JPS643479B2 - - Google Patents
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- JPS643479B2 JPS643479B2 JP288979A JP288979A JPS643479B2 JP S643479 B2 JPS643479 B2 JP S643479B2 JP 288979 A JP288979 A JP 288979A JP 288979 A JP288979 A JP 288979A JP S643479 B2 JPS643479 B2 JP S643479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polysaccharide
- precipitate
- alcohol
- substance
- extract
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は、サツカロミセス属菌の酵母から優れ
た抗腫瘍性を示す高分子多糖類物質を製造する方
法に関する。 一般にきのこ類、微生物菌体、植物などから抽
出して得られる多糖類物質が抗腫瘍性を示す場合
のあることが知られており、その精製法も種々開
発されている。 例えば酵母の熱水処理液から抗腫瘍性物質を取
得する方法が種々提案されており、例えば特公昭
43−7322号明細書に記載の方法によれば、酵母の
熱水抽出液に脂肪族アルコール又はアセトンを加
えて生成する沈殿を集め、これを水に溶解し、酸
を加えて蛋白質を沈殿させて除き、得られる上清
液に更にアルコール又はアセトンを加えることに
より、抗腫瘍性物質を収得する。他方において熱
水残渣から抽出する方法としては、酵母を熱水処
理したのちの酵母残査からアルカリ水溶液を用い
て抽出し、抽出液に酸を加えて中和し、生成する
沈殿を除去し、得られる清澄液にフエーリング溶
液を加え、生成する沈殿を精製することにより、
抗腫瘍性物質を収得する方法(特公昭48−8490号
明細書参照)などが知られている。 しかしこれら従来の方法では菌体の蛋白質を充
分に除去することができず、得られた物質中には
なお多量の蛋白質が含有されているため抗腫瘍効
果が弱く、特に注射剤として使用することができ
ないなどの欠点があり、まだ満足しうるものが得
られていない。 本発明者らはこれらの欠点を有しない優れた抗
腫瘍性物質を得るため鋭意研究した結果、サツカ
ロミセス属に属する菌体の抽出液から、特定の処
理工程により優れた抗腫瘍作用を示す多糖類物質
が得られることを見出して本発明を完成した。 本発明は、サツカロミセス属に属する酵母を有
機溶媒処理して得られる酵母の細胞壁区分を熱水
処理してその抽出液にアルコールを加えて得られ
る沈殿を水に溶解し、次いで凍結したのち融解さ
せ、その上清をプロテアーゼ処理することを特徴
とする、抗腫瘍作用を有する高分子多糖類物質の
製法である。 本方法においては、プロテアーゼ処理したのち
有効物質をアルコールを用いて沈殿させることに
より精製することが好ましい。 本発明方法に用いられる酵母はサツカロミセス
属に属する菌体、例えばサツカロミセス・セレビ
シエ、サツカロミセス・ウバルム、サツカロミセ
ス・ルキシイ等であり、サツカロミセス・セレビ
シエが特に好ましい。 本発明方法は、例えば次のように実施すること
ができる。サツカロミセス属に属する酵母の菌体
をまず好ましくは80〜90℃で熱水処理することに
より菌体内容物を抽出除去して細胞壁区分を得
る。次いでこれを有機溶媒、例えばメタノール、
ェタノール等で処理して脂質成分等を抽出除去す
る。この酵母の細胞壁区分を約80〜100℃で熱水
処理する。熱水処理は好ましくは還流温度で数
回、特に2〜3回それぞれ数時間ないし十数時間
行われる。熱水処理はオートクレープ中1.0〜2.0
Kg/cm2の圧力下で2〜3回それぞれ2〜3時間行
つてもよい。次いて熱水抽出液を好ましくは減圧
又は真空中で濃縮したのち、アルコールで処理し
て沈殿させる。アルコールとしては例えばエタノ
ール、メタノール又はプロパノールが用いられ、
その使用量は混合物中のアルコール濃度が60〜80
%となる量が好ましい。 次いで得られた沈殿を約10%濃度になるように
水に溶解し、凍結したのち好ましくは徐々に融解
させる。この凍結−融解操作により少量の冷水不
溶成分が沈殿する。この沈殿を除去し、上清(冷
水可溶部分)を濃縮し、前記と同様にしてアルコ
ールで処理すると、冷水可溶性多糖体が得られ
る。 この冷水可溶性多糖体に含有されている蛋白質
を除去するため、プロテアーゼで処理して蛋白質
を加水分解する。プロテアーゼとしては任意の起
