JPS646710B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646710B2 JPS646710B2 JP23127582A JP23127582A JPS646710B2 JP S646710 B2 JPS646710 B2 JP S646710B2 JP 23127582 A JP23127582 A JP 23127582A JP 23127582 A JP23127582 A JP 23127582A JP S646710 B2 JPS646710 B2 JP S646710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium
- case
- aluminum
- neutron
- neutron detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T3/00—Measuring neutron radiation
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
この発明は、原子炉用中性子検出器の耐環境性
の改良に関するものである。 従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において1は中性子検出器で、中性子の
有感部2を有する。3は有感部分から中性子束に
比例した電気信号を外部にとりだす同軸ケーブル
であり、通常この同軸ケーブルは有感部に一体的
に取付けられており、絶縁物としてはMgO、
Al2O3などの無機絶縁物が用いられ、外側のシー
ルド導体としてはステンレスステイールパイプが
用いられている。これは原子炉の強い放射線を受
けても劣化しないようにしたものである。4は有
感部のアルミニウムケースであり通常気密構造と
なつている。アルミニウムが使用される理由は、
アルミニウムの中性子吸収断面積が小さく(約
230mb)、このケースによる中性子検出器の実効
的な感度低下が小さいこと、および放射化断面積
も小さく(約210mb)、しかも放射化生成物の半
減期が短いため(約2、3分)、誘導放射能が短
時間で減衰し、検出器の交換作業の際等に作業者
が受ける放射線の被爆量が少くてすむからであ
る。ところで原子炉の仮想事故時には、検出器の
設置場所の温度、圧力が上昇する他苛性ソーダ水
がスプレーされる。中性子検出器はこのような状
態においても機態を維持することが望ましいが、
有感部のケースはアルミニウムでできているた
め、苛性ソーダ水に溶解されてしまい、中性子検
出器がガス封入型の場合には、このガスが漏れ出
たりするなどしで機能を喪失してしまう。また他
のタイプの中性子検出器の場合にも苛性ソーダ水
がケースを溶解し内部に侵入するので、電気絶縁
の劣化等の障害が生じるという欠点があつた。 この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、有感部をアルミ
ニウムとその外側に設けられた厚さ1.2mm以下の
チタンとの2重で構成し、少なくともチタンは水
密構造とすることにより、大きな感度低下を引き
起さず、また誘導放射能の点でも弊害をもたらさ
ずに上記のような悪い環境条件下でも機能する中
性子検出器を提供することを目的としている。 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第2図において5はアルミニウムケース3の
外側に近接して設けられた薄い肉厚のチタンケー
スであり、このチタンケースは水密構造になつて
いる。 さてチタンは、中性子の吸収断面積は大きい
(5、6b)が、放射化断面積は小さく(7mb)、誘
導放射能の半減期も短い(5、8分)ので、チタ
ンケースを追加しても交換作業時の被爆量は問題
とならない。また実効的な感度低下に対しては、
使用するチタンの肉厚を薄くしているので大きな
問題とならない。実際、厚さtのスラブによる平
行熱中性子ビームのチタンに吸収による減衰を計
算すると以下の通りである。
の改良に関するものである。 従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において1は中性子検出器で、中性子の
有感部2を有する。3は有感部分から中性子束に
比例した電気信号を外部にとりだす同軸ケーブル
であり、通常この同軸ケーブルは有感部に一体的
に取付けられており、絶縁物としてはMgO、
Al2O3などの無機絶縁物が用いられ、外側のシー
ルド導体としてはステンレスステイールパイプが
用いられている。これは原子炉の強い放射線を受
けても劣化しないようにしたものである。4は有
感部のアルミニウムケースであり通常気密構造と
なつている。アルミニウムが使用される理由は、
アルミニウムの中性子吸収断面積が小さく(約
230mb)、このケースによる中性子検出器の実効
的な感度低下が小さいこと、および放射化断面積
も小さく(約210mb)、しかも放射化生成物の半
減期が短いため(約2、3分)、誘導放射能が短
時間で減衰し、検出器の交換作業の際等に作業者
が受ける放射線の被爆量が少くてすむからであ
る。ところで原子炉の仮想事故時には、検出器の
設置場所の温度、圧力が上昇する他苛性ソーダ水
がスプレーされる。中性子検出器はこのような状
態においても機態を維持することが望ましいが、
有感部のケースはアルミニウムでできているた
め、苛性ソーダ水に溶解されてしまい、中性子検
出器がガス封入型の場合には、このガスが漏れ出
たりするなどしで機能を喪失してしまう。また他
のタイプの中性子検出器の場合にも苛性ソーダ水
がケースを溶解し内部に侵入するので、電気絶縁
の劣化等の障害が生じるという欠点があつた。 この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、有感部をアルミ
ニウムとその外側に設けられた厚さ1.2mm以下の
チタンとの2重で構成し、少なくともチタンは水
密構造とすることにより、大きな感度低下を引き
起さず、また誘導放射能の点でも弊害をもたらさ
ずに上記のような悪い環境条件下でも機能する中
性子検出器を提供することを目的としている。 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第2図において5はアルミニウムケース3の
外側に近接して設けられた薄い肉厚のチタンケー
スであり、このチタンケースは水密構造になつて
いる。 さてチタンは、中性子の吸収断面積は大きい
(5、6b)が、放射化断面積は小さく(7mb)、誘
導放射能の半減期も短い(5、8分)ので、チタ
ンケースを追加しても交換作業時の被爆量は問題
とならない。また実効的な感度低下に対しては、
使用するチタンの肉厚を薄くしているので大きな
問題とならない。実際、厚さtのスラブによる平
行熱中性子ビームのチタンに吸収による減衰を計
算すると以下の通りである。
【表】
中性子場の擾乱は、周囲の体系に依存するので
中性子検出器のみを取出して解析しても精度のよ
い答は得られないが、上記減衰量は一応の目安を
与えてくれる。チタンを持込むことにより、周囲
の中性子束も下がりそのうえ、なお中性子が有感
部に到達するまでにチタンによる吸収があるの
