に、加熱カレ
ンダー前に塗被紙表面に水を与えニツプ間を通す
事が記載されているがこの方法によると、最適の
水量を与える事が困難であり、更に前述の加熱カ
レンダー汚れの傾向を増大させ好ましくない。 本発明の目的はより良い光沢、平滑性を有する
印刷用塗被紙を作業性よく製造する方法を提供す
るにある。 かくして本発明は主成分が塗被用顔料と親水性
接着剤よりなる水性塗被液に於いて、該接着剤が
主にガラス転移温度(以下Tgと記す)38℃以上
の重合体ラテツクスを含有する水性塗被液を、水
との接触時間5秒後のコブサイズ度が0.4〜10
g/m2である原紙又は下塗り紙に塗布し乾燥後そ
の塗被面を、該重合体のTg以上でグロスカレン
ダーに圧接し、より高い光沢、平滑性を有する印
刷用塗被紙を製造しようとするものである。 本発明による原紙又は下塗紙のコブサイズ度を
限定する理由は以下の如くと考えられる。強光沢
を得る為に加熱面に瞬間的に圧接される際にその
塑性変形をより良く行なわしめる為には塗被層の
水分量が大きな要因である。勿論水分量の多い方
が変形に対して好ましい。しかし水分量が過剰で
あると加熱面への汚れが生じる。この水分量を圧
接時に効率よく適量塗層中に留まらせる事は、強
光沢面を作業性良く得る為に重要である。この目
的の為に原紙又は下塗紙の水との接触時間5秒後
のコブサイズ度を0.4〜10g/m2好ましくは2〜
7g/m2に限定する事は非常に有効である。 原紙及び下塗り紙の5秒後のコブサイズ度が10
g/m2を越える場合は加熱ニツプ間で塗層の塑性
変形が行なわれる間塗層中の水分が完全に留まら
ず、その結果、より良い光沢が得られない。一方
0.4g/m2よりも少ないコブサイズ度では、塗被
液中の接着剤の原紙への浸透が充分行なわれずに
塗被紙、膠着力に問題が生じる。 尚ここで云うコブサイズ度とはJIS.P.8140に示
される方法に準じ測定した値である。特に測定時
間を5秒と規定しているのは以下の如き理由によ
る。あまり長い測定時間でのコブサイズ度の場
合、測定値の差がつきにくくなり本発明でいう効
果との相関がとりにくい。この為その測定時間は
短かければ短い程良いがあまり短時間の場合、測
定誤差が大きく実用に適さない。 安定して測定が行なえ、本発明でいう効果との
相関がある測定時間として5秒間を定めている。 即ち、測定はJIS.P.8140と同一の方法であり、
水との接触時間だけ5秒間としている。 本発明におけるTgが38℃以上の熱可塑性合成
高分子エマルジヨン(重合体ラテツクス)とは、
ポリ酢酸ビニルエマルジヨン、スチレン−ブタジ
エン共重合体ラテツクス、スチレン−イソプレン
共重合体エマルジヨン、ポリスチレンエマルジヨ
ン、アクリル重合体エマルジヨン等を示すが、こ
れらに限定されるものではない。 Tgを38℃以上に限定する理由は特開昭49−
110906号で明らかな様に室温で被膜形成性がな
く、エマルジヨン粒子の不連続層を形成し、しか
る後キヤストドラム上で軟化せしめ光沢付けを行
なう事を目的としたものであり、一般に塗被紙に
使用されるTgの低い合成エマルジヨンを使用し
た場合、塗被後被膜形成性を有する為、キヤスト
ドラム上で軟化し圧着しても所望の強光沢は得ら
れいくいという理由による。 本発明の水性塗被液は上述の如き接着剤として
主にTgが38℃以上の重合体ラテツクスを用い、
他に用途に合めてTgが38℃以下の熱可塑性樹脂
及び熱硬化性樹脂を支障のない範囲において適宜
混合して使用できる。又更に用途に合わせて消泡
剤、抑泡剤、離型剤、増粘剤、流動変性剤、着色
剤等が適宜使用させる。 一方本発明において鏡面仕上げに用いられる加
熱カレンダー装置とは、グロスカレンダーやスー
パーカレンダー等の一般の光沢附与、平滑化装置
が考えられるが圧力が比較的低い事からカレンダ
ー汚れに有利である点、及び得られる塗被紙の品
質が嵩高くすぐれる事から特にグロスカレンダー
装置を用いる事が望ましい。 本発明の塗被液の紙への塗被は、塗被紙の製造
に一般に用いられている。エアーナイフコータ
ー、ロールコーター、ドクトルコーター、ブレー
ドコーター、ブラツシユコーター、カーテンコー
ター、バーコーター、グラビアコーター、チヤン
プレツクスコーター、サイズプレスコーター等の
塗被装置を設けたコーターにより一層あるいは、
多層に分けて塗被することが可能である。塗被量
は通常10〜40g/m2、好ましくは10〜30g/m2で
ある。塗被後の乾燥は通常の乾燥方法、例えばガ
スヒーター、電気ヒーター、蒸気加熱ヒーター、
熱風加熱等の各種方式が用いられる。 以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、こ
れらの例に限定されるものではない。尚実施例に
於て示す部、及び%は重量部及び重量%を意味す
る。 以下に実施例中の諸物性値の測定方法を示す。 (1) 白紙光沢度 光沢測定装置(日本理学KK製)により75゜及
び20゜光沢を測定した。% (2) 印刷光沢度 RI印刷適性試験器(明製作所製)により印
刷し乾燥後、光沢度測定装置(日本理学KK
製)にて60゜光沢を測定した。% (3) 平滑度 スムースター平滑度測定器(東英電子工業
KK製)により測定した。mmHg (4) 塗被紙表面強度 塗被紙の表面強度をRI印刷適性試験器(明
製作所)を用いて判定した。 乾:試料を一定のタツクをもつインキで印刷し
その試料表面を視感判定した。 湿:試料表面にごく少量の水を施し、直ちに一
定のタツクをもつインキで印刷し、その試料
表面を視感判定した。 5→1になる程表面強度は悪くなる。 実施例 1 カオリンクレー90部、沈降性炭酸カルシウム10
部からなる顔料をピロリン酸ソーダ0.2部によつ
て水中に分散させて固形分70%のクレースラリー
を調整した。このものにリン酸エステル化澱粉3
部、ガラス転移温度60℃のスチレン−ブタジエン
ラテツクスを15部加え、充分撹伴して全固形分含
有率が62%になるような塗被液を得た。 この塗被液を、内添サイズ剤量を変えてその5