源のものを用いることができ、また市販品を用い
てもよい。プロテアーゼ処理は好ましくはPH約7
〜8の緩衝液、例えば燐酸緩衝液中で30〜50℃の
温度で数時間行われる。加水分解終了後、プロテ
アーゼを常法により、例えばトリクロロ酢酸の添
加により沈殿させたのち遠心分離などによつて除
去する。 プロテアーゼ処理後に得られた上清をアルコー
ルで処理して多糖体を沈殿させることが特に好ま
しい。またアルコール処理の前に上清を例えば蒸
留水に対して透析することにより、低分子量物質
を除去することが好ましい。 本発明方法により得られる高分子多糖体物質は
水に可溶であり、従来法により得られたものより
も純度が高く、微量の蛋白質を含有するにすぎな
い。本方法により得られる高分子多糖体物質は優
れた抗腫瘍作用を示し、抗腫瘍剤として有用であ
る。 本物質の物性は下記のとおりである。 (1) 水溶性のPH:4.82(0.5mg/ml) 3.37(5mg/ml) 2.49(50mg/ml) (2) 分子量:32000(セフアデツクスG−200によ
るゲル過法) (3) 比旋光度:〔α〕20 D=+38.8(C=5、H2O) (4) 紫外線吸収:吸収なし (5) 赤外部吸収:νKBr naxcm-1815、910(第1図) (6) 元素分析:N0.91%、C40.88%、H6.28% (7) 糖%:約100%(アンスロン法) (8) 構成糖比:アンノース13:グルコース1 (9) 蛋白定量:2.4%(Lowry法) (10)CMR(inD2O):62.1、67.2、67.8、71.1、71.3、
74.3、79.5、99.3、101.7、103.1 (11) 示差熱分析:熱天びんを用い、同時に反応速
度も記録した結果、D−TG曲線から、550℃
までに下記の4つの反応が存在することが分つ
た。 分解温度(℃) 分解率(%) 33〜195 12.3 195〜286 30.7 286〜390 18.7 390以上 29.5 (12) メチル化物のガスマススペクトル:次表に示
すとおり。
た抗腫瘍性を示す高分子多糖類物質を製造する方
法に関する。 一般にきのこ類、微生物菌体、植物などから抽
出して得られる多糖類物質が抗腫瘍性を示す場合
のあることが知られており、その精製法も種々開
発されている。 例えば酵母の熱水処理液から抗腫瘍性物質を取
得する方法が種々提案されており、例えば特公昭
43−7322号明細書に記載の方法によれば、酵母の
熱水抽出液に脂肪族アルコール又はアセトンを加
えて生成する沈殿を集め、これを水に溶解し、酸
を加えて蛋白質を沈殿させて除き、得られる上清
液に更にアルコール又はアセトンを加えることに
より、抗腫瘍性物質を収得する。他方において熱
水残渣から抽出する方法としては、酵母を熱水処
理したのちの酵母残査からアルカリ水溶液を用い
て抽出し、抽出液に酸を加えて中和し、生成する
沈殿を除去し、得られる清澄液にフエーリング溶
液を加え、生成する沈殿を精製することにより、
抗腫瘍性物質を収得する方法(特公昭48−8490号
明細書参照)などが知られている。 しかしこれら従来の方法では菌体の蛋白質を充
分に除去することができず、得られた物質中には
なお多量の蛋白質が含有されているため抗腫瘍効
果が弱く、特に注射剤として使用することができ
ないなどの欠点があり、まだ満足しうるものが得
られていない。 本発明者らはこれらの欠点を有しない優れた抗
腫瘍性物質を得るため鋭意研究した結果、サツカ
ロミセス属に属する菌体の抽出液から、特定の処
理工程により優れた抗腫瘍作用を示す多糖類物質
が得られることを見出して本発明を完成した。 本発明は、サツカロミセス属に属する酵母を有
機溶媒処理して得られる酵母の細胞壁区分を熱水
処理してその抽出液にアルコールを加えて得られ
る沈殿を水に溶解し、次いで凍結したのち融解さ
せ、その上清をプロテアーゼ処理することを特徴
とする、抗腫瘍作用を有する高分子多糖類物質の
製法である。 本方法においては、プロテアーゼ処理したのち
有効物質をアルコールを用いて沈殿させることに
より精製することが好ましい。 本発明方法に用いられる酵母はサツカロミセス
属に属する菌体、例えばサツカロミセス・セレビ
シエ、サツカロミセス・ウバルム、サツカロミセ
ス・ルキシイ等であり、サツカロミセス・セレビ
シエが特に好ましい。 本発明方法は、例えば次のように実施すること
ができる。サツカロミセス属に属する酵母の菌体
をまず好ましくは80〜90℃で熱水処理することに
より菌体内容物を抽出除去して細胞壁区分を得
る。次いでこれを有機溶媒、例えばメタノール、
ェタノール等で処理して脂質成分等を抽出除去す
る。この酵母の細胞壁区分を約80〜100℃で熱水
