JPS647617B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS647617B2 JPS647617B2 JP5116283A JP5116283A JPS647617B2 JP S647617 B2 JPS647617 B2 JP S647617B2 JP 5116283 A JP5116283 A JP 5116283A JP 5116283 A JP5116283 A JP 5116283A JP S647617 B2 JPS647617 B2 JP S647617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- ultra
- high molecular
- parts
- weight polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は耐衝撃摩耗特性を改善する超高分子量
ポリエチレン樹脂組成物に関する。 従来、粘度法による平均分子量が100万以上、
光散乱法による平均分子量が300万以上の超高分
子量ポリエチレンは、通常のポリエチレン(平均
分子量が粘度法で約3万程度まで、光散乱法で約
60万程度まで)に比べ耐衝撃摩耗性、低温特性、
耐衝撃性、ストレス・クラツキングに対する抵抗
性などの種々の特性に優れており、主な用途とし
て自己潤滑性、低摩擦係数で耐摩擦摩耗特性が要
求される軸受、歯車、ローラー、ガイドレールな
どとして、また非粘着性、低摩擦係数でブリツジ
などを防ぎ、かつ耐摩耗性が要求されるホツパ
ー、シユートなどのライニング用として有用であ
つたが、耐衝撃摩耗特性が比較的低いため径の大
きい粒子(砂利、生コン等)が落下する部分のラ
イニング用などで摩耗が激しいという難点があつ
た。 従来、上記のような耐衝撃摩耗特性を要求され
る用途には、ポリウレタン、ゴムなどの弾性を有
した材料が用いられてきたが、この場合摩擦係数
が大きいために落下してくる材料等が付着しやす
い欠点があつた。 そこで、本発明者等は超高分子量ポリエチレン
樹脂単独成形物の同程度の静摩擦係数を有し、耐
衝撃摩耗特性に優れた超高分子量ポリエチレン樹
脂組成物を得ることを目的として鋭意検討した結
果、超高分子量ポリエチレンに加硫ゴム粉末及び
有機過酸化物を配合することにより目的を達成し
た。 即ち、本発明の特徴とするところは、超高分子
量ポリエチレン100重量部に有機過酸化物0.004〜
0.2重量部および加硫ゴム粉3〜100重量部を配合
せしめる点にある。 本発明でいう超高分子量ポリエチレンとは、市
販の粉末状超高分子量ポリエチレンで、平均分子
量が粘度法で100万以上、光散乱法で300万以上の
ものを総称する。 また、本発明でいう有機過酸化物とは、ジクミ
ルパーオキサイド、2.5−ジメチル−ジ(t−ブ
チルパーーオキシ)ヘキサンなのジアルキルパー
オキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなど
のパーオキシケタノールなどの90℃〜135℃の10
時間半減期温度を有する通常一般にポリエチレン
の架橋に用いられる有機過酸化物を総称してい
う。そして、これらは超高分子量ポリエチレンの
粉末中への分散を考慮して粉末状が望ましい。 有機過酸化物の添加量は超高分子量ポリエチレ
ンの粉末100重量部に対し、0.004〜0.2重量部、
好ましくは.02〜0.2重量部である。0.004重量部
以下だと耐摩耗性の向上が少なく、0.2重量部以
上だと動摩擦係数が大きくなることが知られてい
る。 また、本発明でいう加硫ゴム粉とは、タイヤ、
ベルト等のゴム製品を研磨する時に発生するゴム
粉など、粒子径1mm程度あるいはそれ以下の加硫
ゴムの粉末のことである。加硫ゴム粉の配合量は
図に示した静摩擦係数の値から超高分子量ポリエ
チレンの粉末100重量部に対して3〜100重量部が
好ましい。 また、本発明の超高分子量ポリエチレン樹脂組
成物は、上記添加剤以外に通常一般に樹脂に混入
して用いられる補強剤、増量剤、添加剤などを含
んでもよいことは勿論である。 更に、この粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂
組成物の成形に際しては、通常の超高分子量ポリ
エチレン粉末の成形法と同様、圧縮成形、ラム押
出成形、射出成形などにより、板、棒、パイプ、
異形品などを製造することができる。 以下、本発明を実施例によつて詳述するが、本
発明がこれのみに限定されるものでないことは云
うまでもない。 実施例 超高分子量ポリエチレンの粉末[ヘキスト社
製、Hostalen GUR412]に対し、炭酸カルシウ
ムで40重量に希釈したジクミルパーオキサイド
[日本油脂(株)製、パークミルD−40]およびタイ
ヤ研磨ゴム粉をそれぞれ表1に示す混合割合でヘ
ンシエルミキサーを用い800rpmで20分間混合し、
粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂組成物を得
た。この粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂組成
物を所定量(370g)秤取し、板作成用金型(内
面180mm×220mm)中で37トンプレスを用いて(80
〜100Kg/cm2)×10分予備圧縮を行つた後、プレス
熱盤を230℃に設定し、20〜40Kg/cm2の面圧をか
