JPS648426B2 - - Google Patents

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JPS648426B2
JPS648426B2 JP55156773A JP15677380A JPS648426B2 JP S648426 B2 JPS648426 B2 JP S648426B2 JP 55156773 A JP55156773 A JP 55156773A JP 15677380 A JP15677380 A JP 15677380A JP S648426 B2 JPS648426 B2 JP S648426B2
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JP
Japan
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electron beam
deflection
electron
deflector
voltage
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JP55156773A
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JPS56160748A (en
Inventor
Jeremii Haate Kenesu
Seshiru Doaatei Edowaado
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Control Data Corp
Original Assignee
Control Data Corp
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Publication date
Application filed by Control Data Corp filed Critical Control Data Corp
Publication of JPS56160748A publication Critical patent/JPS56160748A/ja
Publication of JPS648426B2 publication Critical patent/JPS648426B2/ja
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement

Landscapes

  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、電子ビームに用いられる形式の管ま
たは円筒内において、電子または他の荷電粒子の
ビームに生じる収差を動的に補正しまた最小化す
るための、改良された方法に関する。本発明は特
に、2段式8層(eight―fold)粗静電偏向装置
とアレイ式精密偏向装置とを用いた、蝿の眼形
(fly's eye)複合レンズ形の電子ビーム管に適用
するのに適している。
(従来の技術) 1979年2月27日発行の、「電子ビーム管におけ
る静電偏向器の動的補正の方法および装置」と題
された、Kenneth J.Harteを発明者とする米国特
許第4142132号には、静電偏向方式を用いた電子
ビーム管および他の荷電粒子ビーム管に使用され
る、著しく改良された8層静電偏向装置が開示さ
れている。この米国特許第4142132号に開示され
ている電子ビーム管は、電子ビームによりアドレ
ス自在であるメモリに用いるために設計されたも
のであるが、そのようなメモリにおいては、(電
流密度を一定とした場合に)電子光学装置が電子
ビーム管のターゲツト面において分解しうるデー
タ記憶位置数、または、(データビツト位置数を
一定とした場合に)電子ビーム管が達成しうる電
流密度、はターゲツト面における電子ビームスポ
ツトの収差と逆の変化をする。上記米国特許第
4142132号に述べられているように、電子ビーム
スポツトの収差は、静電偏向装置が電子ビームま
たは他の荷電粒子ビームをして中心軸位置からタ
ーゲツト面のx―y平面を横切らしめて、x―y
座標によつて記憶および/または探索されるべき
データが決定されるようになつているx―yアド
レスビツト位置の特定のものへ到達させる際に、
該静電偏向装置によつて導入される。一定のター
ゲツト面の面積におけるデータ記憶容量を最大な
らしめるためには、電子ビームスポツトの収差を
最小ならしめなくてはならない。
(発明の要約) 上記米国特許第4142132号に開示されている、
8層静電偏向装置と補正方法とは、著しく改善さ