処理する。熱水処理は好ましくは還流温度で数
回、特に2〜3回それぞれ数時間ないし十数時間
行われる。熱水処理はオートクレープ中1.0〜2.0
Kg/cm2の圧力下で2〜3回それぞれ2〜3時間行
つてもよい。次いて熱水抽出液を好ましくは減圧
又は真空中で濃縮したのち、アルコールで処理し
て沈殿させる。アルコールとしては例えばエタノ
ール、メタノール又はプロパノールが用いられ、
その使用量は混合物中のアルコール濃度が60〜80
%となる量が好ましい。 次いで得られた沈殿を約10%濃度になるように
水に溶解し、凍結したのち好ましくは徐々に融解
させる。この凍結−融解操作により少量の冷水不
溶成分が沈殿する。この沈殿を除去し、上清(冷
水可溶部分)を濃縮し、前記と同様にしてアルコ
ールで処理すると、冷水可溶性多糖体が得られ
る。 この冷水可溶性多糖体に含有されている蛋白質
を除去するため、プロテアーゼで処理して蛋白質
を加水分解する。プロテアーゼとしては任意の起
源のものを用いることができ、また市販品を用い
てもよい。プロテアーゼ処理は好ましくはPH約7
〜8の緩衝液、例えば燐酸緩衝液中で30〜50℃の
温度で数時間行われる。加水分解終了後、プロテ
アーゼを常法により、例えばトリクロロ酢酸の添
加により沈殿させたのち遠心分離などによつて除
去する。 プロテアーゼ処理後に得られた上清をアルコー
ルで処理して多糖体を沈殿させることが特に好ま
しい。またアルコール処理の前に上清を例えば蒸
留水に対して透析することにより、低分子量物質
を除去することが好ましい。 本発明方法により得られる高分子多糖体物質は
水に可溶であり、従来法により得られたものより
も純度が高く、微量の蛋白質を含有するにすぎな
い。本方法により得られる高分子多糖体物質は優
れた抗腫瘍作用を示し、抗腫瘍剤として有用であ
る。 本物質の物性は下記のとおりである。 (1) 水溶性のPH:4.82(0.5mg/ml) 3.37(5mg/ml) 2.49(50mg/ml) (2) 分子量:32000(セフアデツクスG−200によ
るゲル過法) (3) 比旋光度:〔α〕20 D=+38.8(C=5、H2O) (4) 紫外線吸収:吸収なし (5) 赤外部吸収:νKBr naxcm-1815、910(第1図) (6) 元素分析:N0.91%、C40.88%、H6.28% (7) 糖%:約100%(アンスロン法) (8) 構成糖比:アンノース13:グルコース1 (9) 蛋白定量:2.4%(Lowry法) (10)CMR(inD2O):62.1、67.2、67.8、71.1、71.3、
74.3、79.5、99.3、101.7、103.1 (11) 示差熱分析:熱天びんを用い、同時に反応速
度も記録した結果、D−TG曲線から、550℃
までに下記の4つの反応が存在することが分つ
た。 分解温度(℃) 分解率(%) 33〜195 12.3 195〜286 30.7 286〜390 18.7 390以上 29.5 (12) メチル化物のガスマススペクトル:次表に示
すとおり。
【表】
本物質は一般に5〜100mg/Kgの経口又は腹腔
内投与量において有効性が認められ、マウスによ
るLD50は31.7mg/Kgである。 実施例 サツカロミセス・セレビシエの菌体を約80℃で
15分間処理して得られる乾燥細胞壁区分1Kgを、
アセトン3中で2回それぞれ8時間、次いで80
%エタノール3中で2回それぞれ8時間還流加
熱し、有機溶媒に可溶の脂質成分等を抽出除去し
たのち、蒸留水0.5を用いて3回それぞれ8時
間で還流加熱し、多糖体を抽出する。抽出液を濃
縮したのち60%濃度となるようにエタノールを加
え、多糖体を沈殿させる。沈殿をグラスフイルタ
ーで取し、アセトン及びエーテルで洗浄したの
ちデシケーター中で乾燥すると、粗多糖体81gが
得られる。 得られた粗多糖体を蒸留水5に溶解し、−20
℃以下で凍結したのち除々に融解させる。この凍
結−融解操作によつて沈殿する冷水不溶画分
(0.6g)を遠心分離により除去し、冷水可溶部分
を500mlに濃縮したのち、60%濃度となるように
エタノールを加え、生成する沈殿をグラスフイル
ターで過し、アセトン及びエーテルで洗浄する
と、冷水可溶性多糖体35gが粉末として得られ
る。このものは約12%の蛋白質を含有している。 こうして得られた冷水可溶性多糖体5gを
0.07M−燐酸緩衝液(PH7.4)400mlに溶解し、ブ
ロナーゼ(科研化学製プロテアーゼ)1gを加
え、40℃で6時間加水分解する。反応混合物に10
%濃度となるようにトリクロロ酢酸を加え、沈殿
するプロテアーゼを遠心分離により除去したの
ち、上清(430ml)を蒸留水に対して透析して低
分子量物質を除去する。透析内液を濃縮したのち