秒後のコブサイズ度が(A)0.2g/m2 (B)1.5g/m2
(C)6g/m2 (D)9.8g/m2 (E)15g/m2である
80g/m2の坪量の各原紙に乾燥固形分が各々16
g/m2となるようにブレードコーターにて塗布
し、120〜130℃に加熱されたエアーキヤツプドラ
イヤーにて乾燥後、ニツプ圧80Kg/cm、表面温度
130℃、速度120m/minの条件でグロスカレンダ
ー掛けを行い、5種類の塗被紙を得た。 得られた塗被紙の性質を表1に記載した。
【表】
表1に示す如くS−No.2、3、4の物質値、特
にS−No.3は優れ、本発明の効果は顕著である。 実施例 2 カオリンクレー90部、沈降性炭酸カルシウム10
部からなる顔料を、ピロリン酸ソーダ0.2部によ
つて水中に分散させ、固形分70%のクレースラリ
ーを調整した。このものにリン酸エステル化澱粉
3部、ガラス転移温度 (F)40℃ (G)0℃のスチレ
ン−ブタジエンラテツクス15部加え、充分撹伴し
て全固形分含有率が62%になるような塗被液を得
た。 この塗被液をカオリン50部、重質炭酸カルシウ
ム50部、酸化澱粉10部、スチレン−ブタジエンラ
テツクス15部なる組成を有する塗被液を下塗液と
して75g/m2原紙に片面6g/m2ゲートロールコ
ーターにて塗工した下塗り紙に乾燥固形分が16
g/m2となるようにブレードコーターにて塗布
し、120〜130℃に加熱されたエアーキヤツプドラ
イヤーにて乾燥後ニツプ圧80Kg/cm、表面温度
130℃、速度120m/minの条件でグロスカレンダ
ー掛けを行い、塗被紙を得た。尚使用した下塗紙
の5秒後のコブサイズ度は7g/m2であつた。 得られた塗被紙の性質を表2に記載した。
にS−No.3は優れ、本発明の効果は顕著である。 実施例 2 カオリンクレー90部、沈降性炭酸カルシウム10
部からなる顔料を、ピロリン酸ソーダ0.2部によ
つて水中に分散させ、固形分70%のクレースラリ
ーを調整した。このものにリン酸エステル化澱粉
3部、ガラス転移温度 (F)40℃ (G)0℃のスチレ
ン−ブタジエンラテツクス15部加え、充分撹伴し
て全固形分含有率が62%になるような塗被液を得
た。 この塗被液をカオリン50部、重質炭酸カルシウ
ム50部、酸化澱粉10部、スチレン−ブタジエンラ
テツクス15部なる組成を有する塗被液を下塗液と
して75g/m2原紙に片面6g/m2ゲートロールコ
ーターにて塗工した下塗り紙に乾燥固形分が16
g/m2となるようにブレードコーターにて塗布
し、120〜130℃に加熱されたエアーキヤツプドラ
イヤーにて乾燥後ニツプ圧80Kg/cm、表面温度
130℃、速度120m/minの条件でグロスカレンダ
ー掛けを行い、塗被紙を得た。尚使用した下塗紙
の5秒後のコブサイズ度は7g/m2であつた。 得られた塗被紙の性質を表2に記載した。
【表】
表2より本発明の効果は明らかである。
Claims (1)
- 1 主成分が塗被用顔料と親水性接着剤よりなる
水性塗被液に於いて、該接着剤が主にガラス転移
温度38℃以上の重合体ラテツクスを含有する水性
塗被液を、水との接触時間5秒後のコブサイズ度
が0.4〜10g/m2である原紙又は下塗り紙に塗布
し乾燥後その塗被面を該重合体ラテツクスのガラ
ス転移温度以上でグロスカレンダーに圧接する事
を特徴とする印刷用強光沢紙の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP715880A JPS56107098A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Production of high gloss paper for printing |
| US06/203,223 US4317849A (en) | 1979-11-06 | 1980-10-31 | Process for producing high-gloss coated paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP715880A JPS56107098A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Production of high gloss paper for printing |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56107098A JPS56107098A (en) | 1981-08-25 |
| JPS6410638B2 true JPS6410638B2 (ja) | 1989-02-22 |
Family
ID=11658257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP715880A Granted JPS56107098A (en) | 1979-11-06 | 1980-01-24 | Production of high gloss paper for printing |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56107098A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834198B2 (ja) * | 1976-07-08 | 1983-07-25 | 日本住宅公団 | 汚水処理装置 |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP715880A patent/JPS56107098A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56107098A (en) | 1981-08-25 |
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