JPS648649B2 - - Google Patents

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JPS648649B2
JPS648649B2 JP15949882A JP15949882A JPS648649B2 JP S648649 B2 JPS648649 B2 JP S648649B2 JP 15949882 A JP15949882 A JP 15949882A JP 15949882 A JP15949882 A JP 15949882A JP S648649 B2 JPS648649 B2 JP S648649B2
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JP
Japan
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epoxy
resin
prepreg
anhydride
parts
Prior art date
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Application number
JP15949882A
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English (en)
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JPS5949240A (ja
Inventor
Akira Konishi
Toshinobu Irie
Nagaro Ariga
Hisafumi Sekiguchi
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP15949882A priority Critical patent/JPS5949240A/ja
Publication of JPS5949240A publication Critical patent/JPS5949240A/ja
Publication of JPS648649B2 publication Critical patent/JPS648649B2/ja
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規にして有用なるプリプレグに関
し、さらに詳細には、必須の成分として特定の硬
化性樹脂と繊維質強化材とを含んで成る、とくに
作業性および圧縮成形性に優れるプリプレグに関
する。 一般に、エポキシ樹脂とガラス繊維や炭素繊維
などの繊維質強化材とより成るエポキシ・プリプ
レグは、エポキシ樹脂の耐熱性、耐薬品性、耐水
性、密着性、電気特性および機械特性に優れ、し
かも硬化収縮が小さいこと、他方、プリプレグ自
体が成形材料として取り扱い易いことから、プリ
ント回路基板や航空、宇宙ないしは車輛関連の構
造材料として用いられている。 これらのうち、プリント回路基板用のエポキ
シ・プリプレグは、基材としてはガラス繊維が、
一方、樹脂としては溶剤を含んだエポキシ樹脂
が、主として用いられているが、経済性の改良と
低公害化とのために無溶剤化が望まれている。 また、構造材料用のエポキシ・プリプレグにあ
つても、ガラス繊維や炭素繊維などに含浸させ易
く、しかも成形時間の短縮化が可能なFRPのマ
トリツクスとして用いられるエポキシ樹脂が望ま
れている。 ところで、無溶剤型エポキシ樹脂マトリツクス
としてはポリアミン硬化エポキシ樹脂系、ジシア
ンジアミド硬化エポキシ樹脂系、二塩基酸ヒドラ
ジツト硬化エポキシ樹脂系、多塩基酸無水物硬化
エポキシ樹脂系またはエポキシ基を開環させて硬
化せしめる、いわゆる開環重合硬化エポキシ樹脂
系などが挙げられるが、かかるプリプレグ用マト
リツクスとしてのエポキシ樹脂系に望まれる要件
は、均一であること、繊維質強化材に含浸される
樹脂が、まず含浸用粘度に適合して充分に低粘度
であること、次にポツトライフの長いこと、プリ
プレグそれ自体の安定性が良好なること、しかも
このプリプレグの成形時における硬化速度が大で
あることである。 しかしながら、一般に、ポリアミン硬化エポキ
シ樹脂系の中で、脂肪族ポリアミンを硬化剤とす
る系では樹脂のポツトライフも短く、プリプレグ
の安定性も悪いし、また芳香族ポリアミン硬化系
ではポツトライフは長いものの、樹脂系が不均一
であつたり、均一であつても粘度が高かつたりし
て好ましくない。 ジシアンジアミド硬化系や二塩基酸ヒドラジツ
