JPS647312Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647312Y2 JPS647312Y2 JP1983135804U JP13580483U JPS647312Y2 JP S647312 Y2 JPS647312 Y2 JP S647312Y2 JP 1983135804 U JP1983135804 U JP 1983135804U JP 13580483 U JP13580483 U JP 13580483U JP S647312 Y2 JPS647312 Y2 JP S647312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- sample
- plasma
- central tube
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は誘導結合プラズマ式(以下ICPと略称
する)発光分光分析に用いるプラズマトーチに関
するものである。
する)発光分光分析に用いるプラズマトーチに関
するものである。
(ロ) 従来技術
近年ICP分析法が広く用いられるようになり装
置を種々改良されているが、三重管構造のプラズ
マトーチの形状はほとんど変わつていない。現在
のICP分析は比較的低い高周波出力で行われる傾
向にありプラズマの圧力も小さくなつているが、
プラズマトーチの中心管の形状はかつて高い高周
波出力を用いていたときにプラズマの中心部に穴
を穿け易いように先端開口部を細く絞つていた形
状をそのまま踏襲している。しかしながら最近の
ように低出力のICP分析ではプラズマの圧力も低
く、中心管の先端を絞つて試料ガスの流速を増す
必要はなくなつており、むしろそれによつて分析
感度やSN比の向上を阻害しているという問題が
あつた。
置を種々改良されているが、三重管構造のプラズ
マトーチの形状はほとんど変わつていない。現在
のICP分析は比較的低い高周波出力で行われる傾
向にありプラズマの圧力も小さくなつているが、
プラズマトーチの中心管の形状はかつて高い高周
波出力を用いていたときにプラズマの中心部に穴
を穿け易いように先端開口部を細く絞つていた形
状をそのまま踏襲している。しかしながら最近の
ように低出力のICP分析ではプラズマの圧力も低
く、中心管の先端を絞つて試料ガスの流速を増す
必要はなくなつており、むしろそれによつて分析
感度やSN比の向上を阻害しているという問題が
あつた。
(ハ) 目的
本考案は上記の問題点に鑑み、プラズマトーチ
の中心管の先端部をストレートにするというきわ
めて簡単な改造により試料ガス中の溶液試料の濃
度を高め得るようにして分析感度を高くすると共
に、試料ガスのプラズマ内での流速を低くして分
析元素の励起効率を高めSN比を向上することを
目的とするものである。
の中心管の先端部をストレートにするというきわ
めて簡単な改造により試料ガス中の溶液試料の濃
度を高め得るようにして分析感度を高くすると共
に、試料ガスのプラズマ内での流速を低くして分
析元素の励起効率を高めSN比を向上することを
目的とするものである。
(ニ) 構成
本考案によるプラズマトーチは中心管の管壁に
おける溶液試料からの試料塩の析出を防ぐために
できるだけ管の曲がりを少くしたものであり、中
心管の下端を弾性チユーブを介することなく真直
に下方に延ばして試料霧化器に直接連結すると共
に、中心管の両端部を絞らずに下部より上端開口
まで同一管径とし、かつ上記中心管の中に同軸的
に更に補助管を設け、この補助管にもキヤリヤガ
スを供給し得るようにしたものである。
おける溶液試料からの試料塩の析出を防ぐために
できるだけ管の曲がりを少くしたものであり、中
心管の下端を弾性チユーブを介することなく真直
に下方に延ばして試料霧化器に直接連結すると共
に、中心管の両端部を絞らずに下部より上端開口
まで同一管径とし、かつ上記中心管の中に同軸的
に更に補助管を設け、この補助管にもキヤリヤガ
スを供給し得るようにしたものである。
(ホ) 実施例
図は本考案の一実施例を示したもので、プラズ
マトーチは中心管1、外管2、最外管3よりなる
三重管で構成されており、本考案では中心管1の
中に試料ガスの流速を調節するための補助管4を
設けている。中心管1の下端は従来のような弾性
チユーブを用いずに真直なまゝで直接試料霧化器
5に連結されており、中心管1の上端部は従来の
ように細く絞らずに下部から上端開口6まで同一
