JPS648061B2 - - Google Patents
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- JPS648061B2 JPS648061B2 JP58131598A JP13159883A JPS648061B2 JP S648061 B2 JPS648061 B2 JP S648061B2 JP 58131598 A JP58131598 A JP 58131598A JP 13159883 A JP13159883 A JP 13159883A JP S648061 B2 JPS648061 B2 JP S648061B2
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
従来から内部酸化法で製造される銀・酸化物合
金ではAg−CdO合金が広く実用化されているが、
さらにAg−CdO合金に他元素を添加して耐火度
を高めることにより、その用途も大電流の遮断領
域へと広げられつつある。 これらのAg−CdO系合金は通常その酸化物量
が重量比で6〜15%含有されているものである
が、Cdは有害元素であるのでCdを使用しない元
素で性能が同等以上である材料開発が本発明の主
旨である。 即ち、本発明のSn(70重量%以上で5全重量%
以上)とSb(0.2全重量%以上の残部重量%)を含
み、このSnとSbとの和が6〜15全重量%であり、
更にIn(2全重量%以上)を含み、溶質金属が全
量で8〜17全重量%である銀合金の内部酸化はこ
のInの存在により成功した。もつとも、この内部
酸化の成功には酸素気圧も鍵となる。 一例を挙げると、Sn7%、Zn3%、In2%の如き
本発明に類似するAg合金に於ては、高い酸素圧
力が必要となり、一気圧雰囲気中では合金の表面
に酸化スケールが発生して酸化進行は認めらず、
本発明の成分範囲の合金では1.5気圧以上で溶質
濃度が大になるにつれて、酸素気圧を増加するこ
とが内部酸化を成功する為に必要であることが実
験から得られた。 因みに、従来のAg−Cd合金又はAg−Zn(5
%)の如く内部酸化が容易な合金成分のものに於
ては、酸素圧力は単なる酸化速度を増すだけの効
果であつた。 本発明において、Agに対する添加溶質金属元
素(Sn、In、Sb)の全重量比が8%以下では分
散強化型材料としての電気的性質が劣るし、17%
以上になると合金の加工性が乏しくなるので、上
記した添加溶質金属元素の下限値は8%であり、
その上限値は17%である。 また、SnとSbの溶質金属がAg中に全重量比で
6%以上存在すると、合金に所期の耐溶着性が得
られるので、SnとSbの和の下限値は6%である。
しかし、この場合に、特にSnが5重量%を越え
て存在すると、内部酸化の過程でこれら溶質金属
の酸化における核発生と核成長とのバランスがと
れないために酸化表面被膜が生成し、内部酸化の
進行が阻害されて内部酸化が不可能になるので、
Inを加えるものである。また前記の金属元素の
SnとSbの和の全重量比が15%を越えると合金の
加工性が悪くなりクラツクその他の障害が生じや
すくなるので、上記した和の上限値は15%であ
る。 前述した通り、Ag中での拡散速度の遅いSnに
Inを添加して拡散速度を調整することにより、内
部酸化の進行に伴い適当な析出酸化物粒子の成長
があり、内部酸化が成功する。 本発明の成分範囲の合金では、Inが2%以下の
場合ではSn、Sbの溶質金属との相乗作用効果
(即ちAg中でSnよりも早い拡散速度を有するInの
添加によつて酸化核成長のバランスがとれる)が
薄く、溶質金属のAg中での拡散速度がそれ程上
昇せず、内部酸化が完全に行ない得ない。しかも
酸素気圧が低い雰囲気中では安定した酸化は得ら
れない。 またSnとSbの添加量の和が6〜15全重量%と
多いことが従来のAg−CdO系合金に比して耐久
性、耐溶着性を向上させるのである。 この添加量のうちの大部分(即ち70重量%以
上)は非常に高融点の金属酸化物をつくるSnで
あるが、その一部(0.2全重量%以上で30重量%
以下)はSbである。Sb酸化物は本発明の材料の
接点開閉時の接触の安定性を増すためのものであ
り、特にSnが5全重量%以上の濃度で含まれて
材料全体の硬度が高くなりすぎる傾向のときに
は、該Sb酸化物の存在は接触抵抗の安定化のた
めに効果がある。ただし、Snに対してSbの比が
30重量%以上になると内部酸化が難かしくなるこ
とが分つた。Sbが0.2全重量%以下であるときは
意図しない不純物とみられるので、少なくとも
0.2全重量%以上の量でSnとの比が30重量%以下
であればSbの添加は従つて効果的である。 従つて、この発明になる酸化錫が酸化インジウ
ムとで主酸化物をなす内部酸化した銀・酸化物合