ト硬化系では、硬化剤と樹脂とが不均一な系とな
り易く、加えて繊維質強化材の含浸にさいしての
低粘度化も困難であつて好ましくない。 また、エポキシ基の開環重合による硬化系で
は、安定なB―ステージ状態を得ることも、繊維
質強化材の含浸に必要な低粘度化もまた困難であ
つて好ましくない。 さらに、多塩基酸無水物硬化系の中で、かかる
エポキシ樹脂用の硬化剤として広く用いられてい
る液状酸無水物を使用した場合には、比較的低粘
度物を与え、しかも樹脂とは均一に混ざり合い、
その上に長いポツトライフと安定なB―ステージ
状態のものが得られるので、当該硬化系はプリプ
レグ用マトリツクスとして好ましいものといえる
が、それでも繊維質強化材の含浸に好適なように
充分に低い粘度のものとするには、特に低粘度液
状エポキシ樹脂のみに限られるし、諸物性上から
すれば好ましいものといえる高粘度または固形の
エポキシ樹脂を使用するには、こうした低粘度化
のために、いわゆる希釈剤を併用することが絶対
に必要になつてくる。 ところが、かかる希釈剤の使用によれば低粘度
化こそ可能とはなるけれども、その反面で、耐熱
性、耐湿性および機械特性などといつた物性が悪
化することになるし、他方、低粘度液状エポキシ
樹脂にしても、これと液状多塩基酸無水物との樹
脂組成物をマトリツクスとして用いた場合には、
一般に、反応速度が小さいために加熱圧縮成形時
の溶融粘度が低くなり過ぎてマトリツクスが流出
して歩留も悪く、しかも加熱圧縮成形時間も長く
なつて生産性が悪くなるといつた難点がある。 しかるに、本発明者らは上述した如き技術的背
景から、多塩基酸無水物硬化系、とくに無溶剤型
の多塩基酸無水物硬化エポキシ樹脂系をマトリツ
クスとして用いたプリプレグについて鋭意研究し
た結果、多塩基酸無水物硬化エポキシ樹脂系とエ
ポキシビニルエステル樹脂とをプリプレグのマト
リツクスに用いることにより、従来の多塩基酸無
水物硬化エポキシ樹脂をマトリツクスとするプリ
プレグの難点が悉く解消され、優れた作業性と成
形性と諸物性とを有するプリプレグの得られるこ
とを見出して、本発明を完成させるに到つた。 すなわち、本発明は平均エポキシ当量が100〜
400なる範囲にある無溶剤液状エポキシ樹脂に多
塩基酸無水物および硬化促進剤を配合させて成る
エポキシ樹脂組成物(A)と、エポキシビニルエステ
ル樹脂(B)とを、(A)対(B)の重量比が95/5〜30/70
となるように配合させて成る樹脂組成物()
と、繊維質強化材()とを必須の成分として含
んで成る、とくに作業性および加熱圧縮成形性に
優れるプリプレグを提供するものであり、こうし
た本発明のプリプレグは上記樹脂組成物()を
必須のマトリツクス成分として、別の必須成分た
る上記強化材()に含浸させて、室温ないしは
それよりも高い温度で熟成せしめることにより得
られるものであるが、上記樹脂(B)には、必要によ
り重合開始剤を配合させて樹脂組成物の形で用い
てもよい。 本発明でいう上記エポキシ樹脂組成物(A)を構成
するエポキシ樹脂として代表的なものを挙げれ
ば、エピクロルヒドリンまたはβ―メチルエピク
ロルヒドリンとビスフエノールA、ビスフエノー
ルFまたはビスフエノールSとから得られるエポ
キシ樹脂;フエノールまたはアルキルフエノー
ル・ノボラツク樹脂のポリグリシジルエーテル
類;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ネオペンチルグリコール、グリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パンまたはビスフエノールAのエチレンオキサイ
ドもしくはプロピレンオキサイド付加物の如き多
価アルコールのポリグリシジルエーテル類;アジ
ピン酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸または
ダイマー酸の如きポリカルボン酸のポリグリシジ
ルエステル類;シクロヘキセンまたはその誘導体
を過酢酸などでエポキシ化させることにより得ら
れるシクロヘキセン系のエポキシ化合物類(3,
4―エポキシ―6―メチル―シクロヘキシル―
3,4―エポキシ―6―メチルシクロヘキサンカ
ルボキシレート、3,4―エポキシシクロヘキシ
ルメチル―3,4―エポキシシクロヘキサンカル
ボキシレート、1―エポキシエチル―3,4―エ
ポキシシクロヘキサンなど)、シクロペンタジエ
ンもしくはジシクロペンタジエンまたはそれらの
誘導体を過酢酸などでエポキシ化させることによ