け65分加熱し、その後80〜100Kg/cm2の面圧をか
け30分冷却し、厚さ10mm×縦178mm×横218mmの板
を成形し、この板から100mm×220mmの板を切出
し、静摩擦係数および衝撃摩耗用の試験片とし
た。静摩擦係数は試料板上に鉄片(接触面積18
cm2、重量123g)を置き、鉄片がすべり出す時の
試料板の傾斜角を測定することにより求めた。こ
の傾斜角をθとするとtanθが静摩擦係数になる。
その結果第1図に示す。 次に耐衝撃摩耗試験は生コンクリート用ホツパ
ー内に各試験片を貼り付け試験開始後1ケ月、
1.5ケ月、2ケ月および以後1ケ月毎の摩耗変化
を目視により確認した。なお、生コンクリートの
投入量は1バツチ1.5m3で約380バツチ/日であ
り、含まれる砂利の粒子径は0.15〜40mm、落下高
さは850mmである。また生コンクリートのおおよ
その配合割合は砂(粒子径0.15〜5mm):砂利
(粒子径5〜40mm):セメント:水=5:7:1:
2である。この試験結果を第2表にしめす。
ポリエチレン樹脂組成物に関する。 従来、粘度法による平均分子量が100万以上、
光散乱法による平均分子量が300万以上の超高分
子量ポリエチレンは、通常のポリエチレン(平均
分子量が粘度法で約3万程度まで、光散乱法で約
60万程度まで)に比べ耐衝撃摩耗性、低温特性、
耐衝撃性、ストレス・クラツキングに対する抵抗
性などの種々の特性に優れており、主な用途とし
て自己潤滑性、低摩擦係数で耐摩擦摩耗特性が要
求される軸受、歯車、ローラー、ガイドレールな
どとして、また非粘着性、低摩擦係数でブリツジ
などを防ぎ、かつ耐摩耗性が要求されるホツパ
ー、シユートなどのライニング用として有用であ
つたが、耐衝撃摩耗特性が比較的低いため径の大
きい粒子(砂利、生コン等)が落下する部分のラ
イニング用などで摩耗が激しいという難点があつ
た。 従来、上記のような耐衝撃摩耗特性を要求され
る用途には、ポリウレタン、ゴムなどの弾性を有
した材料が用いられてきたが、この場合摩擦係数
が大きいために落下してくる材料等が付着しやす
い欠点があつた。 そこで、本発明者等は超高分子量ポリエチレン
樹脂単独成形物の同程度の静摩擦係数を有し、耐
衝撃摩耗特性に優れた超高分子量ポリエチレン樹
脂組成物を得ることを目的として鋭意検討した結
果、超高分子量ポリエチレンに加硫ゴム粉末及び
有機過酸化物を配合することにより目的を達成し
た。 即ち、本発明の特徴とするところは、超高分子
量ポリエチレン100重量部に有機過酸化物0.004〜
0.2重量部および加硫ゴム粉3〜100重量部を配合
せしめる点にある。 本発明でいう超高分子量ポリエチレンとは、市
販の粉末状超高分子量ポリエチレンで、平均分子
量が粘度法で100万以上、光散乱法で300万以上の
ものを総称する。 また、本発明でいう有機過酸化物とは、ジクミ
ルパーオキサイド、2.5−ジメチル−ジ(t−ブ
チルパーーオキシ)ヘキサンなのジアルキルパー
オキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなど
のパーオキシケタノールなどの90℃〜135℃の10
時間半減期温度を有する通常一般にポリエチレン
の架橋に用いられる有機過酸化物を総称してい
う。そして、これらは超高分子量ポリエチレンの
粉末中への分散を考慮して粉末状が望ましい。 有機過酸化物の添加量は超高分子量ポリエチレ
ンの粉末100重量部に対し、0.004〜0.2重量部、
好ましくは.02〜0.2重量部である。0.004重量部
以下だと耐摩耗性の向上が少なく、0.2重量部以
上だと動摩擦係数が大きくなることが知られてい
る。 また、本発明でいう加硫ゴム粉とは、タイヤ、
ベルト等のゴム製品を研磨する時に発生するゴム
粉など、粒子径1mm程度あるいはそれ以下の加硫
ゴムの粉末のことである。加硫ゴム粉の配合量は
図に示した静摩擦係数の値から超高分子量ポリエ
チレンの粉末100重量部に対して3〜100重量部が
好ましい。 また、本発明の超高分子量ポリエチレン樹脂組
成物は、上記添加剤以外に通常一般に樹脂に混入
して用いられる補強剤、増量剤、添加剤などを含
んでもよいことは勿論である。 更に、この粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂
組成物の成形に際しては、通常の超高分子量ポリ
エチレン粉末の成形法と同様、圧縮成形、ラム押
出成形、射出成形などにより、板、棒、パイプ、
異形品などを製造することができる。 以下、本発明を実施例によつて詳述するが、本
発明がこれのみに限定されるものでないことは云
うまでもない。 実施例 超高分子量ポリエチレンの粉末[ヘキスト社
製、Hostalen GUR412]に対し、炭酸カルシウ
ムで40重量に希釈したジクミルパーオキサイド
[日本油脂(株)製、パークミルD−40]およびタイ
ヤ研磨ゴム粉をそれぞれ表1に示す混合割合でヘ
ンシエルミキサーを用い800rpmで20分間混合し、
粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂組成物を得
た。この粉末状超高分子量ポリエチレン樹脂組成
物を所定量(370g)秤取し、板作成用金型(内
面180mm×220mm)中で37トンプレスを用いて(80
〜100Kg/cm2)×10分予備圧縮を行つた後、プレス
熱盤を230℃に設定し、20〜40Kg/cm2の面圧をか
け65分加熱し、その後80〜100Kg/cm2の面圧をか
