JPS647918B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS647918B2 JPS647918B2 JP6604581A JP6604581A JPS647918B2 JP S647918 B2 JPS647918 B2 JP S647918B2 JP 6604581 A JP6604581 A JP 6604581A JP 6604581 A JP6604581 A JP 6604581A JP S647918 B2 JPS647918 B2 JP S647918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- crankcase
- frame
- rear end
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばチエーン駆動の自動2輪車に
おいて、特にそのエンジンを防振支持するための
装置に関する。
おいて、特にそのエンジンを防振支持するための
装置に関する。
チエーン駆動の自動2輪車は、特に急加減速時
にチエーンが強く伸張されてこの張力がエンジン
に伝わるので、通常はエンジンをフレームに直接
固定、つまりリジツドマウントし、チエーンの張
力変動に伴うエンジンの振れを防止するようにな
つている。しかしながらこのようなマウント構造
では、エンジンの振動が直接フレームに伝わる不
具合があるため、従来においてはエンジンを防振
ゴムを介してフレームにラバーマウントし、エン
ジン振動の伝達を遮断するようにしたものがあ
る。この場合、防振性能だけを考慮してラバーマ
ウントのばね定数およびそのマウント位置等を設
定すると、エンジンがチエーンの張力によつてそ
の張設方向に強く引かれ、前後のスプロケツト間
の距離が縮まることがあり、この結果、チエーン
が大きく弛みスプロケツトとチエーンとがたたき
合つて不快な打音が発生したり、これら両者が摩
耗する虞れがある。したがつて、従来ではチエー
ンに大きな弛みが生じない程度にしかエンジンを
ラバーマウントできず、エンジンの振動吸収対策
に限界があつた。
にチエーンが強く伸張されてこの張力がエンジン
に伝わるので、通常はエンジンをフレームに直接
固定、つまりリジツドマウントし、チエーンの張
力変動に伴うエンジンの振れを防止するようにな
つている。しかしながらこのようなマウント構造
では、エンジンの振動が直接フレームに伝わる不
具合があるため、従来においてはエンジンを防振
ゴムを介してフレームにラバーマウントし、エン
ジン振動の伝達を遮断するようにしたものがあ
る。この場合、防振性能だけを考慮してラバーマ
ウントのばね定数およびそのマウント位置等を設
定すると、エンジンがチエーンの張力によつてそ
の張設方向に強く引かれ、前後のスプロケツト間
の距離が縮まることがあり、この結果、チエーン
が大きく弛みスプロケツトとチエーンとがたたき
合つて不快な打音が発生したり、これら両者が摩
耗する虞れがある。したがつて、従来ではチエー
ンに大きな弛みが生じない程度にしかエンジンを
ラバーマウントできず、エンジンの振動吸収対策
に限界があつた。
本発明は、このような事情にもとづいてなされ
たもので、フレームに対する防振性能を低下させ
ることなく、エンジンの変位を規制することがで
きる車両のエンジン支持装置の提供を目的とす
る。
たもので、フレームに対する防振性能を低下させ
ることなく、エンジンの変位を規制することがで
きる車両のエンジン支持装置の提供を目的とす
る。
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、
フレームにエンジンのクランクケースを支持し、
このエンジンの動力をクランクケースの後部一側
と駆動輪との間に掛け渡した巻き掛け伝動体を介
して駆動輪に伝達するようにした車両を前提と
し、 上記クランクケースにおけるシリンダ側の前端
部を防振ゴムを介してフレームに防振支持すると
ともに、このクランクケースの巻き掛け伝動体側
の後端部を、ピボツト軸および軸受を介してフレ
ームに揺動可能に枢支したことを特徴としてい
る。
フレームにエンジンのクランクケースを支持し、
このエンジンの動力をクランクケースの後部一側
と駆動輪との間に掛け渡した巻き掛け伝動体を介
して駆動輪に伝達するようにした車両を前提と
し、 上記クランクケースにおけるシリンダ側の前端
