JPS642632B2 - - Google Patents
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- JPS642632B2 JPS642632B2 JP13833382A JP13833382A JPS642632B2 JP S642632 B2 JPS642632 B2 JP S642632B2 JP 13833382 A JP13833382 A JP 13833382A JP 13833382 A JP13833382 A JP 13833382A JP S642632 B2 JPS642632 B2 JP S642632B2
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本発明は分散染料組成物に関するものである。
更に詳しくは、本発明は分散染料の製品化の目的
で、染料ケーキを特定の界面活性剤を含む水媒体
中で微粒子化して均一な分散液状とした優れた微
粒化促進効果を発揮する分散染料組成物である。
更に、高温高圧染における染色浴において優れた
分散性を発揮し、又連続染色あるいは捺染におい
て分散不良によるスペツクを生じさせないアニオ
ン性界面活性剤を含む分散染料組成物に関するも
のである。 通常、分散染料の製品化は、染料ケーキをβ−
ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物
のナトリウム塩(以下SNFと略称する)などの
界面活性剤を含む水媒体中で、1μ程度の染料粒
子径となるまで微粒子化し、均一分散液状とする
方法がよく行なわれている。しかし、微粒化促進
あるいは分散効果の不充分を補なうため多量の界
面活性剤を必要とし、なおかつ微粒子化時間が長
くかかる欠点がある。更に、このようにして得ら
れる分散染料を用いて染色する場合、このSNF
は60℃以下の比較的低水温において良好な分散性
を発揮するがなお60℃以上の比較的高い温度にて
は分散能が低下する欠点がある。この欠点解消の
一つの方法として、通常前記SNFのほかに、更
に2−ナフトール−6−スルホン酸とクレゾール
スルホン酸及びホルムアルデヒドとの縮合によつ
て得られ、微粒化促進能、高温分散能の優れた界
面活性剤(以下SNFと略称する)を併用するこ
とが行なわれている。しかしこのSNCFは、起泡
性が大きいため染料製造時の作業性が悪くなるこ
とや染色時においてもトラブル発生の原因となつ
たり、又、PHが低下すると染料製品がゲル化を起
こしたり、染色時の分散性が著しく低下し、更
に、水に不溶性の染料の可溶化力が大きいため、
染料の繊維に対する染着率を低下させるなどの欠
点があつて、このようなSNFとSNCFとを併用
した技術でもなお充分満足する効果を得ることが
できない。 最近、染料業界では染料製造時に優れた微粒化
促進能を発揮する界面活性剤及び染色時、特に高
温高圧染色において優れた高温分散能を発揮する
界面活性剤の出現が強く要望されていた。その理
由は、微粒子化時の界面活性剤の削減あるいは微
粒子化時間の短縮による生産性の向上、省資源、
省エネルギーを期待しているためである。更に、
分散染料による染色法の発達と共に大浴比−長時
間染色から小浴比−短時間染色に変つてきた。小
浴比−短時間染色では染色液の染料濃度の増大、
布循環方式から液循環方式による高速液流化及び
急速昇温などの染浴での分散破壊が起き易くなつ
ており、それによる染色トラブルが発生し易い状
況にある。高温分散能を有する界面活性剤が出現
すれば、染料製造業界においては染料製品の高濃
度化が可能となり、運搬及び貯蔵経費の低減が期
待され、染色業界においては界面活性剤の削減に
よる染色廃水負荷の低減と染着効率の向上による
染料の有効利用などが期待される。 本発明者らは、上述のような染料組成物を得る
べく鋭意研究した結果、クレオソート油の部分ス
ルホン化物の脂肪族アルデヒド縮合物塩であつ
て、スルホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムで
あるアニオン性界面活性剤が上記目的によく適合
し、これらを分散染料製造時に使用すると極めて
優れた微粒化促進能を発揮し、更に、分散染料に
含有させると極めて高温分散能を発揮する分散染
料組成物が得られることを見い出し、本発明に到
達したものである。 本発明の有効成分であるアニオン性界面活性剤
は、クレオソート油の部分スルホン化物を脂肪族
アルデヒドで縮合させることにより、また、クレ
オソート油のスルホン化(又は部分スルホン化)
物にクレオソート油を加えたのち脂肪族アルデヒ
ドで縮合させることにより容易に製造することが
できる。更に、クレオソート油を硫酸酸性下で脂
肪族アルデヒドと縮合させた後、部分スルホン化
することによつても製造できる。 ここで使用されるクレオソート油とは日本工業
規格JIS K−2439(1978)に規定されているもの
で、石炭乾留タールより得られる多種化合物の混
合物で、分留したときの各温度における留出量に
よつて1号、2号、3号の三種に分類され、その
