JPS641700B2 - - Google Patents
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- JPS641700B2 JPS641700B2 JP17849983A JP17849983A JPS641700B2 JP S641700 B2 JPS641700 B2 JP S641700B2 JP 17849983 A JP17849983 A JP 17849983A JP 17849983 A JP17849983 A JP 17849983A JP S641700 B2 JPS641700 B2 JP S641700B2
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- Japan
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- valve
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- oil
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 20
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 178
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動変速機付車両のクリープ防止装置
に関する。
に関する。
自動変速機を備えた車両は、停車中に変速レバ
ーをドライブ位置(前進位置)にセツトしておく
と、トルクコンバータの引摺りトルクのために運
転者の意志に反して車両が前に出ようとする、い
わゆるクリープ現象を示す。このクリープ力は、
アイドル運転時のエンジンにブレーキ力をかけよ
うとするので、燃料経済性の点から好ましくな
く、かかるアイドル運転時にはトランスミツシヨ
ンを中立状態において、エンジンおよびタイヤ間
の動力伝達を遮断し、エンジンのスロツトル弁を
その分だけ絞つて経済性を確保することが望まし
い。
ーをドライブ位置(前進位置)にセツトしておく
と、トルクコンバータの引摺りトルクのために運
転者の意志に反して車両が前に出ようとする、い
わゆるクリープ現象を示す。このクリープ力は、
アイドル運転時のエンジンにブレーキ力をかけよ
うとするので、燃料経済性の点から好ましくな
く、かかるアイドル運転時にはトランスミツシヨ
ンを中立状態において、エンジンおよびタイヤ間
の動力伝達を遮断し、エンジンのスロツトル弁を
その分だけ絞つて経済性を確保することが望まし
い。
そこで、本出願人は、車両のアイドリング状態
を検知して発進用クラツチの圧を係合圧以下に保
持し、エンジンの出力がタイヤに伝わるのを防止
し、発進時には、前記クラツチの係合圧をスロツ
トルペダルの踏み込みストロークに比例して高め
るようにして極めて滑らかな発進を得るようにし
たクリープ防止装置を先に提案している。ところ
が、この提案のように、発進用クラツチの係合圧
をスロツトルペダルの踏み込みストロークに比例
して増加させるだけでは、次のような不具合が生
じる場合があつた。すなわち、混雑した登り坂で
前車との間合いをとるために、スロツトルペダル
操作のみで車両を停止させている場合には、発進
用クラツチはいわゆる半クラツチ状態になる場合
が生じ、クラツチの寿命を縮めることがあるとい
う点である。これはまた、ブレーキペダルを踏む
とともにスロツトルペダルも踏み込む、いわゆる
ストール発進を行う際にも同じことが生じる。こ
ういう事態は、運転者が良く注意して操作するこ
とで回避し得るが、運転者に今までとは違つた操
作を強要することになる。
を検知して発進用クラツチの圧を係合圧以下に保
持し、エンジンの出力がタイヤに伝わるのを防止
し、発進時には、前記クラツチの係合圧をスロツ
トルペダルの踏み込みストロークに比例して高め
るようにして極めて滑らかな発進を得るようにし
たクリープ防止装置を先に提案している。ところ
が、この提案のように、発進用クラツチの係合圧
をスロツトルペダルの踏み込みストロークに比例
して増加させるだけでは、次のような不具合が生
じる場合があつた。すなわち、混雑した登り坂で
前車との間合いをとるために、スロツトルペダル
操作のみで車両を停止させている場合には、発進
用クラツチはいわゆる半クラツチ状態になる場合
が生じ、クラツチの寿命を縮めることがあるとい
う点である。これはまた、ブレーキペダルを踏む
とともにスロツトルペダルも踏み込む、いわゆる
ストール発進を行う際にも同じことが生じる。こ
ういう事態は、運転者が良く注意して操作するこ
とで回避し得るが、運転者に今までとは違つた操
作を強要することになる。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたも
のであり、手動式変速機において半クラツチ状態
がクラツチストロークの最初の或る区間に限られ
クラツチミート後は速やかに係合を行うのと同様
に、自動変速機においても摩擦係合要素の半係合
状態をスロツトルペダルストロークの最初の区間
に限定し、その区間を超えてスロツトルペダルが
踏み込まれたときに速やかに係合力を強めて摩擦
係合要素の滑りをなくし、もつて発進用摩擦係合
要素の寿命を今までと同程度に保つようにした自
動変速機付車両のクリープ防止装置を提供するこ
とを目的とする。
のであり、手動式変速機において半クラツチ状態
がクラツチストロークの最初の或る区間に限られ
クラツチミート後は速やかに係合を行うのと同様
に、自動変速機においても摩擦係合要素の半係合
状態をスロツトルペダルストロークの最初の区間
に限定し、その区間を超えてスロツトルペダルが
踏み込まれたときに速やかに係合力を強めて摩擦
係合要素の滑りをなくし、もつて発進用摩擦係合
要素の寿命を今までと同程度に保つようにした自
動変速機付車両のクリープ防止装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するための第1の発明によれ
ば、クリープ防止手段は、発進用摩擦係合要素に
通じる油路から分岐した油路と油タンクに通じる
排出油路との連通状態を全開から全閉まで無段階
に調節すべく移動可能な弁体と、エンジン出力検
出器の出力油圧を受けて該弁体を閉じ側に付勢す
るための第1パイロツト油圧室と、摩擦係合要素
の油圧を受けて弁体を開き側に付勢するための第
2パイロツト油圧室とを有する第1制御弁と;摩
擦係合要素の油圧を前記第2パイロツト油圧室に
導くパイロツト油路の途中に介設されるとともに
エンジン出力検出器の出力油圧が基準値を超える
のに応じて前記パイロツト油路を遮断する第2制
御弁と;を備える。
ば、クリープ防止手段は、発進用摩擦係合要素に
通じる油路から分岐した油路と油タンクに通じる
排出油路との連通状態を全開から全閉まで無段階
に調節すべく移動可能な弁体と、エンジン出力検
出器の出力油圧を受けて該弁体を閉じ側に付勢す
るための第1パイロツト油圧室と、摩擦係合要素
の油圧を受けて弁体を開き側に付勢するための第
2パイロツト油圧室とを有する第1制御弁と;摩
擦係合要素の油圧を前記第2パイロツト油圧室に
導くパイロツト油路の途中に介設されるとともに
エンジン出力検出器の出力油圧が基準値を超える
のに応じて前記パイロツト油路を遮断する第2制
御弁と;を備える。
また上記目的を達成するための第2の発明によ
れば、クリープ防止手段は、発進用摩擦係合要素
に通じる油路の連通状態を全開から全閉まで無段
階に調節すべく移動可能な弁体と、エンジン出力
検出器の出力油圧を受けて該弁体を開き側に付勢
するための第1パイロツト油圧室と、摩擦係合要
素の油圧を受けて弁体を閉じ側に付勢するための
第2パイロツト油圧室とを有する第1制御弁と;
摩擦係合要素の油圧を前記第2パイロツト油圧室
に導くパイロツト油路の途中に介設されるととも
にエンジン出力検出器の出力油圧が基準値を超え
るのに応じて前記パイロツト油路を遮断する第2
制御弁と;を備える。
れば、クリープ防止手段は、発進用摩擦係合要素
に通じる油路の連通状態を全開から全閉まで無段
階に調節すべく移動可能な弁体と、エンジン出力
検出器の出力油圧を受けて該弁体を開き側に付勢
するための第1パイロツト油圧室と、摩擦係合要
素の油圧を受けて弁体を閉じ側に付勢するための
第2パイロツト油圧室とを有する第1制御弁と;
摩擦係合要素の油圧を前記第2パイロツト油圧室
に導くパイロツト油路の途中に介設されるととも
にエンジン出力検出器の出力油圧が基準値を超え
るのに応じて前記パイロツト油路を遮断する第2
制御弁と;を備える。
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、先ず前進4段、後進1段の自動車用自動
