JPS648618B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS648618B2 JPS648618B2 JP55149124A JP14912480A JPS648618B2 JP S648618 B2 JPS648618 B2 JP S648618B2 JP 55149124 A JP55149124 A JP 55149124A JP 14912480 A JP14912480 A JP 14912480A JP S648618 B2 JPS648618 B2 JP S648618B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluoride
- activated carbon
- perfluoroalkanesulfonyl
- gas
- adsorbed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
本発明は有機化合物の電気化学的フツ素化によ
り得られる炭素数1〜4個の短鎖のパーフルオロ
アルカンスルホニルフロライドの分離方法に関す
るものであり、特に活性炭吸着により水素と電気
化学的フツ素化反応生成物とを分離し、しかる後
活性炭に吸着したフツ素化反応生成物を、例えば
50〜300℃に加熱することにより脱着することを
特徴とするものである。 パーフルオロアルカンスルホニルフロライドを
電気化学的フツ素化反応により製造することは既
に知られている(例えば米国特許第2732398号;
J.Chem.Soc.,1956年第173〜180頁;同1957年第
2640〜2645頁等)。電気化学的フツ素化反応によ
り炭素数1〜4個のパーフルオロアルカンスルホ
ニルフロライドを製造するには、原料としてメタ
ンスルホニルハライド、ブタンスルホニルハライ
ド、スルホレン、スルホラン等が用いられる。 炭素数1〜4個の短鎖パーフルオロアルカンス
ルホニルフロライドは沸点が比較的低く、例えば
トリフルオロメタンスルホニルフロライドの沸点
は−22℃、パーフルオロブタンスルホニルフロラ
イドの沸点は64℃である。従つて炭素数1〜4個
のパーフルオロアルカンスルホニルフロライドを
電気化学的フツ素化法により製造する場合、全部
又はかなりの量が水素ガス等と共に電解槽から排
出されるので、これを分離する必要が生ずる。 今迄に知られている方法としては、排出ガスか
ら冷却凝縮により分離する方法がある。例えばト
リフルオロメタンスルホニルフロライドの場合、
電解槽に接続した凝縮器より出るガスをフツ化ナ
トリウムで脱フツ化水素し、しかる後−180℃ま
で冷却することにより凝縮させて水素と分離し、
さらに蒸留するか、又は水酸化バリウムと反応さ
せて、トリフルオロメタンスルホニルフロライド
又はその誘導体を得ている。このように公知方法
では強度の冷却を行うために設備コストおよび操
業コストが著しく嵩む欠点があり、簡便かつ安価
な分離方法の開発が要望されてきた。 本発明の特徴は電解槽に接続した凝縮器より出
るガスをフツ化ナトリウム或いは水と接触させて
フツ化水素を除去した後、炭素数1〜4個のパー
フルオロアルカンスルホニルフロライド(及びそ
の他の副生物)を活性炭に吸着させることによ
り、水素ガスと分離し、しかる後に活性炭を例え
ば50〜300℃の温度に加熱して吸着物を脱着し、
さらに必要に応じて蒸留又はアルカリ金属水酸化
物との反応により、パーフルオロアルカンスルホ
ニルフロライドを分離回収する点にある。 本発明方法によれば、炭素数1〜4個のパーフ
ルオロアルカンスルホニルフロライドを従来の方
法よりも、簡単な設備および操作で、しかも一層
経済的に分離することが可能である。 例えば、パーフルオロメタンスルホニルフロラ
イドの分離において従来法で−120℃に冷凍して
分離する場合の冷凍電力消費量は、−10℃以下で
は低温になるのに比例して大きくなるので、本発
明方法の電力消費量の約2〜3倍にもなる。 本発明に使用しうる活性炭は、ヤシガラ系、石
炭系、木炭系、合成高分子熱分解系炭素等であ
る。 活性炭にはパーフルオロアルカンスルホニルフ
ロライドの他にフラグメント化したパーフルオロ
カーボン等の物質も吸着されるが、これらの吸着
物は50〜300℃に加熱することにより脱着される