すべてを利用することができる。クレオソート油
の主な成分としてはナフタリン、メチルナフタリ
ン、ジメチルナフタリン、ジフエニール、アセナ
フテン、フルオレン、アントラセン、トリフエニ
ール、カルバゾール、ピレン、クリセン及びピツ
チ類である。本発明の実施にあたつて、上記クレ
オソート油をそのまま用いてもよいし、その分留
成分を用いてもよい。したがつて、上記クレオソ
ート油の概念にはクレオソート油およびクレオソ
ート油の分留留分が含まれる。従つて、実施例に
も示すようにクレオソート油にナフタレンを配合
することもできる。しかしながら本発明において
重要なことは、クレオソート油を構成する多種成
分の中でも特にアントラセンなどの3員環以上の
芳香族炭化水素化合物を含有することが重要で、
ベンゼン或はナフタレンなどの2員環以下の芳香
族炭化水素化合物のみでは本発明品が特徴とする
染料組成物が得られないので、クレオソート油の
割合は50重量パーセント以上、好ましくは70重量
%以上にすることが重要である。 又、脂肪族アルデヒドとしては、具体的にはホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒドのような低級
脂肪族アルデヒドが挙げられるが、中でもホルム
アルデヒドを使用するのが好ましい。 本発明に係るアニオン性界面活性剤の製造の一
例を示すと下記の通りである。 クレオソート油又はクレオソート油の分留留分
を先ず硫酸でスルホン化を行い、該原料のスルホ
ン化物又は部分スルホン化物を得る。次に、一定
量のクレオソート油又はクレオソート油の分留留
分を加えたのち、全仕込量に対し0.5〜1.0倍のモ
ルの脂肪族アルデヒドを添加し、硫酸酸性下で
100℃前後の温度で縮合反応を行う。得られた縮
合反応生成物は、炭酸カルシウム又は水酸化カル
シウムで中和し、析出した硫酸カルシウムを別
した後、液に炭酸ナトリウム又は炭酸アンモニ
ウムを加えてナトリウム塩又はアンモニウム塩と
する(ライミングソーデイシヨン)か、縮合反応
生成物を直接炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム
又は炭酸アンモニウムで中和して縮合物をナトリ
ウム塩又はアンモニウム塩とした後、濃縮又は濃
縮乾固して製品とする。 本発明に係るアニオン性界面活性剤は、それに
含有されるスルホン基のバロメーターであるスル
ホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムの範囲にあ
ることが重要である。スルホン基数が上記範囲よ
り大きい場合は、微粒化促進能及び高温分散能が
小さいので好ましくない。又、逆にスルホン基数
が上記範囲より小さい場合は、水に対する溶解性
が小さく、実用上好ましくない。 スルホン基数とは試料単位重量当りに含まれる
結合スルホン基のモル数を意味し、次式で表わさ
れる。 スルホン基数(ミリモル/グラム) =結合したスルホン基のモル数/反応生成物の分子量
×1000 尚、結合したスルホン基の量は、全スルホン基
の量から硫酸ナトリウムのスルホン基を差引いた
値である。 本発明に係るアニオン性界面活性剤は、分散染
料製造時で染料ケーキの微粒子化に際し、優れた
微粒化促進能を発揮し、得られた分散液は極めて
良好な分散安定性を示す。又、高温高圧染色のよ
うな比較的高い温度においても優れた分散能を発
揮する。更に、PH依存性が小さいため、PHが低下
しても分散染料製品のゲル化は起きず、染浴での
分散低下は極めて小さい。又起泡性が小さいた
め、染料製造時の作業性に影響が小さく、染色時
の泡によるトラブルも極めて少ない。このように
優れた界面活性剤の出現によつて、染料製造時の
界面活性剤の削減、微粒化時間の短縮による生産
性の向上、省資源、省エネルギー及び染料製品中
の界面活性剤の削減による染料製品の小型化、そ
れによる運搬、貯蔵経費の低減、染色廃負荷の減
少及び染着率の向上による染料有効利用など工業
的価値の高い分散染料組成物を得ることができ
る。 本発明においては、分散染料組成物に用いられ
るアニオン性界面活性剤としてクレオソート油の
部分スルホン化物の脂肪族アルデヒド縮合物塩の
うちスルホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムで
あるものを限定して用いたことに特徴がある。こ
のようにスルホン基数を限定して用いたことによ
り、従来解決することのできなかつた染料の高温
分散性を著しく高めることが可能になり、微粒化
促進能を著しく増大せしめることが可能になつた
のである。この効果の大きさは実施例にも示した
如く公知の染料用分散剤では発現し得ないもので
ある。たとえば実施例2においては本発明に係る
アニオン性界面活性剤と共に、公知のナフタレン
スルホン酸のホルムアルデヒド縮合物(SNF)、
公知のクレオソート油スルホン酸のホルムアルデ
ヒド縮合物(SCF)、および公知の2−ナフトー
ル−6−スルホン酸とクレゾールスルホン酸とホ
ルムアルデヒドとの縮合物(SNCF)について、
高温分散性の評価の結果を示してあるが、第4表