変速機の概要を示す第1図において、エンジンE
の出力は、そのクランク軸1からトルクコンバー
タT、補助変速機M、差動装置Dfを順次経て駆
動車輪W,W′に伝達され、これらを駆動する。
すると、先ず前進4段、後進1段の自動車用自動
変速機の概要を示す第1図において、エンジンE
の出力は、そのクランク軸1からトルクコンバー
タT、補助変速機M、差動装置Dfを順次経て駆
動車輪W,W′に伝達され、これらを駆動する。
トルクコンバータTは、クランク軸1に連結し
たポンプ翼車2と、補助変速機Mの入力軸5に連
結したタービン翼車3と、入力軸5上に相対回転
自在に支承されたステータ軸4aに一方向クラツ
チ7を介して連結したステータ翼車4とより構成
される。クランク軸1からポンプ翼車2に伝達さ
れるトルクは流体力学的にタービン翼車3に伝達
され、この間にトルクの増幅作用が行われると、
公知のように、ステータ翼車4がその反力を負担
する。
たポンプ翼車2と、補助変速機Mの入力軸5に連
結したタービン翼車3と、入力軸5上に相対回転
自在に支承されたステータ軸4aに一方向クラツ
チ7を介して連結したステータ翼車4とより構成
される。クランク軸1からポンプ翼車2に伝達さ
れるトルクは流体力学的にタービン翼車3に伝達
され、この間にトルクの増幅作用が行われると、
公知のように、ステータ翼車4がその反力を負担
する。
ポンプ翼車2の右端には、第2図の油圧ポンプ
Pを駆動するポンプ駆動歯車8が設けられ、また
ステータ軸4aの右端には第2図のレギユレータ
弁Vrを制御するステータアーム4bが固設され
る。
Pを駆動するポンプ駆動歯車8が設けられ、また
ステータ軸4aの右端には第2図のレギユレータ
弁Vrを制御するステータアーム4bが固設され
る。
補助変速機Mの相互に平行な入、出力軸5,6
間には、第1速歯車列G1、第2速歯車列G2、第
3速歯車列G3、第4速歯車列G4、および後進歯
車列Grが並列に設けられる。第1速歯車列G1は、
発進用摩擦係合要素としての第1速クラツチC1
を介して入力軸5に連結される駆動歯車17と、
該歯車17に噛合し出力軸6に一方向クラツチ
Coを介して連結可能な被動歯車18とから成る。
第2速歯車列G2は、入力軸5に第2速クラツチ
C2を介して連結可能な駆動歯車19と、出力軸
6に固設され上記歯車19と噛合する被動歯車2
0とから成る。第3速歯車列G3は、入力軸5に
固設した駆動歯車21と、出力軸6に第3速クラ
ツチC3を介して連結され上記歯車21と噛合可
能な被動歯車22とから成る。また第4速歯車列
G4は、第4速クラツチC4を介して入力軸5に連
結された駆動歯車23と、切換えクラツチCsを
介して出力軸6に連結され上記歯車23に噛合す
る被動歯車24とから成る。さらに後進歯車列
Grは、第4速歯車列G4の駆動歯車23と一体的
に設けられた駆動歯車25と、出力軸6に前記切
換クラツチCsを介して連結される被動歯車27
と両歯車25,27に噛合するアイドル歯車26
とから成る。前記切換クラツチCsは、被動歯車
24,27の中間に設けられ、該クラツチCsの
セレクタスリーブSを図で左方の前進位置または
右方の後進位置にシフトすることにより、被動歯
車24,27を出力軸6に選択的に連結すること
ができる。一方向クラツチCoは、エンジンEか
らの駆動トルクのみを伝達し、反対方向のトルク
は伝達しない。
間には、第1速歯車列G1、第2速歯車列G2、第
3速歯車列G3、第4速歯車列G4、および後進歯
車列Grが並列に設けられる。第1速歯車列G1は、
発進用摩擦係合要素としての第1速クラツチC1
を介して入力軸5に連結される駆動歯車17と、
該歯車17に噛合し出力軸6に一方向クラツチ
Coを介して連結可能な被動歯車18とから成る。
第2速歯車列G2は、入力軸5に第2速クラツチ
C2を介して連結可能な駆動歯車19と、出力軸
6に固設され上記歯車19と噛合する被動歯車2
0とから成る。第3速歯車列G3は、入力軸5に
固設した駆動歯車21と、出力軸6に第3速クラ
ツチC3を介して連結され上記歯車21と噛合可
能な被動歯車22とから成る。また第4速歯車列
G4は、第4速クラツチC4を介して入力軸5に連
結された駆動歯車23と、切換えクラツチCsを
介して出力軸6に連結され上記歯車23に噛合す
る被動歯車24とから成る。さらに後進歯車列
Grは、第4速歯車列G4の駆動歯車23と一体的
に設けられた駆動歯車25と、出力軸6に前記切
換クラツチCsを介して連結される被動歯車27
と両歯車25,27に噛合するアイドル歯車26
とから成る。前記切換クラツチCsは、被動歯車
24,27の中間に設けられ、該クラツチCsの
セレクタスリーブSを図で左方の前進位置または
右方の後進位置にシフトすることにより、被動歯
車24,27を出力軸6に選択的に連結すること
ができる。一方向クラツチCoは、エンジンEか
らの駆動トルクのみを伝達し、反対方向のトルク
は伝達しない。
而して、セレクタスリーブSが図示のように前
進位置に保持されているとき、第1速クラツチ
C1のみを接続すれば、駆動歯車17が入力軸5
に連結されて第1速歯車列G1が確立し、この歯
車列G1を介して入力軸5から出力軸6にトルク
が伝達される。次に第1速クラツチC1を接続し
たままで、第2速クラツチC2を接続すれば、駆
動歯車19が入力軸5に連結されて第2速歯車列
G2が確立し、この歯車列G2を介して入力軸5か
ら出力軸6にトルクが伝達される。この際、第1
速クラツチC1も係合されているが、一方向クラ
ツチCoの働きによつて第1速とはならず第2速
になり、これは第3速、第4速のときも同様であ
る。第2速クラツチC2を解除して第3速クラツ
チC3を接続すれば、被動歯車22が出力軸6に
連結されて第3速歯車列G3が確立され、また第
3速クラツチC3を解除して第4速クラツチC4を
接続すれば、駆動歯車23が入力軸5に連結され
て第4速歯車列G4が確立する。さらに切換クラ
ツチCsのセレクタスリーブSを右動して、第4
速クラツチC4のみを接続すれば、駆動歯車25
が入力軸5に連結され、被動歯車27が出力軸6
に連結されて後進歯車列Grが確立し、この歯車
列Grを介して入力軸5から出力軸6に後進トル
クが伝達される。
進位置に保持されているとき、第1速クラツチ
C1のみを接続すれば、駆動歯車17が入力軸5
に連結されて第1速歯車列G1が確立し、この歯
車列G1を介して入力軸5から出力軸6にトルク
が伝達される。次に第1速クラツチC1を接続し
たままで、第2速クラツチC2を接続すれば、駆
動歯車19が入力軸5に連結されて第2速歯車列
G2が確立し、この歯車列G2を介して入力軸5か
ら出力軸6にトルクが伝達される。この際、第1
速クラツチC1も係合されているが、一方向クラ
ツチCoの働きによつて第1速とはならず第2速
になり、これは第3速、第4速のときも同様であ
る。第2速クラツチC2を解除して第3速クラツ
チC3を接続すれば、被動歯車22が出力軸6に
連結されて第3速歯車列G3が確立され、また第
3速クラツチC3を解除して第4速クラツチC4を
接続すれば、駆動歯車23が入力軸5に連結され
て第4速歯車列G4が確立する。さらに切換クラ
ツチCsのセレクタスリーブSを右動して、第4
速クラツチC4のみを接続すれば、駆動歯車25
が入力軸5に連結され、被動歯車27が出力軸6
に連結されて後進歯車列Grが確立し、この歯車
列Grを介して入力軸5から出力軸6に後進トル
クが伝達される。
出力軸6に伝達されたトルクは、該軸6の端部
に設けた出力歯車28から差動装置Dfの大径歯
車CGに伝達される。
に設けた出力歯車28から差動装置Dfの大径歯
車CGに伝達される。
第2図において油圧ポンプPは、油タンクRか
ら油を吸い上げて作動油路29に圧送する。この
圧油はレギユレータ弁Vrにより所定圧力に調圧
された後、手動切換弁としてのマニユアル弁Vm
へ送られる。この油圧をライン圧Plという。
ら油を吸い上げて作動油路29に圧送する。この
圧油はレギユレータ弁Vrにより所定圧力に調圧
された後、手動切換弁としてのマニユアル弁Vm
へ送られる。この油圧をライン圧Plという。
レギユレータ弁Vrは、調圧ばね30と、その
外端を支承するばね受筒31とを有し、このばね
受筒31は調圧ばね30のセツト荷重を加減すべ
く左右に移動することができる。このばね受筒3
1の外側面には、これに前記ステータ翼車4に作
用する反力、即ちステータ反力を加えるように前
記ステータアーム4bが当接し、さらにばね受筒
31にはステータ反力を支承するステータばね3
2が接続される。したがつて、ステータ反力が増
大すればステータばね32が圧縮されるので、こ
れに伴いばね受筒31は左動して調圧ばね30の
セツト荷重を増大させ、その結果作動油路29の
ライン圧Plは増圧される。