れた動作特性を有し、ターゲツト面におけるビー
ムスポツト収差を相当小さくすることができる。
本発明は、上記米国特許第4142132号に開示され
ている8層偏向装置と補正方法との望ましい特徴
を補完することによつて、動作特性の改良とター
ゲツト面におけるビームスポツト収差の最小化と
を実現しようとするものである。
すなわち、本発明の主要目的は、電子ビーム管
または他の荷電粒子ビーム管において、ビームス
ポツト収差を補正し最小化するための新しい、改
良された方法を提供することである。
本発明においては、特に静電偏向装置を用い
た、電子ビーム管または他の荷電粒子ビーム管が
提供される。このビーム管は、真空にされたハウ
ジングと、該真空にされたハウジングの一端部に
配置されて電子ビームまたは他の荷電粒子ビーム
管を発生するための、電子銃または他の荷電粒子
放出器とを包含している。該荷電粒子放出器とタ
ーゲツト面との間において、ハウジングに固定さ
れた偏向器が荷電粒子ビーム径路の周面に配置さ
れ、その次にレンズが配置されている。該偏向器
は、好ましくは1組または2組の相互に間隔をも
つた8個の導電偏向素子を包含するもので、それ
らの素子が相互に電気的に分離されて、中央の電
子ビーム(または荷電粒子ビーム)の径路の周囲
に環状に配列されているものとする。電子ビーム
または他の荷電粒子ビームをターゲツト面上の所
望点に偏向させるための電気信号を該偏向器に印
加する装置が備えられている。前記レンズは、好
ましくは、蝿の眼形レンズアレイとする。本発明
における改良点は、電子ビームまたは他の荷電粒
子ビームが偏向装置およびレンズを通過する前
に、該電子ビームまたは他の荷電粒子ビームを小
さい発散角で発散させる手段を追加したことであ
る。その配置は、偏向器の入口近くにビームが点
状ビーム源すなわち交差点をもち、コリメートさ
れたビームの場合のように該点が無限遠になるこ
とがないようにされる。所望の該点状ビーム源
は、電子銃または他の荷電粒子放出器をその各種
パラメータの調節により適宜設計することによつ
て制御されうる。該パラメータとしては、例え
ば、電子銃の陽極に形成された孔と電子銃の制御
グリツドとの間の間隔、該孔の寸法および形状、
4極管または5極管構造の形成のためにそれぞれ
1要素または2要素を追加使用すること、電子銃
に印加される付勢電圧値および電子銃から偏向器
までの間隔の調節、がある。あるいは、その代わ
りに、電子銃と偏向器との間の電子ビーム内に集
束レンズまたは直列に配列された2段の集束レン
ズアセンブリを介在せしめ、該集束レンズの集束
素子に印加される付勢電圧値を調節して、電子ビ
ームまたは他の荷電粒子ビームの所望の点状ビー
ム源を形成するようにする。
さらに、必要があれば、前記米国特許第
4142132号に述べられているように、ターゲツト
面における電子ビームスポツトの収差を一層小さ
くするために、使用されている8層偏向器のそれ
ぞれの素子に偏向電圧と共に補正電圧をも印加す
ることができる。この補正電圧は、8個の偏向素
子の選択された諸素子に印加される2つの相異な
る4重極補正電圧と8個の偏向素子の全てに印加
される8重極補正電圧とを包含している。
偏向装置は、好ましくは複合蝿の眼形電子ビー
ム管の粗偏向器を包含するものであり、8層粗静
電偏向器、および、ターゲツト面と該8層粗偏向
器との間に配置された精密微小偏向器の両者と、
該8層粗偏向器と該微小偏向器との間に介在せし
められた蝿の眼形対物レンズアレイとを包含して
いる。本発明の好適実施例はさらに、該対物レン
ズアレイに動的集束電圧を印加する装置を包含
し、この動的集束電圧は、8層粗偏向電圧および
精密偏向電圧の両者から得られる。
(実施例) 本発明の、以上の、およびその他の諸目的、諸
特徴、およびこれらに伴う多くの利点は、添付図
面を参照しつつ行なわれる以下の詳細な説明によ
つて明らかにされる。添付図面のそれぞれにおい
て、同一部品には同一参照番号が用いられてい
る。
第1図には、本発明に従つて構成された、複合
蝿の眼形アレイレンズ式の、電子ビームによるア
ドレス自在メモリ装置(EBAM装置)のブロツ
ク図が示されているが、この装置は前記米国特許
第4142132号の第3図に示され説明されている
EBAM装置に多くの点で対応している。両装置
が類似しているので、米国特許第4142132号の開
示の全体を本出願にとり入れ、該開示において用
いられている参照番号を、本発明の対応部品に対
しても用いる。
第1図のEBAM装置の心臓部は、複数の複合
蝿の眼形電子ビーム管121から成り、該管は多
数存在しうるのであるが、第1図では図を簡単に
するために、これを2つだけ示してある。電子ビ
ーム管121はそれぞれ構造上および動作上同一