金の電気接点材料は、金属成分で5重量%を越え
14.8重量%までのSnと、0.2〜4.5重量%のSbと、
2〜11重量%のInと、残部銀とからなり、Snと
Sbとの和が6〜15重量%であつてSnがこの和の
70重量%以上であり、かつSnとSbとInとの和が
8〜17重量%であるものである。 本発明の合金成分値を理解に便なるために、以
下に図解する。
金ではAg−CdO合金が広く実用化されているが、
さらにAg−CdO合金に他元素を添加して耐火度
を高めることにより、その用途も大電流の遮断領
域へと広げられつつある。 これらのAg−CdO系合金は通常その酸化物量
が重量比で6〜15%含有されているものである
が、Cdは有害元素であるのでCdを使用しない元
素で性能が同等以上である材料開発が本発明の主
旨である。 即ち、本発明のSn(70重量%以上で5全重量%
以上)とSb(0.2全重量%以上の残部重量%)を含
み、このSnとSbとの和が6〜15全重量%であり、
更にIn(2全重量%以上)を含み、溶質金属が全
量で8〜17全重量%である銀合金の内部酸化はこ
のInの存在により成功した。もつとも、この内部
酸化の成功には酸素気圧も鍵となる。 一例を挙げると、Sn7%、Zn3%、In2%の如き
本発明に類似するAg合金に於ては、高い酸素圧
力が必要となり、一気圧雰囲気中では合金の表面
に酸化スケールが発生して酸化進行は認めらず、
本発明の成分範囲の合金では1.5気圧以上で溶質
濃度が大になるにつれて、酸素気圧を増加するこ
とが内部酸化を成功する為に必要であることが実
験から得られた。 因みに、従来のAg−Cd合金又はAg−Zn(5
%)の如く内部酸化が容易な合金成分のものに於
ては、酸素圧力は単なる酸化速度を増すだけの効
果であつた。 本発明において、Agに対する添加溶質金属元
素(Sn、In、Sb)の全重量比が8%以下では分
散強化型材料としての電気的性質が劣るし、17%
以上になると合金の加工性が乏しくなるので、上
記した添加溶質金属元素の下限値は8%であり、
その上限値は17%である。 また、SnとSbの溶質金属がAg中に全重量比で
6%以上存在すると、合金に所期の耐溶着性が得
られるので、SnとSbの和の下限値は6%である。
しかし、この場合に、特にSnが5重量%を越え
て存在すると、内部酸化の過程でこれら溶質金属
の酸化における核発生と核成長とのバランスがと
れないために酸化表面被膜が生成し、内部酸化の
進行が阻害されて内部酸化が不可能になるので、
Inを加えるものである。また前記の金属元素の
SnとSbの和の全重量比が15%を越えると合金の
加工性が悪くなりクラツクその他の障害が生じや
すくなるので、上記した和の上限値は15%であ
る。 前述した通り、Ag中での拡散速度の遅いSnに
Inを添加して拡散速度を調整することにより、内
部酸化の進行に伴い適当な析出酸化物粒子の成長
があり、内部酸化が成功する。 本発明の成分範囲の合金では、Inが2%以下の
場合ではSn、Sbの溶質金属との相乗作用効果
(即ちAg中でSnよりも早い拡散速度を有するInの
添加によつて酸化核成長のバランスがとれる)が
薄く、溶質金属のAg中での拡散速度がそれ程上
昇せず、内部酸化が完全に行ない得ない。しかも
酸素気圧が低い雰囲気中では安定した酸化は得ら
れない。 またSnとSbの添加量の和が6〜15全重量%と
多いことが従来のAg−CdO系合金に比して耐久
性、耐溶着性を向上させるのである。 この添加量のうちの大部分(即ち70重量%以
上)は非常に高融点の金属酸化物をつくるSnで
あるが、その一部(0.2全重量%以上で30重量%
以下)はSbである。Sb酸化物は本発明の材料の
接点開閉時の接触の安定性を増すためのものであ
り、特にSnが5全重量%以上の濃度で含まれて
材料全体の硬度が高くなりすぎる傾向のときに
は、該Sb酸化物の存在は接触抵抗の安定化のた
めに効果がある。ただし、Snに対してSbの比が
30重量%以上になると内部酸化が難かしくなるこ
とが分つた。Sbが0.2全重量%以下であるときは
意図しない不純物とみられるので、少なくとも
0.2全重量%以上の量でSnとの比が30重量%以下
であればSbの添加は従つて効果的である。 従つて、この発明になる酸化錫が酸化インジウ
ムとで主酸化物をなす内部酸化した銀・酸化物合
金の電気接点材料は、金属成分で5重量%を越え
14.8重量%までのSnと、0.2〜4.5重量%のSbと、
2〜11重量%のInと、残部銀とからなり、Snと
Sbとの和が6〜15重量%であつてSnがこの和の
70重量%以上であり、かつSnとSbとInとの和が
8〜17重量%であるものである。 本発明の合金成分値を理解に便なるために、以
下に図解する。
【表】
以下、実施例により本発明の効果について述べ
る。 実施例 Ag−Sn5.8%−Sb0.2%−In2%の合金を作り、