外端を支承するばね受筒31とを有し、このばね
受筒31は調圧ばね30のセツト荷重を加減すべ
く左右に移動することができる。このばね受筒3
1の外側面には、これに前記ステータ翼車4に作
用する反力、即ちステータ反力を加えるように前
記ステータアーム4bが当接し、さらにばね受筒
31にはステータ反力を支承するステータばね3
2が接続される。したがつて、ステータ反力が増
大すればステータばね32が圧縮されるので、こ
れに伴いばね受筒31は左動して調圧ばね30の
セツト荷重を増大させ、その結果作動油路29の
ライン圧Plは増圧される。
レギユレータ弁Vrにより調圧された圧油の一
部は絞り33を有する入口油路34を経てトルク
コンバータT内に導かれて、キヤビテーシヨンを
防止するようにその内部を加圧するが、この内圧
は、上記絞り33の大きさや、トルクコンバータ
Tの出口油路35に設けたチエツク弁36のばね
37の強さ等で決められる。
部は絞り33を有する入口油路34を経てトルク
コンバータT内に導かれて、キヤビテーシヨンを
防止するようにその内部を加圧するが、この内圧
は、上記絞り33の大きさや、トルクコンバータ
Tの出口油路35に設けたチエツク弁36のばね
37の強さ等で決められる。
チエツク弁36を通過した油はオイルクーラ5
6を経て油タンクRに戻る。
6を経て油タンクRに戻る。
油圧ポンプPより吐出される圧油の余剰分はレ
ギユレータ弁Vrより潤滑油路38へ導かれ、各
部潤滑部へ送られるが、この際の必要最小限の油
圧を確保するために、調圧弁39が潤滑油路38
に接続される。
ギユレータ弁Vrより潤滑油路38へ導かれ、各
部潤滑部へ送られるが、この際の必要最小限の油
圧を確保するために、調圧弁39が潤滑油路38
に接続される。
マニユアル弁Vmは変速レバー(図示せず)に
連動して、パーキング位置Pk、後退位置Re、中
立位置N、前進4段自動変速位置D4、第4速を
除く前進3段自動変速位置D3および第2速保持
位置の6つの位置を切換自在である。このマニ
ユアル弁Vmに送られた圧油は、該弁Vmが図示
の中立位置Nにあるときには、前記クラツチC1,
C2,C3,C4その他各種油圧作動部のいずれにも
送られることがない。したがつて4つのクラツチ
C1,C2,C3,C4は全て非係合状態におかれ、エ
ンジンEのトルクは駆動車輪W,W′に伝達され
ない。
連動して、パーキング位置Pk、後退位置Re、中
立位置N、前進4段自動変速位置D4、第4速を
除く前進3段自動変速位置D3および第2速保持
位置の6つの位置を切換自在である。このマニ
ユアル弁Vmに送られた圧油は、該弁Vmが図示
の中立位置Nにあるときには、前記クラツチC1,
C2,C3,C4その他各種油圧作動部のいずれにも
送られることがない。したがつて4つのクラツチ
C1,C2,C3,C4は全て非係合状態におかれ、エ
ンジンEのトルクは駆動車輪W,W′に伝達され
ない。
マニユアル弁Vmが図示の中立位置Nから1段
左に移動して前進4段自動変速位置D4にシフト
されると、油圧ポンプPからの作動油路29が油
路43,118と連通し、また第1速クラツチ
C1の油圧シリンダ40aに通じるとともに絞り
75を備える作動油路41aが前記油路118を
介して油路29に連通する。また油路47は油路
80に連通し、油路81は第2速クラツチC4の
油圧シリンダ40bに通じる油路82と連通す
る。さらに油路113a,113は排出油路11
4および油路112から隔絶され、油路115は
引き続き排出ポート116に連通している。油路
43は、セレクタスリーブS(第1図参照)をシ
フトするためのサーボモータSmのばね室42に
連通しており、したがつてサーボモータSmのピ
ストン44は図示の左動位置に留まり、シフトフ
オーク45を介してセレクタスリーブSを第1図
の状態の前進位置に保持する。これにより、被動
歯車24は出力軸6に連結され、被動歯車27は
出力軸6のまわりに空転自在となり、後進歯車列
Grが不作動状態におかれる。
左に移動して前進4段自動変速位置D4にシフト
されると、油圧ポンプPからの作動油路29が油
路43,118と連通し、また第1速クラツチ
C1の油圧シリンダ40aに通じるとともに絞り
75を備える作動油路41aが前記油路118を
介して油路29に連通する。また油路47は油路
80に連通し、油路81は第2速クラツチC4の
油圧シリンダ40bに通じる油路82と連通す
る。さらに油路113a,113は排出油路11
4および油路112から隔絶され、油路115は
引き続き排出ポート116に連通している。油路
43は、セレクタスリーブS(第1図参照)をシ
フトするためのサーボモータSmのばね室42に
連通しており、したがつてサーボモータSmのピ
ストン44は図示の左動位置に留まり、シフトフ
オーク45を介してセレクタスリーブSを第1図
の状態の前進位置に保持する。これにより、被動
歯車24は出力軸6に連結され、被動歯車27は
出力軸6のまわりに空転自在となり、後進歯車列
Grが不作動状態におかれる。
マニユアル弁Vmが前進3段自動変速位置D3に
シフトされたときには、油路80が油路47と隔
絶される以外は、前進4段自動変速位置D4と同
様である。また油路81が油路82と隔絶される
ように見えるが、これらの油路81,82はマニ
ユアル弁Vmのスプール弁体101に設けられた
環状溝102を介して連通する。
シフトされたときには、油路80が油路47と隔
絶される以外は、前進4段自動変速位置D4と同
様である。また油路81が油路82と隔絶される
ように見えるが、これらの油路81,82はマニ
ユアル弁Vmのスプール弁体101に設けられた
環状溝102を介して連通する。
油圧ポンプPに連なる作動油路29からはガバ
ナ弁Vgの入力ポートに連なる入力油路46が分
岐し、該弁Vgの出力ポートからは油路47が延
出する。ガバナ弁Vgは公知のもので、差動装置
Dfの大径歯車DGと噛合する歯車48により自身
の回転軸49まわりに回転される。それにより3
つの重錘51a,51b,51cに遠心力が作用
して開弁方向に付勢され、油路47の油圧で閉じ
側に付勢されており、望ましい特性を出すために
開き側に付勢する一対のばね50a,50bが設
けられる。このガバナ弁Vgによれば車速に比例
した油圧、すなわちガバナ圧Pgを油路47に出
力することができる。
ナ弁Vgの入力ポートに連なる入力油路46が分
岐し、該弁Vgの出力ポートからは油路47が延
出する。ガバナ弁Vgは公知のもので、差動装置
Dfの大径歯車DGと噛合する歯車48により自身
の回転軸49まわりに回転される。それにより3
つの重錘51a,51b,51cに遠心力が作用
して開弁方向に付勢され、油路47の油圧で閉じ
側に付勢されており、望ましい特性を出すために
開き側に付勢する一対のばね50a,50bが設
けられる。このガバナ弁Vgによれば車速に比例
した油圧、すなわちガバナ圧Pgを油路47に出
力することができる。
マニユアル弁Vmが前進4段自動変速位置D4お
よび前進3段自動変速位置D3にあるときに、油
圧ポンプPからの油圧が作用する油路43から
は、油路53が分岐し、この油路53はモジユレ
ータ弁54を介して第1スロツトル弁Vt1に接続
されるとともに、油路105を介して第2スロツ
トル弁Vt2に接続される。
よび前進3段自動変速位置D3にあるときに、油
圧ポンプPからの油圧が作用する油路43から
は、油路53が分岐し、この油路53はモジユレ
ータ弁54を介して第1スロツトル弁Vt1に接続
されるとともに、油路105を介して第2スロツ
トル弁Vt2に接続される。
モジユレータ弁54は、ばね力で閉じ側に付勢
されかつ出力ポート54aのモジユレータ圧で開
き側に構成された減圧弁であり、第1スロツトル
弁Vt1の入力圧力の上限値を規定する。
されかつ出力ポート54aのモジユレータ圧で開
き側に構成された減圧弁であり、第1スロツトル
弁Vt1の入力圧力の上限値を規定する。
第1スロツトル弁Vt1は公知のもので、スプー
ル弁体55、該弁体55を左方へ押圧する制御ば
ね58、該弁体55を右方へ押圧する戻しばね5
7、制御ばね58の外端を支承する制御ピストン
59、前記エンジンEの絞弁の開度増加に連動し
て回転し制御ピストン59を左動させる制御カム
60、戻しばね57のセツト荷重を調節し得る調
節ボルト61等を有する。制御ピストン59が左
動すると、その変位が制御ばね58を介してスプ
ール弁体55に伝わり、これを左へ押すが、この
左動に伴い油路52に出力される油圧がスプール
弁体55を右へ押し戻すようにスプール弁体55
の左肩部55aに働くので、結局、第1スロツト
ル弁Vt1はエンジンEの絞弁開度に比例した油
圧、即ち第1スロツトル圧Pt1を油路52に出力
することになる。なお、制御カム60の反時計方