のものであるから、その1つについてだけ詳述す
ればよいことになる。それぞれの電子ビーム管1
21は、ガラス、鋼、または他の不透過性金属か
ら成る、真空にされた外側ハウジング部材を包含
し、その内部の一端部には、通常の構造の、デイ
スペンサ形陰極122a、制御グリツド122
b、および陽極122cを有する電子銃122が
取付けられ、点線を含む輪郭により13に示され
ている電子ビームを発生するようになつている。
電子ビーム管121においては、電子光学装置お
よびアレイ光学装置の両者を簡単化するために、
電子銃にデイスペンサ形陰極を使用しているよう
に図示されているが、本技術分野に精通する者に
は明らかなように、タングステンまたは6ホウ化
ランタンなどの他の熱陰極を使用することもで
き、あるいは、もし所望のビーム電流密度を得る
ために必要ならば、電界放出形陰極を使用するこ
ともできる。さらに、電子ビーム管121は電子
ビーム管であるものとして説明してきたが、陽イ
オンなどの電子以外の荷電粒子も、電子銃122
の代わりに陽イオン源を用いるように適当に設計
すれば、電子ビーム管121に利用できることは
明らかである。また、図示されているような密封
された真空管の代わりに、取外せるようになつて
いる、真空化しうる円筒を利用できることも明ら
かである。電子ビーム13は、絶縁体によつて隔
てられ同軸的に配列された有孔金属部材アセンブ
リを包含する集束レンズ123を通つて投射さ
れ、それによつて図示の形状の電子ビーム13が
形成される。電子銃122および集束レンズ12
3には、電子銃電源14から付勢電圧が供給され
る。第1図に示されているように、電子銃の陰極
のフイラメントにはフイラメント電圧VFが供給
され、電子銃の陰極122aおよび制御グリツド
の両者には、陰極電圧―VCが供給される。電子
銃の陽極122cと、集束レンズ123の外側有
孔板素子123aおよび123cのそれぞれとに
対しては、陽極付勢電圧VAが印加さるる。該ア
センブリの中央孔レンズ素子123bに対して
は、該アセンブリを通過する電子ビームの集束お
よび発散を後述のように制御するためのレンズ集
束電圧VLが供給される。集束レンズ123は、
外側諸素子が同電圧にある単レンズ形のものとし
て図示されているが、本技術分野に精通している
者ならば、もし8層粗さ偏向器の入口において電
子銃の陽極と異なる電子または他の荷電粒子に対
する電圧が所望されるならば、単レンズアセンブ
リの代わりに加速または減速レンズを用いること
もできることがわかるはずである。
電子ビームは集束レンズアセンブリを通過した
後、2段式の8層粗偏向器アセンブリに入るが、
このアセンブリは、2つの相異なる直列に配列さ
れた部分17aおよび17bに分割されている。
それぞれの部分17aおよび17bは、前記米国
特許第4142132号の第1図および第3図に関連し
て詳述されている8素子偏向器アセンブリと、構
造も設計も類似している。円錐台形の偏向器アセ
ンブリにおいて、第2部分17bは通常第1部分
17aよりも大きい入口および出口直径を有する
ように設計されるが、極限円筒(入口端および出
口端の両直径が等しいもの)をいずれかの部分ま
たは両部分に使用することもできる。2段の第1
部分である8層粗偏向器17aは、電子ビーム管
13をその中心軸からある角度離れる外向きの径
路に沿つて偏向させる。第2部分17bには第1
部分17aと本質的に同じ諸電圧が印加される
が、それらの電圧は位相が180゜偏移されているの
で、結果として第2部分17bは、電子ビームを
管の中心軸に沿つた元の径路に平行になるように
逆向きに偏向させることになる。2つの部分17
aおよび17bの相対的な長さは、第2部分17
bから出る電子ビームが、EBAM管の中心軸
(従つて電子ビームの中心軸)に再び平行になる
ように選択される。もし所望ならば、前記米国特
許第4142132号に詳述されているように、第2部
分17bの各偏向素子に供給される偏向電圧に調
節自在因子「b」を乗算することによつて、精密
同調を行なうこともできる。
2段の8層粗偏向器アセンブリ17aおよび1
7bによつて偏向せしめられた電子ビーム13
は、微小レンズアレイ125の一部を形成する軸
方向の精密対物小レンズを通過した後、精密微小
偏向器124の複数の開口の平面的アレイの所望
の1つと実質的に同軸的になるような物理的に変
位した位置で、前記粗偏向器アセンブリを出る。
微小レンズアレイ125は、好ましくは単一電圧
形のものとし、直流接地電位を基準とする全ての
偏向信号およびターゲツト信号の動作を容易なら
しめる。微小レンズアレイ125は、同軸的に配
列された3つの導電板から成り、それぞれの該板