これを圧延鍛造して2mmの板とし、酸素気圧10気
圧、温度650℃で72時間内部酸化した。得られた
電気接点用合金材の高度(HRF)、電導度
(IACS)および比重は次の通りであつた。 硬度 電導度 比重 85 68 10.2 この実施例の合金と従来のAg−Cd系の合金を
内部酸化したものとについて下記の試験条件によ
り耐溶着性の比較試験をしたところ、次表のよう
な結果を得た。 試験条件 電 圧 D.C.200V 初期電流 5700A 接触圧力 200g 各試料5個につき20回づつ測定 更に、上記したところと同様に下記の合金を内
部酸化して電気接点用合金材を得た。 Ag−Sn14%−Sb1%−In2% Ag−Sn9.5%−Sb4%−In3% Ag−Sn6%−Sb1%−In10%
る。 実施例 Ag−Sn5.8%−Sb0.2%−In2%の合金を作り、
これを圧延鍛造して2mmの板とし、酸素気圧10気
圧、温度650℃で72時間内部酸化した。得られた
電気接点用合金材の高度(HRF)、電導度
(IACS)および比重は次の通りであつた。 硬度 電導度 比重 85 68 10.2 この実施例の合金と従来のAg−Cd系の合金を
内部酸化したものとについて下記の試験条件によ
り耐溶着性の比較試験をしたところ、次表のよう
な結果を得た。 試験条件 電 圧 D.C.200V 初期電流 5700A 接触圧力 200g 各試料5個につき20回づつ測定 更に、上記したところと同様に下記の合金を内
部酸化して電気接点用合金材を得た。 Ag−Sn14%−Sb1%−In2% Ag−Sn9.5%−Sb4%−In3% Ag−Sn6%−Sb1%−In10%
【表】
材料番号2〜5は本発明品であつて上記実施例
にて得られたものであり、1は対比のための既知
の材料であり、それぞれの材料の大きさは外径6
mm×厚さ2mmである。 以上のように、本発明にかかる材料は接触が安
定していて耐溶着性に優れた電気接点材料である
ことが認められた。
にて得られたものであり、1は対比のための既知
の材料であり、それぞれの材料の大きさは外径6
mm×厚さ2mmである。 以上のように、本発明にかかる材料は接触が安
定していて耐溶着性に優れた電気接点材料である
ことが認められた。
Claims (1)
- 1 酸化錫が酸化インジウムとで主酸化物をなす
内部酸化した銀・酸化物合金であつて、金属成分
で5重量%を越え14.8重量%までのSnと、0.2〜
4.5重量%のSbと、2〜11重量%のInと、残部銀
とからなり、SnとSbとの和が6〜15重量%であ
つてSnがこの和の70重量%以上であり、かつSn
とSbとInとの和が8〜17重量%である電気接点
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58131598A JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58131598A JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13174073A Division JPS5526176B2 (ja) | 1973-07-20 | 1973-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5935646A JPS5935646A (ja) | 1984-02-27 |
| JPS648061B2 true JPS648061B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=15061802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58131598A Granted JPS5935646A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935646A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2593833B2 (ja) * | 1991-08-27 | 1997-03-26 | 阪神水道企業団 | 流動層式活性炭吸着水槽及びその活性炭層検知方法 |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP58131598A patent/JPS5935646A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5935646A (ja) | 1984-02-27 |
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