り得られるシクロペンタジエン系のエポキシ化合
物類(シクロペンタジエンオキサイド、ジシクロ
ペンタジエンオキサイド、2,3―エポキシシク
ロペンチルエーテルなど)、リモネンジオキサイ
ドあるいはテトラブロモビスフエノールAのジグ
リシジルエーテルまたはヒドロキシ安息香酸のグ
リシジルエーテルエステルなどであるが、それら
のうち、当該エポキシ樹脂として用いられるもの
は、それ自体単独で平均エポキシ当量が約100〜
約400なる範囲内にあるもの、あるいは二種また
はそれ以上の混合物の形でこの範囲のエポキシ当
量となるように適宜組み合されたものであつて、
かつ常温で無溶剤液状のものである。 次いで、本発明でいう多塩基酸無水物として代
表的なものを挙げれば、無水フタル酸、ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、
メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラ
ヒドロ無水フタル酸、無水ナジツク酸、無水メチ
ルナジツク酸、無水トリメリツト酸、無水ピロメ
リツト酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水
イタコン酸、無水シトラコン酸、ドデセニル無水
コハク酸、無水クロレンデイツク酸、無水ベンゾ
フエノンテトラカルボン酸、無水シクロペンタテ
トラカルボン酸、5―(2,5―ジオキソテトラ
ヒドロフリル)―3―メチル―3―シクロヘキセ
ン―1,2―ジカルボン酸、エチレングリコール
ビストリメリテート無水物またはグリセリントリ
メリテート無水物などであるが、これらは単独
で、あるいは二種以上の混合の形で用いられる。 また、本発明でいう硬化促進剤として代表的な
ものには、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
ジイソプロピルアミン、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メ
チルエタノールアミン、メチルジエタノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミン、ノニルアミ
ン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルア
ミノプロピルアミン、α―ベンジルジエタノール
アミン、2,4,6―トリス―ジメチルアミノメ
チルフエノールもしくはそのトリ―2―エチルヘ
キシル酸塩、2―ジメチルアミノメチルフエノー
ル、ピリジン、ピペリジン、N―アミノプロピル
モルホリン、1,8―ジアザビシクロ(5,4,
0)ウンデセン―7またはそれとフエノール、2
―エチルヘキサン酸、オレイン酸、ジフエニル亜
燐酸もしくは有機含燐酸類との塩類の如き各種ア
ミン類;2―メチルイミダゾール、2―イソプロ
ピルイミダゾール、2―ウンデシルイミダゾー
ル、2―フエニルイミダゾール、2―フエニル―
4―メチルイミダゾール、1―ベンジル―2―メ
チルイミダゾール、イミダゾールとCu、Niもし
くはCoなどの金属塩錯体、2―メチルイミダゾ
ールをアクリロニトリルと反応させて得られるシ
アノエチレーシヨン・タイプのイミダゾールまた
はそれらとトリメリツト酸との付加物もしくはジ
シアンジアミドの反応物の如きイミダゾール類;
BF3―モノエタノールアミン、BF3―ベンジルア
ミン、BF3―ジメチルアニリン、BF3―トリエチ
ルアミン、BF3―n―ヘキシルアミン、BF3
2,6―ジエチルアニリン、BF3―アニリンもし
くはBF3―ピペリジンの如きBF3―アミン錯体
類;1,1―ジメチルヒドラジンを出発原料とす
るアミンイミド化合物;トリフエニルホスフアイ
トの如き燐化合物またはオクチル酸錫の如き有機
酸金属塩類などがある。 さらに、本発明でいう前記エポキシビニルエス
テル樹脂とは、ビスフエノール・タイプのエポキ
シ樹脂またはノボラツク・タイプのエポキシ樹脂
などの如き前掲した如き各種エポキシ樹脂の単
独、とくにこれらビスフエノール・タイプまたは
ノボラツク・タイプの樹脂のそれぞれ単独と、あ
るいは各種タイプの混合物、とくにビスフエノー
ル・タイプノボラツク・タイプとの両樹脂の混合
物と、下記する如き不飽和一塩基酸とを、エステ
ル化触媒の存在下で反応させて得られるエポキシ
ビニルエステルを、必要ならば重合性ビニルモノ
マーに溶解せしめた樹脂を指称するものである。 ここにおいて、不飽和一塩基酸として代表的な
ものにはアクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、ク
ロトン酸、モノメチルマレート、モノプロピルマ
レート、モノブチルマレート、ソルビン酸または
モノ(2―エチルヘキシル)マレートなどがある
が、これらは単独でも二種以上の混合においても
用いることができる。 そして、これらエポキシ樹脂と不飽和一塩基酸
との反応は従来公知の方法により行なわれ、かく
して得られるエポキシビニルエステル樹脂は、必
要ならば、慣用の重合性ビニルモノマーに溶解さ
せて安定な樹脂溶液とされるが、重合性ビニルモ
ノマーのうちでも代表的なものとしてはスチレ
ン、ビニルトルエン、t―ブチルスチレン、クロ
ルスチレンもしくはジビニルベンゼンの如きスチ
レンおよびその誘導体;2―エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ウラリル(メタ)アクリレー
ト、2―ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
もしくは2―ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レートの如き(メタ)アクリル酸の低沸点エステ
ルモノマー類;またはトリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,4―ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレートもしくは1,6―ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリレートの如き多価
アルコールの(メタ)アクリレート類などが挙げ
られ、これらは単独であるいは二種以上の混合物
として使用される。 本発明における前記樹脂(B)を構成するエポキシ
ビニルエステル樹脂を調製するにさいしては、樹
脂調製中のゲル化を防止する目的や、生成樹脂の
保存安定性あるいは硬化性の調整の目的で重合禁
止剤を使用することが推奨されるが、かかる重合
禁止剤として代表的なものを挙げればハイドロキ
ノン、p―t―ブチルカテコール、モノ―t―ブ
チルハイドロキノンの如きハイドロキノン類;ハ
イドロキノンモノメチルエーテル、ジ―t―p―
クレゾールの如きフエノール類;p―ベンゾキノ
ン、ナフトキノン、p―トルキノンの如きキノン
類;またはナフテン酸銅の如き銅塩などである。 ところで、このようにして得られる両(B)成分樹
脂は触媒を使用することなく、単に加熱するだけ
で充分硬化させることもできるが、必要ならば、
ベンゾイルパーオキサイド、p―メンタンハイド
ロパーオキサイド、t―ブチルパーベンゾエー
ト、1,1―ジ―t―ブチルパーオキシー3,
3,5―トリメチルシクロヘキサノンなどの有機
過酸化物を重合開始剤として用いることができ、
こうした場合には、本発明における当該(B)成分は
樹脂と重合開始剤とから成る樹脂組成物として観
念できる。 そして、特定の平均エポキシ当量の範囲内にあ
る無溶剤液状エポキシ樹脂に多塩基酸無水物およ
び硬化促進剤を配合させて成る前記のエポキシ樹
脂組成物(A)と、エポキシビニルエステル樹脂(B)と
の、さらに必要ならば、重合開始剤をも加えた形
の樹脂組成物(B)との重量比率は、要求される特性
や作業上の条件などによつて適宜選定すればよい
が、(B)成分の割合が大きくなりすぎるときは、エ
ポキシビニルエステル樹脂自体の物性に近いもの
となり、(A)成分たる多塩基酸無水物硬化エポキシ
樹脂の特性である、たとえば硬化収縮が小さいと
いう良さが損われる結果となる。 したがつて、両成分(A)対(B)の重量比は95/5〜
30/70、好ましくは95/5〜70/30なる範囲が適
当である。 成分(A)と成分(B)とは、それぞれ別々に調製され
たのち混合してもよいし、あるいは成分(A)中のエ
ポキシ樹脂または多塩基酸無水物に、まず成分(B)
たるエポキシビニルエステル樹脂、必要ならば重
合開止剤を混合したのち、次いで残余の(A)成分化
合物を加えるという方法も採れるので、各成分化
合物の配合順序は限定されるものではない。 また、かくして得られる本発明プリプレグを構
成する樹脂組成物()中には、内部離型剤また
は顔料などの慣用の添加剤を添加することも可能
である。 他方、本発明のプリプレグを構成する前記
()成分たる繊維状強化材として代表的なもの
を挙げれば、ガラス繊維、炭素繊維または芳香族
ポリアミド系繊維などであるが、これらのうちま