向の回動はドレン油路117と油タンクRとの連
通を連続的に絞ることになる。
ル弁体55、該弁体55を左方へ押圧する制御ば
ね58、該弁体55を右方へ押圧する戻しばね5
7、制御ばね58の外端を支承する制御ピストン
59、前記エンジンEの絞弁の開度増加に連動し
て回転し制御ピストン59を左動させる制御カム
60、戻しばね57のセツト荷重を調節し得る調
節ボルト61等を有する。制御ピストン59が左
動すると、その変位が制御ばね58を介してスプ
ール弁体55に伝わり、これを左へ押すが、この
左動に伴い油路52に出力される油圧がスプール
弁体55を右へ押し戻すようにスプール弁体55
の左肩部55aに働くので、結局、第1スロツト
ル弁Vt1はエンジンEの絞弁開度に比例した油
圧、即ち第1スロツトル圧Pt1を油路52に出力
することになる。なお、制御カム60の反時計方
向の回動はドレン油路117と油タンクRとの連
通を連続的に絞ることになる。
第2スロツトル弁Vt2は、油路105と、油路
106との間に介挿され、スプール弁体107
と、該弁体107を左方に押圧する制御ばね10
8と、制御ばね108の外端を支承する制御ピス
トン109と、エンジンEのスロツトル開度の増
加に連動して回転し制御ピストン109を左動さ
せる制御カム110とを有する。制御ピストン1
09が左動すると、その変位が制御ばね108を
介してスプール弁体107に伝わり、スプール弁
体107が左動する。この左動に伴なつて油路1
06に出力される油圧がスプール弁体107を右
へ押しもどすようにスプール弁体107の左肩部
107aに働く。このような動作によつて、第2
スロツトル弁Vt2は、エンジンEのスロツトル開
度に比例した第2スロツトル圧Pt2を油路106
に出力する。
106との間に介挿され、スプール弁体107
と、該弁体107を左方に押圧する制御ばね10
8と、制御ばね108の外端を支承する制御ピス
トン109と、エンジンEのスロツトル開度の増
加に連動して回転し制御ピストン109を左動さ
せる制御カム110とを有する。制御ピストン1
09が左動すると、その変位が制御ばね108を
介してスプール弁体107に伝わり、スプール弁
体107が左動する。この左動に伴なつて油路1
06に出力される油圧がスプール弁体107を右
へ押しもどすようにスプール弁体107の左肩部
107aに働く。このような動作によつて、第2
スロツトル弁Vt2は、エンジンEのスロツトル開
度に比例した第2スロツトル圧Pt2を油路106
に出力する。
第1スロツトル弁Vt1から第1スロツトル圧
Pt1を導く油路52は、1―2シフト弁V1、2―
3シフト弁V2および3―4シフト弁V3の第1パ
イロツト油圧室62a,62b,62cにそれぞ
れ連通され、ガバナ弁Vgからガバナ圧Pgを導く
油路47から分岐した油路47′は1―2シフト
弁V1および2―3シフト弁V2の第2パイロツト
油圧室63a,63bに連通される。さらに、マ
ニユアル弁Vmが前進4段自動変速位置D4にある
ときにマニユアル弁Vmを介して油路47と連通
可能な油路80は3―4シフト弁V3の第2パイ
ロツト油圧室63cに連通される。これにより、
各シフトV1,V2,V3のスプール弁体64a,6
4b,64cは両端にガバナ圧Pgおよび第1ス
ロツトル圧Pt1を受けて次のように作動される。
Pt1を導く油路52は、1―2シフト弁V1、2―
3シフト弁V2および3―4シフト弁V3の第1パ
イロツト油圧室62a,62b,62cにそれぞ
れ連通され、ガバナ弁Vgからガバナ圧Pgを導く
油路47から分岐した油路47′は1―2シフト
弁V1および2―3シフト弁V2の第2パイロツト
油圧室63a,63bに連通される。さらに、マ
ニユアル弁Vmが前進4段自動変速位置D4にある
ときにマニユアル弁Vmを介して油路47と連通
可能な油路80は3―4シフト弁V3の第2パイ
ロツト油圧室63cに連通される。これにより、
各シフトV1,V2,V3のスプール弁体64a,6
4b,64cは両端にガバナ圧Pgおよび第1ス
ロツトル圧Pt1を受けて次のように作動される。
すなわち、1―2シフト弁V1のスプール弁体
64aは、当初ばね66の力で図示の右動位置に
留まつており、油路118は油路70と遮断され
ている。このとき油路118は作動油路41aと
連通しているので、第1速クラツチC1が加圧係
合される。したがつて第1速の歯車列G1が確立
する。
64aは、当初ばね66の力で図示の右動位置に
留まつており、油路118は油路70と遮断され
ている。このとき油路118は作動油路41aと
連通しているので、第1速クラツチC1が加圧係
合される。したがつて第1速の歯車列G1が確立
する。
次いで車速が上昇してガバナ圧Pgが増加し、
このガバナ圧Pgによるスプール弁体64aの左
動力が第1スロツトル圧Pt1及びばね66による
該弁体64aの右動力に打勝つと、該弁体64a
の右端部に設けたクリツクモーシヨン機構67に
おいて弁体64aと共に移動するクリツクボール
68が固定の位置決め突起69を乗り越えて、該
弁体64aは左動位置に切換り、油路118が油
路70に連通する。また油路70はドレン油路1
26から遮断される。この状態で2―3シフト弁
V2が図示の位置にあれば、油路70は油路81
に連通し、さらに油路81は油路82に連通す
る。この油路82は第2速クラツチC2の油圧シ
リンダ40bに通じる作動油路41bに通じてい
るので、第2速クラツチC2が加圧係合され、第
2速歯車列G2が確立する。
このガバナ圧Pgによるスプール弁体64aの左
動力が第1スロツトル圧Pt1及びばね66による
該弁体64aの右動力に打勝つと、該弁体64a
の右端部に設けたクリツクモーシヨン機構67に
おいて弁体64aと共に移動するクリツクボール
68が固定の位置決め突起69を乗り越えて、該
弁体64aは左動位置に切換り、油路118が油
路70に連通する。また油路70はドレン油路1
26から遮断される。この状態で2―3シフト弁
V2が図示の位置にあれば、油路70は油路81
に連通し、さらに油路81は油路82に連通す
る。この油路82は第2速クラツチC2の油圧シ
リンダ40bに通じる作動油路41bに通じてい
るので、第2速クラツチC2が加圧係合され、第
2速歯車列G2が確立する。
さらに車速が上昇すると、2―3シフト弁V2
においてはスプール弁体64bが左動し、油路8
1をドレン油路119に連通するとともに、油路
70を油路83に連通し、さらに油路83をドレ
ン油路120から隔絶する。これにより第2速ク
ラツチC2は係合を解除される。一方、3―4シ
フト弁V3が図示の位置にあれば、油路83は作
動油路41cに連通する。この作動油路41cは
第3速クラツチC3の油圧シリンダ40cに通じ
ており、したがつて第3速クラツチC3が加圧係
合し、第3速歯車列G3が確立する。
においてはスプール弁体64bが左動し、油路8
1をドレン油路119に連通するとともに、油路
70を油路83に連通し、さらに油路83をドレ
ン油路120から隔絶する。これにより第2速ク
ラツチC2は係合を解除される。一方、3―4シ
フト弁V3が図示の位置にあれば、油路83は作
動油路41cに連通する。この作動油路41cは
第3速クラツチC3の油圧シリンダ40cに通じ
ており、したがつて第3速クラツチC3が加圧係
合し、第3速歯車列G3が確立する。
次いで、マニユアル弁Vmが前進4段自動変速
位置D4にあるときに車速がさらに上昇すると、
3―4シフト弁V3の第2パイロツト油圧室63
cには油路80を介してガバナ圧Pgが作用して
いるので、スプール弁体64cが左動し、作動油
路41cがドレン油路122に連通されて第3速
クラツチC3の係合が解除される。それとともに、
油路113がドレン油路117から隔絶されて油
路83に連通される。油路113は、マニユアル
弁Vmを介して作動油路41dに連通しており、
作動油路41dは第4速クラツチC4の油圧シリ
ンダ40dに連通しているので、第4速クラツチ
C4が加圧係合し、第4速歯車列G4が確立する。
位置D4にあるときに車速がさらに上昇すると、
3―4シフト弁V3の第2パイロツト油圧室63
cには油路80を介してガバナ圧Pgが作用して
いるので、スプール弁体64cが左動し、作動油
路41cがドレン油路122に連通されて第3速
クラツチC3の係合が解除される。それとともに、
油路113がドレン油路117から隔絶されて油
路83に連通される。油路113は、マニユアル
弁Vmを介して作動油路41dに連通しており、
作動油路41dは第4速クラツチC4の油圧シリ
ンダ40dに連通しているので、第4速クラツチ
C4が加圧係合し、第4速歯車列G4が確立する。
マニユアル弁Vmが、前進3段自動変速位置D3
にあるときには、油路80はマニユアル弁Vmに
よつて油路47から隔絶されているので、スプー
