JPS648007B2 - - Google Patents

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JPS648007B2
JPS648007B2 JP4783080A JP4783080A JPS648007B2 JP S648007 B2 JPS648007 B2 JP S648007B2 JP 4783080 A JP4783080 A JP 4783080A JP 4783080 A JP4783080 A JP 4783080A JP S648007 B2 JPS648007 B2 JP S648007B2
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Japan
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polymer
copolymer
dimethyl
acryloyl
present
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JP4783080A
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Yukio Imanishi
Hideaki Kiba
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はN−メチル化環状ペプチドを側鎖に
有するビニルポリマーの製造法に係わる。
極性の低い有機溶媒と同様の性質をもつ細胞膜
において、金属イオンの錯化、輸送、反応及び生
理活性の発現に関与する脂溶性蛋白質の存在が知
られている。本発明者等は脂溶性蛋白質におけ
る、かかる特性を工業的に利用し得る形とした物
質を得る目的をもつて研究を重ね、さらに環状ペ
プチドを側鎖にもつビニルポリマーの製造法を発
明した(特願昭52−104378号)。
本発明者等は上記発明によつて得られるポリマ
ーに対し、一層有為な特性をもつポリマーを得る
ために研究を続け、本発明を完成するに到つた。
即ち本発明の要旨とするところは、シクロ(N〓
−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル−L−リシルサ
ルコシン)又はこのもの及び二重結合と共役し易
い置換基をもつビニル系単量体を含有する混合モ
ノマーをラジカル重合触媒の存在下で重合を行な
わせることを特徴とするN−メチル化環状ペプチ
ドを側鎖にもつビニルポリマーの製造法に存す
る。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明方法で用いられるモノマーであるシクロ
(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル−L−リシ
ルサルコシン)は例えば次のようにして合成され
る。
先ずこの合成反応を式で示すと次の通りであ
る。
上記()の化合物は特願昭52−104378号(特
開昭54−38394号)の明細書に開示された方法に
準拠して合成される。またこの化合物()は本
発明者等によつて初めて合成されたものである。
この化合物()976mg(4ミリモル)、
Ag2O5.5g(24ミリモル)及びヨウ化メチル3ml
(48ミリモル)を蒸留直後のジメチルホルムアミ
ド(60ml)に溶解乃至は懸濁させ、光を遮断し、
乾燥管をつけて室温で24時間撹拌する。この混合
物を過し、液を蒸発乾固して得られる油状物
質を乾燥した後、上記と同じ反応操作を2回繰返
し、シクロ(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル
−L−リシルサルコシン)〔化合物()〕を得
た。収量は1.1g、収率は100%である。得られた
化合物()は淡黄色の油状物質であり、極めて
吸湿性である。このものは各種溶媒に対して次の
ような溶解性を示す。
易溶:水、ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド、メタノール、アセトン、クロロホル
ム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼ
ン 殆んど不溶:n−ヘキサン、ジエチルエーテル 即ち、水、アルコール、双極性非プロトン性溶
媒、ハロゲン化炭化水素、芳香族炭化水素など広
い範囲の溶媒に良く溶けることが特徴である。
本発明方法で用いられる重合触媒としては通常
ラジカル重合反応に用いられるものであればよ
く、具体的にはアゾビスイソブチロニトリル(以
下AIBNという)のような脂肪族アゾ化合物、ベ
ンゾイルペルオキシドのような有機過酸化物、過
硫酸カリウム、過酸化水素のような無機過酸化
物、またこれら触媒に還元性化合物を併用したレ
ドツクス重合触媒が挙げられる。
本発明方法で、シクロ(N〓−アクリロイル−
N〓,〓−ジメチル−L−リシルサルコシン)と共重
合させるコモノマーとしては、スチレン、核置換
スチレン;アクリル酸、メタクリル酸又はこれら
の酸のアルキルエステル(例えば、メチル、エチ