ずガラス繊維としては、その原料面から、E―グ
ラス、C―グラス、A―グラスおよびS―グラス
などが存在しているが、本発明においてはいずれ
の種類のものも適用できる。 次に、炭素繊維としてはポリアクリロニトリル
系繊維、セルローズ系繊維、ピツチ、芳香族炭化
水素またはカーボンブラツクなどを原料として製
造されるものが挙げられるし、また芳香族ポリア
ミド系繊維とは多官能の芳香族アミンと芳香族多
塩基酸との反応によりアミド結合を有する重合体
から作られるものであり、代表的な重合体として
は、ポリ―p―フエニレンテトラフタルアミドま
たはポリ―p―アミノベンズアミドなどが挙げら
れる。 これらの繊維質強化材()は、その形状によ
りロービング、チヨツプドストランドマツト、コ
ンテイニアスマツト、クロス、ロービングクロ
ス、サーフエシングマツトおよびチヨツプドスト
ランドがあるが、上掲した如き種類や形状は、目
的とする成形物の用途および性能により適宜選択
されるものであつて、必要によつては二以上の種
類または形状からの混合使用であつてもよい。 本発明のプリプレグを得るにさいして、繊維質
強化材()の容積比率はプリプレグの30〜70%
なる範囲内が適当である。 そして、本発明のプリプレグを得るには、室温
またはそれよりも高い温度で前記強化材()に
前記樹脂組成物()を含浸させてシート状にし
たものを、離型用シートでサンドイツチ物とな
し、同様に室温またはそれよりも高い温度で熟成
させてB―ステージ状態まで増粘せしめるという
方法によるのがよい。 かかる手法で得られた本発明のプリプレグは、
次いで加熱圧縮成形させることにより所望の成形
物を与えるが、このさい、必要によつては、成形
用金型から離型したのち、さらに後硬化を施すこ
ともできる。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明する。以下において、部および%は特に
断りのない限りは、すべて重量基準であるものと
する。 実施例 1 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンとの反
応により得られたエポキシ当量が190なるエポキ
シ樹脂16.9部、テトラブロモビスフエノールAと
エピクロルヒドリンとの反応により得られたエポ
キシ当量が370なるエポキシ樹脂26.5部、メチル
テトラヒドロ無水フタル酸26.6部、ベンジルジメ
チルアミン0.7部、テトラブロモビスフエノール
Aとエピクロルヒドリンとの反応により得られた
エポキシ当量が370なるエポキシ樹脂のメタクリ
レート(60%)とスチレンモノマー(40%)とよ
り成るエポキシビニルエステル樹脂30部および
「パーヘキサ3M」(日本油脂(株)製の重合開始剤)
0.6部を混合せしめて樹脂組成物を調製した。こ
のものの粘度は650cpsであり、臭素含有率は20%
であつた。 次いで、この樹脂組成物の40部をガラスクロス
の60部に含浸させたのち40℃で約30時間熟成せし
めて、タツク・フリーなるプリプレグを得た。 しかるのち、このプリプレグの9枚と銅箔とを
重ねて40Kg/cm2なる圧力下に160℃で30分間加熱
圧縮を行なつた。 かくして得られた銅張積層板についての諸物性
を第1表に示す。 比較例 1 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンとの反
応により得られたエポキシ当量が190なるエポキ
シ樹脂の20.8部、テトラブロモビスフエノールA
とエピクロルヒドリンとの反応により得られたエ
ポキシ当量が370なるエポキシ樹脂の42.2部、メ
チルテトラヒドロ無水フタル酸の37.0部およびベ
ンジルジメチルアミンの0.6部を混合して樹脂組
成物を調製した。 ここに得られた粘度が2100cpsで、臭素含有率
が20%なる樹脂組成物の40部を60部のガラスクロ
スに含浸させたのち、40℃で約40時間熟成せしめ
て、タツクフリーなるプリプレグを得た。 以後、このプリプレグを用いるように変更した
他は、実施例1と同様にして、比較対照用の銅張
積層板を得た。 この積層板についての諸物性の結果は第1表に
示す。 比較例 2 この例は、難燃性プリント回路基板用として慣
用されている、溶剤型ジシアンジアミド硬化エポ
キシ樹脂系を用いた、比較対照用の銅張積層板の
作製についてのものである。 まず、ビスフエノールAとテトラブロモビスフ
エノールAとエピクロルヒドリンとを反応させて
得られる、臭素含有率が21%でエポキシ当量が
485なるエポキシ樹脂のメチルエチルケトン溶液