に見られるとおり、実施例2に示される高温にお
いては従来公知の染料用分散剤はゲル化してしま
うか又はゲル化しない場合においてもその分散性
は著しく低いものである。このことは、本発明に
係るアニオン性界面活性剤のみが高温分散性を発
現し得て、高温高圧染色の技術に適用されうるも
のであることを示しているのである。又、本発明
にかかるアニオン性界面活性剤は高温分散性能に
おいて著効を示すという効果のほかに、微粒化促
進能が大きいという別の効果を発現する。実施例
1に公知の染色用分散剤と共に本発明にかかるア
ニオン性界面活性剤の微粒化促進能が評価されて
いるが、公知の染料用分散剤のいずれよりも本発
明にかかるアニオン性界面活性剤は微粒子促進能
が大きく、一般的な染料用分散剤に要求される性
能においても、公知のものよりすぐれていること
を示している。 本発明に係るアニオン性界面活性剤の配合量は
特に限定されないが染料に対するアニオン性界面
活性剤の割合が重量比で1:0.5〜5が適当であ
る。又、本発明の分散染料組成物は前記SNF、
SNCF或いはリグニンスルホン酸塩などの界面活
性剤を併用することもできる。 以下本発明を、本発明染料組成物に含有させる
アニオン性界面活性剤の製造例と実施例により更
に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えな
い限り以下によつて制約されるものではない。
尚、例中「部」とあるのはすべて重量部を示すも
のである。 製造例 1 クレオソート油164部を80℃に加熱し、撹拌下
に濃硫酸157部を80〜100℃で1時間を要し添加
後、100〜200mmHgの減圧下で脱水しながら110〜
120℃で5時間反応を行なつてクレオソート油の
スルホン化を行なつた。次いでこれに水100部を
加え90℃に昇温し、37%ホルマリン43部を90〜
100℃を保ちながら3時間を要し添加し、100〜
105℃で12時間縮合反応を行なつた。次いでこれ
に水200部を加え、室温下で水酸化カルシウム44
部及び炭酸カルシウム25部を添加し約30分撹拌し
た後、生成した硫酸カルシウムを別した。この
液に炭酸ナトリウム64部を添加してPH8〜10と
し、約30分撹拌して生成した炭酸カルシウムを
別(以下上記のホルマリン縮合以後の処理をライ
ミングソーデイシヨンと略称する)後液を濃縮
乾固して、スルホン基数3.34の生成物261部を得
た。 製造例 2 クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
127部を80〜100℃で1時間を要し添加後、100〜
200mmHgの減圧下で脱水しながら110〜120℃で5
時間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化
を行つた。次いでこれにクレオソート油25部及び
水100部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン49
部を90〜100℃で2時間を要し添加し、100〜105
℃で15時間縮合反応を行なつた。次いでこれに水
250部を加え、製造例1と同様にしてライミング
ソーデイシヨンを行ない、液を濃縮乾固して、
スルホン基数3.21の生成物275部を得た。 製造例 3 クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
127部を80〜100℃で1時間を要し添加後、100〜
200mmHgの減圧下で脱水しながら120〜130℃で7
時間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化
を行なつた。次いでこれにナフタリン38部及び水
150部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン80部
を90〜100℃で4時間を要し添加し、100〜105℃
で20時間縮合反応を行なつた。次いでこれに水
300部を加え、製造例1と同様にしてライミング
ソーデイシヨンを行ない、液を濃縮乾固して、
スルホン基数3.13の生成物284部を得た。 製造例 4 クレオソート油を分留して得た250℃迄の留分
143部を80℃に加熱し、濃硫酸108部を100〜120℃
で1時間を要し添加後、100〜200mmHgの減圧下
で脱水しながら120〜130℃で7時間反応を行なつ
て、250℃迄の留分のスルホン化を行なつた。次
いでこれにナフタリン26部及び水150部を加え90
℃に昇温し、37%ホルマリン40部を90〜100℃で
2時間を要し添加し、100〜105℃で12時間縮合反
応を行なつた。次いでこれに水200部を加え、製
造例1を同様にライミングソーデイシヨンを行な
い、液を濃縮乾固して、スルホン基数3.38の生
成物261部を得た。 製造例 5 製造例4とは逆に、250℃以上の留分182部を80
℃に加熱し、濃硫酸108部を90〜110℃で1時間を
要し添加後、100〜200mmHgの減圧下で脱水しな
がら110〜120℃で5時間反応を行なつて250℃以