ル、n−プロピル、n−ブチルエステル)、アミ
ド、アルキルアミド;アクリロニトリル、メタク
リロニトリル;ビニルピリジン等が挙げられる。
次に上記単量体の単独重合の実施例を説明す
る。
実施例 1 ジメチルホルムアミドにシクロ(N〓−アクリ
ロイル−N〓,〓−ジメチル−L−リシルサルコシ
ン)を溶かして50重量%の溶液を作り、これに上
記モノマーに対して3重量%のAIBNを加え、こ
の溶液に窒素ガスを通して酸素を除去した後、減
圧下に封管する。封管内の溶液を80℃に加熱して
40時間重合させる。得られた溶液を20重量倍のジ
エチルエーテルに注ぐと、淡黄色のポリマーが沈
澱する。このポリマーをエタノールに溶かし、そ
の溶液をジエチルエーテルに注いでポリマーを再
沈澱させ、精製する。未反応の単量体はジメチル
ホルムアミド−ジエチルエーテル混合溶媒又はエ
タノール−ジエチルエーテル混合溶媒に可溶であ
つた。ポリマーの収率は83%であり、ポリマーの
繰返し単位は次の通りと推定される。
得られたポリマー及び原料モノマーのIRスペ
クトルを第1図に示す。第1図Aは単量体即ちシ
クロ(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル−L−
リシルサルコシン)をKBr錠剤の表面に塗布し
た状態で測定したIRスペクトル、第1図Bはそ
のポリマーのKBr錠剤法によるIRスペクトルを
示す図であり、第1図Aにおけるa及びbで示す
970cm-1と1620cm-1付近に観測されるC=C二重
結合に基づく吸収が第1図Bでは観測されず、こ
れによりポリマーの生成が確められた。第2図は
ポリマーの重クロロホルム溶液の100MHz
NMRスペクトルを示すものであつて、δ=
2.99ppmに出現する鋭いシングレツトシグナルは
繰返し単位当り3個存在するN−CH3プロトンに
帰属するものであり、本発明のN−メチル化環状
ペプチドを側鎖にもつビニルポリマーが得られた
ことが明らかである。
生成重合体の各種溶媒に対する溶解性は次の通
りである。
極めて易溶:水、メタノール、エタノール、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ジメチルホ
ルムアミド 易溶:イソプロパノール、ジオキサン、ベンゼン 部分的に可溶:アセトン、テトラヒドロフラン、
酢酸エチル 殆んど不溶:ジエチルエーテル 上記のように本発明によるホモポリマーの溶解
性は極めて高く、水や多種類の有機溶媒によく溶
ける。この特性は、相当するN−非置換の環状ペ
フチドを側鎖にもつビニルポリマー(前記特願昭
52−104378号発明によるホモポリマー)が水、水
とジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシ
ドとの混合溶媒にしか溶けないことと対照的であ
る。即ち繰返し単位当り3個のアミド結合を全べ
てN−メチル化することにより、ポリマーの溶解
性は著しく向上された。
得られたポリマーのジクロロエタン溶液、25℃
で測定した固有粘度は0.074であつた。
次にシクロ(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチ
ル−L−リシルサルコシン)と、二重結合と共役
し易い置換基をもつモノマーとからコポリマーを
製造する場合の実施例を示す。
実施例 2 50重量%のシクロ(N〓−アクリロイル−N〓,〓−
ジメチル−L−リシルサルコシン)と20重量%の
スチレンを含むジメチルホルムアミド溶液(2種
のモノマーの等モル混合物)にモノマーに対して
3重量%のAIBNを加え、溶液に窒素ガスを通し
て酸素を除去した後、減圧下に封管する。封管内
の溶液を80℃に加熱して40時間重合を行なわせ、
この溶液を10重量倍量の水に注ぐと白色のコポリ
マーが沈澱した。このコポリマーをテトラヒドロ
フランに溶かし、溶液を水に注いでコポリマーを
再沈澱させ、精製する。コポリマーの収率は74%
であり、ジクロロエタン溶液中、25℃において測
定した固有粘度は0.11であつた。元素分析による
窒素含有率に基づいて計算したコポリマーにおけ
るモノマー〔化合物()〕の割合は約26モル%
であつた。このことからラジカル重合における化
合物()の相対反応性はスチレンより低いこ
と、環状ペプチドを側鎖にもつビニル化合物の反
応性はアミド結合をN−メチル化しても殆んど変
化しないことがわかる。
コポリマーの各種溶媒に対する溶解性は次の通
りである。
極めて易溶:アセトン、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルム、塩化メチレン、ジオキサ
ン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド 易溶:エタノール、酢酸エチル 部分的に可溶:メタノール、イソプロパノール 殆んど不溶:水、ジエチルエーテル 上記方法によつて得られたコポリマーも広範囲
の有機溶媒によくとける。相応するN−非置換の
環状ペプチドを側鎖に持つビニル化合物〔前示化
合物()〕とスチレンの共重合体(前記特願昭
52−104378号発明によるコポリマー)が上記化合