部を防振ゴムを介してフレームに防振支持すると
ともに、このクランクケースの巻き掛け伝動体側
の後端部を、ピボツト軸および軸受を介してフレ
ームに揺動可能に枢支したことを特徴としてい
る。
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
説明する。
図中1はヘツドパイプであり、後面に後方に向
つて延びるメインパイプ2および下向きに延びる
左右1対のダウンチユーブ3,3を溶接してあ
る。ヘツドパイプ1にはフロントフオーク4が枢
支されており、このフロントフオーク4は操向輪
としての前輪5を軸支している。メインパイプ2
の後端部両側面には左右1対のシートピラーチユ
ーブ6,6の前端部が溶接されており、これらシ
ートピラーチユーブ6,6の後端側は前方に向つ
て曲成されて上記ダウンチユーブ3,3に連なつ
ている。またシートピラーチユーブ6,6の前端
側には左右1対のシートレール7,7の前端部が
溶接されているとともに、シートレール7,7の
後方側下面とシートピラーチユーブ6,6の下端
部後面との間にはバツクステー8,8が架設され
ており、これによつてダブルクレードル形のフレ
ーム9が構成されている。またシートピラーチユ
ーブ6,6の下端部前面に溶接したリヤアームブ
ラケツト10,10間には、側面略三角形状に枠
組みされたリヤアーム11が枢支されている。こ
のリヤアーム11は1本の緩衝器13によつて懸
架されており、このリヤアーム11の後端部には
駆動輪としての後輪14が軸支されている。
つて延びるメインパイプ2および下向きに延びる
左右1対のダウンチユーブ3,3を溶接してあ
る。ヘツドパイプ1にはフロントフオーク4が枢
支されており、このフロントフオーク4は操向輪
としての前輪5を軸支している。メインパイプ2
の後端部両側面には左右1対のシートピラーチユ
ーブ6,6の前端部が溶接されており、これらシ
ートピラーチユーブ6,6の後端側は前方に向つ
て曲成されて上記ダウンチユーブ3,3に連なつ
ている。またシートピラーチユーブ6,6の前端
側には左右1対のシートレール7,7の前端部が
溶接されているとともに、シートレール7,7の
後方側下面とシートピラーチユーブ6,6の下端
部後面との間にはバツクステー8,8が架設され
ており、これによつてダブルクレードル形のフレ
ーム9が構成されている。またシートピラーチユ
ーブ6,6の下端部前面に溶接したリヤアームブ
ラケツト10,10間には、側面略三角形状に枠
組みされたリヤアーム11が枢支されている。こ
のリヤアーム11は1本の緩衝器13によつて懸
架されており、このリヤアーム11の後端部には
駆動輪としての後輪14が軸支されている。
ところで、上記フレーム9にはエンジン15が
マウントされている。この実施例におけるエンジ
ン15は、水冷2サイクル単気筒エンジンであ
り、クランクケース16の前端部上面にシリンダ
17を備えている。したがつてこのエンジン15
はシリンダ軸が略上下方向に沿つており、図示し
ないピストンの上下動による慣性力はクランクケ
ース16に対して略上下方向に作用するものであ
る。またクランクケース16内の後部側に配され
た出力軸18の一端には、ドライブスプロケツト
19が固定されており、このドライブスプロケツ
ト19はクランクケース16内の一側方に位置し
ている。そして、ドライブスプロケツト19と後
輪14に固定したドリブンスプロケツト20との
間には、巻き掛け伝動体としてのチエーン21が
掛け渡されており、このチエーン21を介して後
輪14が駆動される。
マウントされている。この実施例におけるエンジ
ン15は、水冷2サイクル単気筒エンジンであ
り、クランクケース16の前端部上面にシリンダ
17を備えている。したがつてこのエンジン15
はシリンダ軸が略上下方向に沿つており、図示し
ないピストンの上下動による慣性力はクランクケ
ース16に対して略上下方向に作用するものであ
る。またクランクケース16内の後部側に配され
た出力軸18の一端には、ドライブスプロケツト
19が固定されており、このドライブスプロケツ
ト19はクランクケース16内の一側方に位置し
ている。そして、ドライブスプロケツト19と後
輪14に固定したドリブンスプロケツト20との
間には、巻き掛け伝動体としてのチエーン21が
掛け渡されており、このチエーン21を介して後
輪14が駆動される。