で、チタンケースによる実効的な感度低下は、中
性子検出器の置かれる周囲の体系にもよるが、原
子炉の場合のような周囲に中性子減速体がある場
合は、上記値の数倍程度になると推測される。
我々が黒鉛減速体系内で行つた0.6mm厚のチタン
ケースによる実効的な感度低下は6〜10%であつ
た。従つてチタン厚を1.2mm程度以下しておけば
感度低下は数十%程度以下にできると推定され
る。 次にチタンは耐腐食性が良好であり、苛性ソー
ダ水には浸されず、チタンケースは水密構造にし
てあるので、苛性ソーダ水がアルミニウムケース
まで到達して悪作用をすることはない。なお事故
時の大きな圧力には薄いチタンケースでは耐え得
ず変形を起す場合もあるが、これに耐えるに必要
な強度はアルミニウムケースで分坦させることが
できる。アルミニウムは極めて中性子の吸収断面
積および放射化断面積が小さいので相当アルミニ
ウムの肉厚を厚くしても、上記に述べた弊害は生
じない。つまりチタンケースは、水密性を保持し
ていれば高圧下で変形しても、すぐ内側にある厚
肉のアルミニウムケースにより支えられある程度
以上の変形は起さない。従つて有感部はチタンケ
ースにより耐食性が保証されアルミニウムケース
により耐圧性が保証される。 以上のように、この発明によれば、有感部を内
側がアルミニウムで外側が厚さ1.2mm以下の水密
なチタンとし、強度性の役割と耐食性の役割を分
坦したので、チタンの肉厚が薄くでき、大幅な実
効的感度の低下をもたらすことなく原子炉の事故
時の悪環境条件下でも機能する中性子検出器が得
られる。
中性子検出器のみを取出して解析しても精度のよ
い答は得られないが、上記減衰量は一応の目安を
与えてくれる。チタンを持込むことにより、周囲
の中性子束も下がりそのうえ、なお中性子が有感
部に到達するまでにチタンによる吸収があるの
で、チタンケースによる実効的な感度低下は、中
性子検出器の置かれる周囲の体系にもよるが、原
子炉の場合のような周囲に中性子減速体がある場
合は、上記値の数倍程度になると推測される。
我々が黒鉛減速体系内で行つた0.6mm厚のチタン
ケースによる実効的な感度低下は6〜10%であつ
た。従つてチタン厚を1.2mm程度以下しておけば
感度低下は数十%程度以下にできると推定され
る。 次にチタンは耐腐食性が良好であり、苛性ソー
ダ水には浸されず、チタンケースは水密構造にし
てあるので、苛性ソーダ水がアルミニウムケース
まで到達して悪作用をすることはない。なお事故
時の大きな圧力には薄いチタンケースでは耐え得
ず変形を起す場合もあるが、これに耐えるに必要
な強度はアルミニウムケースで分坦させることが
できる。アルミニウムは極めて中性子の吸収断面
積および放射化断面積が小さいので相当アルミニ
ウムの肉厚を厚くしても、上記に述べた弊害は生
じない。つまりチタンケースは、水密性を保持し
ていれば高圧下で変形しても、すぐ内側にある厚
肉のアルミニウムケースにより支えられある程度
以上の変形は起さない。従つて有感部はチタンケ
ースにより耐食性が保証されアルミニウムケース
により耐圧性が保証される。 以上のように、この発明によれば、有感部を内
側がアルミニウムで外側が厚さ1.2mm以下の水密
なチタンとし、強度性の役割と耐食性の役割を分
坦したので、チタンの肉厚が薄くでき、大幅な実
効的感度の低下をもたらすことなく原子炉の事故
時の悪環境条件下でも機能する中性子検出器が得
られる。
第1図は、従来の中性子検出器を示す構成図、
第2図はこの発明の一実施例による中性子検出器
を示す構成図である。 図中、1は中性子検出器、2は有感部、3は同
軸ケーブル、4はアルミニウムケース、5はチタ
ンケースである。なお図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
第2図はこの発明の一実施例による中性子検出器
を示す構成図である。 図中、1は中性子検出器、2は有感部、3は同
軸ケーブル、4はアルミニウムケース、5はチタ
ンケースである。なお図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中性子の有感部をアルミニウムで被うと共
に、そのアルミニウムを厚さが1.2mm以下で水密
なチタンで被つたことを特徴とする原子炉用中性
子検出器。 2 アルミニウムは気密である特許請求の範囲第
1項記載の原子炉用中性子検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23127582A JPS59122990A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 原子炉用中性子検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23127582A JPS59122990A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 原子炉用中性子検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122990A JPS59122990A (ja) | 1984-07-16 |
| JPS646710B2 true JPS646710B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=16921045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23127582A Granted JPS59122990A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 原子炉用中性子検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122990A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1705112A1 (en) * | 2005-03-22 | 2006-09-27 | Single Buoy Moorings Inc. | Enhanced side-by-side mooring construction |
| JP4744307B2 (ja) * | 2006-01-19 | 2011-08-10 | 濱中ナット株式会社 | 機械的特性の付与構造 |
| JP6613464B2 (ja) * | 2015-03-06 | 2019-12-04 | 住友重機械工業株式会社 | 中性子線検出装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4122317Y1 (ja) * | 1964-08-21 | 1966-11-07 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP23127582A patent/JPS59122990A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59122990A (ja) | 1984-07-16 |
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