物()を約25モル%含む場合、ジオキサン、塩
化メチレン、ベンゼン等にあまり良く溶けないこ
とを考え合わせると、アミド結合をN−メチル化
したモノマーを用いた本発明方法によるコポリマ
ーの溶解性の増大が明らかである。本発明による
ホモポリマーとコポリマーの溶解性を比較する
と、コポリマーは水、アルコール等への溶解性が
低いが、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ベンゼン等へは溶け易い。このような溶解
性を示すのはコポリマー中にスチレン単位が共重
合して存在するためと考えられる。
この実施例で得られたコポリマーのIRスペク
トル(KBr錠剤法)を第3図に示す。この図に
おいて、1670cm-1付近の吸収(図中C)はシクロ
(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル−L−リシ
ルサルコシン)のアミド結合に帰属され、700cm
-1及び750cm-1付近の吸収(図中d及びe)はス
チレンのフエニル基に帰属されるものである。即
ちコモノマー夫々の特性吸収が、共に第3図の
IRスペクトルに観測されること、共重合体の溶
解性を考え合わせると、真のコポリマーが得られ
たことが明らかである。即ちポリスチレンはアル
コール類に不溶であるが、この実施例で得られた
ものは可溶である。
このコポリマーの繰返し単位は次の通りと推定
される。
本発明方法によつて得られるホモポリマー及び
コポリマーはその側鎖のN−メチル化環状ペプチ
ドにより、次のような分野で利用される。即ち例
えば各種金属イオン(軽金属イオン、重金属イオ
ン)、沃素などのハロゲン分子の除去に、そして
ホモポリマーは水溶液中及び有機溶媒中で、また
コポリマーは有機溶媒中で錯体を形成し得るもの
の除去に使用できる。またホモポリマーやコポリ
マーに銅イオンを配位させたものは酸化反応(オ
レフインの酸化によるエポキシドの生成や、アル
コールの酸化によるアルデヒドの生成など)の触
媒として、ロジウムイオンを配位させたものは還
元反応(オレフインの還元によるアルカンの生成
や、ケトンの還元によるアルコールの生成など)
の触媒として利用できる。この場合、不斉な高分
子に担持された触媒として、不斉な、基質選択的
な酸化、還元反応の触媒となることが期待でき
る。
本発明方法によつて得られるホモポリマー及び
コポリマーがN−メチル化されていない環状ペプ
チドを側鎖にもつ前記化合物()のホモポリマ
ー、コポリマー(前記特願昭52−104378号の発明
によつて得られるポリマー)に対して際立つた特
徴を示すところは、それらの金属イオンに対する
配位力が著しく高いこと及び金属塩錯体の有機溶
媒への溶解性が高いことである。
以上説明し、実施例に示したところは本発明の
理解を助けるための代表的例示に係わるものであ
り、本発明はこれらの例示に制限されることな
く、発明の要旨内でその他変更例を採ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A及び同Bは夫々シクロ(N〓−アクリ
ロイル−N〓,〓ジメチル−L−リシルサルコシン)
及びそのホモポリマーのIRスペクトル図、第2
図は上記ホモポリマーの100MHz NMRスペク
トル図、第3図はシクロ(N〓−アクリロイル−
N〓,〓−ジメチル−L−リシルサルコシン)とスチ
レンとのコポリマーのIRスペクトル図である。 第1図A,B及び第3図において、縦軸は透過
率(%)及び吸光度、横軸は波長(10-6m)及び
波数(cm-1)を示し、第2図において縦軸は相対
強度、横軸は化学シフト(ppm)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シクロ(N〓−アクリロイル−N〓,〓−ジメチル
    −L−リシルサルコシン)又はこのもの及び二重
    結合と共役し易い置換基をもつビニル系単量体を
    含有する混合モノマーをラジカル重合触媒の存在
    下で重合を行なわせることを特徴とするN−メチ
    ル化環状ペプチドを側鎖にもつビニルポリマーの
    製造法。
JP4783080A 1980-04-11 1980-04-11 Production of vinyl polymer having n-methylated cyclic peptide in side chain Granted JPS56143206A (en)

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JPH0570220U (ja) * 1992-08-05 1993-09-24 株式会社クボタ 施肥装置付き歩行型田植機
JP2540780B2 (ja) * 1994-05-19 1996-10-09 井関農機株式会社 施肥装置付き苗植機
JPH07250522A (ja) * 1995-01-23 1995-10-03 Iseki & Co Ltd 施肥装置付き田植機

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