しかして、上記エンジン15のクランクケース
16は、左右1対のケース構成半片22,23を
互に衝合した左右分割形をなしており、そのシリ
ンダ17側の前端部およびドライブスプロケツト
19側の後端部が、夫々ダウンチユーブ3,3、
シートピラーチユーブ6,6にマウントされてい
る。まず前端部のマウント構造について説明すれ
ば、ダウンチユーブ3,3の下部後面には、エン
ジンブラケツト24,24が互に対向して溶接さ
れており、これらエンジンブラケツト24,24
間にはボルト25が架設され、ナツト26によつ
て締め付けられている。また上記ケース構成半片
23,23の前端部には、これらの衝合した状態
において、つまりクランクケース16の前端部に
前端支持突部27を構成する膨出部28,28が
形成されており、この前端支持突部27がエンジ
ンブラケツト24,24間に介装されるようにな
つている。そして、上記ボルト25は前端支持突
部27つまり膨出部28,28に開設した装着孔
29,29内を貫通しているものであるが、これ
ら各装着孔29,29内には防振ゴム構体30,
30を圧入してある。防振ゴム構体30,30
は、内筒31の外周囲に筒状をなすゴムダンパ3
2を焼付け固定するとともに、このゴムダンパ3
2の外周囲に外筒33を同じく焼付け固定したも
のであり、夫々装着孔29,29の左右側から圧
入されている。そしてこの圧入状態においては内
筒31,31の一端部相互が衝合されている。し
たがつて、クランクケース16の前端部は、内筒
31,31内にボルト25を挿通させるととも
に、このボルト25の挿通端をナツト26で締付
けることにより、エンジンブラケツト24,24
間にラバーマウントされるようになつている。な
お、前端支持突部27の両端面とこれに対面され
るエンジンブラケツト24,24内面との間に
は、所定の隙間34a,34bが存在し、これら
のうちクランクケース16の左側、すなわちチエ
ーン21が張設されている側の隙間34aには、
合成樹脂製のダンパスペーサ35が介装されてい
る。このダンパスペーサ35は、防振ゴム構体3
0の内筒31外周面に同軸的に取着されている。
16は、左右1対のケース構成半片22,23を
互に衝合した左右分割形をなしており、そのシリ
ンダ17側の前端部およびドライブスプロケツト
19側の後端部が、夫々ダウンチユーブ3,3、
シートピラーチユーブ6,6にマウントされてい
る。まず前端部のマウント構造について説明すれ
ば、ダウンチユーブ3,3の下部後面には、エン
ジンブラケツト24,24が互に対向して溶接さ
れており、これらエンジンブラケツト24,24
間にはボルト25が架設され、ナツト26によつ
て締め付けられている。また上記ケース構成半片
23,23の前端部には、これらの衝合した状態
において、つまりクランクケース16の前端部に
前端支持突部27を構成する膨出部28,28が
形成されており、この前端支持突部27がエンジ
ンブラケツト24,24間に介装されるようにな
つている。そして、上記ボルト25は前端支持突
部27つまり膨出部28,28に開設した装着孔
29,29内を貫通しているものであるが、これ
ら各装着孔29,29内には防振ゴム構体30,
30を圧入してある。防振ゴム構体30,30
は、内筒31の外周囲に筒状をなすゴムダンパ3
2を焼付け固定するとともに、このゴムダンパ3
2の外周囲に外筒33を同じく焼付け固定したも
のであり、夫々装着孔29,29の左右側から圧
入されている。そしてこの圧入状態においては内
筒31,31の一端部相互が衝合されている。し
たがつて、クランクケース16の前端部は、内筒
31,31内にボルト25を挿通させるととも
に、このボルト25の挿通端をナツト26で締付
けることにより、エンジンブラケツト24,24
間にラバーマウントされるようになつている。な
お、前端支持突部27の両端面とこれに対面され
るエンジンブラケツト24,24内面との間に
は、所定の隙間34a,34bが存在し、これら
のうちクランクケース16の左側、すなわちチエ
ーン21が張設されている側の隙間34aには、
合成樹脂製のダンパスペーサ35が介装されてい
る。このダンパスペーサ35は、防振ゴム構体3
0の内筒31外周面に同軸的に取着されている。
一方、上記シートピラーチユーブ6,6の下部
間にはクロスパイプ36が架設されている。クロ
スパイプ36の途中の前面には、1対のエンジン
ブラケツト37,37が左右方向に離間して溶接