は、隣接する板の孔と同軸的に配置された孔のア
レイと、電界の対称性を保つために周辺に配置さ
れた余分の孔とを有している。レンズの公差、特
に孔の丸さは、微小レンズアレイによつて導入さ
れる収差を最小化するために、極めて厳しい眼度
まで制御される。該アレイのそれぞれの孔は精密
微小レンズを画定し、それに続いては精密微小偏
向器124によつて画定される同軸的微小偏向器
口が存在して、個々の微小レンズの選択された1
つを通過した電子ビームを偏向させ、ターゲツト
要素18の所定のx―y平面区域に入射せしめる
ようになつている。
精密微小偏向器アセンブリ124は、前記米国
特許第4142132号に詳述されているように、相互
に直角をなして延長する2組の分離された平行棒
124aおよび124bを包含し、ある微小レン
ズに対してあらかじめ割当てられたターゲツト面
の区域へ、電子ビームを精密にx―y偏向せしめ
る。能動又は受動素子をもたないのMOSターゲ
ツト要素18は、偏向感度のかなりの変動を見込
んでいるので、機械的公差は厳しいものではな
い。書込みおよび読取りの双方に同じ偏向電圧を
用いることにより、読取りの際の、ターゲツト面
上の正確なデータ記憶位置探索が保証される。し
かし、振動に対する感度を最小化するために、機
械的構造を安定なものにすることは重要である。
第1図の、複合EBAM装置に用いられている
ターゲツト要素18は、前記米国特許第4142132
号およびそこに引用されている従来技術の参考文
献に詳述されている、MOSターゲツト要素18
と同様のものである。ターゲツト要素18におい
ては電気的区分化が十分に行なわれて、それぞれ
の区分部のキヤパシタンスは、10MHzの読取速度
程度の高動作速度に適合しうる値まで減少せしめ
られる。ターゲツト要素のビツト記憶密度は少な
くとも0.6ミクロンまで小さくされることがわか
つた。これは、2段の8層静電粗偏向器の組合せ
によつて実現される。すなわち、この組合せによ
つて、電子ビームは微小レンズアレイの所望の1
つに入射せしめられうるようになり、その後それ
ぞれの微小レンズに対するx―y微小偏向器によ
つて、それぞれの微小レンズの視界内の電子ビー
ムの直径に近い大きさをもつスポツト・アレイの
アドレスが行なわれうることになる。これによつ
て、複合形レンズアレイEBAM装置の記憶容量
が著しく増大せしめられる。以上のような設計を
用いることにより、第1図に示されている装置の
アドレス能力は、それぞれのEBAM管において
殆ど6000000スポツトになりうる。このような
EBAM管を用いた記憶装置の容量は、その装置
に用いられているEBAM管の総数によつて決定
される。
第1図に示されている2段式8層粗さ偏向器1
7aおよび17bに課せられる要求は、第1に、
精密微小レンズアレイ125の動作特性が軸外ビ
ームによつて劣化せしめられないように、該粗偏
向器から出る電子ビームが電子ビーム管の中心軸
に平行にならなくてはならないことである。第2
に、粗偏向器による仮想像(すなわち、射出ビー
ムの投射で作られる最小仮想焦点)は、偏向電圧
が変化しても装置の軸から離れてはならない。こ
れは、精密微小レンズアレイ内のそれぞれの微小
レンズの像が移動しないようにして、超安定陰
極/偏向器電圧源の必要性をなくすためである。
第3に、装置の中心軸から半径方向に変位してい
るビーム群、および周辺ビーム群から生じる仮想
像が、非点収差がなくなるように粗偏向器の出口
において一致しなくてはならない。前記米国特許
第4142132号に開示されているEBAM装置におい
ては、もし粗偏向器がコリメーシヨン様式で用い
られれば、これら3条件は全て満たされるものと
推測されていた。コリメーシヨン様式にある場合
には、偏向器に入るビーム束はあたかも偏向器の
入口から無限遠にある点状ビーム源から発生して
いるかのように行動し、偏向器に入るビーム束は
装置軸に平行になり、また偏向器から出るビーム
は該軸と平行にはなるが十分半径方向に変位せし
められて、微小レンズアレイ内の所望の精密微小
レンズと同軸的ならしめられる。詳細に後述され
るように、現在では前記推測は正しくないことが
わかつている。
第1段および第2段の粗偏向器17aおよび1
7bのそれぞれの偏向素子に対しては、8層粗偏
向器電圧発生器21から粗偏向増幅器19(もし
使用されているならば、さらに19aも)を経て
偏向電圧が供給される。x粗アドレスおよびy粗
アドレスはそれぞれ、メモリと共用される中央コ
ンピユータの呼出し装置から、8層組偏向器電圧
発生器21へ供給される。精密偏向電圧は、4層
精密偏向器電圧発生器131から精密偏向増幅器
132を経て、それぞれのEBAM管の精密微小