上の留分のスルホン化を行つた。次いでこれにナ
フタリン26部及び水150部を加え90℃に昇温し、
37%ホルマリン40部を90〜100℃で2時間を要し
添加し、100〜105℃で12時間縮合反応を行なつ
た。次いでこれに水200部を加え、製造例1と同
様にライミングデイシヨンを行ない、液を濃縮
乾固して、スルホン基数2.90の生成物297部を得
た。 製造例 6(比較品) クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
98部を80〜90℃で1時間を要し添加後、100〜200
mmHgの減圧下で脱水しながら120〜130℃で7時
間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化を
行なつた。次いでこれにクレオソート油66部及び
水100部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン49
部を90〜100℃で2時間を要し添加し、100〜105
℃で15時間縮合反応を行なつた。この生成物は水
に対する溶解性が悪いためライミングソーデイシ
ヨンは行なわず、20%水酸化ナトリウム水溶液で
直接中和し、次いで濃縮乾固し、生成物307gを
得た。この生成物のスルホン基数は2.51であつ
た。尚、本生成物は水に対する溶解性が悪く、染
料組成物としては不適当であつた。 実施例 1 前記製造例で製造した界面活性剤を用いて分散
染料ケーキを下記要量にて微粒化し、得られた分
散液の微粒化状態を調べ微粒化促進能を判定し
た。 配合条件
更に詳しくは、本発明は分散染料の製品化の目的
で、染料ケーキを特定の界面活性剤を含む水媒体
中で微粒子化して均一な分散液状とした優れた微
粒化促進効果を発揮する分散染料組成物である。
更に、高温高圧染における染色浴において優れた
分散性を発揮し、又連続染色あるいは捺染におい
て分散不良によるスペツクを生じさせないアニオ
ン性界面活性剤を含む分散染料組成物に関するも
のである。 通常、分散染料の製品化は、染料ケーキをβ−
ナフタレンスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物
のナトリウム塩(以下SNFと略称する)などの
界面活性剤を含む水媒体中で、1μ程度の染料粒
子径となるまで微粒子化し、均一分散液状とする
方法がよく行なわれている。しかし、微粒化促進
あるいは分散効果の不充分を補なうため多量の界
面活性剤を必要とし、なおかつ微粒子化時間が長
くかかる欠点がある。更に、このようにして得ら
れる分散染料を用いて染色する場合、このSNF
は60℃以下の比較的低水温において良好な分散性
を発揮するがなお60℃以上の比較的高い温度にて
は分散能が低下する欠点がある。この欠点解消の
一つの方法として、通常前記SNFのほかに、更
に2−ナフトール−6−スルホン酸とクレゾール
スルホン酸及びホルムアルデヒドとの縮合によつ
て得られ、微粒化促進能、高温分散能の優れた界
面活性剤(以下SNFと略称する)を併用するこ
とが行なわれている。しかしこのSNCFは、起泡
性が大きいため染料製造時の作業性が悪くなるこ
とや染色時においてもトラブル発生の原因となつ
たり、又、PHが低下すると染料製品がゲル化を起
こしたり、染色時の分散性が著しく低下し、更
に、水に不溶性の染料の可溶化力が大きいため、
染料の繊維に対する染着率を低下させるなどの欠
点があつて、このようなSNFとSNCFとを併用
した技術でもなお充分満足する効果を得ることが
できない。 最近、染料業界では染料製造時に優れた微粒化
促進能を発揮する界面活性剤及び染色時、特に高
温高圧染色において優れた高温分散能を発揮する
界面活性剤の出現が強く要望されていた。その理
由は、微粒子化時の界面活性剤の削減あるいは微
粒子化時間の短縮による生産性の向上、省資源、
省エネルギーを期待しているためである。更に、
分散染料による染色法の発達と共に大浴比−長時
間染色から小浴比−短時間染色に変つてきた。小
浴比−短時間染色では染色液の染料濃度の増大、
布循環方式から液循環方式による高速液流化及び
急速昇温などの染浴での分散破壊が起き易くなつ
ており、それによる染色トラブルが発生し易い状
況にある。高温分散能を有する界面活性剤が出現
すれば、染料製造業界においては染料製品の高濃
度化が可能となり、運搬及び貯蔵経費の低減が期
待され、染色業界においては界面活性剤の削減に
よる染色廃水負荷の低減と染着効率の向上による
染料の有効利用などが期待される。 本発明者らは、上述のような染料組成物を得る
べく鋭意研究した結果、クレオソート油の部分ス
ルホン化物の脂肪族アルデヒド縮合物塩であつ
て、スルホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムで
あるアニオン性界面活性剤が上記目的によく適合
し、これらを分散染料製造時に使用すると極めて
優れた微粒化促進能を発揮し、更に、分散染料に
含有させると極めて高温分散能を発揮する分散染
料組成物が得られることを見い出し、本発明に到