されており、これらエンジンブラケツト37,3
7間にはピボツト軸38が架設され、ナツト39
によつて締め付けられている。また上記ケース構
成半片22,23の後端部には、クランクケース
16の後端部に後端支持突部40を構成するため
の膨出突部41,41が形成されており、この後
端支持突部40がエンジンブラケツト37,37
間に位置されるようになつている。そして後端支
持突部40つまり膨出突部41,41には、エン
ジン15の瞬間中心もしくはその近傍に位置して
貫通孔42,42が開設されており、これら貫通
孔42,42内を上記ピポツト軸38が貫通され
ている。このピポツト軸38における貫通部分の
外周面には左右1対のカラー43,43が嵌挿さ
れており、これらカラー43,43の一端面は互
に衝合されているとともに、他端のフランジ部4
4,44は、夫々後端支持突部40の両側面とこ
れに対向するエンジンブラケツト37,37内面
との間に挾持されている。したがつて、後端支持
突部40はピボツト軸38の軸方向への移動が阻
止された状態でブラケツト37,37間に介装さ
れている。またこのようなカラー43,43は、
上記貫通孔42,42の開口端部内周面に取着し
たボールベアリング45,45によつて回転自在
に軸支されている。これらボールベアリング4
5,45は、その内輪46を各カラー43,43
の両端側外周面に圧入するとともに、外輪47を
貫通孔42,42の内周面に圧入したものであ
り、この内輪46,46は、カラー43,43の
外周面に嵌合したサークリツプ48,48によつ
て上記ピボツト軸38の軸方向に沿う両側に強制
的に付勢されている。したがつて、クランクケー
ス16の後端支持突部40は、エンジン15の瞬
間中心もしくはその近傍においてエンジンブラケ
ツト37,37に対して揺動自在に枢支されてい
るものであり、このクランクケース16の揺動方
向は上記ピストンの上下動方向と略一致してい
る。そして上記膨出突部41,41の後端部に
は、互に衝合する後端衝合壁41a,41aが突
接されており、これら衝合壁41a,41aによ
り後端支持突部40内が外方と区画された密閉空
間となつて、上記ボールベアリング45,45に
ほこり等の異物の付着が防止されている。
間にはクロスパイプ36が架設されている。クロ
スパイプ36の途中の前面には、1対のエンジン
ブラケツト37,37が左右方向に離間して溶接
されており、これらエンジンブラケツト37,3
7間にはピボツト軸38が架設され、ナツト39
によつて締め付けられている。また上記ケース構
成半片22,23の後端部には、クランクケース
16の後端部に後端支持突部40を構成するため
の膨出突部41,41が形成されており、この後
端支持突部40がエンジンブラケツト37,37
間に位置されるようになつている。そして後端支
持突部40つまり膨出突部41,41には、エン
ジン15の瞬間中心もしくはその近傍に位置して
貫通孔42,42が開設されており、これら貫通
孔42,42内を上記ピポツト軸38が貫通され
ている。このピポツト軸38における貫通部分の
外周面には左右1対のカラー43,43が嵌挿さ
れており、これらカラー43,43の一端面は互
に衝合されているとともに、他端のフランジ部4
4,44は、夫々後端支持突部40の両側面とこ
れに対向するエンジンブラケツト37,37内面
との間に挾持されている。したがつて、後端支持
突部40はピボツト軸38の軸方向への移動が阻
止された状態でブラケツト37,37間に介装さ
れている。またこのようなカラー43,43は、
上記貫通孔42,42の開口端部内周面に取着し
たボールベアリング45,45によつて回転自在
に軸支されている。これらボールベアリング4
5,45は、その内輪46を各カラー43,43
の両端側外周面に圧入するとともに、外輪47を
貫通孔42,42の内周面に圧入したものであ
り、この内輪46,46は、カラー43,43の
外周面に嵌合したサークリツプ48,48によつ
て上記ピボツト軸38の軸方向に沿う両側に強制
的に付勢されている。したがつて、クランクケー
ス16の後端支持突部40は、エンジン15の瞬
間中心もしくはその近傍においてエンジンブラケ
ツト37,37に対して揺動自在に枢支されてい
るものであり、このクランクケース16の揺動方
向は上記ピストンの上下動方向と略一致してい
る。そして上記膨出突部41,41の後端部に