偏向器の平行棒124aおよび124bへ供給さ
れる。適宜のx精密アドレスおよびy精密アドレ
ス信号は、主コンピユータの呼出し装置から、4
層精密偏向器電圧発生器131へ供給される。電
圧発生器21および131は、米国特許第
1412132号に十分に詳述されている。動的に補正
された対物レンズ電圧VOBJ(C)は、動的集束電圧発
生器22から精密対物微小レンズアレイ125へ
供給される。該発生器22の構造は、第2図に関
連して後に詳述される。しかし、動的集束電圧発
生器22がその動的に補正された対物レンズ付勢
電圧を、精密偏向器電圧発生器131および粗偏
向器電圧発生器21の双方、および対物レンズ電
圧源23から供給される未補正一定電圧VOBJ(O)か
ら導き出していることには注意すべきである。
以上に説明され、また米国特許第4142132号に
開示された電子ビーム管および装置にも関連して
いる、完全にコリメートされた入力電子ビーム
(すなわち、全てが装置の軸に平行になつている
ビーム束)の代わりに、電子ビームが8層静電粗
偏向器を通過する前に小さい発散角でわずかに発
散するビーム束から成るようにすると、それによ
つて電子ビーム管または電子ビーム円筒の残留非
点収差が相当減少せしめられる。この事実は、実
験的にも、またコンピユータ・シミユレーシヨン
によつても確かめられている。27.9cm(11イン
チ)の長さの偏向円錐を用いた8層偏向器を有す
る電子管のシミユレーシヨンに基づき、隅の微小
レンズ(中心から2.758cm(1.086インチ)の距離
にある)における非点収差はガウス平面において
3.9ミクロンから1.5ミクロンまで減少せしめられ
た。第2図に関連して詳細に後述されるように、
動的集束補正を追加して、平行ビーム入力を1.2
×10-4ラジアンの発散角をもつたビーム(点状ビ
ーム源は偏向器の前方12.7cm(5.0インチ)の所
にある)に変えた場合には、非点収差は隅の微小
レンズにおいて2.7ミクロンから0.3ミクロンまで
減少せしめられた。
第1図に示されている本発明の実施例において
は、8層粗偏向器を通過する前の電子ビームに小
さい発散角を導入する装置は、素子123a,1
23bおよび123cによつて形成される集束レ
ンズを包含している。有孔板である素子123b
に印加されるレンズ孔素子電圧VLを適宜に調節
すれば、電子ビームの仮想的点状ビーム源、従つ
て該ビームの発散角を調節することができ、残留
非点収差を最適の最小状態にすることができる。
第1図に示されている1集束レンズ式電子ビーム
管は、後述される第6図の集束レンズなしの電子
ビーム管と比較すると、集束レンズアセンブリの
収容のために、電子ビーム管121の全長が若干
長くなくてはならない。しかし、この長さの若干
の増加は、素子123cに印加される電圧VLの
値を変化させることにより、電子ビームの仮想的
点状ビーム源、従つてその発散角の調節が自由で
あることによつて正当化される。レンズの強度を
変えれば点状ビーム源と像の寸法との両者を変え
ることができるが、これは相互に独立的には変え
られない。
第6図には、集束レンズアセンブリが使用され
ない場合の、本発明の実施例の電子ビーム管の極
めて望ましい設計が示されている。第6図に示さ
れている電子ビーム管は、最も簡単な設計を有
し、(偏向電圧のほかに)電子銃に必要なフイラ
メント電圧、陰極電圧、および陽極電圧しか要ら
ない点で好ましいものである。この第6図の集束
レンズをもたない電子ビーム管は、素子数が最小
なために簡単であり、長さが最も短い。しかし、
第6図の構造においては、5極式電子銃を使用
し、その第1および第2の制御グリツド122b1
および122b2には陰極電圧―VCを印加し、2
つの陽極素子122c1および122c2には陽極電
圧VAを印加することが所望される。この設計に
おいては、電子ビームの点状ビーム源、従つて発
散角は、第2制御グリツド122b2の第1および
第2陽極122c1および122c2のそれぞれから
の間隔、第2制御グリツド122b2の孔の寸法、
および第2陽極素子122c2の8層偏向器入口か
らの間隔、によつて制御される。像寸法は、第2
陽極122c2の孔の寸法を適宜変えることによつ
て制御される。第6図に示されている、集束レン
ズなしの電子ビーム管の欠点は、電子銃の設計パ
ラメータが一旦選択されると、点状ビーム源、従
つて発散角、および電子光学的像寸法の両者が固
定されるため、比較的に自由がきかないことであ
る。
第7図には、複合蝿の眼形電子ビーム管の実施
例121が示されているが、この電子ビーム管は
2段式集束レンズアセンブリを使用しており、こ
れは電子銃122の陽極と、2段式8層偏向器ア
センブリ17aおよび17bへの入口との間に配