ル弁体64cを左動させる力は与えられず、した
がつて第4速クラツチC4は係合されず、第4速
歯車列G4は確立されない。
にあるときには、油路80はマニユアル弁Vmに
よつて油路47から隔絶されているので、スプー
ル弁体64cを左動させる力は与えられず、した
がつて第4速クラツチC4は係合されず、第4速
歯車列G4は確立されない。
変速時のシヨツクを和らげるために、アキユム
レータ72,73,74が設けられ、またドレン
油路119には1―2オリフイス制御弁124が
設けられ、ドレン油路122には2―3オリフイ
ス制御弁125が設けられる。
レータ72,73,74が設けられ、またドレン
油路119には1―2オリフイス制御弁124が
設けられ、ドレン油路122には2―3オリフイ
ス制御弁125が設けられる。
減速時には、3―4シフト弁V3、2―3シフ
ト弁V2および1―2シフト弁V1の順に各スプー
ル弁体64a,64b,64cが右動し、停止時
には再び第1速に戻る。マニユアル弁Vmが第2
速保持位置にあるときには、油路118が油路
29から隔絶されて油タンクRに連通し、油路8
2は環状溝102を介して油路43と連通し、第
2速クラツチC2のみが加圧係合されて、第2速
を保持する。またマニユアル弁Vmが後退位置Re
にあるときには、油路43が油タンクRに連通
し、油路115が排出油路116から隔絶されて
油路29に連通し、サーボモータSmにおけるピ
ストン44の左端に油圧が作用する。したがつ
て、ピストン44が右動してセレクタスリーブS
(第1図参照)を右動させ、後進歯車列Grを確立
する。それとともに油路112の油圧が増大し、
それがマニユアル弁Vmを介して作動油路41d
に導かれるので、第4速クラツチC4が加圧係合
し、車両が後退する。
ト弁V2および1―2シフト弁V1の順に各スプー
ル弁体64a,64b,64cが右動し、停止時
には再び第1速に戻る。マニユアル弁Vmが第2
速保持位置にあるときには、油路118が油路
29から隔絶されて油タンクRに連通し、油路8
2は環状溝102を介して油路43と連通し、第
2速クラツチC2のみが加圧係合されて、第2速
を保持する。またマニユアル弁Vmが後退位置Re
にあるときには、油路43が油タンクRに連通
し、油路115が排出油路116から隔絶されて
油路29に連通し、サーボモータSmにおけるピ
ストン44の左端に油圧が作用する。したがつ
て、ピストン44が右動してセレクタスリーブS
(第1図参照)を右動させ、後進歯車列Grを確立
する。それとともに油路112の油圧が増大し、
それがマニユアル弁Vmを介して作動油路41d
に導かれるので、第4速クラツチC4が加圧係合
し、車両が後退する。
さて、第1速クラツチC1の油圧シリンダ40
aに作動油を供給するための作動油路41aの途
中には、第1速クラツチC1の伝達容量をエンジ
ンEの出力を代表する指標たとえば第2スロツト
ル圧Pt2の大小に応じて実質的な零から可変に制
御するクリープ防止手段Mcが介装される。すな
わち、絞り75よりも下流側で作動油路41aか
らは分岐油路128が分岐しており、油タンクR
に連通した排出油路129と前記分岐油路128
との間に、第1制御弁としての第1摺動弁130
および第2制御弁としての第2摺動弁140から
成るクリープ防止手段Mcが設けられる。
aに作動油を供給するための作動油路41aの途
中には、第1速クラツチC1の伝達容量をエンジ
ンEの出力を代表する指標たとえば第2スロツト
ル圧Pt2の大小に応じて実質的な零から可変に制
御するクリープ防止手段Mcが介装される。すな
わち、絞り75よりも下流側で作動油路41aか
らは分岐油路128が分岐しており、油タンクR
に連通した排出油路129と前記分岐油路128
との間に、第1制御弁としての第1摺動弁130
および第2制御弁としての第2摺動弁140から
成るクリープ防止手段Mcが設けられる。
第1摺動弁130は、分岐油路128と排出油
路129との間に設けられており、第2図の上方
の開き位置と下方の閉じ位置との間を移動可能な
弁体131と、弁体131の上端が臨む第1パイ
ロツト油圧室132と、弁体131の下端が臨む
第2パイロツト油圧室133と、第1パイロツト
油圧室132に収納され弁体131を閉じ側に付
勢するばね134とを含む。弁体131の途中に
は環状溝135が穿設されており、この環状溝1
35は弁体131の位置に拘らず分岐油路128
に常に連通する。しかも弁体131の上端の有効
受圧面積は、下端の有効受圧面積よりも大きく設
定される。
路129との間に設けられており、第2図の上方
の開き位置と下方の閉じ位置との間を移動可能な
弁体131と、弁体131の上端が臨む第1パイ
ロツト油圧室132と、弁体131の下端が臨む
第2パイロツト油圧室133と、第1パイロツト
油圧室132に収納され弁体131を閉じ側に付
勢するばね134とを含む。弁体131の途中に
は環状溝135が穿設されており、この環状溝1
35は弁体131の位置に拘らず分岐油路128
に常に連通する。しかも弁体131の上端の有効
受圧面積は、下端の有効受圧面積よりも大きく設
定される。
また、第1パイロツト油圧室132には油路1
36が連通されており、この油路136と第2ス
ロツトル圧Pt2を導く油路106との間にはマニ
ユアル弁Vmが介装される。しかもマニユアル弁
Vmが前進4段自動変速位置にあるときのみ、両
油路136,106はスプール弁体101に設け
られた溝103を介して連通し、したがつて第2
スロツトル圧Pt2が第1パイロツト油圧室132
に導かれる。またマニユアル弁Vmが前進3段自
動変速位置D3にあるときには、両油路136,
106はマニユアル弁Vmの弁体101によつて
隔絶される。
36が連通されており、この油路136と第2ス
ロツトル圧Pt2を導く油路106との間にはマニ
ユアル弁Vmが介装される。しかもマニユアル弁
Vmが前進4段自動変速位置にあるときのみ、両
油路136,106はスプール弁体101に設け
られた溝103を介して連通し、したがつて第2
スロツトル圧Pt2が第1パイロツト油圧室132
に導かれる。またマニユアル弁Vmが前進3段自
動変速位置D3にあるときには、両油路136,
106はマニユアル弁Vmの弁体101によつて
隔絶される。
第1摺動弁130の環状溝135および第2パ
イロツト油圧室133を結んでパイロツト油路と
しての油路137が設けられており、この油路1
37の途中に第2摺動弁140が介装される。第
2摺動弁140は、上方の開き位置と下方の閉じ
位置との間を移動可能な弁体141と、弁体14
1の上端が臨む第1パイロツト油圧室142と、
弁体141の途中で上方に臨んで設けられた肩部
143が臨む第2パイロツト油圧室144と、弁
体141の下端が臨む第3パイロツト油圧室14
5と、第3パイロツト油圧室145間に収納され
弁体141を開き側に付勢するばね146とを含
む。
イロツト油圧室133を結んでパイロツト油路と
しての油路137が設けられており、この油路1
37の途中に第2摺動弁140が介装される。第
2摺動弁140は、上方の開き位置と下方の閉じ
位置との間を移動可能な弁体141と、弁体14
1の上端が臨む第1パイロツト油圧室142と、
弁体141の途中で上方に臨んで設けられた肩部
143が臨む第2パイロツト油圧室144と、弁
体141の下端が臨む第3パイロツト油圧室14
5と、第3パイロツト油圧室145間に収納され
弁体141を開き側に付勢するばね146とを含
む。
第2摺動弁140の第1パイロツト油圧室14
2には、2―3シフト弁V2からの出力油路であ
る油路83から分岐した油路147が連通され、
第2パイロツト油圧室144には第1摺動弁13
0の第1パイロツト油圧室132が油路148を
介して連通される。油路148の途中は、逆止弁
149を介して油路106に接続されており、逆
止弁149は油路148から油路106への作動
油の流通を阻止する。したがつて、油路148に
は、マニユアル弁Vmのシフト位置に拘らず、第
2スロツトル圧Pt2が導かれる。
2には、2―3シフト弁V2からの出力油路であ
る油路83から分岐した油路147が連通され、
第2パイロツト油圧室144には第1摺動弁13
0の第1パイロツト油圧室132が油路148を
介して連通される。油路148の途中は、逆止弁
149を介して油路106に接続されており、逆
止弁149は油路148から油路106への作動
油の流通を阻止する。したがつて、油路148に
は、マニユアル弁Vmのシフト位置に拘らず、第
2スロツトル圧Pt2が導かれる。
油路137は、第2摺動弁140で絞り154
を備える上流側の部分137aと、絞り150を
備える下流側の部分137bとに区分されてお
り、絞り150と並列に逆止弁151が接続され