は、互に衝合する後端衝合壁41a,41aが突
接されており、これら衝合壁41a,41aによ
り後端支持突部40内が外方と区画された密閉空
間となつて、上記ボールベアリング45,45に
ほこり等の異物の付着が防止されている。
なお、符号49はラジエタ、50は気化器であ
る。
る。
このような構成によれば、クランクケース16
のドライブスプロケツト19側の後端部を、エン
ジン15の瞬間中心又はその近傍においてフレー
ム9に揺動自在に枢支してあるので、クランクケ
ース16にピストンの上下動に伴う慣性力が作用
すると、このクランクケース16は後端支持突部
40を支点として上下に揺動することになる。一
方、クランクケース16のシリンダ17側の前端
部は、フレーム9に防振ゴム構体30を介してラ
バーマウント、つまり防振支持されているので、
上記クランクケース16の揺動はゴムダンパ3
2,32によつて吸収され、かつ減衰された状態
でフレーム9に伝わることになる。したがつて、
このようなマウント構造によれば、フレーム9へ
のエンジン振動の伝達を有効に遮断でき、乗り心
地が向上するのはもちろん、強度的な点で有利と
なる。
のドライブスプロケツト19側の後端部を、エン
ジン15の瞬間中心又はその近傍においてフレー
ム9に揺動自在に枢支してあるので、クランクケ
ース16にピストンの上下動に伴う慣性力が作用
すると、このクランクケース16は後端支持突部
40を支点として上下に揺動することになる。一
方、クランクケース16のシリンダ17側の前端
部は、フレーム9に防振ゴム構体30を介してラ
バーマウント、つまり防振支持されているので、
上記クランクケース16の揺動はゴムダンパ3
2,32によつて吸収され、かつ減衰された状態
でフレーム9に伝わることになる。したがつて、
このようなマウント構造によれば、フレーム9へ
のエンジン振動の伝達を有効に遮断でき、乗り心
地が向上するのはもちろん、強度的な点で有利と
なる。
またこのマウント構造によると、ドライブスプ
ロケツト19に近いクランクケース16の後端部
は、プポツト軸38の軸回り方向へ揺動するのみ
であるから、急加速あるいは急激なエンジンブレ
ーキをかけた場合にチエーン21が強く伸張され
たとしても、クランクケース16の後端部がチエ
ーン21の張設方向に沿う平面内において水平に
ねじられる虞れはない。この結果、チエーン21
の張設方向に沿うエンジン15の変位量を、従来
のラバーマウント構造よりも少ない範囲内に抑え
ることができ、チエーン21の弛みに伴う打音の
発生やチエーン21およびドライブ、ドリブンス
プロケツト19,20の摩耗等を防止できる。し
たがつてこのマウント構造は、フレーム9に対す
るエンジン振動を有効に遮断しつつこのエンジン
15のねじり変位を確実に規制できるものであ
る。
ロケツト19に近いクランクケース16の後端部
は、プポツト軸38の軸回り方向へ揺動するのみ
であるから、急加速あるいは急激なエンジンブレ
ーキをかけた場合にチエーン21が強く伸張され
たとしても、クランクケース16の後端部がチエ
ーン21の張設方向に沿う平面内において水平に
ねじられる虞れはない。この結果、チエーン21
の張設方向に沿うエンジン15の変位量を、従来
のラバーマウント構造よりも少ない範囲内に抑え
ることができ、チエーン21の弛みに伴う打音の
発生やチエーン21およびドライブ、ドリブンス
プロケツト19,20の摩耗等を防止できる。し
たがつてこのマウント構造は、フレーム9に対す
るエンジン振動を有効に遮断しつつこのエンジン
15のねじり変位を確実に規制できるものであ
る。
またクランクケース16の前端支持突部27と
エンジンブラケツト24,24との間には、組立
てに際しての一定のクリアランスつまり隙間34
a,34bが存在するが、このうちチエーン21
の張力によつてエンジン15が変位しようとする
側の隙間34aにはダンパスペーサ35を介装し
てあるので、クランクケース16前端部のラバー
マウントによつてこの前端部がチエーン21の張
力によつて水平に変位されてもエンジンブラケツ
ト24に前端支持突部27の一側面が衝突するの
を防止できる。したがつてこれら両者の摩耗や不
快な打音の発生を防止できる利点がある。
エンジンブラケツト24,24との間には、組立
てに際しての一定のクリアランスつまり隙間34
a,34bが存在するが、このうちチエーン21
の張力によつてエンジン15が変位しようとする