置された、第1段アセンブリ1231および第2
段アセンブリ1232を包含している。この2段
式集束レンズアセンブリは、第1および第2集束
レンズアセンブリのそれぞれの、有孔板である素
子123b1および123b2に印加される2つの別
のレンズ電圧VL1およびVL2を必要とする。第2
段の集束レンズアセンブリを導入すると、電子ビ
ーム管121の電子銃から粗偏向部までの長さが
相当に長くなる(第6図に示されている、集束レ
ンズなしの電子ビーム管における電子銃から粗偏
向部までの長さの約2倍になる)。しかし、その
代わりに、集束レンズアセンブリの第1段および
第2段のそれぞれに印加されるレンズ電圧VL1お
よびVL2の両者を操作することにより、点状ビー
ム源(従つて発散角)と像寸法との双方を独立に
自由に変化させうることになる。
第1図、第6図、第7図に関連して上述したよ
うに、2段式8層偏向器の入力において電子ビー
ムをわずかに発散させると残留非点収差の減少と
いう改良が実現される理由は、以下の通りである
と考えられる。軸に沿つた入力ビーム束に対し
て、粗偏向器が全ての電圧において該偏向器の軸
に平行な出力電子ビーム束を生じるように同調さ
れている場合を考える。これは、米国特許第
4142132号に述べられている8層2段偏向器にお
いて実現されるコリメーシヨンの条件である。こ
のように、入力ビーム束が中心軸に沿つて入る場
合は、第3図に示すようにそれぞれの偏向電圧
V、V+δV及びV−δV(δVは小さいものとする)
によつて偏向されて3本のビーム束が得られる
が、これらのビーム束は良好にコリメートされて
おり、理想的な場合の電子ビーム束である。
いま、第3図の理想的な場合と異なり、実際の
場合に生起する第4図のような中心軸に平行な入
力ビーム束(実線)が入る場合を考える。この場
合、軸から外れた入力ビーム束の軌道は、特に偏
向器の最初の部分において、理想的な場合のビー
ム束(破線)の軌道とは相当の差があることがわ
かる。このため、理想的な場合のビーム束は良好
にコリメートされるが、実際の場合のビーム束は
そうではなく、従つてターゲツト面において非点
収差を生じることがわかる。この非点収差は、電
子ビーム束を横切る方向における異方性コリメー
シヨン誤差によつて起こるものと考えられる。こ
の非点収差の存在は、コンピユータ・シミユレー
シヨンによつても、また、実験的観察によつても
確認される。
良くコリメートされたビーム束を用いる代わり
に、第5図に実線で示されているような、適当な
位置にある点状ビーム源から発生する、発散電子
ビームら成る入力ビーム束を用いることができ
る。この場合、わずかに発散するビーム束におけ
る点状ビーム源は、偏向器に入る前の、偏向器の
入口の所、または該入口の少し前の所に配置され
る。このような方式にすれば、第5図からわかる
ように、実際の電子ビーム束の軌道は、理想的な
電子ビーム束の軌道にさらに近づき、従つて、
(前記入口において)発散する実電子ビーム束は
偏向器の出口において異方性コリメーシヨン誤差
が小さくなるので、ターゲツト面における非点収
差が小さくなる。前述のように、このことはコン
ピユータ・シミユレーシヨンによつても、また実
験的観察によつても確かめられている。
発散実ビーム束における点状ビーム源の最適位
置は、粗偏向器のちようど入口の所ではなく、該
入口から偏向器の長さの約15〜20%前であること
が、観察されたいくつかの構造のビーム管におい
て判明した。この変位は、(イ)実ビーム束電圧と
「理想的なビーム束」電圧との間の2次の差(ビ
ーム束においては全てVであり、「理想的なビー
ム束」においてはV±δVである)、および(ロ)実ビ
ーム束と「理想的なビーム束」との軌道が完全に
一致しない事実、から起こる。さらに、発散する
実入力ビーム束を用いる場合には、発散ビームの
点状ビーム源が―∞から偏向器に向かつて移動す
るのに伴つて増大する、それぞれの異なつた軌道
の入力ビーム束に対する偏向器による異なつた度
合の偏向が生じることに注意すべきである。従つ
て、発散ビーム束の点状ビーム源の最終的な選択
は、発散ビーム束の使用による非点収差を最小に
する効果とそれぞれ異なつた軌道をもつ発散ビー
ムによつて生じるそれぞれ異なつた偏向度合を最
小にすることとの妥協によつて行われる。
2段式8層粗偏向器に入る前の電子ビームにわ
ずかな発散を導入するほかに、さらに複合蝿眼形
電子ビーム管121の微小対物レンズアセンブリ
125に対し、動的集束補正電圧を印加すること
により、ターゲツト面における非点収差をさらに
小さくすることができる。米国特許第4142132号
には、動的に補正された集束電圧を、精密偏向電