60%濃度となるようにエタノールを加え、得られ
る沈殿をグラスフイルターで取し、アセトン及
びエテールで洗浄したのち乾燥すると、高分子多
糖体物質(蛋白質含量約2%)900mgが得られる。 実験例 1 エーリツヒ固型癌に対する効果: DDD系雄マウス(7週令)を1群につき6匹
使用した。エーリツヒ癌を細胞数3×106個/マ
ウスの量で皮下に移植し、被験薬剤を次のように
投与した。本発明により得られた高分子多糖体物
質(YMと略す)は72mg/Kg、レクチナン
(LTNと略す)は1.5mg/Kgの量で、それぞれ移
植の1日目から10日間毎日腹腔内に投与し、OK
−432は100KE/Kgの量で移植の1日目から7日
間毎日静脈内に投与し、コリネバクテリウム・リ
クエフアシエンス(CLと略す)は移植の2日目
から隔日に5回投与した。 腫瘍を移植したのち経時的に腫瘍の直径を測定
した結果を第2図に示し、移植後34日にマウスを
屠殺し、腫瘍重量を測定した結果を第1表に示
す。 また遅延型アレルギー反応(DHR)を調べる
ため、エーリツヒ癌をそけい部皮下に移植したマ
ウスのフツトパツド皮内に、エーリツヒ癌抗源
(エーリツヒ癌細胞を超音波処理したのち1500×
gで遠心した上清)を600μg/マウスの量で投
与し、これにより惹起されるDHRをフツトパツ
ドの厚みの増加として24時間後に測定した。この
変化は宿主の癌に対する抵抗性の一端を表わすも
のと考えられ、腫瘍移植後3週間目に実施した。
その結果を第3図に示す。試験成積をまとめると
次表に示すとおりである。
内投与量において有効性が認められ、マウスによ
るLD50は31.7mg/Kgである。 実施例 サツカロミセス・セレビシエの菌体を約80℃で
15分間処理して得られる乾燥細胞壁区分1Kgを、
アセトン3中で2回それぞれ8時間、次いで80
%エタノール3中で2回それぞれ8時間還流加
熱し、有機溶媒に可溶の脂質成分等を抽出除去し
たのち、蒸留水0.5を用いて3回それぞれ8時
間で還流加熱し、多糖体を抽出する。抽出液を濃
縮したのち60%濃度となるようにエタノールを加
え、多糖体を沈殿させる。沈殿をグラスフイルタ
ーで取し、アセトン及びエーテルで洗浄したの
ちデシケーター中で乾燥すると、粗多糖体81gが
得られる。 得られた粗多糖体を蒸留水5に溶解し、−20
℃以下で凍結したのち除々に融解させる。この凍
結−融解操作によつて沈殿する冷水不溶画分
(0.6g)を遠心分離により除去し、冷水可溶部分
を500mlに濃縮したのち、60%濃度となるように
エタノールを加え、生成する沈殿をグラスフイル
ターで過し、アセトン及びエーテルで洗浄する
と、冷水可溶性多糖体35gが粉末として得られ
る。このものは約12%の蛋白質を含有している。 こうして得られた冷水可溶性多糖体5gを
0.07M−燐酸緩衝液(PH7.4)400mlに溶解し、ブ
ロナーゼ(科研化学製プロテアーゼ)1gを加
え、40℃で6時間加水分解する。反応混合物に10
%濃度となるようにトリクロロ酢酸を加え、沈殿
するプロテアーゼを遠心分離により除去したの
ち、上清(430ml)を蒸留水に対して透析して低
分子量物質を除去する。透析内液を濃縮したのち
60%濃度となるようにエタノールを加え、得られ
る沈殿をグラスフイルターで取し、アセトン及
びエテールで洗浄したのち乾燥すると、高分子多
糖体物質(蛋白質含量約2%)900mgが得られる。 実験例 1 エーリツヒ固型癌に対する効果: DDD系雄マウス(7週令)を1群につき6匹
使用した。エーリツヒ癌を細胞数3×106個/マ
ウスの量で皮下に移植し、被験薬剤を次のように
投与した。本発明により得られた高分子多糖体物
質(YMと略す)は72mg/Kg、レクチナン
(LTNと略す)は1.5mg/Kgの量で、それぞれ移
植の1日目から10日間毎日腹腔内に投与し、OK
−432は100KE/Kgの量で移植の1日目から7日
間毎日静脈内に投与し、コリネバクテリウム・リ
クエフアシエンス(CLと略す)は移植の2日目
から隔日に5回投与した。 腫瘍を移植したのち経時的に腫瘍の直径を測定
した結果を第2図に示し、移植後34日にマウスを
屠殺し、腫瘍重量を測定した結果を第1表に示
す。 また遅延型アレルギー反応(DHR)を調べる
ため、エーリツヒ癌をそけい部皮下に移植したマ
ウスのフツトパツド皮内に、エーリツヒ癌抗源
(エーリツヒ癌細胞を超音波処理したのち1500×
gで遠心した上清)を600μg/マウスの量で投
与し、これにより惹起されるDHRをフツトパツ
ドの厚みの増加として24時間後に測定した。この
変化は宿主の癌に対する抵抗性の一端を表わすも
のと考えられ、腫瘍移植後3週間目に実施した。