管径に形成されている。図中7はキヤリヤガス
(アルゴンガス)供給用チユーブ、8は溶液試料
Aを吸い上げるためのパイプ、9はドレインであ
る。外管2へ供給されたアルゴンガスは高周波コ
イル10による誘起電界で励起されて図のように
中心部に穴の穿いた筒状のプラズマ炎Pを形成し
て試料ガスのプラズマ内への導入を容易にしてい
る。プラズマ発光分析では試料原子はプラズマ炎
の中心に供給され、プラズマ炎内を外周に向つて
拡散するが、試料原子はプラズマ炎内で外側程高
温でないと、中心部で発生した試料原子の光が相
対的に低温の外側の試料蒸気により吸収されるこ
とになつて感度が低下するから、プラズマ炎の中
心部には穴をあけてプラズマ炎に供給される試料
蒸気が中心から外周に向つて温度が高くなるよう
にしている。中心管を先端を絞らない場合、中心
管に供給されるガス流量によつては中心管から吹
出すガスの流速がプラズマ炎の中心に穴をあける
のに充分でない場合があるが、そのような場合、
補助管4にもキヤリヤガスを供給することで、補
助管の先端噴流により中心管噴流を加速してプラ
ズマ炎に穴をあけることができる。また最外管へ
供給されたアルゴンガスはプラズマ炎と高周波コ
イルとの間の熱の遮断の役目をしている。
マトーチは中心管1、外管2、最外管3よりなる
三重管で構成されており、本考案では中心管1の
中に試料ガスの流速を調節するための補助管4を
設けている。中心管1の下端は従来のような弾性
チユーブを用いずに真直なまゝで直接試料霧化器
5に連結されており、中心管1の上端部は従来の
ように細く絞らずに下部から上端開口6まで同一
管径に形成されている。図中7はキヤリヤガス
(アルゴンガス)供給用チユーブ、8は溶液試料
Aを吸い上げるためのパイプ、9はドレインであ
る。外管2へ供給されたアルゴンガスは高周波コ
イル10による誘起電界で励起されて図のように
中心部に穴の穿いた筒状のプラズマ炎Pを形成し
て試料ガスのプラズマ内への導入を容易にしてい
る。プラズマ発光分析では試料原子はプラズマ炎
の中心に供給され、プラズマ炎内を外周に向つて
拡散するが、試料原子はプラズマ炎内で外側程高
温でないと、中心部で発生した試料原子の光が相
対的に低温の外側の試料蒸気により吸収されるこ
とになつて感度が低下するから、プラズマ炎の中
心部には穴をあけてプラズマ炎に供給される試料
蒸気が中心から外周に向つて温度が高くなるよう
にしている。中心管を先端を絞らない場合、中心
管に供給されるガス流量によつては中心管から吹
出すガスの流速がプラズマ炎の中心に穴をあける
のに充分でない場合があるが、そのような場合、
補助管4にもキヤリヤガスを供給することで、補
助管の先端噴流により中心管噴流を加速してプラ
ズマ炎に穴をあけることができる。また最外管へ
供給されたアルゴンガスはプラズマ炎と高周波コ
イルとの間の熱の遮断の役目をしている。
(ヘ) 効果
上述の構成によれば試料ガスの通路となる中心
管が根元から先端開口までストレートの形状とな
り細い部分がなくなつたので、試料ガス中の試料
溶液含有率を高くしても、試料塩が中心管の出口
付近に折出するおそれがなくなり、また同様な理
由により溶液中の試料濃度を高くすることができ
るので、プラズマ中へ一度に多量の試料を導入す
ることによつて発光量を増し分析感度を高めると
いう利点がある。また従来のように中心管の出口
を絞らないのでプラズマ中に導入される試料ガス
の径が太くなつてプラズマとの接触面積が大きく
なると共に、試料ガスのプラズマ中でのドリフト
速度が低くなつて分析元素の励起効率が高くなり
SN比が向上するという利点がある。
管が根元から先端開口までストレートの形状とな
り細い部分がなくなつたので、試料ガス中の試料
溶液含有率を高くしても、試料塩が中心管の出口
付近に折出するおそれがなくなり、また同様な理
由により溶液中の試料濃度を高くすることができ
るので、プラズマ中へ一度に多量の試料を導入す
ることによつて発光量を増し分析感度を高めると
いう利点がある。また従来のように中心管の出口
を絞らないのでプラズマ中に導入される試料ガス
の径が太くなつてプラズマとの接触面積が大きく
なると共に、試料ガスのプラズマ中でのドリフト
速度が低くなつて分析元素の励起効率が高くなり
SN比が向上するという利点がある。
実験によれば、中心管の内径が最外管の内径の
3/18以上であるときに分析感度およびSN比の顕
著な向上が見られた。なお試料の種類によつて適
当な試料ガスの流速が不足してプラズマ中への導