(不揮発分=80%)の125部と、アセトンの34部
と、別に4部のジシアンジアミドおよび0.2部の
ジメチルベンジルアミンを30部のメチルセロソル
ブに溶解させて得られた硬化剤溶液とを混合して
樹脂組成物を得た。 次いで、この樹脂組成物をガラスクロスに含浸
させたのち、160℃で5分間熟成させて、タツク
フリーなるプリプレグを得た。 以後、加熱圧縮時間を1時間に変更して本例の
プリプレグを用いた他は、実施例1と同様にして
銅張積層板を得た。 この積層板についての諸物性を第1表に示す。
【表】 実施例 2 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンとの反
応によつて得られたエポキシ当量が190なるエポ
キシ樹脂の100部、メチルテトラヒドロ無水フタ
ル酸の87部およびベンジルジメチルアミンの1部
と、別にフエノール・ノボラツク樹脂とエピクロ
ルヒドリンとの反応により得られたエポキシ当量
が182なるエポキシ樹脂のメタクリレート(70%)
とスチレンモノマー(30%)とより成るエポキシ
ビニルエステル樹脂の46部と、「パーヘキサ3M」
の0.9部とを混合せしめて樹脂組成物を調製した。 次いで、この樹脂組成物の30部を炭素繊維ロー
ビングの70部に含浸させ、一方向のシート状物と
なしたのち、40℃で約40時間熟成せしめてプリプ
レグを得た。 しかるのち、このプリプレグの3枚を加熱圧縮
(50Kg/cm2、160゜/6分間)成形を行なつたのち、
電熱乾燥機で170℃に1時間なる後硬化を行なつ
た。 次いで、かくして得られた成形物についての諸
物性は下記の通りであつた。 曲げ強度 192Kg/mm2 曲げ弾性率 13600 〃 層間剪断強度 9.2 〃 引張強度 188 〃 引張弾性率14000 〃 実施例 3 実施例2で得られた樹脂組成物の40部をカツト
長が1インチなるチヨツプドストランド・グラス
に含浸させたのち、40℃で約30時間熟成せしめ
て、シヨア―A型硬度計で75〜85なる硬度を有す
る、タツクフリーで屈曲可能なプリプレグを得
た。 以後も、このプリプレグを用いるように変更し
た以外は、実施例2と同様にして成形物を得た。 次いで、この成形物についてJIS規格に従つて
物性の評価を行なつた処、下記の通りであつた。 曲げ強度 47Kg/cm2 曲げ弾性率 1580 〃 引張強度 26 〃 引張弾性率 1640 〃 伸び率 2.0 % 比較例 3 フエノール・ノボラツク樹脂とエピクロルヒド
リンとから得られるノボラツク・タイプのエポキ
シ樹脂のメタクリレート、スチレンモノマーおよ
び「パーヘキサ3M」の使用を一切欠如した以外
は、実施例2と同様にして樹脂組成物を調製し
た。 次いで、この樹脂組成物の40部をカツト長が1
インチなるチヨツプドストランド・グラスの60部
に含浸させたのち、40℃で約40時間熟成せしめ
て、シヨア―A型硬度計で75〜85なる硬度を有し
た、タツクフリーで屈曲可能なプリプレグを得
た。 以後は、この比較対照用のプリプレグを用いる
ように変更した以外は、実施例3と同様にして成
形を行なつた処、マトリツクスの流出が多く、ま
た成形物には泡が多く残つていたし、しかも離型
後において室温まで冷却する途中で成形体が変形
してしまつて、物性の評価ができるような代物で
はなかつた。 実施例 4 実施例3で得られた樹脂組成物の40部をガラス
繊維のコンテイニアス・マツトの60部に含浸させ
たのち、40℃で約40時間熟成せしめてプリプレグ
を得た。 次いで、このプリプレグの3枚を用いるように
変更した以外は、実施例2と同様にして成形物を
得た。 この成形物についての諸物性を示せば、下記の
通りであつた。 体積抵抗率 6×1015Ω・cm 煮沸2時間後の体積抵抗率 2×1014 〃 曲げ強度 52Kg/mm2
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 () 平均エポキシ当量が100〜400なる範
    囲にある無溶剤液状エポキシ樹脂に多塩基酸無
    水物および硬化促進剤を配合させてなるエポキ
    シ樹脂組成物(A)と、 エポキシビニルエステル樹脂(B)とを、 (A)対(B)の重量比が95/5〜30/70となるよう
    に配合させて成る樹脂組成物と、 () 繊維質強化材 とを必須の成分として含んで成る、作業性および
    圧縮成形性に優れるプリプレグ。
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