その結果を第3図に示す。試験成積をまとめると
次表に示すとおりである。
【表】
処理群の腫瘍重量
* 腫瘍重量比(%)=
* 腫瘍重量比(%)=
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 サツカロミセス属に属する酵母を有機溶媒処
理して得られる酵母の細胞壁区分を熱水処理し、
その抽出液にアルコールを加えて得られる沈殿を
水に溶解し、次いで凍結したのち融解させ、その
上清をプロテアーゼ処理することを特徴とする、
抗腫瘍作用を有する高分子多糖類物質の製法。 2 プロテアーゼ処理したのちアルコールを用い
て有効物質を沈殿させることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP288979A JPS5596098A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Production of antitumorigenic polysaccharide of high molecular weight |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP288979A JPS5596098A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Production of antitumorigenic polysaccharide of high molecular weight |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5596098A JPS5596098A (en) | 1980-07-21 |
| JPS643479B2 true JPS643479B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=11541915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP288979A Granted JPS5596098A (en) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | Production of antitumorigenic polysaccharide of high molecular weight |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5596098A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019142844A1 (ja) | 2018-01-18 | 2019-07-25 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 腸内fb比低減剤およびそれを含有する食品組成物 |
| WO2019142846A1 (ja) | 2018-01-18 | 2019-07-25 | アサヒグループホールディングス株式会社 | ムチン生成促進剤およびフコシル化促進剤、ならびにそれらを含有する食品組成物 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030030636A (ko) * | 2001-10-12 | 2003-04-18 | 주식회사 싸이제닉 | 버섯 자실체의 발효를 이용하여 고활성 항암 단백다당체를제조하는 방법 |
-
1979
- 1979-01-17 JP JP288979A patent/JPS5596098A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019142844A1 (ja) | 2018-01-18 | 2019-07-25 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 腸内fb比低減剤およびそれを含有する食品組成物 |
| WO2019142846A1 (ja) | 2018-01-18 | 2019-07-25 | アサヒグループホールディングス株式会社 | ムチン生成促進剤およびフコシル化促進剤、ならびにそれらを含有する食品組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5596098A (en) | 1980-07-21 |
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