る。この逆止弁151は、第1摺動弁130の第
2パイロツト油圧室133に絞り150を迂回し
ての作動油の流通を阻止する。また下流側の部分
137bにおける絞り150と第2摺動弁140
との間と、油路148とは、前記絞り154より
も小径の絞り165、ならびに下流側の部分13
7bから油路148への作動油の流通を許容する
逆止弁152を介して接続される。また第2摺動
弁140には、油タンクRに連通する排出油路1
53が接続されており、第2摺動弁140が閉弁
動作したときに、油路137の下流側の部分13
7bは排出油路153に連通される。
を備える上流側の部分137aと、絞り150を
備える下流側の部分137bとに区分されてお
り、絞り150と並列に逆止弁151が接続され
る。この逆止弁151は、第1摺動弁130の第
2パイロツト油圧室133に絞り150を迂回し
ての作動油の流通を阻止する。また下流側の部分
137bにおける絞り150と第2摺動弁140
との間と、油路148とは、前記絞り154より
も小径の絞り165、ならびに下流側の部分13
7bから油路148への作動油の流通を許容する
逆止弁152を介して接続される。また第2摺動
弁140には、油タンクRに連通する排出油路1
53が接続されており、第2摺動弁140が閉弁
動作したときに、油路137の下流側の部分13
7bは排出油路153に連通される。
油路137の途中に設けられた絞り154,1
50および逆止弁151は、第2摺動弁140が
閉弁して第1摺動弁130における第2パイロツ
ト油圧室133の油圧が開放されるときには、そ
の開放速度を大にして第1摺動弁130の閉弁速
度を大にし、また第2摺動弁140が開弁して第
1摺動弁130が開弁する際にはその開弁速度を
小にする機能を果す。
50および逆止弁151は、第2摺動弁140が
閉弁して第1摺動弁130における第2パイロツ
ト油圧室133の油圧が開放されるときには、そ
の開放速度を大にして第1摺動弁130の閉弁速
度を大にし、また第2摺動弁140が開弁して第
1摺動弁130が開弁する際にはその開弁速度を
小にする機能を果す。
次にこの実施例の作用について説明すると、マ
ニユアル弁Vmを前進4段自動変速位置D4にシフ
トした状態で車両を停止すると、油路136は溝
103を介して油路106に連通しており、スロ
ツトルペダルがアイドル位置にあると、第2スロ
ツトル弁Vt2を介して第1パイロツト油圧室13
2が油タンクRに開放される。そのため、第1摺
動弁130において弁体131を閉じ側に付勢す
るのはばね134のばね力のみとなり、しかも第
2摺動弁140は油路137を開いているので、
第1速クラツチC1の作動圧が第2パイロツト油
圧室133に作用して、弁体131を押上げる。
したがつて、分岐油路128が排出油路129に
連通され、第1速クラツチC1の伝達容量が実質
的に零に保たれ、クリープが防止される。
ニユアル弁Vmを前進4段自動変速位置D4にシフ
トした状態で車両を停止すると、油路136は溝
103を介して油路106に連通しており、スロ
ツトルペダルがアイドル位置にあると、第2スロ
ツトル弁Vt2を介して第1パイロツト油圧室13
2が油タンクRに開放される。そのため、第1摺
動弁130において弁体131を閉じ側に付勢す
るのはばね134のばね力のみとなり、しかも第
2摺動弁140は油路137を開いているので、
第1速クラツチC1の作動圧が第2パイロツト油
圧室133に作用して、弁体131を押上げる。
したがつて、分岐油路128が排出油路129に
連通され、第1速クラツチC1の伝達容量が実質
的に零に保たれ、クリープが防止される。
この状態で、スロツトルペダルを踏み込むと、
第1摺動弁130の第1パイロツト油圧室132
に逆止弁149を経て第2スロツトル圧Pt2が流
入し、弁体131の下方への押圧力が増加する。
その結果、第1速クラツチC1の作動圧は、スロ
ツトルペダルのストロークに比例して増加するこ
とになり、車両の滑らかな発進が達成される。ま
た、さらにスロツトルペダルを踏み込むと、第2
摺動弁140の弁体141が下方に押し下げら
れ、第1摺動弁130の第2パイロツト油圧室1
33に作用していた油圧が油タンクRに開放され
るので、第1摺動弁130の弁体131は図示の
閉位置にまで移動し、第1速クラツチC1の作動
圧はライン圧Plとなる。
第1摺動弁130の第1パイロツト油圧室132
に逆止弁149を経て第2スロツトル圧Pt2が流
入し、弁体131の下方への押圧力が増加する。
その結果、第1速クラツチC1の作動圧は、スロ
ツトルペダルのストロークに比例して増加するこ
とになり、車両の滑らかな発進が達成される。ま
た、さらにスロツトルペダルを踏み込むと、第2
摺動弁140の弁体141が下方に押し下げら
れ、第1摺動弁130の第2パイロツト油圧室1
33に作用していた油圧が油タンクRに開放され
るので、第1摺動弁130の弁体131は図示の
閉位置にまで移動し、第1速クラツチC1の作動
圧はライン圧Plとなる。
このようなクリープ防止手段Mcの制御により、
第1速クラツチC1の作動圧特性を示すと第3図
のようになる。すなわち、エンジンEの出力を代
表する指標としての第2スロツトル圧Pt2がアイ
ドリング状態を示すときには、第1速クラツチ
C1の作動圧は実質的に零に保たれ、クリープ防
止が果される。第2スロツトル圧Pt2の上昇に応
じて前記作動圧は比例的に上昇し、第2スロツト
ル圧Pt2が或る基準値PBを超えると、作動圧は急
激に上昇してライン圧Plに達し、第1速クラツチ
C1の伝達容量が最大となる。ここで、作動圧が
第2スロツトル圧Pt2に比例する区間の比例定数
は、第1摺動弁130における弁体131の上下
両端の有効受圧面積の逆比で定まる。また基準値
PBは、第2摺動弁140が油路137を閉じて
第1摺動弁130の第2パイロツト油圧室133
への作動圧の作用を阻止するとき、すなわち、第
2摺動弁140の第2パイロツト油圧室144に
作用する第2スロツトル圧Pt2による弁体141
の下動力がばね146による弁体141の上動に
打勝つときの第2スロツトル圧Pt2である。
第1速クラツチC1の作動圧特性を示すと第3図
のようになる。すなわち、エンジンEの出力を代
表する指標としての第2スロツトル圧Pt2がアイ
ドリング状態を示すときには、第1速クラツチ
C1の作動圧は実質的に零に保たれ、クリープ防
止が果される。第2スロツトル圧Pt2の上昇に応
じて前記作動圧は比例的に上昇し、第2スロツト
ル圧Pt2が或る基準値PBを超えると、作動圧は急
激に上昇してライン圧Plに達し、第1速クラツチ
C1の伝達容量が最大となる。ここで、作動圧が
第2スロツトル圧Pt2に比例する区間の比例定数
は、第1摺動弁130における弁体131の上下
両端の有効受圧面積の逆比で定まる。また基準値
PBは、第2摺動弁140が油路137を閉じて
第1摺動弁130の第2パイロツト油圧室133
への作動圧の作用を阻止するとき、すなわち、第
2摺動弁140の第2パイロツト油圧室144に
作用する第2スロツトル圧Pt2による弁体141
の下動力がばね146による弁体141の上動に
打勝つときの第2スロツトル圧Pt2である。
次にマニユアル弁Vmが前進3段自動変速位置
D3にシフトされたときを想定する。この場合に
は、油路136,106がマニユアル弁Vmの弁
体101で隔絶されるので、絞り154、第2摺
動弁140および逆止弁152を経て第1摺動弁
130の第1パイロツト油圧室132に第1速ク
ラツチC1の作動圧が導かれる。一方、第1摺動
弁130の第2パイロツト油圧室133にも第1
速クラツチC1の作動圧が導入されているが、弁
体131の上端および下端には有効受圧面積の差
があるので、その有効受圧面積の差に作動圧を乗
じた押圧力と、ばね134のばね力とにより弁体
131が押下げられ、第1摺動弁130が閉弁動
作する。これにより、第1速クラツチC1の作動
圧がライン圧Plとなり、第1速クラツチC1の伝
達容量が最大となる。
D3にシフトされたときを想定する。この場合に
は、油路136,106がマニユアル弁Vmの弁
体101で隔絶されるので、絞り154、第2摺
動弁140および逆止弁152を経て第1摺動弁
130の第1パイロツト油圧室132に第1速ク
ラツチC1の作動圧が導かれる。一方、第1摺動
弁130の第2パイロツト油圧室133にも第1
速クラツチC1の作動圧が導入されているが、弁
体131の上端および下端には有効受圧面積の差
があるので、その有効受圧面積の差に作動圧を乗
じた押圧力と、ばね134のばね力とにより弁体
131が押下げられ、第1摺動弁130が閉弁動
作する。これにより、第1速クラツチC1の作動
圧がライン圧Plとなり、第1速クラツチC1の伝
達容量が最大となる。
第4図は本発明の他の実施例を示すもであり、