ので、脱着温度を適切に選定することにより、パ
ーフルオロアルカンスルホニルフロライドと分離
することができる。また脱着後の活性炭は繰り返
し使用が可能であり、必要に応じて例えば水蒸気
処理等により再生賦活して再使用する。 さらに本発明方法ではフツ化ナトリウム又は水
による脱フツ化水素処理以外に、必要に応じて亜
硫酸ナトリウム又はゴムシート等による二フツ化
酸素除去処理、塩化カルシウム等による乾燥処理
等を経た後に活性炭吸着を行うことにより、一層
分離効率を上げることもできる。 本発明方法により分離された短鎖パーフルオロ
アルカンスルホニルフロライドおよびその誘導体
は、触媒、農薬、界面活性剤等の製造に用いられ
る。 以下本発明を実施例によりさらに説明する。 実施例 1 極間距離4mmで陽極6枚、陰極7枚のニツケル
板よりなる電極を設置した電解槽に無水フツ化水
素酸(16)及びKF(160g)を装入した。陽極
の有効表面積は4000cm2であり、120Aの負荷にお
いて3.0A/dm2の電流密度に相当する。 電解槽はジヤケツト型冷却器を備えていて、電
解中電解浴温を14〜18℃に保持した。電解槽から
の発生ガスは、−50℃の冷媒を循環した凝縮器に
導き、ここでの凝縮物は電解槽へ戻るように配管
した。 凝縮器の出口ガスは水による洗浄塔、無水塩化
カルシウム充填乾燥塔、無水亜硫酸ナトリウム充
填塔を通過後、−50℃の冷媒を循環したガス冷却
器を経て活性炭吸着塔へ導いた。 活性炭吸着塔は内径8.1cmの鉄パイプに活性炭
(市販品:シラサギ炭Gタイプ,6〜10メツシユ)
を1300g充填したものであつた。 活性炭の脱着は活性炭充填塔を外部からの電熱
加熱により充填塔の温度が290℃に達するまで行
つた。脱着ガスは−40℃の冷媒を循環した凝縮器
へ導きトラツプした。 電解槽にメタンスルホニルフロライド(800g)
を供給し、4.0Vより電解を始めた。320A・Hγご
とに196gのメタンスルホニルフロライドを供給
し、また適時無水フツ化水素を供給して電解を継
続した。電解電圧が8.0Vに達した時点で電解浴
液の精製を行つた。この時点までの全電解時間は
240時間、通電量は28000A・Hγであつた。平均
電流密度は3.0A/dm2であつた。活性炭吸着塔
の入口および出口のガス組成をガスクロマトグラ
フイー分析した代表例を表―1に示した。
り得られる炭素数1〜4個の短鎖のパーフルオロ
アルカンスルホニルフロライドの分離方法に関す
るものであり、特に活性炭吸着により水素と電気
化学的フツ素化反応生成物とを分離し、しかる後
活性炭に吸着したフツ素化反応生成物を、例えば
50〜300℃に加熱することにより脱着することを
特徴とするものである。 パーフルオロアルカンスルホニルフロライドを
電気化学的フツ素化反応により製造することは既
に知られている(例えば米国特許第2732398号;
J.Chem.Soc.,1956年第173〜180頁;同1957年第
2640〜2645頁等)。電気化学的フツ素化反応によ
り炭素数1〜4個のパーフルオロアルカンスルホ
ニルフロライドを製造するには、原料としてメタ
ンスルホニルハライド、ブタンスルホニルハライ
ド、スルホレン、スルホラン等が用いられる。 炭素数1〜4個の短鎖パーフルオロアルカンス
ルホニルフロライドは沸点が比較的低く、例えば
トリフルオロメタンスルホニルフロライドの沸点
は−22℃、パーフルオロブタンスルホニルフロラ
イドの沸点は64℃である。従つて炭素数1〜4個
のパーフルオロアルカンスルホニルフロライドを
電気化学的フツ素化法により製造する場合、全部
又はかなりの量が水素ガス等と共に電解槽から排
出されるので、これを分離する必要が生ずる。 今迄に知られている方法としては、排出ガスか
ら冷却凝縮により分離する方法がある。例えばト
リフルオロメタンスルホニルフロライドの場合、
電解槽に接続した凝縮器より出るガスをフツ化ナ
トリウムで脱フツ化水素し、しかる後−180℃ま
で冷却することにより凝縮させて水素と分離し、
さらに蒸留するか、又は水酸化バリウムと反応さ
せて、トリフルオロメタンスルホニルフロライド
又はその誘導体を得ている。このように公知方法
では強度の冷却を行うために設備コストおよび操
業コストが著しく嵩む欠点があり、簡便かつ安価
な分離方法の開発が要望されてきた。 本発明の特徴は電解槽に接続した凝縮器より出