達したものである。 本発明の有効成分であるアニオン性界面活性剤
は、クレオソート油の部分スルホン化物を脂肪族
アルデヒドで縮合させることにより、また、クレ
オソート油のスルホン化(又は部分スルホン化)
物にクレオソート油を加えたのち脂肪族アルデヒ
ドで縮合させることにより容易に製造することが
できる。更に、クレオソート油を硫酸酸性下で脂
肪族アルデヒドと縮合させた後、部分スルホン化
することによつても製造できる。 ここで使用されるクレオソート油とは日本工業
規格JIS K−2439(1978)に規定されているもの
で、石炭乾留タールより得られる多種化合物の混
合物で、分留したときの各温度における留出量に
よつて1号、2号、3号の三種に分類され、その
すべてを利用することができる。クレオソート油
の主な成分としてはナフタリン、メチルナフタリ
ン、ジメチルナフタリン、ジフエニール、アセナ
フテン、フルオレン、アントラセン、トリフエニ
ール、カルバゾール、ピレン、クリセン及びピツ
チ類である。本発明の実施にあたつて、上記クレ
オソート油をそのまま用いてもよいし、その分留
成分を用いてもよい。したがつて、上記クレオソ
ート油の概念にはクレオソート油およびクレオソ
ート油の分留留分が含まれる。従つて、実施例に
も示すようにクレオソート油にナフタレンを配合
することもできる。しかしながら本発明において
重要なことは、クレオソート油を構成する多種成
分の中でも特にアントラセンなどの3員環以上の
芳香族炭化水素化合物を含有することが重要で、
ベンゼン或はナフタレンなどの2員環以下の芳香
族炭化水素化合物のみでは本発明品が特徴とする
染料組成物が得られないので、クレオソート油の
割合は50重量パーセント以上、好ましくは70重量
%以上にすることが重要である。 又、脂肪族アルデヒドとしては、具体的にはホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒドのような低級
脂肪族アルデヒドが挙げられるが、中でもホルム
アルデヒドを使用するのが好ましい。 本発明に係るアニオン性界面活性剤の製造の一
例を示すと下記の通りである。 クレオソート油又はクレオソート油の分留留分
を先ず硫酸でスルホン化を行い、該原料のスルホ
ン化物又は部分スルホン化物を得る。次に、一定
量のクレオソート油又はクレオソート油の分留留
分を加えたのち、全仕込量に対し0.5〜1.0倍のモ
ルの脂肪族アルデヒドを添加し、硫酸酸性下で
100℃前後の温度で縮合反応を行う。得られた縮
合反応生成物は、炭酸カルシウム又は水酸化カル
シウムで中和し、析出した硫酸カルシウムを別
した後、液に炭酸ナトリウム又は炭酸アンモニ
ウムを加えてナトリウム塩又はアンモニウム塩と
する(ライミングソーデイシヨン)か、縮合反応
生成物を直接炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム
又は炭酸アンモニウムで中和して縮合物をナトリ
ウム塩又はアンモニウム塩とした後、濃縮又は濃
縮乾固して製品とする。 本発明に係るアニオン性界面活性剤は、それに
含有されるスルホン基のバロメーターであるスル
ホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムの範囲にあ
ることが重要である。スルホン基数が上記範囲よ
り大きい場合は、微粒化促進能及び高温分散能が
小さいので好ましくない。又、逆にスルホン基数
が上記範囲より小さい場合は、水に対する溶解性
が小さく、実用上好ましくない。 スルホン基数とは試料単位重量当りに含まれる
結合スルホン基のモル数を意味し、次式で表わさ
れる。 スルホン基数(ミリモル/グラム) =結合したスルホン基のモル数/反応生成物の分子量
×1000 尚、結合したスルホン基の量は、全スルホン基
の量から硫酸ナトリウムのスルホン基を差引いた
値である。 本発明に係るアニオン性界面活性剤は、分散染
料製造時で染料ケーキの微粒子化に際し、優れた
微粒化促進能を発揮し、得られた分散液は極めて
良好な分散安定性を示す。又、高温高圧染色のよ
うな比較的高い温度においても優れた分散能を発
揮する。更に、PH依存性が小さいため、PHが低下
しても分散染料製品のゲル化は起きず、染浴での
分散低下は極めて小さい。又起泡性が小さいた
め、染料製造時の作業性に影響が小さく、染色時
の泡によるトラブルも極めて少ない。このように
優れた界面活性剤の出現によつて、染料製造時の
界面活性剤の削減、微粒化時間の短縮による生産
性の向上、省資源、省エネルギー及び染料製品中
の界面活性剤の削減による染料製品の小型化、そ
れによる運搬、貯蔵経費の低減、染色廃負荷の減
少及び染着率の向上による染料有効利用など工業
的価値の高い分散染料組成物を得ることができ
る。 本発明においては、分散染料組成物に用いられ
るアニオン性界面活性剤としてクレオソート油の
部分スルホン化物の脂肪族アルデヒド縮合物塩の
うちスルホン基数が2.7〜3.4ミリモル/グラムで
あるものを限定して用いたことに特徴がある。こ
のようにスルホン基数を限定して用いたことによ