入がスムースでない場合でも、中心管の上端を絞
らずに中心管の中に補助管4を設けているので、
補助管へ供給するアルゴンガスの噴出力によつて
中心管からのガス流速を調節することができる。
このようにすれば中心管の先端を絞ることなく試
料ガスの流速を上げることができるという利点が
ある。
3/18以上であるときに分析感度およびSN比の顕
著な向上が見られた。なお試料の種類によつて適
当な試料ガスの流速が不足してプラズマ中への導
入がスムースでない場合でも、中心管の上端を絞
らずに中心管の中に補助管4を設けているので、
補助管へ供給するアルゴンガスの噴出力によつて
中心管からのガス流速を調節することができる。
このようにすれば中心管の先端を絞ることなく試
料ガスの流速を上げることができるという利点が
ある。
図は本考案の一実施例を示すための一部断面を
示した側面図である。 1……中心管、2……外管、3……最外管、4
……補助管、5……試料霧化器、6……上端開
口、7……キヤリヤガス供給用チユーブ、8……
試料吸い上げ用パイプ、9……ドレイン、10…
…高周波コイル、A……溶液試料、P……プラズ
マ炎。
示した側面図である。 1……中心管、2……外管、3……最外管、4
……補助管、5……試料霧化器、6……上端開
口、7……キヤリヤガス供給用チユーブ、8……
試料吸い上げ用パイプ、9……ドレイン、10…
…高周波コイル、A……溶液試料、P……プラズ
マ炎。
Claims (1)
- 溶液試料のエーロゾルを供給する中心管と、プ
ラズマ炎形成用のアルゴンガスを供給する外管
と、プラズマ炎の外側へ冷却用ガスを供給する最
外管とで構成された三重管構造のプラズマトーチ
において、中心管の下端を真直に延ばして試料霧
化器に直接連結すると共に、中心管の上端部を絞
らずに下部より上端開口まで同一管径とし、かつ
上記中心管内に同軸的に補助管を挿入配置し、同
補助管にもキヤリヤガスを供給し得るようにした
ことを特徴とするICP発光分光分析用プラズマト
ーチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13580483U JPS6042944U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Icp発光分光分析用プラズマト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13580483U JPS6042944U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Icp発光分光分析用プラズマト−チ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042944U JPS6042944U (ja) | 1985-03-26 |
| JPS647312Y2 true JPS647312Y2 (ja) | 1989-02-27 |
Family
ID=30305547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13580483U Granted JPS6042944U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Icp発光分光分析用プラズマト−チ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042944U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5772151U (ja) * | 1980-10-17 | 1982-05-01 | ||
| JPS5886556U (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-11 | 川崎製鉄株式会社 | Ipc発光分光分析装置用ブラズマト−チ |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP13580483U patent/JPS6042944U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042944U (ja) | 1985-03-26 |
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