るガスをフツ化ナトリウム或いは水と接触させて
フツ化水素を除去した後、炭素数1〜4個のパー
フルオロアルカンスルホニルフロライド(及びそ
の他の副生物)を活性炭に吸着させることによ
り、水素ガスと分離し、しかる後に活性炭を例え
ば50〜300℃の温度に加熱して吸着物を脱着し、
さらに必要に応じて蒸留又はアルカリ金属水酸化
物との反応により、パーフルオロアルカンスルホ
ニルフロライドを分離回収する点にある。 本発明方法によれば、炭素数1〜4個のパーフ
ルオロアルカンスルホニルフロライドを従来の方
法よりも、簡単な設備および操作で、しかも一層
経済的に分離することが可能である。 例えば、パーフルオロメタンスルホニルフロラ
イドの分離において従来法で−120℃に冷凍して
分離する場合の冷凍電力消費量は、−10℃以下で
は低温になるのに比例して大きくなるので、本発
明方法の電力消費量の約2〜3倍にもなる。 本発明に使用しうる活性炭は、ヤシガラ系、石
炭系、木炭系、合成高分子熱分解系炭素等であ
る。 活性炭にはパーフルオロアルカンスルホニルフ
ロライドの他にフラグメント化したパーフルオロ
カーボン等の物質も吸着されるが、これらの吸着
物は50〜300℃に加熱することにより脱着される
ので、脱着温度を適切に選定することにより、パ
ーフルオロアルカンスルホニルフロライドと分離
することができる。また脱着後の活性炭は繰り返
し使用が可能であり、必要に応じて例えば水蒸気
処理等により再生賦活して再使用する。 さらに本発明方法ではフツ化ナトリウム又は水
による脱フツ化水素処理以外に、必要に応じて亜
硫酸ナトリウム又はゴムシート等による二フツ化
酸素除去処理、塩化カルシウム等による乾燥処理
等を経た後に活性炭吸着を行うことにより、一層
分離効率を上げることもできる。 本発明方法により分離された短鎖パーフルオロ
アルカンスルホニルフロライドおよびその誘導体
は、触媒、農薬、界面活性剤等の製造に用いられ
る。 以下本発明を実施例によりさらに説明する。 実施例 1 極間距離4mmで陽極6枚、陰極7枚のニツケル
板よりなる電極を設置した電解槽に無水フツ化水
素酸(16)及びKF(160g)を装入した。陽極
の有効表面積は4000cm2であり、120Aの負荷にお
いて3.0A/dm2の電流密度に相当する。 電解槽はジヤケツト型冷却器を備えていて、電
解中電解浴温を14〜18℃に保持した。電解槽から
の発生ガスは、−50℃の冷媒を循環した凝縮器に
導き、ここでの凝縮物は電解槽へ戻るように配管
した。 凝縮器の出口ガスは水による洗浄塔、無水塩化
カルシウム充填乾燥塔、無水亜硫酸ナトリウム充
填塔を通過後、−50℃の冷媒を循環したガス冷却
器を経て活性炭吸着塔へ導いた。 活性炭吸着塔は内径8.1cmの鉄パイプに活性炭
(市販品:シラサギ炭Gタイプ,6〜10メツシユ)
を1300g充填したものであつた。 活性炭の脱着は活性炭充填塔を外部からの電熱
加熱により充填塔の温度が290℃に達するまで行
つた。脱着ガスは−40℃の冷媒を循環した凝縮器
へ導きトラツプした。 電解槽にメタンスルホニルフロライド(800g)
を供給し、4.0Vより電解を始めた。320A・Hγご
とに196gのメタンスルホニルフロライドを供給
し、また適時無水フツ化水素を供給して電解を継
続した。電解電圧が8.0Vに達した時点で電解浴
液の精製を行つた。この時点までの全電解時間は
240時間、通電量は28000A・Hγであつた。平均
電流密度は3.0A/dm2であつた。活性炭吸着塔
の入口および出口のガス組成をガスクロマトグラ
フイー分析した代表例を表―1に示した。
【表】
活性炭にはCF3SO2F以外にSO2F2,CF4等も吸
着される。300℃で脱着後の活性炭の場合、
CF3SO2Fの破過点までのCF3SO2F主成分ガスの
吸着量(デルタローデイング量)は、約400g/
〔活性炭1000g〕であつた。 活性炭吸着塔は適時、新活性炭塔(又は脱着済
みの活性炭塔)と交換し、前記条件で脱着し、脱
着物をトラツプした。 メタンスルホニルフロライド(17900g)を電
解フツ素化して得られた脱着トラツプ物は
(27200g)であつた。脱着トラツプ物中、トリフ
ルオロメタンスルホニルフロライドの含量は
97.0vol%であつた。原料メタンスルホニルフロ
ライド基準のトリフルオロメタンスルホニルフロ
ライドの収率は約95.0%であつた。