り、従来解決することのできなかつた染料の高温
分散性を著しく高めることが可能になり、微粒化
促進能を著しく増大せしめることが可能になつた
のである。この効果の大きさは実施例にも示した
如く公知の染料用分散剤では発現し得ないもので
ある。たとえば実施例2においては本発明に係る
アニオン性界面活性剤と共に、公知のナフタレン
スルホン酸のホルムアルデヒド縮合物(SNF)、
公知のクレオソート油スルホン酸のホルムアルデ
ヒド縮合物(SCF)、および公知の2−ナフトー
ル−6−スルホン酸とクレゾールスルホン酸とホ
ルムアルデヒドとの縮合物(SNCF)について、
高温分散性の評価の結果を示してあるが、第4表
に見られるとおり、実施例2に示される高温にお
いては従来公知の染料用分散剤はゲル化してしま
うか又はゲル化しない場合においてもその分散性
は著しく低いものである。このことは、本発明に
係るアニオン性界面活性剤のみが高温分散性を発
現し得て、高温高圧染色の技術に適用されうるも
のであることを示しているのである。又、本発明
にかかるアニオン性界面活性剤は高温分散性能に
おいて著効を示すという効果のほかに、微粒化促
進能が大きいという別の効果を発現する。実施例
1に公知の染色用分散剤と共に本発明にかかるア
ニオン性界面活性剤の微粒化促進能が評価されて
いるが、公知の染料用分散剤のいずれよりも本発
明にかかるアニオン性界面活性剤は微粒子促進能
が大きく、一般的な染料用分散剤に要求される性
能においても、公知のものよりすぐれていること
を示している。 本発明に係るアニオン性界面活性剤の配合量は
特に限定されないが染料に対するアニオン性界面
活性剤の割合が重量比で1:0.5〜5が適当であ
る。又、本発明の分散染料組成物は前記SNF、
SNCF或いはリグニンスルホン酸塩などの界面活
性剤を併用することもできる。 以下本発明を、本発明染料組成物に含有させる
アニオン性界面活性剤の製造例と実施例により更
に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えな
い限り以下によつて制約されるものではない。
尚、例中「部」とあるのはすべて重量部を示すも
のである。 製造例 1 クレオソート油164部を80℃に加熱し、撹拌下
に濃硫酸157部を80〜100℃で1時間を要し添加
後、100〜200mmHgの減圧下で脱水しながら110〜
120℃で5時間反応を行なつてクレオソート油の
スルホン化を行なつた。次いでこれに水100部を
加え90℃に昇温し、37%ホルマリン43部を90〜
100℃を保ちながら3時間を要し添加し、100〜
105℃で12時間縮合反応を行なつた。次いでこれ
に水200部を加え、室温下で水酸化カルシウム44
部及び炭酸カルシウム25部を添加し約30分撹拌し
た後、生成した硫酸カルシウムを別した。この
液に炭酸ナトリウム64部を添加してPH8〜10と
し、約30分撹拌して生成した炭酸カルシウムを
別(以下上記のホルマリン縮合以後の処理をライ
ミングソーデイシヨンと略称する)後液を濃縮
乾固して、スルホン基数3.34の生成物261部を得
た。 製造例 2 クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
127部を80〜100℃で1時間を要し添加後、100〜
200mmHgの減圧下で脱水しながら110〜120℃で5
時間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化
を行つた。次いでこれにクレオソート油25部及び
水100部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン49
部を90〜100℃で2時間を要し添加し、100〜105
℃で15時間縮合反応を行なつた。次いでこれに水
250部を加え、製造例1と同様にしてライミング
ソーデイシヨンを行ない、液を濃縮乾固して、
スルホン基数3.21の生成物275部を得た。 製造例 3 クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
127部を80〜100℃で1時間を要し添加後、100〜
200mmHgの減圧下で脱水しながら120〜130℃で7
時間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化
を行なつた。次いでこれにナフタリン38部及び水
150部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン80部
を90〜100℃で4時間を要し添加し、100〜105℃
で20時間縮合反応を行なつた。次いでこれに水
300部を加え、製造例1と同様にしてライミング
ソーデイシヨンを行ない、液を濃縮乾固して、
スルホン基数3.13の生成物284部を得た。 製造例 4 クレオソート油を分留して得た250℃迄の留分
143部を80℃に加熱し、濃硫酸108部を100〜120℃
で1時間を要し添加後、100〜200mmHgの減圧下
で脱水しながら120〜130℃で7時間反応を行なつ