側の隙間34aにはダンパスペーサ35を介装し
てあるので、クランクケース16前端部のラバー
マウントによつてこの前端部がチエーン21の張
力によつて水平に変位されてもエンジンブラケツ
ト24に前端支持突部27の一側面が衝突するの
を防止できる。したがつてこれら両者の摩耗や不
快な打音の発生を防止できる利点がある。
さらにこの実施例では、内輪46,46をピボ
ツト軸38の軸方向に沿う両側に強制的に付勢
し、外輪47,47と内輪46,46相互間のが
たつき、いわゆるアキシヤルクリアランスを吸収
するようにしたので、クランクケース16の後端
支持突部40がピボツト軸38の軸方向に振れよ
うとするのを防止でき、マウントが確実になされ
る。
ツト軸38の軸方向に沿う両側に強制的に付勢
し、外輪47,47と内輪46,46相互間のが
たつき、いわゆるアキシヤルクリアランスを吸収
するようにしたので、クランクケース16の後端
支持突部40がピボツト軸38の軸方向に振れよ
うとするのを防止でき、マウントが確実になされ
る。
なお上記実施例では、ピボツト軸をボールベア
リングによつて軸支したが、ローラベアリングに
よつても同様に実施できる。
リングによつて軸支したが、ローラベアリングに
よつても同様に実施できる。
また、本発明に係るエンジン支持装置は、自動
2輪車用に限らず、例えば自動3輪車やカート等
の4輪車でも実施可能なことは言うまでもない。
2輪車用に限らず、例えば自動3輪車やカート等
の4輪車でも実施可能なことは言うまでもない。
以上詳述した本発明によれば、エンジンがピス
トンの往復動によつて振動すると、このエンジン
はクランクケースの後端部を枢支点として揺動す
るとともに、このエンジンの揺動はクランクケー
スの前端部の防振ゴムによつて吸収され、かつ減
衰された状態でフレーム側に伝わるので、このフ
レームへのエンジン振動の伝達を有効に遮断する
ことができる。しかも、クランクケースの後端部
はピボツト軸の軸回り方向へ揺動するのみである
から、急激な加速やエンジンブレーキをかけた場
合のように、巻き掛け伝動体が強く伸張されたと
しても、クランクケースの後端部が巻き掛け伝動
体の張設方向に沿う平面内でねじられる虞れはな
い。
トンの往復動によつて振動すると、このエンジン
はクランクケースの後端部を枢支点として揺動す
るとともに、このエンジンの揺動はクランクケー
スの前端部の防振ゴムによつて吸収され、かつ減
衰された状態でフレーム側に伝わるので、このフ
レームへのエンジン振動の伝達を有効に遮断する
ことができる。しかも、クランクケースの後端部
はピボツト軸の軸回り方向へ揺動するのみである
から、急激な加速やエンジンブレーキをかけた場
合のように、巻き掛け伝動体が強く伸張されたと
しても、クランクケースの後端部が巻き掛け伝動
体の張設方向に沿う平面内でねじられる虞れはな
い。
このため、エンジンの変位量を従来よりも少な
い許容範囲内に抑えることができ、巻き掛け伝動
体の弛みや打音の発生等を防止できる。したがつ
て、フレームに対するエンジンの振動を有効に遮
断しつつ、巻き掛け伝導体の張力によるエンジン
のねじり変位を確実に防止することができる。
い許容範囲内に抑えることができ、巻き掛け伝動
体の弛みや打音の発生等を防止できる。したがつ
て、フレームに対するエンジンの振動を有効に遮
断しつつ、巻き掛け伝導体の張力によるエンジン
のねじり変位を確実に防止することができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は自動
2輪車の側面図、第2図はエンジン部分の側面
図、第3図は第2図中−線に沿う断面図であ
る。 9……フレーム、14……駆動輪(後輪)、1
5……エンジン、16……クランクケース、17
……シリンダ、21……巻き掛け伝動体(チエー
ン)、27……前端部(前端支持突部)、32……
防振ゴム(ゴムダンパ)、38……ピボツト軸、
40……後端部(後端支持突部)、45……軸受
(ボールベアリング)。
2輪車の側面図、第2図はエンジン部分の側面
図、第3図は第2図中−線に沿う断面図であ
る。 9……フレーム、14……駆動輪(後輪)、1
5……エンジン、16……クランクケース、17
……シリンダ、21……巻き掛け伝動体(チエー
ン)、27……前端部(前端支持突部)、32……
防振ゴム(ゴムダンパ)、38……ピボツト軸、
40……後端部(後端支持突部)、45……軸受