クリープ防止手段Mc′は、第1制御弁としての第
1摺動弁130と、第2制御弁としての第2摺動
弁140′とを含む。第1摺動弁130は、第1
速クラツチC1への作動油路41aを開閉すべく
その途中に介装され、第1パイロツト油圧室13
2には弁体131を開き側に付勢するためにばね
134が収納されるとともに、第2スロツトル圧
Pt2を導くための油路147が接続される。また
弁体131を閉じ側に付勢するための第2パイロ
ツト油圧室133には、第2摺動弁140′を経
て、第1速クラツチC1の作動圧が導かれる。第
2摺動弁140′は、第2スロツトル圧Pt2で弁体
141′を開き側に付勢し、かつばね146で弁
体141′を閉じ側に付勢して成り、第2スロツ
トル圧Pt2が或る基準値に達したときに開弁し、
第1速クラツチC1の作動圧が第1摺動弁130
の第2パイロツト油圧室133に作用することを
阻止する。このようにしても、前述の第3図で示
したような作動圧の特性を得ることができる。
クリープ防止手段Mc′は、第1制御弁としての第
1摺動弁130と、第2制御弁としての第2摺動
弁140′とを含む。第1摺動弁130は、第1
速クラツチC1への作動油路41aを開閉すべく
その途中に介装され、第1パイロツト油圧室13
2には弁体131を開き側に付勢するためにばね
134が収納されるとともに、第2スロツトル圧
Pt2を導くための油路147が接続される。また
弁体131を閉じ側に付勢するための第2パイロ
ツト油圧室133には、第2摺動弁140′を経
て、第1速クラツチC1の作動圧が導かれる。第
2摺動弁140′は、第2スロツトル圧Pt2で弁体
141′を開き側に付勢し、かつばね146で弁
体141′を閉じ側に付勢して成り、第2スロツ
トル圧Pt2が或る基準値に達したときに開弁し、
第1速クラツチC1の作動圧が第1摺動弁130
の第2パイロツト油圧室133に作用することを
阻止する。このようにしても、前述の第3図で示
したような作動圧の特性を得ることができる。
なお、第1速クラツチC1の作動圧を一定時間
漸増させ、しかる後にライン圧Plにまで高めるこ
とは蓄圧器を用いても実現し得るが、蓄圧器シス
テムはあくまで「時間」で特性が決まり、「スロ
ツトルペダルストローク」では特性が決まらない
ので、発進時の様々な速度の要求に応じることが
できず、ゆつくり発進したいときから急いで発進
したいときまでの実用上の要求に応える上で、ス
ロツトルペダルストロークに依る制御の方が優れ
ている。これは手動式変速機のクラツチミートが
「時間」によつてではなく、クラツチペダルの
「ストローク」によつてコントロールされている
事実を考えれば容易に理解できるであろう。
漸増させ、しかる後にライン圧Plにまで高めるこ
とは蓄圧器を用いても実現し得るが、蓄圧器シス
テムはあくまで「時間」で特性が決まり、「スロ
ツトルペダルストローク」では特性が決まらない
ので、発進時の様々な速度の要求に応じることが
できず、ゆつくり発進したいときから急いで発進
したいときまでの実用上の要求に応える上で、ス
ロツトルペダルストロークに依る制御の方が優れ
ている。これは手動式変速機のクラツチミートが
「時間」によつてではなく、クラツチペダルの
「ストローク」によつてコントロールされている
事実を考えれば容易に理解できるであろう。
以上のように第1の発明によれば、クリープ防
止手段は、発進用摩擦係合要素に通じる油路から
分岐した油路と油タンクに通じる排出油路との連
通状態を全開から全閉まで無段階に調節すべく移
動可能な弁体と、エンジン出力検出器の出力油圧
を受けて該弁体を閉じ側に付勢するための第1パ
イロツト油圧室と、摩擦係合要素の油圧を受けて
弁体を開き側に付勢するための第2パイロツト油
圧室とを有する第1制御弁と;摩擦係合要素の油
圧を前記第2パイロツト油圧室に導くパイロツト
油路の途中に介設されるとともにエンジン出力検
出器の出力油圧が基準値を超えるのに応じて前記
パイロツト油路を遮断する第2制御弁と;を備え
るので、アイドリング運転状態でエンジン出力検
出器の出力油圧が小さいときには第1制御弁を全
開状態として発進用摩擦係合要素のトルク伝達容
量を実質的に零とし、またアイドリング運転状態
からエンジン出力検出器の出力油圧が基準値に達
するまでは第1制御弁の開度をエンジン出力検出
器の出力油圧に比例させて前記伝達容量を制御
し、さらにエンジン出力検出器の出力油圧が基準
値を超えると第2パイロツト油圧室への油圧供給
を第2制御弁で遮断して第1制御弁を閉弁するこ
とにより摩擦係合要素の伝達容量を油圧源圧力で
定まる最大容量に制御することができ、したがつ
てスロツトルペダルストロークの最初の或る区間
だけ摩擦係合要素を半係合状態とし、それ以上の
スロツトルペダルストロークでは摩擦係合要素の
係合力を急峻に強めて滑りをなくすことができ、
発進用摩擦係合要素の長寿命化を図ることができ
る。
止手段は、発進用摩擦係合要素に通じる油路から
分岐した油路と油タンクに通じる排出油路との連
通状態を全開から全閉まで無段階に調節すべく移
動可能な弁体と、エンジン出力検出器の出力油圧
を受けて該弁体を閉じ側に付勢するための第1パ
イロツト油圧室と、摩擦係合要素の油圧を受けて
弁体を開き側に付勢するための第2パイロツト油
圧室とを有する第1制御弁と;摩擦係合要素の油
圧を前記第2パイロツト油圧室に導くパイロツト
油路の途中に介設されるとともにエンジン出力検
出器の出力油圧が基準値を超えるのに応じて前記
パイロツト油路を遮断する第2制御弁と;を備え
るので、アイドリング運転状態でエンジン出力検
出器の出力油圧が小さいときには第1制御弁を全
開状態として発進用摩擦係合要素のトルク伝達容
量を実質的に零とし、またアイドリング運転状態
からエンジン出力検出器の出力油圧が基準値に達
するまでは第1制御弁の開度をエンジン出力検出
器の出力油圧に比例させて前記伝達容量を制御
し、さらにエンジン出力検出器の出力油圧が基準
値を超えると第2パイロツト油圧室への油圧供給
を第2制御弁で遮断して第1制御弁を閉弁するこ
とにより摩擦係合要素の伝達容量を油圧源圧力で
定まる最大容量に制御することができ、したがつ
てスロツトルペダルストロークの最初の或る区間
だけ摩擦係合要素を半係合状態とし、それ以上の
スロツトルペダルストロークでは摩擦係合要素の
係合力を急峻に強めて滑りをなくすことができ、
発進用摩擦係合要素の長寿命化を図ることができ
る。
また第2の発明によれば、クリープ防止手段
は、発進用摩擦係合要素に通じる油路の連通状態
を全開から全閉まで無段階に調節すべく移動可能
な弁体と、エンジン出力検出器の出力油圧を受け
て該弁体を開き側に付勢するための第1パイロツ
ト油圧室と、摩擦係合要素の油圧を受けて弁体を
閉じ側に付勢するための第2パイロツト油圧室と
を有する第1制御弁と;摩擦係合要素の油圧を前
記第2パイロツト油圧室に導くパイロツト油路の
途中に介設されるとともにエンジン出力検出器の
出力油圧が基準値を超えるのに応じて前記パイロ
ツト油路を遮断する第2制御弁と;を備えるの
で、アイドリング運転状態でエンジン出力検出器
の出力油圧が小さいときには第1制御弁を全閉状
態として発進用摩擦係合要素への油圧供給を遮断
することにより発進用摩擦係合要素のトルク伝達
容量を実質的に零とし、またアイドリング運転状
態からエンジン出力検出器の出力油圧が基準値に
達するまでは第1制御弁の開度をエンジン出力検
出器の出力油圧に比例させて前記伝達容量を制御
し、さらにエンジン出力検出器の出力油圧が基準
値を超えると第2パイロツト油圧室の油圧供給を
第2制御弁で遮断して第1制御弁を開弁すること
により摩擦係合要素の伝達容量を油圧源圧力で定
まる最大容量に制御することができ、したがつて
上記第1の発明と同様に、スロツトルペダルスト
ロークの最初の或る区間だけ摩擦係合要素を半係
合状態とし、それ以上のスロツトルペダルストロ
ークでは摩擦係合要素の係合力を急峻に強めて滑
りをなくすことができ、発進用摩擦係合要素の長
寿命化を図ることができる。
は、発進用摩擦係合要素に通じる油路の連通状態
を全開から全閉まで無段階に調節すべく移動可能
な弁体と、エンジン出力検出器の出力油圧を受け
て該弁体を開き側に付勢するための第1パイロツ
ト油圧室と、摩擦係合要素の油圧を受けて弁体を
閉じ側に付勢するための第2パイロツト油圧室と
を有する第1制御弁と;摩擦係合要素の油圧を前
記第2パイロツト油圧室に導くパイロツト油路の
途中に介設されるとともにエンジン出力検出器の
出力油圧が基準値を超えるのに応じて前記パイロ
ツト油路を遮断する第2制御弁と;を備えるの
で、アイドリング運転状態でエンジン出力検出器
の出力油圧が小さいときには第1制御弁を全閉状
態として発進用摩擦係合要素への油圧供給を遮断
することにより発進用摩擦係合要素のトルク伝達