圧から導き出す、動的集束電圧発生器が開示され
ている。第2図には、第1図の装置に使用するた
めの、改良された動的集束電圧発生器22が示さ
れているが、この発生器の場合は、対物微小レン
ズアセンブリ125に印加される動的に補正され
た集束電圧は、精密偏向電圧と粗偏向電圧との両
者から得られている。第2図に示されているよう
に、第1図の動的集束電圧発生器22は、通常の
市販されている集積回路構造をもつた、1対の入
力乗算増幅器111および112を包含してい
る。乗算器111への入力としては、低レベル精
密偏向電圧VFXが供給され、自身と乗算されて信
号VFX 2となつて、乗算器111の出力に現われ
る。同様にして、乗算器112の入力には、低レ
ベル精密偏向電圧VFYが供給され、自身と乗算さ
れて信号VFY 2となつて、乗算器112の出力に現
われる。乗算器111の出力には、伝達関数CF2
ADFXを有する通常の商業的構造をもつ演算増幅
器113が接続され、その出力に信号CF2ADFX
VFX 2を発生する。ここに、値CF2は、精密偏向増
幅器利得をGFとし、粗偏向器に対する陰極電圧
を−VCとするとき、値GF 2/VCをもつた換算係数
である。また、ADFXは、米国特許第4142132号に
詳述されているように、精密X偏向器の設計パラ
メータによつて決定される定数である。乗算器1
12の出力は、増幅器113と同様の構造をも
ち、伝達関数CF2ADFYをもつ演算増幅器114に
供給され、その出力に信号CF2・ADFY・VFY 2を発
生する。ここに、定数ADFYは、やはり精密Y偏向
器のパラメータによつて決定される定数である。
増幅器113および114の出力は、通常の市販
の構造をもつ加算増幅器116に供給され、増幅
器116は出力として動的精密補正電圧である
CF2(ADFX・VFX 2+ADFY・VFY 2)=(ADFX・VFX 2+
ADFY・VFX 2)/VC=VFDFを発生する。ただし、
ここにVFX=GFVFXおよびVFY=GFVFYは、それぞ
れXおよびY精密偏向板電圧であり、VFDFは該精
密偏向電圧から導き出された動的集束補正電圧で
ある。
粗偏向電圧vXおよびvYは、それぞれ、対応する
乗算増幅器111cおよび112cを経、さらに
演算増幅器113cおよび114cを経て、第2
の加算増幅器116cに供給されるが、これらの
乗算器、演算増幅器、および加算増幅器116c
は全て、精密偏向チヤネルに関して述べた対応番
号の各要素と同じ構造のものであり、ただ粗偏向
電圧vXおよびvYのために動作することだけが異な
つている。加算増幅器116cの出力には、動的
に補正された粗集束電圧VCDFが発生するが、これ
はC2ADF・(vX 2+vY 2)=ADF(VX 2+VY 2)/VCに等し い。ここに、C2は、粗偏向増幅器利得をGとす
るとき値G2/VCをもつ換算係数であり、ADFは定
数であり、VX=GvXおよびVY=GvYはそれぞれX
およびY粗偏向板電圧である。定数ADFは、実験
的にも、またコンピユータ・シミユレーシヨンに
よつても決定でき、点状ビーム源の粗偏向器入口
に対する位置、粗偏向器アセンブリの物理的パラ
メータ、および対物レンズの焦点面の電圧依存
性、によつて決定される。
加算増幅器116の出力に発生した動的精密集
束補正電圧VFDFと、加算増幅器116cの出力に
発生した動的粗集束補正電圧VCDFとは、出力加算
増幅器117へ入力として供給され、その出力に
は動的集束補正電圧VDF=VFDF+VCDFが発生する。
第3の、これも通常の市販の構造の加算増幅器1
18は、以上の説明により明らかにされた、粗偏
向電圧と精密偏向電圧とから得られた動的集束補
正電圧VDFと、第1図の対物レンズ電圧源23か
ら供給される一定な未補正対物レンズ電圧VOBJ(O)
とを加算する。それによつて加算増幅器118は
その出力に動的に補正された対物レンズ集束電圧
VOBJ(C)を発生し、これを電子ビーム管121の複
合蝿眼形対物微小レンズアセンブリ125に印加
する。
以上の説明によつて明らかにされたように、本
発明は、電子ビーム管および電子ビーム円筒等の
類似の荷電粒子装置の画像面における電子ビーム
収差およびその影響を最小にする新しい方法を提
供するものである。本発明の装置は特に、単一管
または単一円筒構造において2段式8層静電粗偏
向器を蝿の眼形微小レンズおよび微小偏向器と共
に用いる、2段式蝿の眼形の電子ビーム管または
取外し自在の電子ビーム円筒に使用するのに適し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、いくつかの、電子ビームによるアド
レス自在メモリ管(EBAM管)の、ターゲツト