(ボールベアリング)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フレームにエンジンのクランクケースを支持
し、このエンジンの動力をクランクケースの後部
一側と駆動輪との間に掛け渡した巻き掛け伝動体
を介して駆動輪に伝達する車両において、 上記クランクケースにおけるシリンダ側の前端
部を防振ゴムを介してフレームに防振支持すると
ともに、このクランクケースの巻き掛け伝動体側
の後端部を、ピボツト軸および軸受を介してフレ
ームに揺動可能に枢支したことを特徴とする車両
のエンジン支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6604581A JPS57182580A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Mount structure of engine in chain driving car |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6604581A JPS57182580A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Mount structure of engine in chain driving car |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57182580A JPS57182580A (en) | 1982-11-10 |
| JPS647918B2 true JPS647918B2 (ja) | 1989-02-10 |
Family
ID=13304505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6604581A Granted JPS57182580A (en) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Mount structure of engine in chain driving car |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57182580A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0439417A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-10 | Takai Seiki:Kk | ベアリングおよびシール板 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH075114B2 (ja) * | 1984-07-19 | 1995-01-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
| JPS6328785A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車等のエンジン懸架装置 |
| JP6362693B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2018-07-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 空冷式単気筒エンジン及び鞍乗型車両 |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6604581A patent/JPS57182580A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0439417A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-10 | Takai Seiki:Kk | ベアリングおよびシール板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57182580A (en) | 1982-11-10 |
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