容量を実質的に零とし、またアイドリング運転状
態からエンジン出力検出器の出力油圧が基準値に
達するまでは第1制御弁の開度をエンジン出力検
出器の出力油圧に比例させて前記伝達容量を制御
し、さらにエンジン出力検出器の出力油圧が基準
値を超えると第2パイロツト油圧室の油圧供給を
第2制御弁で遮断して第1制御弁を開弁すること
により摩擦係合要素の伝達容量を油圧源圧力で定
まる最大容量に制御することができ、したがつて
上記第1の発明と同様に、スロツトルペダルスト
ロークの最初の或る区間だけ摩擦係合要素を半係
合状態とし、それ以上のスロツトルペダルストロ
ークでは摩擦係合要素の係合力を急峻に強めて滑
りをなくすことができ、発進用摩擦係合要素の長
寿命化を図ることができる。
第1図は本発明を適用する前進4段、後進1段
の自動車用自動変速機の概要図、第2図は本発明
の一実施例の油圧制御回路図、第3図は第2図の
第1速クラツチの作動圧特性図、第4図は本発明
の他の実施例の要部油圧回路図である。 C1……発進用摩擦係合要素としての第1速ク
ラツチ、E……エンジン、M……補助変速機、
Mc,Mc′……クリープ防止手段、P……油圧源
としての油圧ポンプ、T……トルクコンバータ、
Vt2……エンジン出力検出器としての第2スロツ
トル弁、41a,128……油路、130……第
1制御弁、131……弁体、132……第1パイ
ロツト油圧室、133……第2パイロツト油圧
室、137……パイロツト油路としての油路、1
40,140′……第2制御弁としての第2摺動
弁。
の自動車用自動変速機の概要図、第2図は本発明
の一実施例の油圧制御回路図、第3図は第2図の
第1速クラツチの作動圧特性図、第4図は本発明
の他の実施例の要部油圧回路図である。 C1……発進用摩擦係合要素としての第1速ク
ラツチ、E……エンジン、M……補助変速機、
Mc,Mc′……クリープ防止手段、P……油圧源
としての油圧ポンプ、T……トルクコンバータ、
Vt2……エンジン出力検出器としての第2スロツ
トル弁、41a,128……油路、130……第
1制御弁、131……弁体、132……第1パイ
ロツト油圧室、133……第2パイロツト油圧
室、137……パイロツト油路としての油路、1
40,140′……第2制御弁としての第2摺動
弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流体式トルクコンバータTと;導入油圧の増
大に応じてトルク伝達容量を増加させる発進用摩
擦係合要素C1を有して前記トルクコンバータT
に連結された補助変速機Mと;エンジンEの出力
を代表する油圧を出力するエンジン出力検出器
Vt2と;油圧源Pおよび前記発進用摩擦係合要素
C1を結ぶ油路41aに介装されるとともに前記
エンジン出力検出器Vt2からの出力油圧の増大に
応じて前記摩擦係合要素C1および油圧源P間の
連通度合を増加させるクリープ防止手段Mcと;
を備える自動変速機付車両のクリープ防止装置に
おいて、前記クリープ防止手段Mcは、発進用摩
擦係合要素C1に通じる油路41aから分岐した
油路128と油タンクRに通じる排出油路129
との連通状態を全開から全閉まで無段階に調節す
べく移動可能な弁体131と、エンジン出力検出
器Vt2の出力油圧を受けて該弁体131を閉じ側
に付勢するための第1パイロツト油圧室132
と、摩擦係合要素C1の油圧を受けて弁体131
を開き側に付勢するための第2パイロツト油圧室
133とを有する第1制御弁130と;摩擦係合
要素C1の油圧を前記第2パイロツト油圧室13
2に導くパイロツト油路137の途中に介設され
るとともにエンジン出力検出器Vt2の出力油圧が
基準値を超えるのに応じて前記パイロツト油路1
37を遮断する第2制御弁140と;を備えるこ
とを特徴とする自動変速機付車両のクリープ防止
装置。 2 流体式トルクコンバータTと;導入油圧の増
大に応じてトルク伝達容量を増加させる発進用摩
擦係合要素C1を有して前記トルクコンバータT
に連結された補助変速機Mと;エンジンEの出力
を代表する油圧を出力するエンジン出力検出器
Vt2と;油圧源Pおよび前記発進用摩擦係合要素
C1を結ぶ油路41aに介装されるとともに前記
エンジン出力検出器Vt2からの出力油圧の増大に
応じて前記摩擦係合要素C1および油圧源P間の
連通度合を増加させるクリープ防止手段Mc′と;
を備える自動変速機付車両のクリープ防止装置に
おいて、前記クリープ防止手段Mc′は、発進用摩
擦係合要素C1に通じる油路41aの連通状態を
全開から全閉まで無段階に調節すべく移動可能な
弁体131と、エンジン出力検出器Vt2の出力油
圧を受けて該弁体131を開き側に付勢するため
の第1パイロツト油圧室132と、摩擦係合要素
C1の油圧を受けて弁体131を閉じ側に付勢す
るための第2パイロツト油圧室133とを有する
第1制御弁130と;摩擦係合要素C1の油圧を
前記第2パイロツト油圧室132に導くパイロツ
ト油路137の途中に介設されるとともにエンジ
ン出力検出器Vt2の出力油圧が基準値を超えるの
に応じて前記パイロツト油路137を遮断する第
2制御弁140′と;を備えることを特徴とする
自動変速機付車両のクリープ防止装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17849983A JPS6069356A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 自動変速機付車両のクリ−プ防止装置 |
| US06/650,359 US4686872A (en) | 1983-09-20 | 1984-09-13 | Automatic transmission with anti creep device |
| GB08423568A GB2147066B (en) | 1983-09-20 | 1984-09-18 | Automatic transmission creep-inhibiting means |
| FR8414388A FR2552190B1 (fr) | 1983-09-20 | 1984-09-19 | Transmission automatique pourvue d'un dispositif antirampement |
| DE3434570A DE3434570C2 (de) | 1983-09-20 | 1984-09-20 | Automatisches Getriebe mit Antikriecheinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17849983A JPS6069356A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 自動変速機付車両のクリ−プ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069356A JPS6069356A (ja) | 1985-04-20 |
| JPS641700B2 true JPS641700B2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=16049525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17849983A Granted JPS6069356A (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-27 | 自動変速機付車両のクリ−プ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069356A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4664393B2 (ja) * | 2008-05-19 | 2011-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS495772A (ja) * | 1972-05-06 | 1974-01-18 | ||
| JPS4932483A (ja) * | 1972-07-21 | 1974-03-25 |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP17849983A patent/JPS6069356A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6069356A (ja) | 1985-04-20 |
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