け30分冷却し、厚さ10mm×縦178mm×横218mmの板
を成形し、この板から100mm×220mmの板を切出
し、静摩擦係数および衝撃摩耗用の試験片とし
た。静摩擦係数は試料板上に鉄片(接触面積18
cm2、重量123g)を置き、鉄片がすべり出す時の
試料板の傾斜角を測定することにより求めた。こ
の傾斜角をθとするとtanθが静摩擦係数になる。
その結果第1図に示す。 次に耐衝撃摩耗試験は生コンクリート用ホツパ
ー内に各試験片を貼り付け試験開始後1ケ月、
1.5ケ月、2ケ月および以後1ケ月毎の摩耗変化
を目視により確認した。なお、生コンクリートの
投入量は1バツチ1.5m3で約380バツチ/日であ
り、含まれる砂利の粒子径は0.15〜40mm、落下高
さは850mmである。また生コンクリートのおおよ
その配合割合は砂(粒子径0.15〜5mm):砂利
(粒子径5〜40mm):セメント:水=5:7:1:
2である。この試験結果を第2表にしめす。
【表】
機過酸化物割合に換算したものを示す。
【表】
【表】
この結果から明らかなように本発明の組成物は
超高分子量ポリエチレン単独成形物(比較例1)
に比べ耐衝撃摩耗特性にすぐれている。また図か
らわかるように超高分子量ポリエチレン100重量
部に対し、タイヤ研磨ゴム粉が10重量部以下の配
合組成物では、静摩擦係数が超高分子量ポリエチ
レン単独成形物と同程度あるいはそれ以下の値を
有している。 以上のように、本発明の組成物は加硫ゴム粉と
有機過酸化物が共存していることによつて、耐衝
撃摩耗性において著しく優れたものであり、例え
ばホツパー、シユートなどのライニング材などに
十分適用できるものである。
超高分子量ポリエチレン単独成形物(比較例1)
に比べ耐衝撃摩耗特性にすぐれている。また図か
らわかるように超高分子量ポリエチレン100重量
部に対し、タイヤ研磨ゴム粉が10重量部以下の配
合組成物では、静摩擦係数が超高分子量ポリエチ
レン単独成形物と同程度あるいはそれ以下の値を
有している。 以上のように、本発明の組成物は加硫ゴム粉と
有機過酸化物が共存していることによつて、耐衝
撃摩耗性において著しく優れたものであり、例え
ばホツパー、シユートなどのライニング材などに
十分適用できるものである。
図は本発明の実施例に係るものであつてタイヤ
研磨ゴム粉の添加量と静摩擦係数の関係を示すグ
ラフである。
研磨ゴム粉の添加量と静摩擦係数の関係を示すグ
ラフである。
Claims (1)
- 1 粘度法による平均分子量が100万以上、光散
乱法による平均分子量が300万以上の超高分子量
ポリエチレン粉末100重量部に有機過酸化物0.004
〜0.2重量部及び加硫ゴム粉3〜100重量部を配合
してなることを特徴とする耐衝撃摩耗特性を改善
する超高分子量ポリエチレン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5116283A JPS59176340A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐衝撃摩耗特性を改善する超高分子量ポリエチレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5116283A JPS59176340A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐衝撃摩耗特性を改善する超高分子量ポリエチレン樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59176340A JPS59176340A (ja) | 1984-10-05 |
| JPS647617B2 true JPS647617B2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=12879124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5116283A Granted JPS59176340A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 耐衝撃摩耗特性を改善する超高分子量ポリエチレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59176340A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4808442A (en) * | 1986-01-23 | 1989-02-28 | Akzo Nv | Composition suitable for use in polymer cross-linking processes |
| JPH0711799Y2 (ja) * | 1986-08-27 | 1995-03-22 | 大日本印刷株式会社 | スプレ−ノズル |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP5116283A patent/JPS59176340A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59176340A (ja) | 1984-10-05 |
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