て、250℃迄の留分のスルホン化を行なつた。次
いでこれにナフタリン26部及び水150部を加え90
℃に昇温し、37%ホルマリン40部を90〜100℃で
2時間を要し添加し、100〜105℃で12時間縮合反
応を行なつた。次いでこれに水200部を加え、製
造例1を同様にライミングソーデイシヨンを行な
い、液を濃縮乾固して、スルホン基数3.38の生
成物261部を得た。 製造例 5 製造例4とは逆に、250℃以上の留分182部を80
℃に加熱し、濃硫酸108部を90〜110℃で1時間を
要し添加後、100〜200mmHgの減圧下で脱水しな
がら110〜120℃で5時間反応を行なつて250℃以
上の留分のスルホン化を行つた。次いでこれにナ
フタリン26部及び水150部を加え90℃に昇温し、
37%ホルマリン40部を90〜100℃で2時間を要し
添加し、100〜105℃で12時間縮合反応を行なつ
た。次いでこれに水200部を加え、製造例1と同
様にライミングデイシヨンを行ない、液を濃縮
乾固して、スルホン基数2.90の生成物297部を得
た。 製造例 6(比較品) クレオソート油164部を80℃に加熱し、濃硫酸
98部を80〜90℃で1時間を要し添加後、100〜200
mmHgの減圧下で脱水しながら120〜130℃で7時
間反応を行なつてクレオソート油のスルホン化を
行なつた。次いでこれにクレオソート油66部及び
水100部を加え90℃に昇温し、37%ホルマリン49
部を90〜100℃で2時間を要し添加し、100〜105
℃で15時間縮合反応を行なつた。この生成物は水
に対する溶解性が悪いためライミングソーデイシ
ヨンは行なわず、20%水酸化ナトリウム水溶液で
直接中和し、次いで濃縮乾固し、生成物307gを
得た。この生成物のスルホン基数は2.51であつ
た。尚、本生成物は水に対する溶解性が悪く、染
料組成物としては不適当であつた。 実施例 1 前記製造例で製造した界面活性剤を用いて分散
染料ケーキを下記要量にて微粒化し、得られた分
散液の微粒化状態を調べ微粒化促進能を判定し
た。 配合条件
【表】
微粒化条件
五ケ嵐製作所製サンドグラインダー
1500rpm×5〜10時間
上記の如く微粒化後、オツタワサンドを別し
染料分散液を得た。次いでその染料分散液を用い
下記方法にて微粒化促進能を判定した。 1−1 遠心分離法 上記染料分散液20gを採り、3000rpm×10分
間遠心分離を行ない、その後上澄液を静かに除
去し、沈降物を絶乾・秤量し、次式によつて沈
降率を求め微粒化促進能を判定した。 沈降率=沈降量/染料分散液の固形分×100 尚、比較のため他の界面活性剤単独で使用し
た場合の結果も併記した。その結果は第1表の
通りであつた。
染料分散液を得た。次いでその染料分散液を用い
下記方法にて微粒化促進能を判定した。 1−1 遠心分離法 上記染料分散液20gを採り、3000rpm×10分
間遠心分離を行ない、その後上澄液を静かに除
去し、沈降物を絶乾・秤量し、次式によつて沈
降率を求め微粒化促進能を判定した。 沈降率=沈降量/染料分散液の固形分×100 尚、比較のため他の界面活性剤単独で使用し
た場合の結果も併記した。その結果は第1表の
通りであつた。
【表】
1−2 紙展開法
規定のガラス板にはさんだ紙中央に、前記
染料分散液を用いて調製した0.5%染料溶液を
所定量注入し、その時の拡がり度、残存度を調
べ微粒化促進能を判定した。 (a) 東洋紙No.5Aの場合 紙2枚重、ガラス板(15×15×0.5cm)2
枚、0.5%染料溶液0.8ml (b) 東洋紙No.5Cの場合 紙1枚、ガラス板(20×20×1cm)2枚、
0.5%染料溶液0.5ml 尚、拡がり度は次式より求め、数値が大きい程
微粒化促進能は良好である。 拡がり度(%)=染料の展開距離/水及び染料の展開距
離×100 又、残存度は染料溶液注入点における粗大染料
粒子の残存割合を示すもので、5段階評価で数値
が大きい程良好である。 上記要領で行なつた微粒化結果は第2、第3表
の通りであつた。尚、第2表にはCI.
DisperseBlue202:界面活性剤=100:100で微粒
化時間10時間の結果を第3表にはCI.
DisperseRed60:界面活性剤=100:100で微粒化
時間7時間の結果を示した。
染料分散液を用いて調製した0.5%染料溶液を
所定量注入し、その時の拡がり度、残存度を調
べ微粒化促進能を判定した。 (a) 東洋紙No.5Aの場合 紙2枚重、ガラス板(15×15×0.5cm)2
枚、0.5%染料溶液0.8ml (b) 東洋紙No.5Cの場合 紙1枚、ガラス板(20×20×1cm)2枚、
0.5%染料溶液0.5ml 尚、拡がり度は次式より求め、数値が大きい程
微粒化促進能は良好である。 拡がり度(%)=染料の展開距離/水及び染料の展開距
離×100 又、残存度は染料溶液注入点における粗大染料
粒子の残存割合を示すもので、5段階評価で数値
が大きい程良好である。 上記要領で行なつた微粒化結果は第2、第3表
の通りであつた。尚、第2表にはCI.
DisperseBlue202:界面活性剤=100:100で微粒
化時間10時間の結果を第3表にはCI.