面における電子ビームスポツトの収差を動的に補
正し最小化するための改良された方法および回路
装置を説明するための、複合蝿の眼形EBAMの
機態ブロツク図である。第2図は、複合蝿の眼形
EBAM管に印加される粗偏向電圧および精密偏
向電圧の双方から動的集束電圧を導き出して該
EBAM管の対物レンズアレイに印加するための、
本発明に従つて構成された動的集束電圧発生器の
回路構造を示す機能ブロツク図である。第3図
は、米国特許第4142132号に従い、良くコリメー
トされ高度に集束された電子ビームを与えるよう
に設計された従来技術の8層静電偏向器におけ
る、3つのわずかに異なる電圧に対応する、3つ
の最初軸に沿つていたビームの径路を概略的に示
している。第4図は、第3図の電圧径路に対応す
る平行電子ビームの入力径路を電圧径路特性に追
加した、第3図の概略図の改変図である。第5図
は、米国特許第4142132号に説明されている従来
技術において用いられた高度にコリメートされた
ビームとは反対の、本発明による改変である、8
層静電偏向器を通過せしめられるわずかに発散す
る入力電子ビーム束のビーム径路を示している。
第6図は、第1図に示されている装置に用いるた
めの改変EBAM管で、該管の電子銃と8層静電
粗偏向器の入力との間に集束レンズが用いられて
いないものの概略図である。第7図は、第1図に
示されている装置に用いるための、さらに別の設
計のEBAM管で、該EBAM管の電子銃8層静電
粗偏向器との間に2つの直列に配列された集束レ
ンズアセンブリが介在せしめられているものの概
略図である。 13……電子ビーム、17a,17b……8層
粗偏向器、18……ターゲツト要素、21……8
層粗偏向器電圧発生器、121……複合蝿の眼形
電子ビーム管、122……電子銃、123……集
束レンズアセンブリ、124……精密偏向器アセ
ンブリ、125……蝿の眼形対物微小レンズアレ
イ、131……4層精密偏向器電圧発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 真空にされたハウジングと、該真空にされた
    ハウジングの一端部に配置され電子ビームを発生
    する電子銃装置と、該ハウジングに固定され且つ
    該電子ビームの径路の周囲に配置された偏向装置
    と、該電子ビームをターゲツト面上の所望の点へ
    変更させるため該偏向装置に偏向電圧を印加する
    装置と、該偏向装置と同軸的に整列し且つ該偏向
    装置と該ターゲツト面との中間に配置されたレン
    ズ装置と、を有する電子ビーム管を動作させる方
    法であつて、 前記電子ビームが、前記偏向装置および前記レ
    ンズ装置を通過してターゲツト面に入射するのに
    先立つて前記電子ビームを小さい発散角で発散さ
    せることによりターゲツト面上における電子ビー
    ムスポツトの非点収差を最小化することを特徴と
    する、電子ビーム管を動作させる方法。 2 特許請求の範囲第1項の方法において、前記
    電子ビームの発散は、前記電子銃の陽極に形成さ
    れた孔と該電子銃の制御グリツドとの間の間隔、
    該孔の寸法および形状、該陽極と前記偏向装置へ
    の入口との間の間隔、を包含する電子銃の設計を
    適宜に行なうことと、該電子銃に印加される付勢
    電子値の調節により行なう電子ビーム管を動作さ
    せる方法。 3 特許請求の範囲第1項の方法において、前記
    電子ビームの発散は、前記電子銃装置と前記偏向
    装置との間に集束レンズ装置を介在させ、該集束
    レンズが電子ビームを通過させるための中央口を
    有する外側レンズ板素子と内側レンズ孔素子とを
    少なくとも包含しており、前記電子ビームの発散
    が該内側レンズ孔素子に印加される付勢電圧を変
    化させることによつて行なう電子ビーム管を動作
    させる方法。 4 特許請求の範囲第3項の方法において、前記
    電子ビームの発散は、前記集束レンズ装置が、直
    列に配列された第1および第2の集束レンズアセ
    ンブリを含みそれぞれが外側レンズ板素子と内側
    レンズ孔素子とを少なくとも包含し該第2集束レ
    ンズアセンブリの内側レンズ孔素子に印加される
    付勢電圧値を変えることにより行なう電子ビーム
    管を動作させる方法。
JP15677380A 1979-11-09 1980-11-07 Electron beam tube Granted JPS56160748A (en)

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