着される。300℃で脱着後の活性炭の場合、
CF3SO2Fの破過点までのCF3SO2F主成分ガスの
吸着量(デルタローデイング量)は、約400g/
〔活性炭1000g〕であつた。 活性炭吸着塔は適時、新活性炭塔(又は脱着済
みの活性炭塔)と交換し、前記条件で脱着し、脱
着物をトラツプした。 メタンスルホニルフロライド(17900g)を電
解フツ素化して得られた脱着トラツプ物は
(27200g)であつた。脱着トラツプ物中、トリフ
ルオロメタンスルホニルフロライドの含量は
97.0vol%であつた。原料メタンスルホニルフロ
ライド基準のトリフルオロメタンスルホニルフロ
ライドの収率は約95.0%であつた。
Claims (1)
- 1 電気化学的フツ素化反応により生成する炭素
原子数1〜4個の短鎖パーフルオロアルカンスル
ホニルフロライドを生成ガスより分離するに際し
て、生成ガスをフツ化ナトリウム又は水と接触さ
せてフツ化水素を除去した後、そのガスからパー
フルオロアルカンスルホニルフロライドを活性炭
に吸着させ、次いでその活性炭を50〜300℃に加
熱し吸着パーフルオロアルカンスルホニルフロラ
イドを脱着させることを特徴とする短鎖パーフル
オロアルカンスルホニルフロライドの分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55149124A JPS5772957A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Separation of short-chain perfluoroalkanesulfonyl fluoride |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55149124A JPS5772957A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Separation of short-chain perfluoroalkanesulfonyl fluoride |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5772957A JPS5772957A (en) | 1982-05-07 |
| JPS648618B2 true JPS648618B2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=15468244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55149124A Granted JPS5772957A (en) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | Separation of short-chain perfluoroalkanesulfonyl fluoride |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5772957A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5051568B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-10-17 | 三菱マテリアル株式会社 | ペルフルオロアルカンスルホン酸カリウムの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2732398A (en) * | 1953-01-29 | 1956-01-24 | cafiicfzsojk | |
| JPS53752B2 (ja) * | 1973-03-19 | 1978-01-11 |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP55149124A patent/JPS5772957A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5772957A (en) | 1982-05-07 |
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