DisperseRed60:界面活性剤=100:100で微粒化
時間7時間の結果を示した。
【表】
【表】
上記第1、2、3表から明らかなように、分散
染料ケーキの微粒化において、本発明の染料粗成
物はSNFや本発明の類似品を使用した場合と比
較して少量の界面活性剤量及び短時間で優れた微
粒化促進能を示す。 実施例 2 実施例1で得られた微粒化後の染料分散液を硫
酸又は水酸化ナトリウムの希薄溶液でPH7〜8と
した後、70℃で4時間熱処理を行ない、比較的濃
厚系における染料分散液の熱安定性を調べた。評
価は熱又はPHの変化による状態の変化及び染料粒
子の凝集状態を実施例1で用いた紙展開法より
判定した。その結果は第4表の通りであつた。
尚、第4表はCI.DisperseBlue202:界面活性剤=
100:100の混合比で10時間微粒化して得られた染
料分散液の結果を示すものであり、第2表の紙
No.5Aの結果と対比することにより安定性の変化
を知ることができる。
染料ケーキの微粒化において、本発明の染料粗成
物はSNFや本発明の類似品を使用した場合と比
較して少量の界面活性剤量及び短時間で優れた微
粒化促進能を示す。 実施例 2 実施例1で得られた微粒化後の染料分散液を硫
酸又は水酸化ナトリウムの希薄溶液でPH7〜8と
した後、70℃で4時間熱処理を行ない、比較的濃
厚系における染料分散液の熱安定性を調べた。評
価は熱又はPHの変化による状態の変化及び染料粒
子の凝集状態を実施例1で用いた紙展開法より
判定した。その結果は第4表の通りであつた。
尚、第4表はCI.DisperseBlue202:界面活性剤=
100:100の混合比で10時間微粒化して得られた染
料分散液の結果を示すものであり、第2表の紙
No.5Aの結果と対比することにより安定性の変化
を知ることができる。
【表】
上記第4表から明らかなように、本発明の染料
組成物は比較的濃厚な染料分散液において、
SNF或は他の界面活性剤を使用した場合に比較
して優れた分散安定性を示す。 実施例 3 実施例1に基づいて下記の配合比で微粒化を行
ない各種の染料分散液を調製した。
組成物は比較的濃厚な染料分散液において、
SNF或は他の界面活性剤を使用した場合に比較
して優れた分散安定性を示す。 実施例 3 実施例1に基づいて下記の配合比で微粒化を行
ない各種の染料分散液を調製した。
【表】
次いで上記染料分散液を下記要領にて染色を行
ない、高温高圧下における分散能を調べた。 3−1 ケーシングスポツト法による高温分散性 上記染料分散液を用い下記染色条件にて高温
分散性を調べた。 装置 高温高圧染色機(中央理化器製作所) 染色条件 染料 1.5(染料純分)0wf 被染布 ポリエステル加工糸織物 浴比 1:10 PH 4.5 温度 110、120、130℃ 判定は染色布表面に発生したスポツトの有無
にて行ない、5段階表価で数値が大きい程分散
性は良好である。その結果は第5表の通りであ
る。
ない、高温高圧下における分散能を調べた。 3−1 ケーシングスポツト法による高温分散性 上記染料分散液を用い下記染色条件にて高温
分散性を調べた。 装置 高温高圧染色機(中央理化器製作所) 染色条件 染料 1.5(染料純分)0wf 被染布 ポリエステル加工糸織物 浴比 1:10 PH 4.5 温度 110、120、130℃ 判定は染色布表面に発生したスポツトの有無
にて行ない、5段階表価で数値が大きい程分散
性は良好である。その結果は第5表の通りであ
る。
【表】
3−2 ダイオメーター法による高温分散性前記
染料分散液を用い下記染色条件にて高温分散性
を調べた。 装置、高温高圧染色側色装置(スガ試験機製
作所) 染色条件 染料 1.5%(染料純分)0wf 被染物 ポリエステルスパン糸 詰め密度 0.3g/cm3 PH 4.5 浴比 1:20 判定は被染物表面に発生したタール状の染料
の有無にて行い、5段階評価で数値が大きい程
分散性は良好である。その結果は第6表の通り
である。
染料分散液を用い下記染色条件にて高温分散性
を調べた。 装置、高温高圧染色側色装置(スガ試験機製
作所) 染色条件 染料 1.5%(染料純分)0wf 被染物 ポリエステルスパン糸 詰め密度 0.3g/cm3 PH 4.5 浴比 1:20 判定は被染物表面に発生したタール状の染料
の有無にて行い、5段階評価で数値が大きい程
分散性は良好である。その結果は第6表の通り
である。
【表】
上記第5表及び第6表から明らかなように、本
発明の染料組成物は高温高圧染色のように比較的
厳しい分散条件下において、SNF或はSCFなど
の界面活性剤を使用した場合に比較して優れた分
散安定性を示す。
発明の染料組成物は高温高圧染色のように比較的
厳しい分散条件下において、SNF或はSCFなど
の界面活性剤を使用した場合に比較して優れた分
散安定性を示す。
Claims (1)
- 1 クレオソート油の部分スルホン化物の脂肪族
アルデヒド縮合物塩であつて、スルホン基数が
2.7〜3.4ミリモル/グラムであるアニオン性界面
活性剤を含有することを特徴とする分散染料組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13833382A JPS5927960A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 分散染料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13833382A JPS5927960A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 分散染料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927960A JPS5927960A (ja) | 1984-02-14 |
| JPS642632B2 true JPS642632B2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=15219452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13833382A Granted JPS5927960A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 分散染料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927960A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0439531Y2 (ja) * | 1985-05-16 | 1992-09-16 | ||
| WO2020235560A1 (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 日本化薬株式会社 | 着色分散液、記録メディア、及び疎水性繊維の捺染方法 |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP13833382A patent/JPS5927960A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5927960A (ja) | 1984-02-14 |
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